みんなの議会

厚岸町議会 令和2年第3回定例会 2020年9月10日

(1)門静地区の下水道整備について/(2)障がい者雇用について

2020年9月10日、厚岸町議会の一般質問で、音喜多政東議員が「門静地区の下水道整備について」「障がい者雇用について」について質問し、町長 若狹、水道課長 髙瀬、環境林務課長 鈴木、総務課長 石塚、副町長 會田が答弁しました。

質問者
音喜多政東 議員
答弁者
町長 若狹、水道課長 髙瀬、環境林務課長 鈴木、総務課長 石塚、副町長 會田

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員が最初の質問で述べた件名は 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は議員の発言から取ったものです。

質問 音喜多政東

第3回定例会に当たり、先に通告してあります2点についてお伺いしてまいります。まず1点目に、門静地区の下水道整備についてお伺いします。当町の下水道事業は、平成3年に着手し、その時点では門静地区全域も整備区域として進められる計画で今日に至っております。2011年3月11日に発生した東日本大震災後、当町でも高台への住宅建設、移転も多く、通称偕楽園団地も住宅街が形成され、下水はまだかと公共下水道を望む人々がおられます。そこでお尋ねしますが、アとして、下水道着工以来、幾度か計画見直しが行われているかと思いますが、門静地区のこれまでの経緯を含め、現在どのような状況になっていますか。イとして、平地の門静市街地と高台の望洋台駐車場、偕楽園団地は切り離して考え、工事等を進められないものでしょうか。ウとして、地形的に見て高台の偕楽園団地から低地の白浜地区への接続工事等は、経済的、工事的にも容易ではないかと見受けますが、その見解はいかがでしょうか。エとして、海岸線が売り物の国定公園が誕生します。太平洋を眺める望洋台、駐車場のトイレも完全に水洗化で観光客を迎える体制はできないかと思うのであります。2点目に、障がい者雇用についてお伺いします。厚生労働大臣の諮問機関である労働政策審議会は、障がい者雇用の促進に向け、法定雇用率を引き上げることを了承し、地方公共団体は2021年4月までに0.1ポイント引き上げて2.6となります。そこでお伺いします。アとして、現在の当町の障がい者雇用率はどのようになっていますか。イとして、2021年、つまり来年、新年度から適用となる法改正で国が求める法定雇用率は達成できますか。ウとして、この障がい者雇用は当初の身体障がい者から始まり、その後知的障がい者、さらには精神障がい者も、この雇用算定の基礎になっています。当町の現状はどのようになっていますか。今後の対処方針も含めお尋ねし、はじめの質問といたします。

答弁 町長 若狹(町長は2025年6月まで)

