厚岸町議会 令和7年第4回定例会 2025年12月10日
(1)町民の豊かな生活のために/(2)水産業の発展のために
2025年12月10日、厚岸町議会の一般質問で、堀守議員が「町民の豊かな生活のために」「水産業の発展のために」について質問し、町長 三浦、危機対策室長 四戸岸、水産農政課長 石崎が答弁しました。
- 質問者
- 堀守 議員
- 答弁者
- 町長 三浦、危機対策室長 四戸岸、水産農政課長 石崎
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員が最初の質問で述べた件名は 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は議員の発言から取ったものです。
質問 堀守
私は、今定例会に対し、2件について質問するものであります。1点目は、町民の豊かな生活のためにということで質問させていただきます。近年、情報デバイスの多様化により、町民は氾濫する情報の中で生活しておりますが、反面、私たちが住んでいるこの町で、今何をしているのか、これから何があるのかといった身近でリアルタイムな情報を取得することができていないことから、町内での様々な事柄に対し、参加する機会を逸し、結果として町の活力を大きく損なうことにもなっていると考えております。町民が豊かな暮らしを築き、活力ある町をつくり上げていくためにも、身近な情報の取得を容易にすることは必須と考え、次のことを質問いたします。アとして、エリア放送、テレビ放送事業への参入を検討すべきと考えます。イとして、地域コミュニティ放送、ラジオFМ放送事業への参入を検討すべきと考えます。ウとしては、関連して、災害発生時の情報伝達迅速化のために、総務省が行っている臨時災害放送局設備を活用できるようにすべきということを質問させていただきます。大きな2点目は、水産業の発展のためにであります。町の基幹産業である水産業は、多くの事業者と従事する多くの町民、加工販売と、それに携わる人々、観光資源としても町の経済に大きく寄与している産業であります。一方、漁業経営体の多くは、零細な事業者が多く、設備の更新や突発的な海洋環境の変化に対応する多額な投資もできず、後継者不足も相まって、その数を減らしていっている状況にあります。この水産業を将来にわたってサステナブルなものにしていくためにも、設備投資などに活用されている漁業制度資金を一層活用しやすいものとしていく必要があると考え、次のことを質問するものであります。アとして、漁業近代化資金、利子補給率の利率を上げるべきと考えますが、いかがでしょうか。イとして、漁業制度資金のうち、海洋変化対策資金に対しても利子補給できるようにすべきと考えますが、いかがでしょうか。以上であります。
答弁 町長 三浦(町長は2026年3月まで)
10番、堀議員のご質問にお答えいたします。1点目の町民の豊かな生活のためにのうち、アのエリア放送事業への参入を検討すべきについてでありますが、これまで町では、毎月発行する広報紙を中心に、町の公式SNSやホームページにおいても、町の出来事や、町からのお知らせなどを発信しているほか、必要に応じてIP告知(情報端末や防災行政無線)を活用するなど、複数の伝達手段により、情報を取得する機会の確保に努めております。ご質問のテレビのエリア放送につきましては、総務省が示すエリア放送参入マニュアルなどによると、地上デジタルテレビジョン放送に割り当てられている周波数のうち、地上基幹放送局の受信に、混信等の妨害を与えない場合に限り、利用可能な周波数を活用して行われる放送とされており、道内の自治体では、一般質問添付資料にある安平町のみがエリア放送を行っております。町民の皆さんが情報を容易に取得できるようにすることは必要であると考えますが、町内全体を対象としてエリア放送を行う場合の整備費や運用に係る人的負担など多くの課題があると考えられますので、他の手法による情報発信の検討と合わせ、エリア放送について研究してまいります。次に、イの地域コミュニティ放送事業への参入を検討すべきについてでありますが、コミュニティ放送とは、ラジオFM放送による地域の話題や行政、観光、交通等の地域に密着したきめ細かな情報等を提供し、地域の活性化等に寄与することを目的とした地域密着型メディアとして、平成4年1月に制度化されたものであります。