厚岸町議会 平成20年第4回定例会 2008年12月10日
(1)新年度予算編成の方針について/(2)矢臼別演習場における今年度の米海兵隊の実弾砲撃訓練について
2008年12月10日、厚岸町議会の一般質問で、谷口弘議員が「新年度予算編成の方針について」「矢臼別演習場における今年度の米海兵隊の実弾砲撃訓練について」について質問し、町長 若狹、税財政課長 佐藤、まちづくり推進課長 田辺、総務課長 豊原が答弁しました。
- 質問者
- 谷口弘 議員
- 答弁者
- 町長 若狹、税財政課長 佐藤、まちづくり推進課長 田辺、総務課長 豊原
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員が最初の質問で述べた件名は 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は議員の発言から取ったものです。
質問 谷口
本定例会一般質問に当たりまして、通告しておりました2件について質問をいたします。まず 1点目は新年度予算編成の方針についてでありますが さきに政府は3日 2009、 、 、年度予算編成の基本方針を閣議決定をいたしました。社会保障関係費を毎年2,200億円ずつ抑制することを盛り込んだ骨太方針2006と来年度予算概算要求基準を維持しつつ、経、 。 、済状況に応じて果敢な対応を機動的 かつ弾力的に行うといたしました この方針から地方財政は今後どのようになるのか。厚岸町の財政状況の見通しについても説明をお願いいたします。次に、新年度の予算編成に当たっての考え方についてお伺いをいたします。1つ目として、来年度の新規事業、継続事業が主なものはどのようになるのか。2つ目として、政策的な新制度の導入や現制度の改善を図るなど、住民サービスの向上についてどうなっていくのか、お伺いをいたします。また、来年は町長選挙の年でありますが、新年度予算は本格予算を考えているのかどうかをお伺いいたします。次に、2つ目として矢臼別演習場における今年度の米海兵隊の実弾砲撃訓練についてお伺いをいたします。1つ目は、今回の海兵隊の砲撃訓練では、ブリーフィング、公開訓練が行われず、移動日程も明らかにされない中で行われました。砲撃訓練が終了した2日に、海兵隊は説明会と装備品の展示を行っておりますが、住民への情報を閉ざす今回の訓練についてどのような見解を持っているか、お伺いをいたします。次に、今回は白燐弾が20発発射されたと説明をされております。今回は砲門の数が2門となっておりますけれども、訓練内容についても厳しく対応していくべきではないのか。情報の開示について今後どのように取り組まれていくのか、ご説明をお願いいたしまして、私の1回目の質問といたします。
答弁 町長 若狹(町長は2025年6月まで)
10番、谷口議員のご質問にお答えをいたします。新年度予算編成の方針について、1点目の政府は3日、2009年度予算編成の基本方針を閣議決定しましたが、地方財政はどのようになるのかとのお尋ねですが、閣議決定さ、 、れた平成21年度予算編成の基本方針では 日本経済は全治3年という基本認識のもとで当面は景気対策、中期的には財政再建、中長期的には改革による経済成長という3段階で、経済財政政策を進めるとしており、平成21年度予算編成においては、金融・世界経済に関する首脳会合の成果も踏まえ、世界の経済金融情勢の変化に対応しつつ、切れ目ない連続的な施策実行を図る、さらに財政規律の維持の観点から、安易な将来世代への負担のつけ回しをせず、国民に温かい効率的な政府を目指すという考え方を基本とし、経済成長と財政健全化の両立を図るとしています。また、地方財政に対し、特に地方交付税については、地方の底力の発揮として、地方と都市部との地域格差是正に向けた取り組みとなる本年度の地方再生対策の考え方を継続させ、財政の厳しい地域に重点的に配分するとし、景気後退に伴う地方交付税の原資となる国税五税や地方税の減収等については、地方公共団体への適切な財政措置を講ずるとしています。