みんなの議会

赤平市議会 令和5年第2回定例会 2023年6月22日

所信表明について

2023年6月22日、赤平市議会の一般質問で、木村恵議員が「所信表明について」質問し、市長 畠山渉が答弁しました。

質問者
木村恵 議員
答弁者
市長 畠山渉

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は会議録の議事日程の表記です。

質問 1番 木村恵

議席番号1番、木村恵です。この春市長選挙で再選されました畠山市長の2期目の市政運営に関する所信表明がありました。今年度行う事業については、補正予算、条例改正等ありましたので、この一般質問ではどのような4年後を目指してどのような考えで市政のかじ取りを行っていくのかということについて第6次赤平市総合計画の基本目標ごとに聞いていきたいというふうに思います。将来像とか理想像といったことをあまり語らない畠山市長ですけれども、ぜひ2期目でどのような赤平市となるのか、またどのような赤平市にしていきたいのかということが市民の方々に伝わるような、そういった質問にしていきたいというふうに思いますので、答弁よろしくお願いいたします。それでは、件名の1、所信表明について、項目の1、健やかな暮らしをともに支え合うまちについて、要旨の1です。子育て支援等についてお伺いします。経済的支援の充実を図り、子供医療費無料化や出産・子育て応援給付事業などの継続事業に加えて学校給食費の無償化や高校等通学費等支援事業の拡充などを行っていくことが述べられました。また、児童の健全育成については、放課後子供教室、あかびら児童クラブ事業を一体的に行っていくこと、出産の支援では子育て住宅であるとか心のケアなど環境整備を図ること、ひとり親世帯に対する経済的な支援の継続、児童虐待や経済問題、家庭問題など子供の養育や家庭生活に関する相談に対しても困難を抱える家庭への対応、支援の充実を図っていくということも述べられております。これらの幅広い支援を通してどのような4年間にしていくのか、考えをお伺いしたいと思います。私は、これら多岐にわたる子育て支援を進めていく上でまずは子育て部門の一元化、取り組む必要があると以前も指摘をしておりますけれども、必要があるというふうに思います。この4年間でそれを行う考えがあるのか、そして特に力を入れていく部分、これからの4年間充実させていくところはどういったところか考えているのかお伺いします。

答弁 市長 畠山渉

子育て支援等における特に力を入れる部分の考えについてでございますが、私の公約として実施いたしました市民アンケート調査の項目の中で子育て支援に必要な施策につきましては経済的負担の軽減、これが一番多く寄せられたところでございます。そこで、今般子育て、教育に係る保護者負担のさらなる軽減のため、本定例会において学校給食費を無償化とするべく条例の一部改正案を提案させていただいております。加えて、高等学校等通学費等支援事業につきましても現行の月額7,000円から月額1万円へと拡充するべく条例の一部改正案と関連予算案について提案させていただいているところでございます。今後におきましても保護者の方々が安心できる子育て、教育環境を整備してまいりたいと考えております。子育て部門の一元化に対する考えについてでございますが、国ではこども家庭庁設置法など関係法令が整備されたこともあり、子育て支援に関する部署も新たな位置づけの検討をしなければならないものと考えております。また、現在における行政需要の多様化、複雑化に対応するため市役所全体の機構についても見直しをしていかなければならないものと考えております。

質問 1番 木村恵

市民アンケートの結果から経済的負担軽減が最重要だという判断に至って、早速学校給食費の無償化、高校等通学費等支援事業の増額に着手したのだということは、これは理解できると思うのです。今後においても保護者の方々安心できる子育て環境、そういったものを整備していくということでした。この2期目の市政運営に当たり、4年間通してということで考えますと、特にどこを力を入れていくという、そういった個別具体的なものは今の答弁ではありませんでしたが、全体的な方針としては所信表明の枠内にとどまっておりますけれども、今までの1期目の継続、さらにはこういった新しい事業を行って子育て支援総合的に行っていくのかなというふうに思いますが、今後この問題についてはしっかりと議論もしていきたいというふうに考えます。子育て部門の一元化についてですけれども、今新たな位置づけの検討をしていかなければならないと、また市役所全体の機構についての見直し、そういったところでやっていくものだというような内容だったと思いますが、必要性に関しては共有をしていただいているのだなということは確認ができたというふうに思うのです。一昨年の9月議会だと思いますが、私機構改革の質問したときにほぼ同じようなトーンといいますか、内容の答弁だったなというふうに思うのですけれども、こども家庭庁は今年4月に発足したばかりということもあるので、なかなかすぐそれに伴って機構改革ができるということでもないのかなというふうには思いますけれども、既存の関係課あるいは係等で議論するだけではこういった問題なかなか進んでいかないのではないかと思うので、ぜひ畠山市長のリーダーシップに期待しますので、しっかりとこの4年間で進めていっていただきたいということを要望したいと思います。次の質問に移ります。要旨の2です。地域医療についてお伺いします。人口構造の変化や医療ニーズの変化に合わせた持続可能な医療サービスの在り方を検討し、安全で安心な医療が受けられる環境を整えていくということが述べられました。医師不足、看護師不足など、いわゆる人的体制の充実は当然引き続き重要となりますが、近隣の医療機関との連携、協力、こういったものを継続して救急、あるいは高度、あるいは専門的医療などへの対応を切れ目なく行っていくと、良質な医療サービスの提供を目指していくということが述べられたと思います。人口減少の中、民間あるいは公立問わず近隣市の医療機関との連携、役割分担といったものは重要になってくるということは私も理解しますけれども、高齢の方々、市民の方々の不安はやはり救急など含め診療科の縮小によって市外に行かなければ医療サービスが受けられなくなるといったようなことが大きいのではないかと思います。また、子育て世帯の方々にとっては、やはり小児科の存続ということになってくると思うのです。こういった診療科等の維持というのは、近隣市と連携を取りながらもしっかりと行っていく、こういう考えがあるのかをお伺いしたいと思います。この4年間でどのような取組を重視し、市民が安心して医療サービスを受けられる体制を構築していく考えかお伺いします。

