厚岸町議会 平成20年第1回定例会 2008年3月6日
(1)厚岸町食文化振興計画について/(2)食の安全とノロウイルス対策について/(3)水道使用料金の見直しについて/(4)釧路町との境界問題について
2008年3月6日、厚岸町議会の一般質問で、髙橋議員が「厚岸町食文化振興計画について」「食の安全とノロウイルス対策について」「水道使用料金の見直しについて」「釧路町との境界問題について」について質問し、町長 若狹、教育長 富澤、まちづくり推進課長 北村、産業振興課長 大崎、総務課長 田辺が答弁しました。
- 質問者
- 髙橋 議員
- 答弁者
- 町長 若狹、教育長 富澤、まちづくり推進課長 北村、産業振興課長 大崎、総務課長 田辺
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員が最初の質問で述べた件名は 4 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は議員の発言から取ったものです。
質問 髙橋
平成20年度の厚岸町議会第1回定例会に当たり、通告書に従いお尋ねをさせていただきます。2008年の新春を健やかに迎えられた職員各位に対し、日ごろのご苦労に町民の一人として厚く感謝を申し上げるところであります。さて、ご案内のように、平成19年を振り返りますと、相も変わらず国の内外にあっては大きな事故であったり、人の命を奪ったり、また身近にあっては、消費者に対し食品の擬装問題が発覚し、さらに新しい年を迎えた早々に、今度は中国産ギョーザ問題が発生し、全国各地で多くの食中毒患者を出しているところであります。そこで、私は、今、 。定例会に当たり 食品の安全を中心としたところのお尋ねをしてまいりたいと思いますまず、町長の町政執行方針の中で最も大きく私の目に飛び込んできた文字は 「健康で、住みよいまちづくり」という一言であります。それを支えるのは、何といっても食ではないのかと思います。食という字は、皆さんご案内のように 「人を良くする」と書きま、す。人間が生活をする上での基本であります。、 、そこで 初めに私は食文化のまちづくり厚岸町食文化振興計画についてでありますがこの事業は、平成10年5月6日発足し、現在までどのような成果を上げ、今日に至っているのかを、その成果について具体的に説明をいただきたいと思います。町長からの答弁を求めるものであります。次に、食の安全は大丈夫なのか。学校給食用食材の仕入れ等については、多くの冷凍加工商品を使用しているが、食品衛生法に定められているところの法律をしっかり守っているのかについて、具体的にご説明をいただきたい。そして、万が一にも事故が発生した場合の伝達等については、その方法は万全なのかということもお尋ねをしてまいります。さらには、ノロウイルス対策については、昨年9月の定例会でお尋ねしたころ、町長は、ミニハサップ手法に基づき、カキ養殖作業の手順の徹底や健康被害の発生予測に対ししっかり取り組むとのお答えでありましたが、厚岸町として、カキ生産者を守るためのどのような取り組みをするのか、町長にお尋ねをしていきたいと思います。そして、町長がおっしゃっているところのミニハサップ手法とはどのようなことを指すのか、町長からの答弁を求めるものであります。次に、水道使用料金の改正等の見直しはあるのかという質問でありますが、どんな事業でも、私はその事業が好調な時期に事業を見直しをすることが事業を進めていく管理者の仕事かと思い、老婆心ながら苦言を申し上げたところであります。水というものは、地球上に住む生物の生命の源であるということをしっかり踏まえて取り組んでいただきたいと思います。水質保全のための薬品添加物等の管理、取り扱い等については、本当に安全か、取水場付近の整備は万全か、20年度予算にも計上されてあるように、しっかりと取り組んでいただきたいと思い、この点についてお尋ねをしてまいります。次に、私は昨年12月定例会においてお尋ねしたところの釧路町との境界問題についてでありますが、話し合い等の進展はあったのか、町長からの丁寧な答弁をいただきたいと思います。以上のように、各項目について伺いますが、答弁については、私の持ち時間以内に終わるようにご協力のお願いを申し上げ、質問を終わります。
