みんなの議会

赤井川村議会 令和4年第2回定例会 2022年6月15日

お試し移住について

2022年6月15日、赤井川村議会の一般質問で、湯澤幸敏議員が「お試し移住について」質問し、村長 馬場希が答弁しました。

質問者
湯澤幸敏 議員
答弁者
村長 馬場希

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は質問の本文をもとに当サイトで付けたものです

質問 5番 湯澤幸敏

本日は、全国的に一部ですけれども、お試し移住展開されていますけれども、その件についてお伺いをしたいと思います。国の地方創生の後押しも受けて、また人口の増加や地域活性化など様々なメリットがあることから、全国の各自治体は様々な種類の移住、定住支援を展開するとともに、人々の興味、関心を引くテーマや地域のブランドイメージなど情報の質と量にこだわった情報発信がなされています。赤井川村においてもホームページやパンフレット「移住・定住支援事業のご案内」等々による情報発信がなされていますが、多くの自治体が様々な情報を発信する中、注目を集めることは容易ではなく、他地域との差別化を図ることはなかなか難しい状況ではないかと思います。そこで、移住希望者が情報から得た認知、興味、調べるを経て移住後の暮らしをイメージする情報としてお試し移住、ちょっと暮らしといった短期の移住体験をすることで赤井川村の魅力、関心を高め、知らない土地へいきなり移住することへの不安や抵抗の払拭につながるのではないでしょうか。私も移住の一人です。二十数年前、移住の前に2度赤井川村を訪問しました。1度目は、就農の説明と村内を案内していただきました。2度目は、3泊4日の農業実習です。宿泊をし、村の方々と交流を図ったことで村の人の優しさと温かさを感じ、さらに役場職員の誠実な対応を受けたことが私に移住を決意させた大きな要因となったことは言うまでもありません。その土地で体験することがその土地を知る近道ではないかと思います。そのための体験プランを提供することが今求められ、他地域との差別化につながるものと思いますが、お試し移住についての村長の考えをお聞かせください。

答弁 村長 馬場希

それでは、湯澤議員からのお試し移住政策に関するご質問についてお答えをさせていただきます。湯澤議員から実体験が述べられておりましたが、かねてより村では新規就農相談者を中心に年3回の現地受入れ研修や新規就農技術習得センター(農業振興センター)を活用して数日から1か月間の期間において地域の暮らし、営農を肌で感じていただけるようお試し移住的な受入れを行ってきております。また、昨年度からは地域農業者、宿泊事業者が中心となり、農泊推進協議会を設立し、農林水産省の補助事業を活用し、先駆的取組地域の視察や宿泊と農村体験を組み合わせたモデルプランづくりも進めており、赤井川村を体感いただけるような取組がスタートしております。これら現行の取組を複合的に捉えると、居住という形にはならないまでもお試し移住に近い赤井川村をまずは認知いただける受皿になるのではないかと考えております。赤井川村を定住の地と決めた方々は、それぞれのライフプランによりますが、湯澤議員が体験されたように地域の方々との交流であったり、農村風景であったり、支援制度であったり、様々な理由から移住につながったのだと感じております。道内市町村で展開されているようなハード面の整備を行い、新たにお試し移住制度として取り組むのではなく、現行の制度、資源をふるさと納税とも連携を図り、情報発信を強化することで赤井川村独自の移住、定住施策を進めてまいりたいと考えてございます。以上でございます。

質問 5番 湯澤幸敏

答弁いただきました。その中で道内市町村で展開されているようなハード面の整備を行い、新たにお試し移住制度として取り組むのではなくという、この考えには私も賛成であります。その訳は、半数以上が実際の移住、定住につながっていないだとか、それから維持管理コストが大きいということでかなり悩んでおられるようです。なぜそうかというと、その目的というか、狙いというのは移住、定住につながっているということなのです。移住、定住を目的としてやられているお試し移住だということなのです。本来はそうではなくて、今言われているのは定住人口ではなくて、あるいは交流人口でもなくて、関係人口の創出というふうに言われています。それは、村長も村政執行方針の中で挙げられています。それから、先日の協議会でもふるさと納税者との交流でもって関係人口を創出しようというふうな考えがあるわけですけれども、その関係人口の創出、あるいは村長は村政執行方針で拡大への取組ということをおっしゃっていますけれども、この関係人口についての考え方というのはいかがでしょうか、どのように取り組もうとしているのか、その点をお願いします。

答弁 村長 馬場希

常々交流人口なり関係人口、最近は関係人口という言い方をしておりますけれども、今議員ご指摘のとおりやはり今まで取り組んできて、村に来てもらう、観光の部分も含めてですけれども、村を体験、体感してもらうというようなさっき説明した農泊事業なり、当然観光で来る方もいらっしゃいますし、道の駅を中心とした車でのドライブ観光的に赤井川村を訪れてくれる方もいますので、そういった部分を多面的にいろんな部分で来てもらえるような形の中で人を増やして、関係人口、来てくれる人を増やしてここで買物をしてもらったり、行く行くはよかったねと定住をしてくれたりということで、さきの補正予算に計上した今回6件の移住の補助金の希望があるという中の1件の方も前々から赤井川に興味を持ち、通われて、特別ここで寝泊まりしたわけではないのですけれども、季節ごとに訪れたりだとかしてうちの農産物を食べてくれたりだとかしている中で退職後にここに家を建てて住みたいといった希望で来られる方がその中の1件だということで、せんだって役場のほうに訪問を受けて僕もちょっとお話をしてその経過を聞いてみたのですけれども、そういった方々もいますので、今言ったようなことをやっぱり継続的に続けていくし、情報発信もしていくということで関係人口を増やして様々な村の中の産業だとか経済につながっていけばいいなというようなことで取組を進めていきたいというふうに考えてございます。

