みんなの議会

足寄町議会 令和6年第4回定例会 2024年12月16日

「昨日は1番の質問事項の中で、外来患者数と人数を確認させていた…」

2024年12月16日、足寄町議会の一般質問で、進藤晴子議員が質問し、国民健康保険病院事務長 川島英明、町長 渡辺俊一が答弁しました。

質問者
進藤晴子 議員
答弁者
国民健康保険病院事務長 川島英明、町長 渡辺俊一

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 10番 進藤晴子

では、議長のお許しをいただきましたので、昨日に引き続き、再質問のほうをさせていただきたいと思います。まず、昨日は1番の質問事項の中で、外来患者数と人数を確認させていただきました。その中で、思っていた以上に外来患者数は増え、現在では、入院患者数はベッドが半分ぐらいしか埋まっていないという現状をお伺いさせていただきました。ということで、今日は2番から質問させていただきたいと思います。2番の経営指標の推移なのですが、経営指標の推移から、足寄町国保病院の現状をもう一回ちょっと探っていかせていただきたいと思います。私がこの比率を見たときに、自分で調べたときに、かなり思ったよりも数値が低いなという印象でした。特に、修正医業収支比率ですが、令和5年度は42.2%、ずっとそのぐらいで継続しているのですけれども、では、一体どのぐらいがいいのかというところが分からなくて、北海道の各病院、同じぐらいの自治体の大きさ、その辺をちょっと比べてみたのですが、やはりみんな低いのです。でも、物の本によっては、70%以下は抜本的な改善が必要だと出ております。修正医業収支比率は、医業収益から他会計の負担金を引いたものが、医業費用の中でどのぐらいを占めるかというものですが、一般会計から繰入金をするので、どうしても分かりづらい部分がございます。ただ、これを見ると、なるほど、自分たちが稼いだお金の中でやっていけていないのだなというのがよく分かります、ある程度仕方がないことなのですが、自治体の病院では。これがちょっと、大丈夫なのだろうかということと、あと、自治体の病院は、ただ病院だけではなく、繰入金とかもしていくわけなので、財政力というものがやはり一番大事なのかなと。市や町の財政力があれば、それは当然クリアされるわけですね、病院が多少悪くても。その辺のところで、財政力指数というものを見てみますと、令和5年で0.199、0.30以下の市町村は、速やかに診療所化し、再編統合が必要というふうなことも出ております。これをどう捉えられているのか、ただこれは、数字だけではないのかもしれないというふうに私は思っております。この辺をちょっと御回答いただいてよろしいでしょうか。

答弁 国民健康保険病院事務長 川島英明(国民健康保険病院事務長は2024年12月まで)

修正医業収支比率、これが低いということでの御質問でした。確かに、例えば令和4年度でいくと47%ということで、先ほど、進藤議員のほうからありました70%というのに比較すると、かなり低くなっている。ただ、地方の病院はどこもそうなのですが、不採算医療を担っていると。例えば、救急医療ですとか、そういった医療、民間ではできない医療を担っているという部分もありまして、あとはまた人口減少ですね、そういうので、医業収入がなかなか入ってこないと。それなので、とにかく経営を改善するためには、まずは収入を上げていくということが一番求められているところかなと思っています。ちなみに、私の手元に令和4年度の決算状況調査というのを持っています。それで、管内の広尾町は独立行政法人ということで、それ以外の八つの病院、公立芽室病院はちょっと規模が若干違うのですが、この八つの病院、広尾を除いて八つの公立病院で比較しますと、修正医業収支比率、令和4年度でいきますと、6番目ということになります。それなので、上から6番目というのですか、下のほうに今、位置しているという形になろうかと思っております。修正医業収支比率だけをとってみると、そういったことになります。一方で、医業収支比率は4位ということで、負担金の部分、負担金の額が入ってくると、上から4番目というような、一般会計の負担金です、それが入ってくると上から4番目というような位置になっておりますので、低いほうの部類なのかなというふうに私は思っています。以上です。

質問 10番 進藤晴子

十勝管内の状況は分かりました。今、事務長のほうからお話があったように、不採算医療、これがあるから、いろいろ国からもお金が入りということだと思いますが、足寄町国保病院の不採算という、24時間救急を取っている、それの不採算というのが、私はどうもちょっと引っかかって、ずっと調べていたのですが、同じ救急指定をとっているところでも、例えば、東京の病院、同じぐらいのちょっとした病院でも救急指定を取っていらっしゃる民間の病院もあります。みんな、なかなか大変なのですけれども、足寄町の不採算というのは、どういうようなことが不採算になるのでしょうか。24時間救急医療体制を取っていることが、人的なものが必要なのか、それとも、いろいろなコストがかかるのかというところ。不採算の意味をちょっと教えていただきたいのですが。

答弁 国民健康保険病院事務長 川島英明(国民健康保険病院事務長は2024年12月まで)

お答えいたします。どういったところが不採算なのかということであります。例えば、24時間救急を365日やっています。そうなると、そこに必ずドクターが1人必要だということになると、ドクターに支払う報酬がかなり大きくなっています。例えば、札幌から来るとなると、旅費をかけて来られたり、例えば、帯広であるとタクシー代がかかったりということで、それに対しての患者となると、都会のほうは、患者は、結構救急で頻繁に来るのですけれども、どうしても地方の病院となると、来るときは来ますが、それほど、二桁にいくことというのはあまりなくて、例えば、年末年始にインフルエンザが流行っただとか、そういったときは結構な人数の患者がいらっしゃるのですが、通常であると、365日開いていても、まず、救急患者というのはそれほど来ない、来ないときは1人も来ないと。だけれども、高い報酬を払わなければならないということで、これ365日払っていると結構な金額になります。そういった部分で、民間の病院は、当然それはペイできないということで、引き受けるところは、こういう地方の病院は特にないのかなと。ただ、都会の病院は、札幌から来る先生方も、若い先生がかなり、札幌市内の病院とか当直でアルバイトで行くという話も聞いていますが、そういったことで、結構患者が、やはり一晩に何人も来るというような、そういう状況になっているので、そういったところが、まず、不採算医療といわれる救急をやって、地方でやっている救急の、我々の病院とは、ちょっと違ってくるのかなということで考えております。以上です。

質問 10番 進藤晴子

事務長のおっしゃっていることは分かりました。ただ、もし、もしですよ、24時間の救急指定を取らなかったら、ということは、当直の先生は1人減るということですか。今は、2名でやっていらっしゃるということでしょうか。

答弁 国民健康保険病院事務長 川島英明(国民健康保険病院事務長は2024年12月まで)

