みんなの議会

厚岸町議会 平成23年第2回定例会 2011年6月16日

(1)水道料金の見直しについて/(2)環境保全対策について

2011年6月16日、厚岸町議会の一般質問で、大野利春議員が「水道料金の見直しについて」「環境保全対策について」について質問し、町長 若狭、水道課長 常谷、環境政策課長 大崎、産業振興課長 阿部が答弁しました。

質問者
大野利春 議員
答弁者
町長 若狭、水道課長 常谷、環境政策課長 大崎、産業振興課長 阿部

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員が最初の質問で述べた件名は 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は議員の発言から取ったものです。

質問 大野

今定例会において、さきに通告しております2点のについてご質問をしたいと思います。まず、1番目として、水道料金の見直しについてであります。1として、平成23年1月に町長から諮問を受けて、厚岸町水道事業経営審議会が発足し、これまでに計5回開催されたとのことです。その結果、水道料金の見直しと経営改善方策について答申がなされました。この答申を受けて、町はどのように考えているのか、次の点をお聞きしたいと思います。アとして、30年以上にわたり、料金を据え置いてきた理由について、どう考えるか。イとして、平均で20%の値上げ、農業用に至っては50%もの値上げになっていると聞くが、酪農経営に大きな影響となるが、どう考えているか。また、産業振興の観点から、町独自の施策を講じるべきと思うが、いかがか。ウとして、町民の意見を聞くとしているがどのような形で行われているのか。2番目に、環境保全対策についてであります。厚岸町酪農・畜産環境保全対策協議会というのが釧路太田農業協同組合を中心に設立いたしましたが、厚岸町もこの構成団体であります。町として何らかの補助を出せないのか、お伺いをしたいと思いまして、1回目の質問をさせていただきます。

答弁 町長 若狭(町長は2025年3月まで)

