厚岸町議会 令和2年第4回定例会 2020年12月9日
(1)有明昆布干場の整備について/(2)新型コロナウイルスについて/(3)ヤングケアラー(介護を担う子ども・若者)について
2020年12月9日、厚岸町議会の一般質問で、室﨑正之議員が「有明昆布干場の整備について」「新型コロナウイルスについて」「ヤングケアラー(介護を担う子ども・若者)について」について質問し、町長 若狹、建設課長 渡部、保健福祉課長 亀井、総務課長 石塚、副町長 會田、教育長 酒井が答弁しました。
- 質問者
- 室﨑正之 議員
- 答弁者
- 町長 若狹、建設課長 渡部、保健福祉課長 亀井、総務課長 石塚、副町長 會田、教育長 酒井
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員が最初の質問で述べた件名は 3 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は議員の発言から取ったものです。
質問 室﨑
一般質問通告書に従って、通告申し上げます。3点です。1点目は有明昆布干場の整備についてであります。有明昆布干場では過去に溢水被害がありました。現在そのようなものは解決されているのか。2として防塵対策の現状と課題であります。次に2番として新型コロナウイルスについてお聞きします。町職員に罹患者が出た場合の対応はどのようになっているのか。役場庁舎内でクラスター(集団感染)が発生した場合、どのように対応するのか。次に3番目として、ヤングケアラー(介護を担う子ども・若者)についてです。厚労省はヤングケアラー(介護を担う子ども・若者)の実態調査に向け動き出したと言いますが、厚岸町では現状の把握はどの程度できているのか。既に何らかの対策を講じているのか。以上、3点についてお聞きいたします。よろしくお願いいたします。
答弁 町長 若狹(町長は2025年6月まで)
3番、室﨑議員のご質問にお答えいたします。1点目の「有明昆布干場の整備について」のうち、(1)の「有明昆布干場では過去に溢水被害があった。現在はそのようなことは解決されているか」についてでありますが、有明昆布干場については、平成25年9月の台風18号により、汐見川が溢水し、多くの昆布干場に土砂が流れ込む被害がありました。その後、周辺干場所有者から、「有明昆布干場地区水害対策に関する陳情書」が出されたこともあり、陳情の内容に基づき汐見川の整備を行うとともに、周辺素掘り側溝の草刈り、ごみ拾いを行うなど、日常的な維持管理に努めてきたところであります。これにより、一定の効果は得られているものと認識しておりますが、本年3月の大雨により西側の山からの雪解け水が素掘り側溝から溢れ、近接する干場に流入する被害が発生しました。この原因は、通常の大雨時には雨水が干場に流入しないよう、干場周辺に土嚢を設置していますが、大雪後の大雨だったこともあり、土嚢の設置が間に合わなかったことによるものであります。また、西側の山からの水処理対策については、山からの土砂も影響しているため、北海道に対して土砂流出防止の対策を要望してきたところ、今年度、その対策工事が実施され、年度内にも竣工予定とのことであります。竣工後は、山からの沢水対策として素掘り側溝の整備を行ってまいりたいと考えております。次に、(2)の「防塵対策の現状と課題」についてでありますが、干場への防塵対策は、周辺道路の補修や清掃と未舗装道路にアスファルト砕石を敷くことで、その対策を行っております。有明昆布干場については、一部を除き周辺の道路が舗装されていることもあり、道路からの粉塵に対する苦情などは受けておりませんが、一部未舗装の路線については、アスファルト砕石を敷くなどの防塵対策を行う必要があると考えております。また、舗装路面においても、補修や清掃を怠ると粉塵の原因になることから、道路維持の観点からも補修や清掃を定期的に行うことが必要であると考えております。今後も、道路パトロールを行いながら適正な道路の維持管理に努めてまいります。続いて、2点目の「新型コロナウイルスについて」のうち、(1)の「町職員に罹患者が出た場合の町の対応」についてでありますが、第一に町民の生命及び健康の保持を優先し、併せて行政機能の維持、町民生活等への影響の軽減、感染拡大防止を基本として対応してまいります。