みんなの議会

足寄町議会 令和6年第4回定例会 2024年12月15日

町道支障木の処理と活用について

2024年12月15日、足寄町議会の一般質問で、川上修一議員が「町道支障木の処理と活用について」質問し、町長 渡辺俊一、建設課長 松野孝が答弁しました。

質問者
川上修一 議員
答弁者
町長 渡辺俊一、建設課長 松野孝

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は町のサイトの一般質問の一覧の表記です。

質問 9番 川上修一

議長のお許しを頂きましたので、一般質問をさせていただきます。件名、町道支障木の処理と活用について。近年、町道脇の木が繁茂し、農業機械やトラックの通行に支障を来しています。農協のコントラクター担当者によると、バックミラーを破損するという事故も起きているとのことです。支障木があると見通しが悪く、また鹿が隠れていても分かりづらく、大変危険な状況です。そこで、以下の点について質問します。1、現在、町道支障木をどのような方法で把握し、処理しているか。2、支障木処理の課題と今後の取組について。3、支障木の活用について、どのように考えているか。以上です。

答弁 町長 渡辺俊一

川上議員の「町道支障木の処理と活用について」の一般質問にお答えします。1点目の「現在、町道支障木をどのような方法で把握し、処理しているのか」につきましては、車道や歩道など町道上に枝葉が張り出して、町道に影響を与えている支障木は、建設課における道路パトロールのほか、地域住民の方などからの情報提供により把握しており、現場を確認した上で支障があると判断した場合は、道路敷地内であれば伐採や枝の切除を行っております。一方、道路敷地以外の民有地の場合は、所有者に対応していただくよう依頼しておりますが、対応が困難であり、そのままの状態だと通行者の安全が確保できないと判断した場合は、所有者の同意を得て伐採等を行っております。次に、2点目の「支障木処理の課題と今後の取組」につきましては、令和5年4月から施行された改正民法第233条では、従来どおり、越境された土地所有者は、木の所有者に枝を切除させることができるという原則を維持しつつ、催告したにもかかわらず、相当の期間内に枝が切除されない、木の所有者やその所在を調査しても知ることができない、急迫の事情があるときのいずれかの場合には、越境されている側の土地の所有者が枝の切除を可能とする内容に改められました。この規定は、地方公共団体が所有する道路敷地にも適用され、町道に隣接する民有地の木が越境している場合は、改正法の規定により町が自ら枝を切除できることとなりましたが、特に山間部では、道路敷地と民有地の境界を明確にすることや、所有者等の特定に時間を要するほか、町が処理した場合の費用徴収などの面で課題があることから、民有地内の支障木処理は慎重に対応しなければならないものと考えております。次に、3点目の「支障木の活用について、どのように考えているのか」につきましては、道路敷地内で処理したものの多くは雑木であること、また、町は民有地内のものは原則処分することはできませんので、切除後の枝等は堆積した状態としており、現在のところ支障木の活用は考えておりません。今後も、町道へ越境が発生した支障木に対しまして、民法改正の趣旨を踏まえ、利用者が安心して通行できるよう適切な対応に努めてまいりますので、御理解を賜りますようお願い申し上げ、川上議員の一般質問に対する答弁とさせていただきます。

