みんなの議会

足寄町議会 令和4年第4回定例会 2022年12月12日

農業における町内資源(有機物)の有効活用について

2022年12月12日、足寄町議会の一般質問で、川上修一議員が「農業における町内資源(有機物)の有効活用について」質問し、町長 渡辺俊一、経済課長 加藤勝廣が答弁しました。

質問者
川上修一 議員
答弁者
町長 渡辺俊一、経済課長 加藤勝廣

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は町のサイトの一般質問の一覧の表記です。

質問 8番 川上修一

副議長のお許しを頂きましたので、通告書に従って一般質問をさせていただきます。件名。農業における町内資源(有機物)の有効活用について。近年、干ばつ、長期的曇天、集中豪雨、長雨などの異常気象が頻発する事態となっており、農産物に大きな被害を及ぼしています。それに加え、不安定な世界情勢のあおりを受け、肥料をはじめ生産資材価格は軒並み異常高騰し、農業生産現場において変革をしなければならない岐路に立たされていると考えます。私は、その異常気象に順応する圃場づくりと、肥料高騰下の肥料使用量削減を併せて実現するために、今こそ足寄町内の牛ふん堆肥及び消化液を有効活用し、持続可能な農業経営を推進することが必要だと考え、一般質問いたします。1、天候不順に対する耐性や圃場条件による町内農業者の農産物収量格差について、町としてどのように把握されていますか。2、令和5年に予想される肥料販売価格高騰に足寄町としてどのような対策を考えていますか。3、燃油高騰により輸送コストが急騰し、町内の堆肥流通が鈍化している傾向にあることも聞いております。それらを踏まえ、町として有機物施用を後押しする具体的な支援策は考えていますか。以上です。

答弁 町長 渡辺俊一

川上議員の農業における町内資源(有機物)の有効活用についての一般質問にお答えします。1点目の天候不順に対する耐性や圃場条件による町内農業者の農産物収量格差について、どのように把握されているかについてですが、足寄町は中山間地域で条件不利地であることから、農作物の収量については、それぞれの地域で大きな差があります。また、農業者個々におきましても、基盤整備事業の整備状況や堆肥などの使用状況において、天候不順に対する耐性の差や圃場差が出てくるものと考えております。2点目の令和5年に予想される肥料販売価格高騰に足寄町としてどのような対策を考えているかについてですが、肥料価格の高騰については足寄町のみならず全国的な問題であり、基本的には国が対策を講ずるべき問題と考えますが、国からの支援策をしっかりと取り組んだ上で不十分な部分については関係機関と連携の上、支援を検討してまいります。3点目の町として有機物施用を後押しする具体的な支援策は考えているかについてですが、畑への有機物肥料の施用については、肥料効果はもちろんのこと、近年の異常気象による豪雨・干ばつなどに対し、土壌の団粒化による保水性・通気性・透水性など様々な効用があります。これらに加え、肥料価格の高騰は顕著であり、次年度以降、安定的な経営を継続するためには、町内の堆肥やJAあしょろバイオマスセンターで製造される消化液を有効活用することによる土づくりが重要であると考えます。しかしながら、それらを運搬する運送費が、燃油等の高騰によりかなり高額になることが予想されるため、足寄町農業協同組合と連携し、農業経営の支援に努めてまいりたいと考えておりますので、御理解を賜りますようお願いを申し上げ、川上議員の一般質問に対する答弁とさせていただきます。

再質問 8番 川上修一

まず1点目の天候不順何たらかんたらに対する再質問なのですけれども、収量の差は基盤整備の実施状況ですとか堆肥の施用状況において、どうしても個々の差が出ると。まさくしそのとおりなのですけれども、それで、堆肥の効果ということについて、経済課長はどのぐらい効果があるというふうに捉えていらっしゃいますか。

答弁 経済課長 加藤勝廣(経済課長は2023年6月まで)

堆肥の施用については、土づくりにおいてかなりの重要性を含んでいると思います。堆肥ですので、窒素分ですとかそういったものは十分に補えられますし、畑に施用するということで、先ほど町長も答弁したとおり、畑の保水性ですとか通気性、透水性がかなり確保されるものというふうに考えておりまして、堆肥、有機物の施用というのはかなり重要性を考えております。