2番、大野議員のご質問にお答えをいたします。1点目の水道料金の見直しについて、私が諮問しました厚岸町水道事業経営審議会からの答申について、町はどのように考えるかとのご質問でありますが、この答申については、1月の諮問以降、5回にわたり水道事業の現状と課題、今後の施設整備計画や経営の見通し、水道料金の仕組みや算定基準などを踏まえた適正な料金のあり方などについて、慎重に審議いただき、水道料金の見直しについては、今後の水需要の動向や施設整備の必要性、経営の見通しなどから、料金改定はやむを得ないとした上で、料金体系の見直しや改定時期など7項目の提言をいただいたほか、借入金を減らし、企業債残高の抑制に努めることなどの経営改善方策について4項目の提言をいただきました。貴重な意見として、十分尊重させていただき、経営健全化に生かしてまいりたいと考えております。次に、30年以上にわたり料金を据え置いた理由について、どう考えるかとのご質問でありますが、現行料金に改定した昭和55年の引き上げ率は、全体平均で5%の大変大幅なものであります。また、それ以前には、51年に83%、47年には33%と二度にわたり大幅な引き上げを行っており、水需要の増加対応した水道の普及拡大期において、町民の皆さんには非常に大きな負担をしていただいてきたと聞いております。私は、水道料金は日常生活に直結したものであり、できるだけ安く、長期にわたり安定的に維持したいと考えております。このことは、答申の中でもそのように示されておりますし、55年以降は、なるべく町民の皆さんにご負担をかけないよう、経費の削減等に努め、料金改定を行わないできたと理解しております。私が町長に就任してからも、業務の外部委託や人件費の削減などにより経営の合理化を進めてきましたが、収入の落ち込みも大きく、今年度を含めて赤字経営が続いております。答申では、30年以上にわたり料金を据え置いたことへのご指摘もあり、今後はおおむね5年ごとに見直すことが望ましいとのご意見を真摯に受けとめ、安心、安全な水の安定供給という要請にしっかりとこたえられるよう、経営に当たってまいりたいと考えております。次に、平均で20%の値上げ、農業用に至っては50%の値上げとなっているが、酪農経営に大きな影響となるが、どう考えるか、また、産業振興の観点から、町独自の施策を講じるべきと思うが、いかがかとのご質問でありますが、今回の答申は、赤字が続いている経営状況や大規模な施設更新を控えている現状から 料金算定基準に基づき 平成24、 、年度から28年度までの5年間を算定期間として設け、その期間に見合う適正な原価に基づいて、全体の料金水準を平均で20%程度引き上げることとし、業種によって3倍近くの開きがある現行料金体系を抜本的に見直し、使用水量に関係なく必要な原価を賦課する基本料金、使用水量に応じて賦課する水量料金の2部制にするとともに、各使用者群の区分を用途別から口径別に改める内容であります。これは、水道施設が最大需要量に備えてつくられ、しかも、使用者が一度に利用できる水量は、使用している水道管の口径の大きさによって左右されることから、口径の大きさを料金に反映させる口径別料金を採用し、公平でわかりやすい料金体系とする提言であります。しかし、用途区分を一度にすべて口径別に変えると用途によって改定率が大きく異なり、浴場用や農業用では大幅な負担増となるため、口径別を基本としながら、一部用途区分も残して、工業用と農業用の格差は段階的に縮めるなどの激変緩和措置が必要として、農業用は3年間で50%程度の引き上げとするものであり、酪農経営にも配慮されていると受けとめております。次に、町民の意見を聞くとしているが、どのような形で行われるのかとのご質問でありますが、答申を踏まえて、今後、料金改定に向けた作業を進めてまいりますが、さらに町民の皆さんからの意見もいただいて、改定案をまとめ、次の町議会定例会に提案したいと考えております。広報誌やホームページで答申内容をお知らせするとともに、チラシや防災無線、告知情報端末なども利用し、料金改定等について広く意見募集を行う予定であります。次に、2点目の環境保全対策について、厚岸町酪農・畜産環境保全対策協議会が釧路太田農業協働組合を中心に設立しましたが、厚岸町も構成団体であり、町として何らかの補助を出せないかとのご質問でありますが、厚岸町酪農・畜産環境保全対策協議会の設立については、厚岸町における酪農並びに畜産経営を安定的に継続する際、家畜ふん尿等の処理による地域河川や厚岸湖の水質保全対策を講ずるとともに、有機質資源の有効な利用促進を図ることが不可欠であり、その処理技術や事業化に向けた具体的な取り組み活動や試験課題の検討を行い、また、町内における農業環境保全対策への関心を高め、一人ひとりが地域環境保全活動に参加することを目的に、釧路太田農業協働組合の通常総会で承認されました。厚岸町には、平成23年5月11日付で釧路太田農業協働組合から、正式文書により、構成団体、さらに構成会員として、産業振興課長、環境政策課長、水道課長を会員に委嘱したいとの要請を受け、この協議会の設立趣旨に賛同し、5月19日の設立総会に各課長が出席をしております。協議会の設立に当たっては、事前に構成団体として参画要請はありましたが、町からの補助金等についての協議は受けておりません。また、協議会の平成23年度事業予算では、釧路太田農業協働組合からの運営費300万円と、釧路太田集落からの助成金300万円を合わせた600万円が財源となっております。なお、町も構成団体として、何らかの補助を出せないかとのことでありますが、釧路太田集落からの助成金300万円については、中山間地域等直接支払制度による直接交付金が原資となっており、間接的ではありますか、厚岸町からの負担の一部も含まれ、本年度の予算の貴重な財源に充てられていると認識しております。これから協議会としての活動が本格的に推進されていくことになりますが、今後において、大きな財源を必要とする具体的な事業が計画され、協議会や釧路太田農業協働組合からの支援要請があった場合には、内容等を勘案した上、検討させていただきたいと考えております。以上でございます。

質問 大野

まずは、水道料金の見直しのことなんでございますけれども、今、町長から答弁をいただきましたけれども、30年間据え置いてきた。一町民としては大変ありがたいことなんですよね。僕もそうは思っているんですけれども、やはりこの引き上げ、改、 、定せざるを得ないときには どうしても上げ幅が先ほども言っておられましたけれども55年とかの引き上げは54%、51年には83%、以前は相当安かったんだなと推測するんですけれども、そんなふうに多分大幅な引き上げになってしまう。今回も町全体で20%、農業用に至っては50%を引き上げるという、この答申内容で町もその意見を尊重するような言い方をしておりますけれども、やはり一町民としては上げ幅、経営改善をしなければならないのはごもっともです。もちろん単独水道企業会計ですから、基本的には水道事業はその供給量と売り上げで賄うというのは原則だとは思うんですけれども、やはり施設投資には多額のお金を生じるわけですね。まして、今後、配水池ですとかの多分整備が更新になってくると思うんですよね、古くなってきているので。そういったときに何億円もの投資が必要と。それを、だからといって町民の使用料から全部賄えるかといったら、僕は決してそうはいかないと思うん。 、 、ですよね まして厚岸町 今後人口の減少がどうなるかちょっとわかりませんけれどもまず減少していくだろうといったときに、使用者も減ってくる、使用料も減ってくる、そういった場合、どんどんどんどん値上げをしていかざるを得なくなると思うんですけれども、そういったことを勘案しながらも、この長期的に安定していきたい、または5年間をめどにこの改定をしていきたいと、どんどんどんどん上げ幅、多分上げていかざるを得なくなってくると思うんですよね。それで長期的な見方ができるのかどうか、まずその点についてお伺いをしたいと思います。

