みんなの議会

足寄町議会 令和3年第4回定例会 2021年12月14日

エゾシカによる農業被害と今後の対策について

2021年12月14日、足寄町議会の一般質問で、二川靖議員が「エゾシカによる農業被害と今後の対策について」質問し、町長 渡辺俊一、経済課長 加藤勝廣が答弁しました。

質問者
二川靖 議員
答弁者
町長 渡辺俊一、経済課長 加藤勝廣

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は町のサイトの一般質問の一覧の表記です。

質問 10番 二川靖

議長のお許しを得たので、一般質問通告書に基づき一般質問をしたいと思います。質問事項、エゾシカによる農業被害と今後の対策について。本町におけるエゾシカの農業被害については、平成29年から令和元年度の被害額については平均して1億円を切り、捕獲頭数についても一般狩猟、駆除頭数含め平均1,700頭前後になっているとの報告を受けていますが、先日北海道のまとめとして、北海道東部では1万頭減の推定生息数31万頭、被害額は全道で2020年度前年比2億円増の40億円に上ると新聞報道がされました。これを踏まえ、以下の点についてお伺いいたします。1、令和元年度以降のエゾシカの捕獲頭数と農業被害額は。2、鹿柵設置に当たって、新設及び補修などの補助金制度はどのようになっているのか。また、町として押さえている問題点、課題はないのか。3、燃料費等の高騰、ジビエ人気があったもののコロナ禍で鹿肉の消費が落ち込んでいる現状を見たとき、ハンターの狩猟意欲も減少してきていると思われる。町独自の報償費上乗せについて、猟友会等への聞き取りを行い、状況に応じ対応していくことになっておりましたが、現状どのようになっているのか。以上、町長の所見をお伺いいたします。

答弁 町長 渡辺俊一

二川議員のエゾシカによる農業被害と今後の対策についての一般質問にお答えします。1点目の令和元年度以降のエゾシカの捕獲頭数と農業被害額についてですが、令和元年度が駆除1,405頭、被害額9,270万2,000円、令和2年度が駆除1,774頭、被害額9,743万8,000円となっております。令和3年度については、駆除期間が終わった10月21日時点で駆除1,484頭となっており、農業被害額についてはまだ算出されておりませんので御了承願います。2点目の鹿柵設置に当たって、補助金制度はどのようになっているのか、また問題点と課題についての御質問ですが、平成8年度の農業生産体制強化推進対策事業から平成24年度の鳥獣被害防止総合対策事業まで、継続的に各種事業にて、町内一円の鹿柵設置は整備を終了しており、以降は国の補助事業である鳥獣被害防止緊急捕獲対策により地域協議会である池北3町鳥獣被害対策協議会が主体となって、侵入防止柵整備に対応してきております。補修については、足寄町天災等による有害獣(エゾ鹿)防除施設復旧事業により、被害を受けた施設の復旧及び修繕に要する経費の一部を補助しており、ほかには、中山間地域等直接支払交付金及び多面的機能直接支払交付金の中で、地域集落で対応可能な保守点検を行っております。次に、問題点ですが、エゾシカ侵入防止柵の設置は、平成8年度から平成24年度まで施工し、整備延長は626キロメートルあり、足寄町農協鹿柵管理運営協議会と足寄町西部地区鹿柵管理運営協議会が鹿柵の管理を行っておりますが、毎年春先に点検見回り調査を行っている中で、老朽化した木柱、河川横断のシート破損等、年間の維持管理費など農業者の負担も増えてきていると聞いております。課題については、国の補助制度では新設や既存施設の延長等でなければ補助を受けることができないため、エゾシカによる農作物被害を減少させるためにも、鹿柵整備における国の補助制度が既存施設の更新等も対象となるよう、国への要望を行っていきたいと考えております。3点目の町独自の報償費上乗せについて、猟友会等への聞き取りを行い、状況に応じて対応することの現状についてですが、現在、エゾシカの駆除につきましては、町及び農協より1頭当たり6,000円、国の緊急捕獲事業により1頭当たり7,000円、小鹿については1,000円でございます。合計1万3,000円が支給されております。国の緊急捕獲事業が廃止された場合には、ハンターの駆除意欲の低下が想定されることから、猟友会と協議しながら農林業被害の軽減のための対応を推進してまいりたいと思います。以上、二川議員の一般質問に対する答弁とさせていただきますので、御理解を賜りますようお願い申し上げます。