また、コミュニティ放送の事業者であるコミュニティ放送局については、平成7年の阪神淡路大震災後に大幅に増加し、令和6年12月1日現在で、全国では345局、そのうち北海道では29局となっており、近年も微増傾向にあります。コミュニティ放送については、近年急速に普及が進んだスマートフォンやタブレットの利用率が低い世代にもなじみのあるFMラジオで聞くことができ、町民にとって有用なものと考えております。一方で、エリア放送事業と同様に、町民の皆さんが情報を容易に取得できる環境を整備することは必要であると認識しているものの、多くの課題があると考えられますので、エリア放送事業の検討と合わせ、コミュニティ放送についても研究してまいります。次に、ウの災害発生時の情報伝達迅速化のために、総務省が行っている臨時災害放送局設備を活用できるようにすべきについてでありますが、臨時災害放送局は、災害時において、被害を軽減することを目的に、被災地における避難所開設情報、給水情報、ライフライン復旧情報など、災害に関連する情報をきめ細かに伝達する手段の一つとなっており、町では、災害時に必要と判断した場合に、北海道総合通信局で2台配備がされている臨時災害放送局設備の無償貸付を受け、臨時災害放送局を開設することができます。令和6年度には、北海道が厚岸町をメイン会場として実施した北海道防災総合訓練において、北海道総合通信局の協力の下、太田活性化施設らくとぴあを送信所として、臨時災害放送局の開設、運営訓練を実施したところであり、町としても、その有用性は理解していることから、放送を安定的に行うことができる場所の選定や無線設備の操作資格を有する無線従事者の確保など、災害時において必要が生じた場合に、速やかに開設・運営できるよう、平時から体制の確保に努めてまいります。続いて、2点目の水産業の発展のための2のうち、アの漁業近代化資金利子補給率の利率を上げるべきについてでありますが、厚岸町漁業近代化資金利子補給条例で定める利子補給率は、条例制定以来改正しておりませんが、これまで、利子補給期間の延長と限度額を引き上げたほか、保証料の対象を改正し、制度利用者の支援拡大を図ってきたところであります。現時点で、厚岸漁業協働組合から利子補給率に関する具体的な要望はありませんが、近年の国内全体における貸付金利の上昇もあることから、今後の貸付金利の動向を注視し、厚岸漁業協働組合ととも協議を行い、制度拡充の必要性と時期について検討を進めてまいります。次に、イの漁業制度資金のうち、海洋変化対策資金に対しても利子補給できるようにすべきについてでありますが、北海道信用漁業協働組合連合会が貸し付けしている海洋変化対策資金については、漁種の認定要件があり、現在のところ、厚岸町で対象となる漁種はありません。しかしながら、近年、海洋環境は大きく変化しており、今後、厚岸海域においても大規模な漁業被害が発生し、対象漁種の認定を受ける可能性も否定できないことから、海洋変化対策資金への利子補給制度について、関係機関と連携し、協議を進めてまいります。
質問 堀守
ありがとうございます。それでは、まず1点目、エリア放送、テレビ放送から進めてまいりたいと思います。本当に私たちが住んでいて、この厚岸町で今日何があるんだろうといったときに、広報で示す、広報で示される情報というのは、行政側の、例えば行事とかなのですよね、民間が行っている行事、また民間、例えばスーパーの売り出し情報とかというのは、そういうのは、例えば私たちが知る情報源としては、新聞に入ってくる折り込みチラシぐらいしかない、今日一体何があるのだと。では、スーパーでこんな特売があるんだとかというものは、折り込みチラシしかないのですけれども、新聞を取っていないところは、そういう情報すらも取得することができないわけであります。では、そういう人方というのは、もう本当に情報が分からないので、必然的に家からも出ることもなくなるし、また、外との関係というものも、どんどん、どんどん希薄していくというふうにもなると思います。テレビの有用性は、私の時代はテレビっ子ですから、ラジオよりもテレビのほうが本当に身近なものとしていいのですけれども、取得しやすいときに見て取得して、不必要であれば消すことができる。防災無線とかIP電話というのは、相手側からの一方的な情報は来るのですけれども、それを見たいときに見られないというものが問題としてあると思います。そういうものも含めて、やはりテレビ事業というのは、私はよくこれ、安平町、今回資料をつけさせてもらいました。