再質問 8番 川上修一

堆肥の効果というのは、皆さん理解されていると思うのですけれども、それが具体的に数値で表せるかというと非常に難しい。これは私も農業者なのですけれども、費用対効果を求められたときに果たしてどうなのと。いいのはいいのだけれども、どのぐらい効果あるかというのは数値で示すのは難しいと。そんなときに、たまたま私の友人から堆肥の効果について非常に参考になる話を聞きましたので、紹介させていただきたいのですけれども。Aさんとしておきましょう。そのAさん、私の友達ですから年も同じぐらい。もう40年以上農家やっているベテランなのですけれども、昔から自分の畑には堆肥をきちんと切り返して投入している、地域でも篤農家なのですけれども、この方が近年離農跡地を求めまして、急速に畑の面積が広くなったと。勢い、面積が広くなると労働力の関係から、どうしても小麦の作付割合が増えてくるのですね。それで、このAさんという方も、もともと自分のところの畑と、それから新しく求めた購入した畑に小麦をまくことになりました。それで、ずっと去年の秋にまいて、今年肥培管理して、刈る直前になって畑を見たときに違いが分からなかったと。まあまあどっちもいい感じの穂で、その違いが分からなかった。ところがいざコンバインで収穫してみると、自分の畑と新しく求めた畑では1俵ぐらい自分の畑のほうが収量あったそうです。40年も農家やっていた男が、しみじみ「やっぱり堆肥って効くんだな」と。こうやって私に話ししてくれたものですから、やっぱり堆肥というのは、何というのかな、目には見えないのですけれども、それだけの差が出てくるのかなと。同じ人間が同じ種、肥料、農薬、そして同じ機械を使って、そして仕事も同じ人間がするわけですから、もう条件は全く一緒なのですね。こんな比較するケースはそうそうないものですから、今回こういうことがありましたよと。堆肥というのはやっぱり数値化しづらいけれども、非常に効果あるのですよということを、皆さんに分かっていただきたくてこんな話をさせていただきました。それで、では、ここまで効果分かっているのになかなか堆肥が投入する、利用する農家が少ないと、これはなぜなのかなという話になってくるのですけれども、経済課長はその辺どうしてだと思いますか。

答弁 経済課長 加藤勝廣(経済課長は2023年6月まで)

なぜ畑になかなか堆肥が投入できないのかという問題ですけれども、自分が考える限りですけれども、やはり堆肥、まるっきり畑作専業の方であれば堆肥は購入しなければならないということにもなってきますから、堆肥を購入するとなると、やっぱり堆肥の価格ですとか運送賃などがいろいろかかってくるということを考えれば、そしてまた畑もいろいろなところに点在しているというところで、なかなか手間もかかってしまうと。であればやっぱりコントラにお願いするとか、事業をそういった委託をする形になってくると思うのですけれども、やはりそういったことにやっていくとまたそれもお金がかかる関係が出てくるので、やはり価格とそういった事業のお金がかかるということで考えれば、なかなか堆肥の投入もできない。化学肥料であれば、簡単に手軽に投入できるというところで考えれば、やっぱりそっちのほうに走ってしまうという現状もあるのではないかなと考えております。

