みんなの議会

厚岸町議会 平成26年第2回定例会 2014年6月19日

(1)矢臼別演習場における米海兵隊の実弾砲撃訓練について/(2)就学援助制度について

2014年6月19日、厚岸町議会の一般質問で、谷口弘議員が「矢臼別演習場における米海兵隊の実弾砲撃訓練について」「就学援助制度について」について質問し、町長 若狹、教育長 富澤、総務課長 曾田、教育委員会管理課長 髙橋が答弁しました。

質問者
谷口弘 議員
答弁者
町長 若狹、教育長 富澤、総務課長 曾田、教育委員会管理課長 髙橋

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員が最初の質問で述べた件名は 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は議員の発言から取ったものです。

質問 谷口

本定例会一般質問に当たりまして、通告しておりました2点について質問をいたします。1点目は、矢臼別演習場における米海兵隊の実弾砲撃訓練についてであります。在沖縄米海兵隊による沖縄県道104号線越え実弾射撃訓練の本土演習場での分散・実施に係る平成26年度の訓練計画がこのほど発表されております。そのうち矢臼別演習場においては、8月中旬から9月中旬と予定が示されておりますが、住民の安全を確保するため、次の2点についてお伺いをいたします。1点目は、昨年の訓練では、公開訓練の最中に演習場外への誤射があったり、海兵隊の車両がトライベツゲートから場外に出て牧草地に入り込むなど住民に不安を与えました。以前には、野火の発生もたびたび起きておりますし、今年度の訓練については、関係自治体として、北海道を含めてどのように対応されていくのか、お伺いいたします。次に、今年度の訓練では、ブリーフィング、訓練の公開が行われるのかについてでありますが、これについては公開を要請すべきではないのかということをお伺いをいたします。次に、2点目、就学援助制度についてであります。平成25年度の8月の生活扶助基準の影響について、非常に懸念がされております。厚岸町の就学援助の対象費目と費目ごとの支給方法、費目ごとの単価がどのようになっているのか、お伺いをいたします。2点目は、先ほど申し上げました生活扶助基準の影響が厚岸町にはどのように出ているのか、また、それに対して厚岸町はどう対応されるのかをお伺いいたしまして、私の1回目の質問といたします。よろしくお願いをいたします。

答弁 町長 若狹(町長は2025年6月まで)