職員本人が感染した場合等における講ずべき具体的な措置として、職員は、北海道釧路保健所に相談し、医療機関で受診するよう指示を受けた場合、及び受診の結果、新型コロナウイルスに感染したと診断され、釧路保健所から就業制限、入院勧告または自宅待機の要請を受けた場合は、直ちにその旨を所属長に報告し、所属長は、その状況を直ちに保健福祉課長及び総務課長に報告することとし、その報告を私が受けることとしております。報告を受け、私は直ちに関係職員を集め、情報の収集及び対応策の協議を行い、その際、感染した職員の行動履歴や接触者の把握及び他の職員の健康状態を素早く確認し、発熱等の症状がある職員がいる場合は、釧路保健所に相談するよう指示し、さらに周辺への感染拡大防止のため、釧路保健所の指導のもと、当該職員の周辺及び触れた可能性のある共有箇所を清掃・消毒することとしております。また、職員の家族等が感染した場合における講ずべき措置として、職員と同居する家族等が新型コロナウイルスに感染していることが確認された場合は、当該職員は、直ちにその旨を所属長に報告し、所属長は、当該職員を自宅待機させるとともに、直ちにその旨を保健福祉課長及び総務課長を通じて、私に報告することとしております。この際の職員の就業等の取り扱いについては、新型コロナウイルスに感染したまたはその疑いがあると診断された職員に対しては、症状の有無にかかわらず就業を禁止することとし、職務に専念する義務を免除します。また、職員本人は感染していないが身近に濃厚接触者がいる場合にも同様の取り扱いとするものとし、これに該当しないが発熱等の症状がある場合などは、病気休暇等を取得させることとしております。業務体制といたしましては、職員の感染や家族の感染などにより勤務できない職員が多数発生し、業務に支障が生じる場合は、業務の繁忙や緊急性などを勘案し、スタッフ制の活用による所属内での応援体制により業務を執行するなど、業務を維持するため、柔軟に人員体制を変更して対応することとしております。業務の指揮命令系統といたしましては、管理職員が一定期間、不在となる場合には、重要な案件について、必要に応じ、事前に確認した連絡体制により指示を仰ぐなど、行政が停滞しないようにし、管理職員が職務を遂行することが難しくなった場合は、町政の意思決定が滞らないよう、事務決裁規定に基づく代決などにより代行者が処理し、迅速な処理が必要なものについては、上位者の決裁により処理することとしております。また、町民に対しましては、職員が罹患した旨をお知らせし、庁舎を訪れた人が発熱などの症状がある場合には、医療機関等にかかるよう周知をすることとしております。次に、(2)の「役場庁舎内でクラスターが発生した場合の対応」についてでありますが、先ほどの職員に罹患者が出た場合の対応をするほか、本年6月に町民生活の維持に必要不可欠な通常業務を滞りなく実施するために暫定的に策定した、厚岸町新型コロナウイルス感染症対応業務継続計画に基づき、非常時における業務の優先順位を定め、一部の業務を縮小し、優先業務に専念すること、人員不足による職員配置を課等の所属、部局、全庁の順で職種、資格、職歴等を踏まえ、適切な配置をするなど対応することとしております。また、役場庁舎内でクラスターが発生した場合は、直ちに商社の一部または全部を閉鎖し、役場庁舎内への出入りを制限するとともに、庁舎1階ホールや別場スペースに臨時の総合的な窓口を設置した上で、お客様を受付、関係業者、その他の来庁者については、さらに別の限られた場所で対応することとします。従事する職員については、PCR検査の対象にならない職員またはPCR検査の結果、陰性が確認された職員が業務継続計画を踏まえ対応してまいります。なお、職員の感染状況によっては、他の公共施設の休館やそこで開催するイベントや会議等の延期や中止をすることも考えられます。クラスターが発生した場合には、業務の一部または全部の縮小、もしくは緊急を要するもののみの対応にならざるを得ない状況になるものと考えております。続いて、3点目の「ヤングケアラーについて」のうち、(1)、アの「厚岸町では現状の把握はどの程度できているか」についてでありますが。本年11月上旬に釧路児童相談所経由で「ヤングケアラーへの対応について」の調査がありました。