赤井川村議会 令和3年第3回定例会 2021年9月16日
子供の預け先と居場所について
2021年9月16日、赤井川村議会の一般質問で、能登ゆう議員が「子供の預け先と居場所について」質問し、村長 馬場希、教育長 根井朗夫、保健福祉課長 藤田俊幸が答弁しました。
- 質問者
- 能登ゆう 議員
- 答弁者
- 村長 馬場希、教育長 根井朗夫、保健福祉課長 藤田俊幸
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 4番 能登ゆう
2点質問いたします。1点目は、子供の預け先と居場所についてです。近隣に頼れる祖父母や親戚がなかったり、独り親だったり、夫婦とも常勤で働く世帯が増えていることにより、子供の預け先や居場所についての必要がより高まっていると感じます。預け先がないから、希望があっても働けない、2人目は産めない、村の小学校に入れない、村に住み続けられない、そうした諦めざるを得ない状況を生まないような施策が求められています。1つとして、ゼロから2歳児の預け先についてです。昨年12月の予算特別委員会において議員より、保育所でのゼロから2歳児の受入れについて将来へ向けて考えてほしいとの提言がありました。その場でも指摘されていたように、受入れ態勢の整備は単に子育て支援という意味合いだけでなく、人口減少対策、労働力不足の対策として大変有効であると考えられます。馬場村長が選挙時に示していた少子高齢化は待ったなし、労働力不足は待ったなしの問題意識にも合致するものです。近隣自治体でも待機児童が出ている状況で、広域入所の仕組みはうまく機能しているとは言い難い状況です。余市町の認可外保育施設の利用者が赤井川村の子ばかり、何年か前にそんな時期もあったと伺っております。広域入所制度が安定して利用できるような環境整備を行うか、または自前で受入れ態勢を整える必要があるのではないでしょうか。昨今の子育て環境の変化に伴い、地域の実情に応じた選択肢として認定こども園や家庭的保育などの新たな制度的枠組みもできています。認定こども園は、就業の有無にかかわらず子供を預けられる場として、幼児教育の場として、地域の子育て支援を担う場として小規模自治体である赤井川村にマッチしているようにも感じます。現在のへき地保育所という在り方から見直すことも選択肢としてはあると思います。もう一つとして、小学校低学年の居場所についてです。いわゆる小1の壁についても一層の対応が求められています。現存の放課後子ども教室については、常勤で働く親の勤務時間に対応できるよう平日の時間延長や長期休校中に朝から晩までの開設を求める声が聞かれます。放課後子ども教室の拡充、それが難しければ代替となるような仕組みを考えられないものでしょうか。せめて子供が一人でも安心して過ごせる児童館的な居場所があると安心という声もいただいております。以上、子育て世帯の現状を踏まえて安心できる子供の預け場所、居場所をどう確保していくのか、お考えを伺います。2点目は、コロナ禍における支援体制についての質問です。緊急事態宣言が今月末まで延長されました。ワクチン接種が始まったものの、感染力の強いデルタ株の蔓延により家庭内感染、子供の感染も増加傾向にあるようで、不安は一向に解消されない状況です。コロナ禍での支援体制については、3月定例会の一般質問でも伺いましたが、半年たち、状況も変化する中、改めて報道等から見える課題について質問いたします。1点目です。医療機関の逼迫により、9月1日時点で全国で13万人を超す感染者が自宅療養となっているとの報道がありました。濃厚接触者となる同居家族は、計24日間もの外出自粛期間を過ごさなければならないそうです。独居の場合ももちろんですが、家庭内感染、急変、重症化といった不安の中で過ごす心身への負担は計り知れません。自宅療養者への支援体制について伺います。2点目です。保護者が感染した場合、濃厚接触者である子供の預け先をどうするか、感染拡大当初から特に小さい子供のいる家庭から不安の声がありました。また、これは高齢者を在宅で介護する家族にとっても同様です。家族が感染した場合の子供や要介護者の受入れ態勢と行政の支援について伺います。3点目です。5月に行われた全国学力調査の結果からは、長期休校により家庭環境による教育格差の拡大、学校生活での不安やストレスを抱える子供の増加が浮き彫りになったと指摘されております。コロナ禍において学習機会はもちろん、子供が触れ合いながら共に成長する育ちの場をどのように保っていくか、村内小中学校の取組をご紹介ください。4点目です。高齢者のフレイル予防や生活上の困り事を見逃さないためにも、自粛生活が続く中では福祉分野のアウトリーチをより積極的に行う必要があると感じます。