このような状況の中、厚岸町の財政状況の見通しでありますが、これまでの燃油価格高騰や原料高などの影響により、法人町民税は国の状況と同様に大幅な減収を見込まざるを得ず、加えて個人所得への影響も大きく受けるものと推測されることから、税収の伸びは期待できないものと考えております。また、地方交付税は、国の基本方針では適切な財政措置を講じるとはしているものの、総務省の概算要求は前年比マイナス3.9%となっております。単純計算になりますが、この比率による交付税の減額見込みは約1億4,000万円となります。このように、歳入面では、収入増へとつながる要因は希薄な一方で、歳出面は、医療扶助費などの増加や地方財政健全化法に基づくすべての会計の健全財政運営を図る必要があることから、特別会計や企業会計への繰出金が多額となり、財政運営にとって極めて厳しい状況にあるものと考えております。次に、2点目の新年度の予算編成に当たっての考え方についてですが、まずアの新規事業と継続事業等はとのお尋ねですが、前段で申し上げましたとおり、新年度も厳しい財政運営を強いられることが予想される中、特別養護老人ホームの増築といった大型の事業計画も控えております。町民の皆さんの負託にこたえながら、誇りに思えるまちづくりを進めるためには、今一層の選択と集中による事業の厳選を進めなければならないものと考えております。現在、第10次実施計画の策定作業を進めている最中でありますが、継続事業であっても適切な評価を行い、必要に応じた見直しを図るとともに、新規事業の事業化についても必要性、緊急性、重要性、効果などを十分考慮した上で慎重に検討する考えでおります次に、イとして政策的な新制度の導入や現制度の改善など住民サービスの向上についてはでありますが、平成21年度予算の各課要求締め切りは今月25日までとなっており、本格的な予算編成作業は翌年1月からとなります。したがいまして、政策的な新制度の導入などにつきましては、その際に協議、検討してまいりたいと思いますので、ご理解願います。、 、 、次に ウとして来年度は町長選挙の年ですが 本格予算になるのかとのお尋ねですが現段階では厳しさを増している町の経済情勢から判断いたしますと、ソフト事業を含む継続事業の年度当初予算執行などを考慮し、基本的には通常予算が必要と考えております。いずれにいたしましても、新年度予算編成に当たり、特に地方交付税は交付税原資の国税五税の減収分を補填させる特例加算措置も検討されている状況にあり、また道路特定財源の一般財源化に伴う地方への配分方法は、新たに交付金制度を創設するとの報道がなされておりますが、現段階では具体的な内容が明らかになっていませんので、今月末に示される地方財政対策に注視し、予算編成に臨みたいと考えておりますので、ご理解願います。続きまして、2点目の矢臼別演習場における今年度の米海兵隊の実弾砲撃訓練についてお答えをいたします。まず、今回の海兵隊の砲撃訓練ではブリーフィング、公開訓練を行わず、移動日程も明らかにされない中で行われましたが、住民への情報を閉ざす今回の訓練にどのような見解を持っておられるのかとのお尋ねですが、私は、矢臼別演習場において本年度実施された海兵隊の砲撃訓練日程が11月20日から12月3日と通知されて以降、副知事を座長とする矢臼別演習場関係機関連絡会議に演習場周辺4町の一人として参加し、11月10日に北海道防衛局を訪問して、情報の事前通知、規律の維持、騒音対策、分散・実施のあり方、そして夜間の実弾射撃訓練自粛の5項目を要請しています。その翌日、11月11日午後3時に、104移転訓練にかかわる訓練公開及びブリーフィングを行わないこととする米軍側の意向が周辺自治体に伝えられたわけであり、要請の翌日という時期に10年を経過したことをもって公開しないとする米軍側の方針変更は、唐突な印象を持って報告を受けたところであります。地元町長として、情報提供の後退は町民の皆さんの不安や懸念が大きいと考え、矢臼別演習場関係機関連絡会議の座長である北海道副知事を通じて、訓練公開を継続するよう、11月12日に北海道防衛局へ緊急の要請を行ったものであります。その後、矢臼別演習場関係機関連絡会議構成自治体を代表して北海道知事が防衛省へ出向くなど、演習場周辺4町の総意として、従前どおり公開実施されるよう国に対し要請を続けてきたところであります。