4番、音喜多議員のご質問にお答えをいたします。1 点 目 の 「 公 共 下 水 道 に つ い て 」 の う ち 、 ( 1 ) の 「 門 静 地 区 下 水 道 整 備 に つ いて」、アの「その後、計画見直しが行われているが、経緯も含め、現在どのような状況になっているか」についてでありますが、平成3年当時の厚岸町公共下水道事業計画では、門静地区全域を整備の対象として区域の設定をしてきましたが、公共下水道整備には多額の事業費を必要とするなど、事業開始から20年を経過しても、門静地区の整備実施には至らない状況でありました。このため町では、早期の水洗化を求める町民要望に対し、公共下水道以外で、効率的な汚水処理整備が可能となる手法について平成25年度に改めて検討を行いました。この検討の結果、門静地区においては、公共下水道による集合処理整備よりも、合併処理浄化槽による個別処理整備が有効かつ経済的であったことから、門静地区への下水道整備方針を取りやめ、門静地区の一部を公共下水道整備対象地域から外すことについて、平成28年第4回定例会において、厚岸町公共下水道設置条例の一部を改正する条例について議会の議決をいただいたところであり、平成26年度から厚岸町合併処理浄化槽設置費補助金制度を設けて、合併処理浄化槽による整備を進めている状況であります。次に、イの「平地の門静市街地と高台の望洋台駐車場、偕楽園団地は切り離して考え進められないか」についてでありますが、前段に申し上げた検討の中で、ご質問にもある検討をした結果、門静市街地の門静2丁目、3丁目については住宅が分散し、市街地からの距離も離れているため、下水道整備には多額の投資が見込まれ、速やかな事業の遂行が困難なことから、合併処理浄化槽での整備が有効であると判断したところであります。また、門静1丁目通称偕楽園団地につきましても、同様の検討結果であることから、合併処理浄化槽による整備を進めるものであります。次に、ウの「地形的に高台の偕楽園団地から低地の白浜地区の接続は、経済的、工事的にも容易ではないか」についてでありますが、前段に申し上げた検討の結果は同様で、ご質問にある箇所を下水道で整備した場合は、白浜3丁目変電所付近から門静1丁目の偕楽園団地を含めると4キロメートルの整備距離となり、整備に要する費用は約6億円になります。これに対し、合併処理浄化槽で団地内の全ての世帯を整備した場合は、約1億5,000万円となり、早期に水洗化を求める町民の要望に応えるためには、下水道整備に係る時間と費用を考えると、当該地区においては、合併処理浄化槽による整備が適していると判断したものであります。次に、エの「国定公園化にあわせて、望洋台駐車場トイレも完全水洗化にできないか」についてでありますが、望洋台駐車場トイレについては、平成7年に合併処理浄化槽を整備し、既に水洗化としております。2点目の「障がい者雇用について」のうち、(1)、アの「現在当町の障がい者雇用はどのようになっているか」についてでありますが、令和2年6月1日現在の町の障がい者の実雇用率は1.66パーセントで、障がい者の雇用の促進等に関する法律施行令による国及び地方公共団体の法定雇用率2.5パーセントを下回っております。次に、イの「新年度から適用となる改正法の法定雇用率は達成できるか」についてでありますが、障がい者の雇用の促進等に関する法律施行令及び身体障がい者補助犬法施行令の一部を改正する政令等が平成30年4月1日に施行され、障がい者の雇用の促進等に関する法律施行令に規定している国及び地方公共団体の法定雇用率が、令和3年4月より前に2.5パーセントから2.6パーセントに引き上げられることとなります。当町における現在の見込みでは、仮に令和3年4月から新たに障がい者雇用に該当する職員の確保ができなかった場合、法定雇用率は現在と同じ1.66パーセントとなるため、実質的に2人の不足となります。また、近年の職員採用時の応募状況を見ると、応募される方も少なく、法定雇用率の達成は厳しい状況にあると考えております。次に、ウの「知的、精神障がい者も雇用算定基礎になっているが、当町の現状はどうか、今後の対応方針は」についてでありますが、当町の現在の障がい者雇用の状況は、重度身体障がい者が2人、重度身体障がい者以外の身体障がい者が1人で、知的障害者及び精神障がい者に該当する職員はおりません。厚岸町職員の障がい者雇用と活躍については、令和2年3月策定の「厚岸町障がい者活躍推進計画」に掲載しておりますが、現職員が身体障がい等により従来の業務遂行が困難となった場合は、当該職員から相談があった場合、負担なく遂行できる職務の選定及び創出について検討するとし、新たな職員の募集、採用をする場合は、「特定の障がいを排除し、または特定の障がいに限定すること」、「自力で通勤できることといった条件を設定すること」、「介助者なしで業務遂行が可能といった条件を設定すること」などといった取扱いは行わないこととしております。障がい者の雇用については、今後も行っていく予定でありますが、障がい者の雇用に当たっては、受け入れる環境を整えていく必要があることから、受入れが可能な部分から、募集、採用に努めていきたいと考えております。以上でございます。