現状について伺います。5点目です。緊急小口資金、総合支援資金の村内の申請数は高止まりしており、最近では総合支援資金の再貸付けについての申請もされていると伺っております。生活に困っている方が継続して困っているという状況がうかがえます。困窮者への生活支援について、お考えを伺います。6点目です。収束が見えぬまま、もうすぐ3度目のスキーシーズンです。観光、宿泊や飲食等、直接的に影響の大きな業種はもちろんですが、外食需要の低迷により米をはじめとした農産物の価格の落ち込みも基幹産業である農業の足元を揺るがしかねないと懸念しております。村内事業者の現状と村としての支援をどのようにお考えか伺います。以上です。
答弁 村長 馬場希
それでは、能登議員からの質問についてお答えさせていただきます。まずは、子供の預け先と居場所についてという部分で、1点目のゼロから2歳児の預け先についてのご質問でございます。ゼロから2歳未満児保育や延長保育、土日などの受入れ、認可保育所や認定こども園への転換など保護者から様々な意見があることは、子育て世代との懇談会などを通して承知しております。しかしながら、対象者の見込み数や現在の財政状況から、施設の増築や新築、保育士の増、給食の提供など新たな投資と維持を継続させることは難しい状況にあります。現在村保育所で対応できない部分を広域入所でカバーしていますが、なかなか希望に沿った入所ができていない現状も少なからず把握しています。今後の村づくりや情報発信にも関わってくることですが、より移住を考えている若い世代に移住先と選ばれるような村づくりを進めていく必要があると考えています。子育て支援や高齢者福祉だけでなく、総合的に美しい村、住みよい村に向け、議会の皆様を含め、住民の皆さんとも考えていく際に、赤井川村にとってどのような体制や施設づくりが望ましいのかを考えていきたいと思っております。続きまして、コロナ禍における支援体制についてでございます。これについては、教育長に対するご質問もございますので、私に対する質問を一括ご答弁させていただきます。まず、質問1の自宅療養者への支援体制についてです。村への陽性者、濃厚接触者の情報は、後志総合振興局長から私にダイレクトに連絡があるものの個人を特定できる情報ではなく、その情報は原則職員に共有は行わないため、対応は倶知安保健所が行うことになっています。1か月ほど前に村内で陽性者が確認されたため、保健所にもどのような対応を行っているのかを確認をいたしました。説明では、日用品や食料品を数週間分届けており、また毎日容体の変化などを電話確認で行っている、対応は全て保健所で行うとのことでした。テレビなどで他市において必要な買い出しなどを職員が行っているという報道を見ましたが、それは市が保健所を持っている場合に限られると思われます。以上のことから、現状のシステムにおいて村は個別対策が取れないのが現状であり、現時点でそのシステムが変更となり、町村へ個別対応を任せるという動きにはなっておりません。今後システムが変わり、保健所などから要請があれば、その対応について検討しなければならないと考えております。子供や要介護者の受入れ態勢と行政の支援についてであります。先ほど述べたように、村としては陽性者、濃厚接触者の情報は関係機関などにおいて共有されておりません。そのため、村として子供や要介護者の受入れなどの療養対応はできる仕組みではありません。この点も保健所に確認したところ、困り事などの相談窓口を保健所として開設し、対応しているとのことです。実例として、親が陽性者となり、子供が濃厚接触者である場合、ほかで預かるというのは現実的に難しく、これまでは親と一緒にホテル療養や自宅療養しているのが現状であるということです。また、家族が陽性者や濃厚接触者となった要介護者の場合は、ケース・バイ・ケースではあるが、家族等と相談し、対応をしているということでございます。質問の4番目の福祉分野アウトリーチの現状についてでございます。施設入所や入院を除く75歳以上の住民に対し、包括支援センターにおいて介護予防のための基本チェックリストを郵送し、既に回収しております。現在その結果を踏まえ、訪問などにより必要な介護予防につなげる取組を行っています。村保健師は、包括と対象者が重複しないよう調整し、必要に応じて老齢者宅を訪問予定で準備をしていましたが、緊急事態宣言期間に入ったため、現在訪問を延期しております。なお、包括、村保健福祉課、介護保険課では情報を共有し、必要な場合は社会福祉協議会とも連携しながら相談できる体制が取られています。加えて、全ての住民からの相談も随時対応しております。