10番、谷口議員のご質問にお答えをいたします。1点目の矢臼別演習場における米海兵隊の実弾砲撃訓練についてのうち、初めに、昨年の訓練では、演習場外への誤射があったり、海兵隊の車両がトライベツゲートから場外に出て牧草地に入り込むなど、住民に不安を与えるものであることから、今年度の訓練については、関係自治体として、どのように対応されるのかについてでありますが、北海道と厚岸町、別海町、浜中町、標茶町の関係4町で構成する矢臼別演習場関係機関連絡会議では、演習場外への着弾事故、米軍車両の民有地進入事案とともに、起きてはならない重大な事故、事案であったことを踏まえ、昨年の訓練終了後、速やかに北海道と関係4町の担当課長等で構成する矢臼別演習場関係機関連絡会議幹事会に課題の洗い出しと今後の取り組みの方向性の検討を指示し、その後、当幹事会から挙げられた課題と今後の取り組みの方向性を協議した上、昨年12月25日の会議において、この課題等を北海道防衛局との間で確認したところであります。その内容を申し上げますと、1点目が、速やかな情報提供等として、事件・事故の際の速やかな情報提供等、2点目が、北海道及び4町と国との情報共有・連携として、年間の訓練計画や業務スケジュール等に関するガイダンスの実施及び情報共有のための北海道及び4町と北海道防衛局による会議の開催、3点目が、事故発生時における対応として、事故発生時における北海道と4町の現地派遣職員と北海道防衛局との速やかな仕組みづくりなどの検討、4点目が、訓練時における安全対策の公開等として、ブリーフィングの確実な実施と再発防止策の履行状況の公開の4点であります。この課題に対し北海道防衛局は、1点目の速やかな情報提供等に対して、事件・事故が発生した場合の情報については、いかにして迅速かつ正確な情報を提供できるかが重要と認識し、自治体との連絡調整の専従者を現地対策本部に配置するなど、現地の体制や情報提供のあり方を整理しつつ、迅速かつ正確な情報提供に最大限努力する。2点目の北海道及び4町と国との情報共有・連携に対して、有意義と考えており、北海道との情報を共有する場や矢臼別演習場関係機関連絡会議幹事会への参加については適切に対応する。3点目の事故発生時における対応に対して、事故発生時にはさまざまな対応に追われることなど懸念事項もあるが、状況に応じて対応する。自治体との連絡調整の専従者を配置するなど、現地の体制や情報提供のあり方を整理しつつ、迅速かつ正確な情報提供に最大限努力する。4点目の訓練時における安全対策の公開等に対して、地元の理解と協力を得る上で、訓練にかかわる情報提供は重要であると認識し、可能な方策について米軍との調整に引き続き努力するとしており、これらについても双方で確認をしたところであります。また、当連絡会議では、昨年の事故・事案を踏まえ、例年、訓練開始前に北海道防衛局へ行っている要請の内容をほぼ全面的に見直すことにしており、現在、幹事会において検討を行っているところであります。次に、今年度の訓練では、ブリーフィング訓練の公開を要請すべきではないかについてでありますが、矢臼別演習場関係機関連絡会議では、訓練開始前に行う北海道防衛局への要請において、ブリーフィングの確実な実施と再発防止策の履行状況の公開を強く求めることにしております。なお、北海道からの報告では、北海道防衛局と米軍による1回目の調整会議において、北海道防衛局から米軍に対し、昨年の事故後初めての訓練となるので、地元住民に十分な説明が必要であるとして、ブリーフィングと訓練公開を実施するよう強く要請したとのことであります。2点目の就学援助制度については教育長から答弁がございます。

答弁 教育長 富澤(教育長は2016年9月まで)

私からは、2点目の就学援助制度についてお答えいたします。(1)厚岸町の就学援助の対象費目と費目ごとの支給方法、費目ごとの単価はどのようになっているのかについてですが、お示しした資料のとおり、要保護者への援助対象費目としては、修学旅行費を支給しており、準要保護対象者への支給費目としては、学用品費、通学用品費、校外活動費、修学旅行費、体育実技用具費、新入学児童生徒学用品費、医療費及び学校給食費を支給しております。支給方法につきましては、要保護及び準要保護の認定を受けようとする保護者から児童生徒の在籍校長経由にて申請をいただき、内容審査を行った上で、認定の決定をしたときは、あらかじめ保護者から委任を受けた当該学校長の口座へ振り込みを行い、学校長から当該保護者が現金で受け取る仕組みとなっております。なお、学校給食費につきましては、当該学校長経由にて給食センターへ支払われ、医療費につきましては、教育委員会発行の医療券により受診後、受診医療機関からの請求に基づき、当該医療機関へ口座振り込みにより支払われます。次に、費目ごとの単価についてですが、学用品費が小学校で5,600円、中学校で1万1,000円。通学用品費が小中学校共通で2,170円。ただし、小学校は2学年から6学年まで、中学校は2学年から3学年まで。校外活動費が、宿泊を伴わない場合は小学校で1,510円、中学校で2,180円、宿泊を伴う場合は小学校で3,470円、中学校で5,840円。体育実技用具費が、小学校1学年及び4学年のみの支給で1万1,270円、中学校1学年のみの支給で4,000円。修学旅行費が、実施学年において、学校で定められた額。学校給食費並びに医療費につきましては、それぞれの実額を支給しております。次に、(2)生活扶助基準の影響が出ることが懸念されるが、厚岸町はどのように対応されているかについてですが、平成25年8月以後の生活扶助基準見直しに伴い、国は、地方単独事業である就学援助制度についても、できる限り影響が及ばないよう、各自治体に対し適切な判断を要請してきており、厚岸町でも、平成26年度当初予算において、制度見直し以前の生活扶助基準で就学援助費の支給を実施することとなっております。このことにより、平成25年度と同様の生活状況の保護者が平成26年度において引き続き就学援助制度の申請を行った場合は、支給対象者に認定されることとなります。就学援助制度は、児童生徒が不自由なく学校生活を送る上で欠かせない支援制度であり、厚岸町といたしましても、本制度の継続的かつ効果的な施策展開を図ってまいりたいと存じますので、よろしくお願い申し上げます。