お答えいたします。24時間救急をやらないということになると、毎日1人の先生をつけなくていいと。常勤の先生というのは、基本的に働き方改革というのがありまして、今、月に最大週に1回の当直、日直については月1回ということで、これは制限あります。それなので、外からの先生、例えば、大学病院ですとか、帯広の病院のほうから先生交代で当直に毎日来ていただいていると。常勤の先生がやっている以外の日については、そういった形で当直の先生にお願いしていると。ただ、今、研修医の先生も来ているので、研修医の先生に当直をやっていただくこともあるのですが、そういったことで、365日間、外の先生をそうやって1人、必ず24時間つけていると。プラス、常勤の先生は、毎日、オンコール待機というか、例えば、当直の先生が帯広の病院に救急車に乗って、救急搬送のときについて行かなければならないといったときに、そのために、常勤の先生は毎日待機で入っていただいていると。これは、週末についてもそういった形でお願いしていると、そういった状況にあります。以上です。

質問 10番 進藤晴子

分かりました。要は、ドクターの救急をとるための、確保するためのお金が必要であるからということですね、分かりました。ちょっと細かいことですけれども、今、オンコールというのが出ました。もともといらっしゃる先生たちが、オンコール待機をしている。病院によっては、オンコールの先生に報酬を出さないところもあるし、出すところもある。これは、どちらでもありなのですが、足寄町国保病院は、オンコールの先生も報酬が出ていますか。

答弁 国民健康保険病院事務長 川島英明(国民健康保険病院事務長は2024年12月まで)

お答えいたします。オンコール待機の、今、常勤の先生5名お願いしておりますが、皆さん、管理職ということでお願いしておりますので、オンコールのその待機については、報酬としてはお支払いはしていません。それはなぜかというと、院長の管理下にないというか、御自宅にいられても、お風呂に入っていてもいいし、テレビを見てもいいし、あと、連絡があった場合に1時間程度のところの距離であれば、ちょっと離れていてもいいよということでやっておりますので、そういった意味では、報酬は払っていないということになっております。以上です。

質問 10番 進藤晴子

よく分かりました。今言っていました、値が低いけれども、修正医業収支比率も低い、財政力のほうも低いけれども、何とかぎりぎりやっているということでよろしいですね、というふうに受け止めてよろしいですね。分かりました。では、病床利用率のほうにいきます。令和5年度、病床利用率がポンと低くなっております。その、説明をしていただけますか。

答弁 国民健康保険病院事務長 川島英明(国民健康保険病院事務長は2024年12月まで)

お答えいたします。令和5年度、かなり入院が減ったということで、一番の要因は、やはりコロナが5類に明けた後、それまで頑張ってコロナのクラスターを出していなかったのです。それで、5類になった後、コロナのクラスターが病棟で発生したということで、そのときに、新規入院をトータルでいくと、1か月半ぐらいストップしたということが一番大きく影響しているのかなと思っています。また、看護師の数も、一時期、若い看護師、医師等就学資金の借り入れをしていた看護師が、償還期間が終わって、コロナも5類になった頃に、もともと、札幌志向だとか、都市部の志向が若い方というのは、そういった志向が強いので、一気に看護師も4人、5人といなくなってしまったということで、受け入れるその入院患者さんの数も条件がやはり、その現有のその人数だと、ある程度制限しなければならないだとか、そういった部分がありまして、入院患者が大きく減ったということが考えられると思います。また、当然、自然減ですとか、社会減の人口減少、これも当然あるかと思います。そういったことが、かなり影響を及ぼして大きな減収になったと、過去にないほどの入院患者の減少になって、それが、病床利用率の減少につながったということになってございます。以上です。

質問 10番 進藤晴子

分かりました。今、コロナが5類になって、もうしばらくたちました。今も少しずつコロナがまた流行っている、感染しているという、これは繰り返されていくのだろうと思いますが、今現時点で国保病院は、コロナの患者も入院はできますか。

答弁 国民健康保険病院事務長 川島英明(国民健康保険病院事務長は2024年12月まで)

お答えいたします。当院、構造上、病棟がワンフロアということで、また、高齢者の方が多い、昨日も話しましたが、平均年齢が80歳以上ということで、1回コロナのクラスターを出したという苦い経験もあります。今、例えば、病棟の中でコロナ患者が、入院患者で発生したということであると、今、4人部屋、ベッドも空いているので、一つの大部屋は、コロナ対応の病床ということで、それは確保しています。それで、そういった患者については、今、入院をさせているところですが、積極的に外部から来た患者をどんどん入院させるだとか、そういった体制にはなってございません。あくまでも、自院の中で発生しただとか、そういった場合に対応できるような形にしてございます。以上です。

質問 10番 進藤晴子

分かりました。コロナで、もし入院するとすれば、呼吸器症状とか肺合併症を起こした患者なので、帯広の病院に搬送するというのが一番かと思いますので、分かりました、よく分かりました。それで、その中で、今回、こういう経営指標の推移を見ながら、低位置というか、十勝の中では五、六番目という中で、あと、うちの財政の中で100億円以上の当初予算があり、財政調整基金、お金のほうも、お財布事情です、うちの、足寄町の。その中で、今回1億幾らの損益が出ているということがありました。これは、まずは、ざっくり言って許せる範囲なのかどうか、ちょっと町長お伺いしたいと思います。

答弁 町長 渡辺俊一

病院の経営状況というところであります。今までもお話がありましたけれども、やはり人口が減少してきている状況ですとか、コロナの状況ですとか、そういったこともあって、なかなか病院の経営、経営といった部分のその指標だとか、そういった数字の部分でいくと、やはり決して先が明るいような数字にはなってはいないという状況にはなっています。ただ、足寄町の中でいけば、やはり帯広まで行くとすると、やはり1時間、普通に車で行っても1時間ちょっと、1時間半ぐらいかかりますし、昨日のお話でも、バスで行くと2時間、3時間かかるというような、そういうところにあるわけですので、そういうことを考えていきますと、足寄町の町民の人たちが、安心して足寄で暮らしていくためには、一定の負担があっても、不採算であっても、町に病院があるということの安心感というのは、やはり大きいものだというふうに考えています。今回のお話にあった、その1億数千万円の赤字というような部分についても、一定の足寄町の町民の皆さんが安心して足寄に住んでいくためには、必要な経費というような、そういう考え方をすれば、そこは認めざるを得ない部分だと思っています。ただ、では、それは青天井で、幾らでもということには、やはりなりませんし、一定の、どこの線まで許せるのかというのは、そのとき、そのときの経済状況であったり、町の財政状況であったり、そういったものも関係してくるのかなというふうに思っていますが、一定の金額が赤字になったりだとか、それから、町の負担が今、5億円弱ぐらいの金額を一般会計のほうから支出していますけれども、そういった部分については、一定程度やむを得ない部分、必要な経費なのかなというふうに考えています。ただ、どこまでが認められるのだといったところは、やはり、そのとき、そのときで考えていかなければならない部分でもありますし、経営の状況が、いかに好転していくのかといった部分、経費の節減だとかそういったものについては、一定やってきていますので、それほどこれから大きく経費の削減だとかというのは、できる状況ではないのかなと。そして、今の物価高騰だとか、これが、物価が急に下がるだとかということも多分ないと思いますし、一定程度高くなったところで高止まりする、それから上がらなくなるかもしれませんけれども、下がるということはないだろうなということで考えていくと、経費の部分というのは、やはり一定のところまでかかるだろうと。そうすると、経営的にどう回していくのかといった部分でいくと、やはり患者にいっぱい来ていただいて、来ていただくのが、いいことなのかどうなのかちょっと分からないですけれども、できるだけ健康で病院にかからないというのは一番ですけれども、もしも、病院にかからなければならないような状況になったときに、やはり地元の病院に来ていただくということが大事なのかなというふうに思っています。そういった意味では、今、昨日も回答させていただきましたけれども、いろいろな努力を病院の中でしているという状況の中で、今後に少しでも外にというか、町外の病院にかからないでも、足寄町の中で病院にかかっていただくということが大事かなと。そのことは、高い交通費だとか、時間だとかをかけて外に行くよりも、足寄で十分対応できますよという、そういう体制がやはり整っていれば、わざわざ遠い帯広まで病院に行ったりだとかしなくても済むということにもつながっていくのかなというふうに思っていますので、そういう形で、今後できるような取組を病院の中でも、それぞれ検討しながら、努力していかなければならない課題かなというふうに考えているところであります。以上でございます。