答弁 町長 若狹(町長は2025年6月まで)
4番、髙橋議員のご質問にお答えいたします。1点目の厚岸町食文化振興計画が平成10年5月8日に策定されているが、現在までどのような成果を上げ、今日に至っているのか、具体的な説明をいただきたいのお尋ねでありますが、この食文化振興計画は、平成6年、厚岸味覚ターミナルがオープンしたときによって、味覚ターミナルを核として、厚岸町の基幹産業を食の視点でとらえ、町の振興を図ろうとするものでございます。本来、レストランや物販等の事業は民間企業が運営する業務であるが、あえて行政が挑戦したこの事業をこれからどう生かしていくのか。そのためには、知恵を出し合い、みんなで努力して、自立に向けた行動をしなければならない。そこで、厚岸町の基幹産業であります水産業、農業を食の視点からとらえ、厚岸町独自の食文化の創造を味覚ターミナルの事業の核として、第二の産業を育成し、所得水準の向上とともに、健康で豊かな生活を築き上げ、地場資源を将来へと発展的に存続させ、新しい時代に対応できるより強固なものへという趣旨で策定されました。この食文化振興計画における人材育成事業の取り組みは、5年間の実行期間を設けて事業を推進するほか、観光開発計画の戦略、味覚ターミナル事業の選択、食文化のまちづくりの戦略と対策方法の3つの戦略目標を立て、食文化のまちづくりの具体的実現化に向け取り組みを進めようとする計画内容であります。平成10年に策定されましたが、基幹産業の振興と食文化振興とを結合した厚岸町のまちづくり計画としては、現在も継続した各種事業が実施されており、特に人材育成につきましては、まちづくりは人づくりが大切であるとの考えから、町民みな調理師にチャレンジ事業実施要綱を策定し、町民の間に厚岸産品の愛着と食への意識を広め、町全体でより質の高い料理づくりの展開を図ることにより、安全でおいしい健康なまちづくりを目指すことを目的として、平成11年度より毎年実施されておりますが、昨年度末現在で食のマイスター2名 食の伝道者 調理師ですが 84名 ホームクッキングリーダー57、 、 、 、名、ホームクッキングジュニアリーダー16名で、全体では159名が登録されています。さらに、厚岸町の代表的な食材を使い、家庭でも身近にできる調理方法の講習を食のマイスターの協力により毎年続けてきていますが、本年も3月に2回開催します。引き続き厚岸町の食の地域文化を育てる人材育成に努めてまいりたいと考えております。また、厚岸町の食文化の情報発信基地と位置づけた味覚ターミナルは、本年度、道内の旅行雑誌による「道の駅」満足度ランキングによりますと、道内101駅中、第3位の評価を受けることができました。雑誌にも紹介されておりますが、食事メニューの評価が他駅を大きく引き離し、このような高い評価を受けたところであります。味覚ターミナルの責任者として、この評価に恥じないよう、社員一同引き続き努力を続けていく所存であります。こうしたことからも、厚岸町の基幹産業を食の視点からとらえた食文化の振興は着実に前進していると私はとらえておりますので、ご理解願いたいと思います。2点目の食の安全については、教育長より答弁がございます。、 、 、続いて 3点目のノロウイルス対策についてでありますが このことにつきましては昨年9月定例会においてもお答えいたしましたが、昨年6月に今後の対応に結びつけるため、漁協とともに先進的な取り組み事例や情報の収集などを行うため、三重県に視察研修を実施いたしました。視察結果につきましては、昨年10月に漁協と共催により三重県伊勢保健所の担当者を招き、衛生管理研修会を開催し、直接漁業者等に取り組み内容について紹介したところであります。伊勢湾に面し、名古屋市を中心として、周辺に大小の都市を抱える三重県伊勢・志摩地方の取組は、当町と諸条件が異なり、同様な扱いはできませんが、基本的な衛生管理の手法については、生食用カキを生産する当町でも大いに参考になるものと考えております。