質問 谷口

今、町長から矢臼別演習場での海兵隊の砲撃訓練について答弁をいただいたんですが、初めのうちは、かなり事故だとかそういうものがなく砲撃訓練が行われていたと思うのです。ところが、最近になって、たびたび野火を発生させる、それから、昨年は最高度の訓練をしているということで、確実な砲撃が行われているようなことを盛んに言っている最中に誤射があったということで、たまたま別海町のほうに弾は飛んでいったのですけれど、それが逆に来ないという保証はないと思うのです。それと、採草が行われていなかったということから、事故にはつながらなかったというようなことなんですが、そういうことが起きたり、あるいは、自衛隊の車両が場外に出て牧草地に入り込む、これは、演習場を管理する自衛隊にも私は責任があったのかなというふうに思うんですけれど、これは、こういう事故がたびたび起きるようになると、やはり、私は、この訓練自体に問題があるのではないのかなというふうに思うのです。それで、何で県道104号線越えの砲撃訓練がこっちに来たのかというのは、今まで何回も議論していますけれど、少女暴行事件だとかもありましたけれども、やはり、金武町で行われている恩納村に向けての砲撃訓練が県道104号線を通行どめにして射撃訓練を行っていることに対して、やはり、あの地域の経済だとか住民生活に非常に大きな支障を来しているということ、あるいは頻繁に山火事が発生するというようなことから、何とかしてほしいというのがあちらの住民の要望でもあったわけです。それが結果的には本道の5カ所の演習場に分散実施をするということを受け入れて、矢臼別もその1カ所になっているわけで、それが非常に、初めのうちは慎重な訓練が行われていたと思うんですけれど、回を重ねるに従って、野火の発生が頻繁に起こるだとか、誤射が起きる、あるいは場外に車が出てくるというようなことになると、やはり、私は、訓練を受け入れた際の約束事がきちんと守られていく、そういうものでなければならないと思うんです。そういうことを確実にしていただくための対応を、やはり関係自治体として、町長を先頭にして、やはりそのあたりをきちんとするということをやっていただきたいなというふうに思うんです。その上で、要請内容を見直すというようなことが言われているんですけれど、これは、結果的には、8月の中旬から9月というふうに今、訓練期間が言われていますよね。そうすると、その内容がどういう要請をするのかということは、私たちにはこういうことで要請しましたという内容を示していただく機会がないわけなんですけれど、もし内容がきちんと整って、その申し入れ等をした内容については訓練前に私たちに知らしめるようなことを行うことをやろうという考えがあるのかどうなのか、そのあたりについてはどういうふうに考えているのか、お伺いをいたします。

答弁 町長 若狹(町長は2025年6月まで)

お答えをさせていただきます。昨年の事故、事案につきましては、重要なものとして受けとめ、その後、私は、北海道防衛局のみならず防衛省にも強く、今後の演習に当たっても、二度とこのようなことがないように、平成9年から行われた信頼が失われたような事案だと。やはり、今日まで、苦渋の選択で厚岸も受け入れをした。そういうことで信頼が今日まで、事故もなく保たれていたわけであります。そういう事案が起きたということは、まことに残念であり、当時の隊長にも強く私はその旨を申し上げたところでもございます。そういうことで、今、指示いたしまして、関係4町の幹事会、先ほど第1回目の答弁でお話しいたしましたが、要請内容については当然、これは秘密事項ではありません。こういう要請をいたしましたということは、当然、これは公開もできますので、このことについては、要請文についてもお見せをすることはできると同時に、報告することもできるということでありますことをご理解をいただきたいと存じます。

