みんなの議会

厚岸町議会 令和5年第2回定例会 2023年6月21日

(1)厚岸町の水産加工業について/(2)厚岸町のSDGsについて/(3)厚岸町の水道料金について

2023年6月21日、厚岸町議会の一般質問で、堀守議員が「厚岸町の水産加工業について」「厚岸町のSDGsについて」「厚岸町の水道料金について」について質問し、町長 若狹、水産農政課長 髙橋、総合政策課長 三浦、環境林務課長 真里谷、水道課長 髙瀬が答弁しました。

質問者
堀守 議員
答弁者
町長 若狹、水産農政課長 髙橋、総合政策課長 三浦、環境林務課長 真里谷、水道課長 髙瀬

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員が最初の質問で述べた件名は 3 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は議員の発言から取ったものです。

質問 堀守

私は、本定例会に対し、次の3点について質問をするものであります。まず、大きな1点目であります。厚岸町の水産加工業について伺います。(1)厚岸町の主要産業の一つである水産業、これを支える水産加工業は、大小様々な工場が町内に存在し、地元から水揚げされる魚介類の価格を下支えしている。それと共に、町内雇用においても大きな貢献をしていると思います。そこで、厚岸町の水産業並びに水産加工業の未来を考え、次のことを質問いたします。アとして、町は、厚岸町に水産加工業がある意義をどのように捉えているのか。イとしては、大規模な設備近代化などを水産加工業団体が行おうとしたときは、その費用の一部を助成していくべきと考えるがどうか。大きな2点目は、厚岸町のSDGsについてであります。厚岸町は、第6期厚岸町総合計画において、「SDGsにおける17の目標」を施策の大綱の各部門に設定し、これまでも様々な仕事が行われてきていますが、町民側から見たとき、どの仕事がどの目標を目指しているのかが全く分かっておりません。目標を達成していくためにも、行政だけでなく全ての町民がしっかりと認識を持っていくことが重要で、目標に向けた意識を町民が向けられるよう誘導することは、第6期厚岸町総合計画における町の重大な責務と考え、次のことを質問します。アとしては、毎年町民に配布されている「今年のまちづくり」や予算書、町からの通知など全ての発布物にどのような目標なのか入れることはできないか。イとしては、地球環境の持続可能な維持を目的に、乾式オフィス製紙機を導入することはできないかと伺います。大きな3点目は、厚岸町の水道料金についてであります。厚岸町は、水道料金の見直しを定期的に行い、施設の維持と経営の安定を図っておりますが、昨今の物価の上昇は著しく、このままでは、次期の水道料金の見直しの際には大幅な水道料金の上昇が危惧されております。住民生活を守る上では、道内でも高い方に設定されている水道料金の更なる大幅値上げは、民生の安定を損なうと考えることから、次のことを質問いたします。アといたしましては、水道料金の次期見直しのスケジュールはどのようになるのか。イとして、次期見直しの際に大幅値上げとならないために、今取り組んでいることと、また、今後取り組んでいかなければならないことは何かをお伺いいたします。ウとしては、今まで水道料金の算定は、総括原価方式によりなされておりますが、物価スライド方式にし、総括原価との差額は、一般会計からの繰り入れをするように改めることはできないか。以上について伺います。

答弁 町長 若狹(町長は2025年6月まで)