再質問 8番 川上修一

98点のお答えだと思います。全くそのとおりで、確かにお金も手間もかかると。残りの2点、何かといいますと、農協の営農計画立ててる職員から聞いたのですけれども、やっぱり経営が厳しくなってくると、営農計画を立てるときに資産と負債と両面で見ます。堆肥を使うとなると、今経済課長おっしゃったように、原料代、それからコントラを使ってやればまき賃、それの金額がやっぱり経費のほうに出てくるのですね。そして、では収量がすぐ上がるかといったら、そんなことは計画では収量増は見込めませんので、化成化学肥料を使った経費と堆肥を使う経費では、やっぱり経費のほう、堆肥のほうが大きいのでなかなか使いづらいと、いいのは分かっていても使いづらいということだそうであります。堆肥に関する関係は、状況はこういうことだということで、皆さんに御理解いただけたらなと思います。それで、今度は2番目の肥料高騰に関する関係で再質問をさせていただきたいのですけれども、副議長よろしいでしょうか。(副議長「どうぞ」と呼ぶ)あわせまして、実は先ほど町長の答弁にもありましたように、この関係では国の事業というのがございまして、それでここは町議会の場なのですけれども、非常に私の一般質問と関連する部分が多いものですから、まず先に国の事業というものを簡単に紹介をさせていただきたいのですけれども、よろしいでしょうか。(副議長「許したいと思います」と呼ぶ)ありがとうございます。それでは、国の事業なのですけれども、ちょっと皆さんにお配りできなかったのですけれども、簡単にこういう1枚ものでまとめた分かりやすい資料がございまして、ちょっと朗読をさせていただきます。「肥料価格の高騰による農業経営の影響緩和のため、化学肥料の低減に向けて取り組む農業者の皆様の肥料費を支援します」ということであります。それで、支援の対象となる肥料は、令和4年、今年の6月から令和5年5月に購入した肥料ですよと。対象となる肥料ですね。そして、支援の内容なのですけれども、化学肥料低減の取組、要するに、今まで使っていたよりも肥料を減らしてくださいね、減らす努力をしてくださいと。その努力をした上で、前の年から比べた肥料費、増加した肥料費について、増加した分の7割を国が支援します。そういう事業であります。簡単に考えると、上がった分の7割国が支援してくれるのだから、農家が負担するというのは残り3割です、ということに思いますよね。でしたら、農家だけでなくていろいろな分野の価格上がって、産業の価格上がってますので、そんなにわあわあ騒ぐことではないのと一般の方思われるかもしれないのですけれども、これからがちょっと再質問になるのですけれども、この肥料価格高騰の状況、そういったことを経済課としては具体的に何%上がるとか、そういうような感じで結構ですから、どのように捉えていますか。肥料が上がる状況ですね。

答弁 経済課長 加藤勝廣(経済課長は2023年6月まで)

国は全体を通して約1.4倍に上がっているというふうに答えております。肥料を単肥別で見ると、輸入されている肥料の窒素質で94%ほど上昇していると。去年の春肥から比べてということになりますけれども、リン酸質では25%、カリ質で80%の上昇が見られているというふうに把握はしております。

再質問 8番 川上修一

そうですね。今の答弁で結構なのですけれども、実は成分によって値上がりの額が本当に極端に違うのですね。今回の値上がりの特徴は、窒素成分の中でも、専門的に言いますと、尿素ですとか、チリ硝石だとかあるのですけれども、そういった部分、それからカリ、これが非常に今80とか90とかおっしゃられましたけれども、ものによっては100%を超えて値上がり、要するに倍以上になっている成分もあるのです。そういった値上がりした成分の含まれる肥料の値上がりが当然高いと。今、課長は1.4%と秋の肥料の部分ですね。これは本当なのですけれども、これはいっぱいある肥料をプールしたときの平均値上がりであります。低いものでいえば、石灰質肥料あたりはたかだか五、六%しか値上がりしてないのですよ。石灰の入っている肥料はね。ところが、繰り返しますけれども、農家がよく使うところの窒素、カリ入っているのはもう100%近く値上がりしていると。それで、これを足寄町の農業に当てはめて考えたときにどうなるかといいますと、ちょっと例出しますけれども、ビートの肥料があります。それで、今農家も規模が大きくなりまして、肥料も20キロでなくて500キロといって大きな袋に入って、そういう使う農家が増えてきておりますので、その500キロの肥料で数字をちょっと言いますと、令和3年で500キロで5万6,544円、5万6,000円ちょっとですね。それが、令和4年が10万5,563円。約倍なのですよ。令和3年、令和4年というから皆さんぴんとこないかもしれませんけれども、肥料年度というのは6月から始まって、次の年の5月まであるのですね。今、肥料代が上がっているといっても、令和4年に影響するのは令和6年の6月から12月までに使った肥料の値上がり分ですから、少しは農家にも影響があるのですけれども、本当に影響が出てくるのは来年です。なぜか。春にいっぱい肥料使います、まくときに。そのときに、今言ったように、ビートの肥料でいえば約倍近くなっている。こういうのが実は肥料というか、そうですね、肥料の価格に関する状況であります。その辺をちょっと皆さん御理解いただけないかなと思います。それで、先ほど町長、答弁いただきましたけれども、「国の支援策をしっかりと取り組んだ上で、不十分な部分に関しては関係機関と連携の上、支援を検討してまいります」と答弁をされてました。まだ、どのぐらいの影響が出るかというのは、実は分かっていません。なぜかといいますと、また戻るのですけれども、この支援金を出すのに、何かちょっとうまく言えないのですけれども、計算する公式がありまして、上がった肥料代を算出するのに価格上昇率というのを実は求めることになっているのです。これは国が決めるのですけれども、その価格上昇率というのは、さっき言ったように、いっぱいある肥料のプールの数字ですから、恐らく私たちが使っている肥料の上昇率より下回ると、まず間違いないなと私は思っています。ですから、結論として、上がった肥料の7割は支援金は入ってこないのだろうなと、私は思っております。今からそういったことが見込まれる。その価格上昇率は来年の3月上旬に国が決定することになっているそうです。ですから、3月にならないと一体どういうことになるかというのは分からないのですけれども、流れとしてはそういうことにあるということを御理解いただければなと思います。それでは、次の3番目の最後の有機物施用の関係の再質問を続けさせていただきたいのですけれども、よろしいでしょうか。

