赤井川村議会 令和元年第3回定例会 2019年9月12日
住民の健康について
2019年9月12日、赤井川村議会の一般質問で、湯澤幸敏議員が「住民の健康について」質問し、村長 馬場希が答弁しました。
- 質問者
- 湯澤幸敏 議員
- 答弁者
- 村長 馬場希
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 5番 湯澤幸敏
本日は、住民の健康についてお聞きをしたいと思います。以前に単に長寿を目指すのではなく、健康寿命の延伸の重要さについて問題提起をさせていただきました。今回もその健康寿命の延伸についてご質問をさせていただきます。健康は、防災と同じく、みずからの健康はみずから守るを基本とすることを認識した上で、行政として住民の健康についての考えをお聞きします。住民の健康づくりについては、各種運動教室や特定保健指導などの事業を継続的に進め、基盤強化を図られていることは承知していますが、今や運動だけではなく、生活上での身体活動の重要性に着目し、起居、移動、食事、排せつ、入浴といった日常生活動作の活動量低下をいかに抑えるかが重要となってきています。生涯にわたって活動的な日常生活や十分な運動を実施することは、健康寿命を延伸することになるわけです。活動量については、厚生労働省の調査では歩数を指標として用いられています。そこで、村民の方々は日常生活の中で1日に何歩ぐらい歩いているのか。雪に閉ざされた冬期間の1月、2月、3月、高齢の男性5名、女性5名にご協力いただき、7日間の記録メモリーがある歩数計を持って日常生活を送っていただきました。その結果がお手元に配付しました1月分の資料であります。通告文にはありませんが、資料について若干説明をしたいと思います。議長、お許しいただけますでしょうか。
質問 5番 湯澤幸敏
お手元の日常生活活動歩数表をちょっとごらんいただきたいと思います。若干信頼性に欠けるところはあります、この数値は。というのも、義務的にお願いをしたことではありませんので、例えば身につけていなかったりとか、どこかにぽっと置いたりとか、あるいは家に置き忘れて出かけたりとか、そういうこともあります。ただ、傾向としてはこういう傾向があるということです。重要なことは、どれだけたくさん歩いたかということではなくて、運動そのものよりも日常生活の中でどれだけ歩いたかということだろうと思います。1日平均歩数が4,000、5,000とある方は、犬の散歩におつき合いをしたりとか、あるいは積極的に健康を維持増進しようという方々ですけれども、そのほかの方は特に運動というもの、あるいはウオーキングとか、そういったことはしていません。1日の日常生活の中で動いている歩数です。その歩数計は、こういうオムロンの簡単な歩数計です。私もきょう持って出たのですが、今769歩です、これが始まってから。まあまあ歩いているかなという感じ、今770になったのですかね。そういうことで、簡単な歩数計を持っていただいたということです。この結果から、平均歩数や必要歩数を導き出そうというものではなく、あくまで自分自身の現状を把握し、低下させないように生活することを認識し、厚生労働省が提唱していますプラステンという今より10分多く動くことを目指すことにあります。歩数計を貸与することで歩くきっかけをつくり、運動不足を解消するだけでなく、生活動作の活動量向上にもつながるだけに、冒頭申し上げたみずからの健康はみずから守るといった意識を高めるためにも歩数計に限らず、健康グッズを村民がいつでも借りられるような環境整備が必要と思いますが、村長の考えをお聞かせください。
答弁 村長 馬場希
湯澤議員からの住民の健康についてに関してのご質問にお答えしていきます。住民の健康に関して、健康グッズの貸し出しに関する質問にまずはお答えさせていただきます。健康に暮らしてもらうために村が取り組んでいる現状についてをまずはお話しさせていただきます。現在村では、「声かけ合って楽しく生活できる村 お互いに支え合う村」を理念として毎年度策定している保健事業計画に基づき各種事業を実施しております。大きな事業としては、自身の健康状態を把握していただく住民健診があります。昨今の医療費において、その多くが生活習慣病に起因する疾病となっており、これらは定期的な健診の受診によりみずからの健康状態を把握し、その結果に基づく食事改善や運動などに取り組み、生活習慣の改善を図ることで発症や重症化を予防することが可能になります。本年度は既に申し込みは終了しましたが、主に平成30年度未受診でこれまでも面談などができなかった方を中心に受診の奨励を行い、現時点で256名の方に申し込みをしていただいております。