一般質問のYouTubeの中には、おそらく資料というのは載せることができないと思うので、アップというのもできないと思うので、これは、安平町や、次のエフエムくりやまというものも、ホームページでも確認はできるので、ぜひ、YouTubeの方々は、そういうようなものでも見て、確認していただきたいなというふうには思うのですけれども。安平町がやっているこのテレビ放送、時間的には2時間ほどのものなのですよね。それが、時間帯を分けて、朝、昼、夜とかという感じで流されているようなのです。例えば、秋の収穫祭とか、音楽的なものとか、身近なところであったとき、学校づくりのために始まった「追分地区学校を考える会」というものの様子をお届けするとか、本当に身近な地域の情報というものを、こと細やかにいろいろと流せているのだなというふうに思います。本当に、一般質問の答弁にもありましたけれども、北海道内でエリア放送をやっているのは、この安平町だけなので、ぜひ一度、この安平町の実態というものも、私としても一度勉強しには行かせていただきたいなというふうには思うのですけれども。町として検討していただけるということであります。ここで、町内全域を対象としてエリア放送を行う場合の整備費や運用に関わる人的負担など、多くの課題があると、それは確かであります。一方、厚岸町においては、光回線というものが、もう既に町内全てに張り巡らされております。そういった上で、新たに光回線、光ケーブルを導入、引き込む必要性というものもありませんから、この点については非常に取り入れやすいところかなというふうにも思います。人的負担や、それら運用の仕方とかの課題というものは、今後のものとしても考えるのですけれども、一番費用のかかる光ケーブルの引込線というものの費用が、実際、今現在のものを使えば、ほとんど流用できるのかなといった中では、非常に取り入れやすいものなのだなと思いますので、ぜひとも前向きな中では、やはり検討していただきたいなと思うのですけれども、ここら辺はどのようにお考えなのでしょうか。
答弁 危機対策室長 四戸岸(危機対策室長は2026年3月まで)
安平町が行っている放送を確認できる範囲で確認させていただきましたが、今日行われる、数日後に行われるような情報の発信というよりも、これまで行ってきたものをダイジェスト版で放送して紹介するというようなものでしたり、ちょっとした豆知識的なようなところを短時間の、10分程度の番組で放送するですとか、そういったことをやられているようです。それで、その細かな情報という発信の部分では、IPも活用して、厚岸町ではやっておりますが、広報に載っているもの全てというような状況ではないというのもありますが、放送した、必要に応じて流しておりますので、その内容については、IP情報告知端末では、画面で過去放送を見られる、確認できるというようになっております。あと、整備のほうなのですけれども、議員おっしゃいますとおり、安平町では、放送を配信するに当たって、町内に35か所の基地局、いわゆる送信アンテナ、これを整備しております。そこまでは、光ケーブルなりで放送用のデータを送信して、そこから電波で各戸に流しているといったところがありますので、もし、厚岸町でやるとすれば、そこの部分は既存のアンテナを場所によっては活用できる部分もあるのではないかなと。アンテナに適した場所がありますので、そこまでの引き込みだとか、そういった部分もありますので、一概に全部が全部、今のものから容易にできるということは、ちょっと具体的に検討しないとなかなか何とも言えないというのはありますが、それと、各戸が受信するのは光ではなく、テレビのアンテナで受信すると、安平町でも、そのようにしているようですので、そうなると、難視聴のところは、光からテレビの電波というか、同軸ケーブルに通すデータに変換して見ていただくというような、小さな機械が置いてあるので、難視聴以外の所では、光では、今、テレビを受信できる状態にはなっておりません。