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足寄町議会 令和5年第4回定例会 2023年12月17日

北海道横断自動車道について

2023年12月17日、足寄町議会の一般質問で、木村明雄議員が「北海道横断自動車道について」質問し、町長 渡辺俊一が答弁しました。

質問者
木村明雄 議員
答弁者
町長 渡辺俊一

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は町のサイトの一般質問の一覧の表記です。

質問 7番 木村明雄

それでは、議席番号7番。議長のお許しを頂きましたので、北海道横断自動車道について質問をいたします。北海道横断自動車道、これは網走線、足寄から北見間79キロ、当初計画となっております。2015年に北見西から訓子府間、17年には訓子府から陸別小利別区間が開通し、足寄陸別間31キロは費用対効果が見込めないとし、06年に当面着工はしないと事業が凍結されておりました。現在、北海道開発局によりますと、足寄陸別間31キロ区間、正式に事業再開すると発表がありました。渡辺町長、髙橋議長をはじめ北海道横断自動車道十勝地区早期建設促進期成会、有識者の多くの皆さんの御尽力があればこそと考えます。これについてお尋ねをいたします。1、足寄陸別31キロ区間、費用対効果が見込めないと凍結した区間を、なぜ現在、事業再開が決定されたのか、その理由について情報があればお伺いをいたします。2、十勝オホーツク横断道完成後には、観光振興、物流の効率化、福祉・医療の充実、災害時の代替ルートが考えられますが、我が町にとって大きなメリットはどのようなもの、何が考えられるのか。具体的な案があればお伺いをいたします。3、この横断自動車道ができることにより、町なかを通らず、我が町への客足が素通り現象を起こさなければよいが、これがちょっと心配であります。これについてもお伺いをいたします。

答弁 町長 渡辺俊一

木村議員の「北海道横断自動車道について」の一般質問にお答えします。まず、1点目の凍結された区間が事業再開された理由についてですが、平成28年8月の豪雨災害で道央圏と道東圏を結ぶ主要道路網が寸断された際、十勝産の生乳が旭川・紋別自動車道などを迂回して苫小牧港へ輸送されたことで、広域的な迂回路の重要性が再認識されたことが大きな要因となったほか、北海道横断自動車道足寄町から陸別町陸別間が平成18年2月に国土開発幹線自動車道建設会議において、当面着工しない区間とされて以降、各期成会などを通じ、地域一体となって事業再開に向けた要望活動を続けたことが実を結んだものと考えております。これらの理由により、令和3年4月に国土交通省が策定した「防災・減災、国土強靱化に向けた道路の5か年対策プログラム」で早期の整備が必要とされ、その後、同年7月に開催された北海道開発局事業審議委員会において、災害時の迂回路確保や農産物などの物流効率化を図るために事業の再開が妥当と判断され、事業が再開されることとなりました。2点目の足寄から陸別間開通の我が町にとっての大きなメリットについてですが、最大のメリットは国道が通行止めとなった際の代替路確保であると考えております。足寄陸別間の国道242号は並行する代替路がないため、交通事故や冬期交通障害などで通行できなくなった場合に大きな影響が生じることが想定されるほか、河川洪水浸水想定区域図においては、足寄陸別間の国道242号の約90%が浸水範囲となっており、災害時の孤立防止や救助活動のために、高速道路が非常に有効であると考えております。3点目の「足寄陸別間開通によって足寄町への客足が素通りするようにならないか」の御質問につきましては、平成15年の足寄インターチェンジ開通後、国道241号を通る車が減少した事例があり、足寄陸別間開通によっても人の流れは変わるものと思われます。特に他のまちを観光やビジネスの目的とする方は、一刻も早く到着しようと高速道路を使用し、足寄町を素通りして目的地へ向かうことが想定されます。一方で、足寄陸別間の開通や本別ジャンクションのフル整備化などで道東エリアの広域周遊観光活性化が図られるため、道内外の観光客誘致も期待されます。足寄陸別間の延長が31キロメートルと非常に長く、開通までには長い期間を要すると見込まれますが、足寄町へ人を呼び込むことができるような魅力あるまちづくりを今から進めていく必要があると考えております。高速道路開通を見据えた取組を検討するため、11月2日に町内12団体・企業による「まちづくりネットワーク会議」が発足したことから、町としても民間主導の当該会議の取組へ積極的に参画するとともに、必要な支援を図ってまいりたいと考えておりますので、御理解賜りますようお願いを申し上げ、木村議員の一般質問に対する答弁とさせていただきます。

