本別町議会 令和6年第4回定例会 2024年12月11日
地域交通の担い手確保・運転手養成等の取り組みを
2024年12月11日、本別町議会の一般質問で、梅村智秀議員が「地域交通の担い手確保・運転手養成等の取り組みを」について質問し、町長 佐々木基裕、企画財政課長 松本秀規が答弁しました。
- 質問者
- 梅村智秀 議員
- 答弁者
- 町長 佐々木基裕、企画財政課長 松本秀規
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は町のサイトの一般質問の一覧の表記です。
質問 5番 梅村智秀
それでは、1問目終わりまして、2問目に入ります。2問目でございます。地域交通の担い手確保・運転手養成等の取組を。全国的にバス、タクシー等の運転手不足が課題となっており、本町も同様である。町内の地域交通サービスの維持並びに持続可能とするためにも、運転手の確保は喫緊の課題であるが、事実と所信をただす。本町には、主な地域交通サービスとして、太陽の丘循環バス、患者輸送バス、町有スクールバス、乗用ハイヤーがあるが、高齢化等の理由による運転手不足が顕著である。町民の高齢化が進む本町にとって、デマンド交通網の整備などが必要であることは論をまたないが、その担い手確保がままならないことには、新たな交通サービス体系の導入なども困難となる。本町には、退職後も一定の労働に従事することが可能で地域貢献へ意欲を示す高齢者や、季節によって時間的自由度が高い農業者等もおり、担い手の候補となり得る。また、地域交通サービスに従事する地域おこし協力隊の募集を行なうなど、まずは人材の育成確保を行なうことが本町の地域交通サービスの維持、充実に対して効果的であることから、免許取得や就業に際し、交通サービスに従事する方に対しての育成支援等を行なうべきであるが、事実と所信を問う。
答弁 町長 佐々木基裕
〔登壇〕梅村議員の地域交通の担い手確保・運転手養成等の取組をの御質問に答弁をさせていただきます。議員御承知のとおり、本町の地域公共交通サービスといたしましては、現在、太陽の丘循環バス、へき地患者輸送バス、町有バス、タクシーがあり、そのうち、バス運行につきましては、主に本別ハイヤー有限会社へ委託し、運行しているところであります。会社に現況を伺ったところ、運転手は代表を含め全10人体制で、年齢構成は全員59歳以上で、最高齢者は76歳となっておりまして、今のところ日々の運行に支障はありませんが、不測の事態が生じたときのバックアップ体制に不安があるとのことであります。町建設水道課の運転技術員につきましては、最年少が47歳で1人、50代が3人、60代が再任用職員を含め6人となっており、先日1名の採用を決定いたしましたが、次年度以降、順次高齢職員の退職が続く状況となっております。こうした状況から、町といたしましても、官民問わず後継となる運転手人材の確保は、地域公共交通維持はもとより、スクールバス運行や町道補修等の道路維持活動のためにも、重点課題と認識しております。運転手人材の確保、地域公共交通の維持の取組につきましては、業界や他町の事例を見ますと、十勝地区バス協会におきましては、先月、バス運転体験・合同就職説明会を実施しており、美幌町におきましては、地域おこし協力隊として公共交通事業者の運転手を募集し、先月1名の採用を行なったとの報道があったところであります。また、小清水町では、この9月から11月まで、住民ボランティアを活用したライドシェア事業の実証実験を行ない、その際6名のボランティア運転手を活用したと伺っております。これらの事例を見ますと、議員御指摘のとおり、移住者の活用や、まだ働ける高齢者、農閑期の農業者等の地域に埋もれている人材の活用は、公共交通に係る運転手業務はもとより、道路維持活動等にも有効なものと考えられますが、人材の掘り起こし等の採用活動、雇用方法、新たに地域公共交通システムを導入するとした場合の安全の確保、持続可能性、コスト面など、様々な観点で課題を整理する必要があると捉えております。今後、町といたしましては、先ほどの事例等を参考に法制度等を研究しながら、運転手確保、地域公共交通維持の取組を進め、地域住民の足を確保してまいりたいと考えておりますので、このことを申し述べ、答弁とさせていただきます。
質問 5番 梅村智秀
