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美唄市議会 平成19年第2回定例会 2007年6月18日

(1)市政運営について/(2)まちの活性化について/(3)衛生行政について

2007年6月18日、美唄市議会の一般質問で、本郷幸治議員が「市政運営について」「まちの活性化について」「衛生行政について」について質問し、市長 桜井道夫が答弁しました。

質問者
本郷幸治 議員
答弁者
市長 桜井道夫

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 12番 本郷幸治

平成 19 年第2回定例会にあたり、大綱3点市長にお伺いします。大綱の1点目は、市政運営について、その一つとして三位一体改革についてであります。国と地方の税財政制度を見直す三位一体改革は、平成 19 年度からは地方に本格的に税源移譲がなされる最初の年であり、その意味で地方主権元年でもあります。選択と集中、一方で競争と格差など、様々な課題が交錯する中で、行政力と議会力、そして市民力が競い合い、一体となって地方分権の更なる推進に向け、自立と協働のまちづくりに向けてチャレンジしなければなりません。こうした背景から、市民の皆さん方は、税源移譲により行政サービスに熱い、また、かつ厳しいまなざしを受けることになりますが、改めて市長に認識をお聞きします。その2つとして、財政の健全化についてであります。このたびの夕張ショックを受けて、多くの美唄市民の皆さんが、自分たちの住む自治体は大丈夫だろうかとの不安の声が上がる中、国においても破綻に至る前段階で悪化した自治体財政を早めに健全化する、地方財政健全化法が6月 15 日に成立しました。この法案について、何点かお聞きします。1つには、従来の再建法制との主な見直しのポイント、2つには、今後のスケジュール、3つには、すべての自治体が公表を義務付けられています、4つの財政指標の美唄市の実態についてお伺いします。大綱2点目は、まちの活性化について、その1つとして「頑張る地方応援プログラム」についてであります。総務省は新年度から、魅力ある地方の創出に向けて、支援措置を新たに講ずる「頑張る地方応援プログラム」を取りまとめました。この制度は、地方にとって地域の特色を生かした施策を推進する絶好のチャンスになると期待できますが、まずこの制度の概要についてお聞きします。また、本市での具体的なプロジェクトの取り組み状況、特にその目的と具体的な成果指標、全体の事業費はどのくらいかかるのか、そして実施に至るまでの市民周知、市民参加を含めての今後の具体的なスケジュールはどのようにお考えなのかお伺いします。その2つとして、中心市街地活性化について、この問題につきましては、私は、改選前からかつての美唄の顔でありました、既存商店街の極端に疲弊した現状を踏まえつつ、何度も議会で取り上げてきました。今日、本市の置かれています、商業全体の販売額の減少は、市内外の大型店の出店や撤退、または、消費者の他市への流出人口の増加等も影響を受けています。こうした問題は、一商店または商店街だけの問題にとどまらず、やがては、その地域にとっての社会的な問題になりつつあります。こうした中で、国は「歩いて暮らせるまちづくり」を基本として、昨年の8月にまちづくり三法が改正されました。人口減少・超高齢化時代に対応できる新たな中心市街地活性化基本計画の作成と、計画の早期実現に向けて取り組まなければならないと認識しています。現在の本市の取り組み状況と、今後の具体的なスケジュールはどのようになっているのでしょうか、お聞きいたします。大綱3点目は、衛生行政についてお尋ねします。はしか予防についてであります。今年の4月から、関東を中心に 10 代から20 代の若者層を中心にはしかが流行し、空知管内では、滝川市に多いとの流行も報道されています。幸い、本市においての発症はないと確認しているものの、危機管理の観点から、今後の十分な予防策を講じていくことが大事であると考えます。予防の手立てとして、昨年の予防接種法改正によるはしか、風疹の混合ワクチンの2回接種率を向上させることが重要と考えます。そこで、本市においてのはしか予防の考え方、昨年から実施している2回目の接種率の取り組みの状況について市長にお伺いします。

答弁 市長 桜井道夫(市長は2010年6月まで)

