足寄町議会 令和7年第1回定例会 2025年3月13日
足寄町の財政状況の現状と課題、今後の財政運営の方向性について
2025年3月13日、足寄町議会の一般質問で、進藤晴子議員が「足寄町の財政状況の現状と課題、今後の財政運営の方向性について」質問し、町長 渡辺俊一、総務課長 保多紀江、副町長 丸山晃徳、経済課長 佐々木康仁、会計管理者 加藤勝廣が答弁しました。
- 質問者
- 進藤晴子 議員
- 答弁者
- 町長 渡辺俊一、総務課長 保多紀江、副町長 丸山晃徳、経済課長 佐々木康仁、会計管理者 加藤勝廣
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は町のサイトの一般質問の一覧の表記です。
質問 10番 進藤晴子
議長よりお許しを頂きましたので、通告書に従い一般質問を行わせていただきます。件名、足寄町の財政状況の現状と課題、今後の財政運営の方向性について。町の財政は、町の運営や住民サービスを支える重要な基盤です。しかし、少子高齢化に伴う人口減少や、物価高騰・人件費の上昇など様々な社会情勢の変化により、今後の財政運営には慎重な対応が求められています。特にこの時期、新聞等で他の自治体の財政難から来る住民サービスの縮小についての記事を見て、「足寄は大丈夫だろうか」と心配している町民がいると聞いております。町の収入(歳入)がどのように確保され、支出(歳出)がどのように使われているのか、また貯金に当たる「基金」がどのように活用されているのか、足寄町の財政状況の現状と課題、そして今後の財政運営の方向性について伺います。1、歳入について、・近年の歳入の推移とその特徴についての分析。・主要な財源(地方交付税、町税、国や道の補助金など)の今後の見通し。・自主財源の確保に向けた新たな取組はあるか。2、歳出について。・近年の歳出の推移と特徴についての分析。・人件費、扶助費、公債費などの義務的経費の割合と、その持続可能性についての見解。3、現在の基金の残高と、その主な活用方針は。4、直近5年間の財政状況(将来負担率・基金額比率から)の推移。5、今後の財政運営の方向性について。以上です。よろしくお願いいたします。
答弁 町長 渡辺俊一
進藤議員の「足寄町の財政状況の現状と課題、今後の財政運営の方向性について」の一般質問にお答えいたします。まず、1点目の歳入についてですが、本町の過去5年間の歳入で、共通して最も多くを占めているのが地方交付税で、おおむね2から3番目を占めているのが町税となっており、大型の建設事業を行った年度や、国の地方創生臨時交付金が多く配分された年度については、国庫支出金や事業実施に伴う町債が町税よりも多くなっております。本町の主要な財源となっている地方交付税につきましては、今後も同額程度で推移すると見込んでおりますが、町税につきましては、人口減少に伴って減少することが見込まれ、国・道補助金については、対象事業の実施状況により増減することが想定されます。現時点で独自の法定外税導入などの新たな自主財源確保に向けた取組は考えておりませんが、まずは、基礎的な自主財源である町税の維持・確保に向けて、本町の基幹産業である農林業の振興を図っていく必要があると考えております。また、令和7年4月以降の機構改革で新設する「まちづくり推進課」が中心となり、企業誘致やふるさと納税の確保に積極的に取り組み、自主財源確保を図りたいと考えております。2点目の歳出につきましては、本町の過去5年間の歳出で多くを占めているのが、補助費等や人件費、普通建設事業費となっております。このうち補助費等につきましては、令和2年度以降、新型コロナウイルス対応や物価高騰対応に係る地方創生臨時交付金が国から配分され、影響を受けている事業者や低所得者等に対する支援を行っていることから、割合が高くなっております。義務的経費と言われている人件費、扶助費、公債費の過去5年間の歳出に占める割合につきましては、一般会計において、令和元年度が31.7%、令和2年度が34.7%、令和3年度が35.1%、令和4年度が38.9%、令和5年度が42.0%、令和6年度の決算見込みが37.7%となっております。全国的な給与水準の上昇に伴って人件費が増加傾向にある一方で、今後、本町においては、過去の地方債の償還完了により公債費が減少していくことから、義務的経費の割合は同程度で推移すると見込んでおります。次に、3点目の現在の基金の残高と、その主な活用方針についてお答えします。令和6年度末の基金残高見込みは、財政調整基金が約19億円、一般会計のその他特定目的基金が約35億6,000万円で、合計が約54億6,000万円となっております。5年前の令和元年度に比べると、約2,0000万円増加しておりますが、令和7年度当初予算では約12億2,000万円の基金繰入金を計上していることから、令和7年度末では約44億1,000万円の残高となる見込みです。今後、物価や労務費の高騰による経費の増加が続くと見込まれることから、これらの基金を有効に活用しながら、必要な事業を実施していきたいと考えております。4点目の、直近5年間の財政状況の推移についてですが、財政構造の弾力性を示す経常収支比率は、令和元年度の90.6%から令和6年度の決算見込みで88.9%まで改善し、将来に負担する債務の標準財政規模に対する割合を示す将来負担比率は、令和元年度のマイナス1.9%から、令和6年度の決算見込みでマイナス32.1%まで改善すると見込んでおります。これらの数値から、財政構造硬直化は続いているものの悪化はしていないと考えております。5点目の今後の財政運営の方向性につきましては、ふるさと納税などの自主財源確保に努めるとともに、国・道などの補助制度や有利な地方債の活用、適正な受益者負担、公共施設の長寿命化及び計画的な整備・維持保全、事務事業の効率化によるコスト縮減などにより、健全な財政運営に努めながら、足寄町第7次総合計画に基づき、「誰もが安心して暮らせる豊かで活気あふれるまちあしょろ」を目指したまちづくりを進めてまいりたいと考えておりますので、御理解賜りますようお願い申し上げ、進藤議員の一般質問に対する答弁とさせていただきます。
再質問 10番 進藤晴子
ありがとうございます。再質問をさせていただきます。まず、最初の歳入についてです。歳入の三つ質問を書いておりますが、大体かぶってきますので、まとめていきたいと思います。近年の歳入の推移とその特徴についてということでは、地方交付税がもちろんトップで、収入に関してはトップ、町税は2番から3番です。また、町債はその時々で、町税よりも多くなっているということなのですけれども、今後も地方交付税については同額程度で推移すると見込んでいるということですが、まず一つ質問なのですが、人口減少、これはどこのまちでも人口減少に傾いておりますが、これは地方交付税にどのぐらい響いてくるものでしょうか。これは前、細川議員も多分一般質問でやられたかと思いますが、その辺を御説明願えますか。
答弁 総務課長 保多紀江(総務課長は2025年3月まで)
まず、人口減少で交付税にどれくらい影響があるかという話ですが、人口の基礎として使われるのが、国勢調査の人口が多く使われております。人口が減ったからといって、それに比例をして交付税が減るわけではなくて、一つの自治体がやる業務というのは大きなまちでも小さなまちでも一定程度の業務をやらなければいけないということから、ある一定程度の経費を地方交付税で見るということで、人口に比例するわけではなく、補正というものがかかりまして、人口が少なくなったとしても少し割合を増やしてもらうような補正がかかります。また、人口が急激に減った場合についても、それも急速に減ったということについて、またそれも補正がかかりますので、人口が減ったからどれくらい減るというところまでは、今のところ明確には分からない部分でございます。以上でございます。
