足寄町議会 平成31年第4回定例会 2019年12月15日
マイナンバー制度について
2019年12月15日、足寄町議会の一般質問で、木村明雄議員が「マイナンバー制度について」質問し、町長 渡辺俊一、総務課長 松野孝が答弁しました。
- 質問者
- 木村明雄 議員
- 答弁者
- 町長 渡辺俊一、総務課長 松野孝
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は町のサイトの一般質問の一覧の表記です。
質問 11番 木村明雄
議席番号11番。議長のお許しをいただきましたので、マイナンバー制度について質問をいたします。マイナンバー制度とは、公平・公正な社会の実現、国民の利便性の向上、行政の効率化を旗印に平成28年1月から本格運用スタートし、社会保障や税金の申請手続管理ナンバーが用いられるようになりました。現在、国内でのマイナンバーカードの普及率は14.4%と言われております。私たちもこれから将来生活する上で、必要ならマイナンバーカードをつくらなければならないわけですが、今のところはそれほど必要がないような気がいたします。政府はことし10月中小小売店に対し、キャッシュレス決済普及を打ち出しました。スマートフォン決済すると5%還元になります。消費税率10%への対策、キャッシュレス決済は世界で使えるとのことで、東京オリンピックの外国人向け対策、政府の現金維持費1兆5,000億円の節約、景気の落ち込みを避ける対策に位置づけるとあります。これについて、将来に向けてはカードで買い物もできる、診察もできると。それから税金の申告、私たちにはわかりそうでわからない難しい、納得のしがたい課題が数多く山積しております。そこでお伺いをいたします。1つ、我が町の現在のマイナンバーカードの普及率はどうなっているのか。2つ目、マイナンバー導入のメリット、またはデメリットについて、どう考えているのか。それから3つ目、政府が推奨、施行するということは、我が町にとっても、近い将来に向け町民の大多数の方々がマイナンバー制度で進んでいかなければならないと考えます。そこで対応と今後の動向について。以上の所見を伺いたいと思います。
答弁 町長 渡辺俊一
木村議員のマイナンバー制度についての一般質問にお答えいたします。1点目の本町のマイナンバーカードの普及率についてですが、本年11月30日現在、町民の約10.1%の方に交付しております。2点目のマイナンバー導入のメリット、またはデメリットについてですが、マイナンバーカード取得のメリットといたしましては、確定申告など各種行政手続のオンライン申請時に利用できること、金融機関における口座開設やパスポートの新規発給など、本人確認の際の身分証明書として利用できること、オンラインバンキングを初め各種民間のオンライン取引等に利用できるようになる見込みであるほか、今後はキャッシュレス決済の際、マイナポイントと呼ばれるポイントを国費で付与する消費活性化策が導入されること、さらに令和3年3月から健康保険証として利用する運用が開始される予定であることなど、今後も国はマイナンバーカードの普及に向けた取り組みを行い、メリットがふえていくのではないかと予想されます。デメリットといたしましては、有効期限があるため更新手続が必要であること、カードを紛失した際、マイナンバー等の個人情報が漏れるおそれがあることなどが考えられます。3点目のマイナンバー制度への対応と今後の動向についてですが、国は本年9月に開かれたデジタル・ガバメント閣僚会議において、令和5年3月末までにほとんどの国民がカードを保有するスケジュールを組み、マイナンバーカードの取得促進策を掲げました。これにより、各市町村に対し、国はマイナンバーカードの交付円滑化計画を策定するよう通知を発出し、本町においても今後想定される交付枚数の増加に対応可能な体制づくりを整備する予定であります。また、公報あしょろ1月号から、円滑なマイナンバーカード取得に向けた本町の取り組みについて、町民の皆様へ周知広報する予定としておりますので、御理解を賜りますようお願いを申し上げ、木村議員の一般質問に対する答弁とさせていただきます。
再質問 11番 木村明雄