この要請を国と米軍が受けとめていただき、12月2、日に概要説明と装備品の公開が行われたことについては一定の評価をするところですが訓練そのものの公開ではないことなど、従前に比べて後退していると言わざるを得ません。町民の不安や懸念の解消のためには、従前どおり訓練の公開や記者会見が行われることが必要と考えており、今後に向けて北海道と地元4町が連携し、矢臼別演習場関係機関連絡会議として引き続き国に対し働きかけてまいりたいと存じます。次に、今回は白燐弾が20発撃っていることから、砲門の数だけが問題ではなく、訓練内容についても厳しく対応すべきではないか、情報の開示については今後どのように取り組むのかとのお尋ねであります。質問者ご承知のとおり、米海兵隊の移動に関する情報が昨年から事後公表へと変わっており、訓練内容の公表も情報量は断片的であると考えておりますが、矢臼別演習場での白燐弾の使用情報については、米軍の運用に関することであり詳細に公表することはできないとしつつ、北海道防衛局を通じて、平成19年に発煙弾として使用した実績があるとの説明がされています。また、20年度の使用実績については、12月2日実施された概況説明の際に、参加者からの質問に答え、白燐弾の射撃実績が20発であったことが公表されております。私は、このことについて、今後も矢臼別演習場において104号線越え移転訓練を行うのであれば、町民の不安や懸念の解消が重要と考え、12月3日に北海道防衛局次長の表敬訪問を受けた際に、今年になって生じた課題の解決に努めていただきたいこと、情報は、 、 、事後公開でなく事前公開の実施によって 地元に安心感をもたらし 信頼感をはぐくみ訓練が平穏に行われるよう、国の一層の努力を要請したところであります。この課題につきましては、関係4町と北海道で構成する矢臼別演習場関係機関連絡会議において、4町と北海道の共通の課題として、引き続き国に対して働きかけてまいりたいと存じます。以上でございます。
質問 谷口
何分から始まったんでしたっけ。
質問 谷口
32分からですかね。
質問 谷口
それでは、お伺いをいたします。今回の来年度の予算編成についてでありますけれども、政府が19年度の予算編成の基本方針を発表して、これが非常に、これだけではありませんけれども、さきの9月議会で私が予算会で質問したときだったと思うんですけれども、町長は次期の総理大臣には相当期待しているような、ちょうどあの当時は総裁選挙の真っ最中でありましたから、大体この人がなるんだろうなというようなのも見えていた時期で、町長も期待をされていた人が総理大臣になったんではないのかなというふうに思うんですけれども、ここに来て非常に迷走ぶりが目立っているというふうに思うんですよね。そういう中で、政府が今回このような基本方針を出したんですけれども、出すに当たっても非常にその方針が、言ってみれば、ある部分は骨抜きというか、総理大臣が声高に叫んでいたことがいつの間にか、結構字の読み間違いもあるみたいですからあれなんですけれども、結果的には交付金を交付税と、いや、交付税を交付金と呼べばいいんではないかとか、そういう声がいろいろありまして、今回の基本方針にかなりそれが反映されているというふうに思うんですよね。それで、結果的には構造改革路線、あるいは06年の骨太方針は一応堅持をすると。それで、ただ、その一方で社会保障だとかそういうものに対しては、非常に国の担当者でさえももう悲鳴を上げざるを得ないところまで来ていると。昨今の医療の問題だとか介護の問題、大きく取り上げられるような事態になってきているわけですけれども、これらに対してはやはり地方自治体も強く改善を求めていく必要があるし、その対策、財源もきちんとしていただかなければ困るんではないのかなというふうに思うんですよね。やはり、もう地方交付税だって、ここがこれ以上はもう限界ではないのかなというふうに思うんですよ。その辺については、やはり地方六団体が力を合わせて改善を強く求めていくということをしていかないと、これでは幾ら首相が元気のある地方をつくるんだというようなことを言っても、ますます地方は元気がなくなってしまうのが現実ではないのかなというふうに思うんですけれども、これらについては今後どのような取り組みをしていくのか。