質問の5番目、困窮者への生活支援についてでございます。村の生活困窮者への支援については、保健福祉課で相談を随時受け付けており、困窮の状況に応じ関係する支援制度や就労相談へつなげる対応を行っておりますので、引き続き相談者への対応を進めます。なお、社会福祉協議会が扱っている無利子、保証人不要で借受けできる資金貸付制度の利用状況は、7月末現在で緊急小口資金で27件で570万円、総合支援資金8件で388万2,000円という実績になってございます。質問6の村内事業者の現状と村としての支援についてでございます。村内事業者へのコロナ禍の影響は、直接的には宿泊、飲食など観光など流入人口の増減に影響を受ける事業者に影響が出ていると認識しておりますし、これに関連した雇用や農畜産物の需要にも少なからず影響が出ていると認識しております。ただ、国としてもワクチン接種率が対象者の50%を超えたことから、11月をめどに消費拡大支援策を再開させる動きもあり、道内における経済循環に期待をしているところであります。加えて、村では国のコロナ対策費を活用し、コロナ後を見据えた農村観光への取組や事業者支援事業をはじめ、個人の資格取得支援事業などを導入し、活用を呼びかけているところであり、それらを活用していただきながら個々の経営改善など新たな取組の推進に期待をしているところであります。以上、能登議員からの一般質問に対する答弁とさせていただきます。
答弁 教育長 根井朗夫
まず、子供の預け先と居場所についての2番目の小学校低学年の居場所についてお答えいたします。ご指摘の放課後子ども教室についてですけれども、本事業については地域の方々の参画を得まして学習、スポーツ、文化等の交流活動を実施することで子供たちの社会性ですとか、それから創造性ですとか、人間性を涵養するというのを目的にしまして地域の方との交流を通して地域コミュニティーの充実を図ること、これらを目的とした事業として行われるものなのですが、簡単に言うと学校教育の後の継続的な子供の力をより充実させる、そんな目的で行っているものです。本村の子ども教室についてなのですが、これまで今回このご質問の子供の居場所という観点では親同士の子供の見合いといいましょうか、見合っていたものがなかなか難しいというようなことから、放課後の子供たちの預かりも受けながら、したがいまして保育所と同じ時間帯、この時間に合わせて17時30分までの開設として今日に至っているという経緯があります。同様に、地域の方々に継続的に指導を依頼できる方がなかなか難しいということもありまして、余市や小樽等の退職した校長先生方に指導員をお願いして来ていただいているという、そんな現状もございます。また、いわゆる学童保育であります放課後児童クラブと違いまして、こちらは保護者が労働等により昼間家庭にいないものという条件があるのですが、こういう子供たちも限定せずに受け入れているということですとか、それから国や道の制度に従いまして年間250日未満、1日4時間以内の中で、これがマックスなのですけれども、この中で補助を受けながら事業を実施しているというものでもあります。ご指摘の放課後子ども教室の拡充ということについては、現状の中では今後長期休業中の実施日の若干の拡大はこの250日という枠でいえば、あと何日間かは拡大は可能であり、今後具体的に実施していければなというふうにも考えましたが、時間の延長ですとか、それから終日開催というのはこの制度の上からも、それからまたスタッフ上からも難しいなというふうに考えているものです。もう一点、児童館のご指摘もございましたけれども、この児童館につきましても規模で非常に制約がありまして、いろんな規模がありますが、一番制約が少ない小型児童館と言われているようなところでも様々な図書室ですとか、遊戯室ですとか、それから2人以上の設備運営基準に規定する児童の遊びを指導する者、すなわち児童厚生員という方を置かなければいけないというような条件もあります。その他、児童館ではなくて類する施設を仮に準備したというような場合においても安全管理上はやっぱり児童に目が行き届く常勤のスタッフがいるということが1つ、環境不可欠かなというふうにも考えますので、したがいまして現状ではなかなか難しいなと考えるものです。ただ、今後現有施設の整備と整理の作業がこれから進んだ場合に、その有効活用という点では検討事項というふうにまず挙がるものではないかなというふうに考えているものです。次に、コロナ禍の支援体制であります3番目の全国学力・学習状況調査の結果と村内小中学校の取組ということでお話しさせていただきますと、8月31日にこの結果が発表されまして新聞等で報道されたところです。