この調査の内容は、保護者のいない児童または保護者に監護させることが不適当であると認められる要保護児童及び乳児家庭全戸訪問事業の実施その他により把握した保護者の養育を支援することが特に必要と認められる要支援児童に、ヤングケアラーとして支援が必要な児童がいるか確認するもので、町内には、現在はいないものと確認しております。要支援児童やその家族については、乳幼児健診や保健師の戸別訪問、保育所や児童館などで、子どもの状況を観察しているほか、釧路児童相談所、厚岸警察署、各学校、教育委員会、保育所、幼稚園などで構成する厚岸町要保護児童対策協議会において、情報共有を図りながら、把握に努めているところであります。次に、イの「既に何らかの対策を講じているか」についてでありますが、現在はヤングケアラーに該当する児童を確認していないことから、講じた対策はありませんが、ヤングケアラーという言葉自体の認知度も一般的に低いといわれているため、その認知度の向上と、正しい知識の普及に関する取組を進めるとともに、介護事業所などから情報を集め、ヤングケアラーを早期に把握し、必要な支援が行えるよう努めてまいりたいと考えております。以上でございます。
質問 室﨑
まず、有明の昆布干場の溢水についてお聞きしますが。有明1丁目ということですよね。そこが南北にずっと昆布干場があります。汐見川が南北に走っています。それで、前に大きな溢水があって、干場が泥水かぶったのですが、それは大体中央部から北の当たりで問題になったということですよね。それについては、今の答弁にもあったように、十分意を払って、その防止に努めているということでしたので、ぜひそれは続けていただきたい。どんなに立派な水路つくっても、泥やごみで埋まってしまったら、これはどうにもなりませんので、よろしくお願いします。それで、今回私、特に取り上げようと思っているのは、このいわば南側なのです。南側の1番西側です。そこのところ、136番地から140番地にかけての場所ですが、その奥に今砂防ダムをつくっているという場所ですが、そこから流れ出た水は、山沿いの排水溝を通って、最終的に汐見川に流れ込んでいるということですよね。この排水溝がちょっと大きな雨が降ったら用を足さないのです。それで、この排水溝沿いの干場が泥水をかぶるのです。これ、1回や2回ではないらしいのですが、それについては十分把握していますか。
答弁 建設課長 渡部(建設課長は2024年3月まで)
お答えいたします。ご質問にあった場所ですが、町長のご答弁にもありましたように、春先に大雨が降った際には、そこの干場周辺に雨水が入ってしまったということで、この箇所については常に沢からの泥水が、素掘り側溝がやはり溢れてしまって、泥水が流入するということで、直営で大雨の予報が出た際には土嚢を積み上げるといったような作業は行っております。今後、その沢からの泥水が北海道のほうの砂防ダム施行されることによって、泥水はかなり緩和されるものと考えておりますので、そういった意味ではさらに素掘り側溝の維持管理を行いながら、水の対策を図っていきたいとは考えております。
質問 室﨑
土嚢も必要だと思うのですが、現場見させていただいて強く感じるのは、側溝が用をなしていないということなのです。もう昆布も終わったから、それで今いいのかもしれないけれども、泥で埋まって草が生えています。これでは、もし雨が流れ出したら、側溝としての意味をなさない、その当たりにだっと広がりますよ。やはり、そのメンテナンスというか、あるいはもっと言うと、あの幅の側溝で間に合うのかどうか。そういうことを含めて検討いただきたい。それから、防塵です。これは、この有明昆布干場の1番南側、キャンプ場に近いほうです。そこのところで、この筑紫恋道路が大きく梅香町のほうから来ると右カーブになりますね。そこのところ、36番地の横から74番地、83番地というふうに、ずっと並んでいますが、そこを通って西側に入る道路があります。これが昆布時期、昆布で忙しい時期というと海風が吹きますから。1番風上にある道路なのです。これがいにしえ舗装していたのではないかというような状況なのです。ここをもう昆布の朝の時期というのは戦場ですから、どんどんと車が走ります。