みんなの議会

本別町議会 令和8年第1回定例会 2026年3月11日

多世代が交流できる居場所づくりを

2026年3月11日、本別町議会の一般質問で、井上松子議員が「多世代が交流できる居場所づくりを」について質問し、町長 佐々木基裕、未来創造課長 野崎昌也が答弁しました。

質問者
井上松子 議員
答弁者
町長 佐々木基裕、未来創造課長 野崎昌也

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は町のサイトの一般質問の一覧の表記です。

質問 9番 井上松子

それでは、議長のお許しを得ましたので、通告してある1問について、一般質問したいと思います。初めに、本日3月11日は、2011年に発生した東日本大震災から、今年で15年を迎えます。犠牲になった人たちに心から哀悼の意を表したいと思いますし、早く復興が進むことを願っております。それでは、1問について質問させていただきます。質問事項。他世代が交流できる居場所づくりを。質問要旨。昨年12月に開催された本別高校2学年によるとかち創生学模擬議会において、生徒から世代を超えて誰もが交流できる場所がほしいという研究発表がありましたが、高校生の提案の実現に向けて、町の見解を伺います。要旨の明細。高校生からは、町民同士が気軽に集える場の不足、そして、地域に存在する空き家などの資源を活用したいとの視点が示され、大変意義のある提案であったと感じました。私自身も、近年は、隣近所のつながりが以前に比べて希薄になっていると感じる場面が多くあります。一方で、町内の幾つかのお店では、自然に人が集まり、お茶を飲みながら情報交換や会話が生まれている様子も見受けられます。こうした状況を踏まえ、他世代が気軽に立ち寄り、交流ができる拠点づくりは、地域のコミュニティの維持・活性化の観点から非常に重要と考えます。例えば、町内にある空き家や空き店舗、遊休公共施設などを活用したイベント開催など、世代を問わず集える空間、仕組みづくりが必要と考えますが、町の見解を伺います。

答弁 町長 佐々木基裕

〔登壇〕井上議員より御質問のありました、他世代が交流できる居場所づくりをについて、答弁をさせていただきます。昨年12月の模擬議会におきまして、本別高校の生徒から提案ありました、世代を超えて誰もが交流できる居場所につきましては、まさに、本町の将来像を描く上で重要なものであると認識をしております。また、議員がおっしゃるとおり、隣近所のつながりの希薄化という課題がある一方で、町内の幾つかのお店で自然に人が集まり、会話が生まれている様子は、本町に根づく温かな地域性の表れでもあり、こうした日常の何気ない交流を町全体に広げていくことが、今、求められている施策であるとも認識をしているところであります。現在、策定を進めております第5期地域福祉計画におきましても、居場所を極めて重要なキーワードに据えておりまして、本町が長年掲げてきた福祉でまちづくりの理念の下、高齢者や子ども、そして、高校生などの若者が役割を持って、ともに支え合う地域共生社会の実現を目指しています。そのためには、単なる箱物ではなく、議員がおっしゃるような、他世代が気軽に立ち寄り、交流ができる拠点を地域の身近な場所に創出していくことが必要であると考えております。この居場所を、地域に点在する空き家や空き店舗、遊休公共施設という資源を活用して実現していくため、現在、本別町SDGs脱炭素推進協議会及び本別町居住支援協議会をプラットフォームとして、様々な専門知見を結集させて、環境整備、相談体制の構築、マッチング支援に努めているところであります。また、現在策定中の空き家等対策計画では、限られた地域資源を効果的に投入するために、空き家等活用促進区域を設定することとしております。特に、中心市街地の空き家、空き店舗を多世代交流拠点等へ再生することを支援していくこととしておりまして、限りある資源を集中させることで、中心市街地に多様な交流の場があり、にぎわいのある環境を再構築し、地域コミュニティの維持、活性化を加速させてまいります。実践的な取組といたしましては、昨年4月に北3丁目の元衣料品店経営者の協力により店舗を改修し、イベントスペース等を活用できるクリエイト・ローカルというデザイン会社が立ち上がりました。議員お含みのとおり、昨年11月には、本別高校生が企画した多世代交流イベントが開催され、中高校生を中心に約20人が自習や送迎待機等で、いわゆる居場所として活用したとの報告を受けております。また、1月には未来創造課が行なっているインターン型地域おこし協力隊で来訪した大学生による交流居場所づくりのための取組やコーヒーイベントを開催するため、同じく北3丁目のクリエイト・ローカルを借用したところ、開放した2日間は、主に学生が15名程度、コーヒーイベントの2日間におきましては、延べ70名の来場者があり、町内外の人々と幅広い世代で交流ができたところであります。このような結果から、私としても、行政独力ではなく、官民連携、官民共創で様々な場所、やり方を模索することが肝要であると感じておりまして、今後は、町外から訪れた主に大学生になりますが、インターン型地域おこし協力隊を活用し、町の課題を掛け合わせたイベント交流活動を行ない、課題解決実践型として、町の活性化につなげてまいりたいと考えております。いずれにいたしましても、空き家や空き店舗などを地域の宝へと変え、他世代の笑顔が重なり合う、本別町らしいまちづくりに邁進してまいる所存でありますので、御理解、御協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げ、答弁とさせていただきます。