質問 10番 進藤晴子

町長の気持ちは、大変よく分かります。青天井ではないので、どこまでが一定ラインで、ここから上は駄目、ここから下はいいと、そういうことではないということですね。経営努力をしていくということだと思うのですが。そこで一つ、繰入金の話です。先ほど出ましたが、令和5年度が4億4,302万2,000円、大体そのぐらいできているわけです。ここで、ちょっとあれというふうに思ったのが、今回1億幾らの損益が出て、でも、一般会計の繰入金は、あまり変動していないように私には見えるのですけれども、その辺はどういうふうになっているのでしょうか、令和5年度です。

答弁 国民健康保険病院事務長 川島英明(国民健康保険病院事務長は2024年12月まで)

お答えいたします。令和5年度の繰入金がそれほど増えてないということですね。この部分は、実は、キャッシュフロー上の現金の保有残高につながってくるのかなと思っていますが、不足分を、かなり現金で病院が持っている運転資金です、その部分を大分使わせていただいたということで、去年、現金の保有が1億円ちょっとあったのですけれども、今年の3月末で3,000万円台ということで、約7,000万円から8,000万円ぐらい現金を落としてしまっているということで、今、非常にそういった意味では、かなり現金の保有高が少ないということで、厳しい状況に置かれているというところであります。以上です。

質問 10番 進藤晴子

分かりました。キャッシュが少なくなってきたということで、今回の補正につながるわけですね、分かりました。ここで一つ確認なのですが、私が、決算書の読み取りがちょっと甘いのか分かりませんけれども、他町村や北海道の病院を見てみますと、繰入金で賄って経営していけているところは全然いいのですけれども、夕張の件もありますが、金融機関からの借入れですね、これをしているところもあります。足寄町は、ないですよね。

答弁 国民健康保険病院事務長 川島英明(国民健康保険病院事務長は2024年12月まで)

お答えいたします。今のところ、借入れは現状ではしておりません。毎年の予算計上の上で、上限1億円ということで、借入れできますよという状況にはなっておりますが、実態としては、今のところ金融機関からの借入れというのはしておりません。ただ、借入れをすると、実は、年度内に償還、お金を返さなければならないという、翌年度に積み越すことができなくて、単年度で返さなければならない。そうすると、方法としては、もし返せなかったら、借りたお金を1回借り換えて、翌年度の4月に入ってから、次の年の一般会計の負担金をそこに充当させると。それなので、自転車操業みたいな形になって、夕張が破綻していったのは、そういったことなのかなと思っております。当院もそういうふうにならないように、昨日もお話ししましたが、病院経営に詳しい経営アドバイザーですか、こういった方を活用しながら、何とかどういった方向で行くのが、これを持続可能な形にできるのかということを、次年度にかけて進めていきたいなというふうに思っています。以上です。

質問 10番 進藤晴子

何となく分かりました。勉強になりました、ありがとうございます。では、次の3番目の質問のほうに参りたいと思います。医師・看護師の医療従事者の欠員状況とその取組ですが、ドクターのほうは5名いらっしゃる。専門医も2人入られて、盤石だと思います。これは、院長先生以下事務長、本当に頑張っていらっしゃる。北海道のほかの病院を見ますと、医師のいない病院がいる、どういうことだろうと思ったことがありますが、何とかその地域の先生たちを駆り集めて、回しながら何とかやっているという病院もあるそうです。あと、働き方改革も関係している。そういうところをマネジメントする会社がすごく今、大変忙しくて、あと、開業医を辞めて、勤務医に戻っているという人もやはりかなり増えているらしいです。医療体制が、どんどん今変わってきている、変動してきているということなのですが、ドクターは、足寄は盤石ですね。看護師がちょっと難しいということでしたが、先ほどもお話に出ていましたけれども、お金を借りて、それを払い終わった時点で戻っていく、都会に行ってしまうという、そういう看護師がいるというお話も聞いています。その人たちを食い止める策というのですか、難しいかもしれませんが、何かありますか。

答弁 国民健康保険病院事務長 川島英明(国民健康保険病院事務長は2024年12月まで)

ただいまの質問ですが、就学資金を借り入れた若い看護師、この方々が出ていかないようにということでのお話で、それを食い止める方法と、なかなか妙案は見つからなくて、なぜかというと、やはり若い看護師は、当院は、昨日、お話ししたとおり回復期とか、入院でいくと慢性期、そういった患者が多い、そういった中で、やはり1回は、急性期病院ですとか、そういった大きな病院で経験したいだとか、スキルを磨きたいだとか、また、都会志向であったり、そういったことで、確かに、その償還免除になる期間の間、例えば専門学校であると4年半、大学であると6年間、その期間を一つの目安として、皆さん、これまではどちらかに行かれてしまうということになっています。その辺はなかなか、これといって、今も妙案というのは見つからないのですが、とにかく、当院としましては、まずは、人材の確保というのは、まずは一番です。その後、その看護師方がしっかり定着していただくということが、一番大切なのかなと、その上で、その後に続く、今度は後継者の育成、これも、例えば、看護科でいくと、かなりの大所帯なのですね、病院の中の半分は、半数は看護師、看護助手ということで、やはり、まずは定着化、今、若い方がいなくなっていくということはあるのですが、その中でも、なるべく当院に定着していただけるような、そういう環境をつくっていくということを含めて、育成も含めて、これは次年度の、今、アドバイザーにも、いろいろ他の病院の事例を教えていただきながら、どういった形がいいのかということをこれから考えていきたいなと思っております。以上です。