質問 谷口

ひとつ、そのことについては、何らかの機会を設けていただいて、説明をしていただくというようなことをお願いしたいというふうに思います。その上で、やはり、結果的に、防衛省だとか防衛局だとか、国の機関ですよね。そういうところとしか現実には要請ができる仕組みになっていないというような状況だと思うのです。対応も、結果的には海兵隊がするわけではありませんから、何段階かを経た上で厚岸町に答えが返ってくると。こういう仕組みも、やはり少し見直していただきたいなというふうに思うんです。そのあたりは、これでいいというふうに考えているのかどうなのか、直接物が言えるような仕組みもやっぱり大事ではないのかなと私は思うんです。それをブリーフィングだとか公開訓練だけにおさめるのか、そういうことではなくて、やはり、私は、その都度、海兵隊にきちんと説明をしていただきたいなというふうに思うんですけれども、そのあたりはどういうふうに考えているのか。それから、ブリーフィングは、昨年、たしか行っていませんよね。訓練は公開はされていますけど。これについては、やはり、ブリーフィングは行っていただきたいなというふうに思うのですが、どうなのか、そのあたりの感触についても教えていただきたいというふうに思います。

答弁 町長 若狹(町長は2025年6月まで)

今の質問でございますが、今、具体的に、幹事会を開きながら、その課題も検討させておりますので、総務課長から、中身については直接私も聞いておりますが、詳しくは課長から答弁したほうがいいと思いますので、担当課長から答弁させますので、ご理解いただきたいと存じます。

答弁 総務課長 曾田(総務課長は2015年9月まで)

お答えをさせていただきます。まず、この要請の仕組みについて、いろいろともどかしい部分も、連絡会議として、また、幹事会としても思っております。この辺については、本来、やはり、米軍のほうに直接要請をする機会というものがあればいいのでしょうけれども、今の段階としては、あくまでも防衛局に対する要請と。それで、防衛局から米軍に対しての調整会議でそのことをお伝えするという仕組みになっていること、もどかしく感じておりますけれども、今、これらについても、防衛局のほうに要請していくことになると思いますけれども、ただ、なかなか、相手が米軍ということもありますので、難しいことをまずはお答えをさせていただきたいと思います。昨年、ブリーフィングという名前のもとに、訓練公開と同時に、その場でブリーフィングというようなことでブリーフが行われたということですけれども、実際にそのときに場外の着弾事故が起きたということになっております。今年度については、もう既に昨年からブリーフィングの実施、それと、昨年、米軍から示された再発防止のためのこと、これを訓練公開の中で確実に実施をしていただきたいということで、道並びに関係4町で要請をしてまいりました。1回目の町長の答弁にもありましたとおり、既に防衛局からは米軍に対して、調整会議において、このことを改めて強く要請したということでございます。また、今、連絡会議のほうからは、今、幹事会において話し合っておりますけれども、もしもブリーフィングが行われないとした場合には、防衛局並びに防衛省が責任を持って、その情報提供というものをしていただきたいということもあわせてお願いをしているところであります。ただ、既に、今、王城寺原で行われておりますけれども、この際には、昨年の矢臼別によって行われたような、訓練の公開に合わせたブリーフィングというのは行われていたようでありますけれども、北海道としてはあくまでも、昨年の事故が起きた翌年でありますので、このブリーフィングと訓練の公開が別に行われるように強く要請をしているところであります。その結果については、まだ米軍のほうから示されておりませんけれども、先ほど町長が答弁したとおり、要請書の内容とあわせて、議会のほうにも報告をさせていただきたいというふうに思っております。