再質問 8番 川上修一

分かりました。それでは、継続して3番目、次の質問に移らせていただきます。堆肥ですとか、バイオマスの消化液の有効活用が重要であると考えていただいております。ありがたいことだなと思っています。そして、「ただ運搬する輸送コストが高くなるため、足寄町農業協同組合と連携し農業経営の支援に努めてまいりたい」という答弁をいただきました。この関係について、もう少し具体的な考えがあるのか。まだそこまでは至っていないのか、どうなのでしょうか、支援について。

答弁 町長 渡辺俊一

概要でありますけれども、中身についてはまだ具体的にきちんと決まっているものはございません。ただ、農協と十分に連携を取りながら、農協として農家個々に対する支援として、どういうものが必要になってくるのかといったところを協議をしながらということになるのかなというふうに思っております。町としても、いつも言ってますけれども、足寄町の基幹産業は農業と林業ですよということでお話をさせていただいております。そういったことで、今後、支援が必要になるということになれば、農協と十分に連携を取りながら、協議をしながら進めていきたいなというように思っているところであります。肥料についても、農協の営農、地域農業振興計画ですか、そういうのを見させていただいてますけれども、やっぱり一番最初に出てくるのは地力の増進というところがございまして、その中でも堆肥の投入ですとか、それから緑肥の使用だとか、基盤整備ということで、それから消化液の利用、そういったものを推進しますよというのが一番先に書かれている部分なのかなというように思っています。そういったことも含めて、やっぱり土づくりというのは大事ですので、町としても農協とどんな支援が、支援が必要になるということであれば、どんな支援が必要なのか、十分検討しながら、協議しながら進めさせていただこうと考えているところでございます。以上でございます。

再質問 8番 川上修一

そのように考えていただいているというのは、本当にありがたいことだなと受け止めております。この堆肥の関係の一般質問は実は2年前にもここでさせていただいて、町長からも答弁いただいていたところなのでありますが、実はこの一般質問に当たって、私がちょっと気になった点がありまして、いくら農協や行政が堆肥を使いましょうと、啓蒙といいますか支援策を講じたときに、農家の人は果たして本当に使ってくれるのかなと。さっきなぜ堆肥が使われないかというような疑問も質問してみたのですけれども、そういった理由があったときにどうなのだろうと。それで、実は今年の夏、小麦収穫終わった後に農協の畑作の理事さんですとか、農協の農産の職員の方と懇親しながら、実際堆肥の使用量が落ちてきている状況もお聞きしたり、どうしたらみんな使ってくれるのだろうなと。あるいは逆に、本当に農家って堆肥使う気あるのかなと、そんな話もしながら懇談をした経緯がございます。それで、11月の上旬に、農協の地区懇談会というのがございまして、普通は年が明けて2月ぐらいに地区懇談会やるのですけれども、やはり昨今の厳しい農業情勢を踏まえて、前代未聞の11月の地区懇談会。その席上で、堆肥について組合員に要望を聞きたいと、その席上ですね、アンケートをするので、ぜひ協力してくださいという話が農協側サイドからございました。そして、私の家にもファクスで堆肥、これからどうやっていくのというような。そういったアンケート結果というのが、もし経済課に届いているのでしたら、ちょっと報告をいただきたいのですけれども。アンケート結果は聞いておりませんか。堆肥を何%使うとか。