お尋ねのミニハサップとはでございますが、ミニハサップという言葉の定義は、定まったものがあるわけではありません。そもそもハサップとは、髙橋議員が昨年6月の第2回定例議会でご指摘いただいたとおり、アメリカ航空宇宙局NASAが宇宙食の安全確保のために開発した衛生管理のシステムで、生産から食卓に至るすべての段階において、予想された被害をコントロールしようとするものであります。このシステムの一部を各自治体や企業などが自主的かつ必要と思われる部分を取り入れて、食品の衛生管理に当たっております。したがって、NASAが開発したシステムのすべてを用いているわけでないので、一般的にミニハサップと称しているところでございます。この手法に基づくカキの養殖の作業手順につきましては、三重県では、平成4年に制定されたカキ取り扱いに関する指導要領に基づきカキの取り扱いを行ってきましたが、カキの抜き取り調査による最終製品の確認だけでは十分とは言えないとして、ハサップの手法を取り入れ、作業の手順を作業工程ごとに整理し、遵守事項として規定したものです。当町のカキ生産については、北海道カキ生産漁業連絡協議会が平成15年10月に定めた生ガキ衛生管理の手引きに基づき取り扱われておりますが、これには食品衛生法や北海道のカキ処理等に関する衛生条例などにより、生食用カキを生産、加工する上で、必ず守らなければならない規制や養殖から加工までの標準的な工程における必要な衛生管理が定められており、カキの生産者は、処理場ごとに北海道知事の許可を受け、カキの取り扱いを行っております。当町のカキ取り扱いに関する許可や衛生管理に関する指導機関は釧路保健所であり、当町は直接生産者へ指導できる立場ではありませんが、カキは重要な特産物であり、安心・安全なカキを供給できる独自の取り組みが必要と考えております。お尋ねの厚岸町としてカキ生産業者を守るためにどのような取り組みをするかでありますが、三重県の作業手順をモデルとして、そのまま導入するには、ハード・ソフト面を含め生産者に大きな負担を伴うほか、当町は海が浅く、カキ生産者が多い上、それぞれのカキの取り扱い方法にも違いがあるため、それらの調整は非常に難しく、多くの時間が必要と考えております。こうしたことから、町や漁協としても、まずは漁業者に三重県の取り組みについて認識を深めていただきながら、どんな手法が取り入れられるかなど、当町に合った作業手法の構築に向け、一層の情報の収集と提供を行うほか、漁業者、漁協、町の三者が連携した検討会の開催について働きかけてまいりたいと考えております。、 、続いて 4点目の昨年12月の定例会でお尋ねした釧路町との境界問題の解決について、 、その後どのように進んでいるのかについてでありますが この境界問題につきましてはさきの議会定例会でもお答えしましたとおり、1世紀以上わたり解決できずに来ている非常に難しい問題でありますし、この解決につきましては、やはり双方での機運の高ま。りがなければ協議のきっかけも難しいことは既にご理解いただいているものと存じますさきの定例会におきましては、まず釧路町に解決に向けた機運を持ってもらうよう働きかけたいとお答えいたしましたが、厚岸町では、議会でこのような議論も行われていることを伝えながら、この境界問題を大きな課題としてとらえていることを示してきております。さきにも申し上げているとおり、この問題は、一方だけ急いでも解決が難しいものでございます。今後の解決に向けて、さらに双方で取り組むことが可能な方法などについて、事務レベルの協議を進めたいと考えておりますが、もう少し時間をいただきたいと存じます。以上でございます。
答弁 教育長 富澤(教育長は2016年9月まで)