そうすると、そこから土埃が舞い上がって、風に乗ってこの干場のほうへずっと、いわば道路沿いの土地だけではなく影響及ぼすわけです。これについても、この所有者の人たちは機会あるごとに言っているのだと言うのですけれども、課長だとかそういう責任者に言っているかどうかは知りません。ただ、うんうんと聞いてはくれるのだけれども、一切物事は前に進まないというわけですから、その現場に行った人が聞いたところで終わりなのかもしれないです。この当たり、現地をきちんと調査して、それからどのようにしたらいいのかということについての、やはり現場で1番よく知っている人たちからも意見を聞くことが必要だと思うのです。この当たり、どうお考えですか。
答弁 建設課長 渡部(建設課長は2024年3月まで)
お答えいたします。まず、西側の山からの沢水に対する側溝ですけれども、私も現地確認した中では、かなり側溝自体は断面積小さい側溝であることは確認しておりますし、最近で言うとまだ草がやはり生えて、なおさら断面積が少なくなっているというのも確認はしております。その上で、ここの道路自体が、非常に町有地自体が狭いところでもありますので、可能な限り素掘り側溝を再度掘るような形を今後考えていきたいと思っていますのでご理解いただきたいと思います。それから、防塵対策についてですが、今お話しあった道路につきましては、ご質問のあったように、過去にはアスファルト舗装しておりましたが、現在の状況でいうと、かなりアスファルト自体が劣化しておりまして、それ故に全く埃が立たない状況ではないと認識はしております。ただ、正直私の耳のほうにはそういったような、砂埃が立つといったような相談等が入っておりませんでした。今回、ご質問あったように、そういう事情があるということが分かりましたし、再度現場のほうにもそういった事実があったかどうかの確認した上で、再度現地調査を行いながら、しかるべき対応を取っていきたいと考えております。ただ、どういった方法を取るかというのは、これから検討した中で行っていきたいと考えてございます。
質問 室﨑
どうかよろしくお願いしたい。それで、最後にちょっと提言的なことを言わせていただくと、昆布干場はここだけではないと思う。似たような話はほかにないとは言えないですよね。そうすると、やはりシーズンの始まる前に当たりに、そういう問題点がないかどうかということを現地の町民の方から聞き取るような、そういうシステムというか、そういうものを考えていく必要があるのではないかと。もし、今の話で、言ってるのだというのも本当、それから課長は聞いていないのだというのも本当だとすると、途中で途切れているわけですよね、話が。そういうことのないようなシステムをつくっていく必要があるのではないかと思うので、これはご検討いただきたい。そのように思います。それで、次に入ります。今回、コロナでクラスターが役場で出たら、これどうなるのだということをお聞きしました。そうしたら、厚岸町新型コロナウイルス感染症対応業務継続計画というのをつくって、それに向かって業務の停滞や、そういうことも起こらない、影響が最小限になるように考えているのだというお話しを伺いましたので、大変心強く思っております。その上で、二、三、お聞きいたします。今回、私もクラスターが出た場合どうするのだということでお聞きしたのですが、まさかそんなものが実際に起こるとは思っていなかったのです。正直なところ。ところが、他の町で現実に起こってしまいました。そうすると、厚岸町でも人ごとではないわけです。それで、こういう事態になるということは、これは災害であるという認識を持つ必要があるのではないかと、そのように思います。地震、津波、火事、洪水というのだけが災害ではないですよね。そういう観点からお聞きしたいのですが、万が一、起きてきたときに影響を最小限に抑えるということを考えれば、仕事のやり方そのものの見直し、抜本的な見直し、そういうものも検討、研究していく必要があるのではないかと、そのように思います。大企業ではリモートワークだとか、それから出社する人を半々に分けて、それぞれの班は接触しないというようなことをやっていますね。そういうようなことも必要ではないでしょうか。それで、そういうような議論をする前にちょっとお聞きしたいのですが、まず最初にお聞きしたいことは、ソーシャルディスタンスという言葉があります。3密を避けるということで、隣との距離を空けなさいということです。今、私と4番議員の間はこのソーシャルディスタンスは取れていないですね。これは何メートル空けるのですか。
