みんなの議会

足寄町議会 令和7年第2回定例会 2025年6月17日

野生鳥獣による被害対策について

2025年6月17日、足寄町議会の一般質問で、二川靖議員が「野生鳥獣による被害対策について」質問し、町長 渡辺俊一、農林課長 加藤勝廣が答弁しました。

質問者
二川靖 議員
答弁者
町長 渡辺俊一、農林課長 加藤勝廣

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は町のサイトの一般質問の一覧の表記です。

質問 12番 二川靖

議長のお許しを得ましたので、一般質問通告書に基づき一般質問をしたいと思います。件名、野生鳥獣による被害対策について。北海道の調査によると、令和5年度野生鳥獣による農業被害が、エゾシカで51億900万円、令和5年度のエゾシカの推定生息数が73万頭と発表されています。足寄町においても、令和4年度・5年度、被害額が1億円を超え、令和6年度も約1億9,000万円に上る被害額が出ていると、足寄町農業協同組合の調査で出ています。このことを踏まえ、以下の点についてお伺いいたします。1、令和4年度から6年度までの猟銃を所持しているハンター数と年齢構成及びくくりわな、箱わなの申請人数をお示し願いたい。2、令和4年度から6年度までのエゾシカの駆除頭数と一般狩猟の頭数をお示し願いたい。3、鹿柵補修など、令和4年度から6年度までの3か年で、生産者が鹿対策資材の購入に当たり約4,100万円の支出をしているようだが、資材等の高騰など大変苦慮していると聞いている。また、農協・生産者・Jパワーが協力し、仙美里ダム周辺に新規鹿柵を設置すると聞いている。鹿柵について、町として押さえている課題、生産者及び農協からの要望はないのか、お聞かせ願いたい。4、北斗草地について、鹿の被害と運送面のコストから個人の借入れが年々減少し、大規模草地育成牧場に大きく負担がかかっているようだが、町としてどのように押さえているのか、お示し願いたい。以上、町長の所見をお伺いいたします。

答弁 町長 渡辺俊一

二川議員の「野生鳥獣による被害対策について」の一般質問にお答えいたします。1点目の「令和4年度から6年度までの猟銃を所持しているハンター数と年齢構成及びくくりわな・箱わなの申請人数」ですが、令和4年度の猟銃を所持しているハンター数は33人で、年齢構成は30代8人、40代3人、50代7人、60代5人、70代以上が10人となっています。令和5年度のハンター数は34人で、30代8人、40代5人、50代6人、60代5人、70代以上10人となっています。令和6年度のハンター数は33人で、30代5人、40代8人、50代5人、60代4人、70代以上11人となっております。くくりわなの申請人数は、令和4年度が33人、令和5年度は31人、令和6年度も31人となっています。箱わなの申請人数は、令和4年度が9人、令和5年度も9人、令和6年度は13人となっています。2点目の「令和4年度から6年度までのエゾシカの駆除頭数と一般狩猟の頭数」ですが、令和4年度の有害駆除は1,993頭で、一般狩猟は275頭、令和5年度の有害駆除は2,308頭で、一般狩猟は342頭、令和6年度の有害駆除は2,817頭で、一般狩猟は150頭となっています。3点目の「鹿柵について、町として押さえている課題、生産者及び農協からの要望」ですが、本町の鹿柵は、平成8年度から平成24年度にかけて町内一円の整備を終え、エゾシカ侵入の大きな抑止力となっていますが、設置から20年以上が経過し、老朽化により木柱や河川横断幕の破損も見受けられるようになっています。現在の国の補助制度では、新設や既存施設の延長等でない限り十分な補助を受けることができないのが実態であり、エゾシカによる農作物被害を減少させるためにも、鹿柵の維持補修経費を含めた補助制度の拡充について、あらゆる機会を通じて国への要望を継続してまいります。また、以前はエゾシカによる被害が比較的少なく、鹿柵の設置がない郊南地区において、生産者や足寄町農業協同組合から設置の要望があることから、令和8年度の新規設置に向け、関係機関との協議を進めています。4点目の「北斗草地について、鹿の被害と運送面のコストから個人の借入れが年々減少し、大規模草地育成牧場に大きく負担がかかっているようだが、町としてどのように押さえているのか」についてですが、本年度から着工する道営草地整備事業足寄地区として、北斗草地を整備する予定であることから、鹿の食害を受けにくい草種を選ぶことで、今後は収穫量を確保できるものと考えています。また、北斗草地は足寄町農業協同組合の所有地であり、基本的には所有者が適切に管理すべきものと考えていますので、御理解賜りますようお願い申し上げ、二川議員の一般質問に対する答弁とさせていただきます。

質問 12番 二川靖

ただいま町長からいろいろ説明がありました。1点目なのですけれども、猟銃を所持している者については、大体令和4年から6年度まではほとんど変わりないという状態なのかなと思っております。30代の若い方が8人だとか5人だとかという数字で、3名減っているというのがちょっと気になるところなのですけれども、いずれにしても、ハンターの方でなりわいにしている方というのは何人くらいいらっしゃるでしょうか。

答弁 農林課長 加藤勝廣

狩猟を主にして生活をしている方というのは、今押さえている段階では1名と思っております。以上です。

質問 12番 二川靖

今、課長から1名ということで報告がありましたけれども、聞くところによると若い方がなりわいで入ってきているという話を聞いてはいるのですけれども、なりわいとしている者が1名なのかというのがちょっとクエスチョンがつくのかなと。今、押さえていないのであれば、それはそれでしかたないのかなと思っていますけれども、いずれにしても、鳥獣駆除については、なりわいの人が生計が立てられるようなことでないといけないのかなと思って聞いております。本州のほうから移住をしてきているという方もいらっしゃるというふうに聞いていますので、多分、猟友会の総会等々で話を聞けば収集できるのかなと思っていますし、今年度は総会も終わっていてあれなのかなと思っていますけれども、そういったことで町としても、そういったなりわいということでしている方がいれば押さえていただきたいと思っていますし、そういう人が例えばいれば、どのくらい一般狩猟で捕っているのかだとか、駆除で捕っているのかという部分の押さえをしていくならば、どのくらいの金額になって生活ができていけるのかということも調査していくべきなのかなと思っていますので、それはそれで猟友会の中にお聞きして、そういったことで今後以降調べていただきたいと思っていますので、そこら辺よろしいでしょうか。