このマイナンバーカードについて、再質問をいたします。消費税増税に伴い、キャッシュレス決済ポイント還元事業というのがあるそうです。このたび新たなポイント制度を創設し、マイナンバーカードを持っている人に対し、最大1人5,000円分のポイントを支給する方針を固めたそうです。しかし、この制度はマイナンバーカード所有者のみポイント支給で、来年6月で終了すると聞いております。これ、私にしてみれば、これは一体何なんだという気がするわけですよね。どうせするのであれば、やはり3年とか5年とかあってはどうなのだと。私の、はっきり言って私の心づもりもあると、そんなような気がするわけですよね。そんなので、これ決まったのが6月だということですから、これはまあ仕方ないとして、日本はそして現金を持っていても狙われないと。しかしながら、海外では現金を持たなくても狙われるというようなことがあるそうですよね。そんなところで、近年海外では韓国で81%、それからこれキャッシュレス決済、カードですよね。これを持っている人たちが韓国では81%、中国では69.1、それからカナダでは55.4、それからイギリスでは54.9、オーストラリアでは51.0、スウェーデンでは48.6、アメリカでは45.0、フランスでは39.1、インドでは38.4、日本では18.4と。そんなようなことで、キャッシュレス、スマホ決済、自動チャージ機能では現在日本では、自動チャージ機能というのは銀行とつながっているのかどうか、私はちょっとわからないわけなのだけれども。PayPay、それから楽天ペイ、それからLINEPay、そしてまた非接続決済というのがあるわけなのですけれども、これは特定随時チャージ機能、これについては私も持っているわけなのですけれども、クレジットカードではnimoca、Suica、楽天iDカードというものがあるそうです。まずはマイナンバーカードをつくり、キャッシュレス決済カードをつくり、スマートフォン決済に連動すれば政府の還元が受けられるのかどうなのか、その辺ちょっとお伺いをしたいと思います。
答弁 総務課長 松野孝(総務課長は2023年6月まで)
総務課長でございます。お答えいたします。今木村議員がおっしゃったのはもまず今現在国の政策といたして、キャッシュレス決済、○○ペイだとか、あるいはキャッシュカードを用いた還元策につきましては、今現在国がやっている政策でございまして、来年の6月末で終了いたす制度でございまして、使用した額の2%、あるいは5%の還元がある政策でございます。その後に、マイナンバーカードを取得した者、さらにマイナポイントIDを設定した者に限り、国は来年の9月からキャッシュレス決済に伴いますポイント、マイナポイントというポイントを国民に付与するという政策が、来年の9月から翌年の3月末までの9カ月間実施するということになっていることでございます。以上でございます。
再質問 11番 木村明雄
私には余りようわからんわけなのですけれども、わからんから聞いているわけなのだけれどもね。それでは2つ目の質問をいたします。我が国のこの制度は消費税増税とマイナンバーカードの普及を狙ったものと考えます。そこで、この制度は国民に対し平等ではないような、そんな気もいたします。高齢者にとってはマイナンバーカードを作成するにも写真が必要であります。まあちょっと面倒くさいなというような気もいたします。キャッシュレス決済カードをつくるについては、電話番号、銀行口座が必要であります。パスワードまたはID番号、それらの管理をするにしても難しい面があろうかと思います。国内自治体の中には本人の写真を撮り、申請の手伝いをしているところもあると聞いておりますが、足寄町の考えはどうなのか。また、国で推奨している事業であるなら、事業費の負担は国に要望する必要があると考えるが、これについてもお伺いをしたいと思います。
答弁 総務課長 松野孝(総務課長は2023年6月まで)
総務課長です。お答えいたします。確かに我々若い者より高齢者の方につきましては、申請手続について大変難しいということも確かにございます。申請する面倒もありますけれども、あと先ほど言ったように、取得の、マイナンバーカードを交付する際に署名用の電子証明書というものと、利用者証明用の電子署名という機能があるものですから、その辺の暗証番号の設定、あるいは先ほど言った、申しましたマイナポイントを取得する際にもマイキーIDというコードの設定が必要になりまして、その際にも暗証番号が必要になってきます。そしてその辺も、そのマイナポイントの取得の際の設定につきましても、御自宅でパソコンあるいはスマートフォン等でもできるのですが、その辺高齢者の方もお持ちでないと思いますし、そういうICTの知識もないと思いますので、国といたしましては、そういう高齢者対策も含めて、それぞれの自治体で申請から、そういうマイナポイント取得の際のポイントのマイキーIDの設定についても、それぞれの自治体でうまく高齢者の方も申請ができるような手伝いをしなさいということで、先ほど町長もお答えいたしましたように、国は各自治体にマイナンバーカードの交付が円滑に進みますよう、交付円滑化計画というものを作成しなさいということで、私どものほうでも作成しているところであります。その中で今後、まだ詳細な協議は住民課としておりませんが、今後人員の配置ですとかについて詳細に人員体制の整備を進めまして、足寄町民の方にマイナンバーカードを取得いただくように、今後準備を進めてまいりたいと考えております。あと、それに伴います経費につきましては、国のほうで補助金等の制度を設けておりまして、万が一例えば人員が足りなくて来年から会計年度任用職員という制度になりますけれども、臨時職員を確保したり、そういう経費、あるいは写真の取得できるマイナポータルという機器の購入費用等につきましても補助がございまして、そういうものを活用して足寄町民に対しまして、積極的にマイナンバーカード取得ができますよう整備してまいりたいと考えております。以上でございます。
