みんなの議会

厚岸町議会 令和5年第4回定例会 2023年12月6日

(1)地域交通について/(2)きのこ産業について

2023年12月6日、厚岸町議会の一般質問で、金子勇議員が「地域交通について」「きのこ産業について」について質問し、町長 若狹、町民課長 堀部、水産農政課長 髙橋、副町長 石塚が答弁しました。

質問者
金子勇 議員
答弁者
町長 若狹、町民課長 堀部、水産農政課長 髙橋、副町長 石塚

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員が最初の質問で述べた件名は 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は議員の発言から取ったものです。

質問 金子

先に質問通告書を出させていただいた中から2点質問させていただきます。1、地域交通について。厚岸町内のハイヤー会社は人手不足のため20時迄しか営業していない状況です。20時以降はハイヤーがなく、観光客や地元の人も飲食店から足が遠のいてしまい、飲食店の経営は大変な状況と聞いております。道内の他町村では地域おこし協力隊を募集して地域交通問題の解決に動いている自治体があります。厚岸町も町の活性化、地域交通問題対策として、このような施策は検討できないか。2、きのこ産業について。菌床センターは27年前に3億7,500万円の費用をかけ整備されましたが、今後、施設と設備の老朽化により高額な修繕費等がかかると想定されます。現在のきのこ生産者数は10人ですが、今後、町はどのように菌床センターの運営を計画しているのかを伺います。以上、2点になります。

答弁 町長 若狹(町長は2025年6月まで)

4番、金子議員のご質問にお答えいたします。1点目の地域交通について、他町村では地域おこし協力隊を募集し、地域交通問題の解決に動いている自治体がある。町の活性化、地域交通問題対策として、このような施策は検討できないかについてでありますが、現在、当町のハイヤー会社は1社だけとなっており、所長を含む10人の運転手により、ハイヤー業務のほか、デマンドバス、スクールバス等の業務を行っているところであります。ハイヤー業務の営業時間については、朝の8時から夜の20時までとなっており、以前から夜間の移動手段の確保について課題とされてきたところであります。ハイヤーの夜間運行の再開について、当町では、地域交通の担い手対策となる運転手の確保対策として、町内交通事業者に従事する者に対し、道路交通法に規定する大型免許や普通第二種免許などを取得する場合に、その費用の2分の1を助成する制度を平成30年に創設するとともに、町内事業者であります桜ハイヤーに対し、夜間の運行に要する費用について、その一部を助成をする考えがある旨の説明を行い、夜間の運行再開について要請をしてまいりましたが、事業者側からは、運転手の不足や高齢化、オペレーター不足、さらには、夜間営業を行うことができる条件が整ったとしても、乗客が少なく、経営的に厳しいとの理由により実施には至っていない状況にあります。町としては、本年3月に策定した、第2期厚岸町地域公共交通計画の中で、夜間の移動を支援する交通手段の確保として、担い手確保に対する支援方策の検討について、交通事業者と継続的な協議を執り進めるとしていますので、ご質問にある地域おこし協力隊の活用については、担い手対策の一つとして、他市町村の事例を参考としながら、交通事業者と検討してまいります。続いて、2点目のきのこ産業について、今後、施設等の老朽化により高額な修繕費等が想定される。町はどのように菌床センターの運営を計画しているのかについてでありますが、平成8年の施設設置後、小規模な施設修繕は継続的に実施してきたものの、大規模改修についてはそれほど行っておりません。日常点検をこまめに行い、的確な現状把握により、直営での修繕を実施することで適切な維持管理を行っておりますので、現在は、大規模改修の予定はありません。また、今後の菌床センターの運営計画についてでありますが、町内のしいたけ生産者数は、平成14年度の24件をピークに減少し、現在は、上尾幌地区を中心に10件がきのこ生産を行っております。残念ながら生産者は大幅に減少してしまいましたが、喜ばしいことに現在、数件の新規着業希望者の相談を受けており、今後の展開が期待されるところであります。きのこ産業のみならず、一次産業を取り巻く環境は引き続き厳しいものがありますが、町といたしましては、今後とも、新規着業者の募集を継続するとともに、種菌メーカーの技術指導の充実を図りながら、良質で安価な菌床を供給することにより、生産者の経営安定と、きのこ産業の振興発展に向け取り組んで参りたいと考えております。以上でございます。

