みんなの議会

厚岸町議会 平成23年第1回定例会 2011年3月3日

(1)特定防衛施設周辺整備調整交付金事業について/(2)釧路町との境界問題/(3)介護予防の推進について

2011年3月3日、厚岸町議会の一般質問で、髙橋議員が「特定防衛施設周辺整備調整交付金事業について」「釧路町との境界問題」「介護予防の推進について」について質問し、町長 若狹、総務課長 佐藤、まちづくり推進課長 湊谷、保健介護課長 久保、副町長 大沼が答弁しました。

質問者
髙橋 議員
答弁者
町長 若狹、総務課長 佐藤、まちづくり推進課長 湊谷、保健介護課長 久保、副町長 大沼

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員が最初の質問で述べた件名は 3 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は議員の発言から取ったものです。

質問 髙橋

平成23年第1回厚岸町議会定例会に当たり、先般通告のとおりお尋ねをしてまいりたいと思います。初めに、昨日、町長は、町政執行方針の中で、厚岸町豊かな環境を守り育てる基本計画では、持続可能な産業と生活のためにと定め、目指す環境の姿を実現するために、各項目ごとに施策の基本方針のもと、行動指針と環境定量目標を掲げて取り組んでおり、町民組織である町民検討会議と庁内組織である環境政策調整会議において進行管理を的確に行いながら、町民や事業者などに周知を図り、その取り組みを一層推進し、特に、厚岸湖・湾の水質保全については、その上流となる森林、湿原、河川と密接な関係にあり、その保全対策については、河川流域にかかわる関係団体との連携により、河川林の造成、カキ殻による水質浄化実証試験及び家畜ふん尿の適正処理の現地確認などを継続実施し、また、厚岸湖・湾を中心とした水質保全のために、北海道を初めとする関係機関と引き続き調整、検討を進め、また、町営住宅の整備では、湖南地区の中心市街地に、 、 、 、 、 、町営住宅を建設し まちなか居住を推進し さらに 奔渡 梅香 宮園団地については昨年度に引き続き交付金を活用した設備更新を進め、土地利用については、土地の境界を明確にする地籍修正事業を継続し、土地に関するトラブルの解消や財産管理が適正に行われるよう計画的に進め、また、病院経営では、町立厚岸病院改革プランに基づく収支改善を進めてきましたが、医師確保が困難を増す中で、医業収益の増収見込みは大変厳しく、近年の患者減少の経過も踏まえた検討を進めているところであり、今後は町外の総合病院との役割分担と連携強化の一層の推進を図り、これまで町立病院が維持してきた高度な入院治療を兼ね備えた医療体制と役割を見直し、総合病院で専門治療を終え、た後の地域生活への復帰のための診療と高齢化社会を支援する医療の取り組みを重視し同時に公立病院の使命として、救急医療など不採算な医療をしっかりと担いながらも、患者動向に見合った病床規模と体制の転換を進め、財政負担の縮減と収支均衡に努めたいとのことであり、さらには、少子高齢化、核家族化の進行による家族機能の低下や経済の低迷などにより地域における相互扶助機能が低下しており、この変化を反映し、子育て支援や高齢者介護などを初めとする福祉ニーズは増大、多様化していることから、今までの行政による公共福祉施策のあり方を検討しながら、災害に強いコミュニティーづくり、身近で総合的かつ専門的な相談体制の確立、地域ボランティアの充実を重点とする地域福祉づくりに取り組み、高齢者の生活や生きがい活動などの支援については、3年ごとに策定する厚岸町高齢者保健福祉計画、介護保険事業の計画に基づく事業推進を図りながら、多様化する高齢化の実態に対応する支援の充実を目指し、介護予防や安否確認などの生活支援事業の推進や認知症サポーターの養成を含む地域の見守り体制の推進、地域包括支援センターを中心とした相談支援体制の充実に努めたいとのことであります。そこで私は、次の3点について伺います。まず初めに、特定防衛施設周辺整備調整交付金事業について伺います。平成23年度において、矢臼別演習場における米海兵隊訓練が実施されないとのことでありますが、そのことにより、当町への交付金と各種事業への影響はどうなのかについて伺いたいのであります。次に、釧路町との境界問題であります。私は、この件について、平成19年の第4回定例会以来、これまで数回にわたり取り上げ、お尋ねをしてまいりましたが、解決に向けて進んでいるのか、これまでどのような、 、 。調査 検証がなされてきたのかについて 具体的な説明を町長に求めるものであります次に、介護予防の推進について伺います。高齢者の要介護状態を防ぐため、健康増進を支援する介護予防推進員など、地域ボランティアを育成する考えはないのかについて。以上の3点について町長からの答弁を求めるものであります。限られた時間の関係から、できるだけ速やかな答弁をお願いし、私の1回目の質問を終わります。