答弁 保健福祉課長 亀井(保健福祉課長は2022年9月まで)
お答えさせていただきます。1メートル程度と認識しております。
質問 室﨑
1メートルですか。両方が手延ばしてぶつからない程度と聞いていましたけれども。それで、現在、役場本庁舎での業務を行っている隣との席はソーシャルディスタンスの距離が取れているとお考えですか。
答弁 総務課長 石塚(総務課長は2021年9月まで)
役場庁舎内での執務室でのソーシャルディスタンスについては、完全に取られているものではないと思います。
質問 室﨑
先ほどの話に戻るのですが。これ、厚岸町は役場庁舎が分散していますよね。と言うと、何か怪訝な顔なさるけれども。執務をしている場所が幾つかに分かれています。あみかがあるでしょう。それから生涯学習課は真龍小学校のところにいっていますね。B&Gがありますね。今、スポーツ課というのか。分かれていますね。そういうような形で、今、執務する場所が本庁舎が狭いですから、ソーシャルディスタンスなんていうことを考えると。であるならば、もう一つ役場つくったらどうですか。そして、十分距離を取った中でもって業務を行うというようなことも考えられませんか。
答弁 総務課長 石塚(総務課長は2021年9月まで)
現状では、システム、その他の要件等々もございますので、現状においては非常に難しいのかなと考えております。
質問 室﨑
私は素人考えで、例えば福祉センターの大広間を使って、そこで仕事のできるような人はそっちへ移るとか、そういうことをやって、この本庁舎の人数を減らして距離を取るとか、そういうことは考えられないのかなと思ったのですが、そういうことはできないということなのですね。
答弁 町長 若狹(町長は2025年6月まで)
お答えをさせていただきます。考え方としては、今質問者のとおりだと思っております。しかしながら、現実的にそれができるのかといえば、業務上大変難しい課題であります。というのは、職員が職務をするに当たって、いろいろな機械等もございます。今の時代ですから、昔であれば鉛筆一つでよかったわけでありますが、今はそういきません。そういたしますと、別の場所に行くということについては、財政的にも大変難しい課題であろうと、そのように考えます。しかしながら、密の問題でありますが、当然、質問者が言うとおり、十分に町長としても考えていかなければならない課題であると、そのように認識を新たにさせていただいたところでございます。
質問 室﨑
正面から受け止めていただいてありがたいと思いますが、それと一緒に申し上げるのは、今、大きな企業はリモートワークというのをやっていますね。何分の1かの人は自宅でもってやる。あとはいろいろな機器を使ってやり取りする。隣に座ってなくてもできる仕事というのは幾らでもあるという状況に入っていますが、町としても、やはりそういうことができるかどうか、検討していただきたいのです。難しい、今までやったことがないからできないと言えば、何にもできません。ですけれども、このコロナというのは大きな災害なのだと考えれば、災害対策として、そういうようなことが考えられるのではないかと思うのです。あるいは出勤者を半分に分けて、週ごとに代わるとか。いろいろなやり方あると思いますけれども、現に大きな企業はそれやっているわけです。ですから、行政の場合にはそういうことが全くできないのだと頭からは言えないと思うので、今、町長おっしゃってくださったように、こういうことも考える時代になっているというふうには思っていただけると思うので、どうかご検討をいただきたい。
答弁 町長 若狹(町長は2025年6月まで)
今、先ほどの質問でありましたけれども、災害であるという認識、これは私も持っております。そういう中で、今回の旭川市における医療問題について、自衛隊が派遣した理由は、災害派遣ということで、医師はじめ看護師を送ったわけであります。災害基本法に基づいて派遣をしたということでございますので、認識としては私と同様です。災害であるということは分かります。そういう中で、意識改革といいましょうか、こういうコロナ対策の中で、新生活スタイルというのが今いろいろと論じられておるわけでございまして、そういう意味において、職務の在り方についても当然そういうことは考えられることでありますので、十分に心得た中で、今後の課題として、私は今の質問を受けながら今後の業務の在り方、十分に考えていかなければならないだろうと、そのように思います。