議員ご指摘のように、休校中の勉強の不安については感じた、あるいはどちらかといえば感じたという子供の割合が非常に多いということだったり、それから情報通信機器の利用状況もあまり十分ではないですよというような報道がされていて、それを御覧になっているのかなというふうにも思います。本村の状況についてお話ししますと、家庭の教育力の差については在宅時間が長くなっているということ、それから不安やストレスにつきましても平常時と比べれば子供たちに高くなっているものというふうに考えられます。ただ、各校聞き取り調査した結果からは、報じられるような心配するような状況は感じられないというふうな報告を得ています。その根拠にもなるのかなというふうに思いますが、その設問の一つでありますコロナ禍での休校期間に勉強への不安を感じたかという設問に関しては当てはまる、あるいはどちらかといえば当てはまると回答しました本村の子供の割合というのは全国と比べると大変少なくなっているということ、一番ポイントが高い学校でも十三、四%全国よりも低い、学校によっては感じる子供はゼロというような回答もございます。恐らく教職員による小まめな児童生徒への連絡ですとか、それからいち早くICT環境が整備されたこともその理由の一つではないかなというふうに考えているところです。お尋ねの小中学校の具体の取組という部分ですが、子供が触れ合いながら共に成長する育ちの場の確保ということでは感染対策の徹底を十分配慮しながら可能な限り体験的な学習をしたいということで行っています。これは、主体的、対話的な深い学びを目指すという中で個別最適な学びと協働的な学びの実現を目指して職員は非常に研修を今重ねて行っていますので、その背景がそういうところにもあるのかなと感じています。また、保護者とか地域の方々からの応援メッセージ、それから励ましメッセージをもらったり、子供同士でお互いのいいところ、あるいは頑張り、こういうのをメッセージをもらい合うことで、そういう活動を通しまして、距離は離れなければなりませんが、心の距離を縮めるような活動を心がけて学校のほうでは取り組んでいるというような、そんな状況にあるかなというふうに思います。以上、小中学校の取組についてご報告でございます。
再質問 4番 能登ゆう
まず、質問の1点目、子供の預け先と居場所について再質問いたします。まず、質問1のゼロ、2歳児の預け先についてですが、対象者の見込みや財政状況から新たな投資と維持を継続させることは難しいとのお答えでした。12月の定例会での提言に対して村の回答では、現状すぐにどうこう対応できるものではないが、今後に向けてどうすればできるのかという、考えてみる、検討はしてみる、そんな趣旨の答弁いただいたと思います。ご回答のように、見込み数や財政状況から無理ですというのも、例えばですけれども、広域入所にかけているお金、今回の補正でもまた1人分でしたか、対象者が増えたことで結構大きなお金を委託料として払っております。例えばゼロから2歳児の受入れすることでその部分を村の保育所に使える、または質問の中でも申しましたように認定こども園とか別の制度的な枠組みを使うことにより、より村のニーズに合った柔軟な対応ができるようになる、そのような検討をしてほしいという思いもあるのですが、12月の質問以降そうした代替策というか、腹案としてどのような思案、検討されたのか、その辺ご紹介いただきたいことが1点。また、質問の中でも申し上げたような馬場村長の問題意識、少子高齢化は待ったなし、労働力不足は待ったなしを克服していくために保育所の整備というのはかなりストレートに効く施策ではないのかなと個人的には感じるのですが、もし保育所を整備しないとして、では村長は少子高齢化や労働力不足をどのような形で克服していこうと思っているのか、その2点について再質問したいと思います。
答弁 村長 馬場希
今のご質問にお答えさせていただきます。まず、去年の12月の中でもやはり今するのはなかなか厳しいよと、ただ検討するといった部分、検討というか、今後は考えていく余地がないわけではないというようなことは、最初に答弁させていただいた要するに子育て支援や高齢者福祉だけではなく、総合的に村づくりというものを考えていく中でその位置づけというものをきちんと考えていかなければならないというふうな考えの中に12月に言ったような部分も含まさっていて、今回こういうような表現にさせていただいたというふうにご理解をいただきたいというふうに思います。ただ、では具体的にどういうふうなことを考えているのかと、今までどうしていたのかというふうなことに関しては、まずは今、日程的にはこの後になりますけれども、財政健全化アクションプランというものの中でそれぞれ役場の中でいろんな課題を洗い出しています。その洗い出した中をこれから取りまとめて、来年度以降の予算に向けて今後5年間の方向性という中でどうしていくかというものを今定めていきたいなと思っていますので、そういった作業の中で、では子育て支援、保育所をどうしていくのかということも当然議論を内部ではしておりますので、そういったものを今後提示をさせていただければなというふうに考えてございます。