10番、堀議員のご質問にお答えいたします。1点目の厚岸町の水産加工業についてのうち、アの「町は、厚岸町に水産加工業がある意義をどのように捉えているか」についてでありますが、厚岸町に水産加工業がある意義については、地域で水揚げされた魚介類を鮮度よく加工し、流通していくこと。水産の町、厚岸町の知名度を全国に発信していくこと。地域の雇用を生むとともに、商工業との相乗効果により産業経済活動を活性化させることで、町の持続的な発展に資すること。業績の向上による安定的な税収源が見込まれ、まちづくりのための財源が確保できることで住民福祉の向上が図られることといったことから、大変、重要な産業であると認識しております。次に、イの「大規模な設備近代化などを水産加工業団体が行おうとしたとき、その費用の一部を助成していくべきと考えるが」についてでありますが、大規模な設備投資を行おうとした場合、ハード面からは、国における水産加工施設整備補助制度を活用することにより、建設費用の低減を図ることが考えられます。また、ソフト面からは、近代化資金利子補給制度を活用することにより、借入資金の償還に伴う債務負担の軽減を図ることなどが考えられます。厚岸町では、ソフト面の支援策として「厚岸町漁業近代化資金利子補給」制度のほか、条件によっては固定資産税の免除措置制度の適用があります。ただし、ハード面の支援策としては、明確な助成制度は定めておりません。今後におきましても、現状の制度を維持しながら取り進めてまいりたいと考えております。続いて、2点目の厚岸町のSDGsについてのうち、アの「町からの発布物に目標を入れることはできないか」についてでありますが、町では、第6期厚岸町総合計画を世界共通の目標であるSDGsと関連付けた計画とし、施策の大綱において、各部門に関連する目標を設定しているほか、巻末においては、各施策に関連する目標を施策の体系に沿った表により示し、総合計画の各施策とSDGsの達成に向けた取組の一体的な推進を図っているところであります。また、総合計画の下に策定する町の個別計画においても、総合計画と同様に、関連する目標を設定する手法を取り入れているほか、イベントを実施する際のポスターやパンフレットを作成する際にも、関連する目標をロゴマークにより表示するなど、町民に向けたSDGsの普及啓発を図っているところであります。発布物については、予算書など法令により定めのあるものや、その内容の性質上、関連性を認識し難いものなど、多種多様であることに加え、限られた紙面スペースでの掲載となるため、見やすさや読みやすさへの配慮なども踏まえると、その全てに目標設定を組み入れることは困難と考えております。しかしながら、多くの町民の目に触れ、町民がその関連性を認識しやすいと考えられるものについては、引き続きロゴマークの表示などを取り入れることを検討することはもとより、発布物だけにこだわることなく、町民に対するSDGsの意識高揚や理解促進に向けた効果的な取組の推進に努めてまいりたいと考えております。次に、イの「地球環境の持続可能な維持を目的に、乾式オフィス製紙機を導入することはできないか」についてでありますが、紙の使用量削減に向けた取組については、町職員の環境意識向上を図り、事務事業の環境負荷低減を目的として運用している「厚岸町環境マネジメントシステム」や温室効果ガスの排出削減に向けた取組を定めた「厚岸町地球温暖化対策実行計画事務事業編」において、プリンターの印刷時における裏紙利用、両面印刷や縮小印刷の徹底、庁内LANを活用したペーパーレス化による紙の使用量削減を掲げ、実践しているところであります。また、業務で発生する雑紙については、古紙として業者に売り払い、再生紙としてリサイクルされております。令和4年度の印刷用紙購入量は、327万4,000枚であり、前年度と比較して19.75%の削減率となっており、職員一人ひとりの環境に配慮した取組の成果が出てきております。SDGsの17の目標のうち、12番目の「持続可能な生産消費形態を確保する」という目標に向け、今後も取組を継続してまいります。乾式オフィス製紙機の導入に当たっては、使用済みの紙から新たな紙を繰り返し生成することで、紙の購入量や処理量を削減し、環境負荷低減が見込めるほか、使用済みの紙を施設外に持ち出さずに処理することが可能なことから、情報漏洩のリスクを低減できるなどの利点がありますが、導入コストが大きいことなどの課題があり、道内の自治体及び企業での導入実績がないため、まずは、情報収集を行い、その有効性について検証してまいりたいと考えております。次に、3点目の厚岸町の水道料金についてのうち、アの「水道料金の次期見直しのスケジュールはどうなるのか」についてでありますが、水道料金の見直し期間の考え方については、大幅な改定となった平成24年度の料金改定以降、大幅な料金改定にならないよう、概ね5年ごとに経営状況の見直しと把握に努めております。水道料金の次期見直しスケジュールについては、水道事業経営審議会の開催を令和7年度に計画し、事業整備計画も含め料金のあり方について検討を行うこととしております。次に、イの「次期見直しの際に大幅値上げとならないよう、今取り組んでいること、今後取り組んでいかなければならないことは」についてでありますが、今取り組んでいることについては、収益的収支では、安定的な料金収入の確保としての未収金の回収について、費用の抑制対策では、漏水の抑制に関する調査と修理の実施による動力費と薬品費の軽減について、これまでと同様に実施しております。資本的収支については、建設改良費に係る財源において、有利な補助制度を最大限活用した対応を図っております。次に、今後取り組む内容については、現在も一部取組んでいますが、将来の施設更新を見据えた、新たな水源確保に向けた水源調査と老朽化した水道管の着実な更新を行なってまいります。また、職員人材の確保・運営経費の捻出がこれまで以上に難しくなる実情を踏まえ、施設維持管理などについて、これまで以上の業務効率化に向けた民間ノウハウの活用による包括委託も含めて検討をすべきとの考えでおります。次に、ウの「水道料金の算定は、総括原価方式によりなされているが、物価スライド方式にし、総括原価との差額は、一般会計からの繰り入れをするように改めることはできないか」についてでありますが、水道料金の算定は、大きく分けて「総括原価方式」と「資金収支方式」の2つの算定方式があります。これまで、厚岸町の水道料金は、水道料金の法的根拠と料金決定の基本原則を踏まえ、日本水道協会策定の「水道料金算定要領」に基づき、一定の算定期間を定め、その期間に見合う適正な原価に基づいて算定する、「総括原価方式」を採用してきております。質問者が危惧される物価上昇についても、水道事業の経営においてはとても大きな影響を受けていると認識しており、事業運営上、大きな影響を与える費用については、財源補てんの支援を検討しつつ、今後の水道料金の算定のあり方について慎重に検討してまいりますのでご理解願います。以上でございます。