ただ、今までの社会保障費の減額を堅持していくというようなことでは、私たちは地域の崩壊、あるいは医療や福祉の崩壊につながっていくんではないのかなというふうに思うんですけれども、その辺についてもう一度ご答弁をお願いしたいというふうに考えております。それから、今回、新年度予算については、町長が今説明されましたように、25日までの取りまとめで、1月からの予算編成に取りかかるというお話でありましたけれども、やはり重点はどの辺に置くのかなということを町民にも明らかにしていくことが大事ではないのかなというふうに考えるんですが、その辺では来年度はどこを強く重点にした施策で厚岸町として取り組んでいくのかということについては説明されてもよろしいんではないのかなというふうに思うんですが、いかがでしょうか。議長(南谷議員) 町長。
答弁 町長 若狹(町長は2025年6月まで)
お答えをさせていただきます。今日の地方自治体を取り巻く行財政、極めて厳しいことについてはご承知のとおりであります。特に小泉内閣以来、構造改革、三位一体の名のもとで地方交付税が減額されておる現実については極めて不満を持っている一人であり、お話がありましたとおり、麻生内閣に期待をいたしたこともございます。といいますのは、やはり地方、都市部の格差が激しい、地方に趣を置くべきであるという考え方に立つ私は麻生さんであるということで期待をしておったわけでありますが、しかし現実はそのような傾向が見えません。まことに残念なことであります。私といたしましてももちろん、それぞれ地方自治体を取り巻くそれぞれ厳しい中で、市町村挙げて、さらにはまた都道府県挙げて、地方交付税の削減については強く反対をし、さらに増額を求めていかなければならない。当然のことであるかと思っております。詳細については担当課長から答弁をさせます。
答弁 税財政課長 佐藤(税財政課長は2009年9月まで)
お答えを申し上げます。聞こえますでしょうか。( 私は聞こえています」の声あり)「( ) 、 。●税財政課長 佐藤課長 迷走ぶり等々のご指摘 議員のご指摘のとおりでございます毎日毎日、新聞報道と全国紙、地方紙それぞれ、毎日と言っていいほど変わっております。ただ、唯一決まったのは3日の閣議決定だけでございまして、この閣議決定も極めて抽象的でございます。数字は一切入ってございません。そういう中で、今後どうするかということで、先ほど町長から答弁があったとおり、私、税財政担当といたしましては、重点施策については地財計画、この12月、昨年は12月19日閣議決定であったんですが、その地財計画を見て判断をしたいというふうに考えております。その理由は、こういう迷走状態にあるところでございまして、いつどのような状況になるかということが全く不透明なところからでございます。それから、社会保障費の2006年の堅持するということでございますが、一部の報道によりますと、たばこ税を上げて1,000億円程度で埋めるというような情報も流れてございます。これも全く不確定要素でございますので、いまだ担当としては信じることはできないというふうに考えております。それから、交付税の限界ではないかということでございますが、これも麻生総理大臣が言っているとおり、1兆円を交付するということは言っておりますが、この1兆円がどうなるかということでございます。前代未聞の89兆円台の最大の予算規模になりそうだという報道がございますが、その1兆円の原資は、今言われている報道では国債発行というふうに言われています。33兆円台になるんではないかというような報道がされております。ということは、国の借金がふえるだけで、これも多分一過性のものだというふうに財政担当は考えるべきであろうというように考えてございますので、ご理解賜りたいと存じます。
答弁 まちづくり推進課長 田辺(まちづくり推進課長は2010年3月まで)