再質問 7番 木村明雄

ここで再質問をいたします。さきの質問と重複するところもあろうかと思いますが、確認のため御容赦願いたいと思います。まず、道東自動車道は帯広、音更から池田、本別、足寄区間の開通が1999年、平成11年10月に開通しておりますが、次は北海道横断自動車道、これは十勝オホーツク道は北見から足寄まで高規格道路の建設計画があり、私たちは夢と希望を抱きながら、これからは帯広、札幌方面、または網走、北見方面へと行くにも大変便利になる、近くなると、そんな期待をしたものでありました。しかし、北見陸別間までは建設するが陸別から足寄間については経済効果が見込めないとし、この事業は凍結となりました。近年隣接町も年々人口減になっております。膨大な予算をつけて建設はさらに一層経済効果が見込めないものではないかと、私は考えたわけでありますが、これについて町長はどのようなお考えか、所見を伺いたいと思います。

答弁 町長 渡辺俊一

高速道路は都市間と都市間を結ぶ非常に重要な交通網ということになりますけれども、その中では非常に都市と都市とを結んで時間を短縮だとか、そういったものが図られるということで、非常に大きな効果があるものというように考えています。とりわけ、足寄町でいきますと、足寄からもちろん国道が241と242があって、オホーツク方面、それから釧路方面、それから十勝管内と、ちょうどその中間地点ということで非常に交通の要所ということで、昔から交通量が多く、いろいろな方たちが釧路に行ったり、オホーツク方面、北見方面だとかに行ったりだとか、そういった部分で多くの方が足寄を通過してるという形でおりました。それが高速道路ができることによって、さらに交通が便利になるというところがやはり大きなものになってくるのかなというように思っています。今までも、先ほどお話ししましたけれども、この高速道路がつながることによって、防災面でもダブルネットワークというように言ってますけれども、迂回路、国道がもしも駄目になっても高速道路があるだとかというような形で、別な交通網ができるということで、そういった利用が図られると。町民というか住民の方たち、地域の住民の方たちに安心感がもたらせられるという部分ですとか、それから観光面にあっても、いろいろなところに遊びにだとか、いろいろなところを見に行ったりだとか、それからいろいろなおいしいものがあればそういったところに食べに行ったりだとか、そういったことが高速道路を使うことによって、時間短縮することができて、今まで遠くてなかなか一日日帰りでは行けないなと思われるような人であっても、高速道路を使って行くことができるですとか、あと医療関係にあっても、高速道路があることによって、より大きなまちの専門の病院に行ったりすることができるですとか、いろいろな利便性があるというところであります。もちろんもともとこの道路については昔から、かなり以前から高速道路網ということで予定化はされていたところでありまして、これはやはりつながって初めて効果が出てくるということになるというように思っています。ですから、ところどころで高速道路ができてということでありましたけれども、少しずつ延びていくことによって、最初は利用者が少なかったけれども、つながることによって利用者がだんだんだんだん増えてきているという実態もありますから、これはやはりつながっていくことによって、もっと利用もされるしというようなことになって、さらに効果というのは上がってくるものというように思っています。ですから、昔足寄町と陸別の間については費用対効果と、そういったもので考えてくると少なかったというものも、だんだんそういうことでつながっていくことによって利用者も増えるという、そんなこともあって増えてきている部分などもあるのかなというように考えているところでありまして、町としても地域の沿線の方たちと期成会などもつくって、以前から要請活動等を行ってきているところでありますけれども、今事業が再開されましたけれども、実際にはまだ31キロもありますので結構整備していくまでには、開通するまでには時間がかかると思いますので、整備促進に向けて要請活動はこれからも行われていくのかなというように思っているところであります。以上でございます。