質問 10番 進藤晴子

今、事務長のお答えは、本当にそのとおりだと思います。そこで生きがいを持ってやれるというのは、スキルアップでもそうですし、例えば、足寄町の国保病院でも、看護師に関しては、認定看護師というのを取るということも、少しできるのではないかと思うのです。ただ、半年ぐらい、800時間の研修が必要ですし、お金も大体100万円から150万円ぐらいいるというふうに聞いております。住むところ、認定を取るとなると、日本各国で、いろいろなところがあるわけですけれども、北海道には、もしかしたらないかもしれない、分かりませんが、そういうところに住むとなると、その居住費もかかるかもしれない。そういうところを補助している病院もあるのですよね。認定を取らせて、病院に戻ってきて、もうしっかりと看護師を教育してもらおうと。そういう多少、大きな病院ですけれども、そういうところもございます。透析もありますよね、うちは。そういうところで、少しそういうふうな教育システムを、そこまで私が口出しできないのですけれども、今の事務長がおっしゃっていたように、教育システムを作っていただきながら、若い人でも、いや、ここでも免許が取れるよと、そういうような、ここでも勉強できることがあるんだと、足寄町国保病院で。研修医もどんどん受け入れてますよね。看護師も、やはりそうしていただきたいと私は思うのですが、いかがでしょうか。

答弁 国民健康保険病院事務長 川島英明(国民健康保険病院事務長は2024年12月まで)

お答えいたします。まさにそのとおりで、人への投資というのは、非常に重要だと思ってます。一定程度、やはり投資をしていかないと、将来、その方がやはり成長して、病院の核になっていただけるという部分もあります。あと、認定看護師の制度ですか、これも、つい最近採用しました看護師が、看護協会の災害応援ナースでしたか、その資格をお持ちの方がいらっしゃいました。その方については、札幌で更新のための研修費用、研修の旅費ですとか、そういったものは補助をさせていただいております。それなので、今後、そういった認定看護師だとか、そういった認定を取るための、今言ったような、どういった形でそれを病院として、それに対して何かできるのかということについては、今後、ちょっと検討課題かなと思ってございます。

質問 10番 進藤晴子

では、次の質問に移りたいと思います。経営改善に対する取組と今後の展望です。答弁のほうを見させていただきますと、ほぼやれることは全部やっているという、完璧に答弁のほうに書かれてあるので、申し分なくあまり言うことはないのかなと思ったのですが、ちょっと視点を変えて、病院の改善をするためには、やはり外来患者に愛されて、来てもらわなければけないというのが、それが、もちろん基本だと思うのですけれども、それを目指して国保病院は、やっていらっしゃると思います。接遇は、もう当然できて当たり前、それもされていると思います。あと、私が気になるのは、患者さんの、町民のニーズです、国保病院に何を求めるかというところです。それほど大きいことではなくて、国保病院を受診するに当たって、こういうふうにしてほしいとか、こういうところは嫌だなとか、そういうようなところを細かく、クレームに対しては、川島事務長が担当で、一生懸命対応されているというお話は聞いておりますが、そういう、一番私が聞いた中では、やはり病院なので、診療所と比べては待ち時間が長いと、当たり前のことなのですが、ただ、究極の、これは病院にとっては待ち時間対策というのは、もう昔からやっていることであります。民間の病院であれば、必ずアンケートを取り、待ち時間がどういうふうに変動してきているかということは、データを取っております。普通にやっていることなので、何十年も前から。ただ、自治体のほうは、多分、自治体病院はもしかしたらやっていないのかもしれないと思いまして、やっていたらすみません。待ち時間アンケートとか、そういうものをやったこと、患者アンケートをやったことはありますか。

答弁 国民健康保険病院事務長 川島英明(国民健康保険病院事務長は2024年12月まで)

お答えいたします。当院、窓口業務を委託業者にお願いしておりまして、その委託業者のほうで、御意見というか、アンケート調査というのは、今年度でしたか、やっています。病院として何かやっているかということなのですが、一応、御意見箱みたいなものを1階と2階、入院の食事を取るところ、休憩するところというのですか、そこに、御意見箱を置かせていただいて、その中に、例えば、待ち時間が長いだとか、先生の対応が悪かっただとか、看護師の対応が悪かっただとか、逆に、こういったところが、すごく素晴らしかったよだとか、そういった意見をいただくような、そういった機会を設けております。以上です。

質問 10番 進藤晴子

御意見箱の設置、大変いいことだと思うのですが、それはフィードバックされていますか、町民に、張り出したり、こういうことがあって、こういうふうに対応しましたよということまでしていますでしょうか。

答弁 国民健康保険病院事務長 川島英明(国民健康保険病院事務長は2024年12月まで)

お答えいたします。現在のところ、そのフィードバック、町民に対するフィードバックというのはしておりません。ただ、個別に、例えばお名前があったり、そういった場合は、個別で対応をさせていただいているところです。あと、内部の職員については、毎月1回運営会議ですとか、そういった会議も開催されますので、その中で報告したり、あとは直接、個人であれば、その個人に対して職場長のほうから、そういったことがありましたよということで、お話をさせていただいております。以上です。

質問 10番 進藤晴子

丁寧な対応をされているようですので、ぜひ、出せるものであれば、少し町民に張り紙でもいいので、出していただけると、あ、国保病院はこんなふうにしてくれるのだと、何かあったときに、言えば対応してくれるよねと、そういうのが町民に伝わると思うのです。その辺を少し、もしよかったら取り入れていただければなというふうに、取り入れられる問題であれば、出せない問題も中にはあると思いますが、そういうのもいいのかなという、私の提案です。そして、その待ち時間対策なのですが、電子カルテの導入というところで、お金は、かなりかかることだと思います、病院単位でやるとなると。ただ、もう確実に、人員も、もしかしたら人員も事務のほうは削減できるかもしれない、電子カルテを取り入れた場合には。その辺のこともありますし、確実に時間は短くなります。診療が終わってからの時間が長いというような話も聞いております、それは。その辺はいかがでしょうか、検討はされていますか。

答弁 国民健康保険病院事務長 川島英明(国民健康保険病院事務長は2024年12月まで)

