みんなの議会

厚岸町議会 平成18年第4回定例会 2006年12月12日

(1)地震・津波の発生時における防災について/(2)雇用対策について

2006年12月12日、厚岸町議会の一般質問で、音喜多政東議員が「地震・津波の発生時における防災について」「雇用対策について」について質問し、町長 若狹、総務課長 田辺、まちづくり推進課長 北村、税財政課長 佐藤が答弁しました。

質問者
音喜多政東 議員
答弁者
町長 若狹、総務課長 田辺、まちづくり推進課長 北村、税財政課長 佐藤

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員が最初の質問で述べた件名は 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は議員の発言から取ったものです。

質問 音喜多政東

平成18年第4回定例会に当たりまして、さきに通告してあります大綱点2点にわたりお伺いしてまいります。いずれにしても町民には大事なお話でございますので、忌憚のないご意見をいただきたいと思うものであります。まず初めに、地震・津波の発生時における防災上の観点からお伺いしてまいります。去る11月15日午後8時半ごろにて、択捉島の沖合いで発生した地震に伴い、この道東を初めオホーツク海、本州に至る太平洋沿岸に津波警報、避難勧告が出されました。最終的には注意報に変わっておりますが、幸いにして被害はなく、振り返ると、予告なしの本番は常日ごろいつでも受け身万全の備えはできているものの、その対策は結果としてどうであったのか、その機会を与えていただいたわけでございますが、振り返りきちんと議論し、次に生かして、より構築していくのが人間の知恵ではないかと思うのであります。そこで、まず1点目に、気象庁からの警報が出されたとき、町の対応はどうであったか。初期の段階が肝心なのは十分承知の上で、その連係プレーはどうであったのかお伺いしてまいりたいと思います。そして何よりも大事なことは、住民への周知、指導、対応等十分なものであったのか。そして、何よりも着目すべきであるのは、見逃すことのできない、住民の行動はどうであったかという点でなかろうかと思います。このような機会だからこそ、住民の意識、 、 。をはかり知ることができる 反省 改善に生かすことができるんではないかと思いますそして住民の行動に、時期的なものもございますが自家用車での避難、これは見逃すことのできない現実的な対応が必要ではなかろうかと思います。このたびの住民の声を聞くならば、車と避難先に大きな因果関係が生まれているものかと私は察します。その避難先の問題でありますが、季節的なものもありますが、空き地や高台といっても、身を自然にさらす状況ではぎりぎりまで避難しない、むしろ割り切った話さえうかがえます。今後、避難先の指定として安全性の高い公共の施設、集会所等を明確に打ち出すべきと思いますが、いかがでしょうか。また、この津波対策として、漁港付近での仕事中の津波襲来に備えてその対策が検討されている旨お伺いしておりますので、町の考え方をあわせてお示しいただきたいと存じます。次に、雇用対策についてお伺いいたします。町内では大型と言っても過言ではないスーパーやまじゅう、関連してロッキー厚岸店が閉店しました。突然というか、そうでないのかもしれませんが、パートを含め20人ほどの雇用先の消滅は大きな損失であるかと思います。働いている方々は一瞬途方に暮れたかと察しますが、町はこの事態にどのような対応をとられたのかお伺いします。次に、外国人就労者対策についてお伺いします。12月号の町報によれば79人72世帯と登録されており、多くは水産と酪農の働き手かと思われますが、町としては、これらの把握とどのような対応をされているのか。過日の報道等によれば、多くの地域でいろいろな分野で働いている現況を見るとき、他町との連携や国や道からの行政指導はどのようになっているのかということであります。次に、町内の季節労働者及び今日の雇用情勢、明春の新卒採用が見えてくるころかと思われますが、その点についてもあわせてお伺いし、第1回目の質問とさせていただきます。

答弁 町長 若狹(町長は2025年6月まで)