再質問 10番 二川靖

再質問をさせていただきます。実はこのエゾシカ対策という鳥獣駆除ということで、昨年の9月の定例会で一般質問をさせていただいています。それで、状況的にはいわゆる被害額が1年前の調べた当時の数字からいえば、1億円を切っているのは分かっているのですけれども、額については増えてきているということでありまして、この額が増えたのはどうなのかなというふうに思ってますけれども、いろいろ農業者のお話を聞いておりますと、農協で被害額については年に1回、農家さんにファクスを送ってどの程度あるのかということで、農協のほうで取りまとめをしているというふうに聞いているわけなのですけれども、そういった状況の中で足寄町の鳥獣被害防止計画が令和元年度に変更されてきている中で、9,300万円程度に抑えたいという町の考え方があるという中で、やっぱり被害額についてはちょっと増えてきているのかなと。ちょっと私の感覚でいえば、ちょっと疑い深いものですから、何か被害額については9,300万円近くで抑えていこうかなというようなちょっと考え方も見え隠れするのかなと。これはちょっと私の感覚ですから、それはちょっとなじまないのかもしれませんけれども、そういった額の中で抑えていくのかなというふうにも思っておりますし、そういった中で、農業被害については総額なので、そのファクスが入ったものに対してお答えをしないという方もいらっしゃるというふうに聞いておりますので、多分実際の被害額というのはやっぱりこれよりちょっと上回ってくるのかなということも考えられるのかなというふうに思っておりますので、そういうことをちょっと私の感じた、お話を聞いて感じたことなのですけれども、そこら辺についてちょっと町としてはどういった押さえ方をしているのか、ちょっとお聞かせを願いたいなというふうに思います。

答弁 経済課長 加藤勝廣(経済課長は2023年6月まで)

被害額についてですけれども、こちらのほうやはり農協から上がってきた被害額が正しいという観点ではいますけれども、報告されてない農家の方もいるということは多分いるのだろうなとは思ってはおります。ただ、被害額につきましては、ある意味、何というのでしょう、年度年度で被害の単価というものが各違ってきますので、多少の増減はあるのかなと思います。防止計画の中で9,300万円ぐらいで抑えたいということですけれども、できる限り抑えることにはこしたことはないのでしょうけれども、全体的に考えたときにやはりそれぐらいの被害は出てしまうのかなという感じでは押さえております。以上です。

再質問 10番 二川靖

ものによっては違うのかなというのは、それは分かってます。牧草なのか、豆なのか、デントコーンなのか、いろいろあるのだなということで、その年度年度の被害額については、その農作物のやられたものについて変わってくるから、それはしようないなというふうに思うのですけれども、やっぱりこの被害額がやっぱり1億円近いということではやっぱり足寄の第一次産業である農業を守るという観点からいえば、やっぱり大きい被害額なのかなというふうに思わざるを得ないというふうに考えているところであります。それともう一つ、ちょっとここで聞いておきたいのは、基本計画の中では1,600頭ということで申請をしていると。そのうちの前回は1,500頭で予算要求はしているのだけれども、大体1,400頭前後の鹿が駆除されているということで、毎年度毎年度変わってくるというふうに思ってますけれども、昨年あたりはいわゆる鹿の駆除頭数については1,500頭なのか600頭なのか、ちょっと分かりませんけれども、そこら辺どういった要求になっているのかお聞かせ願いたいなというふうに思ってます。

答弁 経済課長 加藤勝廣(経済課長は2023年6月まで)

鹿の駆除に係る補助金の要望だと思うのですけれども、それにつきましては、前年度の鹿の捕獲頭数実績がありまして、それに基づいた形で要望を上げているということでございます。今年度におきましては、昨年度の実績により十分な鳥獣被害防止総合対策交付金の内示を受けているということで、今年度についてはもう十分補助金が保証されているということで聞いております。以上です。

再質問 10番 二川靖

そうですね。前年度の頭数によって要求をするというのは当たり前なのかなというふうに思ってますけれども、いずれにしてもこれ前回の一般質問でも意外と難しい制度になっていまして、12月に足りない分については補正予算の中で要求していくと。その分の足りない分については、補正予算をくぐってから次年度ですか、これ、支払いということになってくるということで、前回はそういう説明を受けておりますので、そういったことでやっぱり1万頭近くは道東で減ったといってみても、この足寄町内においてはなかなか被害額が減らないということでは、前年度対比に比べたら大体そのくらいで要求していっているということで、現在のところは足りているのかなというふうに思ってますけれども、そういったことで、今後以降については、これ単年度の制度でいつなくなるか分からないという説明も前回受けておりますので、こういった制度がなくならないように、やっぱり町としてもきちんとやっぱり方針を立てながらこの鳥獣被害に対するものを立てていって、今後もいただきたいなというふうに思っておりますので、よろしくお願いしたいというふうに思っております。それで、鹿柵のほうにちょっと移らせていただきたいのですけれども、町内一円の鹿柵の整備が終了していて、整備延長は626キロということであります。これ制度によって、国の制度によって、多分鉄柵から木柵に変わってきたという経過があると思うのです。当初は鉄柵があって、そして木材を使うということで変わってきているということで聞いてはいるのですけれども、いずれにしても木柵というのはここに問題点として書かれておりますし、老朽化をして腐れていると。ひどいときには鹿がぶつかって折られてしまうということで、多分農業経営者の方は多分苦労して春先に建て替えをしているということでありますけれども、新設で建てる、そして既存施設の延長でなければ補助金が受けることができないということでありまして、では例えば壊れた鹿柵については、では補修はどういったことになっているのかちょっとお聞かせ願いたいと思います。