再質問 11番 木村明雄
それでは、3つ目の質問をいたします。近年、海外、中国または韓国では現金は持ち歩かないとも聞いております。我が国日本は治安がよいとのことで、現在余りカードは今のところ普及してないのが現状だそうです。我が国は以前にも国民識別番号、納税者番号制度がありました。当時1971年、昭和46年に個人番号の用語が使用されたため、大多数の国民の反発に遭い立ち消えになり、このたび平成28年1月から再びマイナンバー制度として施行されたわけであります。この制度は国として大変重要な制度なのかもしれませんが、私たち国民または地域住民にとっては今のところ何の不自由もないと、そんなふうに考えているわけですが、ここでお尋ねをいたします。この制度は一度個人番号という名称で立ち消えし、再びマイナンバー制度として同じような名称で、内容もまた同じようで施行されたわけであります。これは麻生総務相は「わしはマイナンバーカードは使ったことがない」と公言をしたそうですが、国としてこれから40年近くも前から進めてきた事業でもあります。現在、時代も移り変わっております。この事業のこれからの見通しについてお伺いをしたいと思います。もし差し支えがあれば、これは町長にもお聞きをしたいわけなのですけれども、個人的な意見でも構いませんので、お願いをしたいと思います。
答弁 町長 渡辺俊一
お答えをいたします。もともと国民総背番号制だとかというようなことで、ずっとかなり古い話でありますけれども、そんなことが言われていて、それぞれ個人を識別するのにその番号でというようなことが、やはりその当時やっぱり国民世論も含めてなかなかそういうことにはならないということで、今までも何度もそういう同じような制度ができかけたりとか、できたりとかしながら、なかなかうまくいっていなかったというようなことで、今まで来ているところなのかなというように思っております。そして今回マイナンバー制度という形になって、国としては非常に強力に推し進めようということで、今進められてきているところであります。そういった意味では、これまではなかなか普及してくるのがなかなか大変だったいう部分もあって、今回については国としても何とかこの制度をきちんと普及しようということで、先ほど話の中にもございましたけれども、メリット部分ですとか、そういった部分もかなり多くなってきてますし、今自体はさほどなくてもそんなに不自由しないよというようなことでございましたけれども、今後はやはり個人の証明をする、そういったカードを含めて、こういうマイナンバーカードが必要になってくるという時代になってくるのかなというように思っています。そういった意味で、国が強力にやっぱり推し進めようとしてきてる事業でありますので、今後の動向でいけば、やはり今段階でいけば、町民の方たちの中でも、まだ10%程度の方しかまだカードを持ってる方はいらっしゃいませんけれども、これが先ほども言いましたように、例えば健康保険証のかわりになるだとか、それから銀行で口座つくるときに必要だよだとか、そういうようなことがもしもどんどんできてくるとすれば、やはり皆さん持たなければ、今度は不便さが今度出てくるというような形になってくるのかなというように思いますので、今後の動向でいけばやはりマイナンバーカードの普及というのが進んでいくのかなというように思っているところであります。実は私もマイナンバーカードまだつくっておりません。先ほど木村議員さん言われるように、今のところそんなに不自由を感じていない。マイナンバー通知カードと、それから運転免許証をこうやって出せば、それでマイナンバーカード、それから個人の証明もできるといった部分で、まだつくってないのですけれども、やはりこれは早くつくらなければいかんなというように、私どもも思っておりまして、今後もやはり職員の人たちにもつくるようにというようなことになってくるのかなと思いますし、町民の皆さん方にも今後広報等で周知をさせていただきながら、町民の方たちにもマイナンバーカードを持っていただくというようなことで進めさせていただきたいなというように思っているところであります。以上でございます。
再質問 11番 木村明雄