8番、音喜多議員の一般質問にお答えをいたします。1点目の、平成18年11月15日、千島列島沖地震・津波避難勧告から反省点と今後のとるべき施策についてのお尋ねでございます。、 、まず 津波警報発令時からの職員体制と町民への対応についてのお尋ねでありますが午後8時29分に気象庁が発表した津波警報は、直ちに北海道の津波警報等緊急伝達システムによって役場に伝えらており、消防への連絡も行っております。一方、テレビ・ラジオによるタイムリーな情報提供も行われており、最初の情報をこれで得た方も多くいると思いますが、町の防災行政無線による住民への緊急連絡は、町との事前協議に基づいて、厚岸消防署から津波警報が発令されたことの第一報が流されており、これらによって町職員の非常登庁も行われています。なお、非常時の初動態勢マニュアルにより、津波警報発令時には自動的に全職員を対象に非常招集がかかることを決めており、全部で272人の登庁がありました。8時45分には災害対策本部を設置しておりますが、非常登庁した職員を直ちに各避難所に配置するなどの任に当たらせております。また、災害対策本部の設置とあわせて、消防署及び警察署からの連絡員が役場庁舎に待機し、それぞれの機関と連携・調整の任に当たっており、後には別海駐屯地からの自衛隊員3名も加わっています。住民に対する避難勧告等の情報周知等につきましては、配付している資料のとおりでありますが、防災行政無線の活用では、さきに申した消防署からの第一報の後、8時53分の避難勧告からさらに二度の避難呼びかけを行っており、その後の津波注意報への変更や避難勧告の解除の情報伝達を行いました。避難者すべてが各避難所から離れられたことを確認できた後の零時30分には災害対策本部を解散し、1時30分の津波注意報の解除に至って、最終待機の総務課職員の解散を行ったところであります。次に、住民の避難行動についてでありますが、各緊急避難所に配置した職員等により確認できた避難者の数は全部で1,223名で、車両563台であります。これは全避難対象地域住民約7,000名の17%強に当たりますが、この避難所以外の親戚・知人宅などへ自主的に避難した人も相当いるものと推察しています。なお、指定した緊急避難所における各地域の避難状況について申し上げますと、湖北市街地区で479名、湖南市街地区で413名、門静地区で126名、筑紫恋地区で8名、床潭地区で162名、末広地区で35名であり、特に門静、末広、床潭地区については高い避難率となっています。今回からの総体的な反省点につきましては、やはり住民の避難の問題が第一に挙げられます。地震の揺れが弱かったことや、津波の予想高さが1メートルと報じられたことなどから、多くの方が避難行動をとらなかったことも事実であります。このたびの津波避難につきましては、新聞等のマスコミでも、避難対象地域全体における避難率の低さを憂慮する論調が多く報じられていますが、近年における地震において幸いにも被害の少ない津波発生で推移してきたことが、今度も大丈夫の住民意識に結びついているものと思われ、やはり最悪の事態を想定した危機感をいかに高め、これを避難行動に結びつけるかが最大の課題であります。次に、従来の避難先の指定を見直してはどうかとのことですが、音喜多議員が言われるように、本年、国及び北海道のシミュレーションにより来襲する想定津波の規模が示されており、これによると、特に湖南・湖北市街地における浸水予想範囲が、現在の防災マップに示された範囲より狭まっております。このため、これまで浸水想定範囲にあり、避難対象であった区域が、逆に避難場所になり得るところもあります。最近、釧路開発建設部釧路港湾事務所が主催して進められた厚岸漁港津波対策検討会において、さらに詳細なシミュレーションをもとに、避難対象区域と避難場所の再検討がされましたが、津波避難ビルや浸水区域外の避難可能な建物候補も挙げられた提言がされており、これからの計画見直しにおいて、これらの位置づけを加える考えでおります。また、避難における車使用につきましては、地震での倒壊物件による障害で道路通行が不可能となることや、避難車両の殺到による渋滞が想定されますし、やはり徒歩による避難を基本としますが、一方で、災害要援護者の避難には車使用をせざるを得ない場合も想定した対応が必要と考えており、この対策検討も加える考えでおります。次に、漁港津波対策検討会の実現性と厚岸町の考え方についてであります。さきにも触れましたが、この検討会は釧路開発建設部が主催し、委員には津波研究の専門家である各大学教授等のほか、北海道開発局、釧路支庁及び厚岸町の実務担当職員が加わっており、厚岸漁港及びその背後周辺における津波防災対策について、ソフト及びハード面からの検討がされております。その中には、陸域における避難場所や避難経、 、路のほかに 漁船避難における避難海域の設定や避難方法についての検討もされておりそのあり方についての提言が11月28日の最終検討会を経てされています。