足寄町議会 令和5年第3回定例会 2023年9月13日
中学校部活動の地域移行について
2023年9月13日、足寄町議会の一般質問で、二川靖議員が「中学校部活動の地域移行について」質問し、教育委員会教育長 東海林弘哉、教育次長 丸山一人、町長 渡辺俊一が答弁しました。
- 質問者
- 二川靖 議員
- 答弁者
- 教育委員会教育長 東海林弘哉、教育次長 丸山一人、町長 渡辺俊一
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は町のサイトの一般質問の一覧の表記です。
質問 12番 二川靖
2点目なのですけれども、中学校の部活動の地域移行についてということで、令和4年度第2回の定例会において「中学校の部活動と少年団活動及び生涯スポーツの現状と課題について」という質問事項の中で一般質問をいたしましたが、いよいよ本年度から国の「改革推進期間」が始まり、2025年度末までがその期限となっております。十勝管内においては、一部の町村では国の方針を先取りするような事例や、足寄町は教員や保護者、競技関係者でつくる協議会が設置されているとの新聞報道がありましたけれども、以下の点についてお伺いしたいと思います。1、協議会設置後の経過と現状はどのようになっているのか。2、生徒の声をどのように反映していくのか。以上であります。
答弁 教育委員会教育長 東海林弘哉
教育委員会から、二川議員の「中学校部活動の地域移行について」の一般質問にお答えします。1点目の「協議会設置後の経過と現状はどのようになっているのか」についてですが、令和5年6月29日に第1回目の足寄町部活動地域移行検討協議会を開催しました。構成委員は、小中高の学校長、体育協会・文化協会等の役員、PTA会長などであります。会議では、会長と副会長を選出した後、部活動の地域移行に関する基本的な方針や生徒、保護者及び中学校教職員アンケートの実施、今年度のスケジュールについて確認しています。第2回目は10月6日に開催を予定しており、講師を招いての実践事例発表、アンケート結果の報告、分析などを予定しています。2点目の「生徒の声をどのように反映していくか」についてですが、生徒アンケート結果や文部科学省の地域スポーツクラブ活動体制整備事業の指定を受け、総括コーディネーターを配置していますので、直接生徒の声を聞いたり、中学校と連携するなどして要望をすくい上げていきたいと考えております。このたびの運動部活動の地域移行については、令和5年度から令和7年度が改革推進期間とされており、地域の実情に応じ、可能な限り早期の実現を目指すとなっております。地方においては、受入可能な機関、団体も限られており、難しい状況にありますが、道教委等からの助言、先進地における推進状況などを参考に、本町に合ったスタイルの構築に向け、取組を進めてまいりますので、御理解賜りますようお願い申し上げ、二川議員の一般質問に対する答弁とさせていただきます。
質問 12番 二川靖
もう1回目の検討委員会が今年の6月29日に開催されているということでありますけれども、昨年もいろいろこの問題について、長々と何か調べたら何十ページにもなるような一般質問をしてきたということでありますけれども、いずれにしてもこれは待ったなしの2年間ということの中で、例えば昨年もおっしゃっておられましたけれども、平成31年2月に策定した足寄町における部活動の方針ということで、多分休みの関係だとか時間だとかというのは、あのとき教えられてきているわけなのですけれども、これについては多分変わりないのかなというふうに思っています。それで、心配なのは、こういった協議会設置後、第2回のものをやっていくというのですけれども、ここではスポーツクラブの活動の体制整備の事業に向けては、指定を受けて総括コーディネーターを配置しているということで言われておりますけれども、これはスポーツ系のことだけであって、前回の質問のときも、ではブラスバンドだとかいろいろなところの文化系のところはどうしていっていいのかということもいろいろありまして、そこら辺も検討されているのかちょっとお伺いしたいなと思います。
答弁 教育次長 丸山一人
お答えいたします。今回協議会設置しましたけれども、協議会の構成員について御説明したいと思います。構成員につきましては、この中の答弁書にもありますとおり、学校長だとかPTA会長、スポーツ協会の会長とかもお願いしているのですけれども、文化協会のほうにもお願いしております。そういった部分で、文化的な例えばブラスバンドだとか、中学校の文化系の部活というとブラスバンドしかないのですけれども、そういった部分でお話というか、御協力を頂ければなというふうに考えているところでございます。以上です。
質問 12番 二川靖