答弁 経済課長 加藤勝廣(経済課長は2023年6月まで)

壊れた補修につきましては、町の補助金がございます。それにつきましては、ある程度要件がございますので、被害額に応じてですけれども、40万円を除した額の2分の1以内ということで補助金があります。あと補修については、中山間ですとか、多面的機能交付金といった形の中で維持管理等をしていただいてますので、大きな額になれば町の補助金が該当になるかなということになっております。すみません。町の補助金については、天災が起こったとき、災害が起きたときについてですけれども、普通の維持管理につきましては農協の管理組合に2つありますので、そちらのほうで、運営協議会ありますので、そちらのほうで対応していただいているという形になっております。

再質問 10番 二川靖

分かりましたというよりは、足寄町の農協の鹿柵管理運営協議会、西部地区鹿柵管理運営協議会が管理を行っているというのは分かりました。それで、一般的な補修については中山間の交付金を使ってやっているということですけれども、いろいろ聞くところによりますと、いわゆるこの2つの協議会、お金があるという言い方悪いですけれども、ある程度あるところとないところがあるというふうに聞いております。このままいけばなかなか中山間の中で大きく壊れた場合、大変だなということも聞いておりますので、そこら辺ちょっとどういう押さえ方をしているのかお聞かせ願いたいと思います。

答弁 経済課長 加藤勝廣(経済課長は2023年6月まで)

通常の維持管理については協議会のほうでやっていただいているということですけれども、大きく壊れたといったときには、それは多分ある程度冬の雪による災害だとか、大雨による災害が該当してくるのかなということで考えております。多分大きな被害があった場合には、そういった災害の適用があって町の補助金が該当になってくるのかなと思っております。あと、普通でいけばそんなに大きく破損することというのはあまり考えられないかなと思いますので、そういった場合には集落の方が中山間の事業ですとか、多面的の事業ということで対応していただければと思っております。以上です。

再質問 10番 二川靖

今のお答えでいえば、大雨だとか今回螺湾のほうで水害があって、多分あちらのほうでも大きく壊れている箇所があるのかなというふうに思っています。そういった場合は被害額のいわゆる40万円に対して2分の1という、先ほど天災ということでありましたけれども、では雪害だとかというのはどう見ていっていいのかなというがあるのですね。どう見ていっていいのかというのは、100メートルにわたって壊れたから40万円かかったよと。そうしたらそれについては2分の1町で補助するというのは分かるのですけれども、多分いろいろ見たり聞いたりしたら、場所がいいところは手作業でも機械入っても簡単にやっていけるのですけれども、いわゆる場所の悪いところ、機械を持っていって機械でずっとやっていかなければならないというところがなかなかあるのですね。そういったときに、中山間の交付金はいろいろあるのでしょうけれども、そういったことでやっぱり機械的なものを使っていかなければいけないというふうに、私どももちょっと見ていて大変だなというふうに思っているのですよね。ちなみに個人で鹿柵を張った場合、200メートルで50万円かかるとお聞きしています。それがやっぱり農業をやっている方にしてみれば、そういったものが使えない場合、個人でやるというふうになれば200メートルやるのに50万円かかるのですね。畑の200メートルといったらすぐなのですよね。だからそういったことも考えてみたときに、やっぱりこれ補助金制度もあるのですけれども、今後以降そういったもので相当なまた老朽化が激しくなってきて、ちょこちょこちょこちょこ壊れるのだったら負担が大きくなってくるのかなというふうに思っているので、先ほども言ったように、お金を持っているってちょっと言葉悪いのですけれども、ちょっと蓄えのあるところ、ないところというふうに考えたときに、この先ちょっと不安になってくるのかなというふうに自分自身は聞いて思っておりますので、そこら辺ちょっと今後以降もうちょっと対策として考えていったほうがいいのかなというふうに思ってますけれども、40万円の2分の1ではなくて、では何かあればちょっと助けられるようなというような体制というか、今から考えられないでしょうかね。