私からは、学校給食における食の安全についてのご質問にお答えいたします。厚岸町学校給食センターにおいての冷凍加工食品の使用状況を平成19年1月から12月までの過去1年間の実績で申し上げますと、品目で32種類、約80食において使用しており、1年間の食数209食に対して、約38%の割合となっております。ちなみに、学校給食センターにおける冷凍食品の使用頻度は、給食数の多い1,000食以上では、通常50%から60%の使用率と言われております。次に、冷凍加工食品の購入前に、その食品の履歴や検査結果報告書については、原産地はもちろん、製造国や原材料の成分や添加物、農薬検査などの食品検査結果書、原材料確認証明書など、呼び方はさまざまでありますが、それらを提出してもらい、安全性を確認した上で購入しております。また、万が一、学校給食を食べたことにより健康被害等の事故が発生した場合の連絡体制ですが、児童・生徒の健康被害を最小限にとどめるなど、より迅速で適切な対応が求められることから、学校や保護者並びに学校医、保健所等の関係機関との連絡体制を学校給食衛生管理マニュアルにより構築しております。以上です。( 水道は」の声あり)「
答弁 町長 若狹(町長は2025年6月まで)
今、答弁についての答弁漏れがあるというご指摘があったようでありますが、実は通告につきましては、4、水道使用料金改定等の見直しはあるのかということでございます。先ほど、第1回目の質問については、そういう点に触れておりませんでしたので、あえて答弁としても触れなかったわけでございます。
質問 髙橋
食文化のまちづくりについてでありますが、ご案内のように、計画書を見ながら考えているだけでは、何もできないのではないでしょうか。この振興計画では、厚岸町食文化のまちづくりの戦略と対策について、安全でおいしく、しかも健康なまちづくりをうたい文句に、今後の漁業、農業について、重要な課題として提起していきたいと。さらには、これからの社会で厳しく変化するであろうそれぞれの対応として、地域の生産者と消費者の結びつきの強化を図っていきたい。そのためには、地域全体が高いレベルの調理を展開するために、調理師を養成し、地域産業のイメージの向上を図るとしておりますが、そしてこれを厚岸の現状に即してみれば、町民の方々に本物を味を食べさせてあげたいというポリシーを持ち、大胆かつ軟弱に挑戦という言葉で締めてありますが、この全体事業の中で、食文化の意味とはというところでは、お尋ねしたいわけですが、人間を大切にする食という基本理念であると明記してありますが、果たしてこの10年間でこの事業がどんな形でどの程度実現したのか。さらには、今後どのような形で取り組むかを具体的に町長からの答弁を求めるものであります。学校給食については、食の安全は大丈夫なのかという点につきましては、教育長から大変法令を遵守したところの答弁がありました。私は、まずここでご指摘したいのは、施設における事故防止等の対策は安全なのか。どのような方法でその対策徹底を図っているのか。本来であれば、具体的に説明を求めたいのでありますけれども、それについては、前段申し上げたように、ある程度整っているようですから、この答弁は差し控えていただきたいと思います。次に、ノロウイルスについてでありますが、カキの生産者を守るために、今後はどの、 、ような取り組みを進めるかお尋ねしたところでありますが 町長は町政執行方針の中で水産業については、地域の実態に即したところの地域ハサップの取り組みを進めるということなんですが、平成19年度の執行方針と何らかわりばえなく進めていくのかという感じでありますが、そこでお尋ねしたいのですが、先ほども町長が答弁したように、地域ハサップという手法について、ちょっと私ども、専門じゃないんですけれども、仕事の関係では、ハサップという表現は使いますけれども、ミニハサップという表現はどこから用意された言葉なのか、この点について町長から丁寧な説明を求めるものであります。それから、町村境界の問題につきましてお尋ねをしてまいります。昨年の第4回定例会において私がお尋ねした釧路町との境界問題について、この区域の面積については、平成2年の2月に釧路町と厚岸町の協議を終えて、現在もこの協議に基づき算定がされているとのお答えでありましたけれども、町長、釧路町との境界紛争区域の面積は、釧路町の面積は252.57平方キロメートル、厚岸町の面積は734.72平方キロメートル、合計して987.29平方メートルであります。このように明確に示されております。これは、少なくとも釧路町の区域と厚岸町の行政区域の面積が違うことは明らかであります。