質問 谷口

内容は大体わかりました。もし同じようなことがあった場合には、やはり、事故の原因究明がきちんとするまでは訓練は行わないと。逆にそういうことが起きたことに対して、若干の説明をして、すぐ再開するなどということは、やっぱり認めるべきではないのではないのかなということを私は申し上げたいと思います。そういうことで、次の就学援助についてお伺いをいたします。今、説明を受けましたけれども、やはり、就学援助というのは、生活保護以外の低所得者の家庭の子供たちが安心して学校で教育を受けることができる、そういうことを保障した制度だと思いますけれども、そして、この制度自体は、国が学校教育法で決めて、そういう児童生徒に対して援助を行わなければならないというふうになっていると思うんです。これは厚岸町が勝手にやっている制度ではなくて、国のそういう法律にきちんと基づいて、そういう制度が行われているわけであります。以前は、国のほうもきちんと、それに対する補助制度もあったんですけれど、現在は、そのための財政支出を行っていますよということにとどまっているわけで、結果的には関係する町村に非常に重い負担を押しつけられているというふうに私は思うのです。そういう中で行われているのが就学援助制度なんですが、先ほど1回目の答弁で説明をされておりましたし、資料もいただいております。それで、この資料を見ますと、準要保護対象者の支給単価、支給方法について書かれております。それで、学用品費、それから通学用品費、校外活動費、体育実技用具品費、それから新入学児童生徒学用品費、これらについては、どのように支給単価を厚岸町は決めているのか、まずお伺いいたします。

答弁 教育委員会管理課長 髙橋

ご質問にお答え申し上げます。ご質問者の趣旨、生活扶助の基準の見直しに伴う昨年の8月以降の影響についての心配の部分というふうに受け取らせていただきました。低所得者の方々が安心して教育を受ける権利、最初にご質問のありました法体系の部分につきましては、今さらご質問者に改めて答弁するのもあれなんですけれども、学校教育法の19条では、経済的理由によって就学困難と認められる学齢児童生徒の保護者に市町村が必要な援助を与えなければならないと。また、一方では、就学援助法の第2条では、経済的理由によって就学困難な児童生徒には、学用品を給与する就学奨励等を行う地方公共団体に対し国が必要な援助を与えるというような法律を受けまして、厚岸町におきましては、就学援助に関する要綱を制定して支給させていただいているという流れの中でご説明をさせていただきたいと思います。それで、ご質問のありました支給単価の決定につきましてお答え申し上げたいと思いますけれども、この支給単価の基準といたしましては、国のほうから示される要保護児童生徒援助費補助金の予算額と、文部科学省のほうから通知があるわけでありますけれども、この単価を参酌をさせていただきながら、教育委員会が町単独事業で行っている厚岸町の要保護、準要保護の就学援助に関する取扱要綱の中で具体的に金額を決定をさせていただいているというような流れで進んでいるというふうに認識をしているところでございます。具体的な金額を申し上げますと、ことしの1月に国の法の新しい予算額というようなものが示されておりますが、厚岸町の準要保護に対する補助単価、いずれも国の基準額を若干下回っているところでございます。例えば、平成26年度の学用品費の単価で申し上げますと、国のほうの予算ベースの金額でいくと、小学校の学用品費で申し上げますと1万1,420円、これに対しまして、厚岸町の場合は5.600円と。単価が5.820円ほど低くなってございます。また、一方、中学校で申し上げますと、2万2,320円の予算単価ベースに対し厚岸町は1万1,000円と。こちらも1万1,320円が低くなっているところでございます。なお、通学用品費につきましては、国の単価と比較して申し上げますと、小中学校とも、こちらのほうは60円程度低くなっていることになっております。校外活動の宿泊を伴わないものにつきましては、小学校で40円、中学校で60円。また、宿泊を伴うものにつきましては、小学校で100円、中学校で170円、それぞれ下回っているところでございます。また、新入学の児童生徒通学用品費につきましては、小学校で570円、中学校で650円、それぞれ下回っているところでございます。また、体育実技用具費につきましては、小学校の場合は、一般的にスキーを目途として標準単価を算出しておりますので、厚岸町の場合はスケートを主に見込んでいるところから、こちらのほうは1万4,750円ほど下回っておりますが、こちらのほうはそういうような状況でございます。また、中学校になりますと、3,510円ほど下回っていると。いずれも下回っている内容となっておりますが、修学旅行費、給食費、医療費につきましては、実費ということで積算をさせていただいているところでございます。以上でございます。