答弁 町長 渡辺俊一

結果については、届いているようでありますけれども、まだ届いたばかりで中身については十分中身を検討していないという状況ですので、まだ今日この中でお話しするようなことにはなっておりませんけれども、結果については、先週届いたということでありますので、まだ中身を十分見させていただいて、その内容で農家の方たちが堆肥を使いたいと本当に思っているのかどうかも含めて、何ぼ町とか農協で堆肥をということでお話ししても実際に農家の方たちが使う気がなければ、これは何ぼ言っても駄目なのかなというように思います。ただ、農家の方たちも皆さん堆肥を使う、その効果というのは分かっていらっしゃると思いますので、少なからず使ったほうがいいよねというのは思っていると思いますし、今までも、十分ではないかもしれませんけれども、ある程度堆肥になるような家畜のふん尿を利用して草堆肥を使ったりだとか、そういったことをしながら畑に投入をしているというのはきっともってあると思いますので、それにどれだけのお金と手間をかけられるのかということになるのかなというように思います。なので、多分アンケート結果もちょっと見てないので分かりませんけれども、必要だよというのは皆さん認識をされているというように思います。ただ、あとはそれをどれだけ自分のところの畑に入れられるのかと。それだけの手間とお金をかけられるのかといったところがやっぱり、先ほどの川上議員さんの質問のお話の中でもございましたけれども、そういったところの兼ね合いというか、ということになるのかなというように思っているところであります。以上でございます。

再質問 8番 川上修一

アンケート結果、届いているとのことですので、ぜひ分析をしていただければと思います。それで、まだちょっと一瞬、一瞬といいますか、先ほどの国の事業に戻るのですけれども、実は化学肥料を減らす取組の中に、この裏のページに細かく何項目かあるのですけれども、その中の二つを実践してくださいとなっているのですね。それが、例えば土壌診断ですとか、堆肥の施用ですとかとあるのです。それで、私が今この機会にこういう一般質問をした理由というのは、今だったら農家の人が堆肥にちょっと目を向けてくれるのかなと。取り組みやすい取組ですからね。それで、そんなこともあって、この一般質問をしているのですけれども、実は、堆肥の運搬賃が上がっているということで、伺ってみますと、1台5,000円の運搬賃が令和4年には燃料が上がって7,000円になってしまったと。1.4倍ですね。そうしますと、今まで使っていた人も例えば100台使っていたものが同じく100台となりますと1.4倍になりますから、ちょっと台数やっぱり減ってるというのが、使っている人が減っているという実態らしいのですね。今までやっていた人が減るぐらいですから、これはやってない人は当然やらないですよね。そんなことも考えたときに、堆肥の施用に対する支援、これから農協と協議しながら検討していくとされていることなのですけれども、私が思うのは、実は燃油高騰対策によっていろいろな対策を各町村でされております。燃油というか物価高騰対策ですね。足寄町は例えば水道料の減免ですとか、いろいろ農家に一律5万円ですとか、いろいろ対策打ってくれてますけれども、町村によっては運送業者に支援している町村も十勝管内では二つ、三つちょっと新聞で見た記憶がございます。足寄町にも運送業者は何社かございまして、恐らく燃料がもろに経費になるところですから、苦しいのかなという想像もあります。それで、検討の中で、ぜひお願いしたいのは、堆肥の運賃というものに対して支援をいただけないかなと。農協は現在、1台に対して2,000円支援をしております。そんなこともありまして、堆肥の運賃ということで支援の目的があれば、それは回り回って運送業者さん、あるいは運送業者さんが動けば燃料屋さんから燃料入れるわけですから、そんなことも考えて、そういった方法もあるのではないのかなと、私思うものですから、ぜひ農協と協議する中ではそんなことを考えていただきたいなと思うのですけれども、町長、その点はどうでしょうかね。