今後は、やはり厚岸町としての行政区域の中において、しっかり主張していく必要があろうと思います。そこで、この長年にわたるところの町村境界問題について、解決できるのは、町長、あなたしかいないのであります。町長、あなたは長年にわたり北海道議会議員として活躍され、その手腕が認められ、北海道議会議長職も経験されたその豊富な政治力と経験をフルに生かして、今こそ実力を発揮して、多くの町民に応えていただきたいと、このように思うところであります。先日も、私どもの町老連の役員会があり、その席上、多くの役員から 「髙橋君、町報、を見たよ。町村境界については、多くの問題はあったが、この問題については、若狹町長しか解決できる人は今後出てこないであろう。町長に解決していただくまで何回でもしっかりただしてほしい」との要請があったことを申し添え、質問を終わります。
答弁 まちづくり推進課長 北村(まちづくり推進課長は2008年3月まで)
1点目の食文化の振興計画の関係について答弁させていただきます。質問者も言われたとおり、食文化という形の中で、やはり町長の答弁にもあったように、厚岸町の基幹産業である水産業、農業を食の視点からとらえた形の中で、この地場産業の振興、さらには第二の産業という観光という面につけても振興を図っていこうという目的でなされたものでございます。その中で、事業の中では、町民みな調理師になって、やはり厚岸町の食というものを、 、売っていこうという発想の中で進めてきまして ある程度の調理師の方々の登録がふえさらには一般の方、そしてジュニアリーダーという方も登録はされて、一応の成果はあったという形で考えております。しかし、ただ調理師になるばかりじゃなく、やはりそれ以外にも、厚岸の食という視点をとらえた中で、観光産業の位置づけの中で、やはり今、厚岸町にこれだけある厚岸町の産品がございます。それを有効に活用したメニューづくり等も行って、コンキリエ等も頑張ってございますし、本来、この目的が、前段で町長答弁あったように、厚岸町の観光の核となる味覚ターミナルを通じてどうやっていくかという形が大きなバックにこの計画づくりの中にあったわけで、それが、現在、経営的には厳しいながらも、一般利用する方々から、それぞれの評価を受けているという形でございますので、今後も含めて、やはり食の安心・安全もさることだし、厚岸の産品を生かした食づくりということに対応していきたいというふうに考えておりますので、ご理解いただきたいと思います。
答弁 産業振興課長 大崎(産業振興課長は2009年9月まで)
私のほうからは、地域ハサップにつきましての考え方についてご答弁をさせていただきたいと思います。、 、 。確かに議員おっしゃるとおり 行政的にはハサップと言いまして 地域はつきませんしかし、地域ハサップと申しますのは、ハサップの考え方をもとに、それぞれの地域でオリジナリティーを出して、その地域に合った独自の考え方で地域ハサップといたしまして、食品衛生管理の手法として、一般的な衛生管理、あるいは工程、そういったものをつくっていくという考え方でございます。ハサップの認定となりますと、それぞれの事業所で、設備あるいは工場、そういったものに至るまで、膨大な負担を伴うわけであります。そこで、地域ハサップは、その認証を受けなくても、そういった膨大な経費をかけなくても、ハサップの考え方は実行できるというふうな考えでのことでございますので、ご理解をいただきたいというふうに思います。
答弁 総務課長 田辺(総務課長は2008年3月まで)