再質問 10番 進藤晴子
人口が地方交付税に比例して、地方交付税が払われるわけではなくて、財政状況とか地域の特殊性を加味した上で払われるということですね。それについては、あまり心配しなくていいというふうに捉えました。一つ、人口減少等特別対策事業費というのがあるのですけれども、これについてちょっと私調べたのですが、よく分かり得なかったので、教えていただいてよろしいでしょうか。
答弁 副町長 丸山晃徳
今の人口急減対策というのは、普通交付税の算定の中の枠組みの中での消防費とか学校費とか、その中の一つの項目のお話なのでしょうか。すみません。今ちょっと資料が、交付税の算定台帳等持っていれば、また7年度に新たにできた仕組みなのか、ちょっと今把握をしていませんでしたので、今の質問に対する資料を持ち合わせていなかったので、もし進藤議員さんの分かる範囲でヒントを頂ければと思うのですが。
再質問 10番 進藤晴子
算定基準は私も調べました。どんなことを見ながら交付税って払われてくるのだろう、入ってくるのだろう、その中でこの言葉が出てきたのですよね。それで、でもちょっと調べたけれども分からなかったので、もしお分かりになれば、もしここではできないのであれば、後で教えていただければ結構でございますので。後で結構です。申し訳ありません。すみませんでした。では、次に進みます。今、地方交付税もさほど人口ではアップダウンはしないよということだったので安心しているのですけれども、要は地方交付税というのは、私がちょうど議員になったときに、前安久津町長にいろいろとお勉強会を開いていただきまして、その中で、今までの足寄町の地方交付税の入り具合とかその経過を教えていただいたのです。そのときに、いきなりというか前触れはあったかもしれませんけれども、地方交付税ががっと減らされた時期があって、本当に大変だったというお話がありました。ということは、今、社会情勢、世界もおかしい、不安定、日本の中も政治も不安定ですね。その中で、もしリーダーシップを、いいか悪いか分かりませんけれども、かなり強い人間がトップに立ったときに、この仕組みということ自体がどうなるのだろうというのは、ちょっと不安に私は思っているのです。なので、この辺のことは、もらえるからいいやではなくて、多分このくらいもらえるからいいやということがずっと続いてくると、いやいや、それはちょっともしかしたら違うかもしれないなというふうに私は思っております。そこで、自主財源の確保、これは町長ももちろん確保に努めていくということですけれども、新たな取組があるかと言ったらば、ないというお話だったので、それはちょっと残念だなというふうに思っているのですが、今年、ふるさと納税ですね、これから予算のほうをやりますが、2,000万円アップの1億円を予定しております。それはなぜかというと、100万円の開発支援補助金、1人50万円で2件、それを倍にして200万円の開発支援補助金を使って、2,000万円アップを図ろうという計画だと思うのですが、本当にこれは大丈夫なのだろうかと、ちょっと甘くないかなと、私、個人的には思ったのですが、いかがでしょうか。
答弁 総務課長 保多紀江(総務課長は2025年3月まで)
今の新しい商品の開発補助金なのですけれども、令和6年度も3件の利用がありました。金額を2倍にすることで、新しい商品がさらに町内に増えればいいなということで、こちらのほうは増額をさせていただいております。また、ふるさと納税の令和6年度は8,000万円の予算を計上していまして、今のところ7,900万円ぐらいは歳入になるかなというふうに見込んでおります。1億円を見込んだという理由なのですけれども、実は平成二十七、八年ぐらいからふるさと納税を足寄町が取り組んだときから、中間事業者というかサポートしてくれる事業者を1社にお願いしていまして、ずっとその事業者にお願いをしてまいりました。このたび、いろいろな制度が変わったりとか、また中間事業者というサポートしてくれる事業者も、その頃と違って、かなりいろいろな事業者が参入しているということもございまして、足寄町としても今正直伸び悩んでいるという状況でございますので、サポートする事業者を替えるというか、新たな提案をいただくことで、今後のふるさと納税の増額につなげたいなというふうに考えております。それで、今年の1月、2月にかけまして、今までサポートいただいていた事業者も含め、プロポーザルを行いまして、その中から、足寄町としても今後これをお願いしたいなというような事業者さんを選定いたしまして、今回変更になるのですけれども、そちらの事業者さんと契約を行いました。そちらの事業者から提案を受けているのは、例えば経費率を下げることで品物を多く、例えば50%の経費の中の品物が30%だとしたら、残りの20%が経費なのですけれども、その経費を例えば10%に抑えられれば品物が40%のものが出せるとか、町内の事業者さんにとってもいいし、また、コストパフォーマンスのいいものが提供されれば、それだけふるさと納税も歳入になるのではないかということも見込んでおります。そういうことを合わせまして、1億円を計上させていただいております。以上でございます。
再質問 10番 進藤晴子
取扱業者というか、業者さんを替えるというお話も聞いておりましたが、ということは、経費を下げられるような業者さん、できるような業者さんというふうに見込んでやったということでよろしいですね。
答弁 総務課長 保多紀江(総務課長は2025年3月まで)
具体的に申しますと、例えば送料が今までよりも、例えば大口契約をしていて安くなるとか、そういうようなことで、経費のほうを下げるような提案をいただいております。以上でございます。
再質問 10番 進藤晴子
分かりました。業者さんも自分たちをアプローチするために、うちはこういうふうにやっていくよということを提示して、それがよさげな業者さんだということですね。分かりました。あと、それと一つ気になったのが、サイトですね。サイトが幾つかどんどん増えていって、今年は去年よりも少なくなったような気がいたしますが一緒ですか。
答弁 総務課長 保多紀江(総務課長は2025年3月まで)
変更にはなっておりません。今のところは変更になっておりません。
再質問 10番 進藤晴子
分かりました。では、ふるさと納税の最後の質問なのですが、1事業者で50万円というお金ですね。これは上限で、これは多いのか少ないのかはちょっと判断しかねるのですけれども、まず開発ということなのでよろしいかと思いますが、これで駄目だったときに、もう一回ということ、来年度とかそういうこともオーケーなのでしょうか、事業者さんからすると。
答弁 総務課長 保多紀江(総務課長は2025年3月まで)
駄目というか、開発していただければ、それはふるさと納税の商品として出すということになるのでしょうけれども、例えばあまり人気がないとか、そういう場合に、さらにブラッシュアップをするとか、そういうこともあるかなと思うのですけれども、そういうのを出していただければ、採択になるかというか、たくさんもし何件かあったら、その中では採択の基準の中では低くなるかなと、採択の基準というか点数的に、具体的には点数とかつける場合については低くなるかなとは思いますけれども、採択にならないわけではないかなというふうに思います。