来年度にわたっての事業の考え方でございますけれども、冒頭、町長のほうから答弁がありましたように、大きな事業といたしましては現在第9次の実施計画、こちらの中に位置づけられております特別養護老人ホーム及びショートステイの増築、これが大きな事業として現在の実施計画、こちらのほうにのって。 、ございます これを当然念頭に置いた計画の作成というような部分を念頭に置きながら現在作業を進めてございます。そのほか、各自治会からの要望、あるいはまちづくり地域懇談会での住民要望、こういったようなものも踏まえながら、それぞれの各原課のほうからの要望も参ってきてございます。そういった中にありますけれども、やはり限られた財源の中での位置づけということに相なります。住民の福祉の向上という部分について可能な限りこたえるというような趣旨のもと、現在作業調整をしているわけでございますけれども、大きな事業といたしましてはそういうような事業計画を既に持っているというようなことでございますので、この点をご理解をいただきたいというふうに思います。
質問 谷口
やはり地方自治体は住民に奉仕するということは一番の仕事だと思うんですね。それで、国の請負機関ではありませんから、やはり住民要望はきちんとできるような方向でやってほしいというふうに思うんですよ。それで、今まで政府のほうが非常に迷走して、これをやりますと、給付金をやりますと、1人1万2,000円、子供がいるとそれに何円かだな、そして8,000円でしたか6,000円でしたか、8,000円ですね、足して、そういう場合には何をするといえば、まあいろんなことになって、あれもやるこれもやるというのを全部聞いていたら、あっちにも埋蔵金こっちにも埋蔵金で、金がそんなにあるんだったら初めから出せと言いたくなるくらいなんですけれども、埋蔵金だって限界があるんじゃないかなというふうに思うんですよ。ところが、地方自治体ではそんな埋蔵金は一円もないというふうに私は思うんですよね。そうすると、やはり国のほうがきちんとしっかりしていただかなければ、あれもやりますこれもやりますというけれども、結局後から消費税になって、契機が回復した後。 、には消費税を引き上げますよというような話ではやっぱり困ると思うんです ですから今回の給付金も非常に評判が悪いわけですよね。これだけ景気が悪くて大変なときに、それが本当に地域の振興や経済効果があるのかということに対して多くの疑問が出されているというのが現実だと思うんですよ。そういうことより、やはり私は今本当にしなければならないのは何なのかをきちんと厳選した、その場しのぎの対応ではなくて、きちんとした施策を打っていくというのが非常に大事だと思うんですよ。そういう点では、やはりひとつ町のほうもしっかりとした対策を新年度に向けて打っていっていただきたいなというふうに考えるんですけれども、もう一度お願いをいたします。
答弁 税財政課長 佐藤(税財政課長は2009年9月まで)
ご答弁申し上げます。議員ご指摘のとおり、住民要望がかなうよう施策を実施してほしいということでございますので、予算編成に向けて、それを肝に銘じ編成に当たっていきたいと。それから、埋蔵金等の件でございますが、これもご指摘のとおり、政府は財投金の埋蔵金ということで考えているようでございますが、これも限界がございます。給付金は2兆円、特別枠の交付税は1兆円で3兆円、これをどうするのかということもございます。これらは極めて不透明でございまして、全くこれから、財務省が今やっていると思いますけれども、どうなるかはわかるところではございません。今日の報道にありましたとおり、消費税を将来上げるということで、社会保障費については特別会計をもってやるというような報道もございましたが、これも報道であって、全く先のわからない話でございます。したがいまして、国の動向を、これはほとんど毎日どのように動くかということを注視しながら、来年年明けの予算編成に十分注意しながら、住民要望がかなうような施策を厚岸町の予算として編成してまいりたいと、このように考えておりますので、ご理解賜りたいと存じます。
質問 谷口
次に移らせていただきたいんですが、矢臼別の海兵隊の訓練でありますけれども、海兵隊の司令官が厚岸町を訪問されたようなんですが、それはいつで、どういうことで訪問をされて、町としてはどういう対応をされたのか、お伺いをいたします。
答弁 町長 若狹(町長は2025年6月まで)