お答えいたします。電子カルテについては、国のほうで、2030年までに、国内全部の医療機関で電子カルテ化ということで、今、目標を掲げております。その中で、当院については、電子カルテのその中の一部というのですか、例えば、オーダリングシステムというのを導入していたり、あと、データ提出加算という電子カルテをするために加算を取らなければならないというのがあるのですけど、それも今年の4月から取るようにしています。それなので、導入する環境は整っているのですが、いかんせんお金がかかるということで、特に、入院を持っていると、例えば、クリニックですとか、外来機能だけであると、それほどお金がかからないということをお聞きしておりますが、今のところ、この電子カルテ化にかかる経費というのが、ざっくり言うと9,000万ぐらい、それぐらいかかってくると。当然、有利な調整交付金、国の調整交付金ですとか、そういったものだとか、過疎債ということの活用を考えておりますが、あと今後、国のほうでも電子カルテの標準化、そういったことも今考えているようですので、その標準化のタイミングに合わせながら、また、今回の第7次総合計画の中で、令和10年でしたか、令和10年度に電子カルテ化ということで計上をしておりますので、それも含めて、これから電子カルテ化については取り組んでいかなければならないのかなと思っております。以上です。

質問 10番 進藤晴子

分かりました。国を挙げて、目標を決めてやっているということで、安心いたしました。他病院に関しては、この電子カルテを取り入れるということだけではなくて、それを取り入れることで、看護師にもパソコンを与えて、患者回りをするときに、パソコンに全部データを打ち込んでいくと。そうすると、普通ならば部屋回りをして、詰所に帰って、記録をして、それを医師が見て状態が分かると、それが全くないわけですね。そういう時間の削減にもなるし、看護師のそういう事故、医療事故も起きなくなる、起きなくなるというか、起きづらくなる。いろいろな方面で、やはり、そういうものがよくなってくると思うので、まずは電子カルテ導入に向けてちょっと頑張っていただきたいなと思います。お金のかかることで、それほど簡単にはいかないと思いますが、スタッフのそういう知識、そういう教育も含まれてくると思います。なかなか大変かと思いますが、分かりました。では、アドバイザーの話が出ておりました。実績のある病院経営アドバイザーの活用というふうになっております。これをもう少し詳しく、実績のあるというところがちょっと気になりますので、詳しく教えてください。

答弁 国民健康保険病院事務長 川島英明(国民健康保険病院事務長は2024年12月まで)

お答えいたします。実績のあるというか、アドバイザー、これは、例えば経営コンサルタントというのがあると思います。単に、例えば分析の数値ですとか、そういったものを叩き台みたいな形で作っていただいて、それを報告するという形のアドバイザーを考えておりません。実際に、病院のほうに入っていただいて、その中の経営改善を病院の中から一緒に取り組んでいただくと。それなので、数値的なものは当然そうなのですけれども、そういったことで、その数値的なもの以外にも病院の経営強化ということでつながるもの、例えば細かいことでいくと、この町長の答弁書にも書いておりますが、例えば加算の取り漏れだとか、そういった部分ですとか、本当に病院の、先ほどの接遇だとか、待ち時間の対応だとか、そういったことも含めて、これはアドバイザー、まだ決定していないので詳しく申し上げることができないのですが、道内の公立病院でも4か所、既に入っている、当院よりもちょっと規模の大きいところなのですが、実際、管内でも入られているということで、全国の公立病院に入られて、いろいろ知見もある方ということで、その方に忙しい中、何とか当院の立て直しのために協力していただきたいなということで、今、水面下でお話をさせていただいているところです。何とかこれが実現するように、その際は、恐らく予算の措置ということも、また出てくると思いますが、そのときには、また議会の皆さんの、投資ということで、中長期的に考えていただいて、ぜひ、御審議いただければなと思っております。以上です。

質問 10番 進藤晴子

楽しみですね、そういう方が入るのは。どんどんよくなるのではないかと本当に嬉しいのですが、元に戻して悪いのですが、経営アドバイザーを入れる、でも、入ってきてもらって、言われたことをそのままというのもちょっとまずいと思うし、そうではないと思っています。アドバイザーを入れる、今までの中で、それぞれが勉強して、もちろん病院の方もみんなそうですし、考えていらっしゃると思います、経営のことは。その辺を、ちょっと少しお伺いしたいと思います。プランの中にも書いてありますが、協議の経営形態の見直しということで、今、足寄町は、地方公営企業法の一部適用ということで、半分以上は、道内はそういう経営形態をされているというふうにお伺いしていますが、その中で、ちょっと気になることが、一部適用と全部適用のどこが違うのだというと、簡単に言うと、全部適用になると、人事や給与、労務管理業務を病院単独で行わなくてはいけないというふうに書いてあります。これが、いいことなのか、悪いことなのか、どっちもメリット・デメリットがあると思いますが、その辺のことをちょっとお伺いしたいのですが。もし、そういうことも、コンサルタントが入るということなので、そこら辺のことも含まって、これから考えていかれると思うのですが、今現時点で、何か問題があるかと一部適用で、替えたほうがいいとか、替えないほうがいいとか、ちょっと今のお気持ちというか、お伺いしてもよろしいでしょうか。

答弁 国民健康保険病院事務長 川島英明(国民健康保険病院事務長は2024年12月まで)

お答えいたします。当院は、今、一部適用ということで、全部適用といわれている部分はございます。全適、今、進藤議員が言われたとおり、人事を今までは町長部局ということで、町長のほうから院長も任命されてという形になるのですが、その辺の人事が、流動的に、自院でできるという部分だとか、そういったメリットもあります。今、経営形態で申し上げますと、町長は、病院の今は開設者ということで、経営責任のある立場にあります。町長が、医療法上の病院管理者を院長に任命しているというような形で、今は、そういった形になっています。これを全部適用にしたからといって、いろいろな病院の調査というか、いろいろ調べたのですけど、なかなか人事部分の部分は、確かにメリットがあるのですけど、実際のところは、町の息がかかっているというか、そういった部分もあって、この一部適用を全部適用にするということについてのメリットというか、実際の結果というのは、なかなか見えづらい、見えていないということが、一般的に言われているということでございます。以上です。

質問 10番 進藤晴子

本来は、独立行政法人化であるとか、やっている病院もありますので、その辺のことも、ちょっとお伺いしたかったところですが、それはちょっといいとして。一般的なことで、一般的な自治体病院の経営上の一般的な課題、別に、足寄がそうだと言っているわけではないです。今の経営形態も含めて、ちょっと考えたときに、今、言われていました人事権、予算の権限が院長にないということの意味合いは、どうなのかなと、私は思うわけです。いいのか、悪いのか、どうなのかということと、あともう一つ、町長が責任の一番トップでございます、何でもそうなのですが。町長が、病院とどういうふうに関わっていらっしゃるのかということを、どうしても私たちには見えづらいことが、一番トップは、町長だということも分かっていらっしゃる。村上院長が、一生懸命頑張っていらっしゃることもよく分かっています。ですが、その関連性ですね、どういうふうに会議に入っていって、どういうふうに報告されているのか、町長に対して。町長は、どうやって介入されているのか、ちょっとお聞きしたいのですけれども、お願いします。