再質問 10番 進藤晴子
もしかしたら、私、勘違いしていたかもしれません。その50万円以内のお金を使って、そして開発をして、それがふるさと納税の商品にならない場合も頂けるのですよね。駄目なのですね。分かりました。商品にならないと、それが下りないということですね。分かりました。ぜひ1億円超していただきたいと思うのですが、よろしくお願いします。自主財源って何があるのかなと、いろいろまちの中を見渡したときに、そうだ、足寄町には木があった、森林があったというところで、いろいろな取組されていることもちょっとお伺いをしております。そして、足寄町のホームページを今回、しばらくぶりに開けたときに、9月ですか、ラリー北海道がカーボンオフセットのクレジットを活用したというようなのが出ておりました。そういえば、経済課長に前回聞いたな、お話を伺ったなというふうに思い出しまして、この辺のお話をしていただきたいのですが、私の感覚では、要は森林、緑豊かなこういう地方の、あと都会でそういうものがなくて、CO₂の削減といってもそれができない、そういう人たちの穴埋めというか、代替というか、そういうことをしてくれるシステムというふうに捉えているのですけれども、その頂いたお金を使って、また森林の維持とか整備維持、いろいろなところにお金を使っていくというふうに思っているのですが、こんな拙い説明ではあれですので、もう少し深く経済課長に説明いただいてよろしいでしょうか。
答弁 経済課長 佐々木康仁
深く説明をと言われても、急に言われてもなかなか十分お答えできるか分かりませんけれども、頑張ります。本町は、平成22年から北海道森林バイオマス吸収量活用推進協議会というところに属しておりまして、これは本町と下川町、滝上町、それと美幌町、この4町の共通の地域資源というのは森林だということで、森林を有効的に利用しながら地域の活性化を図ろうと、我が国の今進めている低炭素社会の実現に貢献することを目的に立てられております。今、会長も含めて、事務局は下川町のほうで行っておりまして、そこで何をやっているのかということになりますけれども、一応、間伐促進型プロジェクトというプロジェクトと、それと温室効果ガス排出量削減プロジェクトという二つのプロジェクトをここで行っております。一つは、間伐促進型森林づくりプロジェクトにつきましては、足寄町としては、しっかりと間伐だとか、木が成長するようにですね、そういうことを行いながら、今、進藤議員がおっしゃったように、そういう活動に対して、本来企業だとか個人だとかで、そういう活動を本当はやらなければならないのだけれども、CO₂の削減量ってやはり無理なので、その分、足寄町がやっているそういう活動に対してお金を出しますよということで、それを受けて、私たちはそういう間伐作業だとかをやるという事業がまず一つです。これは4町全てで行っておりますので、これはやっております。それと、もう一つの温室効果ガス排出量削減プロジェクトというのは、各町で行っています、ボイラー燃料を木質バイオマスに替えてCO₂を削減するという事業をやっていまして、足寄の場合は皆さん御承知のとおり、森林バイオマスエネルギー活用事業ということで、ペレットを役場と子どもセンターで使って、化石燃料から木質ペレットのエネルギー代替燃料の代替クレジットとして発行をしているというようなことで、4町でいろいろ持ち合って、事務局が業者さんから紹介を受ければ、それを割り振っていくというような形になります。先ほどラリー北海道の話になりましたけれども、あれも4町のほうに話が行ったのですが、十勝でやるのだから、足寄町がそこの4町の中で十勝で唯一入っていますので、足寄町さんにその分は振り向けますよということだったので、町長にも参加をしていただいて、あそこで授与式を行わせていただいたということです。進藤議員がおっしゃったとおり、基本的には企業が本来負うべきCO₂削減量が負い切れないので、こういう森林を持っているところの間伐作業だとか、そういうところにお金を出すので、そういう形で、CO₂の排出量を自分のところで本来やめなければならない部分を、ほかの自治体とかでまかたしているという形になっております。なかなか分かりづらかったかもしれませんけれども、よろしくお願いします。
再質問 10番 進藤晴子
ありがとうございます。大変分かりやすく説明していただきました。それで、4町でやっている協議会ですよね。その協議会のことがインターネットで調べるといろいろと出てきますが、ラリー北海道のことが、そこに話が行ったけれども、足寄のほうに持ってきていただいた。この連携状況、そしてこの協議会の具体的な活動ですね、もしありましたら教えてください。
答弁 経済課長 佐々木康仁
お答えします。多くの方々から実を言うと、そういう申出をいただいておりまして、例えば、今、足寄町では、ふるさと納税でも個人でカーボンオフセットができるというようなことになっています。ですから、2024年度ですから、昨年度ですね、昨年度だと足寄町にもふるさと納税で個人の方がカーボンオフセットしたいというようなことで申し込んでいただいたりということがありますし、あるいは、大きな会社さんもありまして、例えば第一生命さんだとか、その縁で、今うちらの植林事業だとかというのをやらせていただいたり、中道リースさんだとか、ふそう系の大きな会社さんですけれども、そういうような会社さんとかからもいただいております。
再質問 10番 進藤晴子
個人であるというふうに書いてあったので、足寄でやっているというのは分かりませんでした、申し訳ない。個人でふるさと納税で申込みのあった方には、お返しのものとかはないということで捉えてよろしいですか。
答弁 経済課長 佐々木康仁
お答えをいたします。あなたはこれだけクレジットしていただきましたよという証明を送る形になります。
再質問 10番 進藤晴子
大変よい取組だと思うのですが、実際、具体的に協賛の額、金額はどのくらい今まで入っているのでしょうか。個人はふるさと納税なのでいいですけれども、その前の、北海道リース前にもいろいろあったというふうに伺っておりますので、教えてください。
答弁 経済課長 佐々木康仁
お答えをいたします。平成22年度からこの事業を4町でスタートしております。本町の場合は、これを今、森林の二酸化炭素吸収及び削減活用基金として積み立てております。全額を積み立てております。令和6年度の基金残高が4,504万円ということになっております。ですから、長い間かけて4,500万円ということになりますけれども、それが多いか少ないかは非常に判断がしづらいところではありますが、うちだけ少ないとかということではなくて、おおむね均等的に割り振ってくれておりますので、特別足寄が少ないとか多いとかということはないかと思っております。
再質問 10番 進藤晴子
詳しく、4町でやっているということなので、もし4町の協議会で受けて、そして足寄さんでやってといったときには、その協賛金は足寄に全部入るというふうに捉えていいですか、分けるのではなくて。(「そうです。足寄町の分と言われれば、足寄町に入ります」と発言する者あり)そうですか。ありがたいですね、本当に。大切にしていきたいなと思いますが、広報活動はインターネットで見たり、足寄の場合はホームページでふるさと納税とかであったり、どのような形でされているのかを追加で教えてください。
答弁 経済課長 佐々木康仁