再質問 4番 能登ゆう
財政健全化の中でまた検討されるということですが、財政健全化の中で検討されるにしてもどういった制度的枠組みを想定するかでかなり違ってくると思います。必要となる予算もそうでしょうし、人員の体制についてもあらかじめある程度何パターンかシミュレーションつくっておかないと、ですから厳しいと言われてもなかなか納得しかねる部分が残ってしまうのです。どこを厳しいとおっしゃっているのか、保育所ゼロから2歳児必要ないとお考えでおっしゃっているのだったら、何にもやる気がなくてこういうお答えでしたらしっくりくるのですが、予算的なものが見えないとなかなか財政が厳しいからというだけでは納得しかねる部分が残ります。再質問で申し上げたのは、どのような検討、思案をされたのかということですので、その部分には答えられていないと思いますので、そこをまずお聞きしたい。繰り返しになりますが、選挙時の課題にどう対応していくかということも答えがなかったと思いますので、改めてお聞きいたします。
答弁 村長 馬場希
まず、選挙のときに言ったそういった子育て支援、高齢化待ったなしという部分については、今後の住みよい村づくりという部分に関して総合計画の後期計画だとか、そういうものも今定めて進めておりますし、先ほど言った財政健全化の中でまずは財政を安定させながらいろんな事業を進めていくというのがそういった部分に対応していくことだというふうに私は考えておりますので、それを今日まで進めさせていただいておりますし、この後ご相談させていただくアクションプランの中でもそういった部分を網羅した中でお話をさせていただければなというふうに考えております。では、ほかの部分で何もしていなかったのかということでのご質問ですけれども、先ほども広域の中で今ゼロ歳児から2歳児までの部分は近隣の町村の施設にお願いをしていると、そこに国費の予算をいただきながらお願いをしているという状況にございます。ただ、子供の動向も見ないと、施設投資をして、特に新たな投資をするという部分に関してはその後の見込み数だとかというものをある程度やっぱり見ていかなければならないということを考えると、今2歳児以降は赤井川の保育所で受け入れられますので、そこの2年間の部分、丸々2年まではいきませんけれども、その部分については今の財政の中で何とか近隣の施設を利用させてもらいながら、2歳になったらうちで受け入れるという今までの考えはやっぱり踏襲すべきだと私は考えておりますので、そのようなことで今のところ進めさせていただいております。
再々質問 4番 能登ゆう
村長への再々質問まで終わりましたので、では教育長に再質問ということで伺います。ご回答の前段については、放課後子ども教室の制度的な部分について、制約についてご説明だったと思いますが、ただ大事なのは制度のほうに合わせるのではなく、やっぱり村の実情、ニーズに合わせた制度設計、制度選択、事業の在り方というのを模索してほしいという希望もあります。例えば今5時半までですが、その後村のどこか、たまに親がなかなか間に合わなくて、そのときは役場の教育委員会のほうに見ていただいて本当にお世話になっていて申し訳ないなと、ありがたいなと思うところですが、そういった何か2つの事業抱き合わせでもいいと思うのです。子ども教室終わって、その後また必要な子はほかのボランティアがいいのか、いろんな選択肢があるでしょうけれども、ほかの制度で対応していく、例えば長期の休み中でも午前中弱点克服の学習会があるときは、その後に子ども教室を設定してくださっているので、大体1日子供たち目の届くところにいることができる、そういった1つの事業で全てカバーするのではなく、いろんな事業なり仕組みを組み合わせていくというやり方もできるかと思いますので、そうしたこともぜひ考慮していただけたらなと考えます。また、再質問ということで1点お聞きしたいのは、施設的な部分について、最後のところです。今後現有施設の有効活用が話題に上った際には検討事項になりますとお答えでしたが、具体的にどのような想定の上でこのようなご回答されたのかお聞かせください。
答弁 教育長 根井朗夫