答弁 水道課長 常谷(水道課長は2013年3月まで)

水道料金の見直しについてお答えをいたします。質問者おっしゃるとおり、水道事業は地方公営企業として独立採算の事業でございます。必要な経費は水道料金で賄うというのが基本となってございます。審議会におきましても、質問者おっしゃるとおり、今後の見通しの中で、収入はふえるということは全く見込めないのが事実でございます。人口が増えない、総合計画でも10年後の人口見通、 。 、しが出ておりまして 水道事業においても同様な見通しでございます そういった中で今後もすべて料金だけで賄っていくつもりなのか、また、賄っていけると考えるのかということも、議論になってございます。そういった中で答申では、改善方策の一つとして、大型の設備投資に対しては、町の一般会計からの繰り入れも考えるべきだということが、答申の中でも触れられてございます。長期的な視点というお話もございましたが、今回の場合は、またこれ10年、20年を踏まえた料金を算定しますと、おっしゃるとおりの大幅な値上げとなることは当然でございます。それで、実は、水道料金算定要領という基準がございまして、これも参考にいたしましたが、概ね3年から5年程度で見直していくべきだと、この算定要領の中でも触れられておりまして、審議会におきましても、これを参考にして、今回は24年から28年と、この5年間を料金の算定期間として考えていこうと。こういった中で、全体で少なくても20%程度の引き上げは必要だろうと。ご心配になっております農業用につ、 、 。いては50%という この設定は3年間でございます いきなり50%ということでなくて1年目概ね16%程度ずつという、1年、1年という。それで3年間で50%が妥当ではないかということでございます。ですから、大型の設備投資も含めて、今後もこの5年を過ぎた、これからも将来に当たっても移動施設を維持して、安全安心な水を提供するためには、施設の更新というのはもう必ずつきものでございます。そういった中で、料金ですべてやるのか、税金を使うのか、この議論はさらに5年ごとに、またそのことも含めて議論していかなければならない課題だと考えております。

質問 大野

水道課長、今、答弁していましたけれども、中身はわかるんです。言っていることはわかるんですけれども、これ本当に今後営々と多分議論していかなければならない課題だとは思っているんです。ただ、やはりそういった場合にも、町民の負担をどうやって少なくしていくか、これも一つの本当に我々議員にとってもすごい重たい問題ですし、非常に住民の本当に水なくしては生活できませんから、何がなんでも供給しな、 、ければならないし そういった面ではやはり本当に命の次に大事な水でございますからそういう議会でもどんどん議論していくべきだなとは思うんですけれども 農業用水の50、%、確かに3年間で50%になるよと、わかります。もう農業用水の施設、先ほど税金を投入するか、利用料から取るかと言っていましたけれども、多分営農用水の埋設、管とか施設は多分国の農業予算を使って、まず多分50%とかの補助金を使って、ちょっと年数忘れましたけれども、そういう感じで、多分あと道とかの補助を受けながら埋設したと思うんですけれども、これ何年ごろなんですか。

答弁 水道課長 常谷(水道課長は2013年3月まで)

お答えいたします。、 、 、スタートと正確な 何年から何年までというのはちょっと 申しわけございませんが太田、現在の施設は52年に完成、それから片無去が53年、いずれも昭和の50年代で整備をしたものでございます。