答弁 町長 渡辺俊一

鹿柵の管理については、農協の中に2つの運営協議会がございまして、先ほど申し上げた足寄農協の鹿柵管理運営協議会とそれから西部地区の鹿柵管理運営協議会と2つに分かれてまして、それぞれ農家の方たち自分たちで毎年毎年負担金を払って、その中で管理をみんなでしていこうということでやっています。ですから、基本的な管理については、この管理運営協議会の中でやっていくということで、先ほども申し上げましたように、春先だとかに一旦全部全体を見てきて、壊れているところだとかというところを直しているというところです。これというのは、その年その年にもよって違いますけれども、そんなに大きく壊れるということは多分ないのだというように思っています。それで、やはり大きく壊れる場合というのは災害のときでありまして、この間の大雨降ったりだとかというようなときに、どうしても壊れる可能性があるということであります。そういう災害のときには、町としてもそういう災害に遭った部分の支援をしていこうということで補助を出しているという形になっておりますので、基本的にはそういう今までやってきている枠組みの中で、制度の中で修繕、補修、そういったものをやっていただくということになるのかなと考えております。災害も状況によっては非常に大きな災害になったりだとかする場合もあって、そうすると先ほど言ったような基準の中ではなかなか大変だという場合もあります、確かに。そういうこともありますので、そういったときにはそれぞれ農協さんと、農協の担当職員ですとかとも協議をしながら、どう補修というか修繕を進めていくのかといったところを十分協議しながら進めているという状況でありますので、御理解いただければというふうに思っております。以上でございます。

再質問 10番 二川靖

やはり今から計画的にというか、計画的にというのでないのですけれども、やっぱり鹿柵に使用しているくい、あれはカラマツなのだろうというふうに思いますけれども、それに防腐剤を塗って、10年か15年したらやっぱり根元から折れてしまうということもあるので、私は何もお金だけの支援でなくて、例えばそういったことが起きた場合、少なくても町有林の木を切って、間伐材でも何でもいいですけれども、例えばそういったところに応急的にお金でなくてそういったもので対応するだとか、様々なことを考えていかなければならないと思っているのです。というのは、もう近年、この先ずっとそうなのですけれども、ちょっと大雨が降れば川があふれて、特に螺湾地区のほうもそうなのですけれども、そういったことで鹿柵も流されたり、多分お金はかかるのは多分川の中に入っているテントをかけて、鹿が入ってこないように、川から入ってこないように、防止立ててる網だとか、テントみたいのがかかっているのですね。ああいうのがやっぱり大きく壊れている。そして、あれがやっぱり壊れていくのにはやっぱり川から流れてきている水だけでなくて、木だとか何とかが引っかかって、そこでせき止められて、水がせき止められてやっぱり壊れていく。そういうふうになったら結構大きい被害になってくるのです、あれ見てたらね。そこで改修してやっていくという手間暇を考えたら、やっぱりすごい労力がいると思っているのです。組合ですから、その協議会ですから、年間に何回か、一回でも春先補修はするのでしょうけれども、そういった災害が起きた場合、大変な思いをするということでは40万円の2分の1というものもあるのでしょうけれども、あと国からもその中山間の補助金等々もあるのでしょうけれども、そういったこともやっぱり将来的に考えていけないのかなという思いがあるのですよね。そこら辺いかがでしょうか。

答弁 町長 渡辺俊一

制度の中身についてはちょっと今ちょっと話ししていると、総額から40万円を除いて、除いた部分の2分の1ということですので、40万円の2分の1ということではございません。ですから、総額例えば100万円かかったとしたら、40万円除いて60万円の2分の1ですから30万円というようなことになるのですけれども、そういう支援する制度を一つ設けているということが一つです。今、二川議員からお話あったように、この間の大雨のときにもやはり河川の部分というのはやっぱりお話のとおり、河川部分がやはり一番壊れやすいというか、どうしても水が流れて、そのテントにいろいろなものが引っかかって、そこで引っ張られて、その周りの鹿柵に影響が出てくると。そこの部分、河川にかかっている支柱だとかテントだとか、そういったものが壊れるというようなことで、結構沢地帯でありますから、河川も結構いっぱいあったりとかするわけで、そういったところで壊れる部分というのは非常に大きいのかなというところであります。今までも基本的にはそういう形の中で、今までも災害において壊れた鹿柵については町の補助も出しながら、それから農家の方たちの地域の方たちの負担も頂きながら、そういった形でやっているということでありますので、大きく今の制度を変えるという今予定はございませんけれども、先ほども申し上げましたように、状況を見ながら、どうしたら一番効率よく修繕ができるのかだとか、そういったものは農協の職員などとも協議しながら進めていくということで実施しておりますので、御理解いただければというように思っております。以上でございます。