このマイナンバー制度のメリットが、私たちの暮らしの中で大きく左右するとするならば、これは国民皆さんがやはり急激に進むものだと、私は思うわけですけれども、現在国内普及率が14.4%というのはどうなのかなという気がいたします。それからまた、先ほど足寄町では11%でしたか。そんなわけで、これは心配なものがあるのだと思うのですよね。やっぱりこれから先に向けてね。国に管理されるのではないか、または自分の知らないところでこの情報が漏れ、誰かに知られ利用されてしまうのではないか、そんな不安があるわけであります。また、キャッシュレス、スマホ決済については、18.8%では、一番心配なのはやっぱり万が一自分の携帯を紛失したとき、これのときはやっぱり自分としては財産を落としてしまうというようなふうな心配があるわけです。この携帯を拾われても、今の時代では簡単にあかないのだとは思うわけなのだけれども、しかしながらこの辺がやはり一番心配なところだと、こんなふうに考えているところであります。これについては、やはりカード会社に例えば連絡をするにしても、停止をするにしても、自分から携帯を落としてしまったら連絡するすべがないというようなことで、やっぱり一番面倒くさい思いをするのでないのかなと、そういう不安があるわけなのですよね。そんなんで私はまだもう少し、皆さんが進んでいっても、私は今のところはちょっと考えようかなと、そんなような考えをしているところでございます。そんなことで、万が一のことを考えると、これらについてマイナンバーカード、キャッシュレス、スマホポイント還元決済について、セキュリティー、これについてはどう考えているのか、この辺についてもちょっとお伺いをしたいと思います。
答弁 総務課長 松野孝(総務課長は2023年6月まで)
総務課長です。お答えいたします。マイナンバーカードのセキュリティーにつきましては、確かに普及は全国的にも14%程度で普及してないという事実はございまして、確かに自分の情報が漏れるのではないかという危惧を抱いている方も実際いらっしゃるようであります。ただ、国の説明なのですけれども、万が一マイナンバーカードを落とされても、先ほど申した電子署名用の暗証番号、あるいはほかの暗証番号がありますので、簡単には使えないと。あと万が一落としても、例えばその番号を自分で覚えておいて、それをどこかで使おうとしても、その番号を証明する手段としてカードが必要になってきますし、あるいはカードの中には顔写真がありますので、本人との比較対照ができるということで、国といたしましては、そんなセキュリティー上は情報が漏れるということはないので、何とか取得をしてくださいというような説明をしております。以上でございます。
再質問 11番 木村明雄
もう一つということで、これについては私も、皆さんがどんどん進んでいくということであれば、これは乗らない手はないなというような考えもあるわけなのだけれども、しかしながらセキュリティーの問題でやはり心配だということがあるわけなのです。そこで町長にお伺いをしたいと思いますけれども、これから先に向けて足寄町の進み方というか、これについてもしわかる範囲内でお伺いをしたいと思います。
答弁 町長 渡辺俊一
お答えをいたします。やはりセキュリティーというのは非常に重要な問題でありまして、今どこでも足寄町に限らずどこでもやはりセキュリティーをきちんとしなければならないということになってございます。そういった意味では、当然個人情報だとかということで、非常に情報が外に出るというようなことがないような、そういう何というか、対策といいますか、そういったものを常に取り組みをしているところでありまして、コンピューター関係なども必ず外に情報が漏れるようなことのないようにというようなことで対策をとっているところであります。今、昔でいくと、例えば家に仕事を持ち帰るのにデータ持って帰ってだとかということもよくあったわけでありますけれども、今はそういうこともできなくて、限られたものに、決められたものでしかデータを移せないだとか、それからコンピューターもインターネットと、インターネットとつながっているコンピューター、それと内部の情報を使っているコンピューターというようなことで分けてですとか、そんな形で情報が漏れないようにというような、情報漏えいがないようにだとかというような、そういう対策をとっております。ただ、やはり人的ミスだとか、そういったもので、それからまた新聞、テレビ等でいけば、何というのですかね、人為的にというか、やる気でやる人については、これはなかなか難しいところでありますけれども、そういう、何というのですかね、教育といいますか、そういったものも含めて、今後も含めて、情報漏えい、そういったことがないようなそういった取り組みを進めていきたいなというように思っております。以上でございます。
再質問 11番 木村明雄
時間も来ましたので、これで質問を終わります。