質問 大野

それだって52年、53年ですよね。それから約30何年たってます。こういったのも、これ多分僕らのところにも引いてもらいましたけれども、一部引いてない農家もございます。そういった中で、一緒にこの料金を町の一般家庭と確かに格差はありません。今のところ多分営農用水1立方メートル当たり、昔は90円だったと僕記憶しているんですけれども、今、現行で115円、これだって多分5年か6年前に改定したばっかりなような気がするんですけれども、ちょっと調べてなくて申しわけないんですけれども、上げたばっかりだと認識をしているんです。それで、なおかつそこから50%、多分170円とか180円になると思うんですけれども、一般的な農家で釧路太田管内だと、やはり1カ月に500立方メートル、ちょっと言いづらいんですけれども、1立方メートルが1トンですから、何トンという言い方をさせていただきますけれども、500トンから550トンぐらい使用しているのが多分普通だと思うんです。それで、今、1トン当たり115円の計算すると、約60万円とか、60何万円、年間ですとかかっていると思うんです それが単純に1.5倍になる 3年後には そしたら約100。 、 。万円ですよね。現1,000トンの使用料を超えている農家もございます。したら年間120万円、それが多分200万円近くになる。これじゃ、やはり何で今まで農業確かに安かったから、いいべという問題だけじゃ済まないような気がするんですよね。中には、やっぱり1年間に200万円も水道代かけるんなら、自分たちで水利を何とかするかとかいう声もあるんです。我々、今月乳価決まりますけれども、1円、2円で乳代争ってますよね。多、 。分これ1.5倍になるったら 乳価に換算すると多分50銭とか何十銭の世界の経費のアップだから、1円たとえ乳価上がったとしても50銭、水道代が高くなったら所得が50銭しかない、アップしないという計算になると思うんですよ。だから酪農経営に大きな打撃を与えるというふうに思うんですけれども、水道課長その辺はどうお考えでしょうか。

答弁 水道課長 常谷(水道課長は2013年3月まで)

確かにおっしゃるとおり、長年据え置いてきた中でのアップということになりますので、そういった受けとめ方されるのも当然のことと思います。この農業経営に対する影響と、これについても今後、さらにこの答申を踏まえて調査する必要があると考えておりますが、お話にありました平成16年に現在の料金に農業関係も一緒にさせていただいております。ただ、このときも、それまでいわゆる市街地の上水道と簡易水道や農業用水道がかなりの開きがあるということで、同じ町の中、厚岸町という意味ですけれども、同じ町民で格差があるというのを是正したいということで、平成16年に現在の上水道の料金と同一の体系とさせていただいているという経緯がございます。それから、また今回という思いもあろうかと思いますが、ちなみに、この平成16年当時もやはり経営に対する影響ということを調べております。その当時、今おっしゃったよう ないろい ろな形態の飼育頭数ですね、100頭、それから200頭、250、60頭程度という、そういった形態を抽出して、改定する前と改定後、この農業経営に占める水道料金というのは どのくらい経費の割合があるんだということで 改定前 大体1.1% ちょっ、 、 、 、と下がって0.6%、平均では大体0.8%だと。改定すると、これが大体0.2ポイント程度上がるということでございました。このときの上げ幅は、大体22%の上げ幅、全体平均ですが。今回同じこのサンプルを利用しますと、現在のその水道料金の体系でいきますと、大体経営費に占める割合が、平均で1%程度。それが1年目には大体0.1ポイントアップ、2年目には大体1ポイントアップと、3年目、平均では0.3ポイントということで、ちなみにこのとき、光熱水費で大体農業経営品の占める割合が5.7%ということで、そのうちの1%が大体水道料金だろうということからして、経営に対するその影響度というのは他の業種と比べてどうなのかということも、やはり検証しなければならないと思って思います。実際お支払いいただく身になれば、かなりの出費ということになりますが、やはり他のバランスということも我々は考えなければいけないというふうに思っております。そういった面も含めて審議会でも議論をいただいた結果でございます。