再質問 10番 二川靖

ちょっと理解不足で申し訳なかったのですけれども、総額から40万円引いた額の2分の1ということで、ちょっと自分の認識がちょっと違ったので、今のあれでよく分かりました。やっぱり災害いつ来るか分からないということで、今後もやっぱり地球温暖化だとか、こういったことで、この間も何かアメリカのほうでハリケーンがあったように、ちょっとあんなことが起きるのか起きないのかちょっと分かりませんけれども、そういったことも考えながら、やっぱり営農が続けられるようなやっぱりこういった鹿柵の対策も考えていかなければ、農家の戸数も減ってきている中で、規模を拡大していくと。そうしたらやっぱりちょっと土地から、家から土地まで離れてしまう。そこまで管理していくというのもなかなか大変な状況もあるので、そういったことで、この補助制度については分かりましたけれども、やっぱり何かあったときに対応できるような、先ほど言ったようにね、金銭的なものでなくても木材でも何でもやっぱりそういったことでやっぱり対応できるようなことも考えていってもらいたいと。これは今後ですけれども、今後そういったことも考えていってもらいたいなというふうに思っていますので、そこら辺についても検討していただきたいというふうに思っております。それと、報償費の関係なのですけれども、これも前回の町長の答弁ですか、あの中でも猟友会と協議しながら対応していきたいということで、今回も同じ文言になっておりますけれども、いずれにしてもハンターさんから今言われているのは、総会も行われていない、このコロナの中で。そしてなかなか自分たちの身近な話も聞いてもらえないということで、ずっと聞いていたら猟銃の弾、かなり値段上がっていると聞くのですよね。何か猟銃の弾というのは、まとめて何十発だか買ったら大体使い切るまで時間がかかると。また買いに行ったら結構値段が上がっていると。また足りない分については、これ警察か何かの許可を受けて、また申請をして、また弾を買わなければならないという仕組みになっているみたいでして、また買いに行ったらまた値段が若干上がっているということなのですよね。何を言いたいかといえば、一般狩猟は趣味の方、これは趣味の方でいいのです。だけれども駆除となれば、有害駆除となればやっぱり農作業被害、農業の被害を減らすだとか、林業の被害を減らすということで多分この1,500頭というのは、国、道に要求をしてそういったものをもらっているということなのだろうというふうに思っております。それで、燃料代も本当にすごい高くなったということで、一回燃料、2日間燃料入れれば大体、何かランドクルーザー乗っている人で4,000円から5,000円かかるそうなのです、山に行ったら。それで1頭も捕れなかったら、5,000円だとか、弾代だとかいろいろ考えたら、言われている1万3,000円の中ではなかなかペイができないという言われ方もしているのですよね。そういった中で、やっぱり農業被害やそういう林業被害を減らすということについてはやっぱり町独自の報償費というのを考えたほうがいいのかなと。現段階ですよ。あまりにもちょっと燃料代が高いということで言われてますので、一般狩猟は趣味、だけれどもいわゆる有害駆除についてはやっぱり町の第一次産業を守るためということで考えれば、やっぱり必要なのかなと。500円、1頭につき500円でもまあまあそんな高い金額でないというふうに言われてますけれども、だけれども一方では町の財政を考えたときには、いや、そこまで出資できないよと言われるかもしれません、これは。それは分かってます、厳しい財政状況というのは。そういった中でもやっぱり1億円の被害をまあまあ半分に減らしていくというふうになればやっぱりそこのまた所得的な税金入ってくるのであれば、そういったことでやっぱり報償費のことも真剣に考えていただけないのかなというふうに思っておりますけれども、いかがなものでしょうか。

答弁 経済課長 加藤勝廣(経済課長は2023年6月まで)

報償費の関係なのですけれども、うちでいけば町と農協で6,000円、そして駆除で7,000円ということで合計1万3,000円ということになってございますけれども、ほかの町村と近隣の町村と比べましても、それほど高くもなく低くもないということなので同じぐらいの報償費を払っているというふうに考えておりますので、今現在でいけばほかに報償費の上乗せということについてはちょっと今のところ考えていないということでございます。以上です。