お答えします。今、お話がありましたように、基本的にはインターネットでやっております。あと、実はこの4町で取り組んでいるというのが、北海道では相当早い段階で取り組んでいまして、道内でもかなりすばらしい取組だということで評価をされています。ですから、いろいろなところを介して、下川町のほうに話が来ているというふうにお聞きをしています。ですから、どこかの1社から、1社だけとかということではなくて、いろいろなところからこの話を聞きつけて、下川町にちょっと相談してみようかというようなことで来ているというふうには聞いております。
再質問 10番 進藤晴子
分かりました。なお続けていっていただきたいなと思いますし、企業にとってもかなりメリットのあることだと思いますので、どんどん話を広めていっていただきたいなと思います。そして、今、森林のCO₂削減、カーボンオフセットというお話でしたけれども、足寄町は森林があります。トータルで森林の面積が11万4,881ヘクタールというふうに、見た感じどのくらいなのかよく分かりませんけれども、大変そういう財産を持っております。それを計画的に、どういうふうに伐採して、そして植えてということの計画を道のほうに上げているというお話も聞いています。長期的なスパンの計画と、あと毎年毎年その計画を道のほうに上げているというお話を聞きました。それで、そのお金ですね、どのくらい木を切って、まず最初に私が不思議に、新人の頃に思ったのは、なぜそんなに大切な木を売って、上がったお金が歳入に乗ってこないのかしらというふうに、私は最初に新人のときに思った気がします。よくよく見てみれば、令和4年にかなり木が高騰したときに1億円以上のお金が入っております。1億円ですね、入っております。やはり木の値段はそのときそのときで全然違うので、やはり歳入には恒常的な収入ではないから上がってこれないのだなというのを今思っているところでありますが、では、今までどのくらいのお金が入っているのだろうとちょっとお聞きしたところ、追っていかれたのが平成26年から令和6年までで、約4億9,000万円入っております。これも多いのか少ないのかということは考え方次第だと思いますが、その中でも令和5年には何も売っていないというときもあります。こういうお金を基金に積んでいるわけですけれども、うまく使っているのかなというところがちょっと気になるところなのです。後ほどの基金のところでもちょっとまたプラスして質問いたしますが、この木を切ったお金はどのような管理をされているのかを、簡単でいいですので教えてください。
答弁 副町長 丸山晃徳
答弁させていただきます。本当に木の価格であったり、伐期であったりで、売るタイミングというのは非常に難しいところで、これまでも井脇議員さんからも予算化しないのかというお話もありましたけれども、進藤議員も言われるように、当初予算から幾らという形にはなっていないと。木が売りどきがあったときに、歳入予算も立てていないのですけれども、このタイミングだというときに入札で収入されます。そのお金は後に歳入予算で計上しまして、これはその年度で一般財源で扱っています。なので、例えばその年に1億円木を売ったとしまして、財産収入として1億円が入ってきて、それがその使い道というか、その年度で支出が必要なければ、その1億円は、その単年度の収支でいったら、財政調整基金で積み立てるというような形になります。それか、その年度で必要なものであれば、基金を取り崩さないで、そのお金をそのまま、その年度の必要な経費に充ててしまうというような形で、町有林の財産で、そのための基金というのは、今あるわけではないです。以上でございます。
再質問 10番 進藤晴子
分かりました。大変使い勝手がいいというふうに、いい意味で言えば使い勝手がいいというふうに捉えられますよね。そうですか。そして、素朴な疑問なのですが、木を売るか売らないかという判断ですね、それはどなたがされているのかというところです。これはかなり専門的な、今の木の値段だとか、いろいろなことの専門家でないと、なかなか売りどきとか、すみません、私は思うのですけれども、売りどきとか分からないのではないかというふうに思うのですよ。それが経済課の職員が判断するのか、誰かに相談をして、そしてその上で経済課が計画を練って、そして町長、副町長にかけて判断するのか、その辺をお聞かせください。
答弁 経済課長 佐々木康仁
お答えをいたします。私にその能力があれば、私ももう少し、いろいろ貯金も増えていたのかなというふうに思いますけれども、当然私にはそういう能力はございませんし、木について、先ほどからなかなかカーボンオフセットの説明も十分ではなかったかと思いますが、なかなか難しいと思っております。ましてやそれを、今ちょうど伐期がこの時期で、これを今売るべきかどうかという判断は非常に難しいです。長くやってきたうちの役場の職員だとしても、それが本当に正しかったかどうかというのは非常に分かりません。なので、私たちの一つの参考としては、民有林新聞というのが毎週来ておりまして、その新聞を見ながら、そればかり見ているわけではないですよ。今日何ぼ上がっただとか、そんなことは見ておりませんけれども、今がどうなのかという記載はされているので、今はあまり高くないのだなとかという認識には立つことは可能です。あと、林業関係者、あるいは今までそういうことに携わっていただいた方々のアドバイスなどもちょっとお聞きしながら、この時期ではないかと。当然、木を切るということは、イコールその後植林をする。要するに、足寄町は50年の循環システムに基づいて、今、林業を行っているので、当然切ったらまた植えると。今度植えるときにまたお金もかかるわけですから、そういった部分ではまた道の補助金がいつ入ってくるだとか、いつ申し込めるだとかということも含めて考えて、売りどきをまた考えていかなければならないのかなというふうには考えております。なかなか私たちだけでそれは判断できませんので、当然、理事者にも相談もさせていただきますし、その前段は関係者の皆さん方からいろいろな情報を頂きながら進めているという状況でございます。
再質問 10番 進藤晴子
大変よく分かりました。堅実にやられているということで、これからも、でも専門家がいないというのは、なかなかきつい部分、それは経済課だけだとは思いませんけれども、なかなかきついながらも頑張っていらっしゃるということで、これからも頑張っていただきたいのですが。伐期の売却利益とともに、森林環境譲与税のことが収入として上がっていると思うのですが、これは税金を、今度令和6年度から1人1,000円ですか、徴収されるということで、それに先走ってではないですけれども、前からこういうお金が出ているわけですけれども、こちらは使われ方ですね、一番最初のときはなかなか積んでいって、全然使えていないなというような、私は記憶があったのですが、十分な活用というか、されているのかどうか、ちょっとお聞かせ願えますか。
答弁 経済課長 佐々木康仁
十分に活用されているかといったら、なかなかちょっと、それが本当にいいことなのかどうか、なかなか分からない部分はありますが、今はとにかく担い手育成、あるいは森林を伐採、あるいはそれをするための環境整備等にお金を使わせていただいているのが、まずはメインです。先ほどもありましたように、足寄町としてはしっかりと森林を守っていくということが大事ですので、まずそこに経費をしっかりと充てていく。森林組合さんとも協力をしながら、そこに経費を充てていく。さらにはやはり心配な担い手不足という部分もありますので、そういう方々へのフォローもしております。ただ、森林環境譲与税が年々増えてきておりますので、それの活用方法については、やはり役場内でしっかりと今後もまた議論しながら進めていかなければならないでしょうし、また、新年度予算でお話になるかと思いますけれども、木質バイオマスの推進事業の補助金だとか、新たな制度も設けながら、民間企業さんだとか、そういうところで森林活動に資するような事業をやられる方々については、そういう補助金も出しながら、足寄町の森林を守っていく事業に充てていきたいというふうに考えております。