質問 大野

今、平成16年改定当時のいろいろな状況をお聞かせいただいたんですけれども、一生懸命に課長、他とのバランスとおっしゃいますけれども。皆さんご承知のとおり酪農経営は、殆どが多分家畜が飲んでる飲料ですよね。直接お金にならないという我々、それから牛に水を飲ませてえさを食べさせて、そこから牛乳を搾って、それを販売して我々の収入になっている。いわば直接水を使って儲けてるといいますか、生活しているわけではないですよね。他の工業用とか仕組みはちょっと違うだろうけれども、やはり一定程度は水道料金もしかアップした分、その価格に転嫁する面もある場面ではあるかもしれない。なかなか今の社会情勢の中は難しいですけれども、我々はそういった価格に転嫁はすることはできない、乳価は決められますので。だから、アップ分はすべてコストにはね返ってしまうという部分がありますよね。経営費のパーセントが1.1%ぐらいだと言ってます。多分今も変わってないと思います。水道料は多分1%前後だと思います、大体。1億円の収入に対して100万円ぐらい、120万円とか、130万円かかると思いますけれども、多分1.何パーセントの世界だとは思いますけれども、この0.3ポイントがかなりウエートを占めてくるんですよね、5年間で3ポイント上がるよって。そういった中では、やはりこれから町民の意見を聞いて、だけど9月議会てに上程ですよね、基本的には、残り3カ月しかないですよね。これで多くの町民から意見を果たして、このネットやIP電話等々を使って収集できるのかなというのは疑問ですけれども、値上げの部門ですから、反対ある人は、ばんばん言ってくるのかなという気もしないでもないですけれども、なかなかこの町民の意見を聞くというのは難しいんで、やっぱり自治会ごとに意見を集約したりしたらどうかなというのは、僕の個人的な考えなんですけれども、町ではそういう考えは一切ないんでしょうか。

答弁 水道課長 常谷(水道課長は2013年3月まで)

まず、意見の収集方法として自治会というご提案がございましたが、私どもとしては、自治会単位となると、またそれを集約してということに時間がかかるのかなと、今は思います。私どもも検針員を利用して、とにかく意見募集の部分は全戸にお知らせする、用紙をお配りしたいと考えてございます。ですから、個々人単位でご意見をお寄せいただくほうが早いのかなというふうに感じております。それから、業種間での私はバランスというお話をしましたが、現状、先ほど申し上げました産業で、工業用と農業用で現在3倍近い格差があるということで、これまでの料金体系そのものが、やはり一般用ですとかを低く抑えるために、いわゆる工業用とか営。 、業用の商工業者の皆さんに多く負担をしていただいた 30年以上前からのこういう形態当時はそれなりの経緯があったものと理解してございます 水需要がどんどん増えていっ。て、施設を拡大していかなければならない。水産加工も盛んになって水の使用量がどんどん増えていったと。そのために施設も拡大するということを踏まえて、水産加工等工業の方々に大きな負担をお願いしてきたという経緯もあるでしょう。ただ、今日、水産業を取り巻く情勢、大変厳しいものもございます。このまま高負担でお願いするというのはいかがなのかということも、審議会での議論でございます。ですから、業種によって格差はもう必要ないだろうということで、一番わかりやすい水道の口径、この口径によって設備投資も変わってきますし、使う水の量も変わってくるということで、口径別がいいだろうというふうな提言になったものでございますので、ご理解をいただきたいなと感じております。

質問 大野

公平云々というのは、確かに格差あるのはわかるんです。だけど、やっぱり農業用と別じゃないかなと僕はは思うんですよね。まして、今、基本料金と使用料金2本立てでいくよと、まして、今は水道管の太さによって口径別で料金を変えていくと。僕は、これで公平になるとは到底思わないんですよね。あくまでも使用量じゃないんですか。20ミリの管と40ミリの管、確かに1回に来る水量違いますけれども、使って幾らの世界だと思うんですけれども、たとえ基本料、それ口径別の基本料にしますと、管がただ太いからって使わなくても、それだけ高く多分設定されると思うんで、高いということですよね。これで公平というのは僕はならないというような気がするんですけれども、課長、そう思いませんか。

答弁 水道課長 常谷(水道課長は2013年3月まで)

投げかけをいただきました。参考にした水道料金の算定要領、これ厚生労働省の要請で、日本水道協会という団体がつくった一応地方公営企業の水道料金を算定するときは、参考にしてくださいというもので、多くの自治体もこれを参考にしております。基本料金と水道料金、この考え方ですが、使った分幾らお支払いするよと、その考えも一つありますが、使わなくても我々は使っていただくための準備を絶えずしております。全然使わないとしても、その経費をかけて、いつでも需要にこたえられるように準備しているという、基本料金は言いかえますと準備料金という考え方に基づいて、その一番わかりやすいのは口径別だということでございます。