質問 堀守

それでは、まず1点目の水産加工業についてから伺っていきます。当然、町もこのように重要な産業だということは認識しているのは当然だと思います。それのために、今までも、そしてこれからも様々な施策というのは取り組んできたし、取り組んでいかなければならないものだと思っております。特に私だと水産加工業だと、厚岸町は比較的寡婦世帯というものも多くあろうかと思います。何らかの理由で世帯を分けなければならないといった中での、所得は低いかもしれませんけれども、厚岸町の中にいれば、少なくても生活ができるようなものが維持できると、そういうものの下支えになるのも、この水産加工業などで働くことが可能だからというものがあると思います。そういった一番所得の低いようなところの人方を支える上では、加工業自体がもしなくなるといったときには大変な影響というものが、見た目以上に厚岸町には降りかかってくるのではないのかなと思います。考えたときには、今の水産加工業、流通形態の上昇とかによってもあるのですけれども、今水産加工業が前浜になければならないという時代ではないのです。流通というものは当然道路、運送もよくなっておりますし、いろいろなところから原魚というものは確保できるようなところであれば、何も、今までは前浜で厚岸町で揚がったものをすぐに加工できるからいいのだというようなことで捉まえていたものが、別にもっと山の中とかでも、一次洗浄水などが確保できれば、山の中とかでもはっきり言って水産加工業の工場自体は移すことは可能なのです。そういうように、時代というものは流れていった中では、いかに厚岸町に、この加工業自体をなくさないようにするにはどうしていったらいいのかなというものを、やはり真剣に考えていかなければならないなと私は思うのです。その上で、ハード面の支援策といったものが、今現在明確な助成制度が定めていないといったものがあります。確かに国の事業自体では半額の助成というものが出る、半額以下ですね、あるのですけれども、それに対して、それに加えるような厚岸町の大きな助成をするようなものというものがない、これがやはり今後においては大きなネックになっていくのではないのかなと思います。そこで、厚岸町には沿岸漁業構造改善対策事業の補助規則というものがあるのですけれども、これは沿岸漁業の構造改善事業をやったときに、国の補助事業の国の補助金をつうつうで、国と北海道かな、補助金をつうつうで事業者のほうに出す規則かなと思うのですけれども、これ、調べたらほかの町では、例えばオホーツク紋別とかでは9割、事業種別なく9割までの補助規則を設けていたり、町村によっては10割の規則を設けているといったものもあります。ぜひ、私はそのような中で、この規則を改正した中でやる必要があるのではないのかなと思うのですけれども、まずその点だけちょっと教えていただきたいと思います。

答弁 水産農政課長 髙橋(水産農政課長は2025年3月まで)

お答えいたします。今ご質問のありました沿岸漁業構造改善事業の部分でありますけれども、厚岸町の場合、国の事業を使った場合、今までの実績でいきますと、海の中の中間育成施設であるとか、あと広域的な種苗生産施設といった部分につきましては、町が財政出動をして、事業をやってきたという経過はございます。今、ご指摘のあった水産加工にかかる部分につきましては、過去の経過を振り返ってみた中でも、今のところそういった事業実績はちょっと見て取れなかったと。さらには、平成11年に実施しました厚岸漁港の直売店の施設の整備に当たっても、国の補助金のみを活用して事業を実施していただいたという経過も踏まえた中で進んできているのが実態でございます。また、一方では、今ご指摘のあったように、他の自治体における、そういった漁業構造改善事業に係る町の支援と水産加工含めたハード部分の支援もあるというようなお話も承っておりますし、今回の、今回のと言いますか、こういった加工施設で支援をしている町村、調べた中で、例えばオホーツク海側の湧別であるとか、佐呂間であるとか、そういった部分で支援をしているという実態もつかまえております。厚岸町の過去からの経過がこういった部分で今まで進んできているのは事実は事実としてあるというところは理解をしていただきながら、現状の厚岸町の方針、方向性としては、答弁でもお答えさせていただきましたけれども、この制度を維持しながら進ませていただきたいと考えているのが根底に流れているところではございますので、そういった部分については、ご理解をいただきたいと思うところでございます。