再質問 7番 木村明雄

それでは、次の質問をいたします。北海道開発局は陸別から足寄間31キロ、今町長もおっしゃっておられましたけれども、31キロ区間、これが着工決定の発表がありました。そこで、土地の買収、それから設計ルート等について、調査が完了しているものと考えますが、そこで、いつから着工し、いつ頃完成するのか、この辺について情報があればお伺いをしたいと思います。

答弁 町長 渡辺俊一

既に調査も行われておりまして、今後また測量ですとか、それから用地の測量だとかが行われて、実際に用地を取得するだとか、そういったことがこれから行われていくという形になるかというように思います。ただ、工事がいつから始まるのかということだと思いますけれども、それについてはまだまだ分かっておりません。きちんと詳細設計が出来上がって、用地が取得されていけば、工事は始まっていくものというように考えておりますけれども、それがいつになるのかというのは、工事が実際着工するのがいつになるのかというのはまだはっきり分かっておりません。陸別と小利別の間、ここもまだ完成していませんので、まだ多分工事は引き続き行われてくるということになれば、陸別までがある程度完成のめどが見えてくる頃にならないと、実際に工事がいつ頃始まるのかというのが分からないのかなというように思っています。ただ、陸別が完成しなくてもこっち側着手するよということがもしかしたらあるかもしれませんけれども、そういう詳細なことについてはまだ何も聞こえてきてはいないという状況であります。以上でございます。

再質問 7番 木村明雄

それについては分かりました。それでは、次の質問をいたします。この高速道路が完成したなら、観光振興、物流の効率化、福祉、医療の充実、災害時の代替ルート等が考えられますが、現在我が町の一番の難題である人口減対策、または移住・定住対策について、大きなメリットに期待するところでありますが、これについて町長の所見を伺いたいと思います。

答弁 町長 渡辺俊一

高速道路ができることによって、足寄町が近くなるということが考えられるのかなというように思っています。そういったことでいきますと、先ほども言いましたように、足寄町で何か、足寄町を目指していこうというようなことをやはりつくれば、先ほども言いましたように、日帰りでも来ることができるだとか、遠くからでもですね、そういったことが可能になってくるのかなというように思っています。そういうことで、今後の足寄町のまちづくりという部分でも高速道路ができることによって、3点目の質問の部分もありますけれども、素通りされてしまうのではないかというような御心配だとか、そういったことも以前よく聞かれていたところでありますけれども、そういうことがないような、足寄町に来てもらえるような、そういうメリットというのをやはりきちんとつくらなければならないのだというように思っています。そういったところが、今後の課題になってくるかなと、まちづくりの課題にもなってくるのかなというように思うところであります。以上でございます。

再質問 7番 木村明雄

それでは、次の質問をいたします。私はこの高速道路が開通することにより大いに期待するところでありますが、半面心配なところもあります。それは高速道路が開通することにより、町なかを通らず、高速道路上一直線に走り抜け、まちには寄らずに今まで以上に町なかの客足が遠のいてしまう現象が起きる可能性があるのではないかというふうにも考えます。高速道路が開通することにより、ドライブインまたは商店街が閉鎖してしまったところもあると聞いております。我が町もそのようなことのないよう、今から真剣に取り組んでいかなければならないと考えますが、これについて先ほど町長が言ってましたけれども、これについても所見を伺いたいと思います。

