厚岸町議会 令和4年第2回定例会 2022年6月16日
(1)停電対策について/(2)デジタル化の推進について
2022年6月16日、厚岸町議会の一般質問で、音喜多政東議員が「停電対策について」「デジタル化の推進について」について質問し、町長 若狹、危機対策室長 四戸岸が答弁しました。
- 質問者
- 音喜多政東 議員
- 答弁者
- 町長 若狹、危機対策室長 四戸岸
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員が最初の質問で述べた件名は 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は議員の発言から取ったものです。
質問 音喜多政東
おはようございます。第2回定例会に当たり、先に通告してあります2点について、質問させていただきます。まず1点目は、停電対策についてであります。長時間停電になった場合、携帯端末等への電源確保の対策について、厚岸町の見解をお伺いするものです。アとして、町有施設で自家発電を有し、また給電機能を持っている施設を携帯端末の充電場所として、広く町民に開放してほしいのであります。イとして、このことを災害時支援策の一環として、利用可能な施設を広く町民に周知し、利用してもらう考えはないかということであります。2点目に、デジタル化の推進についてであります。ご存知のとおり、国はデジタル化の推進に積極的ないろいろな施策を展開しようとしておりますい。携帯端末機も普及が進み、アナログの時代は終わりを迎えました。携帯電話も機能が高度になり、一般社会においても、使える人と使えない人との格差が生じているものと見受けられます。そこで、アとして、タブレット端末やスマートフォンなどの端末機器の取扱いが不慣れな方々を支援する担当部署又は相談できる担当者を配置することはできないかということであります。イとして、スマートフォン等のデジタル機器類を利用や手続が完了する行政事務を広く周知し、利用を促進していく考えはあるものと思いますが、その見解をお伺いし、1回目の質問といたします。以上、よろしくお願い申し上げます。
答弁 町長 若狹(町長は2025年6月まで)
4番、音喜多議員のご質問にお答えいたします。1点目の停電対策についてのうち、(1)、アの「自家発電や給電機能を持つ町有施設を携帯端末の充電場所として開放する考えはないか」についてでありますが、災害時における連絡や情報入手の手段として携帯電話等の役割は大きく、平成30年9月の胆振東部地震により長時間停電した際には、役場庁舎に携帯電話等の充電コーナーを設置するなどの対応を行っており、電源確保の重要性を認識しているところであります。また、避難場所となる施設への発電機の整備や、電気自動車等を活用した移動式電源の確保を目的とした協定を民間事業者と締結するなど、非常時の電源確保に努めてきたところで、大規模な停電が発生し、復旧までに長時間を要するなど、充電場所設置の必要が生じた際には、役場庁舎をはじめとした町有施設において、これらの非常用電源を活用した携帯電話等の充電場所を設置したいと考えております。次に、イの「利用可能な施設を広く町民に周知する考えはないか」についてでありますが、停電時の充電場所につきましては、停電の規模や期間、区域などを考慮し、充電場所を設置する必要があると考えますので、停電の状況に応じて設置する充電場所を、防災行政無線やホームページなどにより周知したいと考えております。続いて、2点目のデジタル化の推進についてのうち、(1)、アの「デジタル機器の取扱いが不慣れな方々を支援する担当部署や相談できる担当者を配置することはできないか」についてでありますが、専門的な知識を持った職員の配置は考えていませんが、基本的な操作説明程度であれば、危機対策室で対応したいと考えております。また、町内の一部の携帯電話販売店において、スマートフォンの基本操作や活用法などを指導する「スマホ教室」や、国のデジタル活用支援事業を活用し、マイナンバーカードの申請方法やマイナポイントの申込方法などの講座を無料で行っておりますので、事業者と連携しながら、こうした講座の周知にも取り組んでまいりたいと考えております。次に、イの「デジタル機器で手続可能な行政事務を広く周知し、利用を促進していく考えはないか」についてでありますが、町では、今年度、マイナンバーカードを利用して、子育てや介護に関する24の手続のほか、令和5年度から運用を予定している転出・転入手続のオンライン化による、ワンストップ化を図るため、システム改修等の準備を進めているところで、準備が整い次第、広報紙等により周知を行う予定であります。今後も、国が推進する行政手続のオンライン化などの流れを踏まえながら、可能な手続についてオンライン化の検討を進めてまいりたいと考えております。以上でございます。
質問 音喜多政東