質問 音喜多政東

今の回答を見ますと、いわゆる門静1丁目、2丁目、3丁目、これを門静と一つにくくって結論を出しているという状況ですね。門静といっても、本当に平地もあれば、あの高台、それこそ3.11のあの東北の惨状を見ると、結果として現在も住の江や山の手あるいは偕楽園団地含めて、高台に相当の住宅街が、あれ以降続いていると。やはり条件が変わってきたのです。そうは決めたものの、厚岸であの津波というものから、今も目の前でいつ起きるか分からない大きな地震と津浪が予想されているわけですよね。毎度の議会で誰か彼かが、その議論しているのです。目の前に切迫した状況にある、そういう状況ではやはり一生涯に一度、二度建てられれば立派でしょうが、家を建てるとなれば、やはり安心して寝られるところへ家を建てたい、そういう思いでみんないると思うのです。当然ながら、そういう安全な場所に家を求め、家庭の団らんを求め、当然それが行政が応援してやるべき行為だと思っております。そういう、この門静1丁目、通称偕楽園団地に住まれる方々、皆さん見て分かるとおり、相当数新しい家が張り付きました。そんなことからして、あそこに住んでいる人方も、下とは別だという認識は持っています。そんな意味では、この公共下水設置条例の一部を再度、改正の改正になりますが、この門静1丁目地区を新しい住宅街に、一等地にしてあげたいと思うのですが、その考え方に対していかがなものでしょうか。お尋ねします。

答弁 水道課長 髙瀬

音喜多議員の質問に対して回答したいと思います。公共下水道の考え方なのですが、基本的に都市計画区域内、その中においても各用途地区というものがございます。市街地の中には住宅地域、中心街地域、色をついた用途というのがございます。それについて、公共下水道整備については、主に、まずは中心市街、そういう用途のついたところからまず整備しつつ、その門静地区については今、白地地域といいまして都市計画区域内ですが、白地、色のついていないような用途になっております。当時から整備は順々に、この当時質問されたとおり、東日本大震災というものが平成23年でありますが、その当時は白浜地区からちょうど光栄地区に向けて公共下水道整備を行っておりました。しかし、門静の偕楽園団地ですとか、そちらのほうからも公共下水道の整備について、いつになりますかという問い合わせはあります。それに対して、計画区域内であっても整備が今進まない状況を考えたときに、何かを、公共下水道以外にも何か水洗化に住宅等をできるような手立てはないかということで、汚水処理の中でも、あくまでも今、我々が進めている公共下水道整備というのは集合処理であります。個別、住宅が離れている地域だとか、いろいろな場面に対応できる、それと望む人に応じて対応できる方策は何かないかということで考えたところに合併処理浄化槽ということを検討し始めて、効率的な整備、町民のニーズに応えたような形はできないかということで、この整備に至ったところでありまして、求める町民に対して、その後、26年にも補助金制度というもの、合併処理浄化槽にもつけさせていただきまして、公共下水道と同等のような手当はさせていただいたような状況であります。

質問 音喜多政東

合併浄化槽はもう30年も40年も前から、厚岸は遅いのですけれども、もう全国的に見たら、ずっとやっていまして、厚岸町も当初、計画前段から特別委員会をつくって、私もその一員で四国までも足を運んで、その状況を見てきています。重々、知っているつもりです。厚岸町の場合は、前が海で、山は住宅街というか、ちょっとほかの地区から見たら、下水に対しては、非常に経費がかかる、特に終末処理場が向こう、本町側、本町側は人口があの時点から減ってくると。だけれども、やはり終末処理場の放水をどこにするかによっては、この第一次産業に多大の影響を与える恐れがある、そんなことやら、あんなことやらで、結果的には現在の状況になったのだが。やはり今の状況を見ると、やはり住宅街が張り付くところ、厚岸町が1番の住宅地域というか、そういうことを視点的に考えなければいけないと思うのです。これから人口が5,000人台、4,000人台まで落ちると。今年の人口予測の資料出していますよね。あれを見ても、厚岸町は減ってくるのですが、やはりその減ってくる人口はどこに残るかと言ったら、やはり今の盛んに建っているところが中心になるだろうと。前浜にいた人方も偕楽園団地のほうに引っ越したり、そういうやはり安心の場を求めて、快適な生活の場を求めて、そういう家をつくるわけですから。やはり、それは不変であり、今後も続くだろうと思います。そういう計画の中で今は進んでいるのですが、ぜひ白浜、今やっているのは最終的に白浜ですよね。それでほぼ皆さんが考えているように、98パーセントになるのか100パーセントになるのか、まだこれからの見通し、残っている見通しはいかがですか。