答弁 国民健康保険病院事務長 川島英明(国民健康保険病院事務長は2024年12月まで)

私は、病院の立場からということで、病院運営上の課題ですとか、問題点、こういったものがありましたときに、その都度、院長と私で、もしくは、私単独で、随時報告だとか、相談を町長、副町長もそうなのですけれども、上げさせていただいていると。あと、月に1回、先ほどお話ししたのですが、運営会議という会議があります。これは、病院の幹部職員が集まって、病院の運営上の問題点、課題だとか、そういったものを毎月、数字を出しながら、話し合う場なのですが、その会議結果を、必ず月1回、これは、副町長にも、町長の目にも入るように、決裁として上げているような、そういった形で今やっております。以上です。

答弁 町長 渡辺俊一

病院経営に関わる町長としての関わり方といった部分でありますけれども、今、事務長のほうからも話がありましたけれども、一定の、全てにわたって、こと細かく町長が病院に行って指示をしたりだとかというようなことは、当然のことながらできないので、やっていません。必要な事項、それぞれ、役場の中もそうですけれども、それぞれ課の中で必要なところは課長までで終わるところもありますし、それよりもこう必要に応じて、副町長であったり、町長というところまで話があったりとか、相談があったり、また決裁をしたりだとかということになってくるのかなというふうに思っています。それと同じように、病院も基本的には、病院の中で運営をしていただいている部分はありますから、村上院長をトップに病院の中の運営をしていただいていると。その中で、村上院長と事務長の間で、いろいろな中身の協議がされたりだとかして、これは、いろいろな相談だったり、協議だったりとか、必要になるよということであれば、その都度、その都度、私のところに来ていただいたり、私が病院に行ったりとかしながら、院長だとか、それから、事務長だとかと一緒にお話をさせていただいているということになっています。また、先ほどもお話がありましたけれども、病院で開かれている毎月毎月の運営会議の内容については、決裁として中身を見させていただいて、先生方の動向であったり、今の経営状況、それから、入院の患者の数だったり、外来の患者の数だったり、ヒヤリハットだとか、いろいろな関係の、それぞれの会議の中で話されている中身については、毎月見させていただいているという形になっています。その中で特に、何か問題があるだとか、そういうようなことがあれば、私のほうから話をするということになるかというふうに思いますけれども、あまり病院の中身にそれほど、直接私のほうから言うということはないという、比較的、今の段階でいけば、村上院長と川島事務長の中で進めさせていただいているところであって、私のほうは、いろいろと外から、外からという言い方もあれですけれども、見させていただいているというような形になっているのかなというふうに思っています。以上でございます。

質問 10番 進藤晴子

分かりました。町長はお忙しいので、やはり月に1回の運営会議に出るというのは難しいですよね、難しい。はい、分かりました。今は、川島事務長と村上院長、これから先変わるかもしれませんけれども、その体制が整っていて、そうするとうまく町長に上がってくる。その体制が、もしちょっとバランスが崩れたときが、私は怖いのかなと。人を育てるのは、やはり大変だということですけれども、やはり病院の事務長は、どう考えても難しいですよね、専門家が来るのであれば別ですけれども。それを決める町長も大変かと思いますが、その事務長が育っていく間のことを考えると、やはりこの病院の経営が大変苦しい中、こういう御時世の中、一番のネックは、ネックと言いますか、事務長なのではないかなと思うのです。それも一般的な経営上の課題となって出ていますが、言葉は悪いです、非効率な経営と、よく分からないのですけれども、事務職員のローテーションで病院経営のノウハウが蓄積されず、うまく引き継ぎができないとか、当然あることなのですが、今まで、そういうことを考えて、外から事務長を入れるとか、もしくは、専門の人を事務長の上に部署として置くとか、そういうようなことを検討されたことはありますか。

答弁 町長 渡辺俊一

やはり病院では、院長と事務長が、しっかりとタッグを組んでやっていっていただかないとうまくいかないというのは、もう目に見えているところでありますし、今回、12月の初めに、大学病院だとかにもいろいろと一緒に行ってきましたけれども、その中でもお話しされていたのは、やはり院長と事務長がしっかりとしないと、なかなか経営が大変ですよねというような話も聞いてきているところであります。足寄町の今までの、ずっと経過を見ていても、やはり、事務長と院長がしっかりと一緒にやっていただいているという経過があるのかなというふうに思っていますし、もっと言えば、院長から、ぜひ、この事務長でなければとかというようなときもあったのかなというふうにも思っています。そういったことでいくと、次に、やはり、事務長は役場の職員で、専門職ではないので、一定程度何年かたつと替わるだとかというような人事異動がありますので、そういう形で替わっていくということになりますけれども、やはり、そのときに、どういう人をそこに配置するのかといった部分、やはり非常に気を遣うところなのかなというふうに考えています。それで、今、お話しがあった事務長にそういう専門の病院の事務を経験しているような、例えば、民間の人だとか、そういった人たちを採用するかどうかというところを検討したことについては、私は、時間的には短いですけれども、その中では、ずっと川島事務長にお願いをしているので、それを検討したことはございません。過去も多分、ずっと役場の職員が異動で回っていくという形で事務長になっていますので、多分、よそというか、外からそういう事務長の職の人を採用とかというようなことを検討したことはないのではないかなと考えているところでございます。以上でございます。

質問 10番 進藤晴子

分かりました。事務長が交代したときに、フォローするような形で、元いた事務長が残るとか、いろいろやり方はいろいろあると思いますし、その辺のことは、多分されていくのだろうと思いますので、分かりました。もう一つ、ちょっとお伺いしたいことが、課題の中の、ちょっとあまりなのですけれども、給与のことです、職員給与。これの、民間ではないので、公務員、地方公務員でという形でなっているのですが、今回の決算の中で、ちょっと額が上がっているのです。令和4年度と令和6年度の給与が1億円ぐらい、1億1,000万円増えているところ、これが、ちょっと気になったもので、額が間違っていたら申し訳ないですが、よくよく見たのですが、1億1,000万円ぐらい給与の費用が上がっているのですが、その辺の説明をしていただいてよろしいでしょうか。

答弁 国民健康保険病院事務長 川島英明(国民健康保険病院事務長は2024年12月まで)