質問 金子

答弁書の中で、まず一つ目の地域交通についてですが、思ったよりも前向きなご回答をいただいたので、あまり言うことはないのですが、北海道内でも地域交通の問題解消として、地域おこし協力隊を使っている町が二つ、自分が調べた限りは分かりまして、安平町と下川町がこのような募集をしていたのですが、このあたりは町は把握しておりますでしょうか。

答弁 町民課長 堀部(町民課長は2024年3月まで)

お答えさせていただきます。ただいまのご質問でございますが、道内で地域おこし協力隊を募集してということで、下川町、それから安平町と、直近で行きますと由仁町が今現在あるということで認識しております。

質問 金子

ちょっと由仁町のことは分からなかったのですが、ぜひ凡例、事例等を、他町村のを見て、それをうまく厚岸町に当てはめて、うまく利用していくというのは厚岸町側はうまくできると思いますので、前向きに地域おこし協力隊が増えるということで交通手段の解決にもなりますし、町の発展、活性化にもなるので、ぜひ前向きに進めて、計画を練って、時期も決めて進めていただきたいと思いますがいかがでしょうか。

答弁 町民課長 堀部(町民課長は2024年3月まで)

お答えいたします。ただいまのご質問でございますが、今後につきましては、こういった道内の事例等を参考にしながら取り進めてまいりたいと思っているところでございますが、募集して、交通事業者であります桜ハイヤーさんとの協議を進める中で、夜間の営業までということにつきましては、現在のところは何とも言えないのかなというところでございます。

質問 金子

そうすると、答弁書に書いている夜間の移動を支援する交通手段の確保としてというところは、桜ハイヤーさんとかに限らず、町として独自のものも考えているということでよろしいのでしょうか。

答弁 町民課長 堀部(町民課長は2024年3月まで)

お答えいたします。町としては、今時点では、地元の桜ハイヤーさんに夜間再開してもらうということで取り進めている状況でございます。そのほかにつきましては、今のところは、現在のところは考えていないところでございます。

質問 金子

そうしましたら、町としては前向きに交渉していただいているのは、すごく理解しますので、ぜひ桜ハイヤーさんの意向も聞いて、再開、夜できるような提案をぜひ町がしていただければ桜ハイヤーさんも営業しやすいのかなと思いますので、そのあたり、力を入れて進めていただきたいと、飲食店街だったり、厚岸町の町の活性化のためにも、ぜひよろしくお願いしたいと思います。もう1点目のきのこ産業についての質問をさせていただきます。この中で、センターが継続的に施設の小規模な修繕はしてきたというのは、自分もきのこに携わっているので、重々承知しておりますが、いたときだったり、協力隊を辞めてからであったり、殺菌釜ってすごく大きくて高額な、そういう機械があるのですけれども、そういうのが調子が悪いとか、あと菌床がちょっと生産者からするとよかったり、悪かったり、ばらつきがあったりとかという話を聞くのですが、このあたりは町は把握しているでしょうか。

答弁 水産農政課長 髙橋(水産農政課長は2025年3月まで)

お答えします。殺菌釜のお尋ねですけれども、菌床センターの修理、保守点検の状況を見る限り、殺菌釜について、制御盤の修理ですとか、そういった部分の修理は行ってきておりますけれども、根本的な物自体がもう使えなくなるであるとか、早急に交換が必要であるとかというところの報告は受けておりません。