本郷議員の質問にお答えします。初めに、市政運営について、三位一体改革についてでありますが、税源移譲については、平成 19 年度において、所得税から個人住民税への一体的な税制改正により、本格的な税源移譲がなされたところであります。税源移譲により市民の負担と受益がより身近なところで明確になり、市民の皆さんが納得し信頼する効率的で効果的な市政運営が一層求められるものと認識しております。なお、近年、自治体間の財政格差が拡大しており、国から地方に税源を移譲するだけでは地域間の格差はますます大きくなり、地方の財政は成り立たなくなるものと認識しております。このため、市長会などを通じて、偏在性の少ない税源による地方税の充実強化とあわせ、地方交付税の総額確保並びに財政調整機能の見直しなどについて、強く要望してまいりたいと考えております。次に、財政の健全化についてでありますが、地方公共団体の財政の健全化に関する法律は、6月 15 日に成立いたしましたが、従来の再建法制との主な見直しの内容については、健全化判断指標について、連結ベースの視点や負債等ストックを対象とした指標が新たに盛り込まれ、あわせて情報開示の徹底が規定されたこと、早期の段階での健全化を促進するため、健全化計画策定において議会の議決や外部監査の義務付けが盛り込まれたところであります。今後のスケジュールについては、年内中に政省令で、財政指標の詳細な算定方法や早期健全化並びに再生段階の基準等が定められ、平成 19 年度決算から健全化判断比率の公表を、平成 20 年度決算から本格的に適用される運びとなっております。4つの健全化判断比率につきましては、あくまで現段階における試算でありますが、平成 18 年度決算見込みベースで申し上げますと、1つ目の実質赤字比率は、普通会計は黒字決算を見込んでおり該当いたしません。2つ目の連結実質赤字比率は、市立美唄病院の不良債務などにより 19.9%と試算しております。3つ目の実質公債費比率は、平成 17 年度は23.6%であり、平成 18 年度については、現在分析中でありますが、概ね同程度と見込んでおります。4つ目の将来負担比率については、詳細の取り扱いについて、今後省令で示されることから、現段階では試算できないところであります。次に、まちの活性化について「頑張る地方応援プログラム」についてでありますが、この制度は、「魅力ある地方」づくりに向け、前向きに取組む地方自治体に対し、国が支援措置を講ずるものであります。制度の基本的な枠組みとしては、地方公共団体がプロジェクトを策定し、公表することとされており、各プロジェクトごとに具体的な成果目標を掲げることが求められております。また、支援措置の内容としては、プロジェクトに要する経費が特別交付税の対象となるとともに、取組みの成果に対しては、普通交付税の算定に反映されることになります。本市の応募内容といたしましては、既存事業をもとに4つのプロジェクトを設定し、「総合的子育て支援プロジェクト」では子育ての広場運営事業など4事業、「観光振興・交流プロジェクト」では観光振興事業など7事業、「環境保全プロジェクト」では宮島沼自然環境保全基礎調査事業など4事業、「安全・安心のまちづくりプロジェクト」では自主防災組織育成事業など8事業で構成し、4年間の事業費総額は2億 4,658 万円となっております。成果指標としては、「子育てしやすいと思う市民の割合」「合計特殊出生率」「観光入込客数」「宮島沼来訪者数」「自主防災組織数」の5つを設定し、プロジェクトの内容とともにホームページで公表したところであります。プロジェクト推進に当たっては、「協働」の考え方に基づき、市民参加をいただきながら進めてまいりたいと考えております。今後のスケジュールといたしましては、8月から9月にかけて第2次募集があり、本市では、本定例会に補正予算としてご提案しました「地域ICT利活用モデル構築事業」を追加する予定であります。具体的支援措置の時期については、年度内に明らかにされるものと考えております。次に、中心市街地活性化についてでありますが、昨年、まちづくり三法の都市計画法と中心市街地活性化法が改正されたことに伴い、昨年 11 月に商工会議所が中心となり、商業者や金融機関、市の部長職など 19 名で構成されます「中心市街地活性化協議会設立準備委員会」が組織され、平成 17 年に策定した「中心市街地活性化基本計画」を基に、新法に基づく中心市街地の具体的な活性化策を検討してまいりました。準備委員会では、これまで「コンパクトで賑わいあふれるまちづくり」を基本的な方向性とした上で、「時速3キロメートルのまち」をテーマと定め、本年秋頃を目途に検討結果をまとめることになっております。市といたしましては、この結果を踏まえ中心市街地の活性化に向けた方向性を検討してまいりたいと考えております。次に、衛生行政について、はしか予防についてでありますが、はしかの治療については、症状を和らげる対症療法が主なものであり、ワクチン接種により予防することが最善と考えております。昨年の予防接種法改正により、ワクチンの免疫効果を高めるため、麻疹・風疹混合ワクチンは2回の接種となり、1回目は生後 12 カ月から 24 カ月未満の幼児、2回目は就学前の1年間に接種することとなりましたので、本市においては広報メロディや保育所・幼稚園の年長児への周知、さらに就学前健診の通知にあわせてワクチンの接種勧奨に努め、昨年度は 94.8%の接種率となったところであります。次に、接種率向上に向けての取り組みについてでありますが、現在市立病院と労災病院の小児科において、予防接種が受けられるよう体制を整備しているところであり、今後におきましても、乳幼児期の健診や家庭訪問等を通じて予防接種の周知や勧奨を行うなど、様々な機会を通して接種率向上に向けた取り組みに努めてまいりたいと考えております。

出典:美唄市議会 平成19年第2回定例会 2007年6月18日 議事録 PDF(16ページ) 間違いを知らせる