お答えいたします。決算の数字でいくと、恐らく、そういうことにはならないのかなと思っておりますが、多分、決算と予算を見られているのでしょうか、令和6年度の。決算、令和6年度の決算。令和6年度は、まだ決算は出ていないので。令和6年度の今の現状ですか。令和6年度の決算は、まだこれからなのですよね。今、令和6年度とおっしゃいました。ああ、これ、令和5年度と令和4年度。よろしいですか。給与費の決算額ということですか、それで、よろしいですか。給与費の決算額は、令和4年度が6億7,863万8,648円。それで、令和5年度が6億8,703万8,604円ということで、差し引き幾らかな、一千……、1億円にはならないと思います、一千何百万円ということになるのかなと思うのですが。私、今、決算書を見ているのですよね。令和4年度と5年度の決算の給与費でよろしいですよね。決算書を見ているので間違いないと思うのですが、令和4年度の給与費の決算額ですね。これは、6億7,863万8,648円。それで、令和5年度が6億8,703万8,604円ということになりますので、差額は、その数字にはならないかなと思いますが、1,000万円、ちょっと桁が違うのかなと思いますが。

質問 10番 進藤晴子

すみません、ちょっとダウンロードしたのが、もしかしたら違うのかもしれない、それは、違わないのであれば大丈夫です。あまりにもちょっと多いので、医者が一人増えたにしては、もしかしたら会計年度任用職員のいろいろなことがもうアップしているので、それも絡んでいるのかなと思ったのですけれども、分かりました、間違いです、それは結構です。ただ、何で給与費が課題になるかと言ったら当たり前なのですが、民間などは、もし収益がなければ、給与はカット、給与というか、ボーナスはカットされるとか、そういうようなことができますので、それは、公務員にはできないので仕方がないですね、分かりました。すみません、私の間違いです。では、記憶にも皆さんあると思うのですが、2019年、コロナの前、厚労省から全国の公立公的病院436病院の再編統合をということで、新聞に載りました。もうすごく病院はびっくりしたみたいですけれども、これが、コロナで、再編といってもコロナの中でできるはずはないと思っていたので、頓挫しているのかなと私自身も思っていたのですが、進んでいるらしいです。2023年5月25日開催のワーキンググループの資料によりますと、2023年3月時点で、検証済みの医療機関、やりますよという検証済みの医療機関が253、436病院のうちの253、このうち146病院、58%が病床機能を見直す、95病院、38%が許可病床を見直す、37病院、15%が医療機関の役割を見直す、33病院、13%が再編を実施するとそれぞれ動いているらしいです。国に言われたからなのか知りませんが、こういうように再編が進んでいるということです。足寄町が、コンサルタントを入れて、これから考えていく中で、病院再編というのは、北海道のこの広い地域で再編するのはなかなか難しいし、必要でなければしなくていいのですけれども、この病院再編についてのお考えを、今現時点でのお考えをお伺いしたいと思います。

答弁 国民健康保険病院事務長 川島英明(国民健康保険病院事務長は2024年12月まで)

私の立場からお話しさせていただきますが、たしか再編ということで、厚労省から全国の病院が出て、管内でも半分ぐらいですか、病院が対象になったということで、当院は、たまたまそこには載っていなかったということで、それも、回復期病院ということで当院のほうでは報告を上げておりますので、ほとんどが急性期病院として、13対1ですとか、10対1ですとか、そういったところが対象になったというだけの話で、当院も、いつそこに載ってもおかしくないような状況であったのは間違いないです。今後、再編統合問題というのは非常に重要なポイントかなと思っています。国のほうは、とにかく社会保障費が増大しているという、この社会保障費を減らすために、あの手この手で病院を再編統合ということの方向性になっています。ただ、北海道、御存じのとおり広い、特に、足寄町なんかは、もう本当に香川県に匹敵するぐらいの面積を有していると。本州の事情と違って、その隣の、例えば、橋を渡ったら隣の町の役場があるとか、病院があるとか、そういった事情にありません。やはり、昨日もお話ししたのですが、この広い町で、しかも高齢化率が高くて、そこで、例えば、病院がこう、うちの病院がなくなって、帯広に通うとなったときに、本当にそこに住むことができないということもありますので、確かに国のほうでは、そういった方針でありますが、当院としては、昨日も言ったのですけれども、持続可能な形、今の病院のベッド数60床、これがいいかどうかということは、今のところはまだ何とも言えませんが、今年は、町内の老健施設が廃止になっただとか、そういった一定の受け皿としての役割もあるということで、今年は、もう特に動いておりませんが、来年は、特別養護老人ホームも出来上がると。町内の福祉施設の、今、空きもあるということも含めて、医療と介護・保健・福祉連携システム、これが、一定の年数を経過しているので、やはり来年あたり、特別養護老人ホームが完成した時点で、今、アドバイザーも入ってきますので、そういった総合的な中で、当院のベッドの在り方だとか、全体の仕組みの中で考えていかなければならないのかなと思っています。あと、例えばベッドを単純に減らすだけではなくて、例えば60床あるうちのナースステーションから離れた部分、12床ですか、それを何かに転換できないのかですとか、例えばそれを個室にするだとか、いろいろありますよね。そういったことも、我々の机上の中ではいろいろ考えて、やはり人的な部分であったり、その施設基準を取るためのいろいろな制約があって、なかなかできなかったという部分もあります。ただ、それはあくまでも机上で考えていたことなので、この辺も、やはり病院経営に詳しいアドバイザーの方に、何かヒントがあるかもしれないということで、そういったことも含めて、今回、本腰を入れてやるという方向にありますので、病院の立場としては、そういった形で御説明させていただきます。以上です。

質問 10番 進藤晴子

川島事務長が、全部まとめていただいてありがとうございます。私の思っていることも、全部まとめていただきましたが、今、その中で、12床をほかのものにできないかというようなお話がちらっとありましたが、介護医療院というのが2018年にできて、なぜそういうところができたのかというと、医療と介護を分けようということで、こういうような形を取ってきているけれども、1人の人間が、分けられない人はいっぱいいるわけです。医療が終わってから、はい、介護の施設と、そこをうまく移動できない方もいっぱいいらっしゃいます。そういう人たちの受け皿をということで、介護医療院というのが、どんどん増えているという。それなので、民間のアニカでしたか、足寄町にもできまして、これから軌道に乗ってくのかもしれませんけれども、民間のそういう施設、病院と、もちろん、あづまもそうですし、いろいろなところと自治体の病院は連携を取りながら、患者を取り合うわけではなくて、うまくベッドを使っていく方法を、コンサルタントが入りますので、そこで考えていっていただければなと思っていたのですが、やはり、考えていらっしゃるということで安心いたしました。ぜひ、両方に関わっている、医療と介護が両方必要だという人の受け皿を作っていただきたい、特別養護老人ホームは、そうはなりませんので。でも、考えていただけているということで安心いたしました。今まで、いろいろと詳しく、詳しすぎるほど質問してしまいましたが、これからコンサルタントを入れる中で、専門なので分かると思うのですが、やはり自治体、役場と病院と、地域医療というのは役場と病院とだけではなくて、やはり町民の意見、その三者が一緒にならないと、絶対いいものは出来上がらないと思うのです。例えば、コンサルタントが入って、人口もどんどん少なくなっていって、有床診療所になったとしても、それは勝手に町がやった、勝手に病院がやったでは、やはり町民は納得いかないわけですよね、お分かりになっていると思いますが。やはり、町民の意見をコンサルタントを入れると同時に、どんどん聞ける、こちらの情報も与えて、町民の意見も聞ける、その対話の場を、やはりこれから先、私は持っていっていただきたい。本当ならば、そういう気持ちを持った町民から、町民自ら勉強して、そういう団体を組んで、アプローチしてくれるのが本当はいいと思うのですけれども、なかなか病院の経営というのは難しい。いくら勉強しても、頭でっかちになって、本当にそうなのと、自問自答しながらの今日は私、一般質問でした。そういうところに町民の意見を持ってこさせるのが、すごく難しいと思うのですよね。それなので、ほんの1年に1回でもいいから、その対話の場を持っていただきたいなというふうに思っております。住民の意見、理解がないと本当に住みづらい町です。意見があって、縮小化したのであれば、町民は納得するのだと思いますね、これから。その辺はいかがでしょうか。町長に、ちょっとお伺いしたいと思います。