質問 金子

町としてどの程度、その殺菌釜が調子悪いのかとかは、自分もそこまで詳しくは分からないのですが、菌床センターと同じぐらいに他町村でも菌床のしいたけとかをメーカー側が普及させるためにいろいろなところに工場と連携したりしてつくってきていると思うのです。そういうところは、やはり同じ菌床センターと同じくらいに設備をつくったところは、やはり老朽化という問題が出てきて、機械の調子が悪かったり、入れ替えとかというのをしている事実は、この種菌メーカーだったり、ほかのメーカーの知り合いからいろいろ聞いたりして、廃業しているところもすごく、その菌床をつくる設備のところは多いのですが、そんな情報も聞いているので、ぜひ町も、当然もう27年たっているので、遅かれ早かれと言ったらあれですけれども、やはり動いて作業している機械は壊れるので、絶対に壊れると思いますので、このあたりは壊れる前提のもと、菌床センターを運営しているということでよろしいでしょうか。

答弁 水産農政課長 髙橋(水産農政課長は2025年3月まで)

建物にせよ、設備にせよ、機械にせよ、そういう物ですので、必ず耐用年数もありますし、使っていればいつかは壊れる、すり減って使えなくなるということはあるというふうに考えております。今回も改めて菌床センターのほうに確認させてもらったのですけれども、今後大きな修繕の見込みというのはないという報告を受けておりましたので、今回このような答弁をさせていただいたという内容のものでございます。

質問 金子

現状は問題ないと思いますが、何も不具合なく、なるべく長く使えるのが町としても、生産者としても一番いいというのはそのとおりだと思います。そうあってほしいと思います。ただ、今まで菌床センターの運営というのは、一般企業で言うと赤字経営で、前にも質問させていたただいて、ご回答いただいたのですが、赤字経営で生産者を支援するために、一般企業で言う赤字の状態ですけれども、そのために菌床センターは一生懸命運営されてきていると思うのです。それがもう27年続いていると思います。これから、大規模修繕は今のところないにしても、いつかはやはり大規模にお金がかかってくるものもあると思いますが、やはり税金を使って施設も運営して菌床もつくって、安く良質なものを生産者に提供している厚岸町として、やはり多額のお金をつかって菌床をつくってきたと思います。27年間のかけてきたお金というのは、すごく多額な金額だと思うのですが、これに対しての費用対効果として、使った額に対して、税金を投入した額に対して町側は町民だったり生産者ではなく町として、町民にとってどのような費用対効果があったと思われますか。

答弁 水産農政課長 髙橋(水産農政課長は2025年3月まで)

きのこ菌床センターが厚岸町に与えた費用対効果というご質問かと思いますけれども、今即答するような資料は持ち合わせていないので、ちょっとお答えはできないのですけれども、上尾幌地区にそもそもきのこ菌床センターを整備したという背景については、今までもたびたび町長のほうから上尾幌炭鉱の閉山があって、その後、地域の産業を活性化させていくというような云々というお話があったので、それはもう何回もお話する必要はないかなと思いますけれども、強いて言えるのは、それまでその地域で行われていたきのこの生産形態というのが非常にほだ木を使っての重労働であった部分、それがこういった施設を整備することによって、菌床による生産体制に移ったということで、生産量が、過去にもお答えしているようでありますけれども、生産量で3倍程度になっているといった部分であるとか、地域のブランドが確立されて、厚岸町上尾幌のしいたけということで、昨年も北海道の品評会で林野庁長官賞も取られております。今年も北海道の品評会でまた賞を取られておりますというような、そういった優秀なしいたけを生産していただいているという、厚岸町の知名度を向上させるための貢献度というような、数字には表れない、そういった費用対効果というのも一方では出ているのかなという部分もあります。それに対して厚岸町が今後も生産体制に対する支援というのを継続して行っていって、この産業を発展させていきたいというような部分で今ちょっと考えている部分しか、ちょっとお答えできないので、その部分についてはご理解いただきたいなと思います。