答弁 町長 渡辺俊一

あくまでも、有害駆除ということで農業被害が発生していますよというところでの駆除ということになっていますので、例えばプロのハンターがいらっしゃっても、その中で例えばあなたには何頭の駆除をお願いして、これだけの収入が上がるので、それで生計立てられますよねだとかという話にはならない話だと思っています。あくまでも有害駆除という中で、それぞれ取り組んでいただいているというのが実態かなと。本当のプロというところでいけば、狩猟期間の間だとか、そういったところだとか、それからふだんまた違う形で狩猟に関わってだとかということになるのかなと思っていますので、一般的にプロに近いような方たちがいて、有害駆除でかなりの収入を上げているという方たちはいらっしゃいますけれども、その方たちがプロなのかと、プロのハンターなのかというところは非常に判断としては難しいかなと思っています。ですので、先ほども言いましたように、この方に何頭の駆除をお願いしますよだとかということで、一定の収入がこれで上がって、生計が立てられるかどうかだとかという話には、今段階ではならないかなと思っています。今段階でいくと、猟友会の会員の方たちも60人ぐらいいらっしゃって、昔から比べればかなり少なくなってきているのですけれども、お話があるように、本州のほうから狩猟を主にやりたいという思いで足寄に引っ越してこられて、有害駆除だとかに積極的に取り組んでいただいているという方たちがいらっしゃって、非常にそういった意味では、町としては助かっている部分、ありがたいなと思っている部分というのはあるわけですけれども、ただ、実際のところでいくと、それをなりわいとするかどうかといったところは、町としてなかなかそこのところにきちんと関わっていくということにはならないのかなと考えているところであります。先ほども言いましたように、1名くらいの方は、本当に一生懸命有害駆除をやっていただいて、駆除頭数も多いと。また、そのほかにも非常に頭数多く駆除していただいている方もいらっしゃるので、そういう人たちもかなりの、そういった意味では駆除した部分の報酬というか報償金というか、そういったものは支払っている部分というのはあるのかなと考えております。今段階で、プロか、プロではないだとかといったところは、なかなか判断しづらい部分なのかなと考えているところでありますので、御理解いただければと思っております。以上でございます。

質問 12番 二川靖

今、町長のおっしゃることは十二分に分かっているつもりでいるのです。ただ、プロというか、なりわいにしていくという部分では、そういう方たちが足寄町に移住してきても生活ができるのだよということは、町が発信するのではなくても、猟友会の中だとか、例えばその周りの方たちに、移住してきて生活ができるのだよということを、町でなくても広めていってほしいという思いがあるのですよね。町がやるというのはやはりきついなという思いはあります。だけれども、猟友会の中でそういった話が出て、なりわいになるよということが広まれば、また新規にハンターさんも足寄町に来て住んでもらってということになるのかなというふうに考えたので、この一般質問の中でなりわいについてのお話をさせていただいているということでありますし、昔に入ってきた方もなりわいにしてやっている方もいるみたいですし、そうしたことで、少しでも農業被害を減らすという部分では、ほかのところから来て、なりわいになるのだよということで、町が発信できないのだとすれば、猟友会の中でハンターさんたちが外に向けて出していただきたいという思いがあるので、猟友会と話ししてできないものかなという、そこら辺をお伺いしたいと思います。

答弁 町長 渡辺俊一

猟友会の方たちも、先ほど言いましたように60人ぐらいいて、中にはくくりわなだけだとかということで、鉄砲を持っていない方たちもいらっしゃるので、猟友会の会員さんが60人いるといっても、実際にわなで駆除するというのもありますけれども、鉄砲で駆除するという方たちはちょっと少なくなって、先ほど言った30人ちょっとぐらいなのかなと思っています。現状としては、今2,000頭以上、2,500頭ぐらいの駆除をしていても、被害がなかなか減っていないという状況の中では、まだまだ駆除の頭数としては足りないのかもしれないなというところはあるのかなと思います。ただ、いろいろ予算の関係もありますので、農協と町とで相談しながらだとか、それから国の補助だとかもらいながらという形でやっていますので、そういったところで一定の駆除の頭数というのも決まってくるのかなと思います。ただ、今はある程度駆除の頭数も一定の頭数捕ってきてはいるわけですけれども、今後の部分でいけば、年々、若い人たちも入ってはきていますけれども、高齢化はしていくだろうと。そういった部分で、本当にきちんと動けて駆除していただける人たちが減ってくるということなども出てきたときに、いろいろな意見がありますけれども、プロの方たちをもっともっと呼んできてだとか、場所によっては役場の職員が鉄砲の免許を取ってやったらどうかだとかという人もいたりだとか、いろいろな意見はありますけれども、そういうことも将来的には考えていかなければならない部分でもあると思いますし、現状で足りているか足りていないかといったところはなかなか難しいところでありますが、今までも特に町から何かアプローチをして、新しい人たちが入ってきているということではなくて、新しい人たちが入ってきている部分というのは、猟友会の方たちだとかのネットワークという部分があるのかなというふうに思っています。そういった部分は、多分猟友会の人たちでいろいろと話をして、本州の人たちとのネットワークだとかというのがあったり、あと、足寄で鹿が非常に多くて農作物の被害が多いといった部分なども含めて、そういう情報がいって、新しく若い人たちで、足寄でなりわいにしているかどうか分かりませんけれども、足寄でそういう猟をやりたいなと言っている方たちも入ってきているのだろうと思いますので、そういった部分は、猟友会の人たちの中できっともってそういうネットワークができているというところから派生してきている部分だろうなと思っております。また、猟友会の皆さんにも、事務局は役場のほうで持っていますので、いろいろとお話をさせていただきたいなと思っております。以上でございます。

質問 12番 二川靖

分かりました。分かりましたというのは分かってはいないのですけれども、実は、私も令和3年度の第4回定例会でこの一般質問をさせていただいています。令和元年から、その当時は3年度までの駆除頭数というのは約1,400頭が平均で、農業被害額も1億円前後ということで推移してきたという中なのですけれども、それ以降については、今、町長のほうから答弁があったように、だんだん駆除頭数も倍になっているのですけれども、被害額も約倍になっているということ、そして推定生息数も大体倍になっているということで、いたちごっこで捕っても増えていく、捕っても増えていく、そういった状況が出ているのかなというふうに思っています。それで、1点目のハンターさんだとか、くくりわなだとかいろいろやって、60名のうち三十何名でしたか、本当に鉄砲を所持している方ということで、今、K&Dというところで駆除した鹿を買い取っていただいているということで、幾ばくか、去年度あたりからは駆除する方についても売れるということで、報償金プラスそういったことでなっているのかなというふうに思っています。そういったことで、そういった企業があって、またうまくいっているのかなと思っていますけれども、そこで、令和3年度の一般質問の中でも、報償費についてもお話をさせていただいていますけれども、今、報償費についてはどのようになっているのか、再度お伺いしたいなと思います。