質問 室﨑
それから、今は距離の話をしたのですが、こうやって抑えてくださいということは、政府は躍起になっていろいろな機会を通じて、テレビの例えばコマーシャルにまで3密を避けましょうというような話をしています。その中でマスクの着用ということも言われていますが、そういう意識で持って、私この何日間か厚岸町の職員の執務状況を見ているのですが、ほぼ全員がマスクをきちんとしてやっていますので、これは意識が高いなと思いまして。これは私が言うのも何ですが、非常に褒めるべきことではないかと、そのように思っていますので、それを続けていただきたい。それで、あともう一つ言われているのは、手、指、手指の消毒なのです。それで、厚岸町役場も入口にアルコール消毒液を置いているのですが、ちょっと私自身も興味あって、少し、そんなに長い時間ではないですよ、見ていたのですが、5人入ってきた中で1人だけでした。アルコールで手を消毒している人は。それで、あそこ目に付かないのです。入口。邪魔にならないような隅っこに置いてありますから。それから、鞄持ってきた人は、鞄置く場所がないので、結局大変なのです。両手を消毒するのは。これ、事実関係から来庁者に与えるイメージは、置いておかないとうるさいから置いているというだけかなという感じがします。必ずここでもって消毒をしてくださいという強い意志を感じさせる状況ではないということです。これは、やはり考えるべきではないでしょうか。
答弁 町長 若狹(町長は2025年6月まで)
ご指摘をいただいて、ありがとうございます。玄関に置いてあります。また、それぞれの部署にも置いてるわけであります。そういう中で、来訪者につきましても、目の付くところにもっと、自分のことでありますので、手指というのは、消毒というのは。そういう、また他人に迷惑掛ける場合もあるわけでありますので、目の付く場所、また改めて、総務課長が管理者でありますが、相談しながら今の指摘について正していきたいと思いますのでご理解いただきたいと存じます。
質問 室﨑
どうか、よろしくお願いします。手指の消毒をしないと入れませんよという意思が明確に伝わるような置き方をしていただきたいので、どうかよろしくお願いします。それで、次にまいります。ヤングケアラーという、ほとんどなじみのない言葉をあえて使ったのですが、非常に一般的に認知されていない言葉なのです。そのこと自体が非常に問題をはらんでいるわけですが。この、まずヤングケアラーという定義、それを教えてください。
答弁 保健福祉課長 亀井(保健福祉課長は2022年9月まで)
お答えさせていただきます。国、厚生労働省が示している概念ということですけれども、年齢や成長の度合いに見合わない重い責任や負担を負って、本来、大人が担うような家族の介護、例えば障がい、病気、精神疾患などがある保護者や祖父への介護などや兄弟も含めた世話をすることで、自らの育ちや教育に影響を及ぼしている18歳未満の子どもをヤングケアラーというということで定義されております。
質問 室﨑
ケアラーというのは介護する人ですよね。その中で、18歳未満の子ども、こういう人がケアラーの役をやっている。これをヤングケアラーというわけですね。答弁によると、要保護児童、要支援児童を調査したところ、そういうものはないと確認したので、厚岸町には現在いないと、そういうふうに言っているのですが、今の定義と一致しますか。
答弁 保健福祉課長 亀井(保健福祉課長は2022年9月まで)
そっくり一致するものではございませんが、子どもの虐待ですとか、そういうものを含めて考えると、この中で組織があるものですので、そう答えさせていただきました。
質問 室﨑
私は要保護児童、要支援児童の中にそういう人がいますかと聞いていないです。厚岸町におけるヤングケアラーの実態はどうかと聞いたのです。答えていないではないですか。