米海兵隊実弾訓練の責任者でございますが、フィールドという少佐。 、 。 、でございます 11月14日 表敬訪問を受けたところでございます このことについては毎回訓練を行われることによって表敬訪問を受けるというのが慣例でございまして、フィールド少佐もそういうことでおいでをいただいたものと私は思います。そういう中で、いろいろな厚岸町のことなり、いろいろな懇談をさせていただきましたが、特に私から申し上げたのは、ブリーフィング、または公開訓練が行われなくなったということについて、従前同様の公開をすべきであるという特別に私からお話をさせていただきました。その他のお話については雑談と、表件訪問でございますので、そういう会話であったということでご理解をいただきたいと思います。
質問 谷口
今回、この訓練が日程等も含めて非常に情報が海兵隊のほうから出されたのは、当初発表された日程等と、後から、砲門は6門、中隊規模でやるんですけれども、それは当初は6門だったのが2門になった、260人の人員が230人になったということが事前の連絡であったのではないのかなというふうに思うんですけれども、それで今回海兵隊は、訓練は公開しないけれども、情報はホームページを開設しているんで、それを見てくださいというような説明であったと思うんですよね。それで、この間、海兵隊の訓練が終わった後に公開があって、私も参加をしたんですけれども、そのとき報道機関や地方自治体の関係者に配られた資料がこれですよね。それで、ホームページを見ても大体同じような内容で、これを見るとほとんどが英語ですよね。一番初めに、地域の皆さんにというようなことで、矢臼別における砲兵訓練については英語で書いて、私、英語は読みませんけれども、AとBぐらいならわかりますけ、 、 、れども あとそれを日本語訳にして発表しているんですけれども それ以外は全部英語これでは情報をこれから得てくださいと言われても、ほとんどの人が理解できないのではないのかなというふうに思うんですね。それで、この演習に関する広報文は、写真等を含む情報はウエブサイトで見て提供されると、このサイトは演習終了まで継続的に更新されると。それから、もし何か質問があったらメールで下さいと。だけれども、そうすれば返事をくれますというようなことはここには書いていないわけですよね。こういう情報で、このホームページをあけた人が厚岸町内にどのくらいいるのか、私わかりませんけれども、これでは全く我々をばかにしているというか、地域の住民をないがしろにしているというふうに言ってもいいのではないのかなというふうに思うんですよ。そういう点では、これについてはどういうふうに考えますか。
答弁 総務課長 豊原(総務課長は2009年6月まで)
お答えをさせていただきます。ホームページの問題の前に、日程の関係でございますが、事前の情報公開については全く今回もございませんです。部隊が移動した後、それから訓練機材が移動を終わった後に、これこれでしたというような形で北海道防衛局から通知をされるという状態でございました。それから、ホームページの問題でございます。私どもも定期的にこの内容につきましてチェックをさせていただいて、中身を見させていただいております。議員ご指摘のとおり、私も意味不明といいますか、日本語に訳した文章自体が意味不明なところもございますし、全く訳されていないところも多数あるというような中で、十分に理解できないというような実態でございました。この部分につきましては、北海道防衛局長が町長に表敬訪問というようなことで会いに見えられましたときに、町長から、こういうような米軍の情報公開では町民にとって大変不親切だというような趣旨を申し述べまして、改善をぜひ米軍に申し伝えていただきたいというようなことで、特に表敬訪問の場ではございましたけれども、申し上げているというような実態にございます。ただ、それについての具体的な解決がこうなったとかというような情報につきましては、その後入っていないというのが現時点までの状況でございます。以上でございます。
質問 谷口
今回のこの訓練について、内容、こうやって資料が出たりホームページを見たりして、役場の中で完全にこれを見て理解できる人は何人ぐらいですか。
答弁 総務課長 豊原(総務課長は2009年6月まで)