まず、前段部分のお話からさせていただきますと、まず教育という枠の中で話題に今上られたのはむしろ教育というよりも福祉のお話なのかなというふうに思いますが、ただこういう現実の部分も含めて教育という枠の中で可能な限りできることをということでやらせていただいているつもりではいるのです。御存じかもしれませんけれども、先ほど250日というお話もさせていただきましたが、250日というのは子ども教室については250日未満で、250日を超えるものについてはいわゆる学童クラブ、児童クラブの範囲になってくるわけです。こちらのほうは、時間であるとか、そういうのももちろん長いというのもありますし、それから当然のことなのですけれども、先ほどの児童館と同様に放課後児童支援員という専門の資格を持った方、有資格者2人以上置かなければいけないというような制約もあります。ということはどういうことかというと、子供の安全管理ですとか保育という意味で体制を整えていかなければならないという、これ厚労省のほうの制度ではありますが、そういうような要するに子供たちの安全をまず確保しながら預かっていくという、そういう制度を条件整備として法令とかで整備されているという部分がありますので、今教育委員会のほうで行っているのはそこの分ではなくて、子ども教室という枠の中で地域の人たちの力を借りながら子供たちを何とか、そういう今のニーズも受けながらやっているということで、本当にぎりぎりのところでやっているという実態がありますので、その辺りはご理解いただければなと思いますし、それから先ほど村長の話もありましたけれども、今後の村全体のプランどうするかというあたりの話題になってくるのかなというふうに思いますので、私のほうからこの件に関してはそのぐらいまでのお話にさせていただこうと思いますが、それから児童館の関係の部分、これについては前にお話ししていますいわゆる学校の適正配置、端的に言えば適正配置に関わることを指して言っています。適正配置が進むことがあって、そのときに当然施設がまとまるということになりますので、そのときに統合的な、それは30年のときに前教育長のほうから皆さんにご提示したように資料館ですとか、それから図書館ですとか、そういう総合的な文化施設の設立のことが話題に、検討事項になってくると思いますので、それと併せて子供の居場所というところも検討できるのではないかなと、あるいはそういうふうに考えていくべきではないかなというふうに考えているということでございます。以上でございます。
再々質問 4番 能登ゆう
では、2点目の質問、コロナ禍における支援体制について再質問をしたいと思います。ご回答の順番に従って再質問したいと思います。まず、質問の1と2については、村としては直接タッチできませんというお話だったと思います。広域での事務というのは、赤井川のように小さな自治体にとってはなかなか避けて通れないことなのかなと思いますが、ただ村の住民の様子がそれで分からなくなるという状況になっては困ると思いますので、せめてその辺の連絡、状況把握は自治体のほうも密にしていただきたいなと思います。そして、状況が分からなければ、やはり役場のほうでもいずいのではないのかなと。今住民がどういう状況に置かれているのか、事務が広域化されていることで全く村で把握できないという状況は村としても避けなければならない状況ではないかなと思いますので、その辺についての村長のお考えを1点お聞きしたいこと。次に、質問の4番、基本チェックリストを郵送し、既に回収しておりますということですが、そのチェックリストの郵送した時期と、あと回収率についてお伺いいたします。また、保健師さんが訪問予定で準備されていたが、緊急事態宣言に入ったため、現在訪問延期ということですが、緊急事態宣言下こそ訪問必要ではないかなと感じるのですが、その辺の考え方についてお聞きしたいことが2点目です。また、次、飛びます。質問の6点目です。村内事業者の現状と村としての支援についてということで、現状商工業に対する事業に対する支援ということで行われているのは緊急事態宣言が出たときの休業の協力に対する支援金、あとは何か新しいことを始めるなら出しますよというものが多いと思うのです。販路開拓サポート事業ですとか、特産品開発支援事業、いろいろやってくださっておりますけれども、ただどちらかというと厳しい事業者にとってはそれよりもやはり昨年ですか、のような持続化給付金、国でやっていたものですけれども、そういうタイプの直接的な支援のほうがありがたいといった事業者さんの声も聞かれます。昨年ですか、村の3事業者さんから要望書など提出いただいた経緯もありますが、直接的な支援求める声に対して村のほうの考え方いま一度お聞きしたい。以上、3点について村長にお伺いいたします。