本年度において、新たに本別町地域公共交通計画にのっとって、新たな計画にのっとって運用の変更等があるところでございます。これはもう共通認識として、改めて具体的に深くお話しする必要もないと思いますけれども、いわゆる運転手、担い手の将来的な不足も含めた懸念というのがあるよというところと、この新たになった地域公共交通計画の見直しに際しても、その過程を振り返ってみても、やはり運転手不足というのが問題点として、多くの分野で挙げられていたという実態もございます。そうした中で、結果としてですけれども、循環バス、2回り、北回り、南回りあったものが一つになったりとか、患者輸送バスも、いわゆるデマンド化をして無駄な運送をなくするという見直しにもなってくると思いますけれども、そうした見直しの背景には、やはり運転手不足があるよというところでございます。察するに、例えば、今、お隣の上士幌町では自動運転の研究が進んでおり、日々利便性が高まっているという実情もある中、これは本当に本町に限らずでございますけれども、広範な町内の面積を有しているので、これを充実、公共交通サービスを充実させることによって、本町で長くお住まいいただける、今のままお住まいを変えることなく住んでいただける、通院や買物、これらにも対応して生活ができるということにもなるのは、当然のことでありますけれども、様々な新しい体系を導入しようと思っても、担い手がいないことには、結局は絵に描いた餅で、やりようがないというような実情もあるわけで、研究や検討をしていくというようなところでございましたが、ただ、併せて様々なコスト面等も含めて、様々な課題もあるよというところでございました。これ、まず町民の方にも、今、公式LINE等もあるわけですから、いわゆる懇談会的なものでもいいと思いますし、こういうような取組があったら応募してくれますか、皆さん、どういうような感じだったら担っていただけますかみたいな形で、柔らかい形でいいと思うのです。まず、そういう呼びかけをして、例えば、民間事業者にとなるとなかなか、民間事業者の運転手の負担が生じる可能性もあるので、例えば、そういう御希望があるような方がいたら、町職員が運転するバスに、ツーマン体制でちょっと体験をして、どういうような業務になっているのかとか、万が一そうした方々の急な離職があったりした場合に、サブポジション的な形で入ってくれるような方をあらかじめ確保しておくとか、御答弁ありましたけれども、民間事業者、ハイヤー事業者には運転手が10名いらっしゃると、こういう、運転を担う事業者に就業している方々に何らかの補助や助成を行なう、それも、ただ、そうした補助や助成を行なうということだけではなく、例えばでございますけれども、その一部については、町内の商工会等の加盟店で使えるポイントカード等で、町内にそうした経済波及効果が生じるような形を取るとか、様々な検討ができると思います。そうした、多額の経費や労力を要しなくても、まず呼びかけをして、そういう方々を1人、2人、3人、4人と確保していくというような体制が必要ではないのかなと考えるところでございますが、その辺の様々な課題に対する具体的なお考え等について、どのようなものを擁しているのか、お伺いをいたします。
答弁 企画財政課長 松本秀規
お答えいたします。議員御指摘のとおり、いろいろな手段を使ってドライバーの人材確保という、まさにおっしゃるとおりであって、こちらとしても本当に取り組んでいかなければならないとは考えております。ただ、その前提として考えなくてはならないかなという部分でおきましては、私の考えがメインになってしまうのですけれども、隙間バイト的な感じで運転手が確保できるというのは、多分一番いいのかなと思うのですけれども、果たしてそれが、利用者サイドとのニーズが、すり合わせがどこまでいけるのかなというところも課題としてはあるのかなとは考えております。本当に例えばですけれども、私も去年ちょっと何かに使えるかと思って、普通ですけれども2種免許取ったのです、何かのときに役立つだろうなと思いまして。じゃあ例えば、たった今、この時間に移動したいというお客さんがいた。今、隙間ないですけれども、ここに人材がいる。でも、対応できない。そこでニーズと需要と需給のギャップが生まれてしまう。そういうところの調整というところも重要かなと思いますので、そういう課題も含めて、いろんな、どういった仕組みをつくるのが一番未来へ向かっても持続可能なのかというところが重要なのかなとは思っております。ただ、先ほど議員おっしゃったとおり、いろんな手段を使って運転手を確保、進めていくというのは、まさに重要なものかと思いますので、後日、地域公共交通会議開催予定でありますので、その場でも運輸局の方もいらっしゃいますので、法制度等、何か引っかかってくるような部分、課題がないのかどうか、いろいろ意見を出し合いながら検討していきたいと思っております。
質問 5番 梅村智秀