再質問 10番 進藤晴子
分かりました。足寄は広い森林がありますので、使い道は幾らでももちろんあるかと思うのですが、今、課長もおっしゃいましたけれども、どんどんと額が増えていて600億円くらいですね。去年の11月の読売新聞にたまたま載っていたのですが、全国1,500億円のうち525億円は積み立てられたままという、そういう自治体があるということもやはり現状であります。当たり前といっては当たり前で、地域差がありますので、その中で、やはり先ほどのカーボンオフセットの考え方と似ているのですが、地域間連携というのですか、自治体と自治体、都市部と、うちみたいな足寄町みたいなところで、連携を取っていろいろな事業をされているみたいなのですよね、譲与税を使いながら。やはり市内で排出される二酸化炭素を、うちみたいな足寄の森林のところで整備した、吸収したと見積もって環境計画に反映させている、そういう取組がされているようですが、こういったお話というのは頂いてはいないでしょうか。
答弁 経済課長 佐々木康仁
この制度ができてから、まだまだ十分、私どもとしては、この活用について、まだ十分協議を詰め切れていないという部分は、これは事実だと思っております。私たち、もらう側ですよね。たくさんある程度頂ける側、大都市では逆に私たちのように入ってこないだとか、どこかのまちも、横浜市と連携をして、横浜市がカーボンオフセットしなければならない部分をというような話も、自治体によってはやっているところがあるというふうにも聞いております。ですから、例えば今後、そういうような他自治体との連携、あるいは横浜市議会でしたか、横浜市議会の議員の皆さんが、自分のカーボンオフセットといって、北海道のどこかのまちにそういうのをやっているだとかというようなお話も聞いたりしています。そういった部分では、私たちまだまだ情報収集が甘い部分はあろうかと思いますけれども、どのような形がいいのか、まだちょっと模索をしている段階でありますので、これからいい方法も含めてあれば、いろいろな連携をしながら、取組を進めていければなというふうに思います。
再質問 10番 進藤晴子
分かりました。もっともっとお勉強していただいて、そういう方たちにアピールできるような、足寄はこんなに緑豊かな自然豊かなまちなのだよということをアピールしながら、どんどん仕事を取ってきていただければ大変うれしいなと、それが自主財源に少しずつ積み重なってくるのではないかなというふうに、それはまちづくりにも関連してきますよね、足寄の今後の。そして、今おっしゃられた、そうですね、私たち議員も勉強しなければいけないですね。しっかり勉強してまいりたいと思います。ありがとうございます。では、次に参ります。歳出ですね。歳出の中の、予定していたとおりの答弁で、やはり人件費やいろいろなものが物価高騰で上がってきているというのはもう重々承知の上です。人件費のことでちょっとお伺いいたします。人口が少なくなってきている中で、それでも人のマンパワーが足りないという部分は、ずっとあるわけですが、その中でこの人件費を抑制するというよりも、何とかそれを、人件費の上がった分をどうにか業務内容の改善であるとか、いろいろなことで補って、難しいと思いますけれども、補っていけるのではないかと思うのですが、DX推奨ということで今年から動き始めております。どのような形で、例えば役場職員の残務時間というのですか、超過勤務時間を少なくするとか、具体的な取組というのはDXの中でありますでしょうか。
答弁 総務課長 保多紀江(総務課長は2025年3月まで)
今、進藤議員がおっしゃったような、例えば時間外を抑制とか、そういうことはしておりませんけれども、まだそこまで進んでおりませんけれども、今現在、行政執行方針のほうでも、町長のほうから説明をさせていただいているところですけれども、例えば伝票といいますか、支出をするための伝票とかを自動発行するとか、そういうような、業務を軽減できるような、今、システムというかソフトを入れているところでして、まだ一部の部署でテスト的に使ったりとかしている状態で、まだ全庁的には広まっていないのですけれども、そのようにDXの全体のところまでまだ行っていませんけれども、ちょっと細かいところからでも、職員の業務を軽減できるようなことをしていきたいなと思います。最終的に、それが積もり積もっていけば、時間外だけでなく職員数の、人口減によって職員数も減るかもしれませんけれども、それだけでなく必要な職員数が減るということも、将来的にはもしかしたらあるかもしれないなというふうには考えています。以上でございます。
再質問 10番 進藤晴子
課長から、職員数ということが出ました。私自身は、人口が少なくなったから、いきなり職員数を減らすというのは絶対あり得ないというふうに自分では思っているのですけれども、短絡的に考えられる方もいらっしゃいまして、そういうふうに言っていらっしゃる方もおります。役場職員の動きだとかそういうのを見ながら、町民が一人、自己判断でそういうことを言われる方もいるのですけれども、やはりそうではないですね。よりよい住民サービスと、財政の負担のバランスというのが一番大切かと思いますので、DXと先ほど言いましたけれども、今まだ始まったばかりなので、もしあったらと思って質問させていただきました。そして、予算のほうにも今回出ておりましたが、住民サービスのDXで、住民票などのコンビニ交付ですね、その辺が始まるみたいなのですが、導入経費は国が持っていらっしゃるかと思うのですが、心配するのはランニングコストですね。それから先の話。足寄町で住民票をコンビニで出すこと自体が一体どのくらいの人数がいるのだろう。住民票を置いておいて、外に出ていらっしゃる方は大変重宝でございます。なのですが、一体どのぐらいいるのだろうというところもちょっと懸念するところで、本当に足寄にとって、お金がかからないなら全然いいのですよ。ですが、ランニングコストがかなりかかってくるという話がちまたでというか、情報がありますので、国は導入のお金だけという部分が心配されるところです。その辺はどう思われていますか。
答弁 総務課長 保多紀江(総務課長は2025年3月まで)
この導入につきましては、国のほうから2分の1の補助金が出ます。あと、特別交付税の措置とかもございます。今おっしゃったように、どれだけの方が利用するのかというと、それは非常に未知数なところはございます。窓口に来て取られる方もいらっしゃいますが、お仕事をされている方にしてみれば、平日の昼間に役場に来て、もしくは年末年始とかですね、そういうときに急に必要な方もいらっしゃいますでしょうし、そういう意味での行政サービス、住民サービスの向上という意味でのコンビニ交付なのかなというふうに思っております。たまに聞きますのが、町外で住民票が必要になったときに、マイナンバーカードが必要なのですけれども、コンビニ交付で受けられて助かったというような話も聞いておりまして、今、ニーズがどれくらいあるかというよりは、今後に向けて、住民票をどこでもコンビニで取れるようになれば、窓口業務もその分職員の手がかからないといいますか、窓口で対応する時間も減りますので、その分違う業務に職員の業務の能力を回すというようなこともできるのかなというふうに思っております。ランニングコストなのですけれども、確かにそういう導入をすると、どうしてもランニングコストがかかってしまいまして、そちらは町の持ち出しといいますか、負担にはなりますけれども、今後、どこのまちでもやっていくことかと思いますので、町が負担していくのは仕方ないことかなというふうに考えております。以上でございます。