答弁 町長 若狹(町長は2025年6月まで)

4番、髙橋議員のご質問にお答えをいたします。昨日の執行方針に基づいてのそれぞれの項目に対してのさらなるご質問をいただいたところでございます。1点目の特定防衛施設周辺整備調整交付金事業について 「平成23年度において、矢臼、別演習場における米海兵隊訓練が実施されないとのことであるが、そのことにより、当町の交付金と各種事業への影響はどうなるか」についてでありますが、去る1月28日、防衛省から、平成23年度の矢臼別演習場における米海兵隊による沖縄県道104号線越え実弾射撃訓練は実施しない旨、文書により通知を受けたところであります。このことにより、平成23年度の当町への特定防衛施設周辺整備調整交付金のうち、いわゆるSACO分は交付されないこととなるところであり、訓練希望により交付額は異なりますが、平成22年度との比較においては1億4,160万円の減となります。また、各種事業への影響について、道交付金を充当し実施してきている継続事業については、事業量の縮小などにより事業費の縮減を図る一方で、道交付金の対象となる新規事業については抑制をし、可能な限り、当該継続事業の早期完成に向けて対応してまいりたいと考えておりますので、ご理解を願います。続いて、2点目の釧路町との境界問題について 「平成19年第4回定例会以来、これま、で5回にわたり境界問題について質問してきたが、解決に向けてこれまでどのように取り組んできたのか。また、今後はどのように考えているのか」についてお答えをいたします。まず、解決に向けて、これまでどのように取り組んできたかについてであります。ご質問の内容につきましては、平成19年第4回定例会以来の取り組みについてのことでありますが、この釧路町との境界問題については、それ以前から一般質問を受けているところであり、そのご質問の都度、釧路町に対し、質問及び答弁の内容について両町の総務課長同士で情報交換等を継続的に行ってきておりますが、これまで両町の歩み寄りなど解決に向けての顕著な進展を見るには至っておりません。しかし、このような状況ではありますが、私としては、北海道立文書館へ担当職員を出向かせ、過去の関係資料の収集や、その検証作業などについて引き続き行っているところで、解決に向けて地道な努力を積み重ねてきているところでございます。また、今後はどのように考えているのかについてでありますが、平成22年第3回定例町議会においては、議員の一般質問にお答えいたしました。私と釧路町長との協議を昨年12月11日に釧路市内において行ったところであります。その協議の概要についてでありますが、私からは、一般的には双方協議による合意により円満に解決する方法が両町にとって一番の良策であること、それで解決できない場合は、北海道知事の裁定を申請する方法、裁定に不服または裁定に適しない決定がされた場合、最終的には裁判所への訴訟による解決という手法も視野に入れなければならないという考え方を投げかけさせていただき、約100年間に及ぶ極めて大きな問題でありますが、できるだけ時間をかけず解決するため、双方が努力をしていくという意思確認等を求めたところであります。これに対し釧路町長からは、お互いの主張の違いがどこにあるのか、根拠等を明らかにしてからと考えている、お互いの相違点などを整理し、合意点を見出す作業を進め、その後、両町長で再度話し合いをするという順序で、お互い努力していくという趣旨の返答をいただいたところであります。私といたしましては、釧路町長との協議による趣旨を尊重し、できる限り早い解決に向けて努力してまいる所存であります。続いて、3点目の介護予防の推進についてであります。「高齢者の要介護状態を防ぐため、健康増進を支援する介護予防推進員など、地域ボランティアを育成する考えはないか」についてでありますが、要介護状態にならないた、 、めの介護予防事業としては 介護予防教室として実施している元気いきいき教室を初め生きがい活動通所事業、健診事業や訪問相談事業と連携したデイケア、通所事業などがあります。しかし、いずれの事業も自発的に参加したり、通所するという意識が伴わないと継続した利用にならないということもあり、個別支援相談などのさまざまな場面を利用して事業への参加を進めてきておりますが、なかなか利用が広まらないという課題があります。一方、地域では、社会福祉協議会の助成事業を利用したサロン事業などが、介護予防や地域の見守りという視点からも、大きな役割を果たしていただけるというところであります。ご提言いただいている介護予防事業を地域でサポートしていただく介護予防推進員などの地域ボランティアの育成についてでありますが、これからの地域社会では、ともに支え合う社会の実現に向けて、地域でさまざまな支援をいただける地域ボランティアの育成は極めて重要と考えております。近隣の釧路市や釧路町でも、地域に介護予防サポーターを養成し、地区会館などを利用して、月2回の介護予防教室を実施しております。当町で実施している介護予防教室への参加の中にも、こうしたサポーターを担っていただける人材の開拓も可能と思われますし、社会福祉協議会と連携した地域ボランティアの自立支援も、サポーターとして活動いただくすそ野を広げていくことにつながってくると考えております。地域の介護予防教室を担っていただく皆さんには、高齢期の運動機能の維持や改善に必要な知識と実践方法を学ぶ養成講座を受け、サポーターとして登録していただくことが必要になってまいります。近隣自治体の取り組みも検証させていただき、介護予防教室などを担っていただける地域ボランティアの育成を目指す事業を検討してまいりますので、ご理解を願います。以上でございます。