質問 9番 井上松子

今、町長から答弁ありましたが、クリエイト・ローカルというところで、私も新聞で見させていただきましたが、11月、12月とか、いろいろ行事をやっているんだなと思っているんですが、クリエイト・ローカルというのは、公共施設ではないですよね。あくまでも民間ということであれば、そのお金、費用ですね、費用とかそういう場所があるんであれば、もっとPRするべきではないかなと思うんですよね。私は、クリエイト・ローカル、詳しくは分かりませんが、空き家とか空き店舗がある中で、そこを今まで活用したんであれば、ちょうど町の真ん中でもあるし、高校生が帰りに勉強して、図書館とか閉まってますというところ、先ほど加藤議員も言いましたけれども、そういうことにも使えるように、また時間を、毎日ではなくても、週に1回とか月に1回とか、また、経費のこともあるので、例えばそこに、本別町であれば、地域おこし協力隊という方々がいますよね。その方が、例えば12時から6時まで開けるとします。それを1週間に一遍かどうか分かりませんが、そういう形で、若者だけじゃなくて、いろんな方、高齢者から障がい者から集まるときに、その人が1人いれば仲介の労になるのではないかと思うんですよね。だから、そういう形で考えることはできないのかなとも思っておりました。それと、クリエイト・ローカルの詳しいことはよく分からないので、もう少し、町がPRしないと駄目ですよ。それと、そこに人が集まる、高齢者とか若い者が集まるということは、いろんなことで得になると思うんですよね。例えば、車椅子の押し方が分からなかったらそこで教えてもらうとか、本別町のLINEありますよね。LINEを増やしたいのであれば、そこでLINEのこういうのがありますよということで、地域協力隊の人がいれば、高校生でも高齢者でも、こういうのがあるので、こう入れるのですよと、やり方はこうなんですよと。例えば、ごみの分別も分からないことがあれば、そこで聞ける。いろんな情報交換ができるんですよね。些細なことも聞ける。そういうところが必要だと思うんですよね。それとちょっと長くなりますが、例えば中学生なんかでは、小学生もそうですが、塾の帰りに迎えに行くときに、図書館は閉まっているし、どこにいてもらえばいいのかな。そういうときにも、そういう場所があるということが分かれば、親御さんも安心して迎えに行けるんじゃないかなと思っておりますが、それと、そのクリエイト・ローカルっていうのは、あくまでも民間であるので、経費のことですね、経費がかかりますので、例えばクラウドファンディングにしても、1人100円取るにしても、そういうことを考えてすれば、もうちょっと皆さんも集まりやすくなるし、PRを考えたらどうかなと思っておりますので、その辺を伺いたいと思います。