、 、この提言は 科学的なデータをもとに専門的な視点から検討が加えられたものであり当然、厚岸町としてはこれらの推進に向けて取り組む考えでおりますし、具体的には、提言に基づき漁協などの水産団体などや各行政機関などを加えた協議会を立ち上げて、厚岸漁港における避難ルールづくりなどの各種対策を講じていくことになります。続いて、2点目の雇用対策についての質問に答えさせていただきます。まず、スーパーやまじゅうの閉店に伴い雇用者の対応に町はどのように対応したのかとのご質問でありますが、私どもが閉店について承知したのは10月2日月曜日の午前中でありました。午後には、商工会と、従業員の雇用不安に対する相談等については連絡をとりながら対応を図っていくことを確認しております。町は、フクハラ出店に伴い地元雇用を最大限行うよう要請しておりましたので、商工会としても、やまじゅうの離職者からフクハラへの就職希望があった場合は特に配慮いただきたい旨の申し入れを行いました。10月10日に商工会から情報提供を受けたところによりますと、この段階で、やまじゅうの従業員12名中、厚岸町での就職希望者は9名で、3名は釧路市内の就職希望でありました。町内の就職希望者のうち5名は、既にフクハラの面接を受けておりました。フクハラでは、希望者があればその後も随時面接等の対応を行うよう配慮している状況にあることが報告されました。ご質問にある町の対応はでありますが、個々の離職者への直接的な対応は行っておりませんが、速やかに商工会と連携を図りながら、最大限地元での就職が図られるよう取り進めてまいりましたので、ご理解願いたいと存じます。次に、外国人就業労働者についてでありますが、現在、厚岸町内で把握できている外国人の研修及び実習生は、2団体5企業で69名が就労されております。外国人の研修生及び実習生、さらに一般的な労働者につきましては特に把握する方法がなく、必要に応じて関係団体・企業に照会し、協力をいただいているのが実態であります。また、これらの外国人労働者に関する他の市町村との情報交換や連携も特に行われておりません。次に、国や道等行政機関からの町への指導や対応についてですが、労働行政の主たる行政主管は都道府県であり、市町村の役割からしても直接指導は受けておりません。しかし、国の緊急雇用対策等の制度改正に伴う市町村における緊急の取り組み等では、その都度これらに対する指導を受ける場合もございますが、一般的な労働行政に対する指導はありませんので、ご理解いただきたいと思います。次 に 、 季 節 労 働者 に つ いて の 質問 で あ りま す が 、現 在 、 厚岸 町 内に お け るい わ ゆ る季節労働者と言われる労働者数は、平成18年3月末現在の釧路公共職業安定所の集計では392人となっております。なお、資料として過去5年間の季節労働者数を配付しておりますので、ご参照願いたいと思います。次に、特例一時金の動向についてでありますが、厚生労働省は11月30日、失業手当の特例一時金について支給水準を2割削減する方針を決めたと報道されております。ご承知のとおり、特例一時金は昭和31年に制度が始まり、現在は建設業など季節労働者の離職時に日給の50日分が支給されております。このたびの制度見直し案では、30日分への引き下げを妥当としながらも、地域経済に与える打撃等への配慮と季節労働者の現状を踏まえ、当面は40日分にするというものであります。北海道の季節労働者がこの特例一時金受給者の全国の6割を占めている実態や、特例一時金が冬期間の貴重な生活費となっているなど、地域間の隔たりが余りにも大きいなどの問題があることは認識しております。また、平成17年12月第4回定例町議会においても制度存続を求める要望意見書が採択されておりますが、今後の見込みといたしましては、国は雇用保険法など関連法案の改正案を来年の通常国会に提出する意向であるととらえております。次に、現在の町内の雇用情勢と明春の就職状況についての質問であります。過日10月24日、平成18年度厚岸町雇用対策連絡会議を開催し、町内の最近の雇用情勢について関係者と意見交換を行いました。この中で私は、町内事業者の雇用情勢は、新卒者が求める正規社員の雇用については引き続き厳しい状況にある一方で、パート加工員やスーパーのパート職員等については随時募集が行われていると認識しております。明春の高卒者の就職状況でありますが、12月1日現在で、潮見高校では35名の就職希望者に対し51%の18名が内定し、水産高校では23名の就職希望者に対し70%の16名が内定しているとの報告を受けているところであります。雇用情勢は厳しいものがありますが、今後の厚岸町雇用対策連絡会議においても情報交換を行いながら、何とか昨年同様に100%の就職希望がかなえられるよう、町としても各学校と連携してまいりたいと考えておりますので、ご理解願います。以上でございます。