質問 髙橋

まず1点目の特定防衛施設周辺整備調整交付金は、当町にとっては大切な財源かと思います。そこで、過去4年間の特定防衛施設周辺整備調整交付金の交付を見ますというと、平成19年度には2億3,330万円、平成20年度には2億8,812万1,000円、平成21年度には1億7,834万5,000円、昨年は2億6,458万5,000円。この4年間で9億6,000万円余りの金が当町の事業に使われております。以上のように交付を受け厚岸町内の各事業を行っているところでありますが、そこで、今日、過去4年間までの主な事業の内訳を見てまいりますと、平成19年度から20年度までに住の江町通りの整備事業であるとか、住の江山の手1号線整備事業、白浜山の手通り、有明町2番道路、別寒辺牛道路など、合わせて1億4,000万円余りを投入しております。トライベツ防雪柵整備事業、門静海岸通りについては、平成21年度から22年度にかけて1億8,260万円。松葉町憩いの広場整備事業、汐見川の改修事業、奔渡川の改修事業、汐見川の護岸改修事業等については2億9,600万円余りの投入をしているわけであります。さらに、町営牧場管理用機器、平成19年度には7,300万円余り。さらには、種苗センターの遺伝子解析には、平成19年度には2,800万円余り。さらに、市場衛生管理備品については、平成22年度には1,700万円ぐらい。子野日公園整備事業等については、平成19年度から20年度にかけて4,600万円余りの資金が投入されております。救急救命用備品整備には、平成19年度、21年度にかけては1,090万。 、 。 、円 救急自動車等については 平成20年度については3,400万円余りと 消防車両については平成21年度には2,900万円。特別養護老人ホーム増築、短期入所送迎用福祉車両の購入等、あるいは特別養護老人ホーム施設の整備、デイサービスの車両の整備等については、平成19年度から22年度にかけて6,800万円ほどの資金を投入しております。保健福祉総合センター健康増進機器であるとか、衛生センターの整備事業、スクールバスの購入事業であるとか、学校給食センター整備事業にかかわっては、平成20年度と22年度に1億8,000万円程度が投入されております。宮園公園パークゴルフ場作業機器整備事業、宮園公園作業機械整備事業等、光栄地区のコミュニティーセンタートイレ改修事業、宮園鉄北地区の集会所建設には、平成19年度から20年度にかけて1億4,000万円程度のものが使われております。さらに、ここで注意をしてみなければならないのは、医療機器の購入事業であります。平成19年度から20年度にかけて、何かしら一番大きな金が使われているように思われます。1億8,500万円以上の金がこの病院関係に使われているわけでございます。以上のように、きめ細かく調整交付金が活用されているものの、厚岸町の第5期総合計画の中でもしっかり明記されているように、自然との調和を大切にした快適で安全なまちづくりを進めたいと位置づけているにもかかわらず、厚岸湾、厚岸湖の環境整備が思うように進んでいないと思うが、河川、厚岸湖、厚岸湾の各地調査はどのように生かされているのかをお尋ねしたいのであります。道東一の宝の海であるところの厚岸湾、厚岸湖、厚岸湿原を、今こそ官民一体となり、30年、いや50年前の姿に戻すよう努力し、次の世代を担う若い人たちが安心して居住生活ができるように努めることが、今日の我々に課せられた使命ではないのかと思うのであります。そういった思いから、調整交付金を湖内へのヘドロ対策を初めとする湖内環境整備に充てていただきたいのであります。私は、特定防衛施設周辺整備調整交付金の目的に合った使い方ではないのかと思います。町長の見解を求めるものであります。次に、私は、平成19年の第4回定例会以来、一般質問を許されたのは、今定例会で16回目になりますが、特に、この境界問題については、質問の3分の1を費やしたところであります。先般、総務担当課より、釧路町との境界にかかわる現在までの資料をいただき、確認をいたしました。ただ、この資料の中には、平成19年と21年の資料がないのであります。平成19年、21年については、どのように協議を進めてきたのか、説明を求めるものであります。平成20年12月4日には、両町の総務課長が境界について協議、情報の交換を随時進め、誠心誠意、真摯に対応するとして協議等を継続する、両町が確認をしたところであります。