質問 大野

口径別と言いましても 多分本管は町が埋設してくれますよね そこから引っ、 。張る支管といいますか、自分の家に取り込む管の多分太さで、その途中にメーターをつけて、メーターから超えてる分ですよね、自分の家に引き込むまでの管ですよね。それは多分自己負担で全部工事やっているんじゃないんですか。それで、確かに本管、わかりますよ、基本料金の意図はわかるんですけれども、だからといって、太く埋設した人から多く取るというのは、町民一律じゃないんですか、その条件というのは、多分。そう思うんですけれども、いかがですか。

答弁 水道課長 常谷(水道課長は2013年3月まで)

メーター以降の部分については、それぞれのご負担でもちろん整備されておりますが、その需要にあわせた口径の太さによってメーターの金額もかなり大きな開きがございますし、本管からそのメーターまでの管も当然太いものを用意しなければならないということで、そこには、一律の設定でいいというふうには私どもは考えてございません。

質問 大野

言わんとしていることはわかるんですけれども こんなことを言っていてもいつまでたっっても多分平行線のままなので、あれしますけれども、やはり数多くの町民の意見を取り入れて、ぜひ水道料金適正に考えていただきたいと思います。それと、ちょっとあれなんですけれども、今、営農用水、多分みんなから苦情来てませんか、とる水圧低いとか、水量足りないとか。セタニウシのほうから新しい施設から引っ張っているのは、まだ完全に完了していませんから、あれなんですけれども、そういったことを苦情とか、何かしてくれとかって来てますか、お伺いしたいんですけれども。

答弁 水道課長 常谷(水道課長は2013年3月まで)

以前は、ご心配、ご不満をおかけしてた部分もございますが、ここ昨年も本年度も苦情等はいただいておりません。

質問 大野

わかりました。いずれにしても、公平ってなかなか難しいんだろうなとは思いますけれども、我々農業者にとっても負担増にならないように、やはりコストもちゃんと考えた中で、町としてはこう産業振興に力を入れているんだぞという 町長の強いその意志を反映させていっ、ていただきたいなと思います。そういった意味で、町長からどうか一言あればなと思います。

答弁 町長 若狭(町長は2025年3月まで)

答弁をさせていただきます。今回の答申につきましては、1回目の答弁でお話をいたした内容等でございます。私といたしましては、今日の料金収入による独立採算性が原則とする水道事業、大変な状況にあることは先ほど来から担当課長から答弁されたことであります。一方、酪農経営、これまた大変な状況、そのとおりであります。そういう中で、どのような料金体制を設定すべきか、今後、町民の意見等も聞きながら、最終的に決定をし、議会にお諮りをいたすわけでありますが、やはり公正、妥当な適正な料金ということであ。 、 、 、ろうかと思っております 今のご意見も十分に踏まえ また 町民等の意見も聞きながら最終的な決断をさせていただきたいと、そのように考えておりますので、ご理解を賜りたいと思います。

質問 大野

どうかよろしくお願いしたいなと思います。続いて、この環境保全対策についてでありますけれども、5月にこの厚岸町酪農畜産環境保全対策協議会というのが設立総会に、産業振興課長、環境政策課長、水道課長が出席のもと、総会が開かれたと聞いておりますけれども、今年度の計画を見ますと、予、 、算額600万円で 直接支払制度で成り立ってます太田地域集落から300万円ということで僕の質問は町から何らかの補助が出せないのかという質問をさせていただいたんですけれども、回答は中山間で間接的に町が出しているお金だから、これで勘弁してくれというような中身なんですけれども、今年度の事業内容がもちろん家畜ふん尿の適正処理、多分それが川に流れ出てて、水道課長もよくいろいろご奮闘されているみたいですけれども、そういったのをやっぱり自分らでも何とかしようと、町から指摘を受ける前に、自分たちで多分何とかしようという動きの第一歩だと思うんですよね。水道の河川はホマカイ川を重点なんですけれども、上流には標茶町の酪農家も点在しております。そういった中で、標茶町の名前は多分なかったような気するんですけれども、これは独自厚岸町が、とりあえず頑張れやというような動きだと思うんですけれども、そういった面でもやっぱりふだんでも標茶町の酪農家とかに対して、大雨降って、ふん尿が流れ込んだりしてきたりする可能性ありますよね、そういったときに協力要請といいますか、そういったのを随時やっているのかどうか、ちょっとお伺いをしたいんですけれども。

答弁 環境政策課長 大崎(環境政策課長は2013年3月まで)