質問 金子

具体的に数字になるとか、例えば収入が全体的で幾ら上がったとか、そういう具体的なことが分かれば数字というものも見えるかもしれませんが、でも個人情報でもあり、細かい部分までは町も把握していないとは思います。各生産者の収入状況だったり。ただ、税金を使って進めている事業の菌床センターですが、菌床センター自体が、自分も生産者だから心苦しいというかあれなのですけれども、公共性のあるものにお金を使って、そのセンターではなく、きのこの生産者のためだけの菌床センターであるという前提だと思うのです。菌床自体、ほかのメーカーの方にもこの間、直接聞きに行って、通常的に菌床を買うと幾らで買えるのと聞くと、厚岸町と同じ物であれば、種は違うけれども、1個150円くらいではないかということは聞いたのですが、厚岸町としては110円前後で安い、生産者としては仕入れ値が安い、当然それは商売としてはいいのですが、やはりそれでいて、生産者に菌床を安くするために町がその分負担を被って、それで生産者を育てていくという考え方で進んでいると考えてよろしいでのでしょうか。

答弁 水産農政課長 髙橋(水産農政課長は2025年3月まで)

それにつきましては、過去の議論の経過もご承知のことと思いますので、上尾幌地区のきのこ生産者の経営支援ということで、単価の圧縮、助成というので安価な金額で出しながら、それを生産者にうまく使ってもらって、生産を安定していただくというような考え方で今も変わってないというふうに認識しております。

質問 金子

そういうところで町が協力していただけるというのは、生産者の立場として言わせてもらっても非常にありがたいところではあります。ただ、支援していただく中で、菌床は安く提供します、町側と話している感じなのですけれども、ただ、売るのは各個人の問題だから、あとはあんたら勝手にうまくやってよというスタンスが今の厚岸町のしいたけの生産者への支援体制というか考えだと思うのですが、このあたりはどう考えますか。

答弁 水産農政課長 髙橋(水産農政課長は2025年3月まで)

確かに菌床の安価な提供ということで、その後は、今実際販売ルートであるとか、そういったのは生産者それぞれが自分のノウハウを生かして売り先を開拓しながらやられているという部分については、それは今のところ町としては推移はそれを見守るというか、そういう形で進めていくという認識でおりますし、先ほども答弁していただきましたけれども、良質なきのこを栽培することによって、一定程度のそういう団体からの評価を受けることによって、いろいろな引き合いが増えるとか、実際昨年もその賞を取ったことによって多方面から引き合いがあったということで、生産者自らの努力によって自分のそういう生産体制が拡充していくというようなこともあるので、やはりそこは個々の生産者の努力という部分が多分に出てくることもあるのではないのかなと。売り先を町が今の時点でさらにどこかを探してきてあっせんするだとかということは、現時点ではちょっとまだ考えられないのかなというふうには考えております。