そこでどんな情報交換が必要なのか、具体的な説明を求めたいのであります。平成22年11月16日、建設課用地地籍係が出札いたしまして、北海道の道立文書館から資料を収集してまいりましたけれども、どのような資料収集をしてきたのか、説明をしていただきたいのであります。さらに、平成22年12月6日、両町の総務課長は町界について協議、釧路町総務課長から釧路町長へ協議の内容の経過等を説明するとの回答を得ております。この時点での協議の内容についても説明を求めたいのであります。平成22年12月6日、厚岸町の総務課長が釧路総合振興局、昔の釧路支庁ですね、そこへ出向いて、地域政策部総務課の総務課長と地域政策課の主幹に経過等の説明、釧路総合振興局として調査、検証等をする時間をいただきたいとの回答を得ているところであると。どの程度の時間が必要なのか、説明はなかったのか伺います。さらに、平成22年12月11日、両町長は町界について協議、両町の事務レベル資料収集検証等を行い、それをもとに協議等を進め、解決に向けての方向性を見出し、再度、両町長の協議を行うことを確認しております。そして、本年の1月27日、建設課用地地籍係が出札をしており、北海道立文書館から資料収集、現在、資料等を検証中とのことであります。以上のように、着実に進んでいるように思えるが、町長、私は昨年9月定例会において町界問題についてお尋ねしたところ、町界問題にかかわる答弁の中で町長は、釧路町長とさらに話し合いの場を設けることにし、その申し入れをしたところ、これに対し釧路町長から話し合いの場につかせていただきたいとの回答をいただいているとのことでありました。町長は、私といたしましては、ご承知のとおり、釧路町は10月に選挙があり、選挙終了後の体制の中で、速やかに厚岸町の考え方を持って協議をいたしたいと考えているとのことでありましたが、現在まで、釧路総合振興局との間で調査、検証等についてどのように進んでいるのか、町長からの答弁を求めるものであります。次に、厚岸町保健・医療・福祉総合サービス調整推進委員会、地域福祉計画素案の中でも示されているように、町内では、65歳以上の世帯状況について、高齢者単独世帯及び高齢者夫婦世帯は、平成20年度においては629世帯及び643世帯で、平成15年度以降の高齢者世帯数に占める比率は、高齢者単独世帯24.0%から29.1%へと5.1ポイント、高齢者夫婦世帯は29.4%から29.8%へと0.4ポイント増加しているところであります。また、総世帯の平均世帯人数は、平成15年度の2.72人から、平成20年度には2.51人と減少しており、核家族化が進展していることは明らかです。地域福祉懇談会、ワークショップ、地域には民生委員や児童委員、自治会など、見守り支援体制の強化を図るとあります 厚岸町の地域福祉計画素案資料の中では 平成23年度から27。 、、 。年度にわたる計画書の中にもしっかり明記されているように すばらしい計画書でありますそのすばらしい計画どおりに、いかに地域の住民に浸透させるかが大切かと思うのであります。そのためにも、予防推進員が必要かと思うのであります。しっかり浸透させるためにも、しっかり検証する必要があると思うが、よいと思ったら素直に直ちに見直し、高齢者や障害者、ひきこもり、一口に障害者と言うもののいろいろな障害を持って悩んでいる多くの患者の方がいらっしゃいます。例を挙げますと、精神障害、精神障害の中でも知的障害、身体障害、発達障害、高次脳機能障害、難病等、多くの方々が福祉の手助けを求めているのであります。福祉協議会などの町のアンケート調査に回答できない家庭があることを、十分地域住民の目線に立って、さらなる調査を進めるためにも、私は予防推進員が必要かと思うのであります。現在、町内には65歳以上の方々が3,000人余りを超えている現況であります。このうち、要介護などの介護派遣の適用を受ける人など、今後ますますふえていくのは目に見えているところであります。予防啓発の一環として、お年寄りの健康に関心を持つ推進員を配置して、高齢社会に向けて地域のきずなを深めるためにも、推進員なるものを育成することが必要かと思うのであります。町長が言うところの、やさしさあふれ健やかに安心して暮らせるまち、いつまでも住みたいまちを目指すためにも、しっかり取り組んでいただきたいのであります。、 、 。以上の点について 住民の目線に立って 納得がいく答弁を町長に求めるものであります