そういうところでは、やはりOBだとかいろいろな先輩がいるというのは承知しているわけですけれども、文化協会等の役員ということも言われておりますけれども、いかんせん心配しているのは、今年ふるさと盆踊りがあって、その中でなかなかうちの先輩議員が太鼓をやっているのですけれども、太鼓をやる方だとか、もっと言えば、足寄町内で三味線を弾ける方がいない。そしてもっと言えば、盆踊りの歌を歌う方がいないというような、やはり私たちの年代にとっては重要なことがなかなか町民の中で少なくなってきているという中で、ちょっと心配なのかなというところがあります。そういった中で、先輩OBも活用しながらということなのですけれども、多分この部活の活動については、今回高校野球の応援においても、ブラスバンドの役場の方たちのOBの方が中心になりながら行くということも聞いておりましたけれども、雨で順延になってしまったということであります。それで、前回も町長にお伺いしたのですけれども、いわゆるそういった活用できるような役場の職員の方の派遣とか、そういったことはまるっきり考えていないのか、再度もう一回お伺いしたいなと思います。
答弁 町長 渡辺俊一
部活に対する役場職員の支援だとか、そういった部分の話かなというように思いますが、現状でも少年団ですとか、そういうところ、それから部活などでも町の職員が支援をしているだとかという、実態としてあるというように思っています。今後の部分でも、例えば町職員がそういう部分で活動ができるだとかというようなことが出てくれば、それはその時点その時点でそういうものが可能なのかなというように思っております。先ほどの川上議員の兼業の話の中でもありますけれども、そういうものも町としてそういう指導だとかそういうもの、今までの職員の持っている経験だとか知識だとかそういったものを生かしながら、地域の中で貢献できるというようなことであれば、それは十分可能ではないのかなというように考えております。以上でございます。
質問 12番 二川靖
ありがとうございます。そういったことで、前回の1年ちょっと前ですか、についてはスケートだとか陸上だとかということで役場の職員の方が頑張っていらっしゃった。少年団のほうもサッカーだとか野球だとかいろいろやっていただいているというのは承知しております。そういったことはなぜ言うのかといえば、例えば地域的に、教育長がおっしゃられたように、受入可能な機関や団体も限られているという中で厳しい状況にあるということで言われれば、どうにかやはり、帯広市内なら例えばオカモトさんだとかスポーツクラブだとかフィットネスクラブ持っているところであれば、ある程度そういったことに乗ってきてくれるのかなというふうに思ってますけれども、いかんせん、中学の部活といえども、去年も話したようにメリット、デメリットの中で、父兄の送り迎えも含めて、いわゆる大変になってくるのだよと。それに関わる負担、金銭的な負担もかなり多くなってくるのだよというのがやはりこういった足寄町のデメリットというか、父兄に対して父兄のデメリットが出てくるのかなというふうに思っていますので、そこら辺やはりなるべく負担がないように考えていかなければいけないのかなというふうに思ってますし、昨年もそうでしたけれども、現状やはり本別とチームを組まざるを得ない部活だとか、陸別ですか、とチームを組まなければならない状況というのはやはり子供さんたちが少なくなってきて、そういったスポーツ的なものもそういったことで大変になってきているというふうに聞いておりますし、特に今回全国優勝なされた町長と人見さんが写真に大きく載ってましたけれども、そういったことも踏まえれば、やはりそういった指導者がいればさらに助かるのかなというふうに思ってますし、そういうことができていくのであれば、小学校から中学校に行くときもほかの学校に転校しなくても済むようなことも、今後以降もちょっと分かりません、これは。どういった児童、子供たちが、生徒が出てくるか分かりませんけれども、そういったこともひとつ防げるのかなというふうに思ってますし、そういったことで、スポーツに関してはやはり地元の方がどうにか指導ができる体制というのも役場の職員を中心に、役場の職員を中心といったら労働条件も何もなくなるのかと言われるかもしれませんけれども、そういったことで融通を利かせてもらっていけるような、そしてブラスバンドもそうなのですけれども、週に1回休み、けれども日曜日出たら部活にならないよだとか、一日、休業日は3時間、平日は2時間と言われておりますけれども、やはり全国レベルになったら根性論は通用しませんけれども、それ以上の多分努力はしているのかなというふうに思ってますので、そこら辺も踏まえて、どうにか町内の中で完結できるような議論を教育長、よろしくお願いしたいなというふうに思ってます。それで、子供たちというか、生徒の声をどのように反映していくのかということに移らせていただきますけれども、実は6月28日に中学校2年生の総合授業の学習の一環として、実は議長をはじめ各委員会の委員長さんが中学校2年生を対象にお話をさせていただきました。そのときもいろいろ話をしていましたのですけれども、何のスポーツやってますとかいろいろコミュニケーションを取る中で話を聞いていたら、部活の移行を何かどこかから聞いていると言ったら、全く知りませんということが言われたのです。中学校2年生ですから、多分学校でもこういったお話はされてないのかなというふうに思っておりまして、ではそういうことを考えれば、生徒の声を本当にどのように反映していく中で、よりよい部活動にしていくのかなというふうに考えておりますので、そういったことで、協議会を中心にしながらも、子供たちの意見が反映できるように、アンケートもちょっと工夫を凝らしながら進めていっていただきたいなというふうに思ってますけれども、そこら辺ちょっと考え方があれば、教育長、よろしくお願いしたいなと思います。