改めてお伺いをいたしますが、今の現状、現状のままであれば、新しい取組をすることなく、ドライバーの確保を行なうことなく、今の現状であれば、例えば、新しい具体的な、そういう地域公共交通サービスの体系を導入したり、新しい形で本町を持続可能にしていくというようなこと、交通の観点から、ということがまず可能なのかどうなのか。多分難しいのではないのかなという想定のもとでお伺いをしますが、現状認識を、まず確認します。今、御答弁いただいた課長の中で、御自身も2種免許を取られて、いわゆる隙間バイト的な、まさに僕もそういうような方々が集まって、それをちゃんと取りまとめできるようなシステムがあればいけるのではないのかなと。あるのです、実は。僕は本当は、まずこうした運転手、ドライバーの担い手の確保、また町内のそうした意欲のある方々の把握ということからスタートかなと思っていたのですけれども、実は、既にニセコで実証実験を行なった事業者もありまして、具体的に申しますと、レンタカーを利用して、いわゆる独自に開発したサイトがある。運転者とレンタカー会社をマッチングさせるとか、そういうような事業者も、実は管内にあるんです。そうしたようなものを導入していくとか、いろんな方法もあると思います。ただ、そのためには担う人がいるというのが前提になってきますので、ぜひ僕は、やはりこういう新しいものを取り入れて、本町が、十勝管内、道内、日本全国においても、こうしたものに先鞭をつけていくというのは僕は必要だと、先行した取組をしていくというのは必要だなと思っております。そうした中で、例えばこうしたものが、モデルになるようなものであれば、国交省等で、そうしたものの支援をしていこうとかというような動きもあるところでございますので、ぜひ本町としても取り組んでいったらいかがかなと考えているところでございます。具体的な名称を挙げれば、例えばタイミーですとか、そういうようなアプリ等もあって、まさにその隙間バイトをしましょう、こういうお仕事をしてくれる方、何日の何時から何時でいらっしゃいませんか。それに対して応募をしていくとか、やはり今、そうしたものを十分に活用していけば、僕は決して不可能ではないと考えているという考えも申し述べた上で、改めて御見解等と併せて伺います。
答弁 企画財政課長 松本秀規
お答えいたします。まさに、議員本当におっしゃるとおりでありまして、私もちょっといろいろどんな方法があるのかなという、ライドシェアという仕組みもできてはきているので、そういった中で、何かそういう移動のニーズに対する新たなサービス体系というのできないかなとも思ってはいたのですけれども、例えばですけれども、自家用有償運送の枠組みで、例えば地域、例えば西仙美里方面の地区の自治会が集まって、NPO法人なりをつくった上で、地域の人の移動を担いますと、地域タクシーじゃないですけれども、そういったような方法もあるのではないかなとは捉えております。そういう、地域で法人を立ち上げるときに、役場としてはその立ち上げのお手伝いをしますですとか、運転準備資金を支給しますとか、そういった仕組みづくりができればいいのかなとは思っております。そういった、例えばですけれども、挙げさせていただきましたが、そういった取組、まさに議員おっしゃるとおり、考えていかなければならないかなとは思います。ただ、その中でも、仮に、先ほど言いましたような法人をつくりました、でも、開始当初はその地域で、じゃあ私、運転手やりますとなったとしても、それが3年後、5年後、続く人が出てくるのかどうか、そういった部分まで含めて、持続可能性というのを十分考えた上でやっていく必要があるのではないかなと思っておりますので、いずれにしましてもいろいろな方法を考えて、どういうふうにできていくのか、続けられるものなのかというところを十分検討した上で、いろいろ進めていきたいと思っております。以上です。
質問 5番 梅村智秀
ただいま、課長より具体的に言及のありました、いわゆるNPO法人等が行なう有償運送の形態ですとか、これも、やるのは本当に簡単で、タクシーとしての旅客事業者の免許を取得することもなく、そういう足の確保ができると。ただ、これをいわゆる料金徴収の問題とかが難しいと。そうなってくると、当然その組織に対しての自治体として、地方公共団体としての支援等が必要になってくるというふうになっていきます。私、さきに申し上げたレンタカーを利用したような具体的なもの、今、課長がおっしゃったような有償運送の形、例えば、管内であれば芽室町の上美生という地域何かは、農村地域でございますけれども、地域を挙げてそういったものに取り組んでいたりもしております。そうしたものに対して、どの形態というところではないにしろ、新たなそういう住民や町内事業者とか、様々なそういう動きに対して、町としては前向きに支援であるとか、協働でやる、一緒にやるというようなところについて、前向きに考える御姿勢があると捉えてよろしいのか伺います。
答弁 企画財政課長 松本秀規
お答えいたします。おっしゃるとおり、我々としても本当に地域公共交通というのは維持しないと、本当に田舎に住めなくなるよという状況かと思いますので、地域の方々で、何かこういう仕組みどうですかというような御相談があれば、本当に前向きにこちらとしても御相談にお伺いしたいと思いますので、何か御意見ございましたら随時おっしゃっていただければと思います。