再質問 音喜多政東

2回目の質問に入らせていただきます。まず、これからの質問の仕方についてちょっとお断りしておきたいと思います。と申しますのは、最近うちの事務局長は、一般質問の通告書について誘導と申しますか、質問事項が大区分であれば、要旨が中であり小であり、詳細にわたって質問するようになっておりますので、その点についてはきちんとお答えいただきましたので、その中でピックアップしながら2度目の質問にさせていただきたいというふうに思います。そうい、 、う意味では 当初の質問通告書にきちんと答えていただいているという部分については私の方で省かせていただきたいというふうに思いますので、事務局長も、理事者からそのように言われるのか、最近はしつこく私ども質問者にもそういう細かいご指導をいただいておりまして、私も、裏を返せばきちんと答えをしてくれるんだというふうに理解させていただきます。さて、2回目の中心的なことでございますが、今るるご回答いただきました。細かいことについては余り申したくはございませんが、総体的に今回の部分では、事故がなくてよかったねと一言で済むかということではちょっとまずいよと、やはり次のことにつなげるためにはどうするかということをしっかり考えてみたいというふうに思います。今、警報とか注意報とか、あるいは今回のように震度5以上という地震の揺れでもって、町の職員が招集という一つの目安になっていますけれども、津波警報と、警報という種類が出た場合は、これはもう連絡がなくてもすぐ招集するような義務的な態勢になっているのかどうなのか。地震においては、震度5以上になった場合は消防職員も役場職員も登庁するという取り決めがありますけれども、今回のように地震が、厚岸町は震度2という話でございますが全く感じられなくて、いきなり、私も机に向かってラジオを聞いていたらそのラジオがぷっつんと切れて、正午前によく警報として発令されます音が入ってきたと。地震もないのにこれは何だと一瞬思ってテレビをつけたというのが実態で、間もなくというか、それからやや間隔を置いて町の防災無線が、初めてではなかろうかと思うんですが、通常の音を倍以上というか、ボリュームが非常に高くというか、そちらの操作でもってそのように操作ができるんであろうと思うんですが、たまたま夜8時半ということであれば、早いところはお休みの支度に向かっているとかそういういろいろなこともあるだろうし、聞こえないがゆえに、発する方でそういう高い音を出せるというふうには聞いていましたので、これは向こうで操作しているんだなというふうに受けとめましたが、いずれにしても、役場職員を招集するということの警報というか、現実に自分が震度5に遭ったらそれは体で覚えている部分もあると思うが、そういう報道によっての避難勧告ということになれば、当然出るという認識にされているのかどうなのか、まずその辺が1つ。それから、270何名も駆けつけてくれたということでありますが、これはほかの町民から見ると、では町外に住んでいる人はどうしているんですかという素朴な意見があるんです。出張所とかそういうのは別にしても、町外に住んでいる人が仮に津波が来て大変な目に遭ったらば、それは駆けつけて二次の要員交代というかそういうことはするんでしょうと言って言い逃れたんですけれども、その辺はどうなっているのか。実際に今回はなかったわけですから、時間的にもそんな短い期間ですから、そういったことはとらないということになっているのかどうなのかということであります。それから、まず大事なことは、先ほど私の1回目の質問の中でも話をしましたが、車と避難先との関係です。基本的には車で避難してはいけないですというか、だめですということは、それは周知されて私ども聞いています。しかし、現実にこの時間あるいは、 、 、この時期 あるいは夏でも雨が降っていたとか そういう場合はそこに行くかとなれば。 、やはり目の前に差し迫った波が来なければ車で逃げる可能性が高い その車との関係で車の避難というか誘導というか、その車で避難する先の車の逃げ場所、そのこともしっ。 、 、かり考えておかなければならないのではないか しかし 車で本当にそのようにしたらかえって迷惑な場合もあるんです、今の答弁のとおり。しかし、現実には屋根のないところに避難せよ、集まれと言っても、ああいう夜間や寒風にさらされてはなかなかそこまでは、いつ来るかわからぬというか来るか来ないかもわからぬ、長時間そこで対応す、 。るとなったら 現実は今回のような形になるんではないのかというふうに私は思いますそこで、この避難先については、先ほどの13番議員さんにも話をしてございました。そして私どもにも説明をいただきましたが、いろいろなデータというかシミュレーションの結果とか、過去の津波における形跡からこの程度ならば大丈夫だろうと。しかし、そのとおり来るか来ないかはわかりませんし、より安全な、安心して逃げられる建物というか、そういったところを中心に今後考えられたらどうでしょうか。当然、奔渡町でいえば道道に上がれば大丈夫と言いますが、目の前が湖であれば、その不安等ははかり知れないものがありますので、もうちょっと漁村センターとか、あるいは真竜であれば住の江山の手の集会所とか、丘陵地区の集会所とか、むしろあの方が一度そこへ真っすぐ行けば、一たん行ってさらにそこに移動するということ、二度手間というか、そういうことを避難する立場から考えたら、やはり一度で済むような対策をきちんと考えるべきではないのかなというふうに思います。今回出された答弁の時系列的な中では、私は、床潭小学校というのは危険だというふうに思います。昔の年寄りや私の経験からすれば、津波というか、水は水のあるところに押し寄せるというか、つけるという言い方をしていますし、床潭小学校は、床潭沼から太平洋につながる小さな川でもありますし、背後には湖です。