答弁 水道課長 髙瀬

お答えします。今現在、特別老人ホーム心和園のほうに向かって旧旭厚家具から心和園に向かって整備をしているところです。今後の計画としては、この心和園まで行き着くと、その後は藤田車輌さんという、少し住宅とかアパートが張り付いている地域について整備を行いまして、そのところで大体普及率というのが82パーセントくらいになろうかと考えておりますが、あとほかにも対象となる部分はあると思いますが、ほかの地域については住宅が300メーター、400メーター離れて1件とか、そういうところが多少残ります。ただ、そこに対しても何らかの手当は取らないといけないとは考えておりますが、先ほども言ったとおり、国の制度的にも公共下水道整備は地域の中でも離れて数カ所しかないとかという住宅等もあります。なので、公共下水道整備を行うにも効率的な汚水処理の整備の仕方も検討していきなさいというのが合併処理浄化槽であり、個別集落排水であり、公共下水道でありと、手法がたくさんあります。その中で、一度ちょっと25年度に見直しを掛けさせていただいて、質問の地域に関しては合併処理浄化槽の状況と踏まえて整備させていただきましたが、今後についても住宅の張り付きというのは、あとは門静の1丁目につきましても、今後の住宅地域だとか、そういう見直しの際があれば公共下水道としてもまた考え直さないといけないというふうになりますが、何分、合併処理浄化槽にも町の補助金というのを出しておりますので、町としても二重投資というのはなかなか難しいものと考えますので、それについては今後研究になりましょうか、住宅の張り付き具合等、度合いとか、その地域の用途の位置づけなどにより方向性が変わってきたときに、また研究していきたいと考えております。ご理解お願いします。

質問 音喜多政東

本当に門静の偕楽園団地に住んでいる方あるいはこれから家を建てようという方々については、大変気の毒だなと。当初から計画に入っていたわけですから。それを採算的に合わないというか。これは、門静1丁目も3丁目も一緒にしたから悪いのだ。道連れになってしまった。下の方の。偕楽園団地のちょっと向こうの望洋台までという区切り方をすればよかった。名称的に門静というもので、一緒に門静の道連れになってしまったと私は思います。そんなことからすれば、本当に厚岸町の一等住宅街が合併浄化槽で処理しなくてはいけないということになります。それで、偕楽園団地の合併浄化槽、設置されているパーセンテージはどのくらいいるのですか。

答弁 環境林務課長 鈴木(環境林務課長は2025年6月まで)

お答えさせていただきます。門静1丁目偕楽園団地の浄化槽の設置件数ですけれども、現在19件設置されております。割合にしましては、約20パーセント程度だと思われます。

質問 音喜多政東

合併浄化槽も最終的に汚水が出るわけですよね。その処理は、見通し的には、当面は汲み取りで処理可能なのでしょうけれども、これが増えてくると最終的に処理水、考えなければいけないことになると思うのですが、その辺はどのように考えていますか。

答弁 水道課長 髙瀬

質問にお答えいたします。合併処理浄化槽の浄化槽内排水処理に関しては、平成29年から衛生センターで今まで処理していたものが、終末処理場の手前に前処理施設として整備をさせていただきました。なので、現在今も厚岸終末処理場の処理の前にし尿の搬入口をつけまして、それも全部厚岸町の合併処理浄化槽、公共下水道への汚水処理に関しては、終末処理場で全部を処理するようなことで対応させていただいております。