インターネット回線を引いていて、インターネットのテレビ配信サービスを契約するところは、そういった見られるというのはありますけれども、町の設備においてでは、現時点では、今の難視聴対策で行っているところしか、奔渡ですとか、そういった難視聴になっていますので、そこでは再配信ということでできますが、番組が、それは今、機関放送を再配信しているというものもありますので、それをエリア放送に流用できるかという部分も、ちょっと我々も、まだご質問いただいてから調べているところで、なかなか調べきれていないというのもありますので、そういった細かなところも、ちょっと勉強させていただきながら、いずれにしても、何億円という整備費がおそらくかかるであろうと、安平町でも35基と放送設備ですとか、そういったものでもろもろで数億円の整備費がかかって、年間2,000万円程度の運用経費とかもかかっているというようなこともお聞きしておりますので、そういったことも踏まえながら、他の手法による情報配信、IP告知端末で情報を流している他の自治体において、そのシステムを使った別の配信方法というのもあるようですので、そういったものも併せて検討しながら、研究しながら、他の手法による情報配信というのを、ちょっと勉強しながら検討させていただきたいというふうに考えています。
質問 堀守
ちょっと認識が若干違うのかなというふうに思うのですけども、放送データをわざわざ電波に変換しなくてもいいと思うのですよね。今言ったのは、電波に1回変換して、それを電波として送って、それを受信させてというものだと思うのですけれども、厚岸は全戸に光ケーブルがもう入っているのですから、それをそのまま使えると思うのです。まだ、巻き取りが終わっていない地域というものは、確かにあるのかもしれませんけれども、ただ、それに対しての整備というものが何十億円もかかるものではないというふうには、私たちは理解していますので、やはり、そういうものも含めた中で検討を進めていってほしいなとは思います。続きまして、FM放送のほうです。行政側が大きく携わったFM放送といった中では、栗山のものを資料として付けさせていただいたのですけれども、近場では、中標津町のFM放送も比較的、行政情報を多く発信しているFM放送としてやられているのですけれども。本当に昨今、私たちが持っているスマートフォンなどによっても、非常に容易にFM放送の受信というものが可能になっております。電波として受けるだけではなくて、家庭での回線からも取ることができるので、非常に電波状況もいい中においては、山の中だから放送が聞けないのだよとかというものがない中では、常時の情報発信源としては、非常に、今はもう時代が進んで、良くなったのかなと思います。それで、答弁の中では検討していくということなので、検討していただきたいと思うのですけれども、令和6年度に北海道総合通信局が、太田活性化施設らくとぴあを送信所として、臨時災害放送局の開設運営訓練を実施したとあります。このときの実施内容、そしてまた、このときの実施に当たっての課題などがあれば教えてほしいのですけれども。そう言いますのも、これは災害のほうの話ですけれども、実際にFM局を開設しようとしたときに、電波の届きづらい地域というものも当然あると思うのですよね。こういうところで、課題検討されたものが、実際のFM放送局を開設するに当たって可能かなというふうに思うのですけれども、この点について、ちょっとのことにもなるのですけれども、教えていただきたいと思います。
答弁 危機対策室長 四戸岸(危機対策室長は2026年3月まで)
3点目の臨時災害放送局についての前に、エリア放送のことなのですが、認識の違いというような形ですが、安平町は、現に35のアンテナから電波で視聴していただいているという状況になっております。厚岸町も、全戸には配布しておりますが、先ほども答弁させていただいたとおり、全戸が光でテレビを見られるという状況にはなっておりません。直近で、ちょっと多めの区域で、湾月の共聴を巻き取ったときには8,000万円程度かかって、それから、経費等も上がってきているというような状況ですとか、あとは、整備するとなると、今、難視聴ではない数というのが、かなりの数になります。そういったことを考慮すると、町においているセンター設備という配信する設備の増強ですとか、そういったところもあるので、かなりの額というのは、これは間違いないことでございますが、いずれにしても、まだまだ勉強させていただかないとならない部分がありますので、併せて検討させていただきたいと思います。それと、臨時災害放送局なのですが、北海道の防災総合訓練ということで行っておりますので、具体的な内容というか、そういった部分が、我々が携わっていない部分も多くありますので、詳細な課題とかまでは我々のほうに下りてきていないのですが、実際にやっていたのは、太田において、避難所の設営、運営訓練を行っている状況を実況放送したというようなことを行っております。