質問 金子

自分が来てからの町の考えは、課長のおっしゃるとおりずっと変わってないと思います。ただ、菌床センターができた頃に厚岸町は生産者を新しく募集していたとき、説明会で100グラム100円で売れるとか、100グラム100円で協力の種菌メーカーも一緒に100円で買い取るみたいな、そんな話の下生産者を募集していたというのはあるのですが、その頃の話も含めて、そういう魅力で生産者って集まったと思うのですが、しいたけ自体、課長もご存知のように飽和している産業で、新しい人が入ってきて、何のつてもなくやって簡単に売り先がどんどん決まって、引く手あまたで売れていく商品ではないと思います。本当に町としての生産者支援で、しいたけで、上尾幌を本当に盛り立てていこうとか、人口を増やしていこうと、もし考えているのであれば、良価で安価な菌床というのはすごくいいことであり、すごいサービスでほかにはないサービスだと思います。ほかの町村の生産者だったり、ほかのメーカーもこんなことをいまだに町でやっているのは厚岸町しかないし、よく町民が納得しているなと、僕もよく言われるくらい手厚い支援だと思うのですが、生産者、24軒から今10軒減って、新たな人がまたやるという話も聞いているのですが、良価で安価な菌床の提供だけでは、また廃業していく人が増えていくというのは間違いないと思うのです。やはり、その中で町長がずっとおっしゃっていた生産者の一元化というのがすごく僕も大事だと思いますし、町がそれを求めている状態だと思いますが、今の現状、生産者、自分を入れて10人いても、組合に加入しているのは4人、組合にも入らないで各個人好きにやっている人は6人、自分も含めてなのですけれども。ただ、この状況を考えると、産業と果たして今のきのこが呼べるのか、それこそ飲食店が10軒あって、飲食店組合に4軒入っていて、6軒はそういう組合に入らないでやっているというレベルと同じに感じて、これが町として本当に産業として、今後もこの状態が続いても産業として見ていって発展させるために町が支援していただける、こういう状況でも支援を続けていこうと思っているのか。このあたりはどうお考えでしょうか。

答弁 水産農政課長 髙橋(水産農政課長は2025年3月まで)

今までの議論の繰り返しになるのかもしれませんけれども、今やっている町の施策については、これからも継続してやっていくという部分が一つと、あと町のほうからも投げかけさせていただいている懸案事項、地域の生産者が一枚岩になって、町に何らかの支援策が必要であれば、投げかけていただきたいという部分、これは前から町がお願いしている部分であります。私も去年の10月に来てから、一度地域に入って、そういった話もさせていただいて、定期的にお邪魔しますというお話もさせていただいたのですけれども、ちょっと諸般の事情で行ききれていない部分もあって大変申し訳ない部分もあるのですけれども、今12月がちょっとしいたけの生産も繁忙期という部分もお伺いしているので、年が明けて日程が合うような部分があれば、また地域のほうにお邪魔して、近況をお伺いしたり、状況、お話をお聞きして、生産者のニーズであるとか、その後の地域の状況を聞き取りながら対応していきたいなというふうに考えおりますので、ご理解願います。

質問 金子

一元化はできていないけれども、町としては生産者がばらばらであれ、協力体制というか支援体制はこれからも続けて、新規の着業者も募集して産業を育てていきたいという考えなのは、今で理解をいたしました。ちょっと菌床センターの運営のことで、ちょっと細かく聞きたいのですが、種菌メーカーと前の一般質問のときに覚書が、どういう契約をしているかで覚書があって、その覚書はもう廃棄文書となって残っていないと思うのですが、この覚書というのは、内容としてはどのようなことが書いていたのか、簡単でいいので教えてください。

答弁 水産農政課長 髙橋(水産農政課長は2025年3月まで)

お答えいたします。ご質問者の意図しているところは、基本合意書という形で私ども押さえている部分かなと。3月の議会で写しがというお話があったかなと思いますけれども、それについては菌床センターを整備するにあたっての種菌メーカーとの合意書、その中で施設の設計のときからいろいろな試験運転であるとか、そういう面を指導するだとか、あと実際に菌床をつくるための技術指導であるとか、最初の目的という部分では、相手方は森産業さんだったということで、森産業と厚岸がしいたけの菌床センターをつくるにあたっての製造や地元の雇用の確保であるとか、農家経営の安定を図るという趣旨で、この合意書を交わしたという部分で、縷々項目がございまして、先ほど二、三点お話をさせていただきましたけれども、製造に伴う種菌のやり取りのことであるとか、そういった部分が縷々記載をされておると、こういうような内容になっております。