答弁 未来創造課長 野崎昌也

お答えをいたします。今、協力隊の話が出ましたので、ちょっと協力隊について、まず説明させていただきます。協力隊が3つありまして、本制度というんですかね、今3名いるんですけども、任期が3年間の制度の協力隊、それと、2週間から3か月の間の勤務になるのがインターン型地域おこし協力隊。2泊3日の協力隊というのがお試し協力隊ということで、2泊3日、2週間から3か月、3年という形で、ホップ・ステップ・ジャンプみたいな感じで協力隊という制度がございます。先ほど、協力隊の配置の話があったので、私のほうからちょっと答えるんですけれども、今3名協力隊いるんですけど、それぞれが任務を持って業務に当たっています。なので、今の体制で、例えばクリエイト・ローカルに行って、何かをするというのはちょっと難しいかなと考えるんですけども、新年度から3年間の協力隊をですね、民間活用型というのにちょっと挑戦してみようかなと思っています。なかなか協力隊の最終目的というのが、やはり定住になりますので、そこに向けて民間で採用していただいて、協力隊派遣をして3年後にそのまま就職してもらえれば定住にもつながるということで、そういう取組を今、進めようと考えておりまして、アンケート調査を行なっているところでございます。そのアンケートの中で、今、10件ほど活用の意向をいただいております。これから、募集をかけなきゃならないんで、そこが実現するかどうかというのはまだ分からないんですけれども、今、その意向調査をやってまして、10件ほどそういう協力隊活用したいよという事業者がいらっしゃいます。その中に、クリエイト・ローカルも手を挙げていただいてますので、そこに協力隊を配置をして進めるということは可能かなと考えてますので、ちょっとその辺は前向きに、柔軟にちょっと対応していきたいなと考えております。PRの関係なんですけれども、当然、町のお金も入れてますんで、LINE等を活用しましてそういう配置をする場合になったとき、そういう利用の方法ですとか、そういう面をPRをしていければなと考えております。以上です。

質問 9番 井上松子

分かりました。町も、いろいろ考えているんだなと思って、初めて勉強になりました。3名しかいないというのも知りませんでした、申し訳ありません。それでこの、例えばクリエイト・ローカルになった場合、経費なんですけど、そこはどう考えていますか。いろいろ光熱費とか、いろいろかかってくると思うんですよね、開けるということは。その分は、どう考えていますか。

答弁 未来創造課長 野崎昌也

お答えいたします。まだ、今、協議中でありますけれども、先ほど議員言われるように民間の会社になりますので、そこは、今、検討しているのが、1人当たりコワーキングスペースというのも考えていますので、1人、一般利用で1日1,000円、3時間で500円。学生利用については、平日は時間制限なく、空いている時間であれば100円という形で、休日は500円を予定しているところでございます。先ほど申し上げたんですけれども、民間なんで、そこはちょっと経費はかかってくるのかなとは考えております。以上です。

質問 9番 井上松子

学生の100円っていうのはいいんですけども、そのコワーキング、大人に対して1,000円取るっていうのは、1日分で1,000円なんですか。ちょっとそれは高くないですか。もう少し、みんなが使えるように、それ1,000円で10日も使ったら1万円になってしまいますので、そういうんじゃなくて、もう少し補助金とかいろいろ調べてますよね、町職員であれば、いろんな補助金使えるということを国に言えると思うので、その中で何とか1,000円じゃなくてもう少し安く、いくら民間とはいえ、それじゃあ使いづらいんじゃないですかね、高齢者としては。私は行かないですね、1,000円だったら。

答弁 未来創造課長 野崎昌也

お答えいたします。この金額については、できればコワーキングなので、一般の企業の方が本別町に来られたときとか、そういう時間を使って仕事をしてもらうというところでの料金設定になっていますので、高いか、安いかと言われると、何とも言えないんですけれども、そういう設定でさせてもらっています。それで、例えば、先ほども町長の答弁にもあったんですけれども、イベント開催等であれば、先ほど言った2週間から3か月の間のインターン型地域おこし協力隊なんかが、イベントを開催するんですけれども、そういうときは、そういうところを活用していただいて、今、道の駅もそういう休憩スペース設けていますし、エアコン、暖房、有料ですけれども飲み物ですとかも販売もしておりますので、昼間に行っていただけると、高齢者の方もいらっしゃいますし、学生も窓際で携帯いじりながらという風景も見られますので、そういうところも活用していただければなと考えています。以上です。