質問 音喜多政東

分かりました。それで、ここでお願いしなくてはいけない、結果としてはもうそういう、これは国、国というかお金の絡みありますから、道の関係、単独では、厚岸町単独ではちょっとできませんので、6億円もかかるという、確かに6億円となると大変だなと思うのですが。でも、厚岸町の大事な住宅地です。そう見てあげていいと思うのです。あの津波、そういう状況を見たら、これはその状況によらなければ分かりませんが、厚岸町の平場はマップに書いてあるとおり、5メートル、6メートル、二十何メートルの最大来たら、もうみんな白地になってしまうわけです。そのことからすれば、偕楽園団地は一等地というふうに残る地域だと考えてみると、将来的には6億円金をかけても、町民の命と生活を守る上では大したことではないと言ったら怒られますけれども、将来的に投資に値するものではないかと私は思います。それで、見直しになる状況が早い時期に来るようお願いして、この問題は終わらせていただきますが、今度平地のほう、平地のほう、門静2丁目、3丁目。これ雨水公共下水道という形で処理することになっています。ご多分に漏れず、あそこは毎年春先の湧水あるいは大雨でごそっと水が出ますよね。川も、大橋も問題になりましたが、あの雨水公共下水道とは2丁目、3丁目を対象にして、どういう方法でやろうとしているのか。この厚岸町門静も雨水公共下水道とはどういうやり方でどう処理しようとしているのか、その辺ちょっと説明いただきたいと思います。

答弁 水道課長 髙瀬

お答えいたします。今、3ヘクタールほど門静地区2、3丁目雨水公共下水道ということで残しておりますが、あの箇所については、門静地区海岸線にある樋門というものが平成13年頃から整備させてもらいまして、平成16、ちょっと今は年度がはっきりしないのですが、平成十六、七年で門静地区駅前の厚岸浄水場の手前の区域から、今、車屋さんがある田崎土建さんの手前くらいまでの区域を雨水の排水を処理するために、平成13年から平成16年か17年くらいまで整備を行って、門静地域の雨水柵梁という排水、雨水排水路整備を海岸線に向かった樋門に流すような工事整備を終えて、現在としてはおります。なので、そこの地区の残っている雨水整備としては、もう整備が完了したものと捉えていただければと思っております。以上です。

質問 音喜多政東

そういう雨水というか、湧水というか、生活排水は結果的に合併浄化槽で賄うということですか。

答弁 水道課長 髙瀬

質問にお答えいたします。生活排水に関しては地域、門静1丁目、2丁目、3丁目に関しては合併処理浄化槽のほうで考えていきたいと考えております。

質問 音喜多政東

そんなことで、もうちょっと判断していただければ、お金はかかっても偕楽園団地はいい住宅街になる予定であったのであろうけれども、ちょっと早とちりというか、状況が変わって、今すぐそういう状況にならないけれども、ぜひ、でも先行きが暗いですよね。何て言ったって、人口が減っていく。それが何よりも見通しの立たない状況の一つになってしまっていますけれども、条件が変われば、ぜひ門静1丁目偕楽園団地も公共下水で収集していただきたいとお願いして終わります。次が、障がい者雇用についてであります。法定数をずっと下回るわけですが、担当者、総務課長ですか。やはり、これは難しいですか。正直なところ。その辺のところを伺いたいと思います。

答弁 総務課長 石塚(総務課長は2021年9月まで)

町長の答弁にもございましたが、障がい者の募集に当たっては、特に一般の職員と違うような条件をつけているわけではございません。ただ身体障害手帳等を持っているという部分しか変わらないわけなのですが、現実的には、昨年度については2名採用することが幸いできましたが、募集状況としてはほとんどないような状態の中で、通常の厚岸町の職員の採用自体も障がい者を決して除いているということは一切しておりませんが、それでもなかなか募集のない状況ではございます。