職員皆さんに確認したわけではございませんけれども、ほとんどいないのではないかというような印象を持っているところでございます。
質問 谷口
そうすると、先ほど課長、意味不明な点もたくさんあるというふうに言っておりましたけれども、これを英語で見て、だれが役場では訳したんですか。
答弁 町長 若狹(町長は2025年6月まで)
私の承知をしている段階では、英語と、それから日本語、訳したものを私は提供をいただいております。しかしながら、日本人として、その訳し方を見ますと、どうも前後がつながらないという点もただただありました。ですから、日本語で我々は読んでいるわけでありますが、そういう面を今、課長からお話をさせていただいたわけでありますので。特にホームページもいい面があったと思います。なぜかといい、 、ますと 今まで全く知らない日常活動がホームページとして出ておったということには私は、ああ、こういうこともいいなと思っております。ただし、公開をしなかったということについてはちょっと猪突だなという感じを持っております。
質問 谷口
ですから、結果的には情報は非常に不十分というように、我々にきちんとした情報を出そうという考えがなかったのが今回の訓練ではなかったのかなというふうに思うんですよね。それで、この中にホームページと同じ内容のものが入っているんですけれども、そこでお聞きしたいんですけれども、今回、白燐弾を20発使用していると。それで、531発でしたか、砲弾を撃っているうちの20発が白燐弾だというふうに言われているんですね。それで、今、兵器については非常にさまざまなところからたくさんの意見、問題を指摘する人がおりまして、化学兵器の問題、あるいはクラスター爆弾の問題、劣化ウラン弾の問題などで、問題は非常にたくさんあるんですけれども、りゅう弾砲からさまざまな弾を撃つことができるということになると、今回は公開もされておりませんでしたし、それから後の見学会でも結果的にはもう弾は一発もないというようなことで、それは公開の対象外ということで、どんな弾を持ち込んで、どういう訓練をしたのかということは全くわからないわけですよね。ただ、その中で白燐弾が20発撃たれたということになると、これについてはやはり非常に問題があるのではないのかなというふうに思うんですよね。それで、白燐弾がどういうことに利用されるかということになると、煙幕だとか焼夷用に使われると。そのほかにも照明だとか信号だとか、用途は非常に多用途にわたっているということで、今回ナパーム弾だとか白燐弾だとか、そういうものがイラクや、あるいはアフガニスタンでも使われたんではないのかというようなことが非常に問題になっているんですよね。それで、非常にこれらの戦地では黒く焼き尽くされているところがあったというようなことが言われているんですけれども、今回使われている白燐弾が白燐自身が人の体につくと取れないと、あるいは猛毒で燃料性の高いもので、微量でも体につくとやけどを引き起こすというようなものであるということで、それ自体使用することが禁止されていると。ところが、こういう化学兵器だとか、そういうものには大概もうアメリカは、中国だとかロシアの場合もあるんですけれども、ほとんどがその禁止条約に批准していないんですよね。日本は批准しているのが結構あるんですけれども、今回ようやくクラスター爆弾については日本も賛成をして、条約が発効したんですけれども、これにもアメリカだとか、そういう国は批准を拒否しているということで、国際的に使ってはだめだよということになっているけれども、これがこういう大国の判断というか、そういうものによって紛争地帯にそういう爆弾が持ち込まれて使われていると。それを厚岸町の矢臼別の演習場でその演習が行われると。それで、それが土中にしみ込んだ場合にどういうこ、 、とが起こるのかということも やはりきちんと検証していかなければならないと思うしこの白燐弾というものについても非常にきちんとした内容を把握する必要があると思うんですよね。先ほど、室﨑議員の質問にもありましたけれども、ちょっとした風評被害があっただけでも大変なことになるということの中で、この化学兵器等がもし使われて、それが土中に、あるいは川の中に流れ込んでしまうというようなことになったときに、どういうことが起きるのかということをやっぱりきちんと我々も把握していく必要があるんではないのかなと。