再質問 10番 進藤晴子
住民票のコンビニ交付は、もうほかでやっているところもありますよね。そういうところのお話というか、情報としては聞いてきていらっしゃいますか。
答弁 総務課長 保多紀江(総務課長は2025年3月まで)
十勝管内でも数町村でやっているというふうに聞いておりまして、そちらからは担当のほうが情報収集して、どのような手続が必要か、システムというか、コンビニ交付を始めるためにはどのような仕組みが必要かということは聞いております。
再質問 10番 進藤晴子
コスト的なこととか、最近の若者はコスパと言いますが、コスパがよいか悪いかというような感じのことまではお伺いしていないでしょうか。
答弁 総務課長 保多紀江(総務課長は2025年3月まで)
例えば、住民票を1件取るとしたら何百円という単位かなと思います。それをコンビニで何通取っても、そのコンビニ交付のシステムを入れる、運用していく経費は、その手数料は全く賄えないものだと思いますので、そこら辺はもうコスパといいますか、町としてのお金に対するコストパフォーマンスではなくて、それはあくまでもやはり住民サービスの向上なのかなというふうに思っています。
再質問 10番 進藤晴子
分かりました。住民サービスということですね。金額は、足寄町の役場で発行していただく金額と、コンビニで出すのも一緒というふうに考えていますか。まだこれからですか。
答弁 総務課長 保多紀江(総務課長は2025年3月まで)
まだ手数料につきましては、まだ検討しておりませんけれども、他町村を見ますと同額のところとか、逆に安いところとかいろいろございますので、ちょっと確認をしながら町としてどのようにしていくか、今後検討していきたいと思っております。
再質問 10番 進藤晴子
分かりました。今、本当に国から下りてくるのは、何でも行け行けという感じで下りてきますけれども、やり始めて、もしそれが毎年度毎年度、歳入歳出出てくると思いますが、あまりにも住民サービスになっていないというよりも、あまりにも少ない人しか使用しないよねというような話になったら、その辺も検討していくのだと思うのですけれども、いかがでしょうか。
答弁 総務課長 保多紀江(総務課長は2025年3月まで)
確かに利用数があまりにも少なかったら、そのサービスが町として必要でなければ、やめるという決断は将来的にはあるのかなとは思いますが、今、全国的に導入をしている中で、なかなか、そこは今、やめるということはちょっと言えないですけれども、取りあえず現段階ではニーズは、そんなに数は見込めないかもしれませんけれども、サービスの向上ということで今回導入を予定しているところでございます。
再質問 10番 進藤晴子
分かりました。なかなか、そうですね、検討はしていってください。まだ始まる前ですので、始まった後、よく検討されることがよろしいかと思います。そして、この歳出の中で、今後の大きな事業や、四、五年先ぐらいまで含めて、もし分かっていることがありましたら、大規模修繕とかでお金がかかりそうな部分というのは、もしあったら教えてください。
答弁 総務課長 保多紀江(総務課長は2025年3月まで)
お時間頂きまして、すみません。ありがとうございます。今後の大きな事業ということでよろしいでしょうか。それでは、12月に議決をいただきました、第7次総合計画の計画の中から、幾つかピックアップをして御説明をさせていただきます。7年度以降の事業といたしましては、里見が丘公園の再整備事業、それと、橋梁の長寿命化修繕事業、毎年度計画的にやっております。それと、道路ストック修繕事業、こちらも道路の整備となっております。次に、上水道の配水管の布設替え、それと、上水道の浄水場の改築更新も令和9年度頃に予定をしております。あと、下水道の終末処理場なのですけれども、長寿命化事業ということで、令和9年度ぐらいに設計等を行って、その後更新とかを予定しております。あと、学校の関係なのですけれども、学校の校舎の施設の整備としまして、今年度も螺湾とかの小学校の修繕とかをする、今年度というか7年度にする予定ではいるのですけれども、その後、足寄小学校とか、あと大誉地小学校の大規模な改修を予定しております。そのほか、今、LED化も順次進めておりますけれども、7年度以降、いろいろな施設のLED化を図っていくことになる予定でございます。以上でございます。
再質問 10番 進藤晴子
分かりました。ありがとうございます。その中で一つだけ、今建物を建てるのにかなり金額が高くなっています。今度、旭町のコミュニティセンターも1億円以上かかるということで、そういう時代なのだな、仕方がないのかなと思うのですが、コミュニティセンターで建て直すとかいうのは近場ではもうないですか。
答弁 総務課長 保多紀江(総務課長は2025年3月まで)
今、旭町を建てて、その前には芽登のセンターのほうも建てております。今、各地域の基幹的な場所としましては、まだ上利別の集落センターが古いままでございます。ただ、横には寿の家もございまして、今後、地域の方と協議しながら、どのようにしていくかということになりますが、まだ古いものとしてはそちらの建物が残ってございます。
再質問 10番 進藤晴子
地域の方と相談しながら、今後のことは検討されていくということですね。分かりました。では、歳出のほうはそれぐらいにしまして、3番目の現在の基金の残高とその主な活用方針のところで、先ほど町長のほうから答弁いただきました。年度末の合計、令和6年度末の合計残高が54億6,000万円。大体毎年このぐらいですかね。私が見た限りではこのぐらいの金額なのではないかなと思っております。財政調整基金のほうは使った使わないで少しずつ違うかと思いますが、このぐらいで維持されているのかなと思いますが、基金の今までのを見ていますと、動いていないという言い方はちょっと違うかなと思います。若干、利子とかが入ってきますので、動いていないという言い方はちょっとおかしいかもしれませんが、基金が同じようなところが残っている、使わないで残っているというところがちょっと見られるような気がいたします。ほかの地域では、日本全国どうなのかなというふうに調べたところ、要は日本全国、世界もそうですけれども、この不安定な諸事情で、企業自体も大分内部留保をずっとため込んできている。最近やっと賃金のほうに出てきましたけれども。自治体もやはり基金をため込んでいるというような傾向があるというふうに書いておりました。どんどん自治体の基金は少しずつ上がってきて、たしか2013年度は全部を平均しますと、1自治体が66億円、これは平均ですから。2022年に関しては、全国で26.9兆円の過去最高の基金が残っているというようなことがございます。この質問をするに当たって、今年の情報として頂いて、札幌でお勉強されてきた方から見させていただいて、「何だ、足寄ってこんなに経済状況いいんだ、じゃあ別にいいのね」と思っていたところなのですが、いや、基金があるからいいのかというところなのですよね。本当に基金はどのくらい残っているのがベストなのだろうというところを調べますと、数字上ですけれども、大体1割か2割ぐらいというふうに出ていました。それが本当の数字かどうか分かりません。足寄の財政で言うと20億円ぐらいになるかと思うのですが、この低金利のときに、今は国は投資、投資と一般国民に対しても言って、一般国民も今まで投資なんて全然分かってもいない、専門家の人しか知らなかった部分だけれども、かなり今、刺激を受けて勉強してきているし、NISAとかにも入っている方もいらっしゃいます。そういう中で、過去10年ぐらいずっと遡っていきましても、この低金利の中に、基金をどう運用してきたのかというところがちょっと興味のあるところでして、投資のほうとかに、国債や地方債、そのほかのものに預け入れをしたことがあるのかどうかというところをお聞きしたいと思います。