答弁 町長 若狹(町長は2025年6月まで)

髙橋議員からは、3点にわたっての再質問があったわけであります。その中で、2点目の釧路町との境界問題につきまして、私からお答えをさせていただきたいと思います。この釧路町との境界問題につきましては、髙橋議員には、先ほどみずからもお話がありましたとおり、11年間の議員活動の中にありまして、私に対しましては平成19年以来5回、また、以前の歴代の町長さんに当たりましても、この問題解決に向けて真剣に取り組んでおりますことを、まずもって敬意を表する次第でございます。さて、お話ありましたとおり、第1回目の答弁でお答えいたしましたが、この境界問題につきましては、一般的には、双方両町の協議の合意により円満に解決する方法が両町にとって一番良策であろう、そのように私自体、何度も答弁でお答えをいたしておるところでございます。、 、 、そこで 私のほうから正式に この境界問題について解決に向けての協議の場を設けたいそのように釧路町に呼びかけたわけであります。その中で、昨年12月11日に、相手方の町長さんからご理解をいただいて協議に入ったわけであります。両町からは、両首長、そして副町長、総務課長が出席をいたしたわけであります。その以前、釧路総合振興局長にも、この問題が両町にありますよというお話をしておりましたが、協議に当たりましては、これから両町の協議に入りますというお話もお伝えをいたしたところでございます。なお、また、詳細につきましては担当課長から、さらにまた、その他の質問については課長から答弁をさせますので、よろしくお願いを申し上げたいと存じます。

答弁 総務課長 佐藤(総務課長は2011年3月まで)