答弁 保健福祉課長 亀井(保健福祉課長は2022年9月まで)
お答えさせていただきます。町として組織している協議会を活用の中で関係機関と連携を取りながら会議を開きながらですとか、把握しているということですので、これイコール、町の組織ということで踏まえますと、町として把握しているというつもりでおります。
質問 室﨑
協議会か何か知らないけれども、町の機関でもって話たところ、そこではつかんでいないと。だからないと。あとはどうでもいいと、そういうことですか。
答弁 保健福祉課長 亀井(保健福祉課長は2022年9月まで)
どうでもいいということでは全くございません。行政として把握できる限りを尽くしているつもりでございまして、これが全町民を、この組織が全てを見れているというところにも100%言えるとも限りませんので、その組織以外の方々、事業所さんですとか、そういう方の協力も得ながら把握に努めていきたいと考えております。
質問 室﨑
どうも認識が違うのです。ヤングケアラーの問題点というのは、本人自身も、自分がそういう立場にあるということを認識していない人が多いと言われているのです。それから、18歳未満ですよね。大阪府での調査がありまして、そこでは高校生で調査しています。相当の数がいるのです。20人に一人と言われています。厚岸町でそういう調査しているのですか。ないとはっきり言う以上。
答弁 副町長 會田(副町長は2021年9月まで)
このたびの町長の答弁でございますけれども、実は令和元年7月に厚生労働省から要保護児童対策地域協議会を通した中でのヤングケアラーの調査ということで、その調査に基づいた中でお答えをさせていただいたということでございます。その中では実態はつかめなかったということなのですけれども、議員ご質問にあるとおり、国が12月にも、この全体的な調査を全国的に行うというふうな報道がなされております。ただ、今のところまだ、この件につきましては、細かい、詳細なことについては、市町村のほうには降りてきておりません。厚岸町としても、この調査が全国的に、おそらく、都道府県を通じて行われるものと思いますので、その辺、実態をつかむべく、その全国的な調査に基づいて、実態把握、また、もしいた場合については、その対応について検討してまいりたいと考えております。
質問 室﨑
どうも福祉課自身がヤングケアラーということの概念、きちんとつかまえていないのではないかという気がしてしょうがありません。今、副町長がおっしゃったような話で分かりましたので、これまずヤングケアラーってどんなものなのか。そしてそういう人が隠れてないかどうか。これについて、やはりきちんとした認識のもとに調査してください。お願いいたします。それで、この就学児童生徒、その中に、今大阪府では高校生20人に一人というような数字も出ましたので、相当大きな数でヤングケアラーという概念に当たる人がいるわけです。これは学業にもいろいろと影響が出ますし、本人の心身の発達にもいろいろと問題が出る、そういう年代です。これを1番よく実態が把握できるのは、担任の教師だと言われています。教育委員会はこういう問題に対してどのような認識と、どのような対応を取っていますか。
答弁 教育長 酒井(教育長は2022年9月まで)
お答えいたします。今回、ご質問いただいてヤングケアラーという言葉の存在に気づかされたというのが正直なところであります。ただ、学校現場は、ヤングケアラーという言葉はちょっと別にしても、日頃から子どもたちの、例えば不登校の問題あるいは虐待の問題、そういった問題の影にどういったものが潜んでいるのかという、そういう調査といいますか、理解する努力は常にしております。日々、子どもはいろいろな姿を見せますので、その背景にあるものは何なのだろうという把握には努めているつもりでございますが、今回、ご質問いただいて、このヤングケアラーの定義に当てはまる児童生徒が町内に現在いるかということで、正式な調査ではありませんが、学校に問い合わせをしたところ、今のところ該当する者はいないという回答を得ている、そういう状況でございます。
質問 室﨑