受診された方には、後日説明会を開催し、健診結果に基づく保健指導、栄養指導を実施し、みずからの健康状態を把握してもらい、生活習慣を振り返っていただくとともに、みずから生活習慣を改善する自覚を促す取り組みを進めています。また、本年度からは通年を通して保健師と包括支援センターが連携し、社会福祉協議会からの情報も踏まえながら高齢者層を中心に悉皆的に戸別訪問をさせていただき、生活実態の把握に努めております。加えて、みんなで楽しみながら体を動かしてもらうため、運動不足になる冬期間の12月から2月までは毎年健康寿命を延ばすを目標とした運動教室を毎週1回、計10回開催しております。村直轄以外では、包括支援センターが65歳以上の要支援の方までを対象に転倒予防を中心として専門のインストラクターの指導のもと通年で毎月1回、元気はつらつ教室を開催しており、冬期間は重点期間として週1回開催する計画となっております。成人層については、自主的活動としてスポーツダンスを初めとした各種スポーツ活動が行われており、村や教育委員会としては施設開放や告知支援、大会の主催や共催など側面的なサポートを行っているところでございます。さて、ご質問にありました健康グッズの貸し出しの件ですが、健康支援センターには脂肪燃焼量つき歩数計、ストップウオッチ、上腕式血圧計、ノルディックウオーキングポールなど健康教室で活用している品物があり、既に希望者には貸し出しているものもございます。今までも健康教室などで使用した際に、実際に使ってみたい方にはお貸しした物品もあり、数に限りはありますが、貸し出しは可能となっています。この件につきましては、利用方法も含め、健康教室などの参加者への周知にとどまっていたこともありますが、今後も希望者には対応したいと考えております。以上で湯澤議員からのご質問のお答えを終了させていただきます。
質問 5番 湯澤幸敏
答弁にありましたように、私も村としては健康づくりはよくやっているなという思いはあります。ただ、対象が、私も運動教室の指導をしていましたけれども、固定化されているというか、参加者が。元気な人なのですよね、大体が。そんなに今すぐ健康寿命を心配しなくてもいいような方ばかりという、そんな状況です。それから、貸し出しグッズについても余りご存じないのではないかと思うのですよね、一般の方。だから、図書の貸し出しがあるように、それこそ貸し出しコーナーみたいなものを置いて、より周知していくほうがいいのではないかと。健康グッズは、図書の貸し出しと違ってフォローが大切なのですよね。要は、歩数計や何でも貸し出してしまえば、もう知りませんではなくて、その結果を見て、それで分析してアドバイスをするというところまで行くといいのではないかなと。そんなことを言うと、村長にまた言うはやすしというふうに言われてしまうかもしれないのですけれども、そこまで考えていかないと本当の健康寿命の延伸にはつながらないと。思うに例えば訪問介護や訪問医療があるように、それこそ訪問健康づくりみたいな形で、集団へのアプローチではなくて個別へのアプローチも考えていったほうがいいのではないかというふうに思いますけれども、こんなことはどうですかね、村長、いかがでしょうか。
答弁 村長 馬場希
おっしゃるとおりというか、そういった意味も含めて今特に高齢層に関しては要支援とか要介護は別に全家庭を何とか回りたいということで、それぞれ分担して家庭訪問させていただいて、生活実態の中でどういう健康状態にあるのか、どういう生活実態にあるのかというものをちょっと調査というか、そういうものを把握させてもらった中で、おっしゃるとおり本当に健康教室に来られる方はどちらかというと元気な方が、もっとやっぱり体を動かそうと思って来ていただいている方が多いので、そこに参加されていないところを掘り起こしていくということはやっぱり必要なのかなというふうに考えております。ですから、今の実態調査というか、戸別訪問の中でいろんな情報が上がってくると思いますので、そういったものを把握しながら働きかけをしていくというふうに考えていきたいなというふうに思います。あと、グッズの関係につきましては、貸し出して終わりということでは本当にそのとおりなので、ちょっと保健師のほうが健康づくりの指導計画の中にこういったものを組み込んできちんとやっていかなければならないだろうなというふうに思いますので、ちょっと現場のほうに検討させて、グッズを貸し出すのか、そういう希望者を集めて1回こういうことだよと言って、1週間に1回ぐらいはデータをきちんととったのを記録しておいてもらって、それを見ながら指導するようなこともしていかなければならないとも思っているものですから、どこまでできるかということをちょっと現場のほうで検討させますので、そういうことでご理解いただきたいなというふうに思います。
質問 5番 湯澤幸敏
質問を終わります。