質問 谷口

結果的には、今年度は国の単価より下回っているということですよね。それと、もう一つお伺いしたいのですが、中学校の体育実技用具品費、これは何を基準に決めているんですか。中学校の場合は、柔道着だとか剣道だとかスキーだとかスケートだとか、それぞれ単価がありますよね。厚岸町は何を基準にやっているのですか。

答弁 教育委員会管理課長 髙橋

お答え申し上げます。中学校の体育実技用具費のお尋ねでございますけれども、厚岸町の場合は柔道着を目途に支給をさせていただいているというところでございます。

質問 谷口

柔道着であれば、これは今年度は幾らなんですか。

答弁 教育委員会管理課長 髙橋

平成26年度における準要保護の体育実技用具費の中学校の部分でございます。単価として4,000円を計上させていただいているところでございます。(谷口議員「いやいや、国の単価」と呼ぶ)失礼しました。体育実技用具の中学校の国の予算ベースにつきましては、7,510円ということで見込まれているところでございます。

質問 谷口

これは、小学校は、スケートは、大体同額に近い額ですよね。今年度は若干上がっているからあれなのですけれども、中学校の場合、ちょっと差があるのは、どうしてこういうふうになっているのですか。

答弁 教育委員会管理課長 髙橋

まず、小学校のほうの体育実技用具費の部分でございますけれども、こちらのほうは小学校1年生と4年生の時点でそれぞれ支給されるということで、スケート、足が大きくなりますので、そういった部分で2度支給されているというふうに認識しております。また、さらに、中学校の柔道着ですけれども、国の補助ベースにつきましては7,500円程度になっておりますけれども、4,000円、確かに柔道着、いろんな種類があるわけでありますけれども、高いもので見ますと、かなり高額な柔道着もあるのかとは思いますけれども、実際、この4,000円で買える柔道着もございます。そういった部分で、この4,000円の金額が安いのかというところになると、必ずしも安い補助額になっていないのではないかなという部分も考えているところでございます。

質問 谷口

ただ、体育の実技用品ですよね。そうすると、やはり、体育実技に使うものですから、ある程度の規格だとか、安全面だとか、そういうものが考慮されたものでなければならないと思うのです。一般的に、ただ着ていればいいというものではないですよね。引っ張ったり押したりするわけですから、途中でめちゃくちゃになってしまうような物では困ると思うのです。そういう、安全面だとか、そういうものは十分考慮された上で、そういう安い物があるというふうに認識していいのですか。

答弁 教育委員会管理課長 髙橋

私も実際に購入されている柔道着を拝見させてもらったことはないものですから、どういう柔道着をお買いになられているかというところまではちょっとつかんでおりませんけれども、一般的に市販されている柔道着、学校で取りまとめてあっせん等もやっておりますけれども、そういった部分では、まず、使用に十分耐え得る柔道着以外は着用していないというふうには認識しているところでございます。また、柔道の授業に要する時間ですけれども、各学年における柔道の授業時間、8時間から10時間を予定しているところでございます。その授業に十分耐え得る柔道着であるのだろうというふうに認識しているところでございますので、ご理解いただきます。(「年間と言わないと」と呼ぶ者あり)年間8時間から10時間程度の授業を行っているということでございますので、掛ける3年間といたしましても、30時間程度の授業には十分耐え得る柔道着というふうに認識をしているところでございます。