質問 5番 湯澤幸敏

これまでの移住、定住政策というのは、どこもなのですけれども、補助金があったり、それからどのような支援策があるかということで、そこへ悪く言えば飛びついて、そんなにその土地に関心がなくて、それがあるから行こうかというような、これは村ということではないです。全国的にそんなことがあって、それではまずいだろうということで関係人口というのが出てきたと思うのです。関係人口って、1つはファンを増やすことだというふうに言われています。ここの赤井川村の魅力をどう知ってもらって、それで赤井川村のファンになってもらうという、その関係性を築いて、それが何も移住、定住につながらなくてもいいのだというような考えで今全国的に行われているのです。だから、関係人口の創出というふうに言われていると思うのですけれども、そのことを考えるともう少しお試し移住ではないけれども、宿泊ということを多面的に考えていったほうがよりここの魅力、ただインターネットとか紙媒体とか使ってPRするよりも実際に住んでいただいて、それで魅力を図っていくというようなことが必要かなと思うのです。そういう意味での宿泊、今言われたようなお試し移住でなくて宿泊というのを考えてみたほうがいいかと思うのですけれども、その辺村長どうですか、考えられますか。

答弁 村長 馬場希

ここで暮らすということになると、やっぱり居住する場所も必要になってきますし、そういう箱が必要になってくると。先ほど説明したように、農泊なんかというのは宿泊施設を使ったり、受け入れてくれる農家さんがいれば農家民泊をするだとかというようなイメージで今取組を進めていますけれども、今議員が言われるような格好でいくと、20年から30年ぐらい前に農的暮らしがはやった時代に各市町村でそういった一時お試し住宅というのを菜園つきで造ってということで、先ほど議員言われて、それは議員もあまりハード的な部分はと言って、うまくいっていないというのが、僕もそういうところを見てきていて、何町村か当時は見学に行ってすごくいいねと言ったけれども、今はもう使われていなかったり、売り払ってしまって居住住宅にしてしまって、その取組は一旦中止にしたりというところがあるので、そういう部分でそういった箱物をやっぱり整備していかないとなかなか取り組みづらいという部分がありますので、そういったことを今すぐやるというのはちょっとやっぱり難しいかなというふうに考えてございます。ただ、言ったように関係人口をやっぱり増やす、ファンを増やす、今まで20年、30年取り組んできている部分をより太いパイプにしていくというような取組を今後も継続して取り組んでいきたいというふうに考えてございます。(「もう一回」と呼ぶ者あり)

質問 5番 湯澤幸敏

少し飛躍したというか、大胆なというか、宿泊について提案をしたいと思うのですけれども、今お試しでやられているのは大体空き家であるとか、それから公共施設とか、あるいは民間のホテルとかなんとかいう形でやられていますけれども、もう少し赤井川村を知っていただくための宿泊としてキャンピングカー、これお金が要ることですから、なかなか今すぐにとはいかないのですけれども、そこで泊まって、移動もそのキャンピングカーを貸し出して、それで行うと。赤井川村に空き地がいっぱいあります。できればどこか畑の通路で泊まるとかいう形で、私はちょっと奥まったところにいますので、真っ暗闇の中で満天の星の下で夜を車で迎えると、またそこですがすがしい朝を迎えるという、そういう体験こそが田舎の魅力ではないかなというふうに思うのです。インターネット上で調べた限りなのですけれども、そういうキャンピングカーを使った自治体、御存じかもしれませんけれども、長崎県がやっているのです。これは、県が主体になっているのですけれども、県がレンタカー会社と提携をして、具体的に言えば1日8,000円で貸し出すと。各地方の自治体に行って、そこで移住の話等を聞くとポイントが得られて、一番安くて3,000円になるというような、そんなこともやられているのです。だから、キャンピングカーを使ってそういう宿泊をするというのは、なかなかやられていないと思うのですけれども、1つ、ここの村の自然豊かさ、それを魅力発信するためにはそういうこともいいのではないかなと。その中には、移住者のための体験プログラム等を作成して、それで体験してもらうとか、あるいは観光でもいいと思うのです。どこか遠くまで行くのではなくて、ここを拠点として日帰り体験をするとか、ちょっと飛躍した提案なのですけれども、そんなこともできないかなと思っていますけれども、いかがでしょうか。

答弁 村長 馬場希

今その辺答えろと言われてもなかなか難しいものがありますので、貴重な情報提供として受け止めさせていただきますので、ありがとうございます。

出典:赤井川村議会 令和4年第2回定例会 2022年6月15日 議事録 PDF(50ページ) 間違いを知らせる