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赤平市議会 令和5年第4回定例会 2023年12月15日

一般行政について

2023年12月15日、赤平市議会の一般質問で、今野宙議員が「一般行政について」質問し、市長 畠山渉が答弁しました。

質問者
今野宙 議員
答弁者
市長 畠山渉

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は会議録の議事日程の表記です。

質問 2番 今野宙

議席番号2番、参政党の今野宙でございます。通告に基づき、質問させていただきます。ご答弁のほどよろしくお願いします。まず、件名の1、一般行政について、項目の1、農業振興について、要旨の1、農業の実態についてでございますが、国の政策や諸外国の影響などもあり、全国的にも赤平市においても例外なく高齢化や経営難など厳しい状況が続いていると感じております。現在市内全ての農家の方々に聞き込みし、伺っているというところだと聞いております。様々な声が上がってきていると思われますが、そういった声も踏まえ、今後の支援や政策などどうお考えなのか伺います。

答弁 市長 畠山渉

農業者に対する支援や政策などについてでございますが、第2回定例会でのご質問で農業者、農協、関係機関のご意見を踏まえ、検討していくと答弁させていただきました。その後担当課で行った聞き取りの経過でございますが、農業者から寄せられたご意見は有害鳥獣から作物を守るために電気柵の購入補助、資材高騰によるビニールハウスなどの購入補助、原油価格高騰による燃料費の購入補助などが多く寄せられております。今後におきましては、伺ったご意見を踏まえ、支援策を検討してまいりたいと考えております。

質問 2番 今野宙

ありがとうございます。今の農業の実態というのは、本当に厳しい状況下にあると思います。それは、いろいろな方面から考えましても国が農業を衰退させていっていると思われても仕方がないような政策を長年してきたからではないのかと自分個人としては考えております。海外などでは、食料自給率含め、国防の観点や国民の生命、生活を守ることにもつながることから、大変大切にされている産業であります。ただ、国がやってくれなくても各自治体でできることもたくさんあると考えますし、それを国に訴えていく必要もあると思います。赤平は、炭鉱で栄えたまちと言われておりますが、農業もそれと同等だと考えている市民も多く、その炭鉱を支えてこれたのは農業あってであると考えている方も少なくありません。若者からの人気がない職業で、この先数年後にはどうなるか分からない状態です。農業に対してのイメージ改善や新規就農、後継者、担い手不足の改善など、赤平市独自でも何かやっていければ今後につながるのではないかと考えております。自分からも提案していきたいと考えております。お話を伺っている中で現在赤平市で減農薬の赤平米ですとか、各イベントなどできる範囲ですごく努力されていると感じます。答弁でありました農業者からの意見で有害鳥獣から作物を守るための整備補助ですとか、価格高騰による補助などありました。要望としましては、赤平市では今後も農業を大切にしていただきたいと考えておりますので、手厚い支援、前向きな対応のほうよろしくお願いいたします。次、要旨の2の質問に参ります。次の要旨の2でございますが、オーガニックビレッジについてですが、これは農林水産省が支援し、取り組んでいるオーガニックビレッジという取組があります。今年で全国91市町村が参加し、化学肥料や農薬に頼らない、遺伝子組換えを利用しないなどの有機農業、食料システム戦略を行っています。第6次赤平市総合計画にもあります市民の食生活改善や知識の啓発、健康に対する意識という観点でも効果が見込めるのではないかと考えております。財源に関しても国費支援となっていることから、給食に取り入れていくなど、それ以外にも様々な新しい取組に挑戦できると考えますが、市長の考えを伺います。

答弁 市長 畠山渉

有機農薬の推進を農林水産省が支援するオーガニックビレッジ制度の活用についてでございますが、現在全国で91市町村が取り組んでおり、道内では安平町が令和5年度から計画を策定し、取り組んでいるところであります。この制度は、有機農業の生産から消費まで農業者、事業者、住民が一体となった地域ぐるみの取組を進める市町村のことを指しております。化学肥料や農薬に頼らない、遺伝子組換え技術を利用しないなど食の安全、安心や環境に配慮した取組であることを承知しておりますが、これを推進するためには大きく2つの課題があると言われております。1つ目は、収量向上や省力化に向けた生産技術の導入、労働力の確保や将来的な堆肥不足に対する懸念などの生産面であります。2つ目は、慣行栽培した農作物と比較し、高い価格の設定が必要や販路の問題などといった消費面であります。こういった課題もございますが、いずれにいたしましても農業者、事業者、住民が一体となった取組が必要不可欠でございます。まずは、農業者に対し様々な場面で情報を提供してまいりたいと考えております。