質問 音喜多政東

ついこの間、国が法定数上回っていると。実際に開けてみたら全然それこそ大ほらで、大きな批判を受けたわけです。それだけ難しいのだろうなとは見ていたけれども。やはり、こういう状況の中で特効薬はないですけれども、どういう努力というか、前向きに、積極的に採用する意味の施策、そういうの何か考えていませんか。

答弁 総務課長 石塚(総務課長は2021年9月まで)

厚岸町といたしましても、障がい者雇用は重要な問題と考えていまして、釧路にあるサポートセンター、それからハローワーク等とも相談をさせていただいておりますが、現状としては受けていただくという方が、なかなかおられないという状況にはあります。それと、答弁の最後のほうにもありましたが、受入れについては、例えばハード的な部分であれば受け入れるに当たっての整備は、今年度についても行ってきている状態ではありますけれども、いかんせん採用するに当たって募集が非常に少ない、もしくはないという状況が続いているのが今の現状でございますので、努力は、障がい者雇用に当たっての、採用に当たっての努力は、厚岸町としては進めていきたいとは考えてございます。

質問 音喜多政東

一つの目安としては新年度、来年度に向かっては、これから採用ですよね。新規採用とか。それに向けて、まだちょっと時間的にあるわけです。9月、10月、職員採用は11月ですか。それに向けて厚岸町はこういう積極的ですよという姿をちょっと見せなさい。例えば町内にそういうチラシを入れるとか、ホームページにそれを載せるとか、ただいない、いないではほかの市町村と同じになってしまうと思うのです。自ら、そういう積極的ですよという姿を新年度に向けて、今からでも遅くないと思います。こういう条件がいい、いいという言い方失礼ですけれども、条件にさえ合えば、年度の途中でもいいのではないですか。そういった考え方はいかがですか。ぜひ、一つ積極的にやってみて、駄目ならば、駄目だめならばというか、それでもなおかつ現状のままであれば誰しもが致し方ないなと思われるでしょうけれども、ただただ構えて、いない、いないだけでは何もしない、そういう状況ではないですか。その辺はどうですか。

答弁 副町長 會田(副町長は2021年9月まで)

実は厚岸町のこの障がい者の雇用の率につきましては、今年のみならず、この数年の間、不足の状況が続いております。これまでもハローワークへの掲載さらには町のホームページ、あとは町広報等々でも積極的に募集を行ってまいりました。今年4月に採用をさせていただいた職員の場合につきましても、厚岸町として1名という募集ではなく、複数名での募集を図っていたと。結果的に応募が2名ありましたけれども、試験を行わせていただいた結果、これはやはり障がい者の皆さんであっても、やはり正職員として採用する以上、それなりの能力等を見させていただいた中で採用しなければならないということもあって、試験の結果、1名の方を、そのうち1名の方を採用させていただいたと。今後、職員制度も変わりまして、正職員または会計年度任用職員、このどちらかでということになります。障がい者雇用につきましては、正職員でという考えが厚岸町としてはございます。ただ、ここ数年、職員を増やすということにはなかなかならない状況の中で、退職者の状況を見ながら、定年退職者の状況を見ながら、新規採用職員の人数についても考えていかなければならない。この中で、その障がい者の雇用も一緒に考えていかなければならないという中では、非常に厳しいところではございますけれども、少なくとも、この法定雇用率が達成できるよう、厚岸町としても今後とも努力をしてまいりたいと考えています。

質問 音喜多政東

大変難しい問題ですが、やるべき課題だと思います。実質雇用率が明確に国から示されているわけですから、自治体もそれに努力していくというか、町民の皆さんあるいは国民の皆さんに、積極的に厚岸町は進めていますよというPRにもなりますので、ぜひ一つの目標としては新年度に向けて、そういう努力をしていただきたいと思って終わらせていただきます。

出典:厚岸町議会 令和2年第3回定例会 2020年9月10日 議事録 PDF(43ページ) 間違いを知らせる