私からは、事務的にご答弁させていただきます。まず第1点目の、平成19年から平成21年にかけての資料がないと。どのような協議を進めてきたかについてでございます。実は、平成16年4月12日に両町の総務課長が協議を行っております。このときの記録によりますと、双方の主張を言い合って、それで簡単に申し上げますと、物別れで終わっております。釧路町は釧路町の主張、いわゆる固定資産税を徴収している、登記上釧路町になっている、厚岸町はそうではないという主張を、双方、総務課長同士、それから担当者同士のお話し合いで双方の主張を言い合って、物別れに終わっております。その後、平成21年度までどのような協議を進めてきたかということでございます。その後、 、 、 、につきましては 一般質問等がある都度 厚岸町の答弁内容 それからこちらの主張の内容これについて総務課長に電話なり、必要とあらば出向いていって、このように厚岸町としては答弁をするということの話し合いをさせていただいてきております。その内容につきましては、議会だより等々に掲載された場合は送ってございますし、その内容について、釧路町の議会のほうでは当然周知されているというふうに承知はしておりますが、どの程度まで釧路町の議会等々に周知されているかは確認してはございません。それから、平成20年12月4日、どのような具体的な説明をしてきたのかというご質問でございます。このときにつきましては、両町で資料収集を行うということは、先ほど申し上げました平成16年4月に両町の主張が、要するにすれ違いに終わったということで、そういうことでは全然進展を見ることはないだろうということで、仲よくといいますか、今後そういう情報交換をきちっとしながら、解決に向けて、まず事務レベルからそういうお話し合いをしていきましょうということで終わっております。また、詳細につきましては、細かくございますが、時間の関係上、平成19年から21年の間にはそのような状況がございました。それから、平成22年11月16日の用地地籍係のどんな資料ということでございます。簡単に申し上げますと、当時の3村合併の図面、告示等を北海道立文書館のほうから収集してきてございます。これは図面、告示等々、こればかりではなくて、関係資料を収集してきてございます。これは当時の植民課の資料でございます。それから登記資料の写し、これは今、道立文書館はコピーはさせないようでございます。それで今のデジタルカメラと申しますか、そういうもので資料を収集してきてございます。それから、平成22年12月6日の釧路町長への協議の内容でございます。これにつきましては、釧路町長へ協議の内容を説明するという返答を得たと。内容はどのようなものであったかということでございますが、厚岸町が作成、いわゆる調整をした資料を持ち込んで、釧路町の総務課長のほうへ図面について説明をさせていただきました。その際、釧路町の総務課長のほうから、自分から釧路町長にこの内容については説明するということで、私は立ち会う必要がありませんのでということで、私は立ち会うことができませんでした。したがいまして、どのような説明をしたかは私は承知してございませんので、ご了承願いたいと存じます。それから、平成22年12月6日、釧路総合振興局、総務課長、それから地域政策課の主幹に対して、同じ資料を持参いたしまして説明をさせていただきました。そのときに、ここで私の記憶ですけれども、厚岸町がつくっていった資料を見せて説明をした際に、この資料は初めて見る資料だと。初めて見る資料だということは、要するに、内容は承知しているんです、 。けれども 厚岸町がつくった資料が初めて見るというふうにご理解いただきたいと思います初めて見る資料であるということで、時間をいただきたいという返事をいただきましたが、ご質問の具体的にどのぐらいの時間をいただきたいのかという返答はいただくことができませんでした。以上、事務的なご質問に対してご答弁を申し上げたところでございます。よろしくご理解を賜りたいと存じます。

答弁 まちづくり推進課長 湊谷(まちづくり推進課長は2015年3月まで)

私のほうから、ご質問1点目にありました特定防衛施設、 、 、周辺整備調整交付金 この交付金を使って厚岸湖 あるいは厚岸湾等々の環境保全に向けて湖内の底泥除去などに充てられないかというご質問でございます。この調整交付金につきましては、特定防衛施設関係市町村に対して、公共用の施設の整備を行うための費用に充当することができるという交付金でございます。ですから、先ほど質問のあった、こういった底質除去にかかわる事柄につきましては、この制度上、公共施設の整備に当たらないということで、充当はできないものだというふうに理解をしているところでございます。

