みんなの議会

足寄町議会 令和5年第4回定例会 2023年12月17日

地域包括ケアシステムの現状と課題

2023年12月17日、足寄町議会の一般質問で、進藤晴子議員が「地域包括ケアシステムの現状と課題」について質問し、町長 渡辺俊一が答弁しました。

質問者
進藤晴子 議員
答弁者
町長 渡辺俊一

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 10番 進藤晴子

議長のお許しを頂きましたので、通告書に従い一般質問をさせていただきます。件名、地域包括ケアシステムの現状と課題。足寄町は、平成22年より地域包括ケアシステム「医療と介護、保健、福祉の連携システム」の構築を推し進め、医療機関の役割分担、介護では高齢者等複合施設むすびれっじを建設するなど、居宅生活を支えてきています。令和7年には新しく特別養護老人ホームを完成予定であり、安心して暮らせるまちづくり体制は整ってきているようです。しかし、当町は65歳以上高齢者人口のピークは過ぎたものの、今後、高齢者を支える世代が急激に減少すると見込まれています。また、しばらくは要介護認定者数が増加していく見込みです。「いくつになってもひとりになっても安心して暮らせる愛のまち」、高齢者を地域で支える協働のまちづくりをどう進めていくのか。地域包括ケアシステムの現状と課題を伺います。1、医療職・介護職・ほかボランティア等の人材不足の現状。・足寄町国保病院の医師・看護師・ほか医療従事者。・各福祉施設の介護福祉士・ケアマネジャー。・生活支援コーディネーター・ボランティア。2、足寄町国保病院と介護施設の連携状況。足寄町国民健康保険病院、特別養護老人ホーム、ケアハウス、介護老人保健施設、認知症グループホーム、むすびれっじ。3、地域包括支援センターの配置職種と人数・業務内容。4、介護予防・生活支援の現状。・訪問型サービス。・通所型サービス。・介護予防ケアマネジメント。・地域リハビリテーション活動支援事業等です。よろしくお願いします。

答弁 町長 渡辺俊一

進藤議員の「地域包括ケアシステムの現状と課題」の一般質問にお答えします。1点目の「医療職・介護職・他ボランティア等の人材不足の現状」についてですが、足寄町国民健康保険病院における医師及び医療技術者は、現在おおむね充足している状況にありますが、看護職は依然として慢性的な人手不足の状況が続いております。そのため、様々な方法により採用活動を行っているところであり、引き続き医療人材の安定的な確保に向けた取組を進めてまいります。次に、各福祉施設の介護福祉士やケアマネジャーについてですが、介護福祉士等の介護人材不足に伴う人材の確保は全国的な課題であり、本町においても常時求人募集をしている事業所があるほか、町内のケアマネジャーだけで対応できないため、町外の事業所に対応いただいているケースもあることから、慢性的な人材不足は否めない状況となっております。生活支援コーディネーターにつきましては、本町ではNPO法人に委託しコーディネーター1名を確保しており、地域活動へ参画し地域住民のニーズ把握等をしています。また、介護支援ボランティアにつきましては、社会福祉協議会に委託し、ボランティアの登録や活動支援等を行っていますが、新型コロナウイルス感染症の感染防止のため、福祉施設等での活動を制限せざるを得なくなり、活動の場の減少に伴って活動者数も減少している状況となっております。2点目の「足寄町国保病院と介護施設の連携状況について」ですが、いくつになってもひとりになっても安心して暮らせるよう、医療と介護、保健、福祉の連携システムを推進しており、国保病院は町内唯一の有床病院として、各介護施設との連携は重要であると考えております。連携の現状ですが、一例として、毎週1回、地域包括支援センターと特別養護老人ホームの職員が国保病院のカンファレンスに参加し、特別養護老人ホーム入所者が治療完了後に施設へ戻る際、病院との情報共有をすることで、入所者の適切な支援へつなげるようにしています。また、むすびれっじにつきましては、国保病院退院後、自宅で生活することが不安な方がいた場合に、国保病院と施設が連携して、一時的にむすびれっじの生活支援長屋を利用し、その後自宅へお戻りいただくための支援を施設設置当初から継続して行っております。なお、後日行政報告をさせていただきますが、本町の介護事業の一翼を担っていただいている介護療養型老人保健施設あづまの里が令和6年3月末日をもって廃止することとなったことから、本町としましても、利用者の転所等について、あづまの里と情報を共有し、連携を図りたいと考えております。3点目の「地域包括支援センターの配置職種と人数、業務内容」についてですが、現在は保健師2名と主任介護支援専門員1名、理学療法士1名、認知症予防支援員1名、介護予防支援員1名の計6名となっています。主な業務内容といたしましては、介護予防サービスの計画書を作成するケアマネジメント業務、各種団体や老人クラブ等で健康教育や健康相談を行う一般介護予防事業、介護認定や介護保険サービスに関すること等の各種相談に応じる総合相談、要介護認定の新規申請やサービス未利用者等の認定更新に伴う要介護認定調査、認知症に関する正しい知識の啓発や行方不明になった高齢者の速やかな発見・保護の対策を行う認知症支援事業のほか、権利擁護事業、ケアマネジメント支援事業、在宅医療介護連携事業、地域ケア会議等となっています。4点目の「介護予防・生活支援の現状」についてですが、町内においては、訪問型サービスとして足寄町社会福祉協議会が介護支援や家事支援のサービスを提供しており、年々需要が高まっている状況ですが、ヘルパーの人員が限られていることから、介護度の高い方を優先するなど調整をしています。通所型サービス、いわゆるデイサービス事業につきましては、要支援認定者は外出の機会や交流を目的とし、要介護認定者は入浴や排せつ介助などの身体的介助の支援を目的としており、近年の利用者は横ばいとなっておりますが、町内においては事業所の受入人数が限られていることから、優先度を勘案して受入れしている状況となっております。介護予防ケアマネジメントにつきましては、要支援段階の方などが受けることができるサービスを、適切に提供されるようマネジメントを行うもので、地域包括支援センターが担っており、近年では軽度のサービス利用者が増加傾向にあります。地域リハビリテーション活動支援事業につきましては、地域包括支援センターに配置している理学療法士が地域の自主活動グループ等への活動支援等を行い、地域の介護予防の促進を図っております。本町における65歳以上の人口のピークは過ぎましたが、85歳以上の高齢者人口は令和17年まで増える見込みであるため、今後さらに医療人材、介護人材の確保が重要となってまいりますが、地域で高齢者を支える仕組みも必要であると考えておりますことから、関係機関と連携し、安心して暮らせるまちづくりに努めてまいりますので、御理解と御協力を賜りますようお願い申し上げ、進藤議員の一般質問に対する答弁とさせていただきます。