質問 9番 川上修一

ただいまお答えをいただいたのですけれども、現在の支障木を把握する方法、建設課における道路パトロールということなのですけれども、実は町道の支障木の関係では、近年随分、私も農家ということもあるのだと思うのですけれども、農業者の方から、本当に町道の木が機械の通行に邪魔になっているのだという声を多数いただいております。それで、私もなぜかなと思って考えてみたら、やはり作業機械が大きくなっていると。特にそういう要望を寄せられる方は、畜産農家の方がほとんどなのですけれども、皆さん御承知のように牧草をかき混ぜるテッターという、くるくる回る機械、それがすごい幅いくようになりまして、それを通行の際は広げるのを畳むのですね。ですので、すごい高い。恐らく建設課でパトロールされている車というのは、ジープだとかそういう普通車だと思うので、そういうところでパトロールされた場合は、その通行には支障はないのだろうけれども、恐らく農家がそう言っているというのは、今私が話したそういった状況なのかなと、そう感じております。それで、あまり農家からそういう要望があるものですから、一回これは自分の目で確かめてみる必要があるなと思いまして、事前に建設課長から町道の地図を頂きまして、何か所か見てまいりました。そのとき見た状況をちょっとお話しさせてもらうのですけれども、今、話ししましたように、町有地なのか民有地なのか、私には分からないのですけれども、路面上の半分ぐらいのところに、路面から高さ三、四メートル上なのですけれども、枝が町道の半分ぐらいまで伸びている場所があるのです。半分はまだいいのですね。場所によっては、それが両側から伸びてくっつきそうになっている場所もあると。私が見てきたのは12月ですから、もう葉っぱが落ちて枝だけですから、そんなに暗い感じはしないと。ところが、夏場、ここに葉っぱとかがついていたら、かなり暗くて見通し悪いのだろうな、農家も通行する際には、機械がぶつかるかどうか気にしながら、恐らく通行されているのだろうな、そんな認識を持ってまいりました。それで、三、四か所見てきたのですけれども、1か所、上利別山手線といいまして、上利別の市街地から、旧森林組合の工場の跡、そこを過ぎて左に曲がって山のほうへ行きます。そして、長野の道路に抜けるのですけれども、通称畜産基地と言われているところなのですけれども、そこは路線全体が木が邪魔しているのではなくて、スポット的に、先ほど私が言ったような、非常によろしくない状況が四、五か所あります。ただ一つの場所の長さは10メーターか20メーターぐらいのものなのですね。ですから、そういったことも、今後パトロールの際には、念頭に置いてパトロールしていただけないかなとは思うのですけれども、自分が町道に行った感じで思ったのは、本当に町道は路線が200以上ありますよね、そして、建設課長にお聞きしたのですけれども、総延長は458キロメートルあるそうです。これは、車両センターで把握しなさいといっても非常に厳しいのではないかと。実際、マンパワーとかそういう部分でね。それで、私が思ったのは、今も地域住民の情報提供があると言ったのですけれども、実は、この質問の冒頭に述べたコントラという組織が農協にあるのですけれども、コントラとは、一般町民の方は聞き慣れないと思うので、若干説明させていただきますが、農家から委託をして、牧草ですとかデントコーンの主に収穫作業をやっている組織なのです。それで、町内一円、農家、町内にいますからね、芽登にも大誉地にも螺湾方面にもいます。各町道あるので、やはりコントラの担当の方は、ここはちょっと通行によろしくないよということを結構分かっています。それで私も今、自分で見に行くときにどこ行っていいか分からないから、コントラの方に聞いて行ってまいりました。そういうことで、今後のその支障木の把握について、コントラ、農協でいいと思うのですけれども、そういったところから一年に一回ぐらい情報をいただくとか、そういうスタイルを取ってはどうかなと、個人的に思っております。そして、直接、車両センター、建設課に電話できるぐらい、元気のいい方はいいのですけれども、恐らく大半の農家の方は、どこに電話していいのか、分かったような分からないような、今は何とかかわして行っているから我慢しているけれども、木というのは小さくはなりませんから、どんどんひどくなりますから、農協で広報を出しています。それあたりに、農家の人に支障木で困った場所、農協に連絡してくれとか、あるいは建設課に連絡してくれとか、そういうものを載せてもらって、そういう情報を頂くシステムというのかな。それを取り組んだら、車両センターの労力も減るのではないかなと私は思っています。そうした考えについては、建設課長、どうでしょうかね。

答弁 建設課長 松野孝(建設課長は2025年3月まで)