答弁 会計管理者 加藤勝廣
お答えします。この10年の間に、そういった投資ですとかということはやっていませんで、今現在でいけば、支障の範囲内で果実運用のある基金について、定期預金に積んでいるということでございまして、金融機関とか証券会社のほうから、いろいろ国債だとか地方債だとかというお話は伺ってはいるのですけれども、ただ5年とか10年の縛りがありますから、そういった中で、緊急的に基金を取り崩すといった際に対応ができないということで、現在は定期預金ということでやっております。
再質問 10番 進藤晴子
それを最初考えたときに、みんなどうしているのだろうと思ったらば、大きな市とか都とか、そういうのはもちろんやっております。町としてはどうなのだろう、町村というと、調べるとやはり出てくるのですよね。四国のほうですかね。大体7,000人弱ぐらいの人口で、足寄と似たような感じです。本当に僅かです。僅かなのか、6億円ぐらいを国債か何かに入れて、どのくらいの上がりがあるかというと、160万円とか70万円とか、そのぐらいのように見ましたけれども、何もしないでそこに置いておくということ自体が、だって動いていないですからね、動いていない部分があるのは、それはどうでしょうか。もちろん町のお金ですので、自治体の資金運用というのは、安全性と効率性のバランスを取りながらというふうにあります。もちろん分かります。そういう中で、多様な金融商品等を活用する方向へというふうにもあります。この御時世で、定期預金に行ってもほとんどつかないような状況で、もう少し前向きにトライするということは考えられないでしょうか。
答弁 副町長 丸山晃徳
どのように答弁したらいいかというところなのですけれども、確かに金融機関さんですとか、証券会社さんから、ほかの都市、結構大きな都市で、こういうような国債は当然ですし、高速道路何とか債だとか、結構手堅いものはありますよというところで、何回かお話は聞いたりしますけれども、それを安心かつ安全というところで、ちょっとまだ一歩引いているところがありまして、ちょっと冒険するにはまだどうなのかなというところで、こちら、執行側と会計管理者で研究して、本来であれば、これまで低金利だったので、本当に眠らせておくのだったら、今で言ったら、足寄は50億円あれば、二、三十億円ぐらいちょっと積んだらいいのではないか、いい高利子のところに積んだらいいのではないかというところでは、お話もいただいていますし、どうしたらいいかなというところなのですけれども、まだちゅうちょしていたというところでしかないです。今回のお話をいただいて、本当に安全なものの運用について、いま一度考えてみたいと思います。なのですけれども、またNISAとかもそうなのですけれども、上がったと思ったら下がったりという投資信託というものはなかなか難しいところで、本当に手堅い国債とか、そういうところの完全に元本割れしないもので、もうちょっと高い利息のものを研究させていただきたいというところでございます。以上でございます。
再質問 10番 進藤晴子
前向きな回答ありがとうございます。二、三日前に新聞で、これは個人のことですけれども、今、500万円の収入があった人が、この1年間でどのぐらい、物価高騰とかいろいろあって、手取りがどのぐらい減ったかというと、1年間で27万円というのをテレビでやっておりました。ああいうものを見まして、町民は、えっというよりも、なるほど、確かにそうだよなと、お財布を預かっている人は、そのぐらいの目減り感というのをすごく持ってると思うのですよね。町民も勉強してきていますので、ただ、これはやはりファイナンシャルプランナーとか専門家とか、その辺もやはり考慮しながら見ていったほうがいいのではないかなと思うのです。50億円の基金が、この10年間の間に実質はどのぐらい減ってるかというと、相当な金額だと思いますので、やはり大変でしょうけれども勉強していただいて、町民のメリットということを考えながらやっていただければうれしいなと思います。では、4番目です。直近5年間の財政状況で町長から御答弁いただきました。要は、今の基金の話とも一緒ですけれども、財政のほうは、構造硬直化は続いているもののというところですね。ここはちょっと気になるところですが、「悪化はしていないと考えています」、そうですね、悪化はしていないけれども、やはり将来の足寄町のことを考えれば、何か動き出さないと、どんどんとマイナスのほうに行ってしまうというふうに思います。それと、気になるところは、やはり足寄町は公共の施設、特に病院を持っております。12月の一般質問をさせていただきましたが、やはり世の中の事情だとか、いろいろなパンデミックだとか、いろいろなことで、病院というのはどんどん変わってくるような気がいたします。幾ら一生懸命頑張っていただいても、世の流れで病院というのはマイナスに傾くことがありますので、それを抱えているということを考えながら、やはり財政のほうは考えていかなくてはいけないかなと思うのですが、その辺いかがでしょうか。
答弁 町長 渡辺俊一
病院のこともよく考えながらというお話でございます。前の議会の中でもお話しさせていただきましたけれども、町民がこの足寄町で暮らし続けるための安心・安全のための施設ということでありまして、やはり足寄町、どこに行くにしても、帯広だとか北見だとか釧路だとかに行くにしても1時間ちょっとくらいかかるということで、足寄でいけば、やはり帯広に向かって病院といえば行くような形になるのだと思いますけれども、何ぼ救急車で走ったにしてもやはり1時間近くはかかるだろうというふうに思っています。そういう地理的な関係もあって、やはり病院というのは、病院がなければ足寄町の町民が安心して暮らせないということだというふうに思っておりますので、やはり足寄町で病院というのは必要なものと考えております。その中で、前にもお話ししましたけれども、幾らかかっても病院の運営をできるかというと、やはりそうではないのだろうなと考えています。一定の足寄町一般会計から持ち出しができる、今はできているわけですけれども、それが今後の財政状況だとかが変わってきたときに、どこまで町として持ち出しができるのかだとかといったところは今後も検討していかないといけない部分ですし、現状では特に病院がどうのこうのという話はないですけれども、将来的にあまりにも赤字が増えてだとか、運営していく上でどうなのかというようなことができたときには、やはりその辺りも考えなければならないと思ってはいます。ただ、先ほども言いましたように、安全・安心なという部分で考えますと、国保病院はやはりきちんと残していかなければならない病院と考えておりますので、そこはまた議会の皆さんともいろいろと協議をさせていただきながら、もしもそういう状況になったときには、十分に検討させていただいて、御協議させていただいて、御理解いただけるような形で残していくというような形になっていくのかなと思っております。以上でございます。