再質問 10番 二川靖

なぜ報償費のことにこだわっているかといえば、実は今年ハンターをやって生計を立てたいという方が、何か螺湾に1名若い方入ってきたと聞いているのですよね。そういった方がいれば、本当に何ですか、ジビエをやっている方も今実際協力隊でいて、今そうやって事業を起こしている方もいると。また新たにそういった方が入ってきている中で、本当にこれ、鹿だとかキツネ、タヌキ、カラス、ハト、熊もそうなのでしょうけれども、そうやって意気込みを持ってきている人が嫌になって帰ってしまわないのかなというふうに思っているのですね。それで、前回のときもハンターの平均年齢59歳、そしてもう多分59歳から上がっているのだろうとも思うのですけれども、最高が前回のときには83歳というふうになっておりますけれども、そこら辺そういった町で新たに入ってきたという方把握しているでしょうか。

答弁 経済課長 加藤勝廣(経済課長は2023年6月まで)

ハンターが新たに入ってきたというか、猟友会に新たに加入されたという方でいきますと、今年度30代から40代の方5名が新たに加入されておりまして、合計で会員数が53名となっております。最低年齢が30歳で、最高齢が85歳でありまして、平均年齢は59歳となっております。以上です。

再質問 10番 二川靖

ということは、前回の質問のときよりもハンターさんは増えているということで、まあまあいいことなのかなというふうに思ってますけれども、例えばどこから移住してきたかちょっと御存じありませんけれども、そういった方が狩猟で食ってるのだと意気込んで入ってきて、なかなか駆除も捕れない、一般狩猟も難しいと。何か聞くところによると、まだライフルの所有者でなくて、何か散弾銃の所有者でなかなか厳しいというふうに聞いているものですから、そこら辺そういったせっかく意欲を持ってきた方がここでやっぱり暮らしていけるような状況も含めてつくってあげないと、やっぱり生活ですから大変なのかなというふうに思って聞いているところでありまして、そこら辺も押さえていますよね。

答弁 経済課長 加藤勝廣(経済課長は2023年6月まで)

1名の方ですね。狩猟を主にして生計を立てていきたいという方で入ってきているという方は1名いまして、それは話は聞いております。ただ、散弾の免許しか持っていないというのはちょっと把握はしておりませんけれども、第1種の免許ということで火薬を使った銃の免許は持っていられるということで話は聞いておりまして、次年度、まだ今年はまだ猟のほう始まっていないので、来年度からは狩猟というか、報償金をもらった形での生計を考えているというふうには聞いております。以上です。

再質問 10番 二川靖

私も個人を助けるために言っているのではなくて、やっぱりそういう若者が入ってきているということはすごくいいことだと思っているのです。そこで生計を立てる。そういったことがやっぱり広がっていけばまた新たに来てくれる方もいるのかなと。やっぱり人口減対策にもなってくるのかなと。いろいろやっぱり考えてしまうのですよね、自分としては。そういったことでやっぱり猟友会のほうも結構苦労していると。ある方についてはやっぱり生活が大変なので、ではパトロールを任せてあげようかだとか。そういったことでやっぱり苦慮しているみたいなのです。そういったこともちょっと押さえているでしょうか。

答弁 経済課長 加藤勝廣(経済課長は2023年6月まで)

パトロールとかそういうのをしている方というか、ある意味一般狩猟が始まったときに、ガイドですとか、そういう方をやっている方も聞いてはおります。パトロールというか、そういう方をやっている方はちょっと聞いてはいないので、ガイド、本州からの一般狩猟で来られる方のガイドですとか、そういうことをやっているという方は聞いております。以上です。

再質問 10番 二川靖

分かりました。パトロールというのは九大だとか森林管理署のほうで、何かやらせているみたいで、何日かちょっと分かりませんけれども、日数はちょっと分かりません。それで、猟友会で順番で出ているみたいです。ちょっとこれ総会などやってないからなかなか分からないだろうと思うのですけれども、そういったことで1万円ちょっとになるといったかな、そのパトロールで。それでやっぱりお互い仕事を持っている方、仕事がない方、そして狩猟でいわゆる飯を食ってる方、そういったことで猟友会のほうでもやっぱり大変だから、では俺はもう行けないのでパトロールお願いしますだとか、そういう何かやっているというふうに聞いて、意外と猟友会の中ではそういったことで回しているというか、そういうことも聞いてますので、それはちょっと町のほうに九大とかになれば全く関係ないのですけれども、そういったことでやっぱりやっているということで聞いてますので、多分町有林のパトロールとかないのだろうと思うのです。だからそういったことで、やっぱり猟友会の中でもそういったことで苦慮しながらお互いを助け合ったりしてるというふうに聞いてますので、多分こういったことについても多分猟友会の議案の中で出てくるのか出てこないのかちょっと分かりませんけれども、そういったことで苦慮しているという話もちょっとハンターの方から、何名かから聞いていますので、そういったことでちょっと町としてもそういったことを押さえながら、本当に課長いわく報償費値上げは考えていないと。いわゆる両隣の町村だとか、十勝管内の市町村見てもそんなにそんなに変わらないということも言われてますので、たくさん出せというのでなくて、やっぱりそういったことも一つの努力として、町長も言ってますように、猟友会と何か機会があればちょっと話を聞いてあげて、検討していただきたいというのが私の気持ちでありまして、どうですか、町長、検討を、今先ではないですよ、今ではないですよ。本当は今と言いたいのです。来年度予算がありますから。だけれども、そういったこともあるのですけれども、厳しい財政状況、先ほども言いましたけれども、そういった中ではなかなか難しいというのは自分も感じてますけれども、そういったことでやっぱり今後以降営農者が苦労しているという部分を感じながら、そういった一方ではハンターの人も苦慮しているということも考えながらやっていただきたいというふうに思いますけれども、町長どうでしょうか。