課題といたしましては、やはり臨時災害放送局というのは、ラジオのFM波なので、届く距離にムラがあるといいますか、最大出力で十数キロメートルの範囲までしかカバーできない。その発信、送信点、受信点の高さですとか、遮蔽物、これらによっても受信できる地点が、いろいろムラが出てくるということで、くまなく全域にというのは、なかなか難しい部分もあるのかなと。ただ、ある程度広い範囲で周知するということでは、大変有効な手段ではあると思っております。それと、臨時放送局を開設するに当たっては、無線従事者の確保が必要になっております。これが、陸上無線技師というものが必要になっておりまして、FMのエリアコミュニティ放送では、そこまでの技術者は必要ではないのですが、臨時災害放送局では、それよりも上の級の資格が必要になるということで、ただ、その辺は、総務省の総合通信局、北海道総合通信局ですとか、そういったところからの災害が発生したときには支援チームが来るだとか、そういったこともありますので、そういった無線資格を持った総合通信局の職員が、この支援に当たっていただくだとか、そういったことも可能であるとは考えられますので、その辺の確認も含めて、あとは民間の無線従事者が、そういった臨時災害放送局を立ち上げた場合に協力いただけるリストがあるのではないかとか、そういったことも、いろいろ確認させていただきながら、そういった有事の際に活用できるような体制を組めたらなと考えているので、そういったところもちょっと課題の一つとしてはあるのかなとは認識しております。
質問 堀守
分かりました。ただ、FM放送については、おそらく15、7、8キロメートルぐらいのエリアしかカバーできないよという、一つの発信点から言った中では、何点も、厚岸だって広いですから、何点ものアンテナを発信するところを作らなければならないということで、こちらのほうが、よっぽどお金がかかるのかなと思うのです。ただ、実際に臨時災害放送局設備というものを、これまでも貸し出されている実績というものは多分あると思うのですよね。私が調べた中では、平成28年の熊本地震とか、あまり直近でもないのですけれども、平成30年の北海道胆振東部地震のときには、むかわ町や厚真町のほうにも貸し出されているという実績というものがあるというふうに調べさせていただいております。そういったときに、では、これらのところの職員にそんなに都合よく免許取得者がいるわけもないといった中では、おそらくこういう被災した中では、翌日ぐらいにはもう開設できているというふうにも話としては聞いているのですよね。そういった中で、その人的資格が、そこまで必要なのかという疑問というものがありますので、これについては今後も研究していってほしいなと思います。いずれにしても、臨時災害も含めてFM放送というのは、本当に身近なものとして、私は、よく厚岸湖内でも作業することもあるのですけれども、AM放送だと、ほとんど聞けないのです、厚岸湖内だと。ですから、そういったところも、FM放送などでカバーができるようにもなっていただければ、例えば、海上作業をしているときに、災害情報とかそういうものが発生したときにも、いち早く、私、湖内で作業したときに防災無線というのはほとんど聞こえません。風向きによって、ちょうど風向きがいいときには遠くから聞こえるのですけれども、風が北側や東側から吹いているときには、ほとんど聞こえない状況ともなります。そういうものをカバーする上でも、こういう電波放送施設というのは、やはり今後の生活を向上させる上、そしてまた、防災の面からも必要だと思いますので、すぐにやれるものだとも思いません。また、すぐにやるとも言いません。ですから、これについては、ぜひとも今後いろいろなところを見ながら、研究を進めていってほしいなというふうに思います。より一歩、厚岸町が進むためにも、これらのテレビやラジオというものの情報の大事さというものを、ぜひ行政側としても認識していってほしいなと思うのですけれども、いかがでしょうか。
答弁 危機対策室長 四戸岸(危機対策室長は2026年3月まで)