質問 2番 今野宙

ありがとうございます。今のご答弁のとおり、現状この事業に関しては課題もあり、難しい面もあると自分も思っております。しかし、取組として何か新しいことを始めるというのは、停滞している流れを変えるという側面からも非常にいいことであるのではないかと考えております。今後注目を集めるきっかけとなる可能性もありますし、健康という観点においても国全体として意識が高まりつつあるのではないかと感じております。道内では、安平町のみとなっていますが、安平町では農業に非常に力を入れているとこの取組以外の観点からもうかがえます。今後メディアなどでの取上げなども考えられますし、赤平市としましても農業に力を入れているとアピールにもなると思います。課題はありますが、情報提供を検討のほど、こちらよろしくお願いいたします。次の質問に参ります。項目の2、外国資本による森林、土地買収について、要旨の1、現在様々な方面から日本の資源が外国資本に狙われていると言われております。尖閣諸島沖の中国漁船事件に関してもそうなのですけれども、尖閣諸島は日本の領土であり、周辺には大量の石油埋蔵量があると言われ、それを中国が狙っているという情報もあります。そして、北海道ではニセコエリアなどを筆頭に水源など多くの外国資本による土地買収が行われております。赤平市では、そういった動きがあるのか、また現状どういった状況なのか伺います。

答弁 市長 畠山渉

外国資本による森林、土地買収の当市の現状についてでございますが、全国各地において問題となっております。道内におきましても地価の公示価格が1平方メートル当たり以前と比べ約6倍になった倶知安町やニセコ町などでも大きな問題となっているとの記事もございます。ご質問にありました当市の状況についてでございますが、森林法に基づく森林の土地の所有者の届出並びに国土利用計画法に基づく大規模な土地の権利移転に係る届出について調査した結果、現在のところ届出事例がございませんが、今後におきましても注視してまいりたいと考えております。

質問 2番 今野宙

ありがとうございます。赤平市では、まだそういった動きはないということですが、これに関しては把握することが現状難しい実態があると伺いました。現在しっかりとした法整備等がなされていない状態であり、これは国の責任だと自分個人としては考えております。場合によっては、このまま今の状態で進んでいけば日本の土地を日本人が所有しないという状態がますます進むと考えますと、日本が日本人のものでなくなるのではないかといった可能性もあります。国防の観点から、武器や戦闘機など防衛予算のための増税などの話もありますが、それは本当に国防になるのか、ちゃんと使われているのか、国民のためになるのかなど、外国資本による企業買収も進んでおりますし、今まさにそうですが、紛争時の食料確保や資源、エネルギー確保の問題もあります。そのほとんどを自給自足できておらず、輸入などに頼っているため、物価高騰やエネルギー供給の問題など今まさに現実に起こっております。現時点で各自治体では対応が難しい状態ですが、こうした国防とは何なのかなどの意識を行政含め国民が持っておくというのも必要ではないかと考えておりますので、今後もこちらの注視のほうよろしくお願いいたします。次の質問に参ります。項目の3、観光振興について、要旨の1、まず宿泊施設についてでございますが、赤平市には宿泊施設がありません。今後継続して観光情報の発信やPRに力を入れていくということで多くの観光者が今後増えていく可能性が見込まれます。平成29年度、前市長の任期時に調査し、採算が合わないため断念せざるを得なかったと聞いておりますが、市民の方々から今現在も多くの要望がございます宿泊施設に関して市長の考えを伺います。

答弁 市長 畠山渉

宿泊施設に対する考え方についてでございますが、行政が建てるということになりますと運営管理の形態や将来的な維持管理等の負担増が懸念され、民間で建設、運営をしていただくことが理想であることから、平成29年に宿泊施設立地調査を実施しております。公共交通機関の利用など、駅前周辺が候補となるというふうに思いますが、企業ヒアリングでは接待に使える飲食店や大人数で利用できる飲食店がないというご意見もあり、宿泊施設と同時に飲食店の充実も求められることとなります。赤平市の現状では、年間宿泊者数と部屋数の割合などにより標準的なビジネスホテルでは稼働率が悪く、採算を取るのが難しいとの見解でございます。また、その後につきましても成功事例の聞き取り及び誘致の可能性につきまして訪問活動を行ったところでありますが、宿泊施設を検討する上で収益関係の観点からマーケットとしては非常に厳しく、ビジネス客も赤平市内には工場が少なく、規模が小さい、観光インバウンドも国際情勢により変わるためターゲットにはしないほうがよい、地元建設会社や金融機関とタッグを組み、小規模のホテル業者を当たるのがよいのではないかなどの意見をいただいたところであります。現在は、コロナ禍でズームなどウェブ会議の技術の進歩が著しく、会議や出張の回数も減少傾向にあり、ビジネスで訪れるお客も少なく、冠婚葬祭や観光客の利用についてもニーズは少ないと思われます。議員のご指摘にもありましたが、宿泊施設だけではなく飲食店や観光施設などの人が集まる場所との兼ね合いによりにぎわいの創出につながることが必要だと思っております。また、宿泊施設の誘致につきましても民間企業等の進出は非常に厳しいとは思いますが、今後の社会情勢の変化にも注視してまいりたいと考えております。