あそこは私は避難場所としては非常に危険だというふうに考えます。そんな意味では、床潭あるいは末広あたりはどこへ避難するというのは今後の大きな検討事項になるかと思いますけれども、建物の指定についてはいま一度考えてみたらどうかということであります。それから、自動車で避難というのは、先ほどもお話ししましたが、市街地やあるいは避難所近くでうろうろされてという言い方は変ですけれども、そこへ自家用車で乗りつけられて避難されてはかえって迷惑な部分がある。そうかといって車で避難しなさいという指導もできない。お互いの気難しさというか因果関係が生まれますが、最低でも車で逃げる場合は人に迷惑をかけない地区へ行ってもらうという誘導を真剣に考えたらどうでしょうか。今日の状況では1人1台の自家用車を持っている中ですから、当然そういう行動は起き得ると思いますので、より現実的に対応する考え方でしていただきたいと思います。それから、雇用問題についてでございます。私も、やまじゅうが閉鎖ということで、まちづくり推進課の方にお邪魔させていただいたことがあります。先ほどの言葉の中では、厚岸町では大型と申しましてもやはり個人で経営されているというかいろいろな株主というか、資本が入っての大手ではございませんので、やはりいとも簡単に、失礼な言い方ですけれども自分の判断というか、将来的な負債を考えたときにはやはりそういうことになったのかなと。朝早く門静を通っていったと、朝からいなくなったという、見ていた方もいらっしゃるようで教えていただいたんですけれども、そうなると、やはり残された者はどうするかなと。お訪ねしたときは、今回の答弁の中にも、商工会にと。でもよくよく考えてみたら、商工会は、経営者というか経営上の問題です。そこに雇用があって働いている方が商工会にある中小退職金制度だとかそういうのがかけてあれば、また話としてはたどっていく経緯があるでしょうけれども、パートや臨時というかそういう形で入ってきていた人は、本当に仲間内でワイワイと言っているだけにすぎなくなってしまうかなと、私はそんなような気がしてなりませんでした。最近は仕事先が、先ほどの答弁にもあったように、正規の雇用先はなくなってきているわけです。これは日本全国で大変な今問題になっているわけです。ワーキングプアーなんていう言葉でもってNHKも再放送するぐらい、これはもう大変な、日本国民の400万人から700万人がそういう2つなり3つの仕事をしながら、それでも生活保護よりも貧しいという、働いても働いてもなおかつと、それはなぜかということを言っていましたが、しかし、厚岸町においてもそういう非常勤あるいはパートで働かざるを得ない職場しかなくなってきている。やまじゅうさんの閉店後、幸いにしてというか、フクハラさんに進出していただいたというか、それは早くから進出するということは言われていたことで、たまたま開店前でしたから非常に救われたところがあって、ほっとしたところがございますけれども、やはりもうちょっと私は、町としても商工労政を持っているならば、その事業所がどの程度の従業員を雇ってどういう状況にあってとか、そういうものを商工会とも連携をとりながら持っておくべきではないのかなと。その仕事は商工会よりもむしろ職安だと私は思うんですが、しかし、今、職安一辺倒でやっていたんでは厚岸町から住民がいなくなってしまうおそれがあるんです。このような雇用の冷え切った状況では若者も外へ出てしまわざるを得ないと、そういう状況にあって、やまじゅうの3名の方が釧路へ行った方がいいというか、そういうことに落ちついているようでございます。そんなことからすると、やはり今後厚岸町の町はますます疲弊してまいりますので、その対応策をしっかり考えていただきたいというふうに考えます。それから、外国人の就労問題でありますが、確かに現在の情勢では1年間が研修生で2年間が実習生ということで、最近、中国の方から来られている方々は3年契約という形で町内におられます。しかし、やっていることはきちんとしたものでありまして、事業主にしてもあるいは町内においても手厚くというか、対策をきちんと講じていかなければいけないのではないのかなと思いながらも、国や道が余りこのことでは、利害関係があるのか何があるのかわかりませんが、結果として市町村においてマイナス面を背負、 。っていかなければならないというのが この間の新聞報道にあったとおりでございます私は、厚岸町がこれからは、地元の人とのミスマッチングがあるかもしれませんが、この外国人就労は絶えないだろうと思いますので、しっかりとその関係部門とも連携をとれるような策を持っていただけるように考えられないかというふうに思っております。道議会では、このことについてのご質問もされて、ある程度のことをやっていきたいという答弁がなされいるやでございますが、今の答弁の中では全く道からの指導はないやに伺いました。しかし、これはきちんととらえていただきたいと思います。それから、季節労働者の関係でございますが、国はやはり今日、冬期一時金の問題についても、周年雇用を主としていますから、もうこの季節労働者の分については余り目じゃないというか、力を入れないと申しますか、そういう状況にあるということはかねがね聞いてございます。しかし、現在、厚岸町においてもまだこれだけの方々がいらっしゃいますし、町もしっかりとそのことをとらえておいていただきたいというふうに思います。今回の出された資料は、季節労働者及び出稼ぎ労働者数というふうに、2つの職種の方々が約400人ほどいると。平成12年度から見れば250人ほど年代とともに減ってきておりますので、国の思うつぼなのかなと思いますけれども、このことをしっかり受けとめて最善の手当てをしていただきたいというふうに思います。以上で2回目の質問を終わります。