再質問 10番 進藤晴子
病院のお話、分かりました。さんざん一般質問でさせていただいたので分かっているのですが、要はそういうものがあるのだという、公共の施設、病院だけではございませんね。介護施設もそうですし、むすびれっじもいろいろと持っております。公共の施設だけではなくて、心配な民間の施設もございます。いろいろなところでお金がかかってくるということがいつも頭にあるから、多分健全な財政ということで渡辺町長は頑張っていらっしゃると思うのですけれども、今度は上半期ではなく後半に入りますので、渡辺町政も後半に入りますので、もしそういうところも今までのことだけではなくて、もうちょっと違った形がないかと模索しながら、財政を切り盛りしていっていただければなというのが、私の今回の一般質問の理由でございます。最後に、町長、それを踏まえて、あと2年、またそれからもございますが、あと2年の町長として、どういうふうに足寄を切り盛りしていくのか、前向きな御意見をいただけたらなと思います。
答弁 町長 渡辺俊一
前向きな答弁ということでございますけれども、今、第7次の総合計画もつくって、4月からスタートするということになっています。そういう意味では、新しい計画の中で進めていかなければならない、そういう時期が今来ているということであります。財政的な部分でいけば、やはり健全な財政をきちんとやっていかなければならないというのは、これは間違いないことであって、放漫経営ということには絶対なりませんので、やはり歳入と歳出ときちんと見合った形で、事業を推進していくということが大事なことなのかなと思っています。そういうことを踏まえながら、足寄町として、今これからやらなければならないという部分でいけば、やはり産業の活性化だとかというところが大きいかなと思います。なかなか中山間地域ということで、条件がどうしても十勝の中央部と比べれば悪い中で、基幹産業である農業を営んでいるといった部分、これはやはり農業が活性化しなければ、足寄町のまちにとっても、まちの中の活性化といった部分も図られてこないだろうと思っていますので、農業をどう今後活性化していくのかというところが、大きな課題かなと思っています。ただ、正直言ってあまり、これをやったら活性化しますよという妙案というのは、なかなかないわけでありますけれども、やはり堅実に一つ一つ積み重ねていくということが大事かなと思っていますので、今、総合計画の中でも載せていますし、それから新年度の予算の中でも載せていますけれども、一つ一つ堅実に事業を進めていけるような形でいければなと。それと、まちの中の商工業者さんも、なかなか小売店さんだとかといったところが、非常に厳しいところなのかなと。まちの人にしてみれば、フクハラさんがあったりだとか、ドラッグストアさんがあったりだとかというちょっと大型のお店があるので、お買物には多分そんなに不便はしていないのだろうなと思いますが、やはりまちの中のお店だとかというのも必要なところであって、今、高齢化だとか、それから後継者難だとかといったところがありますので、なかなか一地域に一業種ということで、今まであったところがなくなる業種もできてくるのだろうなと思いつつ、やはりそういうことがなく、何とか防げるような取組というのが必要かなと思っているところであります。それから、福祉についても、やはり高齢者の方が安心して生活できるような、特別養護老人ホームも今年秋にはできますけれども、そのほかにもケアハウスですとか、NPO法人、それから社会福祉協議会だとか、いろいろと携わっていただいているところがきちんと運営を継続できるようにという部分を考えなければならない部分、先ほどもお話ありましたけれども、そういった部分を、今よければいいということではなくて、やはりずっと継続して続けていけるような、そういう運営の在り方というのを考えていかなければならないのかなと思っています。それから子育て支援についても、やはり今まで同様取組をしていかなければならないかなと思っています。子供が生まれる数がかなり少なくなってきているという状況の中で、今後のまちの中、多分保育所も子供さんが来る人が少なくなれば、若干減少してきてというようなことにもなりますし、当然学校も同じ形になります。高校だとかも、足寄中学校を卒業した子供たち、今7割くらいの子供たちが足寄高校に行っているという部分がありますけれども、足寄中学校自体が子供が少なくなれば、そのうちの7割が例えば高校に行ったとしても、本当に2間口の学級数を維持できるのかだとか、そういったものがいろいろとあるのかなと感じているところであります。また、やはりまちの中で、きちんと所得が上がるような取組といいますか、みんなが豊かに暮らせるような取組というのがこれから必要になるのかなと。とりわけ、この人口減少の中で働き手もだんだん少なくなるかもしれないという、この中で、どうやって働き手を確保しながら、社会的にきちんと活性化したまちづくりができるのかといったところが、非常に大きな課題だというふうに思っています。どこにお金を使うかというのは、やはり選択と集中というのも当然必要ですし、とはいえ全体に目配せしながらということで、やはり持続可能なまちづくりといった部分では、どこかに集中的にというのもなかなか難しい部分もあって、全体のバランスを見ながら取り組まなければならないのかなと考えています。そういうことで考えていくと、財政状況は決して悪くはないですけれど、だけれども油断はできないというか、予断を許さない状況なのかなと感じているところであります。いずれにしても総合計画は4月からスタートしますから、総合計画をしっかりと取り組んでいきたいなと考えているところであります。答えになったかどうかは分かりませんが、そういうことで考えておりますので、よろしくお願いを申し上げます。以上でございます。
再質問 10番 進藤晴子
これで終わりにしようと思っていたのですけれど、一つ言い忘れたことがありまして。以前も町長のほうから、町長の役割は、満遍なくバランスよくお金を采配して、それも町長の大事な仕事だとおっしゃられたことがありました。確かにそうですよね。今回、財政のことを自分ながら勉強していく中で、今までは多分それでもあれかもしれませんけれども、今は何とか自分の自治体に人もお金も持ってこようという、その第一歩の取組が、やはり次のまちづくりにつながっていくのではないかなと。特に足寄はすばらしい自然がありますよね。これは本当に財産だと私は思いました。どこかの県が、地域が移住者がすごく増えている、関東近辺ですけれども、たしか群馬かな。そのPRの仕方が、関東は地震の多いところです。震度4以上の地震を過去何年間か調べて、千葉県何件、東京何件と調べた中で、群馬が群を抜いて少ないのですよね。それをアピールしているのです。それを聞いたときにちょっといかがなものかなと私は思いましたけれども、でもやはりそのように自分の県を、自分の地域をアピールしていくというところが、これから先、本当に大切なのかなというふうに個人的には思ったところです。機構改革、これから行いますよね。また新しい場所で皆さんそれなりの実力のある方たちが課長になって頑張っていかれると思いますので、渡辺町長の下でしっかり頑張っていただけたらなというふうに思います。エールとして、今回は一般質問させていただきました。ありがとうございます。