質問 金子

詳細は自分も知らなかったので、噂には聞いたことはあったのですが、ただ、種菌メーカーと厚岸町が友好な関係を築くための合意書であったと思うのですよね。ただ、先ほどお話させていただいたように、種菌メーカーは生産者のしいたけを買うということのもと、二十何年前から菌床センターの設立も含めて、生産者とも種菌メーカーも、町を交えて付き合ってきた中で、生産者がつくったきのこを買うこともずっと今までそのメーカーはやってきました。ただ、今年になってからそのメーカーは自分たちの採算、聞いた話なのでどこまで本当の理由かは分かりませんが、そのメーカーも買取を今年、自分たちの都合でもう生産者から一切買わないということで辞めてしまいました。北海道支社ということで種菌メーカーはやっていましたが、いつの間にか北海道支社ではなく営業所に今年なってしまったとか、そういう状況ですが、このあたりというのは町も把握した上で取引をしているということでよろしいでしょうか。

答弁 水産農政課長 髙橋(水産農政課長は2025年3月まで)

今のお尋ねの部分では、厚岸町でも菌床製造したものを森産業に購入していただいているというような形態があったかと思いますが、その部分についての取り決めはあるやに認識しておりますけれども、生産者から買い取りますよというような部分については、ちょっと確認はできないかなというふうに押さえております。また、もう一つ、最初にちょっと言い漏らしたのですけれども、これについては既に合意書の合意事項としては、もう終わっていることも記載されているので、早急に森産業さんと、また新たな合意書的なものを再度調整するというお話をしていたかと思うのですけれども、ちょっと今事務作業の遅延によりまして、まだちょっとそれができきれていないという部分はおわびをさせていただきたいと思います。

質問 金子

担当者だったり、町を責めたいわけではないのですけれども、そもそもがこの文書の開示を求めたのは、前の生産者の方で、自分にも相談があって開示請求をしたというのはもう3年とか、そのぐらい前の話で、その時点から廃棄文書だったというのは前回の一般質問のときに副町長にお答えいただいている状態なので、もうこの合意文書自体が昨日、今日始まって、見直しをするとか、しないとかの話ではなく、もう大分前に有効期限が切れて、無効の状態の契約書のまま厚岸町は菌床センターと種菌メーカーのやり取り、年間1,700万円とか事前に確認させていただきましたけれども、2,000万円弱、そこの種菌メーカーから菌床をつくるための資材を毎年買っているわけだと思います。ただ、その合意書もはっきりしない、契約もちゃんとしていない、どういう状態かも分からない、協力会社だと言っているけれども、そういう文書とかもきっちりしない中で何年間もずっと2,000万円弱の取引をずっと続けているという体制も、それが悪いとか、いいとかではなく、そういうところも見直していただいて、本当に生産者のためになるのは何なのかという施策を考えていただきたいと思うのが、ややこしいことを突っ込ませていただいた意図なので、ぜひ安くて良質な菌床を提供することが町としては生産者支援だとずっとお答えいただいているけれ ど も 、 生 産 者 の 立 場 の 自 分 か ら す れ ば 、 110円 で 買 え る 菌 床 は あ り が た い けれ ども、たとえ150円で買ったとしても販路まで、このしいたけ買い取ってくれってやってくれるよというメーカーがあれば、そっちに出せれば、そっちのほうが経営が成り立つかもしれないし、広い範囲でいろいろな声を聞いて生産者の支援をしていただけるというのであれば、固執して固着したこれしかできないということよりも、いろいろな声を聞いていろいろ調べていただいた上で、生産者の本当のためになることは何かを模索していただきたいと思いますが、そのあたりはいかがでしょうか。

答弁 副町長 石塚(副町長は2025年9月まで)