再質問 10番 進藤晴子

では、再質問をさせていただきます。今回この質問をするに当たって、足寄町も第7次計画を今策定中、そしてこのピンクの足寄町の高齢者保健福祉計画・介護保険事業計画というのが令和3年度から5年度ということで、今評価をされている段階とお伺いしております。ということで、ほとんどまちの地域ケアシステムのハードとソフトでいえば、箱物のハードは出来上がってきていると、私は感じまして、では今回は中身はどうなのだろう、町民の意識はどうなのだろう、そういうソフト面での質問を私は考えておりましたが、急遽三意会の老健が閉じるというお話をいただきまして、まずは今後の質問の内容に関わってまいります。先にそちらのほうを質問させていただいて、議長、よろしいでしょうか。

再質問 10番 進藤晴子

ありがとうございます。では、質問させていただきます。三意会が3月に閉じるというお話を先週聞きまして、報道にも載りました。町長のお話も載っております。町は一人一人の入所者さんが困らないように対応していくと述べられております。大変大事なことで、今一番それが大事なことなのかもしれません。なので、具体的に今現時点、どのようにお考えになっているのか。どのようにフォローしていこうと思っていらっしゃるのか、決まっていること、お考えをお聞きしたいと思います。

答弁 町長 渡辺俊一

今進藤議員からお話あったように、老健あづまの里が来年3月末をもって廃止をするということになりまして、新聞報道でもきっと御覧になっている方が多くいらっしゃるだろうというふうに思っております。その中で、3月に老健がなくなり、そこで今四十六、七人ぐらいの方が入所されているということでありますから、まずは一番大事なのは今入所されている方たちがこの後老健が、あづまの里が廃止になった後どうなっていくのかというところがやはり一番大事なところかなというように思っております。新聞等でもきっと御覧いただいているというように思いますけれども、あづまの里さんのほうで基本的に四十六、七名ぐらいの方たちが次にどこに入所なり入院なりできるかという、そういう枠を基本的には確保しているということで聞いております。家族の方たちと老健が廃止になるということで、その説明をされるという話もしておりますので、多分今入所されている方たちの状況というのは、一番把握されているのはあづまの里さんの施設のほうであるというように考えておりますので、基本的にはあづまの里さんの施設のほうでその人その人に合った次の施設というのを考えていただけるというように思っております。ただ、そういう中で一定程度枠がきちんと確保されているので、今後の次の老健なり、何か違う病院なりというようなところに入所がされていくのだろうというように思ってますけれども、その中でやはりそういうところでなくて違うところを希望されるような方たちがもしかしたらいるのかもしれないなというように思っております。そういう方たちについては、やはり町もきちんと一緒に相談に乗りながら、次の施設がどういうところがいいのか、家族の方たちですとか、実際入所されている方、それから今状況を一番よく知っている施設の方、そういった方たちときちんと話をしながら、次の入所されていく、そういった方たちの支援というのを一緒に相談しながらやっていこうというように考えております。以上でございます。