質問 堀守

水産加工業、いろいろな民間業者もあるし、漁業協同組合もやっているのですけれども、漁業協同組合自体は、先ほど私が言った原魚さえ確保できればどこにでも行けるという状態ではない団体なので、ちょっと話は置くのですけれども、民間企業は本当、すぐにでも、人材が確保できて、原魚が流通、原魚確保ができて、人材の確保ができるところであれば、あとは一次洗浄水を確保できる、海水とかですね、洗浄水を確保できるような場所があれば、むしろ既に老朽化してきて、どんどん新しい工場を建てなければならないとかというような会社は、わざわざ厚岸町に、今までは厚岸町にいたかもしれないけれども、厚岸町に居続ける理由というものが見出せなくなってくる、メリットが見出せなくなっている。工場で働く多くの女性たちも確保するのも難しいとかといったときには、もっともっと都市部のほうに移したほうがいいと。税制も、そして建設費用とかも、今後いろいろなもので町が、どこかの町でそういうものが、いや、うちではこうやって出すから、ぜひ来てくださいと言えば、当然そちらのほうに飛びついていくものだと思います。海の町厚岸町という、その名前にだけにあぐらをかいてはいられないというものを、やはりよく認識しておいてもらいたいと思います。その上で、あと漁業協同組合というのは、先ほども言いましたとおり、地元にいる漁業者のための組合ですから動くことができないのです。ということは、漁業協同組合だけは、この厚岸町において、何らかの工場なり、何らかの施設なりを今後もずっとつくっていかなければならない。維持していかなければならないといったときには、やはり、そこには民間の工場なりといったものが抱える問題よりも、もっともっと切実な問題として、やはり町のほうとしては協力していく意思というものを見せなければならないのではないのかなと私は思います。そういうものが、昨今、何か薄くなってきているのではないのかなというのが浜のほうの声として聞こえてきているものですから、このままで行けば鼎の軽重を問う声というものも今後大きくなることも、大きくなってくるかとも思いますので、そこら辺はやはり今後政策を決定していく中では、十分に水産業の発展のためにも水産加工業にも目を向けた中でしていっていただきたいなと思うところであります。そこで、1点目についてはもういいです。2点目に行きます。SDGsです。総合計画ではSDGs初めてうたわれて、すごいなと思ったのですけれども、ただ、その後というものが全然、いや、何やっているのかなというのが、実際に町民もだし、私も率直な感想としてあります。今まではポスターやパンフレットを作成する際にはといった中であるのですけれども、今年のまちづくりというもの、これ、2021年から、2021年かと思ったのですけれども、違いましたか。最初はカラー刷りで大変立派な冊子が全町民に配られたわけなのですけれども、その次の年から、普通にコピーで町民のほうに配られるようになったのかなと思うのですけれども、せめて6期の総合計画に載せた事業の中でやっていく中で、ここに例えばSDGsの17の目標の一つ一つのロゴがありますよね。そういうものを入れることぐらいは全然可能なことではないのかなと思うのです。説明文まではいいけれども、逆に言ってしまうと、そういうものがあることについて、あ、これは一体何なのかなというふうに町民だってやはり思いますし、全ての町からの発布物にそういうものがあれば、あれ、これは一体何でこのやつなのかなというふうに、町民に疑問を持ってもられば、町民はそれぞれが自分たちで、今だとネットとかでも調べることはできますから、そういうもので調べていった中では、ああ、なるほど、こういうことをやっているんだというものを、より町の施策としてやっているのだというものを、SDGsというものを通して理解してもらえるのではないのかなと、逆もありですし、そういうふうに思います。せめて、予算書、予算書は確かに法令に定めがあるから余計なものを書いてはいけないというのがあるのかもしれないのですけれども、今年のまちづくりとか、そういうものに入れることができないのか。そして町民のほうにいろいろなまた発布物について、そのようなマークを入れていくことができないのかについて、なかなか今現在では難しいということを答弁されているのですけれども、どうなのでしょうか。