質問 2番 今野宙

ありがとうございます。自分個人の見解としましては、ないよりはあったほうがいいのではないかなと考えております。皆さんもそれは思っていらっしゃるのではないかと思っております。しかし、答弁にあったとおり現状は厳しい状況であるのは理解しております。課題なのは、建てるに当たって、それに見合った環境なのか、採算はどうなのかというところだと思います。行政で建てるのは、難しいと自分も考えておりますので、誘致と考えますとまず採算に見合う環境づくりを先に行っていくというのが必要ではないかと考えています。ターゲット層や飲食店の充実、また観光施設、人口の課題などもあると考えます。今は厳しいですが、今のこの厳しい状況から変えていって赤平の将来、発展を模索しながらにぎわいを取り戻して誘致などにつながるような環境づくりを考えていっていただきたいと思いますので、検討のほうよろしくお願いいたします。次の要旨の2の質問に参ります。こちらも道の駅に関してなのですけれども、過去に断念し、それ以降そのまま現在に至っているとお聞きしました。バイパスができたこともあり、旅行者や観光バスなど通り過ぎはするが、市内に流れてきづらくなったことなどもあるかと考えております。市内のお店を盛り上げるという観点からもガイダンス近くの駅裏ですとか、跡地などを活用し、市内に人が訪れ、盛り上がるよう環境整備として道の駅の選択肢も考えますが、市長の考えを伺います。

答弁 市長 畠山渉

道の駅の整備促進についてでございますが、以前にも同様のご質問があったことと存じますが、当時の答弁におきましては建物は自治体が設置し、24時間利用できる駐車場や清潔なトイレなど一定の整備をしなければならず、様々な課題が多いことから、機運が高まらなかったとお答えしております。現在におきましても物価高騰などの影響もあり、財源確保や運営面、また近隣自治体の道の駅の状況などを考慮いたしますと、整備につきましては非常に厳しいと考えております。議員おっしゃるとおり、市内に人が訪れるような環境整備は商店街の活性化や観光振興にとりまして非常に大事なことであると認識しております。今後におきましても市内への流入を図るため、AKABIRAベースや炭鉱遺産ガイダンス施設などでのPR、またホームページやSNSなどあらゆるメディアを活用して赤平市の情報や魅力の発信に努め、まちを盛り上げるよう努めてまいりますので、ご理解いただければと思います。

質問 2番 今野宙

ありがとうございます。道の駅では、スタンプラリーなどもやっておりますし、小休憩に立ち寄りやすかったり、道の駅というネームバリューだけでも人を呼び込めたりと建てる場所にもよりますが、市内への流入を増やすという観点などで考えれば、自分個人としてはあっても損はないのではないかと考えております。道の駅という施設があるだけで赤平市の特産品PRや経済効果も多少見込めるのではないかと考えております。しかし、答弁のとおり条件やほか地域の現状から考えますと厳しい状況であると理解しております。市内流入を増やすと考えるのであれば、例えばですけれども、看板で考えますと幌岡ローソン向かいに新しい看板がありますが、車で通り過ぎる方々からは少し見えづらい位置であります。まちに人を呼び込む考え方としては、自然に町なかに訪れてもらえるような環境整備をと考えますと、例えばですが、バイパス通沿いであればバイパスと虹かけ橋の交差点付近に車からでも見える位置に町なか、あと駅前などに誘導できるような看板を作って立坑のライトアップですとか、駅前のイルミネーション、赤平の駅前イルミネーションは市外の方からもすごくきれいだと人気があります。あとは、日本一のズリ山、日本遺産炭鉱ガイダンスはこちらですとかなどの写真入りの案内看板などを立てるなどもよいかと思っております。そのほかに、フォトスポットなどを設けるなどもいいのではないかと思っております。答弁でありましたインターネットPRなどでの赤平市を一つの目的として来られる方の流入もそのまま継続しながら、それ以外の赤平市を目的としていない方、通り過ぎるだけの人などに向けた自然流入を考えていけば、少しでも市内での買物や飲食をしてもらえれば多少違ってくるのかなと考えております。選択肢としては様々ですが、道の駅に関しても一定数需要はあるのではないかと考えておりますので、今後の検討のほどをよろしくお願いいたします。次の質問に参ります。項目の4、地域活性化についてでございます。要旨の1、財政状況など地域活性化に関しての質問でございますが、赤平市の財政状況は全国ワースト4位などのデータなどもあり、決してよいとは言えません。ただ、過去の赤平市の財政状況から考えますと、現在の状況はいい傾向にあると思います。炭鉱のまちからものづくりのまちとして多くの商店や企業、企業誘致なども行いながら、農業など様々でございます。ふるさと納税に関しても過去最高となっております。ライフラインやインフラ整備、企業助成や市民の生活満足度などを考えると、今後さらなる多方面との連携を強化し、財源の確保や自身のまちで何か財源を生み出す政策が必要になってくると考えます。人口や企業が減れば、財源確保にもダメージとなり、縮小していきます。今実行したいことが財源が増えることでできる幅が増えます。過去に職員の人員削減やコストカットなどもありましたが、それを増やしていくこともできます。重々承知のことと思っておりますが、それによりもっと多くの支援やまちづくり、活性化など行えるようになります。現状維持ではまちは衰退してしまうのではないかと自分個人としては考えております。このままでは今後赤平市がなくなるのではないかと市民の方々からの不安の声も多くありますが、市長の考えを伺います。