答弁 農林課長 加藤勝廣

報償費につきましては、去年、令和6年度から、町と農協の部分を500円ずつ上げまして、国からが7,000円、町とJAから3,500円ずつということで、合計の1万4,000円ということになってございます。

質問 12番 二川靖

国から7,000円、町が3,500円、農協が3,500円、合計1万4,000円ということで、分かりました。令和6年度から500円ずつ上がったということで。それで、500円ずつ上がったのはいいのですけれども、道で指定されている捕獲頭数というのは何頭なのでしょうか。足寄町に指定されてきますね。今、ないのですか。すみません。昔はあったのですよね。何頭以内、雌何頭、雄何頭というのが昔あったはずです。今、全くなくなったのでしょうかね。ちょっとそこら辺、教えてください。

答弁 農林課長 加藤勝廣

今、鳥獣害防止計画というのがありまして、そこで捕獲の計画頭数を立てていまして、去年はたしか2,800頭、今年が2,900頭ということで計画をしてございます。雄、雌というのはちょっと計画にはないです。

質問 12番 二川靖

昔、ちょっと記憶にあったものですから、雄、雌というのは頭数制限の中であったということで、道の計画の中にあったのかなというふうに思っています。それで、今年度については2,900頭が対象になっているということで、例えば昨年2,817頭を捕っていますね。一般狩猟では150頭という中で、一般狩猟は関係ないのですけれども、この2,900という数字が、昨年度の2,800を超えたから2,900ということになっているのか。それとも、町のほうからこのくらい捕っていかなければ農業被害は減らないよということで、道にお願いしているのか、そこら辺お願いしたいと思います。

答弁 農林課長 加藤勝廣

こちらの鳥獣害防止計画、これが捕獲をする頭数を計画するものでございまして、今年2,900頭というのは、鳥獣害防止計画で捕るのが一応2,500頭という予定をしていまして、シカ特事業というのが去年から始まっているというか、ずっとあったのですけれども、去年からちょっと条件緩和になってできるようになりまして、それから去年が300頭の予定、今年はそれをプラス400頭ということで2,900頭ということにしておりまして、道のほうに申請するというか、一応この計画で狩猟しますということで出しているということでございます。

質問 12番 二川靖

そういうことなのですね。ちょっと私の認識していないところがありまして。総数が2,900頭ということで、これが例えば熊か何かのときだったのかな、それがちょっと頭数ぎりぎりで間に合わないということが何年か前にありましたよね。例えば今回鹿が大きく増えて、有害駆除のところで2,900頭近くなったら、やめてしまうということになってしまうのか、道ともそういう話はしていないのでしょうかね。計画は計画であっても、そこを超えてしまうということで考えたときに、どうなのかなというか、仮定というか想定の話でちょっと悪いのですけれども、町としては2,900頭になるといったときに、まだまだ被害があるので、捕れるのでもう少し増やしてほしいという要望は聞いてくれるのか、聞いてくれないのか、これだけ頭数増えているので、そこら辺どうなのでしょうか。

答弁 町長 渡辺俊一

計画の中で2,900頭ということでありますけれども、実際のところ、言ってみれば計画にのっとって国のほうも補助を出していただけるという形になっているので、それを超えた場合、補助だとかそういった部分では非常に厳しくなる可能性はあるかなと思っています。ほかのところの、全体として予算的に余裕があればその部分を足寄にまた回してもらえるだとかということがあるかもしれませんけれども、そういう調整だとかというのはできるのかなと思っています。あと、町からの報償を渡すという部分もなきにしもあらずなのですが、それにしてもやはり町も同じような計画の中でやっていますので、予算的にはそこの一定程度限界があるというか。今までも、時期的にまだまだ期間があって、農作物がまだまだ畑にあるよという時期に予算的にはかなり厳しくなってきたよねというところでいくと、あと、ハンターさんだとかとも話をしながら、国の補助は出ないけれどもだとか、あと、町と農協でまた話はしなければならないですけれども、先ほど言ったように折半、3,500円、3,500円で報償を出しているとなると、その分の手当をどうするのかだとかといったところもありますが、そこで終わりというわけにはいかないよねという時期に、一定程度の頭数を捕ってしまうだとかということが起こり得るということもあるので、そこの部分はその時点その時点でまたいろいろと道だとか、それから農協だとかと相談しながら、またハンターさんたちとも相談しながら、この後どうしていくのかといった部分は話をしながら、そういうことで進めてきているというのは実態としてはあるのかなと思っています。もともと何年か前までは本当に2,000頭までいっていないような状況の中で、急激に最近増えてきているということでいけば、今後の推移というのもどうなっていくのかというのはなかなか難しいところですけれども、生息数そのものが増えているのか、やはり被害も増えている部分もありますので、一定程度いろいろなことを勘案しながら頭数を決めてきているというのは実態なのかなと思っています。以上でございます。

質問 12番 二川靖

今の町長のお話を聞いて、町として農協と協議をしていくという姿勢が見えましたけれども、それにしても道の計画がどうなのかなとずっと思っているのですね。道の計画で言えば、令和4年、5年、6年度というのは結果報告が出ているのですよね。例えばこの結果報告を見ても、足寄町の被害、すごく大きいのですよね。道内でも1、2番になっているということで、4年、5年、6年ですか、そういったことを踏まえて、多分頭数も設定はしているのかなとは思っているのですけれども、そういった頭数設定についても、全道一円で見ても足寄町は被害が大きいということで、来年度に向けても、それぞれ道のほうにもお話をしていただけたらありがたいのかなと思っていますし、ここでちょっとあれなのですけれども、この被害額が1億9,000万円に上るということで、頭数もかなり捕ってきているということなのですけれども、それで今、町長がおっしゃるように、2,900頭を超えたときには町と農協がそれぞれ協議しながら考えていきたい、そのタイミングがあるのかなというふうに思っていますけれども、例えば、この被害について、役場と農協と生産者が、道のほうに、こういうことで被害が大きいのでどうにか対応を願いたいという陳情というのはしたことはあるのでしょうか。