臨時災害放送局につきましては、議員おっしゃいますとおり、中継局等を整備すれば広い面積をカバーすることができますが、当然費用もかかるし、災害臨時放送局用のために、普段一切使わない電波をという課題も、中継局を整備するという課題もございます。そういったものもありますが、最低限そういった総合通信局が保有しているものを貸していただけるという制度がありますので、そういったものを活用して有事の際には、FM放送、臨時災害放送局を運用できるようにということで、体制を整えてまいりたいと思います。資格者につきましては、熊本ですとか、そういった都市部ですと、今ご質問にもあるコミュニティ放送、こちらのほうの放送局を協定を結んで、そちらを臨時災害放送局に転用してというか、お借りして、そこから流しているというような事例もございます。ただ、厚岸町の場合はそういったことができませんので、独自に総務省から借りて、技術者の確保という部分では、そういった、おそらく何らかの支援措置があると思いますので、そういったものを確認しながら、ちょっと検討してまいりたいと思います。
質問 堀守
災害ですから、災害対策なので、おそらく中継アンテナを立てる所も、それこそ、緊防債も使う気になれば使えるものとしては考えられる対策なのかなと思いますので、実現性としては、ほぼほぼ遠いものではないなというふうには私も考えておりますので、ぜひ検討を進めていただきたいなと思います。大きな2点目、水産業の発展のためにということで、移らさせていただきます。現在、漁業近代化資金の貸付利率、農林漁業中央公庫の貸付利率は、農林水産大臣が決めるのですけれども、1.6%から2.1%という利率で、これは9月末時点でしたか、でなっております。厚岸町の利子補給率というのは、条例にありますとおり、1.5%が利子補給とされております。何年前でしたか、今まで利子補給期間7年だったのを10年に延ばしたりという改正もしていただいて、大変、当時、漁業者からも感謝の声というものは多く寄せられたところでありまして、町としては、常にこの漁業近代化資金の運用のしやすさというものに対して、非常に意を配っていただいているなというふうには感じております。水産業の町経済に与えている影響というものは、当然知っていることだとは思いますけれども、やはり、今後担い手の方々が、新たな魚種に取り組もうとか、また、親から引き継いだ漁船や何かを更新しようといったときにも、やはり多額な費用というものがかかってしまう。農業者と違って、本当に厚岸町の水産業者というのは、小さい漁業者が多い中では、1隻、例えば3,000万円も4,000万円もするような船を簡単にぽんぽん、ぽんぽん造れて、現金で払うとか、多少の借り入れをしても関係ないのだぐらいの、そういう大きな事業者ではないものですから、では、こういった人方が、もうだめだなと諦めてしまう一つの要因にもなるというふうに思うのです。今現在、農林中央公庫の利子が、1.6%から2.1%といった中では、長期金利というものが、どんどん、どんどん最近は上昇傾向にあります。そういった中では、漁業近代資金、最長で20年のものがあるのですけれども、利子補給期間は10年ですから、残り10年最大で、利子を丸く払っていかなければならないといった中では、長期の経営を考えていったときに、非常に投資に対して、一歩も二歩も引いてしまう状況になっているというものがありますし、今後、より一層、金利の上昇に伴って大きくなっていくというふうに思うのです。ここでは、今後の貸付金利の動向を注視しながら、漁業協働組合とも協議を行って、制度拡充の必要性と時期について検討を進めてまいりますということで、答弁されておりますので、ぜひともしていただきたいし、できれば、今現在、最大金利が2.1%ですから、2%ぐらいまでには、やはり出せるようなことを前向きに考えていただきたいなというふうに思うのですけれども、この点についてはいかがでしょうか。
答弁 水産農政課長 石崎(水産農政課長は2026年3月まで)
お答えいたします。今、質問者がおっしゃるとおり、2.1%の金利で、そこから町の利子補給1.5を引っ張ると、0.6が実質的な業務者の負担になっているということでございます。また、長期金利の指標の一つであります、日本の10年の国債利回りも2%に近づきつつあるというところでもありますし、来週会合があります日銀の政策金利も0.5から、もしかしたら上がるかもしれないということもありますので、今後金利が上がる要素のほうが、おそらく多いなというふうには思っているところでございます。そこで、1.5%の金利について質問があった2%ということもございます。今、漁協等からは、直接な話は来ていないところではございますが、おっしゃるとおりの部分がございます。今後の金利上昇も見据えた部分で、どのくらいの支援ができるか、もちろん、北海道の漁業近代化の利子補給の1.25の部分を上げていただくというようなお願いも含めて、様々な部分で検討させていただいて、漁業者の支援、担い手の今後の漁業を支えていただく人たちへの支援を検討させていただきたいと思いますので、ご理解いただきたいと思います。