答弁 町長 渡辺俊一

確かに農業被害も、この被害額を取りまとめた頃からいくと、そんなに減ってないという状況なのかなというように思っています。私も若い頃にこういう農業被害だとか、エゾシカ被害だとか、そういったのを少し携わったことありますけれども、その当時も1億円を超えているぐらいの被害額があって、1億円、北海道の中でも1億円の被害が、エゾシカの被害で1億円もあるというのはなかったと。足寄町ぐらいだったですね、その当時。それが結構長い期間続いてきて、最近になって少し1億円を切るようになってきたのかなというところであります。そういったことで、非常に鹿の被害というのは多いという、多い地域なのかなというように思っています。それは国有林がやっぱり周りありますし、それから阿寒摩周国立公園があったりだとか、比較的やっぱりエゾシカの生息のしやすい環境がすぐそばにあるという、そんなこともあるのかなというように思います。そういう地域でありますので、農業やっていく上ではその農業被害というのを少しでも減らすことがやっぱり肝腎なことなのかなというように思ってまして、昔でいけば農家の人たちが皆さんハンターさんになるというか、自分のところの畑を守るということも含めてだと思うのですけれども、鉄砲持ったりとかしてハンターさんになって有害駆除なども行っていたという状況でありますけれども、だんだんそういうことができなく、営農のほうがやっぱり大変でなかなか有害駆除だとかそういったところにまでなかなか手が回らなくなってきているというのも、最近の傾向でいけばそういうことなのかなというように思っています。そういった中でやっぱり有害駆除を担っていただいているハンターさんたちがやっぱり高齢化してきて少なくなってきているというのも事実ですから、有害駆除もなかなか大変になってきているのかなというように思っています。そういった意味で、ハンターさんたちのいろいろと意見なども聞きながら進めなければならない部分というのはいっぱいあるかなというように思います。ただ、先ほどの報償費でありますけれども、町としても町独自のということでお話ありましたけれども、町と農協で分担しながら6,000円というのは、これは言ってみれば町の独自の、農協さんも一緒にやってますけれども、独自の報償費でありますし、それにあわせて国から7,000円という、そういう報償費も頂いて、それを合わせて1万3,000円ということでありますので、そういったことで一定程度の保障というか報酬はお支払いできているのかなというように思っています。確かに最近燃料だとかがだんだん高くなってきて、鉄砲の弾も高くなってきているだとかということでなかなか有害駆除に携わっていくにはなかなか大変だよというお話もございましたけれども、やはり1万3,000円のこの支給が一定程度これからも継続していくように、町の負担とプラス国の補助金なども頂きながらやっていけるような形で行ければいいかなというように思っておりまして、先ほど二川議員からもお話あったように、国の補助金もいつ終わるか分からないというようなこともありますから、やはりここの部分、これからも継続して国からの補助もきちんと出していただくという形でいけるように、要望もしながら進めさせていただければというように思っておりますので、御理解いただければというように思います。以上でございます。

再質問 10番 二川靖

今、町長が答弁されたように、町と農協さんもやっぱり補助を出して、報償金を出しているということで、それはそれで理解はしています。それで、ここでもう一つだけちょっとここで言わせていただきたいのは、前回もそうだったのですけれども、残滓処理、約200万円かかっていると。これは国の補助金の7,500円を7,000円に削って、その分については残滓のほうの処理料に回しなさいよという趣旨の前回説明だったなというふうに思っています。少なくても、この200万円程度のお金の残滓処理料についてもどうにか見てもらえないのかなという気持ちもあって、話をしていることであって、報償費は報償費、もうきついなというふうに思われるのであれば、残滓処理の金額について町では見れないのかなという思いもあるのですけれども、そこら辺ちょっとお聞かせ願いたいと思います。