答弁 町長 渡辺俊一

最近でいけば、そういう部分の陳情というか要望だとかという部分はないのかなと思っています。過去にはあったかもしれないですけれども、最近ではないと。特に、私、町長になってからはそういう要望はしたことがないということであります。ただ、十勝圏活性化推進期成会だとかでは、常にそういう有害駆除が、農作物の農業被害というのが出ていますよということで、その対策というのをきちんと取ってくださいという部分の要望というのは常に出ていますし、それは足寄町だけではなくて、ほかのまちからも出てきている、そういった部分が多いと思っていますし、また最近でいけば、だんだん被害がどこのまちも増えてきているというのが実態ですので、特に足寄は、先ほどもお話があったように多いですけれども、ほかのまちもだんだん増えてきているというのは言われています。そういったことで、国だとか道だとかに対する要望というのは、足寄町としては独自ではやっていませんけれども、十勝管内全体でやっているというのは実態としてあります。鹿柵なども、そういった意味で、足寄町が多分ほかに先駆けて鹿柵の設置だとかというのも取り組んできたというのも、やはり被害が多い部分があってというところがあるわけで、そういったことでいけば鹿柵なども含めて、野生鳥獣の被害対策というのは、町としては非常に早くから取り組んできていて、ほかのまちよりも先を進んでやってきたという今までの実態としてはあるのかなと思っております。以上でございます。

質問 12番 二川靖

今、町長のおっしゃるとおり、足寄町が一番先に鹿柵をやったというのは承知しているつもりであります。今、十勝期成会のほうで要請をしているということで、それはそれでよろしいのですけれども、例えば農協の方よりも、取りあえずやはり生産者の方がどれだけ本当に苦しんでいるのかということを再度押さえていただきたいというのが一つ。そういった中で、農協が被害を取りまとめていますので、農協のほうで本当にどうしたらいいのかということも踏まえて、町としてもそういったお話を聞きながら、道や国に要請は再度単独で必要なのかなと。1億9,000万円、これが2億円だとかにまたなっていってしまったときに、本当に第一次産業の農業が大変になってくるということで言えば、町の財政にも関わってくるものもあるので、そういったことで要請をしていっていただきたいというのは私の本音でありますし、多分、生産者もそう思っているのかなと思っていますので、そこら辺を検討していただけないか、お話を伺いたいと思います。

答弁 町長 渡辺俊一

要望については、既にしてきているというのは、先ほども申し上げましたけれども、これは1町村がやって、一つのまちだけでやってというよりは、やはり多くのまちで、みんなが大変なのですよというところが大事なのかなというふうに思っています。そういった意味で、十勝の要望に足寄町もこういう被害があって、こういう要望を出していきますよということで出しているわけですので、足寄町だけ何とか助けてくださいというような要望よりは、全体として非常に大変な状況になってきているのですよといったところが、全体として要望を出していく、そういったほうがより効果的にはあるのかなというふうに思っています。ただ、農家の方たちが直接行って、本当に大変なのですよというところをきちんと話してくるというのは、これはまたちょっと違うかもしれないなというふうに思います。首長たちがみんなで行って要望してくるのと、農家の人たちが本当に大変なのですよといって要望してくるのとは、ちょっとまた捉え方というか、聞いていただける方たちの反応というのはまたちょっと違うのかなという気もします。そういった部分では、農家の方たちが直接、非常に大変だよという声を届けるというのも、これはひとつ大事なことなのかなというふうにも思っているところであります。今ちょっと思えば、自民党だとか、それから立憲民主党だとか、そういう地域の懇談会なども足寄で開いていただいていますが、そういった中でも鳥獣被害だとかという部分の大変さというか、そういった部分をお話しする機会もありますので、そういったところで農家の方たちも、農協の方たちも参加していますけれども、そういったところで農家の方たちに一緒に参加してもらって、農業被害が非常に多いのだよという部分だとか、話していただける機会などもあってもいいのかなというふうにもちょっと感じたところであります。以上でございます。

質問 12番 二川靖

今、町長の言われている政策懇談会みたいなことが足寄町でも開催されているのは承知していますし、そこら辺の意見がどう反映されているのかということもあります。なぜそこで足寄町だけと言ったのは、実は道の調査によると、令和4年度は足寄町だけが1億円超えていたと、十勝で。令和5年度になったら、今、大樹町がまた1億円超えたと、2町村だけなのですね、実は。十勝の中で1億円を超えているのが。そういった中で、令和6年度になったら1億9,000万円ということで、まだ6年度は道の統計が出ていないので、何町村に増えているか分かりませんけれども、そういったことで考えれば突出して足寄町というのがデータに載ってくるということもありますので、全体で行って要請するのは全然構いませんけれども、ぜひそういったいろいろな機会を捉えながら、町長が出張する際だとか、農林課長がどこかに出かける際は、副町長もそうなのですけれども、足寄町被害が大きいので、どうにか対策をしていただきたいということも訴えていく一つの手なのかなということで考えていますので、そこら辺、今後以降機会があれば、そういった要請もしていっていただきたいということで、私は今考えているところです。これについてはコメントは要りませんけれども、そういったことで何かあれば要請をしていただきたいと思っていますし、今、本当に農家のほうも農協の総会が終わった以降も、農協のほうに、鹿の被害が大変なのでどうにかしてくれという声が随分行っているというふうに聞いていますので、そこら辺町としても、そういった意見も酌みあげながら、上京の折にはそういった話をしてほしいということで、先ほども言ったようにコメントは要りませんけれども、そういったことでよろしくお願いしたいなと思っています。続いて、今、ハンター数と年齢構成と駆除と一般狩猟の頭数をお示しいただいたのですけれども、令和3年度とあと令和何年だったかな、ちょっとあれなのですけれども、農業被害だけでなくて林業被害がどうなっているのかということもお聞きしたら、足寄町としてまだ調査していないということで、その当時お話があったのですけれども、これについて現状でそういった林業被害について、あれ以降調査しているのかしていないのか、お聞かせ願いたいと思います。