質問 9番 井上松子

私も先日、その道の駅の会議室が開いているのが、そういう自由に使うスペースだというのを知らなかったんですよね。町民として恥ずかしいんですが、もう少し本当にPRが足りないなと思うんですよ。いくら民間といえ、道の駅とはいえ、もうちょっと行政も一緒になって、こういうところがあるよって、休みたいときはこういうところを休んでください、そうすると、道の駅の販売協力になりますよね。あそこでコーヒーとか売っていますよね、安いですよね。たしか200円か250円だったと思うんですけれども、それを飲んで休むとか、話し合いできるのであるんですけど。ただグループだけじゃなくて、その中で、いろんな情報を得ること。ただ、そういうときに、先ほどコワーキングって、横文字で何言ってかさっぱり分からなかったんですけど、そういうお年寄りも高齢者も休んで、何か困ってませんかとか、そういうところに、いくら民間といえども、やっぱり地域おこし協力隊っていう、せっかくそういういい名前ついてますね、地域おこし協力隊ですよ。こんないい名前ないじゃないですか。それこそ協力してやってもらうように、どうにか、コワーキング、クリエイト・ローカルっていうところもそうですけど、半分民間ですけども、もう少し行政てこ入れできるのであればやるし、あまり高くなく、みんなの親切で温かいまちをつくりましょうって、町民憲章第4章でうたっているじゃないですか。それを頭に入れて、もう少し行政として柔らかく見てほしいなと思うんですが、いかがですか。

答弁 町長 佐々木基裕

答弁を申し上げます。今、町民憲章のお話も出ましたが、まさにそうなんだろうなというところであります。居場所づくりにいたしましては、この民間でありますけれども、クリエイト・ローカルが北3丁目のほうに出していただいたというところで、そこは、主に民間でありますので、経営的に1人1,000円とか、そういうところを徴収しなければ、その施設の維持、それから光熱費等もありますので、そういった観点から多少たりの料金が発生するものと捉えているところでございます。町といたしましては、先ほど議員がおっしゃったとおり、道の駅も会議室がありますので、そこに町民の皆さんが集っていただきたいなと思いますし、一番さきの再質問でもありました、町のLINEの仕方とか、それから、どういった手続が必要なのか、悩みがあるのか、特に高齢者の皆さんでございますが、そういった方々の対応といたしましては、今、フクハラに一角を設けて居場所をつくってございます、町のほうで。そこで、町民の皆さんが、町の公式LINEの登録の仕方も、そこでしっかりとやらせてもらっています。ただ、そのことが、議員おっしゃるとおり、PRというのが、やっぱり本別町は下手なんだろうなと、これは率直に思っているところでございます。そういったことで、町といたしましても、今後、どのようなところに、どのような居場所があるのか。そして、そこには、もしかしたら料金が発生するのであれば、きちんと料金の金額をお知らせをするといったところで、今後、PRに努めてまいりたいと考えておりますので、御理解を賜りたいなと思ってございます。地域おこし協力隊、この分についてもしっかりと募集はしてございますけれども、何といっても、本別町に来ていただけなければ、活動はできないというところもありますので、協力隊が考える本別町の魅力、そして、ここで、町で働きたい、そういったところと、町がその協力隊をいかに活用しながら、本別町のまちづくりに一役を担ってもらうか。そこは、しっかりとマッチングをするためには、それは意思疎通も大事でありますので、そういったところで、本別町が今、どのような人を求めているのか、これもPRになりますけれども、そういったところをしっかりと記載をしながら、全国に応募もかけてまいりたいと考えておりますので、よろしく御理解を賜りますようお願い申し上げ、答弁とさせていただきます。

質問 9番 井上松子

今の町長で、よく分かりました。これで高校生が、やっぱり他世代が交流できる居場所づくりをと思う気持ちが、高校生が思うこの気持ちが大変、私は意義深いものだと思っていますので、本別町は本当にいいことをやっているのに、PRが不足だなと思いますので、これからもいろんな方面でPRをして、こんないいところが本別町にはあるんだよということをPRしていただければと思います。

答弁 町長 佐々木基裕

今、井上議員がおっしゃるとおり、本別町がPR不足だということは、これ、従前からも言われていたところでございますが、そこはしっかりと改善をしながら、そして高校生の思い、そして、全ての町民の皆さんの思いを胸にしっかりと町政を邁進してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願い申し上げ、答弁とさせていただきます。

質問 9番 井上松子

終わります。

出典:本別町議会 令和8年第1回定例会 2026年3月11日 議事録 PDF(71ページ) 間違いを知らせる