質問 谷口

納得していいのかどうなのかはちょっとわかりませんけれど、やはり、支給する場合、こういう規格があって、やっぱり学校で授業として行うわけでしょう。そうした場合に、柔道と、それから剣道と何か、三つぐらいを選択してやるのですよね。それで、厚岸の場合は、何か柔道を選択したというふうに聞いているんですけれど、そうした場合に、やはり、専門の指導する教員と、それから、身につけるものも安全で、そういうことに対応できるものがきちんとなっているのだということを、やっぱり教育委員会としても、見たこともないからわからないというような答弁では困るんです。そういうものを十分クリアしたということで、大丈夫なんですよということが言われていないと、どこかの、何か、ディスカウントが悪いと言ったらあれですけど、そういう安い物を売っているところに行って買ってきたものでも何でもいいのですよと、柔道着の格好をしていればというようなことでは、私は困ると思うのです。そのあたりを、やっぱり、教育で使うものですから、きちんと対応していただきたいなというふうに思うので、そのあたりは今後よろしくお願いをしたいというふうに考えます。それから、次に移りますけれど、厚岸町で大体、要保護、準要保護を合わせると、平成24年の調べでは17%ぐらい、準要保護で言えば13.88%ぐらいの子供たちがなっていると。それで、これは、平成25年度、平成26年度、今年度は決まっているんですよね。それらについてはどういう推移になっているか、ちょっと教えてください。

答弁 教育委員会管理課長 髙橋

まず、最初のほうの柔道着を実際に授業で着用する場合の安全面の部分、きちんと確認してやるようにというご指摘というふうに受けとめますけれども、確かに安かろう悪かろうであってはいけないわけで、柔道着においても、必ずJIS規格等に基づいてつくられている柔道着でないとまずいと思います。そういう部分につきましては、授業の際に、体育の教員のほうできちんと確認をした上で、特に柔道にかかわっては、学校の授業中の事故という部分で、また一方で問題も出ておりますので、着用する胴着がもとで重大な事故につながるおそれもありますので、そういう部分は、きちんと授業の中で担当する教師に確認をしていただくように、改めて教育委員会のほうからも指導を徹底させていただきたいというふうに思いますので、ご理解をいただきたいと思います。なお、厚岸町において、中学校で柔道を行っている学校につきましては、厚中と真中と太田中と、3校ということで、剣道をやっているところは高知中学校というふうに押さえているところでございます。参考までに。それから、要・準の人数と割合のご質問でありました。平成24年度のご質問者の押さえてらっしゃる数字は、決算後に若干変わっていると思いますので、13.38%とおっしゃっていたかと思うのですが、要保護が3.21%で準要保護が13.33%、合計16.54%というのが平成24年度決算の数字となっているところでございます。それから、平成25年度が終わりまして出た数字でございますけれども、要保護につきましては2.73%、準要保護につきましては13.91%と。要保護につきましては若干下がっておりますが、準要保護につきましては微増しているところでございます。また、トータルの数字で申し上げますと、16.64%ということで、横ばい、少し増えぎみというような状況になっております。ちなみに、平成24年度の国の数値を参考までに申し上げたいと思いますけれども、まず、要保護の割合ですけれども、全国の平均値といいますか、こちらのほうが1.54%となっておりまして、これに比べて厚岸町は、要保護でいくと1.67ポイントほど高い率となっております。また、準要保護につきますと、国の平均値につきましては14.10%、これに対して厚岸町は13.33%ですので、こちらのほうは逆に0.77ポイントほど低い状況になっております。合計といたしましては、全国平均が15.64%で厚岸町が16.54%ですので、0.9ポイントほど高いというような形になっております。また、一方、北海道の中で厚岸町の位置づけを見てみますと、これも平成24年度で申し上げますと、北海道は要保護が3.87%ということになっておりまして、逆にこれは厚岸町のほうが0.66ポイントほど低い。一方で、準要保護につきましては、19.70%ということで、こちらは厚岸町が6.37ポイントも下がっているということになっております。トータルで申し上げますと、要・準合計が、北海道では23.57%、これも厚岸町のほうがかなり低い、7.42ポイント下回っていると。この数字だけを見ると、厚岸町はかなり低いのではないのかという判断にもなるかとは思うのですが、認定率の計算を各町村で1.2倍ですとか1.3倍ですとか1.5倍ですとかという計算をしている町村もありますので、一概に比較対象にはならないとは思うのですけれども、それにしても北海道の中では少しく低い状況なのかなという状況にはあるかというふうに思います。