再質問 10番 進藤晴子

ありがとうございます。枠は取ってある。新聞の報道を見ましても、確かに枠は取っていらっしゃる。さすがだなと。46人の枠をいろいろ頼んで、入所されている方というのは介護だけが必要な人、でもあそこは老健ですので医療ケアが必要な人、それが引き受けてくださるところ、病院なのか施設なのか、その辺のことを踏まえた上でベッド数だけは確保したというのはさすが三意会さんだなと、私は本当に思いました。先に感謝申し上げたいのは、この12年介護事業が国が診療報酬、介護報酬アップダウンする中で、町から援助を受けながらもこの12年間頑張ってやってこられたというのは、本当に敬意を表するところであり、本当に感謝申し上げたいと思った上で、今回この話がなったときに、いや大変だろうなと。一人一人の人と施設、病院を結びつけるというのは結構大変な業務になると思います。このお話を受けたときに、その中でもベッドは確保している、すばらしいなと思いながら、たまたまそこの説明を受けた方のお話を聞くことができました。一人一人違うとは思いますが、その方はある程度の医療ケアの必要な親御さんがいらっしゃってという話で、3件ぐらいの病院をどうですかということで提示されましたと。ただ、そこで自分の親が移るときに、移ったときに、どのぐらいのお金がかかるのか。そこでどういうサービスが受けられるのか、具体的なことを提示してもらえないと判断に苦しむと。高齢者の方がもちろん多いので、身内も高齢者の方も多いと思います。たまたま若い方であったにしても仕事をしております。そして、この暮れです。12月の年の瀬になって、さあ1週間以内に返事をくださいと言われましたと。そう言われても動けないです。なので、安心したと同時に、これは大変なことなのだなというのは私は感じました。町は一人一人にフォローしていくということなので、ましてや町はいろいろなお話を聞いていたわけですよね。去年の春から相談を受けていた、そういうこともあり得るということで、相談を受けていたということなので、こうなることを見据えた上での対応策というのは、今考えてなかったのかどうか。その辺もちょっと私お聞きしたいところです。お願いします。

答弁 町長 渡辺俊一

基本的にはやはり、先ほども言いましたけれども、入所されている方たちの状況を一番よく分かっているあづまの里さんが一番いいところを紹介をし、そして家族の人たちとお話をしながら決めていくということになるのかなというように思っています。そういうことで、一定の四十六、七人ぐらいの方がいらっしゃるということですから、一人一人のお話を例えば聞いたりしても結構次のところを決めていくということは大変なことで、町のほうでもいろいろと相談を受けたりしても、簡単にすぐに、ではここだとか決まっていかないということもいっぱいあるのかなと思っています。そういったことも含めて、47人もいらっしゃるわけですから、その方たち一人一人を次の適切な場所に転院なり転所なりしていただくというのは大変なことだというように考えておりまして、町としても一定の短期間でそういうことができるかどうかというのは非常に不安に思っていたところであります。今回、12月にそういうことでお話があって、来年の3月までということで3か月間の中でそういう動きをしていかなければならないということで、この3か月というのも結構あるようでないというか、長いようで結構短くて、実際四十六、七人もいるとすれば大変なことなのだなというようには思っているところであります。町としてはもう少し長い期間を見ながら、そういうことができたらいいのかなと、ソフトランディングという言い方もどうかなとは思いますけれども、一定の期間、もうちょっと取ってやれないかなというようなこともちょっと考えたりもしておりましたけれども、やはり施設とも相談した中で、この3か月間の中で何とか、3か月というか、そうですね、12月今月話しして1、2、3ですから、3か月ちょっとぐらいの間でそういったことを決めていかなければならないといったところは非常に大変な部分なのかなというふうに、町としても感じているところでありまして、全ての人たちということではなくて、人によってはうまく次の施設に移動ができるかもしれないし、そうではなくて、なかなか次の施設を決めるのは大変だなという人たちもやはりいるかもしれないというところで、簡単に決まる人たちはきっともってあづまの里さんと家族の方たちで話しすれば次にというように決まっていくのだろうと思いますけれども、決まっていかないところだとかという、ちょっと考えなければならないなという人たちの部分については、町としても相談だとか乗ったりすることはやはり必要だろうというように考えているところであります。以上でございます。