答弁 町長 渡辺俊一

残滓処理でありますけれども、これも国からの補助金の中で賄わさせていただいている部分であります。ただこれもやはり昨年でいけば1,700頭余りの駆除がございましたけれども、ではこれ全てがその残滓の処理の中の費用の中に入っているかというと決してそうではなくて、それぞれが処理をされている場合もありますし、それから残滓処理の残滓ボックスに入れていただいて、そこで新得で処理をしていただいている、そういう形のものもありますし、それぞれがその残滓をそれぞれ捕った方が処分をしているという形もありますので、全てが全て200万円で済んでいるということではございません。ですので、なかなか残滓ボックスに持っていかれる方たちと、それからやっぱり自分たちで処理しているという人たちの差というのもありますので、やはり持っていける人たちはそこに持っていって処理をする。それから自分たちで処理をしている人たちは処理をしているという形になってますので、一定程度町としてやれる部分というのは、残滓ボックスに入れていただいた部分については処理をしていこうという形になるのかなというように思ってまして、そこの部分についてはハンターさんそれぞれの判断でやっていただくような形になっていますから、今後においてもそういう残滓ボックスだとか、そういうものを設置しながら、そこに入れていただいたものについては町として処分をしていくという形で、今後も進めさせていただきたいな考えているところでございます。以上でございます。

再質問 10番 二川靖

今、町長の答弁で言わんとしていることは分かっているのです。残滓ボックスというのは、多分ハンターさんが捕ったものだけでなくて、いわゆる投げっ放しのものも含めて、撃って死んでる、それをハンターさんが回収してきて残滓ボックスに入れるだとか、そういったことも含めてあるのだろうというふうに思っているのですけれども、ハンターさんが捕った部分で処分しているというのはちょっとどのくらいあるのかちょっと自分も押さえてませんけれども……よろしいですか。(議長「ちょっとまだ質問中ですから」と呼ぶ)いいです、いいです。それはいいのです。多分そういったことも実態としてあるのかなというふうに思ってます、残滓ボックスは。猟友会で回収をして、そこに入れてくださいよだとか、何というのですか、行き倒れだとか、犬に襲われたとか、ちょっと分かりませんけれども、そういったものも回収してそういった回収ボックスに入れていると聞いてますので、それは全部ハンターさんが撃ったものでないというのも自分は十分承知しているつもりですけれども、そういったことで、そういったことで検討材料に値しないのかなということでお話をしているので、この先そういったことで検討していただきたいなということでお話をしているところです。最後になりますけれども、今町として今までいろいろ報償金やら補助金というものを出しているということもお聞きしていますし、少なくても第1種の狩猟免許を持っている方については、登録料だとかハンター保険ですか、についても町の補助金で賄っていて、半分にはなりませんけれども、そういったことで猟友会のハンターさんに渡しているというふうに聞いておりますので、この制度というのですか、これについても今後以降なくしてほしくないということも言われておりますので、ハンターさん大体1万4,000円くらい負担をすれば町のほうから約五、六千円もらって、猟銃の更新、免許の更新だとか保険料を支払っているというふうに聞いてますので、このことについても今後なくさないようにしてほしいということもありますので、そこら辺ちょっと最後にお聞きしながら、私の一般質問を終わらさせていただきたいというふうに思ってますので、よろしくお願いします。

答弁 町長 渡辺俊一

先ほども申し上げましたけれども、非常に被害額も大きくて農家の人たち大変ですよと。有害駆除をしていただけるハンターさんたちもだんだん少なくなってきてますよと。そういう状況の中で、やはりハンターさんに対する支援というか、そういったものはやっぱり必要になってきますよねということなのだろうというふうに思っています。ですから、今後も今までやってきているようにハンターさんに対する支援というのはやっていかなければなかなか有害駆除も進みませんので、今二川議員からお話あったように、いろいろな支援、今までやってきている部分、そういった部分も含めて今後も猟友会の皆さんといろいろ話をしながら、支援について進めさせていただきたいなというように考えているところでございます。以上でございます。

再質問 10番 二川靖

今の町長の答弁でありましたように、今後ともちょっと猟友会の皆さんだとか、やっぱり農協関係者、そしてまた農業関係者と共に様々な知恵を練っていただいて、今後進めていきたいというふうに思ってますし、よしんば報償金等々も考える余地があれば今後検討していただきたいということを申し上げて、私の一般質問を終わりたいと思います。どうもありがとうございます。

出典:足寄町議会 令和3年第4回定例会 2021年12月14日 議事録 PDF(3ページ) 間違いを知らせる