答弁 教育委員会教育長 東海林弘哉
いろいろ子供たちのことを心配してくださって、本当に先のことまで考えてくださって質問していただいていると感謝申し上げます。まず、当初この件については7年度までにある程度めどをつけるということで、国のほうで進んでいたのですが、実はもう全国的に非常に難しくて、解決できない問題が噴出してきて、今もういろいろなところから要望が上がってきて、今現在、先ほども申し上げたのですが、平成7年まで、そこまで完結してくださいではなくて、改革推進期間ということで変わってきているのですね。それは、先ほど言われた保護者の負担増ですとか、その財源をどこからどう手当するのとか、お金のことだけでも物すごい問題になっています。全国の、例えば教育長部会、そこからも上がっていますし、もういろいろな団体から全て上がってきているという状況になっています。それで、本町としましては、先ほど二川議員からもありましたけれども、足寄としてということ、そこはすごく意識してますので、足寄ならではの方法ということを、そこにはこだわっています。ただし、最終的に一番大事なところは子供たちのためにどうするかなのです。中学校の教員の部活動の負担を減らすためにこれをやっているのではなくて、子供たちのためにどうするかということなので、そこをぶれないようにしながら、実は教育長レベルで陸別や本別の教育長ともいろいろ相談をしながら、一番いい方法はどうだろうねと。連携できるところは連携をして、ウィン・ウィンで行けるのだったらそのほうがいいよねと。また、中学校教員が部活動、まずは土日指導しないで、これが全部役場職員に行ってしまうと、これもまたいろいろな問題が出てきますよね。そういうバランスも大事になりますし、そのあたりを調整していくというのは物すごく時間がかかるし、大変なことだと思っています。それを今コーディネーターが担って、中心になって、専属で進めている。まずは情報収集する。先ほどアンケートとありましたけれども、多分アンケート、もう行って、今アンケート取っていて集計する段階になってますので、それを基に、アンケートを取るということは子供たち分かるということですから、そういうことを踏まえて、ではこの後どういう方向で進めていったらいいかというようなことも考えています。困難な問題がたくさんあるのですけれども、これ私たちだけでできる問題ではないので、広く皆さんのお力を借りながら進めていきたいと。ただ、先ほど言われたように、やはりスピード感を持ちながらということも大事にしたいですし、もっと言うと、できる部活から、できるスポーツや文化活動から移行していってもいいかなと。一遍にぽんではなくて、ということも考えておりますので、そのあたりも御理解いただいて、今後も御協力よろしくお願いしたいと思います。以上です。
質問 12番 二川靖
今教育長のほうからいろいろお話がありましたけれども、教育長の言っていることは十二分に承知しているつもりであります。将来を担う子供たちのために何ができるのかということが、やはり一番大事なのかなと。それに伴う先生の負担やら、先ほど言った父兄の負担がいかに減らされるのか。もっと言えば、先ほど町長から答弁いただきまして、今教育長のほうからもお話あったように、そこだけ頼っていては駄目だよと。今は移行期間2年間ありますけれども、その2年間の中で、例えばできなかったとしても段階を踏んでいきながら、そういった子供たちが成長できるような部活動にしていっていただきたいというふうに思っておりますし、小学校のスポーツ少年団もそうなのですけれども、なかなかやはり子供たちが減少していく中で、単独チームが難しいだとかいろいろあるのかなというふうに思ってますし、そういったことを子供たちが少ないという部分ではなかなか厳しいことも想定されるので、先ほど言われたように、三町が一体となって、どうにか子供たちが成長できるような部活動をつくっていただきたいというふうに思ってますし、そこについては教育長に一生懸命各町村の教育長と話をしていただきたいというふうに思っておりますし、町は町で町長と三町の町長とどうするという話もしていただきながら、教育委員会と町長が両輪になって、子供たちが健やかに運動ができる、また文化活動的なブラスバンドができるということも含めて、お願いしたいなというふうに思っております。最後に、町長のほうから今私が言ったことに対してお答えを頂きながら、一般質問を終わりたいというふうに思っております。よろしくお願いします。
答弁 町長 渡辺俊一
最終的にはやはり先ほど教育長が言われた、子供たちのためにというか、子供たちがどう部活だとかそういったものがきちんとできるのかといったところなのかなというように思っています。そういったことを踏まえて、どう今後地域移行を進めていくのかと。やれることとやはりやれないことはきっともって出てくるのだろうなというように思っています。そういったことも含めて、また連携できるところは連携しながらということで、いかに子供たちが自分たちのやりたいことができるかだとか、そういうことを大切にしながら進めさせていただきたいなというように思っております。以上でございます。(「ありがとうございます」と呼ぶ者あり)