答弁 総合政策課長 三浦(総合政策課長は2025年3月まで)

お答えいたします。この6期厚岸町総合計画から、このSDGsということで入れさせていただきまして、今日進めているところでございます。そういった中では、私が思うには、自治体がこれ、特に厚岸町が進めている政策の全てはSDGsだということでございます。そういった中では、なかなか目にしたり、耳にしたり、このSDGsという意味、また考え方というのが確かに浸透していない部分はあるのかなと思っています。そういった中では、1回目の答弁でもこれ述べさせていただいておりますが、全ての発布物には難しい部分があります。そういった中では、今議員おっしゃるとおりに、今年のまちづくり、これは予算書を、これを厚岸町がどういうことをやっているのだと町民に分かりやすく示しているのが、この今年のまちづくりだと思っています。そういった中では、これをSDGsを使ってどのようにこれを示していくかというのは、これはもう研究をさせていただければと私たちは思っております。そういった中では、なかなか町でもSDGsということで総合計画はしたものの、なかなかやはり、皆さんそこが、本当、見たり、聞いたりはしているものの、実際の意味というのはどうなのだというところはございますので、こちら、今年のまちづくり、どういった形でこのSDGsを使って、もう少しその部分を示せるかということで、ちょっとそこは研究をさせていただければと思います。ただ、それは今年のまちづくりに限らず、いろいろな厚岸町で出せれる発布物または個別計画等もあります。そういった中では、それも含めまして、町としてどういうふうにしてこのSDGsを広く町民に示していけるかということは研究させていただきたいと思いますので、ご理解いただきます。

質問 堀守

分かりました。いずれにしても、町もやっていくし、また、先ほどの経営状況報告にもあった厚岸味覚ターミナルの中にもSDGsの目標を掲げて、達成というものを検証していくだとかといった中で、民間だってやはりどんどんどんどん進めていっているわけなのですから、ぜひとも町も、それをむしろ先導していく形になるように頑張っていただきたいなと思いますので、よろしくお願いいたします。それで、その中の2点目です。乾式オフィス製紙機です。私の一般質問の資料としては、皆さん方のほうにも行っているかとは思うのですけれども、ちなみに私、この会社の役員でもなく、また株主でもないということは申し添えておきますけれども、こういうものがあるのだということが分かったときには、時代というのはもうこういう時代になったのだなというのが正直な感想で、びっくりしたのです。答弁にもあるのですけれども、なかなか導入費用というのが高そうなのです。3,000万円とか2,000万円以上はする、3,000万円くらいするものなのでしょうけれども、グレードはいろいろあるのでしょうけれども、それで、今年の印刷購入量が327万4,000枚といったものを、これで考えたときにどうなのだという、コスト的な計算というものは、当然私もできておりませんし、また、そちらのほうでもできていないのかなと思います。ただ、道内の自治体の中で導入実績がないのは確かなのです。私も調べて分かっているのですけれども。東北や甲信越の自治体、県や市といった中では導入している自治体というものもあります。そういった中では、恐らくイニシャルコスト、ランニングコストというものを考えたときには、さほどかけ離れたものではないのではないかなという、実際に導入している自治体があるわけですから、じゃないのかなと思います。ただ、導入しているところは民間企業も含めて、県や市ですから、もっともっと厚岸町よりも使用されるペーパーの枚数というものが多いのだとは思うのです。ただ、これも厚岸町の庁舎内だけでやろうと思えば、確かにコストに見合わないという計算にもなるかもしれないのですけれども、例えば学校、また、それこそ農業共同組合や漁業協同組合などの団体、商工会なども含めて、民間企業なども含めた中でも、そういったところに紙も全てこちらのほうでやる。特に学校で使われるペーパーは、全てこういうようなもので再利用するようなというふうにしていけば、環境教育的にもやはり大変価値のあるものではないのかなと思うのです。それは実際のイニシャルコストとランニングコストに出てこない環境教育としての側面としてのプラスとしても、やはり考えられるのではないのかなと思うのです。今後、導入する自治体などもどんどんどんどん増えていって、もっともっと機器の費用というものが安くなっていってくれればいいのでしょうけれども、なかなかただ画期的な機械だなと思った中では、なかなか難しいのかなと思います。ただ、先進的な取組としては、やはり厚岸町もこのSDGsというものを総合計画の中でうたっているわけなのですから、こういうものをぜひ一つのランドマークとして入れて、町民にもSDGsとしてこうやってやって、みんなの紙を集めて、新しい紙をそこで生み出していくのだよと。この機械自体は白紙だけではなくて、カラー紙もつくることができるのです。青とか赤とかピンクとか、そういうようなものもつくることができるといった中では、いろいろなものに使えるのではないのかなと思います。まだまだ検討する余地としてあると思いますので、ぜひ切り捨てることなくといった中では、情報収集を行っていった中で、検証性についてぜひ深めていっていただきたいと思うのですけれども、さらなる答弁となると思いますけれども、いかがでしょうか。