答弁 村長 馬場希
質問の1と2のことについて、村のほうでも情報を持つべきではないか、情報を関係機関と共有すべきではないか、もちろんごもっともなご意見だと思います。ただ、残念ながら今やっと町村で何人出たかということを道としても公表する、1週間分を町村名だけ公表するということで、個々の公表についてはそれぞれ個人の方に確認をして性別と年齢だけは町村に伝えることは、これはお願いしてさせてもらっているようですけれども、それ以外は本人に確認をして情報を伝達するしないは本人に任せている部分が多いものですから、個人情報の関係もありますので、ですからそれをこちらのほうから情報を取りに行くということは現時点ではうちの村だけではなくて全国的にできないことになっておりますので、そこのところはご理解をいただきたいというふうに思います。ただ、先ほどの1回目の質問にもお答えしたように、常に相談する窓口、保健所にも置いてありますし、うちも何かがあれば相談受けるようにしています。ただ、残念なことにコロナに関することを相談受けてもうちとしては保健所に確認をしなければならないのです。例えば個人から熱が出たのだけれども、どうしたらいいだろうかと、今は直接保健所に行くようにはなっていますけれども、やっぱり心配だから村に一回来ることもあります。でも、我々としては、それはPCR検査ができますとか、どこどこ行ってPCR検査、病院行ってやってくださいとかということは言えないのです。まず、保健所に連絡をしてくださいしか言えないのです。ですから、我々はコロナに関してだけを言えば、保健所の指示に従ってやっていくしかないというのが現状なので、これがシステム的に変わらない限りは我々が口を出して何かをしていくという状況にないということだけはご理解をいただきたいというふうに思います。あと、アウトリーチについては、担当課のほうからご説明をさせていただきます。あと、事業者支援、直接的な支援という部分に関して今のところ村として国がやっていたような支援金というか、直接的な現金を配付するというようなことで事業者にということは考えておりません。ただ、今国の動向の中ではそういった動きがまた出てきているというふうに情報がありますので、その部分に期待をしたいなというふうに考えてございます。以上でございます。
答弁 保健福祉課長 藤田俊幸(保健福祉課長は2022年3月まで)
それでは、私のほうから4番、福祉分野のアウトリーチの部分について、チェックリストの送付につきましては4月に発送しておりまして、182件に対して送っているようです。ただ、すみません、回収率については手元に資料がございませんので、今この場でお答えすることはちょっと難しいでございます。ただ、回収は全て終了しているということでございますので、今随時活動は包括支援センターさんのほうで動いている状態でございます。また、保健師の訪問のほうなのですけれども、今こそ回るべきではないのかというところもご意見ありましたけれども、実際訪問して確認するのはある程度の時間をかけた内容になると思われますので、今のところ接触を避けようということで控えているところでございます。ただ、訪問しないからといってほかに何もしていないわけではなくて、常に情報がありましたら電話による連絡など取らせていただいて個々の状況については相談などに応じるような体制は取らせていただいております。
再々質問 4番 能登ゆう
1点だけ、村のほうで感染者の状況把握できないというお話だったのですけれども、関連してというか、今回のコロナに限らず、事務を広域化することで生まれるデメリットの部分だと思うのです。今後のこと考えると、分野もさらに広がっていくかもしれない、その広域化していくということ、事務について。村としてそのデメリットをどのように埋めていけばよいのか、その何かお考えがあるかどうかお聞きしたいと思います。
答弁 村長 馬場希
広域化することで、このことに限らずいろんなことが、デメリットが、矛盾が出てくるということは当然あると思います。ただ、このことに関して言えば、保健所の設置に関する自治法なり、あとそれに関連する法律に基づいてこういった部分がシステム化されているということなので、一町村でどうするということにはならないことだと。では、村で保健所が設置できるのかというと、そういうことにもなりませんので、そこまで幅広く飛躍した考え方に対してどうお答えすればいいのかと僕も今悩んでいるところなのですけれども、国のほうに要望するというようなこと、町村に置いてもらうような格好で保健所を置くということが一つの解決策になるのでしょうけれども、現実的にはどうなのかなというふうには考えてございます。以上でございます。