答弁 町長 渡辺俊一

足寄町のメリットといった部分での話の中で、先走って答えている部分もありますけれども、以前は高速道路ができることによって、札幌とつながることによって、ストロー現象といって、地域の人たちが全部札幌に吸い取られていくのではないかというような、そんな御心配などもずっとあって、高速道路ができることによって、地域がまた衰退するのではないかだとかというようなことが言われておりました。そういうこともありますけれども、実際例えば身近なところでいくと、音更の道の駅だとか、高速道路のすぐそばであれだけのお客さんを集めることができているというような状況ですとか、遠軽でしたかね、遠軽も本当に高速道路のすぐそばに道の駅があるのですけれども、あそこはスキー場もあったりとか、いろいろなアクティビティーというか、遊べるところもあるのですけれども、そういうところも高速道路のインターチェンジ降りたらすぐ道の駅があって、すごいお客さんがいっぱい来られているというようなところがあったりとか、高速道路ができたから人が降りないか、みんな素通りしていくかというと、そうではないのかなというように思っています。先ほど申し上げましたように、ビジネスですとか、もう目的地が完全に決まっていて、なるべく早くそこに行きたいなと思っている人たちは確かに素通りするのかもしれませんけれども、そういうビジネスだとかではなくて、例えば観光だとか、そういったもので、いろいろなところでちょっと降りてみて、いろいろなまちもちょっと見てみたいなとかと思われる方たちについては、やはり魅力のあるものがきちんとあれば降りていただけるのかなというように思っています。もっと言えば、足寄町の足寄インターのところまで、あそこまでは高速道路ですので料金かかります。ですが、ここ足寄に降りて足寄から先に行くということになると料金かからないということです。北見方面から来ると、北見方面から来て足寄までは料金がかからないですとか、そういったちょうど境目のところにあるわけですから、そういったことも利用しながら、うまく足寄に降りていただくという、そういうことができないかなというように思っています。平成3年7月ですかね、高速道路が事業再開になりますよという話ができたときに、まちの方から足寄町をパーキングエリアにしたらどうかと、足寄町内まち全体をパーキングエリアにしたらいいのではないのかと。ぜひ足寄に降りてもらってということでお話がありました。そうではなくて、ただ車止めてトイレに寄ったりだとか、ちょっと休憩するだけではなくて、サービスエリア化ということで考えてはどうなのだろうかと。もっと足寄に降りてもらって、足寄で遊んだりだとか、食べたりだとか、もちろん休息もしたりだとか、そういうことができるまちにしたらどうなのだろうかということで、そのときはお話しさせていただいて、ぜひそういうまちづくりを、そういう形にしていってはどうなのかということでお話をさせていただきました。商工会長さんだとかともいろいろとお話をさせていただいて、ぜひまちに降りてもらう。足寄町を目的地にしてもらうと、そういうことを考えていったほうがいいのではないかという話で、先ほども申し上げましたけれども、まちづくりネットワーク会議をつくって、これは役場だとか商工会だとかだけではなくて、町民の方皆さんからいろいろな御意見を頂きながら、そういうまちづくりをしてはどうかということで会議をつくっていただきました。11月2日にやっとできたのですけれども、これからいろいろな方たちに集まっていただくような機会をつくって、それぞれの団体の長だけではなくて、若い人だとかそういった人たちの意見、いろいろな意見を頂きながら、この後まちづくりをどうしていくのか。足寄のまちの中に人をもっと集まっていただくような、そういった取組をしていったほうがいいのではないかと、そういうことをこれから考えていきたいなというように思っているところであります。以上でございます。

再質問 7番 木村明雄

北海道横断自動車道、十勝オホーツク道で高規格道路であります。これについては、将来に向け、我が町も大きく期待をするところでありますが、また一方では、心配な面も多々あろうかと考えます。最後に、町長の願い、それからまた思い、それがあるとするならばお伺いをして終わりたいと思います。

答弁 町長 渡辺俊一

せっかく高速道路が来るということになるわけですから、このことをきっかけにまちづくりをどうしていくのかというのをきちんと考えなければいけないのかなというように思っています。先ほども言いましたように、足寄には魅力的な資源はいっぱいあると思うのです。里見が丘公園もそうですし、それからネイパルなどもそうですし、道の駅などもそうですし、松山千春さんがいたりだとか、それからちょっと離れますけれども、雌阿寒岳ですとか、それからオンネトー、それから放牧酪農牛乳だとかいろいろ、見ても遊んでも、それから食べてもというようなことでいくと、いろいろな楽しみが足寄町に来たらありますよというのを、高速道路ができることをきっかけにもっともっとアピールしながら、さらに今まであるいろいろな魅力のある資源を磨きをかけるというか、ですとか、もっと新たな魅力のある資源を探していくだとか、そういったことをまちの中で皆さんで、町民の方たち皆さんで考えながら、それを実現していけるような形になるといいなというように思っているところであります。そういった少しずつ会議もできてきてますから、そういう取組をこれからできればなというように思っているところであります。以上でございます。

再質問 7番 木村明雄

これにて、私の質問を終わります。

出典:足寄町議会 令和5年第4回定例会 2023年12月17日 議事録 PDF(13ページ) 間違いを知らせる