ただいまのご質問でありますけれども、議員ご指摘のとおり、厚岸町と標茶町の関係につきましては、別寒辺牛川・ホマカイ川流域環境保全協議会という組織がございます。この組織で、毎年水質調査等を行っておりますし、何か異変、そういったものがあれば、随時両町で協議をしているというふうになってございます。現実にそのような形で協議を行ってございます。

質問 大野

ホマカイ川流域の酪農家さんたちは 日々 ぴりぴりしながら毎日の農作業ふん尿処理をしていると思うんですけれども、やはりこれは先ほど水道料金の話ありましたけれども、水の供給といいますか、引き込み河川ですので、町民に過大な影響を与えるので、環境を守らなければならないという、そういった面で多分今年は家畜ふん尿の、これ発酵資材かなんかの補助をするのか導入をするのか、ちょっと僕、中身わからないんですけれども、そういったことを多分やるんだなって思うんですけれども、今年度は、これ総会立ち上げたばっかりで、事業内容これから年々多分強化されていくと思うので、今後において、今年は間に合いませんけれどもね、やっぱり農協等々から多分要請があった場合、町としても何らかの補助といいますか、協力体制をしっかりして、農協とか振興会ばかりでなく地域一丸となって守っていかなければならないと考えるんですけれども、そういった面で多分協力体制はすると思うんですけれども、いかがでしようか。

答弁 産業振興課長 阿部(産業振興課長は2015年3月まで)

お答えいたします。この協議会、設立されたばかりでございます。設立総会をやりまして、今、その後、まだ協議を、その後幹事会、もしくは専門部会等を持ちまして、その中で具体的な検討をされるというふうになってございます。そういった中で、まだ具体的な事業について計画案は出ておりまして、今、議員おっしゃったような内容のお話もされておりますけれども、それを実際どのような形で、どうやって、どう検証していくのかなんかも含め、 、 。て まだそういったものが これからのお話ということになるということでございますですので、そういった中で、そういったことも検討をこれからしていかなくてはいけ、 、 、ないというふうに思いますし まずは その農家自らがこういった活動に釧路太田農協それから振興会の方みんなで取り組むということで立ち上げたものでございますので、それはとてもこれから期待をされる活動だと思います。そういったものに私どもも当然参画して、いろいろ検討してまいりますので、そういった中で、そのようなことになった場合は、当然検討をさせていただきたいというふうに思っております。

質問 大野

ただいま産業振興課長のほうから、今後、必要事項いろいろあれば、協力をしていきたいという答弁ございましたんで、先ほど、これ3課長さん、産業振興課、環境政策課、水道課長さんも出席しておられるので、やっぱりそのほか、よく役所は縦割行政で云々とあるんですけれども、横の連携しっかりとりながら、ぜひきちんと取り組んでいただきたいなと思って、やめたいと思います。

答弁 町長 若狭(町長は2025年3月まで)

私からお答えをさせていただきます。このたびの厚岸町酪農畜産環境保全対策協議会が設立をされたということは、大変行政側からしてもうれしく、また一方、期待をもってやまない次第であります。先ほど、標茶町との関連もお話しありましたが、標茶町と厚岸町はお互い行政の関係で、その環境保全をいたしておるわけでありますが、生産者が中心となって発足した、その意義は極めて大きいと思っておるわけであります。先ほど担当課長から構成等についてお話ありましたが、メンバーを見ますと、太田農業協同組合、さらにはまた太田酪農振興会、さらには釧路太田集落、または釧路太田酪農振興会等々が構成となっておるわけであります。どうか、そういう意味において、やはり酪農地域におけるふん尿等を含めての環境問題 課題としてはいろいろありますが 自ら生産者が努力して環境を守っ、 、ていこうと、そういう気持ちで立ち上げていただいたことについては、私も大変うれしく思っておりますし、今後の運営に当たりましても、第1回目の答弁いたしておりますが、中山間環境の中で、太田集落に対しての支援ということで25%、中山間の関係で厚岸町が補助をいたしておりますが、そういう関係で申し上げたわけでありますが、しかし、これからの運営につきまして、さらに運営等における明確な中で、これだけの予算が必要だ、厚岸町もぜひ協力願いたいということであるならば、私も喜んでそれに対応していきたいと、そのように考えておりますので、ご理解をいただきたいと存じます。

出典:厚岸町議会 平成23年第2回定例会 2011年6月16日 議事録 PDF(15ページ) 間違いを知らせる