答弁 市長 畠山渉

地域活性化への取組についてでございますが、各種行政施策を実施していくには財源の確保が非常に重要なことであると考えております。赤平市の財政状況でございますが、健全化判断比率の財政指標は健全段階を維持しているものの、これからも物価高騰等あらゆるものの値上げ等の影響もありますことから、財政事情は依然として厳しい状況でございます。このような中ではございますが、第6次総合計画や第2期しごと・ひと・まち創生総合戦略に基づき人口減少に歯止めをかける施策を進めているところでございます。民間賃貸住宅家賃助成を中心に移住、定住対策に取り組み、現在も申請者が増えており、労働力の確保を図るための住宅環境整備や民間賃貸住宅建設助成、リフォーム助成などを実施し、定住策に努めております。地域活性化には企業と人口の確保が必要であり、さらにまちの魅力を向上させ、地域振興に取り組まなければならないと考えております。赤平市には、魅力あふれる企業もたくさんございますので、将来に向けて赤平の特性を生かし、官民一体となってまちの活性化につながるよう努めてまいりたいと考えております。

質問 2番 今野宙

ありがとうございます。市長、また各行政の方々も今できる範囲の中でできる限りの努力をされていると理解しております。ですが、先ほど質問でも述べましたが、財源を増やせればもっとできる幅が広がるので、もっと高効率な政策が実行できるかと思います。助成または支援での基準や制限は、一定数必要だと思いますが、そのため助成が受けられなかったなどの声も聞いております。奨学金制度の助成の件などに関しては、定住の観点などから総体的に今の基準はあってもいいのかなと自分は思っております。財源が増えていけば、支援の金額や範囲ももっと充実したものにできますし、それにより人口や企業なども増えていけば地域活性化につながり、軌道に乗れば自然と好循環で回り始めると考えております。自分の考えとしては、ほか市町村との差別化が魅力としてとても大切だと考えております。少子化対策や生活支援、観光などでも特出した何か差別化が人を引き寄せる魅力になると考えております。給食費無償などは、ほか市町村でも導入してきてはいますが、その一つであると考えております。子育て支援に関しても保育、医療、住宅やおむつ袋などなど赤平市では力を入れていると感じておりますが、少し違う角度のアプローチもあるとより一層いいのではないかと考えております。ふるさと納税に関しても赤平市で生まれ育ったという故郷に対しての感謝ですとか、思い出、魅力や関わりなど赤平市を知って訪れて応援したいと、恩返しがしたいと思ってくれている方、あとは赤平市の物づくりや返礼品の魅力など、そういった方々がたくさんいるからだと思っております。それを大事にしていきたいと思うと同時に、もっと多くの人に知って訪れていただけるまちにしたいと考えております。そういった観点からも先ほどの宿泊施設や道の駅など交通の流入もそうですが、まちに足を運んでもらいやすい環境整備や住みやすい環境づくりが大切かと考えます。今後伸びていくまちだと感じれる基礎、基盤づくりが必要だと考えます。そうすれば、おのずと人口増加や企業のほうからアプローチが来たりですとか、誘致の話も進めやすくなるかと思います。赤平市が衰退しないためにも財源の確保や何か新しいことに挑戦していくなど、前向きな方向での政策を要望して、自分の全ての質問終わりたいと思います。

出典:赤平市議会 令和5年第4回定例会 2023年12月15日 議事録 PDF(3ページ) 間違いを知らせる