答弁 総務課長 田辺(総務課長は2008年3月まで)

お答え申し上げたいと思います。まず、職員の津波に係る招集の関係でございますけれども、これは町長の当初の答弁でも申し上げておりますけれども、厚岸町職員の非常時におきます初動態勢マニュアルというのがもう既にでき上がってございまして、この中で、津波警報が発令された場合につきましては自動的に非常登庁をするというふうに定められております。したがいまして、その内容をテレビ・ラジオ等で知った場合あるいは防災無線で知った場合、いろいろな周知の方法はあると思いますけれども、そういう認知によって知り得た場合については自動的に集まってくるという形に相なってございます。それから、防災無線の関係でございますけれども、厚岸町の行政無線の場合につきましては、一般放送用と非常放送用と仕組みが若干異なってございます。一般放送用で行っている部分につきましては、それぞれのご家庭の受令機、受信機ですけれども、そちらのボリュームで音声コントロールができるという形になっておりますけれども、こういった緊急時に流します緊急放送につきましては、そのボリュームに関係なく一定の音量をもって流すという形になっておりますので、電気コード等を抜くなり電源をカットしてしまっていない限りは、受信ができるという状態になっておりますので、音喜多議員がおっしゃるとおりの大きな音で入ったという形に相なるのかな、このように思っております。それから、車の避難の関係につきまして、いろいろ提言的なお話もいただきましたけれども、今回の避難におきましてはほとんどが車でございました。車の避難というのがほとんどという形でございます。おっしゃられるとおり、夜間、それから気温、こういったような部分の判断の中で車で逃げられたのかなというふうに思っております。幸いといいましょうか、逆に避難者が少なかったことで混乱しなかったという部分もあるかと思いますけれども、ただ一つ言えることは、平成15年の十勝沖地震のときに、、 、やはり車での避難の中で 愛冠に登る道路の途中で車がとまってしまったということで渋滞したというような事例が生じたわけでございますけれども、今回はそれがなくて、車両についてはほとんどメイパルあるいは愛冠の駐車場、頂上の方ですね、そちらの方にまで至って避難行動を起こしているということで、途中での登り口での混乱というも。 、のは今回の場合はなかったというふうに把握しております これも一つの事例なのかな車で逃げる場合の一つのルールというような部分で考えていったときには、やはりこういったものが一つのヒントになってくるのかな、このように思っておりますし、現実的にそういう車で逃げるというような事例もありますので、その辺の考え方という部分、どういうような位置づけでコントロールをしていくのかと、どこが大事なのかというような部分も再度押さえさせていただきたい、このように思っております。それから、避難場所の関係でございます。こういう寒さの中ですから、9時30分にはそれぞれの学校を開放いたしまして、屋外に逃げている方を建物の中に誘導しようと、ある程度の津波の規模といいましょうか、第一波の状況等も見た上での話でございますけれども、そういった形の中で処置をとらせていただきました。とらせていただいたんですが、やはり車での避難者が多かったというような部分も背景にあったんでしょうけれども、そちらの方への移動はなかったということで、結果的にはそちらの方に避難された方、使用された方はいらっしゃらなかったということです。先ほど申しました津波の検討会の中でも、特に港町関係から見ますとかなり距離があるということで、全体的に言えることなんですが、今、避難ビルという扱いの中で、水につかる建物なんだけれども、要するに2階もしくは3階で一時的な津波の被害から身を守るという意味です。これは、ある程度の耐震構造を持っているものというのが条件になります。その上で考えなければならないということでございますので、そういった工法といたしまして、浸水区域でありますけれども、まずそういう避難ビルが出てきますし、先ほど言いました集会所、今まで避難場所になっていないところも集会所として使える場所が今度出てまいりました。これらは屋根のかかっている避難場所として位置づけていきたいと、このように考えておりますので、ご理解いただきたいと思います。