質問 谷口

初めの質問でも言っているんですが、やっぱり、今回の生活保護の保護基準の引き下げ、これについてやはり、非常に心配なんです。先ほども言いましたけれども、以前は国もちゃんとお金を出していたんですけれど、最近はそういう仕組みでなくなっているんです。それで、教育委員会のほうにも学校教育義務教育課長という方から連絡が来ていて、その中に、準要保護者に対する就学援助については、国のほうも財政措置をしていますというようなことをおっしゃって、去年よりことしは増えていますというようなことがあるので、新年度においてもきちんと対応するようにというような連絡文書なんですが、これによって、厚岸町は、今までは生活保護の1.2倍でやってきていますよね。厚岸町は、新年度においてはどういう対応をされたのですか。

答弁 教育委員会管理課長 髙橋

ご質問の部分でございます。文部科学省の国の通達でございますけれども、昨年来からたびたび国の生活扶助基準の見直しに伴う他制度に生じる影響についてということで通知が来ております。その部分において、厚岸町がとってきた措置ということでございますが、まず、扶助基準の倍率の部分につきましては、従前から1.2倍ということでやらせていただいておりますけれども、これは、新年度においても1.2倍のままで予算措置をさせていただいているところでございます。他町村の例を見ましたけれども、他町村もおおむね1.2倍、浜中が1.3倍というふうにお伺いしておりますけれども、その他市町村においては、釧路管内に限っては1.2倍という中でやっていらっしゃるようです。厚岸町につきましても、平成26年度は1.2倍の中でやらせていただきたいということで予算措置をさせていただきました。準要保護の部分につきましては、あくまでもご指摘のとおり平成17年度の三位一体改革以降、一般財源化されて交付税措置をされているという内容で進んできておりますけれども、町の単独事業であるということの性格上、費目をふやすであるとか、そういった部分がちょっと今は大変困難な状況の中で、制度を維持していくというほうに主眼を置かせていただいているのが実情でございます。就学援助の、予算的には、そういった部分で、大変ご不満もあるかとは思うんですけれども、一方で、町のほうでも予算措置、教育予算の中で見ている学校の配当予算というものがございます。一般的に保護者負担軽減費という名前で、谷口議員にもたびたびご説明したこともあるかとは思いますけれども、その単価を、小学校でいくと、今年度は3,000円から3,100円にアップをさせていただいたり、中学校でいけば6,000円から6,200円に1人当たり単価をアップさせていただいたりというような措置も一方では頑張って行わせていただいております。そういった部分も、現状、制度の大きな枠組みの中でやっている部分もあるということはご理解いただければなというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。

質問 谷口

ただ、そうおっしゃっていますけど、やはり、今、貧困の問題が非常に大きな問題になっているんです。ですから、子供たちのときに貧困だった人が、結果的に成人しても貧困から抜け出せないという現状があるのです。それをやっぱりきちんと保障するのは、行政がどういう対応をしたのかということが、やっぱり一番大事なことなので、就学援助の枠が小さくなっては困るのです。だから、その辺は十分考えていただきたいし、それから、今年度、1月に、子供の貧困対策推進法という法律も施行されているわけですから、それらを含めてどういう対応を厚岸町はしていくのかということもきちんと位置づけて取り組んでいただきたいということをお願いして、質問を終わりたいと思うんですが、よろしくお願いしたい。

答弁 教育長 富澤(教育長は2016年9月まで)

ただいまお答えしたとおり、これは国会でも文科大臣が、地方自治体はどういう措置をとっているだろうかという中で、約93%の自治体は8月以前の金額で算定されているようですというふうなお答えがありました。厚岸町としても、この数字を維持していることによって、今までの基準は守れるというふうに考えておりますので、最低限度、ここの部分については維持してまいりたいというふうに考えておりますので、ご理解をお願いいたします。

出典:厚岸町議会 平成26年第2回定例会 2014年6月19日 議事録 PDF(15ページ) 間違いを知らせる