再質問 10番 進藤晴子

3月までの短いか長いか、その期間を有効に使ってやっていかれるということですけれども、もう1週間以内に答えを出してほしいというような、本当にそうだったかは分かりません。そういうお話だったので。せっぱ詰まっている人が中にいるのですよね。そういう人の窓口というのは設けてもらえないのでしょうか、取りあえずです。

答弁 町長 渡辺俊一

1週間以内とかというところはちょっと私どもでは把握していない部分ですので分かりませんけれども、この後三意会さんの中でも、さっきも言いましたように家族の方たちといろいろ相談しながらというところですけれども、その中で町にも少し相談したいだとかということになれば、窓口ということでいけば今までも含めて福祉課のほうで相談に乗っておりますので、相談については福祉課のほうで相談をさせていただくということになるというように思っております。以上でございます。

再質問 10番 進藤晴子

分かりました。誰に相談もできないような人が中にはおります。一人で親御さんを見ていらっしゃる方もいます。そんなときに、一方的に言われたと感じてしまうような状況だと思います、そうではないかもしれないのですけれども。そういう場合には福祉課のほうに行って、まずは相談してほしいということでお伝えしてよろしいですね。はい、分かりました。ありがとうございます。では、その46人、新聞報道でも46人と出ておりましたが、その中で足寄町内の入るところは多分国保病院か特別養護老人ホームかとなるのですけれども、何人か決まっていらっしゃる方いますでしょうか。

答弁 町長 渡辺俊一

老健ですから、次の施設ということになると国保病院か特養かというような話になるかというように思っておりますけれども、今段階でそういう方たち、あづまの里に入所されている方たちが特養ですとか病院だとかに入るだとか、そういったところはまだ決まっておりません。今のところ、転所をしなければならないということで特別養護老人ホームに入るだとか、国保病院に入院するだとか、そういうところはまだ何も決まっておりません。以上でございます。

再質問 10番 進藤晴子

分かりました。今これから出てくるかもしれないということですね。分かりました。それと、もう一つ、いいですか。

再質問 10番 進藤晴子

職員のほうですね。職員の再雇用、もし御希望がある方であれば町で引き受けたいという、そういう希望もあるということで出てましたが、その辺のことではどういうふうに職員さんにアプローチをしていく、いつ頃からアプローチしていく予定でしょうか。

答弁 町長 渡辺俊一

今、あづまの里さんで働いている方たち、来年の3月で施設がなくなるということになると、今働いている人たちは次どうしようかということになるわけなのですけれども、一番大事なのは今入所されている方たち、そして次にはそこで働いている人たち、そして三つ目には今後の老健がなくなった後のどうしていくのかというようなことがやはり課題としてあるのかなと思っておりますけれども、二つ目の働いている人たちの部分については、施設を12月4日ですかね、職員の方たちに伝えますよということで、あづまの里さんのほうで話があって、そのときに次の働き先でもしも町のほうでもそういう求人があるのであれば、三意会さんのほうでも職員の人たちに伝えてあげますよと、伝えますよということで言っていただいてますので、町としても先ほどから話がありますように、介護人材であったり医療人材であったり、決して十分に足寄町内でいらっしゃるということではないので、できる限り足寄町の中で仕事をしていただけるものであれば仕事していただきたいなというように思っておりまして、そういったところで取りあえず医療人材の部分の、言ってみれば看護師さんだとかなのですけれども、そこの部分については町でもこういう人材を募集してますよというところは既にお示しをさせていただいて、多分三意会さんの中で職員の皆さんに、町でもこういう人たちを募集してますよということを言っていただいているのかなというように思っております。あと、介護士の部分でありますけれども、介護人材についても町としてはできるだけ確保できればなと、今現在でも十分ではないという部分もあって、介護職員についても募集をしたいなというように思っております。せっかく足寄で今まで働いてこられた方たちですから、足寄でまた引き続き仕事をしてもらえるような、そんな取組をしたいなというように思っておりまして、条件も含めて少し中身を、こういう条件だったら足寄でも働いてもいいなと思えるような少し条件にしなければならないのかなというようにもちょっと思っておりまして、そういう条件も含めて少し検討しながらなるべく早い段階で町で介護人材を募集してますよというような形でお示しをして、もしも残っていただけるような人がいれば、ぜひとも足寄で働いていただきたいなというように考えているところでございます。以上でございます。

再質問 10番 進藤晴子

はい。

出典:足寄町議会 令和5年第4回定例会 2023年12月17日 議事録 PDF(26ページ) 間違いを知らせる