今、川上議員がおっしゃったように、私も道路とかで大きいなと、近年の農業機械は相当大きな機械になっておりまして、ミラーが壊れたということも今回の御質問で初めてお聞きしました。町道上に、町道敷地内、あるいは民間の敷地内であっても、車道の4.5メートル以内、あるいは歩道であれば2.5メートル以内に邪魔になるようなものを置いてはならないという規定が、道路法と道路構造令に基準がございます。本来ですと、木の枝葉であっても、車道上の4.5メートル以内の中に入っていれば、本来はそれはいけないことなものでございますので、その辺は車両室、我々町道を管理する部署といたしましても、先ほどおっしゃったように458キロ程度の実延長がございますけれども、その辺は気をつけて、道路のパトロールは今後もしていかなければならないのかなと考えているところでございます。それで、今、御指摘のあった、支障木があったときの広報とか、そういう関係なのですけれども、それにつきましては、なかなか電話しづらいということを今おっしゃいましたけれども、建設課、あるいは車両室に御一報いただければ、私も含めて、現地を確認させていただいて、通行上、支障となるものであれば、早急に処理しなければならないものと考えておりますし、あるいは、今後の例えばコントラクターの関係で、農協と建設課で、どのように今後対応して、どういうホットラインと申しますか、そういうふうなシステムをつくり上げるかについては、今後検討させていただきたいと考えているところであります。以上でございます。

質問 9番 川上修一

ホットラインを結ぶのにお金は要りませんから、ぜひやってください。今度は、処理の方法についてお伺いするのですけれども、現状では恐らく高所作業車を使って、人力で切っているのではないかなと思うのですね。私が見てきた感じでは、スポット的にひどい場所は、結構幹も太くて、これは枝だけ落としても、すぐ二、三年で元に戻ってしまうのかな。だったら根元から林業従事者が使っているような重機、あれを使って処理していってはどうかなと。もちろん予算はかかります。でも先ほど言ったように、道路全体が木で覆われているわけではなくスポット的ですから、意外とやってみたら、ちょっと甘いですけれども、そんなにお金はかからないでできるかもしれないと思っているのですけれども、処理の方法というのを、これからなかなか人手もいないですから、車両センターの方だけでやるのではなくて、民間の事業者にお願いして、予算もあるからあれなのでしょうけれども、機械でやっていくのだという方向にシフトしていってはどうかと思うのですけれども、その辺についてはどうですか、課長。

答弁 建設課長 松野孝(建設課長は2025年3月まで)

今現在、多分車両室直営で、木の枝だとか伐採することについては、手作業でやっているのは事実でございまして、基本的には根元からばつっと伐採するということは多分直営ではやっていないのかなというふうに考えているところであります。方法といたしましては、先ほどのように山間部の町道におきましては、町道敷地と民有地との境界がなかなか簡単ではないというのはございますけれども、もし民有地ということが調査の結果分かって、民有地であれば、あるいは町有地でもそうですけれども、例えば造林業者等の方にお願いして、木は、そんなにいい木ではありませんけれども、木を差し上げますので、無償でやっていただけるということも実際にございますので、その辺も今後考慮して考えていこうということでございます。以上でございます。