答弁 環境林務課長 真里谷(環境林務課長は2024年12月まで)

乾式オフィス製紙機のお話でございます。1回目の町長の答弁でそれぞれのこの機械、国内で1社のみでつくっておりますが、今までの技術にない画期的な製紙機であると思われます。それ以外のメリットとしては、水をほとんど使わずに、衝撃で紙を繊維に戻して紙として再生することができるとか、あと給排水工事も当然いらないとか、あと、今堀議員言われたとおり色紙や名刺もつくれるとか、あとオープンスペースに設置することによって、社会科見学等の使用ということで、町民への環境教育、職員への環境意識向上を含む環境意識を高めることができる等々、メリットがございます。ただし、デメリットもございます。今、先ほど言ったとおり3,000万円以上のまず高額な機器だというのが1点目。それから、ランニングコストとして、二、三か月に1回のメンテナンスということで、保守費用が年間、年額200万円程度かかると。さらに、3,500枚に1回ずつ交換しなければならない消耗品が1セット7万円かかるとかということで、かなり高額であるというのと。それから給紙には9対1原則というのがありまして、今うちらが使っている再生紙が9に対して、このスーパーラボと言うのですけれども、スーパーラボで再生したのが1しか、を混ぜることによって、割合で投入する必要があるために、紙の購入量及び購入金額削減効果は1割程度しかないとか。あと、今、このオフィス機の製紙機の生産枚数が1日8時間で1か月20日として12か月で140万枚しかできないということで、厚岸町が約327万枚なので、全然足りないという部分がございます。やはり、ここら辺も、あとメンテナンスが道内にないことで、東京からわざわざ来るということで、故障した場合、3日程度かかるとか、いろいろなデメリットもいっぱい、今の段階でもございます。メーカー側も、やはりその9対1原則の部分も含めて、これからどんどん改良していくということを言われておりますので、これが解決すると全てが再生紙で補うことができれば、もしかしたら、今400万円かかっている紙の購入がこれで置き換わることができるかもしれない。ただ、それについてもまだ研究途中で、まだ未定でありますので、これらも含めて、今後どんどん情報入ってくると思いますので、情報を受けて、今後考えていきたい、研究検討していきたいと考えているところでございます。

質問 堀守

分かりました。私のほうで調べきれないものまで調べていただいてありがとうございます。まだまだ改良点のある機器であることは確かなものですから、やはりあれですけれども、ただ、こういうものがあって、未来の中では選択肢として十分に考えられるものだということをぜひ認識していだきたいなと思います。次に、3点目に移ります。厚岸町の水道料金についてであります。平成24年度に大幅な料金改定というものがあって、それまではずっと料金改定がなく、24年度がむしろ初めての料金改定だったかなと思っていたのですけれども。ただ、当時の各議員や皆さんの考えの中では、1回改定してしまえば、しばらく改定しなくてもいいのではないのというものが正直なところでありました。それまでずっと改定していなかったのがようやっと改定したのですから、1回改定してしまえばいいのではないのというのが正直な思いではあったのですけれども。ただ、蓋を開けてみると、何か5年ごとに改定をして、見直しをして、5年ごとに上がっていく水道料金というものになってしまった。むしろ5年ごとに上がるのが最近だと当たり前のようになってきてしまったのは水道料金だと思います。今まではずっと上がってきていなかったから、多少上がるのはしょうがないなという町民としての認識としてもあったかとは思います。ただ、やはり答弁にもありましたとおり、昨今の物価の上昇、電気料の上昇などに伴った中では、水道料金の上昇圧力というのはすごい高まっているのが実際だと思います。厚岸町の水道料金はそれじゃあ今どのくらいの位置にいるのだというものをしたときには、隣町、東側の隣町が釧路管内だと一番高いのかなという認識で出ているのですけれども、ただ、それは基本料金や10リッターくらいまでで、20リッター使用になると途端に厚岸町が釧路管内でも一番高い水道料金の料金体系というものになっているのかなと思います。根室管内の中には非常に高い水道料金を取っている町もあるので、そこと比較したらというようなことも言われるかもしれないのですけれども、あそこは特殊事情が特殊事情過ぎて、ちょっと比較にならない町なものですから、そこは触れないのですけれども、管内で一番高い、20リッター使ったとき、一番高い水道料金を払っているというものを、恐らく町民は誰もが知らないのだと思います。それを知らないままに、また、今度令和7年でしたか、令和7年度から料金改定というものを進めていくといったときには、確かに知らないから上がれば、ああ上がってしまったということで進むのかもしれませんけれども、ただ、知ってしまったときには、非常に大きい衝撃というものもあるし、また、町民の町政に対する不満というものも大きくなると思うのです。いかに使用量を抑えるかというものを考えて、料金の上昇を抑えるかといったときに考えていったときに、例えば人件費であるとか、何か、それはもうずっと平成24年とか、その前からもずっと切り詰めてきていると思うのです。無駄な金なんてどこにもないようなものだと思います。そういった中で、さらなる切り詰めを今後していけるのかといった中では難しいというのが私だと率直な感想だと思うのです。まず、そこら辺、事業費用としてのさらなるスリム化というものが現状できるのか、施設は除いてです。施設整備を除いた中での事業としての人件費の削減とか、システムの改修による効率化とか、そういったものでの費用の削減というものは考え得るものなのかどうか。まずこの点について教えていただきたいと思います。