そうであれば、そういうものを使わせないということもきちんと申し入れをしないとだめではないのかなというふうに思うんですよね。そういうことに関しては今後どうしていくのか。それと、今回、夜間訓練が行われているんですよね。夜間訓練は当初から行うことをはっきりさせていましたけれども、夜間に202発発射をしているという、現地で民間の人が調査した結果、そういう数になっているということなんですけれども、これは正確じゃありませんけれども、200発以上砲撃訓練が行われているということに対しても、やはり申し入れをする必要はあるんではないのかと。非常に、この訓練について町内、受け入れ自治体として大変な状況があった中で、厚岸町が受け入れを決めているということで、受け入れ、私自身はこの訓練に非常に反対ですけれども、そういう中でも受け入れをしたことに対して、その受け入れ条件をきちんと守っていくかどうかというのも非常に大事なことではないのかなというふうに思うんですけれども、これらについて町長はどういうふうに考えているか、お伺いをいたします。
答弁 町長 若狹(町長は2025年6月まで)
白燐弾20発だということについては私も報告を受けております。実は、これは日本の陸上自衛隊も使用しているそうです。日本の自衛隊では黄燐弾という名称だそうでございまして、そういう面におきましては、アメリカ軍も安全面の観点から適切な訓練が行われているのでなかろうかと、私はそのように思っております。それから、夜間の射撃訓練ですが、さきにお話しいたしましたとおり、北海道防衛局に強く要請したのはこのことなんです。そういうことで、我々は毎回要請をしているわけでありますが、夜間訓練については、当地域では早朝から草採、搾乳作業等の営農活動を行っており、夜間の実弾訓練は地域住民の就寝等の妨げになっているので行わないこと、強いて実施する場合は短日数、短時間ですることというような要請を行っておりますので、ご理解いただきたいと存じます。
質問 谷口
もう時間がありませんからあれなんですが、やはり今回の訓練に当たっての、 。海兵隊のやり方といいますか これについては非常に私は憤りを感じるものがありますですから、これについては今後、地域住民の情報をやはりきちんと対応していくということと。、 。やはり問題は 矢臼別だけに集中してきていることに非常に不安を感じるんですよねそれで、結果的に、そのうちキャンプ矢臼別になるのではないのかなと。他の演習場はすべてやめているのに、何で矢臼別だけが訓練場として使われているのかということになると、やはり一定の目的に沿ったものが矢臼別の演習場にあるんではないのかなとい、 、 、うことを考えると 非常に今紛争が絶えない状況になっていますから そこでの紛争とあるいはもし固定化につながるようなことがあれば、米軍とどうかかわらなければならないのか、こういうことも含めて、やっぱりきちんと考えなければならないし、そういうことを許してはならないというふうに私は思うんですけれども、その辺について今後どういうふうになっていくのか、もう一度お伺いいたしまして、私の質問を終わらせていただきます。
答弁 町長 若狹(町長は2025年6月まで)
お答えをさせていただきます。固定化の問題については、再三にわたって北海道防衛局に強く、私ども関係4町、要請をしているところであります。さらには、11月19日、北海道知事が防衛省に固定化することに対しての反対の要請をいたしております。その節には、米軍の運用上の都合により結果として2年連続で矢臼別だけの実施となったものであるが、矢臼別の固定化は考えていないという回答をいただいたと聞いているところでございます。今後とも、固定化しないように要請を強めてまいりたいと、かように考えます。さらにはまた、今後の演習、訓練ですが、やはり地域住民の不安や懸念の解消ということが最も大事なことでございます。そういう面につきましても、従前どおりの訓練の、 、 。公開 記者会見が行われる等も含めて要請してまいりたいと かように考えております