分かりました。ただ、いずれにしても、こういうものは調査する側、あるいは手を差し伸べなければならない側の認識がちょっとでも陰ると、全部隠れてしまうのです。だから、ないという話をなかなか信用することができない。特に今の答弁聞いていると、ヤングケアラー聞いているのにほかの話するようでは、もう話にならないのです。ですから、こういうものについて、既に自治体で厚労省の調査に先駆けて動いているところもあるようですので、そういう、いわば先進地域の状況を見ながら、厚岸町としてもいろいろな施策を進めていただきたいと、そのように思うのです。その上でもう一つお聞きしますが、このヤングケアラーだとか、そういう話をするときに、18歳未満の若者という定義なのですが、実はその中には中学校で高校に進学しないで社会に出た、そういう年代の人たちがいます。これについては、学校に調査しろと言ったってできないですよね。誰がどこでどういう調査をして、そういうときに困っている人に対して手を差し伸べることになっているのか。これについてもお答えいただきたい。
答弁 保健福祉課長 亀井(保健福祉課長は2022年9月まで)
お答えさせていただきます。調査するということでの決まった定義、考え方はございませんが、福祉課でいきますといろいろな訪問ですとか、そういうようなときに把握に努めているところということでございまして、そういうピンポイントでの調査というのはできていない実態ではございます。
質問 室﨑
ヤングケアラーという概念をきちんと認識すれば、そういう落とし穴があるということも分かるはずです。そういうところに対して、訪問をしたついでにというような話ではなくて、やはり調査をするという全体的なシステムをつくっていかなければならないと思います。その点についても、今すぐないのであれば、どうしたらいいのか、検討いただきたい。いかがでしょうか。
答弁 副町長 會田(副町長は2021年9月まで)
12月にも国で行われると言われている調査でございますけれども、現在のところ、教育委員会に調査票を配付をして進めていくのではないかと。それで調整をしていると私どもは認識しております。ただ、この中でもいろいろと議員言われるとおり、高校生だけでいいのか。当然、その中には中学生のそういったヤングケアラーと言われる子どもたちもいるのではないかということもございますので、その調査方法、国からまず詳細なもの配られた上で、町としてそれに付け加えた中でできるのかどうか、それも含めて検討してまいりたいと思います。
質問 室﨑
ぜひお願いしたい。それで、介護する人、ケアラーです、これに対する支援というのは、実は介護保険ではすっぽり落ちていた部分なのです。新オレンジプランというものを何年か前に政府が発表しましたけれども、その中で初めて認知症要介護者に対して、その介護をする人の支援という言葉が出てきたのです。それまで公的なものには全く出てこなかったのです。今回、そのヤングケアラーというのは介護をする人の中でも非常に問題のある部分ということで厚労省がやっと重い腰を上げたわけです。そういうことを十分認識なさって、厚岸町として、国は全国でやりますから、ある程度目が粗くなるかと思いますが、厚岸町としてどうするのかということについて考えていただきたいのです。それで、厚岸町ではみんなすこやか厚岸21という立派な計画書を持っていますね。そこではヘルスプロモーション、自分たちの健康は自分たちで守ろうという考え方と、それから各ライフステージに応じた支援を行うのだということを理念としていますね。そういう理念からいくと、このヤングケアラーというようなものが、やはり落ちてはいけないことだ、そのように思いますので、ぜひお願いしたい。そういうことで、今いろいろとお話しを伺いましたので、また機会を改めてどのようになっているかお聞きしたいと思いますけれども、どうか強力に施策を進めていただきたい。
答弁 町長 若狹(町長は2025年6月まで)
私から大事な課題でありますのでお答えをさせていただいておりますが、ヤングケアラー、実は今介護の問題だけを論じているようでありますが、いろいろな世話をしている18歳未満の子どもたちと、私はそういう認識をさせていただいておるわけであります。そういう意味において、今副町長からご答弁がありましたとおり、調査をしなければならないことが出てくるわけでありますので、十分にきめ細かい調査になるように、担当課に指示をさせていただきたい、そのように考えますのでご理解いただきたいと存じます。