赤平市議会 令和6年第4回定例会 2024年12月13日
観光振興について
2024年12月13日、赤平市議会の一般質問で、丸山勝正議員が「観光振興について」質問し、市長 畠山渉、企画課長 成田博之が答弁しました。
- 質問者
- 丸山勝正 議員
- 答弁者
- 市長 畠山渉、企画課長 成田博之
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は会議録の議事日程の表記です。
質問 3番 丸山勝正
次の質問に移ります。件名、観光振興について、項目1、観光イベントについて、要旨の1です。赤平キャンプブレークについて質問させていただきます。9月21日、22日、赤平エルム高原リゾートで開催された3回目の赤平キャンプブレークは、2日で計1,800名を動員、水曜日のカンパネラやオリジナルラブなど14組のアーティストのステージ、様々な体験ができるワークショップやアクティビティーを取りそろえ、飲食店を含め合計32店舗の出店、テントサイトの利用はフリーサイト140張り、オートキャンプ60張り、計200張りということでした。来場者のアンケートには、来年も継続を望むたくさんの意見が寄せられました。その中から3つほど紹介したいと思います。これは、まず赤平の印象ということなのだと思うのですが、山間は景観もよく、町なかは適度に物がそろう店の多さであり、札幌から遊びに来るにも適度な距離感で、観光地として、住居として認識を新たにしたという意見ですとか、今年初参加でしたが、とっても楽しめました。赤平は、異世界だったかというぐらい武道館アーティストたちとの距離感がバグっていて誰にも宣伝したくないくらいですと。ここで言う武道館アーティストというのは、武道館を満杯にできるようなアーティストが実際に赤平に来てくれたということなのですけれども、来年はアーティスト発表の前からチケットを取ること間違いなしだと思いますという意見でした。また、3つ目ですけれども、大好きなフェスなので、開催していただけることが何よりもありがたいです。いつか体力的な問題などでライジングサンロックフェスティバルに行けなくなってもキャンプブレークがあってくれたら、フェスに行く楽しみを諦めずにいられる気がします。開催に当たって大変な苦労があると思いますが、長く続くフェスになってくれたらと願っています。昨日の同僚議員にもご紹介いただきましたけれども、総合評価として大変満足が68%、満足は30%、合わせますと98%が満足しているという大変高評価のイベントとなっております。赤平キャンプブレークについての市の率直な感想を伺いたく思います。
答弁 市長 畠山渉
赤平キャンプブレークの開催の継続等についてでございますが、今年で3回目となりましたチケットぴあ主催の赤平キャンプブレークはキャンプをしながら音楽やワークショップ、アクティビティーやフードを楽しむことができ、ゆっくりとした時間を過ごしていただけるイベントとして開催されております。これまでも赤平市は、後援としてポスター、チラシの設置や物品、資材の調達、お弁当の発注など地元に関わるものについて協力をしてまいりました。また、赤平振興公社と連携し、ボランティアを募るなどイベントの後押しもさせていただいたところでございます。来場者の多くは、札幌市や旭川市からの30代、40代の年代が多いということでございましたけれども、市民の皆様にもイベントを通じてエルム高原のよいところを再発見していただき、また楽しんでいただけるよう今後も引き続き協力してまいりたいと考えておりますので、ご理解いただければと思います。
質問 3番 丸山勝正
ありがとうございます。ぜひ来年も継続していただけるようなサポートをしていきたいなというふうに思うのですけれども、次に要旨の2となりますが、その具体的な応援の一案としてふるさと納税の活用というものがあります。石狩市では、ライジングサンの入場券をふるさと納税の返礼品として扱っております。赤平市でもキャンプブレークの入場券を返礼品として扱うことができれば、赤平市サポーターへのPRにもなると考えますが、市の考えをお伺いいたします。
答弁 企画課長 成田博之
音楽イベントの入場券をふるさと納税返礼品として取り扱うことについてでございますが、石狩市で毎年開催されているライジングサンロックフェスティバルにて入場チケットがふるさと納税返礼品として扱われております。本年キャンプブレークの入場券を返礼品登録できないかということについて、同事業を主催するチケットぴあやふるさと納税の中間事業者であるレッドホースと協議した経緯がございます。事業者登録や申込み、発注などのスキーム構築なども含め、いろいろと協議させていただきましたが、費用対効果が見込めず、実現には至りませんでした。キャンプブレークにつきましては、次回開催が決まりましたらふるさと納税寄附者へ周知しているふるさとだよりを活用してPRするなど、市としても協力してまいりたいと考えております。
質問 3番 丸山勝正