ありがとうございます。まず、一つ目として、認識的な問題ですけれども、これだけ技術が進んで、停電はないだろうと思いますけれども、平成30年の胆振のように長時間にわたって停電ということもあり得ると思いますが、やはり、これからはそういったことについては対応を考えておいたほうがいいだろうと思います。そこで普及したのが酪農地帯ですよね。あの時点で、搾乳した牛乳を捨てることもあったという状況も出ておりますが、あれ以来、酪農家のほうでは進んでいます。また、事業所においても、それぞれの停電対策として発電機を設けたり何だりして進んではいますが、一般家庭においては発電機を有するということは普段なかなか容易ではない。そんなことから、停電が起きれば、長時間になれば、一番身近にある携帯電話、今はほとんどがデジタルのスマホに変わりつつありますが、これまた給電設備がなければ宝の持ち腐れに等しい物になってしまうと。そういう災害のときには、やはり携帯電話というのは身近な危機に対する対応の一つとして、道具として利用されていると皆さんも期待が高いだろうと思います。そういったことでは、やはりいざというときに給電させることができるということは必要だろうと思います。答弁書に書いてありますが、胆振の例を見ると、あの時点ではそういうことを想定していなかったから、一時的にというか緊急的な対応をされたと思います。今後はそれに対する二度目になるわけですから、しっかりとした対応ができるような、そういう策が必要ではないかと思いますが、その辺についてはいかがですか。
答弁 危機対策室長 四戸岸(危機対策室長は2026年3月まで)
ご質問者おっしゃいますとおり、平成30年の胆振東部地震に伴う大停電、これを踏まえて、教訓といたしまして、町としても発電機のさらなる追加整備も進めておりますし、その経験を生かした充電コーナーの設置等、経験しておりますので、なかなか大停電というのは今後、今までよりは起きづらくなっているのかなとは思いますけれども、ゼロではないと、可能性はありますので、そういった有事の際に備えて、非常用発電機の活用を行い、充電コーナーの設置というのを速やかに行うように準備を整えてまいりたいと考えております。
質問 音喜多政東
そこで、具体的に場所を指定しながらお尋ねしていきたいと思います。役場庁舎は、自家発電持っておりまして可能ですが、これまた津波ということになると、その対応に役場は考えておりますけれども、津波になってしまったら全くここはだめということも当面想定されます。そこで、皆さんが集まりやすいというか、そういう避難場所的な、例えば福祉センター支所当たりはどのような状況になっているのか。あるいは、情報館、ああいう公共的なところ。当然、コンキリエ。それから、避難場所として、この答弁書にはハイブリット車なんかを利用した発電機能を持たせるということからすれば、例えば太田の避難場所となっているラクトピア、そういうところにはどういう状況になるのか。あるいは尾幌。それから、新しい二つの保育所には自家発電を持つという答弁を既にいただいていますが、学校等は、それらについての見解は、場所的にはどのように捉えておりますか。その辺をお伺いします。
答弁 危機対策室長 四戸岸(危機対策室長は2026年3月まで)
各避難場所となり得る各施設の発電機の整備についてでありますが、今、施設名があった福祉センターですとかコンキリエ、情報館、ラクトピア、あとは尾幌の酪農ふれあい館、新しい2カ所の保育所、こちらにつきましては、非常用発電機を配置しております。そのほかの避難場所につきましても、全てではないですが、自主防災組織で整備をいただいた非常用発電機も備えておりますので、有事の際にはそういった自主防災組織の協力もいただきながら、そういった電源の確保には努めてまいりたいと考えております。学校の部分が抜けておりましたので、避難場所となる厚岸小学校ですとか太田中学校、こちらのほうにも非常用発電機は整備している状況にあります。
質問 音喜多政東
そういったところが十分に対応できますよということは一般の町民、あまり知らないと思うのです。役場で平成30年の胆振東部地震の場合は、話から話に連絡ついて、役場で充電できるよという話は聞いているという話は聞いたのですが、普段、それこそホームページ上で、ここにはいざというときの場合、充電可能な施設ですよというPRはしていないと思うのですが、その辺はいかがですか。
答弁 危機対策室長 四戸岸(危機対策室長は2026年3月まで)
質問者おっしゃいますとおり、どこどこで充電できますよという周知はこれまでしてはございません。胆振東部地震の際にも、防災行政無線等を通じて、町民の皆さんに周知しておりますので、今後もそういった有事の際には、まずは第一義的には防災行政無線、これは全戸に設置されておりますし、屋外拡声器もありますので、そういった防災無線での周知、併せて町のホームページ、停電時であってもホームページの更新はできる状況にありますので、そのホームページから各町民の方がお持ちになられている携帯電話端末等で確認をいただいたり、SNS、こちらについても停電時でも更新できますので、そういった部分での情報周知というのを徹底しながら進めてまいりたいと考えております。