答弁 まちづくり推進課長 北村(まちづくり推進課長は2008年3月まで)

私の方から雇用関係についてご説明させていただきます。まず、商工会を通じての雇用という形の中では、当然、今回フクハラが出店する段階、 、 、の中で 地元要望として商工会からもフクハラさんに要望していたし 厚岸町としても地域雇用の大事さからいってできるだけ雇用に当たっては地元雇用という形をお願いしていたと。その関係のところにたまたまやまじゅうさんの閉店という形になったということの中で、時期的にもタイミングがちょうどぶつかった形もあって、即そういう雇用の場が生まれたと。さらに、釧路という形で今言われていましたけれども、当然、釧路の方については釧路のフクハラさんの方にということでの配慮がされたという形でございますし、今後においてもパート等の従業員については随時募集していきたいし、余裕を持って雇用していきたいと、ある程度時間の関係はありますが、そういう形ではいただいております。今後についても、そういうことは配慮していきたいというふうに考えております。それから、雇用の問題は、商工会ではなく当然職安の問題です。ただ、職安そのものも、釧路地域の中で有効求人倍率上がったことや釧路のコールセンター等、厚岸町のフクハラ出店が釧路地域のちょっと底上げにはなったという形で評価されておりますけれども、やはり職業選択、選ぶ形の中ではなかなか求人と当たりが結びつかないという形、 、 、の部分もありまして 今後 厚岸町についても職安と同じ求人情報が来ておりますのでこれらを活用しながら地元の方々の就職に対応してまいりたいと、そのように考えております。次に、2点目の外国人労働者の関係でございますけれども、これらについても、質問者が言われましたとおり、1年目は研修という形の中での研修をしよう。2年、3年については雇用契約に基づく労働という形の中でやってございまして、今までの段階では賃金トラブル等いろいろな問題はないけれども、こういうものに対してはきちんと把握していかなければならないだろうと。そういう中では、釧路支庁にも現在を含めてそういう外国人労働者の問題はという形でいろいろ情報はとっています。現在はこの辺ではないという形でございますけれども、今後とも連携をとりながら、問題が生じないような対応をとっていきたいというふうに考えております。次に、季節雇用労働者については、確かに全体的には国の経済が上向きだということでありながら、そういう労働の場所が内地などでも少なくなってきています。そういう形の中では、季節雇用がかなり少なくなってきている要因ではある。働きたいけれども働く場所がないという形で把握してございます。しかし、それらにかわるものとして地元に雇用の場が生まれるかというと、またそういう態勢でもないという形の中では、絶えずこれらについても国に対して、議会でもあるように、やはり季節雇用者の一次給付金や、ある程度制度が延びていくようなことにも対応していかなければならないと、そういうふうに判断してございますので、ご理解いただきたいと思います。