答弁 農林課長 加藤勝廣

足寄町として、鹿の林業被害については調査はしておりません。

質問 12番 二川靖

今、調査はしていないということなのですけれども、今後も調査をしていこうという気はないのか、そこまで被害がないというふうに捉えているのか、そこら辺の認識をお聞かせ願いたいと思います。

答弁 農林課長 加藤勝廣

足寄町として、林業被害としてそこまで大きな被害はないというふうに考えていますので、今のところ調査をすることは考えてはおりません。

質問 12番 二川靖

調査はしないということなのですけれども、町有林には被害があるのかないのかというのは、多分大した被害ではないのかなと。新芽を食べられたり、ちょっと皮をかじられた程度で、生育には問題ないから調査はしないということなのかなというふうに思っていますけれども、町有林はそういうことであるのかなと思いますけれども、例えばほかの民間の山持ちの方から、こういうことで鹿被害があるので、鹿柵を設置したいので補助金を欲しいという申請というかお話はなかったでしょうかね。

答弁 町長 渡辺俊一

今段階ではそういう要望というのはございません。たまに森林組合さんだとかと会ったときにお話だとか聞いても、被害は全くないというわけではありませんよと。ただ、その被害が将来的にわたってどのくらいの被害になっていくのかだとかといったところはなかなか難しい判断ですよねというようなお話なども聞いていますので、確かに新芽だとか食べられて、そこでその木がもう伸びていかないだとかということだと、当然それは全くの被害に、将来的に向かっても被害ということになるわけですけれども、そのほかの部分だとか、やはり被害としてそんなにまだ全体としては深刻なところまでいっていないのかなというような、私としては捉え方です。農業被害、それから林業被害ということで、鹿の被害だとかというのが出てきているのは間違いないのですけれども、農業被害に比べると林業のほうがやはり将来にわたってどうなのかといった部分なども含めて、被害額というのはなかなか出しづらい部分もあって、被害額として出てこないのかなと思っているところであります。ほかのまちでも林業被害だとかというのが出てきているところもありますから、それだけ鹿の頭数でいくと足寄はもっと多いわけですし、たまたま山で悪さしないで畑まで出てきているのかもしれませんが、全く被害がないということではないというふうに思っています。ただ、被害額としてどの程度になるかというところまではなかなか把握しづらいということだというふうに思っておりますので、そういう押さえ方だと思っております。以上でございます。

質問 12番 二川靖

なかなか被害を調査して金額を出すのは難しいのかなと、私自身も思っていますけれども、いずれにしても植えて新芽を食べるだけならいいのですけれども、新芽を食べたら抜いてしまうのですね、苗木が小さかったら。だから苗木が枯れてしまって、再度植え直しているということがかなりあるというか、それは自然に枯れたものなのか、鹿にやられたものなのか分からないところがいっぱいあるのですけれども、そういったことでやられているということもありますし、一方で今、山持ちの方も、植えた当初は鹿柵を張って入ってこないようにしているという方もいらっしゃいますので、そこら辺いろいろ森林組合のほうのお話もそうなのでしょうけれども、そういった要望があれば聞いていただいて、何か折があればお話を聞かせていただいて、そのお話をいただいた段階でどういった対策が取れるのかということも、町としても話を進めていかなければならないのかなと思っていますので、そういった話があれば報告を願いながら対策を講じていけるようなものをつくっていったらいいのかなと思っていますので、そこら辺についてもよろしくお願いしたいなと思います。どうでしょうかね。

答弁 町長 渡辺俊一

なかなか被害に対する補償というか、そういった部分はかなり難しいのかなというふうに思っています。当然のことながら、農家の方たちにも補償を出しているわけではありませんので、それの補償を何とかしなければといった部分でいけば、農業も林業も、その補償をどうするかといった部分はやはりちょっと難しい。被害額とかの認定だとかも含めて、今、皆さんそれぞれ農家の方たちも自分のところの被害額を出していただいていますけれども、それを認定しながらそれをどう補償するのかといった部分はやはり簡単な話ではないし、また、誰が補償するのかという話にもなるわけで、それは町が補償しなければならないものなのかどうなのかといったことも考えていかなければならない部分なのかなと思っています。もっと言えば、それは国がきちんと補償しなければならないのではないのかなというふうにも思うわけでありまして、補償というのはちょっと難しいと思っています。以上でございます。

質問 12番 二川靖

すみません、補償してという話ではなくて、お互い情報を共有しながら、どういった対策ができていけるのかということで、私が言っているのは補償してという話ではなかったのです。情報を共有しながら被害を拡大させないような対策をどう取っていくのかということが重要だと思っていますので、すみません、補償の話はしていませんので、そういうことでなくて、情報を共有しながら対策をどうやって講じていけるのかということで、そういった話があれば情報共有をしていただきたいというだけのことでしたので、そこら辺、私の言い方が悪かったのかなと思いますけれども、補償の問題ではないということで、情報を共有しながらということで、そういった対策を講じていければいいのかなということで押さえていただきたいなというふうに思っています。続いて、3点目の鹿柵の関係なのですけれども、足寄町で一番先に鹿柵の事業が始まって、上足寄から始まって足寄町一円に鹿柵が張り巡らされたという中でも、老朽化により木柱は崩れて倒れてしまう。川に張ってあるものも、ちょっと大雨が降ればテントも全部流されてしまう。もっと言えば、鹿柵、熊も賢いですから、よじ登っているうちはいいのですけれども、穴を掘って行き来をするようになったら、熊の通った道を鹿が角のないやつはすり抜けていってしまうと。たまにちょっとどんくさい鹿がいれば、大きい鹿は角が引っかかって、そこで暴れているということも見受けられるというふうに聞いています。この鹿柵に対する自前でやっている金額というのは相当大きいです。びっくりしたのは、データを見せてもらったら、1軒の農家の方が出しているのは、約300万円近く出してやっているということもデータとして残っているということで、結構大きい金額が出ていっているのかなと思っていますし、今年度につきましても、令和7年度3月から5月の中頃までで、農家の方の資材購入が570万円近くになっているということで、これについても相当生産者の方が苦労しながら、鹿柵を直していっているのかなと思っています。鹿柵組合というのですか、何軒かでその地域地域でやっているのは承知していますけれども、多分、それでは賄い切れない部分を、活動組織と別な個人でやっているということがかなり多く見受けられますけれども、町として押さえているでしょうか。