答弁 保健介護課長 久保

3点目の介護予防推進員など地域ボランティアの育成についてでございます。ご質問者のほうからも、地域福祉計画の詳細な部分についてもお話にございましたが、この計画の中では、地域に根差したボランティア活動、あるいはNPO活動を促進していくた、 、 、めに 社会福祉協議会等とも連携をしながら ボランティア活動に参加するきっかけづくりそれから機会の提供というものを進めながら、身近な地域での住民同士の触れ合いや支え合い活動というものを進めていこうという中身にしているところでございます。ともに支え合うまちづくりとして、地域ごとにこうした介護予防のサポーターの方々を配置するということについては、今後の地域福祉づくりの中では非常に重要だなというふうに思っております。1回目の答弁の中でも少し申し上げさせていただきましたが、介護予防教室、現在進めておりますのは、社会福祉センターを会場にしたり、あみかを会場にしたりということで、延べの参加者数については、特に平成22年度は700名近くに上ってまいります。そういう意味では、これまでの500人前後という数字から見ますと、平成22年度は少し参加者がふえるなという見込みでおりますが、これもご本人方がこの事業に参加をしようという思いがなければつながりませんし、玄関まで福祉バスを仕立てて送り迎えをさせていただくということにつなげていっても なかなかそこに参加をしないという方々については目が届いていかない 我々、 。が地域の皆さんとともに進めたいという見守り活動というところまでは、なかなかつながっていかないだろうという認識でおります。そういう意味で、1回目の町長の答弁でも申し上げさせていただきましたが、高齢者の介護予防の視点の中で、こうした事業の立ち上げというものを検討してまいりたいというふうに思います。質問者が言われております精神的な部分のことでありますとか、ひきこもりでありますとかという部分につきましては、また別な視点でのフォローが必要になってくるだろうというふうに思っておりますので、こうした高齢者の支援のネットも使いながら、行政と地域と、それから社会福祉協議会等とのネットの中で、どういった効果的な見守り支援ができるのかというようなことについても研究を進めていきたいというふうに思っておりますので、ご理解をお願いしたいと思います。