質問 堀守
これについては、当然、漁業だけが利子補給制度があるわけではなくて、農業のほうとかでも、あるわけだと思うのですけれども、ただ、やはりバランスというものが本来は大事なのでしょうけれども、でも、厚岸町において、水産業の大切さというものを考えたときには、より手厚いものというものを、ぜひ考えてほしいなというふうに思いますので、ぜひ、今後の中でも、行っていっていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。そちら、近代化資金は、そういった中でお願いをいたします。次に、今まで、厚岸町だと、利子補給をしていたのは漁業近代化資金だけだったのですけれども、海洋変化対策資金というものについても、利子補給をしてほしいということで、質問させていただきました。直近では、瀬戸内海において、カキの大量へい死、8割から9割がへい死したという非常にショック的な、生産者側からしても、いつ何どき、我が海域でそのようなことが起きるのかという不安というものも、やはり起きるようなことというものが起きております。また、少し遡ると、この道東沿岸海域には、赤潮によって多大な漁業被害というものを受けたわけであります。こういったものが、突発的に発生したときに、対応できる資金としては、私、これ、今まで知らなかったのですけれども、海洋変化対策資金、漁業協同組合でも、貸付実績はないというふうには言っておりました。まだ、漁業者本人方も、こういうものが資金としてあるのだという認識としては、まだまだ薄いのかなとは思うのですけれども、でも、瀬戸内海でのへい死や、この赤潮というものを考えていったときには、絶対これから起こり得ることであるし、これに対して備えておくというものがないと、やはり安心して漁業経営というものを今後も継続してやっていくことができなくなると思います。関係機関と連携して、協議を進めていくというのですけれども、ぜひ、漁業者にこういう資金があるというものの周知も含めた中では、やった中で、一緒に協議を進めていって、ぜひとも条例化なりを進めてほしいなと思います。海洋変化対策資金は、7年以内のものですから、例えば、近代化資金の10年といったもので当然網羅できますし、また、貸付限度額が5,000万円以下というものでもありますので、比較的多大な漁業被害を受けても、これがあるだけでも、非常に漁業者の生産継続といったものに、大きく反映できると思いますので、転ばぬ先のつえではありませんけれども、ぜひ、これについての制度化というものは、1日でも早く実現して、それを漁業者に周知しながら、漁業者の安全な生産活動につなげていってほしいなという、安心な生産活動につなげていってほしいなというふうに思うのですけれども、いかがでしょうか。
答弁 水産農政課長 石崎(水産農政課長は2026年3月まで)
お答えいたします。海洋変化対策資金、私どもも、あまり認識なかったところが正直なところでした。実際、日本海側のほうで、この対策資金の条例が制定されている町が、増毛だとか、遠別、それから小平とかという町で、あと羽幌、そういう対策資金に対する規則ですけれども、制定されております。資金自体は、去年の8月からスタートしたようなのですけれども、現在のところ、秋サケとホタテの2業種が対象となっておりまして、厚岸海域においては、まず、その海域が大変なことというか、海洋変化があって、そこを対象として信連のほうから貸し付けするという部分があるので、幸い、まだ厚岸のほうはというふうにはありますけれども、とにかく気象条件が、海洋条件も含めて、まさに数年前の赤潮も含めて、いつ何どき、どんなことが起きるかという状態もございます。それに備えるという部分は、大切な部分だと思います。そういった漁業被害、突発的な大きな漁業被害があった場合に、資金と合わせて国への支援、前回の赤潮みたいな支援も含めて、幅広く漁業者を救う、漁業者を守るという対策は必要となってきます。その対策の一つとして、この対策資金、とても有益だと考えておりますので、漁業者へのこういった資金もあるという周知、おっしゃるとおりでございます、含めて、漁協としっかりと議論させていただいて、制度化についても含めて議論させていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。