私のほうからちょっとお答えさせていただきたいと思います。先ほど、基本合意書については、厚岸町が生産者に安く菌床を出すために交わした基本合意書でございまして、種菌メーカーが生産者から買うという基本合意書の内容ではございません。まずこれが1点目です。それと、厚岸町の生産者が強くなるために、これはずっとまだうまくいってない、我々の力も足りないせいか、うまくいってはいないのですが、生産者にまとまっていただいて、ロットしっかりと確保していただくと。やはり市場の相手にするということは、安定した生産量というのも当然、金子議員ご存知のとおりとは思うのですが、必要なことでございますので、そういったことは厚岸町は一環してお願いをしてきていると。生産に関しては、町で努力する部分、もちろん指導していくとか、こういうふうにやっていきませんかとか、という部分、まだうまくいっていない部分、多々ありますけれども、当然生産者においても努力をしていただかなければならないという部分ございますので、そういったことについては、また今後も話し合い等、さっき水産農政課長のほうからお話もありましたが、その辺は生産者にもしっかり取り組んでいただくよう、我々のほうからもお願いをしなければならないと。町でできることは考えていかなければならないというふうに考えてございますので、ご理解をいただきたいと思います。現在のところは、まだ課題はたくさん残っている状態でございます。

質問 金子

合意書に関しては、自分もその中に生産者から買い取るという項目が盛られていないのは理解しているのですが、生産者を二十何年前に集めたときの説明、町で行った説明会のときに100グラム100円で買い取るとか、100グラム100円になるようと言って、説明会の中でオーバートークはあってもしようがないと思うのですけれども、そういうもとに生産者を集めて、その中にそのメーカーも一緒に関わっていたということの上、元々進んできて、それで自分も農業者として申請して、認定農業者なので計画を出すときに、そのメーカーも2割は買ってくれるという話のもと計画書も出しているにも関わらず、そのメーカーは自分たちの会社、赤字でこの部門、販売部門はもう辞めますと突然辞めてしまって、いろいろな生産者からそういう非難を受けてきたのだけれども、そういうメーカー側がそういう行為をしたけれども、町は変わらずそういう付き合いを、直接菌床製造と買取をしないのは別の話ではあるけれども、生産者を育成したり、生産者のためにやっているというところであれば、メーカー側が不条理なことをやったりすれば、一般企業であれば買い取ると言っていたもの、急に買い取らなくなったら、何を言ってるのだという話になるし、実際弁護士に相談した生産者もほかの地域ではいるそうなくらいの話だと思うのです。ぜひそういうところを、確かに合意書にはそういう話ではないけれども、自分がきのこを始めようと思った理由も、厚岸町が募集していたから僕はきのこをやろうと思って来たのです。何とか農園が、何とかしいたけ屋さんが自分のところの新規生産者の後継者の募集で来たのではなくて、町が募集していて僕もやりたいと思って来ました。二十何年前に始めた生産者も町の説明会を聞いて町がやっているから聞いた限りではみんなそれでやろうと思っていたので、ぜひ町としても、やはりメーカー側のそういう状況、厚岸町との契約だけではなく、やはりメーカー側の状況等も常にいろいろ把握しながら、やはり町がメーカー側をコントロールしてもらうというか、ある意味、うちだけ買い取れということではないかもしれないですけれども、それぐらいの関係性をやはり築いてもらって生産者を育成していくとか、現実的にどうかは別としても、やはりそういう本当にきのこの廃業者を出さないで、もし栄えさせていくのであれば、やはり町としても対等にメーカー側とも付き合っていただきたいと思うので、今すぐどうこう解決していくとか、すぐに問題が解決するとは思わないので、これ以上今回はこういうふうに突っ込んで、その話をしたいと思わないのですが、ぜひ団体としてとかまとまった意見というのは、もう生産者からは聞けないというのは町も理解して、一元化の問題が分かっているように、各個人からやはりいろいろな情報を聞いて、どうしたら産業として続けて盛り立てていくのだったらどういうふうにすればいいか、そういうふうに小さい声も拾って、いいほうに考えていただきたいなと思う次第なので、このあたり、ぜひお願いしたいと思いますがいかがでしょうか。

答弁 副町長 石塚(副町長は2025年9月まで)