答弁 町長 渡辺俊一

今まで、いろいろと御議論もあって、先ほど、川島事務長のほうからも話がありましたけれども、やはり病院が地域にあって、それで初めて、住民の人たちも安心して過ごすことができるというのは、間違いないことだというふうに思っています。ただ、どうしても専門の病院だとか、そういうことで考えていくと、地元にはないということで、ほかに行かざるを得ない、帯広の病院にも行かなければならないとかということが起きるのだろうというふうに思います。ただ、基本的には、お腹が痛くなったり、風邪をひいたり、ちょっと怪我しただとかといったところの、そういうものについては、できるだけ近いところで医者にかかれる、そういう場所が、やはり必要だというのは、誰もが思うところだというふうに思っています。ただ、先ほどもいろいろと経営の問題だとか、いろいろ話がありましたけれども、やはり当然、そこにはお金の問題も出てくるわけで、そういう体制はきちんと必要だけれども、それが幾らでも赤字になってもいいのかということにはなっていかないわけで、それには、いろいろな努力も必要になるというふうに思っています。そこは、これからアドバイザーなども入れるようなことも計画しながら、そういう中で、いろいろな取組をして、よりよい病院の経営というか、地元の人たち、住民の人たちにも喜んでもらえるような経営をしていけるような、運営がしていけるような、そういう病院になっていけばというふうに考えているところであります。やはり、住民の人たちが、先ほど御意見箱でしたか、の話もありましたけれども、何を望んでいるかというのも、これも大事な話だというふうに思っています、病院に何を望むのかというところ。ただ、住民の方たちの望んでいることに十分答えられるかどうかというのを、それは、その中で考えなければならない部分もあって、全てにわたってお応えできるということにもならないのかなと。そういったところをいろいろお話ししながら、納得していただいて、こういう病院の経営なのだよといったところに結びついていけばいいのかなというふうに思っているところであります。最近、やっと病院のほうも体制も整ったりとかしながら、出前講座ですとか、講演会だとか、そういうのを開く機会もできてきたというところもあって、そういう、いろいろと町民の人たちと病院の職員たちが顔を合わせる機会もできてきているというところもあって、いろんなところで、いろいろと町民の皆さんからの声をいただく、そういう場もできてきているのかなというふうに考えておりますので、引き続き、そういう、町民の人たちが安心して、いつまでも住み慣れた場所で病院にもかかれる、生活できる、そういう形のまちづくりというのをしていかなければならないかなと考えているところであります。ちょっと答えになったかどうか分かりませんけれども、以上でございます。

質問 10番 進藤晴子

ありがとうございます。地方自治体は、住民の福祉の増進、これが一番でございます、これが使命であります、そういう組織だと思っております。そのために、今、一生懸命、皆さん頑張っていらっしゃると思います。安心して住み続けられる足寄町、今、町長のほうから言われましたが、医療、そして、今回は、足寄町国保病院に特化して質問させていただきましたが、要になっていますので、地域包括という考え方が、地域では、今どうなっているのだろうと思ったときに、いや、そんなことできないよというところが、どんどん出てきていると聞いております。国の求めているものが、地方ではそれはできない、これだけの人数で、どうやってそれをやれるのだというところが出てきております。その中でも、足寄町も、先ほど言いましたが、老健がなくなり、そして、いろいろ、診療所も一つなくなり、いろいろと変わってきております。それなので、もう一度、特別養護老人ホームができるこの時期に、もう一回考え直すというか、見つめ直して、みんなで安心して住み続けられる足寄町になっていければなと、まちづくりも考えております。町づくり対策で民間が動いておりますが、病院・介護に関しては、やはり別枠で考えていくべき大きなことではないかなというふうに私は思います。町民の受療の権利、診察の権利、健康の権利を保障するために、我が足寄町は、どう進んでいくのだろうかということが気になるところであります。もう一度、統括で、町長のほうからお話を伺いたいと思います。介護も含めてよろしくお願いします。

答弁 町長 渡辺俊一

町民の人たちが、いつまでも安心して、住み慣れた足寄町で暮らしていけるという、そういうまちづくりというのをしていかなければならないというふうに考えています。足寄町は、医療中心として、介護・保健・福祉の連携システムというのも、私の前の安久津町長の時代に確立しながら進めてきているところであって、そういう取組を今までもしてきているということであります。時間が経過することによって、人も変わり、状況も変わりというようなことで、少しずつその中身も変わってくるのかなというふうに思っています。ですから、やはりその時代、時代に合った、その時代、時代に合っているけれども、持続可能なという、そういった取組を今後もしていかなければならないというふうに考えています。医療、それから介護というのは、これからの高齢化が進んでいく町としては、やはり、一番考えていかなければならない課題だというふうに思っておりますので、この辺りは、総合計画の中でも、いろいろと課題もありますし、今後取り組んでいかなければならない問題というのもありますので、また引き続き、そういった取組をしていかなければならないというふうに考えているところであります。また、人手不足という時代にもなってきていますので、やはり介護人材だったり、看護人材だったりという、そういったものにも、きちんと取り組んでいかなければ、やはり根幹となるところは、その働き手というか、担い手が大事でありますので、そういったところも含めて、今後も検討し、また議会の皆さんとも協議しながら、進めさせていただきたいというふうに思っておりますので、よろしくお願いを申し上げます。以上でございます。

質問 10番 進藤晴子

長いことありがとうございました。これで一般質問を終わります。ありがとうございます。

出典:足寄町議会 令和6年第4回定例会 2024年12月16日 議事録 PDF(3ページ) 間違いを知らせる