答弁 水道課長 髙瀬

お答えしたいと思います。まず、料金なのですが、厚岸町の水道料金は、正直言いまして、釧路管内でいけば一番高いです。あと、令和4年4月1日現在ですけれども、水道協会の全国、家事用10立方当たりの料金、同規模自治体でいけば厚岸町が一番全国で高いです。それは今言われたとおりで、そういう状況になってございます。ただし、20立方、量によっては、20立方であれば全国のワースト順位の中には入ってきませんが、ちょっとそこは各自治体で料金の算定等によって全然違うとは思うのですが、ご質問されたとおり縮減対策に関しては、我々やれるところは、正直もうやってきたところだと思います。また、あと人による作業を省くために電子化をしてスリム化できるところはスリム化した。そういうことはしてきましたが、今後、令和7年に料金改定すると、するというより、まずは審議会を開いて、今の料金がどうかということをまず審議していこうというところです。だから上げる、下げるという議論では今ないのですが、先ほども言ったとおり、たまたま5年ごとに上がってきたという結果が正直なところです。高いとおっしゃられたのですが、今厚岸町は川の水を使って施設を運転させて運営させていますが、川の水を使うということは、汚れ、におい、その辺も取り除かないといけませんので、薬品費、電力料、これは下がるという見通しは今のところございません。でありますので、今、将来の計画として、もっといい水源が見つからないかという調査はさせていただいております。ただ、この先、人口が増えるという可能性もないものですから、極力上げるではなくて維持できるような対応はできないかということは我々今考えてやっている最中です。あと、そのスリム化ということは委託の方式に関しても、先ほど町長答弁あったとおり、包括、民営委託的な、修繕、その他もろもろ委託してできないかというようなことは近隣町村でも、釧路市であったり根室市、中標津、そういうところはやっておりますので、今ちょっと勉強している最中でございますので、次期の見直しの段階では、何かもうちょっと対応できないかということはちょっと考えている最中でございますので、次の見直しまでにはもうちょっと何かできないのかという方向性をお示ししたいかなとは思っています。今現在としては、この程度しかご説明できません。

質問 堀守

分かりました。あと、そして施設のほうですね。ちょっとちらっと言われていたのですけれども、今現在、河川水で表流水を取り込んで、それを浄水して、各家庭に配っている、その浄水費用が大変かかるものだから、厚岸町の水は高いのだということでありました。それを解消するためにといった中では、新たな水源確保に向けた水源調査というものを今現在していると捉まえているのですけれども、この現状は今現在どうなっているのでしょうか。

答弁 水道課長 髙瀬

お答えします。まず、令和3年度に大別にある町営牧場の西側の管理棟から1キロ行ったくらいのところに、1日1,000立方取水できるような良質な水源は確保してございます。昨年、令和4年に実施した井戸調査に関しては、町営牧場から約1キロくらい、今度東のほうに向かって調査しました。そこについては、水量と水質にちょっとホウ素、フッ素というような水質が、水処理にかなり高額な処理をかけないと対応できない水質のものであったため、そこは使えないと判断してございます。それで、令和5年、今年もまた町営牧場から2キロくらい行ったところに、今度80メーターほどの井戸を掘削して、今掘削まで完了して、今水を潜函作業といってきれいにしている作業の最中でございまして、今の状況であると水はあるのかなと判断してございますが、これから何分水質検査、水量調査というのが始まるものですから、その状況によっっては、もし仮に令和3年程度の水が確保できるということになれば、2,000立方は確保できるかなとは思いますが、今1日平均で厚岸町の水は3,200立方くらい使ってございますので、まずは不足すると思いますので、あと2本程度はちょっと掘らないと確保は難しいのかなと捉まえています。