再質問 音喜多政東

残り時間が短くなりましたけれども、津波対策についてまずきちんと今後検討していただきたいということは、車での避難、その車の誘導というか、言い方は変ですけれども、車で逃げる方はこちらの方へ逃げてくださいというような、徒歩の人あるいはそれに準ずるような形で避難しなければいけない人方については、厚岸町の町どこを通っても、低い地域については車で逃げたりするのは余計危険なんです。そういう意味では、車での避難については十分検討する要素があるということです。2つ目は、やはり避難先として指定する場合は、今の科学的根拠に基づいたものから見て建物に誘導するということをぜひ考えておいた方が、一たん住民の逃げるところがあそこという建物に決まれば、あそこならば雨もしのげるとか、あるいはある程度寒さもしのげるという考え方に基づけば、当然そういうところに逃げる可能性が高いというふうに私は思います。ちなみに夜の8時半、何だかんだと言っても、9時を過ぎればもうコンキリエも閉まっていましたし、それこそ、ではだれが来るのという感じだったんですけれども、後からそういう形で見えたようですけれども、そういう施設的な管理の問題もあるだろうけれども、やはりそこは行政でしっかりと検討して、最善の策を講じていただきたいというふうに思います。それから雇用の問題ですが、厚岸町は中堅どころというか、話としてはその気配も言われておりますけれども、厚岸町として、行政がいち早く対応のできる常日ごろからの情報、そういうものを備えていただきたいというふうに私は思います。商工会もさることながら、職安とかそういったところ、ふだんそういう事業所というのは当然調べていらっしゃると思うんですが、フクハラの関係でなくて、やまじゅうの関係で大事なことは、事業主さんはいなくなってしまったけれども、厚岸町に与えた税金の支払いの関係とか、そういったものは滞っているはずだろうと思うんですが、その辺は町としてはどういう状況になっているか。それをメモしてあったんですけれども質問しなかったんですが、そういったことと、外国の研修生も含めて就労問題について、きちんと今後対応できるようなシステムをとっていただきたいというふうにお願いしておきたいと思います。3回目の質問の中で、今のやまじゅうの税金の問題やら、町に与えている問題等があるというふうに私は聞いていますが、その辺は町はどのようにとらえているのか。これで3回目の質問を終わります。

答弁 総務課長 田辺(総務課長は2008年3月まで)

お答え申し上げます。津波の関係でございます。車の使用の関係でございますけれども、車の使用を前提とするというのはやはり難しいということは最初に申し上げていますけれども、果たして通行できるような状態になるのかどうかという、その前の地震が伴う関係がありますので、それを事前にこういう形で、車の使用を前提としたルートをつくっておくとかというようなことは非常に難しいという実態がございます。その辺をご理解いただきたいと思いますし、なお、実際に逃げた車といいましょうか、そういった誘導をどうするんだというポイント、そういう課題は残りますけれども、車で逃げるときにはこちらのルートで逃げてくださいという事前周知といいましょうか、そういう促すような形は非常に難しいということをまずご理解いただきたいというふうに思います。それから、そういう車の使用を抑える意味でも屋内の避難場所の指定というのが大事ではないか。これはおっしゃるとおりでございますので、今後の検討の中で十分検討を加えさせていただきたい、このように思います。なお、コンキリエの関係でございますけれども、コンキリエにつきましては避難場所といたしまして必ず開放することになってございます。

答弁 総務課長 田辺(総務課長は2008年3月まで)

そういう意味で今回も開放してございますので、その点ご理解をいただきたいと思います。

答弁 まちづくり推進課長 北村(まちづくり推進課長は2008年3月まで)

私の方から、雇用の対応につきまして、今後においても関係団体と連携をとりながら対応していきたいと。外国人労働者についても、それぞれ入れている関係団体がございますので、事故の未然防止のためにも連携を図っていきたいというふうに考えます。

答弁 税財政課長 佐藤(税財政課長は2009年9月まで)

お答え申し上げます。税情報でございますので具体的な数字は申し上げられませんが、滞っているものはございません。

出典:厚岸町議会 平成18年第4回定例会 2006年12月12日 議事録 PDF(52ページ) 間違いを知らせる