新規就農者、生産者を募集したときの、先ほど言われた金額等については、あくまでも釧路の卸売市場、市場の取引価格で説明をしております。決して森産業が買い取るとかという金額で説明した記憶は私にはございません。確かに金子議員言われているように、取引価格というのは必ず変動します。その年、例えば当時は野菜が高くなるとしいたけが安くなるですとか、いろいろな状況がありました。輸入物にも影響を受けた時期もあります。ただ、一環して言えることは、やはり町のほうも産業の振興のための努力はいろいろと考えてしていかなければなりません。ただ、やはり生産者においても、我々もまだまだ説得が足りない、先ほど言いましたが足りないとは思いますが、そういったこともやはり、これからも担当課のほうで入って、話していかなければならない課題であるというふうに考えております。一メーカー、安定して買い取ってくれれば一番ありがたいわけでございますが、一企業、一自治体でコントロールすると、買取価格までコントロールするというのは、ちょっと市場ではありえないことではないかなと思います。価格安定のためのできることが町であるとすれば、そういった努力は惜しまないでやるつもりではあると思いますが、その辺については、現段階では生産者の方にいいものをつくっていただいて、例えばちゃんとそろえて、いい収穫時期に収穫をしていただいて、きれいに型をそろうと値段が高くなるということもありますので、そういった努力は生産者の方にも、技術指導を含めながら、努力をしていただきたいなと思っています。町のほうとしては、先ほど水産農政課長からも話ありましたが、今後も生産者とは話を続けて、産業が衰退しないように努力はしていきたいというふうに考えてございます。

答弁 水産農政課長 髙橋(水産農政課長は2025年3月まで)

先ほどのご質問の中で資材調達に係る契約のお尋ねがあったかと思いますけれども、決して私どもは業者と癒着しているわけでも何でもなく、資材調達にかかっては財務規則に基づいて適正な契約を交わして進めておりますので、これについては明確にご答弁させていただきます。

質問 金子

癒着とかそういうことは全然考えてないし、そう思われたなら申し訳ないなと思うのですけれども、やはりそういう文書が合意書というのが元々あって、そういうもとで種菌メーカーと厚岸町は、種菌メーカー側からすれば協力工場という立ち位置で今までやってきたと思うのです。ただ、協力工場ということの根拠は何かというと、その合意書しかなかったと把握しているのです。でも協力工場だったということは事実で、協力工場なのは事実で間違いないですよね。

答弁 副町長 石塚(副町長は2025年9月まで)

厚岸町菌床センターは、協力工場という立場ではございません。逆に厚岸町の生産者に町が菌床をとにかく安く提供したいと。生産者を支援するために、ほかの地域で、例えば当時145円とか150円とか、今とあまり値段変わってないようでございますけれども、その当時にそれよりも安い値段で提供したいと。そのためには生産コストを下げなければいけないというところで菌床を買い取ってほしいというお願いをしてやってきたところでございます。それと、もちろん生産者に対する技術指導という部分では、確かに協力はいただいております。工場自体が、例えば企業に協力するだけの工場というふうには我々は捉えてございません。あくまでも上尾幌地区のきのこの産業を守るために建てた工場でございますので、今ご質問者言われた意図でつくったものではございません。

質問 金子

そうですか。また、ちょっと自分の認識していた事実ともまた、今副町長がご答弁いただいた感じだと違うし、自分ももうちょっと違う角度からいろいろ調べた上で、また今後一般質問で、これを産業として町はこれからも続けて盛り立てていってくれる気持ちがあると思いますので、また自分もいろいろ調べて勉強してからよくなるための質問をさせていただきたいと思いますので、今後とも、ぜひお力添えを町のほうもきのこ産業にはいただきたいと思いますので、よろしくお願いします。質問は、ここで終わりでいいです。

出典:厚岸町議会 令和5年第4回定例会 2023年12月6日 議事録 PDF(61ページ) 間違いを知らせる