答弁 農林課長 加藤勝廣

町として個人が支払ったものの鹿柵の修繕費というのは押さえてはおりません。ただ、そのデータは私ももらって見ているのですけれども、その中で考えられるのは多分畑の周りの電牧柵がほとんどだとは思われるのですね。それについては、例えば中山間のお金ですとか、多面的交付金、それは多分個人としては使えないのですけれども、地域としてそこの畑を守らなければ駄目だねということであれば、そこからのお金も出せるということなので、ある程度その地域組織の中で序列、順番をつくって順々に出していくという方法は考えられるかなというふうには思っています。

質問 12番 二川靖

そうしたら、私のお話をいただいたデータというのは、そういった補助金を使用してやっているということで、これはちょっと分かりません。分かりませんというよりも、多分、そういった地区活動組織でやっているのは実は載っているのです。だけれども、そのほかに個人のものもデータとして載っているものですから、本当に個人で負担しているのは大きいかなという思いがあったので、そこら辺町として押さえているのかなと思ったので聞いているところなのですけれども。

答弁 町長 渡辺俊一

一般的に鹿柵と言われていて、最初につくった外側に畑と山との間に張ってある鹿柵、全部で626キロメートルだったかぐらいあるのですけれども、そこの鹿柵については、町内に農協の中で二つ組合があって、その組合の中でそれぞれ中にいる人たちみんな関わっているので、組合の人たちから会費をもらって、その中で管理をしていると。毎年春先に現地を見ながら、冬の間に壊れているところがないかだとか、そういうのを見ながら補修をしている。そのお金についてはみんなで出し合ってやっていると、そういう形で今までずっと管理をしてきているということになっています。そこの部分も、組合員の皆さんでそれぞれ少しずつ出し合ってやりながら補修をしてきているというところですので、先ほども言いましたように、古くなってきて木柱が腐ってきたりだとか、網も駄目になってきたりだとかということなどもあって、結構補修にも年数がたてばたつほどお金はかかってくるという状況にはなっているということであります。足寄町の畑の周りはぐるっと鹿柵で囲ってはいるのですけれども、その中に鹿が入ってくる道路もあれば川もあり、そういったところから入ってくるという部分もあって、それだけでは自分の畑を守り切れないというところで、例えば先ほどの話があったように、電牧を巻いたりだとかという人たちがいるという形になっています。一人そういうことをやると、その人の畑には入ってこないけれども、隣の家の畑に入ってくるかもしれないとなると、やはりみんなが少しずつやっていかなければならないということにはなっているのかなというふうに思っています。ちょっと前に、たまたま花見だとかに呼ばれていったときに、農家の方から聞いた話でいくと、足寄町は一生懸命やったけれども、あまりにも広い範囲で鹿柵を回しすぎたのではないかと。もうちょっと小さく、個人の畑ごとはできないにしても、もうちょっと小さく巻いたほうがよかったのではないかなという話も聞かせていただいて、その中で話していたのは、それだけでは間に合わないので、自分の家の畑を守らなければならないなと思うようなところには、電牧を張ったりとかしているのですよという話をされていました。そういうお金が、畑も結構広いですから、それをぐるっと電牧を巻くとなると結構なお金がかかるのですよということで、その方は言っていらっしゃったのですけれども、そういったところのかかっているお金だとかというのも当然出てくるかなというふうに思いますし、また、先ほども言いましたように、地区で中山間だとかそういった部分での交付金などもあって、そういった部分を使ってみんなで共同管理しようというようなところについては、そういう形でやることもできる。だけれども、自分の家の周りの本当の自分の畑のところは自分でやらなければならないというようなところで、いろいろな形でまた鹿柵に係る経費というのがかかっている部分というのはあるかなと思っております。以上でございます。

再質問 12番 二川靖

再質問をさせていただきます。鹿柵組合という、自分が言っている仮称なのですけれども、鹿柵組合でやっている部分と、あといろいろ聞いたら、生産購入実績については、個々人が補助を受けてやっているという、個人明細で言えば個々人になってしまうのですけれども、そういったことでやっているという中で、電牧等については、これは順番を決めながら、その地域地域で進めているということが分かりました。ここで、またそういったことで個々人がやっているのはいいのですけれども、例えば後継者がいないところがなかなか巻けないと。隣に行ったら巻かれている。では、こちらは巻かれていないといったら、また被害が違うところに移っていくという状況もあるというふうに聞いているのですけれども、そういった話をお伺いしているでしょうか。

答弁 農林課長 加藤勝廣

確かに鹿柵を巻いたところと巻いていない畑では、巻いたところには入らないし、隣の巻いていないところに行くというのは分かりますけれども、そういった話を直接聞いたことはないのですが、そういった畑をどうやって守っていくのかというのは、例えば地域の中で活動組織ですとか集落会議とかありますので、そういったところで後継者のいないところの農家さんについては、そういったところで話し合って、どう守っていくかというのは決めていただければと思っております。

再質問 12番 二川靖

そうですよね。それで困っている方もいるということを聞いていますので、そこの地域地域でお互いが助け合うということでやっていければ一番いいのかなというふうに思っていますけれども、農業後継者もいない、お年寄りが増えてきているということでは、なかなかきついところもあるのかなというふうに思っていますけれども、これは町がどうのこうのというよりも、そういったことで個々人ができない部分については協力して、どうにか作物を守っていこうじゃないかという機運も高めるような話も、何か機会があればそういった集団等も含めて個々人も話していっていただければいいのかなというふうに思っていますし、そういった機会があれば、またよろしくお願いしたいなというふうに思っていますので、またこれもお互い情報共有ですから、そういった困っている方がいれば、その地域に対してお手伝い願えないだろうかなということもお互い話できますので、そういったことがあれば、その都度お話をいただければありがたいなと思っていますので、よろしくお願いしたいなと思っています。それと、町長のほうからも鹿柵が張り巡らされているということも言われておりますけれども、これ以上補修というのは、先ほど言ったように、木のもので倒れれば、なかなか資材だけ頂いて自分たちでどうにか組合で直してほしいというのは、多分以前と形態として変わっていないのかなと思っていますけれども、組合でやるのがね。いろいろ聞いたら、重機等が要るところがあるということで、これも大変なところ、作業もあるというふうに聞いていますけれども、そこら辺どういうふうに押さえているでしょうかね。手作業でなくて、重機を持っていかなかったらできないというところがあるというふうに聞いているのですけれども、そこら辺を押さえているでしょうか。