答弁 町長 渡辺俊一

町としても、この物価高騰に対する支援ということで、先ほど川上議員さんからもお話ありましたように、いろいろな支援を考えてきているところであります。運送業界もやはり燃油が高騰しているといった部分が一番影響を受ける部分なのかなと思いますけれども、関係機関と話をしたときに、そういったところへの支援はどうなのだろうかということで、町としてもどうなのかなということで問題を投げかけたときに、お話のあったところでは、それもやっぱり国からの支援があるというようなことを聞いておりましたので、やはりそういった部分いろいろな分野を見てきたときに、いろいろ大変なところがありますよと。その中で、一番大変なところは今酪農だろうということで、前回酪農、農家の方たち、それから特に酪農家の方たちの部分については、1頭当たり幾らという、2,800円でしたかね、そういう金額で支援をしていこうというようなことで決めてきたというようなことであります。そんなことで、運輸関係に対する支援だとかということも一応検討はしましたけれども、まだ今の段階では大丈夫なのかなというようなことだったということであります。今後でありますけれども、先ほども申し上げましたように、農協といろいろと協議をしながらということでお話しさせていただきましたけれども、そういう中で、例えば農協との協議の中で、そういう運搬賃だとかそういったものがやっぱり今どうしてもそこに支援をしなければ、そういう事業ができないよというようなことであれば、またそういうことも考えていかなければならないのかなというようにも思いますけれども、いずれにしても今後農協等と必要な支援は何なのかといったところを協議しながら、進めさせていただかこうかなと思っているところであります。以上でございます。

再質問 8番 川上修一

分かりました。そういうことで、検討いただくのは大変ありがたいなと思います。それで、肥料もそうですけれども、餌ですとか、いろいろな価格がどうも、これ私の想像なのですけれども、そんなに簡単に元の値段にすぐは戻らないのかなと実は思っておりまして、それで新聞等々を見てますと、自給という記事が、例えば餌を自給しようとか、例えば堆肥を使うことによって肥料代を減らそうとか、そういう記事がかなり増えてきたなと思います。そういったこともありますので、今後に向けて、ぜひ関係機関の農協と十分協議した上で、必要と思われる振興策ですか、それを講じていただきたいなと思います。最後になるのですけれども、今までのやり取りの総括も含めて、実は農業界非常に暗い話題しかなくて落ち込んでおります。ひとつ町長からエールも含めてメッセージを頂いて、お聞きして、一般質問を終了したいと思います。

答弁 町長 渡辺俊一

今お話ありましたエールといってもなかなか何をお話ししたらいいのかというところはありますけれども、いずれにしても、先ほども申し上げましたように、足寄町にとって農業、林業というのはやっぱり基幹産業ですよというところで、そこがやっぱり元気にならなければ町全体としての経済も元気になっていかないというように思っています。そういうことで、農業が今非常に大変に状況になってきているというところで、もちろんほかの業種が大丈夫だよということではなくて、全般的に物価高騰という影響というのは非常に大きいというように思っております。そういったことも含めて、やはりこれから農業を基盤にしているこの町としては、農業の皆さんに頑張っていただかなければなりませんし、農協も、それから町も、先ほどから申し上げてますけれども、支援が必要ということになれば支援を共に考えていきたいなと考えておりますので、農業者の皆さんにはぜひ、先ほど自給飼料の話などもありましたけれども、いろいろな工夫がやっぱりあると思いますので、それぞれ今の物価高をどう乗り越えていくのかという、そういったところを皆さんで考えながら乗り越えていきたいなと考えているところであります。以上でございます。

出典:足寄町議会 令和4年第4回定例会 2022年12月12日 議事録 PDF(3ページ) 間違いを知らせる