質問 9番 川上修一

実は林業従事者にも、何ぼこちらがやってくれといっても受けてくれる人がいなかったらできないわけですから、林業関係の方にも実は聞いてみたのですけれども、今私が言ったように、町道の木を重機で切ることは時期的にできますかということを聞いたら、林業従事者の方はお盆過ぎから9月、それから3月から4月の頭ぐらいまでは比較的余力があるそうです。ただ現実問題、今私が言っているのは、畜産農家が利用する場所ですから、8月お盆過ぎから9月といったら二番草の収穫で通行が多いので、実際は難しいかな。やれるとしたら3月から4月の頭なのかなと私は思うのですね。そういったことも考えながら、ぜひ林業関係の事業体の方と御相談というか協議をしていただけたらありがたいかなと思います。それからもう1点、今、課長がおっしゃった業者の方にお願いして、木は持っていっていいですよみたいなお話しされたのですけれども、実際に四、五年前に上芽登で木は付近の住民の方が切ったと。切ったものは住民の方の知り合いの業者の方が片づけて、木質バイオマスにその方は持って行ったと言っていたかな。町は、結局そこで、木はあげたけれども、一切お金というか労力も費用もかからなかった、そんなケースもあったと聞いていますので、そんなことも参考にしながら、恐らく現地のケース・バイ・ケースだと思いますから、スポット的にあるような木を業者に持っていけといってもなかなか難しいと思いますので、いろいろと協議しながら、支障木の処理を進めていっていただきたいと思います。最後の活用のことなのですけれども、現在は雑木ですし、実際枝とか葉っぱなのでしょうね、利用しようがないから現在は活用していないと。それは分かります。それで、今、私が言ったように、もし重機で切るとしたら、結構太い、雑木ですけれども、あります。これはチップの材料にもなるのではないかなと思うのですね。9月の定例議会で、木質バイオマスエネルギーの地産地消を図るということで、マスタープランをつくると。3月をめどに完成させたいということでありました。また、特別養護老人ホームも今建設中ですけれども、チップボイラーをやると。費用対効果ということはもちろん大切ですけれども、町道の、今私が言っている支障木もそういった材料にもなるだろうし、そういったことを含めて、マスタープランも検討していただきたいなと思うのですけれども、その辺の考えは町長にお聞きして、町道の支障木の活用も含めて、マスタープランを考えていくというお考えをお聞きして、私の一般質問を終了したいと思います。

答弁 町長 渡辺俊一

支障木を切った後、どうするのかというところです。先ほども議員がおっしゃられたように、今段階でいくと手作業だとかでやっているので、枝葉だとか、そういったものばかりですので、比較的活用するといっても活用のしようがない、本当は使えば使えるのですけれども、あまりスポット的に何本か切ったからといって、そんなにいっぱい量が出てくるということでもないので、なかなか活用しづらいというか、そんなことで堆積しているというところが多いのかなというふうに思っています。お話があったように、少し太い木だとか、1本倒しますよだとか、途中から切ったりだとかというのがあるのかもしれませんけれども、そういう形である程度の量が材積としてあるような伐採をする、支障木として伐採をしますといったときに、一定の量がもしもあれば、例えばチップだとかそういったものの材料にすることができるのではないかなというふうに考えています。本来切ってしまうと産業廃棄物だとかそういったものになってしまうので、本来でいくと処理をしなければいけないということになるのですけれども、そういうことではなくて活用できるものはやはり活用したほうがいいのではないかなと考えています。まだ、マスタープランはこれから検討の段階でありますけれども、そういう中で、もしもそういうものが出てきたときにどうするのかだとか、そういうことの活用の検討が中にこれから入ってくるのだとすれば、そういったものもどうするのかといったところが検討材料になるのかなというふうに思っています。私、大分前に岡山県真庭市に視察に行ったときに、農家の方だとか林業の方だとか、多分一般の家庭の方なども含めて、自分のところで切った木を集めて、軽トラックに乗せて持ってきて、集める雑木だとか、普通の製材にならないような木を持ってきて集めてきて、それを売っていく。それを買って、それをチップだとかいろいろなことに活用していくというような事業をやっているのを見てきたことがあります。もしもそういうような形にすると、一般の人たちも自分のうちの裏庭にあった木をちょっと切って、要らなくなった木だからということで、そういうのを例えば持ってきてくれて、少しお金になるだとか、そんなようなことがもしもできるとすれば、それはそれでうまく資源がまちの中で回っていくという、お金も回るし資源も回るというような形になるのかなと思っていまして、そんなのも見てきたので、そんなことができたらいいなというのもちょっと思ってはいます。それができるかどうか分かりませんけれども。できるだけせっかくの資源でありますから、資源になるものでありますから、資源として活用できるものは活用して、単純にごみみたいな産業廃棄物だとか、そういうようなものにしていかないような方法、そんなことができればいいなと考えているところでございます。以上でございます。

出典:足寄町議会 令和6年第4回定例会 2024年12月15日 議事録 PDF(44ページ) 間違いを知らせる