答弁 農林課長 加藤勝廣

そのような重機を持っていかなければいけないという部分については、多分業者がやっているのかなというふうには考えていますけれども、それ以外の簡易なところ、簡易なところというのは例えば中山間ですが、多面でということで、みんなが集まって補修をしているというふうに聞いています。山のずっと奥とかそういうところは多分鹿柵管理組合が業者に委託して補修をしているというふうに聞いていますけれども、そういったところで重機が必要な部分もあったりすると思うので、それは多分ですけれども、業者がやっていただいているのかなと思っています。

再質問 12番 二川靖

今言うように、重機の部分については、釧路の業者さんがやっていると、今、釧路とちょっと聞き間違いなのかもしれないけれども、ここら辺にいたのは、本別に中標津の業者さんが入ってずっとやっていて、今、中標津の業者さんが多分足寄、本別が終わった時点で、中標津に帰ってしまったのかなというような気がしているのですけれども、営業所はまだ残っているのでしょうか。今はいいですけれども、そういった業者さんが撤退していっているということも何年か前に聞いているのですけれども、そういったことで、例えば川だとかなんとかは結構重機がなかったらできないだとか、あと、バックホウがなかったら木柱ですから、くいが打てないだとか、くいが打てないのはいいのですけれども、今度は鉄柱に変えられれば一番いいなという声もいろいろあるのですけれども、そこら辺聞いていないでしょうかね。

答弁 農林課長 加藤勝廣

業者が撤退したとかという話は僕は聞いてはいないのですが、ただ、木柱が駄目で鉄柱にしたいとかというのは、木柱よりはちょっと腐りづらいので鉄柱のほうが長もちするかなという話は聞いております。やはり山の中とか、そういった川の幕を張るだとかというのは、やっぱり業者でなければできないのかなというふうには考えております。

再質問 12番 二川靖

今、課長の答弁のとおりなのかなと思っていますけれども、多分これは補助金で出ていると。今でも木柱でなければ駄目なのでしょうかね。そこら辺が私も分からないのです。昔は鉄柱でやって、いわゆる木柱に変えたのは木材を使って、農林業に貢献しようと農水省のことでやっていて、ほとんど木柱に替わってきたのですね。だけれども、木柱も何年か経過すれば腐れて倒れてしまったり、いろいろあるということで、これを鉄柱に替えるとかなんとかということで考えれば、そういった補助金というのですか、鉄柱にするといったときの補助金はないのでしょうか。

答弁 農林課長 加藤勝廣

足寄町の鳥獣害防止柵の補助金については、そういった木柱でなければ駄目だとか、そういった文面はないので、災害が起こって足寄町の補助金を使う分については多分ないのかなと。国の補助金については、要項を確認していないですけれども、多分木柱でなければ駄目ということは多分うたってはいないのかなというふうには思っています。

再質問 12番 二川靖

国のものは今求めても出ないと思いますので、町のものはそれに限らなくて鉄柱でもいいということでなっていますけれども、何か機会があれば国の補助金制度についても、再度確認をしていただいてもらいたいなと思っています。もうほとんどは木柱になっていますので、木柱でなかったら駄目なのかなというふうに自分自身の中では思っていますので、そういうことでこの補助金制度についても調べていただいて、お知らせ願って、それから考えていきたいなと思っていますので、そこら辺よろしくお願いしたいなと思っています。あと、3点目の中で、農協と新設、設置に向けて、郊南地区ですか、進めているというふうに聞いているところでありますけれども、令和8年度からということで、どの程度これは計画されているか聞いているでしょうか。

答弁 農林課長 加藤勝廣

今、総延長約8キロメートルということで計画していまして、事業費ベースで大体3,000万円弱というふうには今聞いていますけれども、正確な数字ではないです。今、関係機関と協議を重ねている状況で、鹿柵を設置する場所について関係機関のほうの許可をいただきながら進めているというところです。

再質問 12番 二川靖

関係機関というのは、自分もJパワーなんて言葉を使ってしまいましたけれども、これが関係機関ということでよろしいのかなと思っていますけれども、いずれにしても、町、農協、Jパワーの三者で協議をしながら、四者なのかちょっと分かりませんけれども、その他含めて協議をしながら、仙美里ダム周辺と聞いていますので、両側は足寄町ですので、これについても鹿が泳ぐということで言われていますので、多分、泳いで行き来をするからそういった被害が出てきているのかなというふうに思っていますので、そこら辺も明らかになった時点で、これも教えていただきたいなと思っていますので、よろしくお願いしたいと思います。最後になりますけれども、北斗草地の関係なのですけれども、これもいろいろ聞いて、私もちょっと認識不足で、道営の仕事ということで聞いていて、町が持っているのだろうなと考えていたのですけれども、足寄町農協の所有地ということでありますけれども、これについても年々年々、牧草が取れなくて、鹿の被害でということで、ほとんど今、令和4年度から7年度にかけて、大規模育成牧場でやっているということも言われておりますし、例えばこれがコスト面もそうなのですけれども、そういったことで、だんだん個人が借入れをしづらくなっているということで、令和8年度以降も減っていくような話をちらっと、これは正確な話ではありませんけれども、抜けていきたいという方がいらっしゃるということで、このままでいけば、全部農協のところの大規模草地で持たなければいけないということにもなってくるのかなというふうに考えています。そこで、食害を受けにくい草の種だとか、道営の草地整備事業として整備する予定であるということで、例えば鹿柵が全部張り巡らされているからもういいよということが一方で言われているのですけれども、ここの草地というのはかなり大きい面積ですよね。これが、いわゆる例えば新規の鹿柵対策のそういったものになり得ないのか、お聞きしたいと思います。新規の鹿柵、やはり面積が大きいですから。

答弁 農林課長 加藤勝廣

北斗草地と大規模草地の周りには、陸別町側に全て鹿柵が張ってありますけれども、北斗草地の部分だけを新規にぐるっと回すという計画はありません。今年ですけれども、道営草地整備事業で北斗草地の190ヘクタールを今年から草地更新を始めるということにしていますし、また、鹿に非常に食べられやすい草種というのがありまして、そういったものをなるべく排除した中で、草種混播ということで、それは考えていかなければいけないかなと考えています。