私のほうからは、釧路町との境界問題の関係についてご答弁申し上げたいと思います。ご質問の中でおっしゃられたとおり、釧路町、厚岸町の境界についての面積でございますけれども、もうご案内のとおり、国土地理院のほうでは、この境界というのは、境界未定ということでございまして、あくまでも参考数値というような形の中で出ておりますけれども、両町の面積、合わせた面積、これをもって国土地理院のほうでは正式にとらえているというような形に相なってございます。それで、現実の実際に載っているといいますか、あらわされている面積につきましては、先ほど髙橋議員がおっしゃられたとおり、交付税の算定において、両町における協議の中で、境界未定の中ではありますけれども、いわゆるお互いの主張している面積の部分、これを全体のそれぞれの面積の中で按分をいたしまして、その面積をもって交付税算定がされている。現在に至っているというのが現在の状況でございます。、 、 、それで 釧路町とのこの解決に当たりましての折衝でございますけれども 私も数度釧路町の役場のほうに訪問いたしましたし、その後、電話でも何度かやりとりしております。実は、髙橋議員からご質問をいただいた際にも、今、こういう一般質問等も厚岸町では出てきている。こういうような形で、非常に大きな関心事であるので、その後の動きとしてどうなんだというようなことも、情報を得るための連絡等々もしておるわけですけれども、やはり前にもお話ししましたように、温度差がございまして、釧路町のほうでは、この問題について、今、積極的に話し合い、協議に応じて事を進めようという意識が弱いというふうに感じております。しかしながら、これらにつきましては、やはり厚岸町としては大きな課題ですし、できるだけ早い段階での解決をしておきたいということは私どものほうから申し伝えておりますし、では、そのために一体何から足がかりとして始めていったらいいのか。釧路町としては、何であればできるのかというような部分について投げかけを行っているんですが、なかなかその第一歩を踏み切る妙案が出てこない、示されてこないというのが実態でございまして、その辺については、さらにこれからも気を長くと言いますと語弊ありますけれども、伝えながら、その道を探っていきたい、このように考えておりますので、ご理解を賜りたいと思います。
質問 髙橋
この釧路町との境界問題につきましては、本当に私は昭和50年ころの委員会でこの所管に携わった一人であります。くどくど何回も申し上げるようですけれども、だれが見ても、数字上の面積については厚岸町が多いんです。もちろん議事録上においても、しっかり明記されているところであります。町長、これだけ明確になっているにもかかわらず、按分という形でなされなければならないという点について、町長から1つ、もう一つ、積極的なるところのご答弁をいただき、私の質問を終わりたいと思いますが、よろしくお願いいたします。
答弁 町長 若狹(町長は2025年6月まで)
お答えをさせていただきます。釧路町との境界問題につきましては、私が平成13年、町長に就任をさせていただきま。 、 、した 髙橋議員が再度議員になる前からもこの問題で 議会でいろいろと議論を重ねた厚岸町におきましても大きな課題であることは事実でございます。当時、私が町長になったときには、釧路町と釧路市の合併問題がございまして、私は当時の菅原町長とも十分にこの問題についてはお話しした経緯もございます。その中では、合併をするという動きの中で、この境界問題も解決をしなければならない課題である、そういう双方の内々の合意の中で、両町で話し合った経緯もございます。しかしながら、合併がお流れになりまして、また再度、今日を迎えておるわけでございます。たびたび髙橋議員から質問なされておるわけでありますが、私も、この問題は100年以上かかる問題であっても、できれば苦慮しながらでも、この問題を前向きに検討していきたいという考えは当然持っております。しかしながら、厚岸町は厚岸町の主張、そのとおりです。しかし、釧路町にも主張があるわけでありますので、解決に至ってないということでございます。、 。 、解決の方法といたしましては 双方町村の協議での合意により知事に申請 2つ目は北海道知事の裁定を申請する。これは、かつて前例がないようであります。3つ目といたしましては、裁判所へ訴訟を起こすといういろいろな手順、解決方法があるようでありますが、現在の私の考え方は、第1回目で答弁をさせていただきましたけれども、できるだけ紛争を避けて、双方に理解による行政的手段で解決を図っていきたい、そのように考えておりますので、さらに両町とそういう機運が高まるように、厚岸町長として努力をしてまいりたい、そのように考えております。