質問 髙橋

最初に特定防衛施設周辺整備調整交付金についての関係で答弁がありましたけれども これは演習地の施設の周辺整備調整交付金という名目でありまして 前段 課長が言っ、 、 、たような色つけされたような資金ではないと私は思うんですが、そういった意味から、環境に対する、やはりあそこにアメリカさんが来て実弾射撃をやる。それによっていろいろ土汚れが出たり 雨が降ったらやはり泥流が流れたり 当然川に流れます もちろん湖内にも入っ、 、 。てまいります。そういったことを考えた場合は、やはり環境対策を重点的に、この資金の使い道というのは。これ、たしか、私ね、この制度ができたころですから、もう大分早いですね、もう何十年も前ですね。そのときに当時の村上町長は、こんなこと言っていましたね。特定防衛施設周辺整備事業基金の場合は、そういった環境にまず配慮して、それに伴うところに資金を投入するんだと。そういった記憶があるんですが、その辺についてはどのように今後考えていくのか。さらにまた、この特定防衛施設周辺整備調整交付金の使い道については、先ほども申し上げましたように、随分町立病院には毎年毎年多額の資金が投入されていますけれども、この使い道等については、住民からのアンケート調査なんかは行ったことがあるのでしょうか。ということは、どなたが考えても、どなたが見ても、あそこでボカンボカンやるもんですから、当然そういった粉じんやら、いろんな問題が湾内に流れ込むわけであります。水は低いところから高いところへ行きません。確実に高いところから低いところへ来ます。そうなるというと、やっぱり環境対策、これが一番大事なのかなと。町長もやはり、厚岸湖の宝の海をやはり若い世代に引き継いでもらうためには、当然、そういったことも十分に配慮しながら、いろいろな施策を行っているんですけれども、特にこの特定防衛施設周辺整備調整交付金の使い道については、もっともっと考えて使う必要があろうかと思うんですが、この点について前向きな答弁がありましたら、ひとつ答弁をいただきたいと思います。何せ、やはり厚岸湖というのは、ご案内のように、カキ、アサリ等を含む魚介類の宝庫でありまして、一次産業の育成という意味から、湖内への環境対策が絶対必要かと思いますので、この点も含めて答弁をいただきたいと、このように思います。次に、釧路町との問題であります。町長から親切に答弁をいただき、あるいはまた、課長からも答弁をいただきました。ご案内のように、普通交付税の算定に用いる基礎数値、市町村面積にかかわる協議についてという議題で、平成2年度普通交付税の算定に用いる市町村面積は、旧建設省の国土地理院が公表した昭和63年10月1日現在の市町村面積とされております。平成2年度の普通交付税の算定に用いる基礎数値、市町村の面積については、釧路町と厚岸町との合計に今年度の算定に用いた面積で、昭和62年10月1日より案分した数値を用いているところでありますということは、普通交付税の算定上の協議であって、ほかのことに影響を及ぼすものではないというふうにうたっております。しかし、中身を見ますというと、釧路町の面積は252.57平方キロメートル、そして厚岸町の面積は734.72平方キロメートル、合計して987.29平方キロメートル。このように行政区域がはっきりしているのにもかかわらず、この関係については今後も案分の方法でいくつもりでいらっしゃるのか、私には全く理解ができないのであります。いろんな資料を精査、検証し、これだけ明確であるにもかかわらず、案分にしなければな。 。らないという根拠がわからないのであります 町長の前向きな答弁を求めるものであります資料の一部を抜粋して申し上げますが、昭和40年9月の段階では、当時の釧路支庁で、釧路町と厚岸町が釧路支庁さんが中に入って協議がなされたとの資料があります。また、町長は、当時お尋ねの議員に対し、大変難しい問題ではあるということを感じていると述べているのでありまして、したがって、町長として、今までの経過を十分に踏まえながら解決に向けて取り組むとの記録もあります。さらには、当時の質問者が、当時の釧路支庁さんのところへ行って、町界にかかわるいろいろなお話をしたところ、当時の支庁長さんは、厚岸町さんはこの件について損害を求めるのですかと言われたそうです。質問者は、損害をとるのは町長がやることであって、我々議員のやることでないと話をしていた記録も残っております。ここで確認のためにお尋ねします。厚岸町の財務規則、第10章財産、第1節公有財産、第2款の管理(第214条~第255条 、第214条公有財産管理の事務の総括、第217条には公有財産)の管理 「土地にあっては、その境界 、適正な管理に努めなければならないと明記されてい、 」るところでありますが、間違いありませんか。、 、以上の項目についてお伺いしましたが 特定防衛施設周辺整備調整交付金については何度も申し上げますが、厚岸湾、厚岸湖、厚岸湿原を中心としたところの環境整備が急務かと思うのであります。特に、湖内へのヘドロ対策については、より十分な調査、検証をしながら、しっかりその対策について取り組んでいただきたいのであります。また、町の境界については、前段申し上げたように、旧建設省、国土地理院が公表した昭和63年10月1日現在の市町村面積であり、今でもその算定に用いた面積で交付金が案分されている状況なのであります。一日も早い解決に向けて取り組んでいただきたいのであります。厚岸町の財政安定のためにも、今こそ若狹町長の手腕発揮の時期です。政治経験40年、だてじゃないと私は思うのであります。若狹町長にご期待を申し上げるものであります。釧路町との境界問題が解決すれば、毎年、多額の交付金が入ってくるのであります。町にとっては大きな財源なのであります。そして、介護予防対策にも多くの予算が盛り込まれることと思うが、いかがでしょう。年々人口が激減する町内を見ながら、住みよ、 、いまちづくりと賢明に努力する町長を初めとする職員各位に対し 衷心より敬意を表し私の質問を終わりますが、時間がもうないもんですから、できるだけまとめての答弁をいただきたいと思います。

答弁 町長 若狹(町長は2025年6月まで)

お答えをさせていただきます。境界問題は、地方公共団体のセールス要素の一つであります。地方公共団体の存立、運営、 。 、に関する大きな問題であると そのように認識をさせていただいております そのために今町長として、その責務を感じながら、真剣に取り組んでいるところでございます。期待にこたえるよう、最善を尽くしてまいりたいと、そのように考えます。また、普通地方交付税の案分問題についても、この問題が解決すれば、おのずから解決できる問題であると認識をいたしているところでございます。その他の問題については、担当課長から答弁をいたします。

答弁 副町長 大沼(副町長は2017年9月まで)

私からは、防衛予算の関係でご答弁をさせていただきますが、厚岸町は、環境に配慮いたしまして、防衛省に対しまして土砂の生産減対策をまとめております。これからも継続的にその対策をまとめてまいりたいと、そのように考えております。

答弁 保健介護課長 久保

介護に関する部分でございます。ご質問者のご提言の趣旨、十分受けとめさせていただいて、今後、検討を進めてまいりたいというふうに思います。

出典:厚岸町議会 平成23年第1回定例会 2011年3月3日 議事録 PDF(23ページ) 間違いを知らせる