再質問 12番 二川靖

大体4分の1程度を草地改良しながら種を植えていくということで今お話ありましたけれども、現地に私も行っていないので分かりませんけれども、多分、町道ですか、町営農道というのですか、高規格道路というのですか、あそこの周りで張ってあるのがそうなのですね。多分道路の縁というか。陸別側というのは、王子の山のほうまで行っているということで見ているのですけれども、斗満線ですか、どこか抜けるところまで。あちらのほうは張ってあるということでよろしいのでしょうかね。地理的にどうなのでしょうね。

答弁 農林課長 加藤勝廣

鹿柵の位置ですけれども、陸別町境の山と草地の境をぐるっと回して張ってございます。

再質問 12番 二川靖

ということは、陸別町境から足寄町の境、この草地のところは張ってあるけれども、その中が張っていないということで、多分見えるのはバラ線というのですか、バラ線程度なのですか。何回も通っているのですけれども、そこまで考えたことがなくて、バラ線程度なのでしょうかね。

答弁 農林課長 加藤勝廣

牧草と山の間の中間、採草地の間というのが多分放牧地になっていまして、そこの道路際にずっとバラ線は張られているので、多分バラ線かなと思います。

再質問 12番 二川靖

多分放牧地を見てそう思っていたのかなというふうに思っていますけれども、いずれにしても放牧地と隣接しているということで、陸別側は張ってあるということで今言われていましたけれども、どうにかこれについても、農協等と協議しながら、新規の鹿柵を張れないものだろうかということも検討というか農協と話をしながら、これも国に対して要望していったほうがいいのかなというふうに感じているのですけれども、どうでしょうかね。

答弁 農林課長 加藤勝廣

北斗草地の草地部分について新規の鹿柵を張れないかということだと思うのですけれども、農協さんの要望があれば、新規なので国の補助は受けられるのではないかなと思いますけれども、今後農協と協議してまいりたいと思います。

再質問 12番 二川靖

そういったことで、協議をしながら、どうにか少しでも手だてをしていかないと、借りる人もいない、鹿の食害に遭う、輸送コストが高くてなかなか借手がいなくなる。中山間の補助を受けてやっている事業ですから、それはそれでお金は入ってきて、それぞれやっているのだろうとは思うのですけれども、未来永劫的に営農していく上ではそういった草も大事なので、生産者も借りられるような状況をつくっていくということが望ましい姿なのかなと思っていますので、ぜひとも農協を通じながらお話をしていって、農協がその気になればきちんと町としても、共に要望していくということで、これについては再度協議をしながらよろしくお願いしたいなと思っていますので、よろしくお願いします。本当の最後になりますけれども、これだけ鹿が増えて、そして被害額が大きいということで、今後以降も第一次産業の農業を守るためには、きちんと対策を講じていかなければいけないと思っていますし、若い営農者がやる気をそぐようなものでは困るなと思っていますし、今回、鳥獣対策ということで、ヒグマの話は全くしませんでしたけれども、アライグマの話だけは最後にさせていただきたい。アライグマ、足寄では何頭も捕れていないというのが現状なのかなというふうに思っていますけれども、9頭ですか、足寄町では。隣の本別町だとか上士幌だとか、意外とアライグマが増えてきて、あれも鹿よりまだ悪いみたいで、一つのものに食いつけばずっとそこに出て食い荒らして、最後まで食い荒らすということで言われていますので、そこら辺きちんとそれぞれ情報を共有しながらやっていかないと、鹿にやられて、アライグマにやられてということになってしまいますので、そこら辺含めてきちんと対策というか、対策までいかないのでしょうけれども、そういったことが起き得るような状況になっていますので、そういったことで農協等とも協議をしていかなければいけないと思っていますし、役場としてもそういったことの被害が生じたときにどうしていくのかという対策についても、今から考えていかないと大変な状況になるというふうに考えておりますので、そこら辺について、これ以上被害を拡大させないという観点から、ハンターの養成もそうですし、鹿柵もそうですし、少なくとも農業被害が減らせるといったようなことを含めて、最後、町長の答弁をいただきながら、私の一般質問を終わりたいと思っていますので、町長、よろしくお願いいたします。

答弁 町長 渡辺俊一

野生鳥獣の被害対策ということで、いろいろとお話がございました。特にエゾシカの被害というのは大きくて、議員がおっしゃるとおり、ほかのまちから比べてもかなり被害額も多いし、それから駆除の頭数も多いと。言ってみれば、駆除をすごくいっぱいしているけれども、それでもさらに被害が多いという部分なのかなと。それだけエゾシカの生息数が多いのかなと思っています。そういうことも含めて、エゾシカに限らず、野生鳥獣の被害対策という部分でいけば、これまでもやっていますけれども、なかなか成果がきちんと上がってきていないというのも、そういった意味では事実なのかなとも思っています。ただ、どういうことをやると被害額が減っていくのかというところでいくと、なかなかこれをやれば絶対に被害額が減ってきますよというようなところもないというところで、やはり地道に今までやってきている駆除をやったり、それから鹿柵だとか、なるべく畑に野生鳥獣が入ってこないようにするだとか、そういった取組をやっていかなければならないのかなと思っています。やはり抜本的に被害額を少なくするという部分でいけば、やはり一番は駆除なのかもしれないなというふうに思います。要するに、被害を与えているものをなるべく少なくするというのが一番なのかなということなのだと思いますけれども、ただそうはいっても、相手も生きていて動き回っているわけですから、簡単に駆除ができるという状況にもないという中で、先ほども言いましたけれども、やはり地道に今までもやってきていますけれども、そういった取組を進めながら、またよりよい方法だとか、もっと被害が減るようなそういった対策などを検討していかなければならないのかなと思っています。なかなか簡単ではないですけれども、僕もずっと若い頃から農政係にいて、それこそ昔は広尾だとかの漁港に行って、使い終わった網をもらってきてそれを張ったりだとかというところから僕もやってきています。それから、途中からノリ網になったり、それから電牧が入ってきたりだとか、いろいろな形で少しずつ対策は進んではきているのですけれども、なかなか抜本的な対策というところまではなっていないかなというところであります。引き続き被害が少しでも少なくなるような、そういった取組を進めていきたいなと思っております。以上でございます。

出典:足寄町議会 令和7年第2回定例会 2025年6月17日 議事録 PDF(3ページ) 間違いを知らせる