質問 堀守

そうすると、今現在は1,000立方のやつが1本しかないのだよ、今後、今ようやく2本目のめどが立ちそうだ、ということは、あと3,200といった中では、安全も見たときには、あとそれ以外にも2本、3本を掘った上でどうかというものですよね。といったときには、いつになったらこの水源、河川から切り替わることができる、めどとしてどうなっているのでしょうか。

答弁 水道課長 髙瀬

お答えします。いつになったらというようなご質問でありましたが、まずは量が確保できましたということになったときに、次については今度事業の計画をしていかないとだめになろうかとは思っておりますが、今現在我々のほうで試算しているのは、今門静の浄水場付近というのは、今の現在地は津波の浸水域にございますので、同じ場所にというよりは少し高い場所に構築しないといけない。これは、もし水源が得られなかった場合のことになります。ただ、もう一つ今考えているのは、大別地区のほうで今水源調査をやっている、そこの水をいくつかの井戸をかき集めて、そこで水処理を少しする施設をつくって、町場まで持ってくる。その費用を比較してみたところ、今井戸による、これは比較段階の話なので、まだ想定段階ですけれども、60億円と考えてございますが、今の方式と同じ浄水処理をする場合には、60億円から70億円くらいの投資が必要だという判断をしてございますので、今としては場所の選定も去ることながら、井戸水源と薬品をそこまで使わないものと機械設備も少ないもので考えたいとは思ってございますが、いつになったら切り替えられるかというのは、井戸が掘って、その期間、建設をしようとしたときに、私は15年から20年以上はかかるかなと思われます。金額を考えますと、そのように考えざるを得ないのかなと思います。

質問 堀守

なるほど。前回の料金改訂時に井戸水を探していくのだ、そして河川水から井戸の水に変えていって、それで将来的には料金を抑えるのだという話であったと思うのです。ただ、それが実際になるには、まだまだ20年とかという先ともなると、今現在の河川水を使う浄水施設、浄水設備というものも、まだまだ維持していかなければならないというようなことにもなりますよね。果たして、どうなのかというものは大きな疑問となるわけであります。私だとむしろ、この5年間の中で井戸水が全てできあがって、次の改定のときくらいにはもう切り替えが進むのかなというような認識でいたもんですから、ちょっと時間のギャップというものが大きくて、ちょっとびっくりはするのですけれども。そうすると、今やっていますけれども、なかなか難しいなというものがあると思うのです。といったときには、料金というものは、まだまだ通常の計算でいくと上げざるを得ないというような圧力というものが下がるものではないのだということですよね。そこで最後の設問として、一般会計からの繰入というものをやはり常時するようにしていかなければならないと書かせていただいたのですけれども、例えば防衛省の交付金なども、民生安定化といった中では、まさしく水道料金というのは民生に関わることですから、これが上がっていったら民生に多大な影響を及ぼすのですから、民生安定化交付金などもこれに使うことができないのかな、そういう安定的な一般会計からの繰入財源というものを確保していかざるを得ないのではないのかなと思うのですけれども、最後の答弁となりますけれども、どうでしょうか。

答弁 水道課長 髙瀬

お答えします。今おっしゃられたとおり、防衛省という話もありますが、防衛省の交付金に関しては、町全体で活用を考えている部分もありますので、水道だけというのは、ちょっと我々の段階ではちょっと判断しにくいところがございますが、今の現在補助金、町一般会計からの補填というのも、今現在水源調査に関しても旧簡水場地区の尾幌であったり、床潭地区であったり、修繕費の一部も補助でいただいている部分もございます。そういった中では、今後の推移をちょっと今後、また料金改定に当たり、検討する際、またさらなる縮減対策は行いつつも、やはり水道料金だけでやっていくというのは、今後難しいのかなとは思いますので、理事者と相談しながら進めていきたいかなと考えてございます。

出典:厚岸町議会 令和5年第2回定例会 2023年6月21日 議事録 PDF(61ページ) 間違いを知らせる