質問 音喜多政東
携帯電話が使えるか、使えないか、そのくらいの災害になってしまうと、基地局がだめになってしまって使えないのではないかという心配事もありますが、今は基地局がだめでも衛生があるよと、ある通信大手の方々が、その点は心配ないよと、むしろ端末の充電がされていれば、今はそのほうが復旧に手っ取り早いと。基地局を整備するよりも衛生を利用したほうが復旧が早いという話も伺っておりますので、できればそういことですので、利用者の充電がしっかりしていればと思います。それで、今言われたように、これまた普段必要ではないわけですよね。いざというときだけ必要になってくる。その必要性が、いざというときに重大的にというか、機能的に必要な、本当に情報がほしい、身近な物として一番活用しやすいわけですよね。そういった意味では、やはりそういう場所では充電が長時間、それこそスマホが使えなくなった場合は充電も可能ですよということをきちんと町民に浸透できるようにしてほしいと。そうしておいたほうが、いざというときに混乱しないで済むのではないのかと私は思いますので、ぜひそういったことでは、前面に出るということはいらないけれども、いざというときにはそういう備えはしてありますよということを考えて対応していただきたいと思いますがいかがですか。
答弁 危機対策室長 四戸岸(危機対策室長は2026年3月まで)
事前の町民への周知というところでは、町が発電機を備えている施設を全て周知してしまうと、逆に混乱を招きかねない。そこで全て充電コーナーを設置するという状況にもありませんので。ただ、主な施設ですとか、こういったところでは、先ほど町長の1回目の答弁でもありましたが、停電の状況によりましても設置場所というのは変わってきますので、そういった基本的な部分をお示しした上で、有事の際にはここでやっていますよというのを速やかにお知らせするような取組を進めてまいりたいと考えております。
質問 音喜多政東
今の見解というか、町は町なりの考え方があるのでしょうけれども、一般町民は発電機持ったり、あるいはそういう充電機能を持ったりというのはなかなか容易ではないわけですから、そういった災害に、いざというときに、そういう場合に備えて、隠れたというか、静かな対応を、ぜひ町は配慮していただければなと思いますし、お願いしておきたいと思います。それから、2点目のデジタル化の推進についてであります。私の質問は高度な技術だとか、あるいは能力を有するデジタル化を指しているわけではありません。そこまで自分も能力はありません。現在、スマートフォンには最近変えたばかりですけれども、使っている機能は通話とSNSですか、それをやる程度で、ほかのものは全く、想像はつくのですが、ほとんど使っていないというのが実情です。ほかの方に聞いても、若い人は比較的、使い方は使えるようですけれども、私が今回申し上げるのは、国が言っているとおり、高齢者などがそういう端末器を使って、少しでもデジタルを有効に活用できる、あるいは自分の生活の一部に取り入れることができればなという、その程度のデジタル推進能力を持っていませんので、その辺についてのご質問としたいと思います。それで、厚岸町でやはりそういう職員は、能力持っている人はいらっしゃるにはいらっしゃるのだろうけれども、それを町民にお知らせするというか、そういうことになるとちょっと問題点も出てくるのかなと思うのです。国はデジタル推進員なる、そういう外部の養成者を養成して、各地域にそういう浸透を図っていこうという考え方ですが、厚岸町についてはデジタルを推進していくとなれば、どのような基本的なというか、今考えている時点での発想をお聞かせいただきたいと思います。
答弁 危機対策室長 四戸岸(危機対策室長は2026年3月まで)
デジタルに関してのご質問ですが、質問者おっしゃられますとおり、国におきましては、誰一人取り残さない、人に優しいデジタル社会を目指すとして、その取組の一つとしてデジタル格差の是正を目的に、今おっしゃられましたデジタル推進員、こちらの取組を進めようとしているところでありまして、現在、携帯電話事業者を対象とした推進員の募集を行っていると認識しているところでありますので、そういった、これデジタル大臣が任命するというようなものになりますので、町内の方が推進員として任命された際には、そういった方々のご協力をいただきながら、そういったデジタルに不慣れな方への指導、サポートというものも取り組んでいきたいなと思いますし、また町職員といたしましても、大半がスマートフォンを所持しておりまして、基本的な操作程度であればサポートできるかなと思いますので、危機対策室で対応しますということで1回目でお答えさせていただいておりますが、例えば窓口サービスですとか、そういったところでも、本当に簡単なものであれば、機種によって取扱い、操作方法等も違ったりとかという部分もございますので、全てが対応しきれるかちょっと難しい部分もありますけれども、その辺のサポートはしていきたいと思いますし、無料の携帯スマホ教室、1回目の答弁でさせていただいておりますが、そういったやっている事業者が定期的に行っているようですので、そちらの周知について協力をさせていただきながら、連携を取りながら、そういった携帯電話事業者のスマホ教室のほうがよりきちんと機種を見ながら、自分の端末を使いながら指導していただけるという部分もございますので、そういったものも有効に活用しながら、そういったデジタルに不慣れな方へのサポートというものに取り組んでいきたいと考えております。
質問 音喜多政東
今、お話聞いていて、主としてやはり提供業者、携帯電話提供業者が中心にやるべきだという考え方と、それから町側というか行政としては補完的にというか、補助的にというか、ちょっと裏に回って表には出ないよと。ちょっと簡単なヒント的なというか、そういうのが行政はやるよと聞こえたのですが、どっちもどっちだと思うのです、これは。元々売っている業者が利用させようとして、お金を取っている業者のほうがむしろ積極的にやるべきなのですが、そこをもう既に超えてしまっているわけですよね。スマートフォンであればパソコン入ってしまって。その機能を行政がそれに乗っかろうとしているわけです。ですから、そこを利用するとなれば、自分でやるとなればかなり高度な能力持った人ということになるわけです。いつまででも、これ、年寄りは、そういう2世代くらい変われば変わってくるだろうけれども、現在のお年寄りは、これはもうついていけないと思うのです。正直言って、後期高齢者となったらば、現在スマホは持っているけれども、そのスマホを有効活用できないと思うのです。アナログは選べないし、片一方はもうはしごはずしてしまっているわけですから、デジタルしかないわけですから。それでもアナログと同様の扱い方というか、通話と何か連絡、何か来たぞというくらいの、着信があったぞというくらいのことは重々使えるかと思うのですが、一歩進んだ、例えば出納室でお金、入金、支払い、行政の使用料とかできるようになりましたね。あれなんかも、もっと若い人は簡単に使っているのですが、一般の年寄りというか、我々もきちんとお金の出所が管理がきちんとしていれば使ってみたいなという思いはするのですが、なかなかその途中が分からないから信用できないという、そういう状況にある。皆さんそうなのです。それを超えた若い者は、1回や2回失敗しても克服して使いこなせるようになるわけですけれども、我々後期高齢者は、なかなかそこを踏み切れない、そういう状況にある。だから、そこを国は応援しようとしているわけですので、例えば厚岸町の、先ほども言いましたが、職員が難しいのであれば、釧路当たりは20万人切って、16万人くらいかな、少なくてもデジタル推進一人くらいは置くだろうから、1週間に1回でも借りてきて普及させるという方法はできないものかなと思うのです。それともう一つは、窓口というか相談口が固定されていない。誰が、どこへ行けばと。一般的には、できれば情報館当たりが行きやすい。役場に行ってねというのはちょっと難しいところ。その辺、やはり広く検討いただけないかと思うのですが、その辺はいかがですか。
答弁 危機対策室長 四戸岸(危機対策室長は2026年3月まで)
まず、いろいろな使い方という部分で、キャッシュレス決済等の例をいただきましたけれども、そういった使い方などにつきましても、携帯電話事業者のほうのスマホ教室でやっておられますし、なかなか町職員がそこまで踏み込んでというのはなかなかちょっと難しい部分はあろうかなと思いますので、携帯事業者と連携して努めていくと。さらには、そういったデジタル推進員として携帯電話事業者のほうがなられた際ですとか、推進員でなくてもそういった取組をしている事業者と連携して、共催というような形でスマホ教室を開くですとか、そういったことも含めて検討はしてまいりたいと思いますし、町民の行きやすさ、役場の窓口ではなくて情報館等ということでございますので、そういった部分では生涯学習課ですとか、そういったところとのちょっと協議をさせていただきながら、可能な取組を検討してまいりたいと考えております。
質問 音喜多政東
ぜひそうしてほしいのです。これから避けて通れない、それほど大きい話ではないのですけれども、当然そういう浸透する時期というか、やる時期が来ると思うのです。急ぐことではないと思うけれども、ぜひお年寄りも入口の部分でもいいから使えるような、そういう優しく対応できるような検討して、ぜひ前に進めてほしいなと思います。今、やり取りの中では、かなり先は時間がかかるなと思いますので、ぜひ検討して、いい方向に導いていただきたいということをお願いして、私は終わります。以上で、終わります。