今の答弁で次回開催が決まりましたらPRも含め協力したいということと、またそういう取組についての協議もしていたということで、次回決まりましたらぜひ取り組んでいただけたらなというふうに考えます。これでこの質問については終了いたします。続きまして、項目の2、宿泊施設の創出についてであります。赤平の観光の課題は、市内に宿泊施設が少ないことであります。住民懇談会でもどうにかならないものかといった嘆きの声を聞きます。そんな中、赤平市と同規模の町で果敢に民泊事業に取り組んでいる町があります。十勝平野の西部に位置する酪農と畑作が盛んな農業の町、清水町です。人口は、およそ9,000人規模です。新型コロナ禍以前は、観光やビジネスで年間約10万人が町に訪れていたそうですが、宿泊は帯広市などの近隣に流れていたと。そこで、新たな町の活性化策として令和4年に発案したのが自治体初の民泊事業、民泊仲介事業で世界大手のエアビーアンドビーの日本法人と包括連携協定を締結し、移住体験住宅や旧教職員住宅の5棟などをサイトに登録、これらの住宅は素泊まりで1泊3,000円から6,000円、連泊も可能というような登録をしたそうでございます。町が作成した民泊の3か年計画は、初年度「つなぐ」をテーマに情報発信による誘客の推進、2年度は「つむぐ」をキーワードに関係人口の拡大、3年度は「つくる」を掲げ、空き店舗などを活用して町内全体に宿泊施設を増やし、「まちまるごとホテル」を目指すというものです。滞在してもらい、魅力を知ってもらうことで町のファンをつくり、移住、定住につなげるとともに、町内の空き家、空き地などの遊休不動産の活用や民泊を絡めた新たな起業につなげたいという清水町の民泊事業の取組は大いに参考になると思われますが、市の見解をお願いいたします。
答弁 市長 畠山渉
民泊事業による宿泊施設の創出についてでございますが、市内の宿泊施設が少ないということで平成29年に宿泊施設立地調査を行いました。赤平市の現状では、年間宿泊者数と部屋数の割合などにより標準的なビジネスホテルでは稼働率が悪く、採算を取るのが難しいとの見解であったと思います。コロナ禍以降の外国人観光客の急速な増加等により、北海道内の宿泊施設の需要も高まり、ホテルなどの建設条件に合わないニーズに合わせて空いている物件を活用するために民泊が注目されましたが、旅館業法の手続はハードルが高く、無許可営業の民泊が増加し、旅館業法に代わる新たな規制として住宅宿泊事業法が平成30年に制定されました。住宅宿泊事業法につきましては、都道府県知事への届出、年間営業日数180日以内などの規制があり、施設の規模にかかわらず不在時に住宅宿泊管理業者への管理業務を委託するなどの義務もあります。議員が言われました清水町の民泊を活用した事例では、行政が所有する移住体験住宅を民泊仲介業者のサイトを活用し、子育て世代や若い世代向けの移住促進、また空き家や遊休資産を活用して宿泊施設へとリノベーションし、シャッター街の解消に向けた取組なども行っているようであります。インターネットでの申込みや家庭への受入れ態勢の整備、衛生面や治安の悪化など民泊への課題はあると思いますが、空き家の活用とまちのにぎわいの創出、また宿泊施設不足の解消など、赤平市の課題解決への参考となるかもしれませんので、今後研究してまいりたいと考えております。
質問 3番 丸山勝正
先日11月29日に行われました赤平市の住民フォーラム、川村先生のお話の中でも民泊の活用というのは非常に取り上げられていたのかなというふうに思います。清水町につきましては、町長さんが自らの自宅を民泊の会場といいますか、に提供するという、そこまでしろとは思わないのですけれども、ちょっとやり過ぎかなとも思うのですが、ただ実際にそれだけ取り組むに当たって真剣さが伝わってくるかなというふうに思いまして、赤平市としましても清水町さんに職員を、お話を聞かせてほしいということで、ぜひそのような形の取組をしていただければ、民泊事業を形にしていただければというふうに考えます。次の要旨の2に移ります。次は、グランピングについてお話をさせていただきます。宿泊施設創出の取組として、グランピングというものがあります。グランピングは、グラマラス、魅力的なとキャンピングを合わせた造語で、隣のまち、芦別にもやっていらっしゃるところがございます。道内には、廃校を利用したグランピング施設もあります。新ひだか町グランピングガーデン日高鹿の郷です。エゾシカとの共生がテーマのグランピング施設で、エゾシカを原料に使った生薬素材を製造している新ひだか町の北海道鹿美健株式会社が経営しています。廃校の活用として旧3小学校や、また中央中学校の跡地活用が課題の赤平として参考となる事例ではないでしょうか。高級志向のグランピングではなく、廃校を活用した手頃な宿泊施設としてのグランピング施設の誘致を図るのも一案と考えますが、見解を伺います。
答弁 企画課長 成田博之
廃校を活用したグランピング宿泊施設の誘致についてでございますが、新ひだか町のように民間企業が廃校跡地を活用していただくことは非常に有効な廃校利用であると考えております。新ひだか町の事例につきましては、2017年末から民間企業が廃校した校舎の一角を借りて研究開発の事業を進めてきた経緯があり、今後校舎と土地を町から購入する予定とのことであり、このような手法も参考にさせていただきたいと思います。議員からいただきましたご提案も考慮し、赤平市としましてもみんなの廃校プロジェクトでのPRや誘致に向けての情報を集め、旧3小学校を中心に廃校跡地の利活用を進めてまいりたいと考えております。
質問 3番 丸山勝正
赤平市にとりまして宿泊施設の創出というのは、非常に大切なことではないかなというふうに考えます。宿泊施設の創出にぜひ取り組んでいただきたいことを要望いたしまして、私の質問を終了いたします。ありがとうございました。