答弁 市長 畠山渉

地域医療体制の構築についてでございますが、人口減少、高齢化が進み、医療ニーズが変化する中、将来に向け、自治体病院の在り方について検討していく必要がございます。そのような中、議員がおっしゃるとおり診療科の縮小は市民の方々にとりまして大きな不安であることと承知しております。当院では、常勤の医師はもちろん、大学病院や関連病院からの出張医、砂川市立病院からの医師の派遣を受け、現在の診療を維持しており、医師をはじめ医療従事者の確保は診療科の維持に大変大きな要素となります。そのため、引き続き医療従事者紹介会社等の活用、医療系教育機関との連携等により、医師、看護師、パラメディカルの人材確保に努めてまいります。また、市内の民間医療機関や2次医療圏内の近隣医療機関とも連携を密にし、それぞれの医療機関の特色を生かし、機能分担、役割分担を進め、その連携の中で急性期から回復期、療養期、在宅医療まで切れ目のない医療サービスを提供できるよう努めるとともに、市民が安心して診療を受けることができるよう診療科の維持も含めて考えてまいりたいと思います。

質問 1番 木村恵

診療科の維持にとってもやはり医師、医療従事者の確保が大変大きな要素だということが述べられたと思うのです。各関係機関と連携して人材確保に努めていくということがありました。市民が安心して医療サービスを受けられる体制の構築、これについてはやはりまずは人材確保と、そして2次医療圏内の医療機関それぞれの特色を生かした機能分担ですか、そういったものを進めながら診療科の維持も含めてしっかりと考えていくということが確認取れたと思います。国は、公的、公立病院の統廃合を進める方針を堅持しております。北海道も例外ではありません。今後は、市立病院そのものの維持、そういったものが大きな課題となるときが来るかもしれない、そういう懸念もあるのです。市民の医療ニーズしっかりと把握して、市民の声大切にしながら、安心して医療サービスを受けられる体制をつくっていっていただきたいというふうに思います。次の質問に移ります。要旨の3です。高齢者支援についてお伺いします。介護予防については、介護予防活動に関する情報の発信や認知症対策の推進、認知症サポーターの養成、またエリアサポーターなど、いわゆる見守りとか、そういったものの継続に加え、新たに筋力、活力が衰えるフレイル対策として高齢者の保健事業と介護予防の一体的な実施に向けて関係各課が連携し、しっかり取り組んでいくということが述べられました。補聴器購入費用の助成事業の継続もしっかり行っていくということも述べられています。様々なこういった高齢者の見守り、あるいは支援体制について述べられましたが、この4年間でどのような高齢者支援体制の構築を目指す考えかお伺いします。

答弁 市長 畠山渉

今後4年間で目指す高齢者支援体制についてでございますが、介護予防事業、まる元運動教室や地域サロンでの運動教室の開催支援などを継続するとともに、今後は高齢者の通いの場に保健師や管理栄養士、歯科衛生士などが出向き、フレイルや物忘れチェック、必要に応じて健康相談やサービスの紹介などを行ってまいります。また、そのような通いの場に参加されない方、医療や健診を受けず健康状態が不明な方に訪問を行い、健康状態や認知症の疑いについて実態の把握に努めてまいりたいと考えております。以上のようなことから、高齢者の方ができるだけ住み慣れた地域で生活できるよう健康づくりと介護予防を総合的に推進してまいります。認知症対策につきましては、今後も認知症サポーターの養成講座やステップアップ講座を開催し、地域での認知症に対する知識と理解の普及を図るとともに、早期発見、早期対応に努めてまいりたいと考えております。住民同士の支え合い体制の強化といたしましては、エリアサポーターの養成と活動支援を社会福祉協議会と共に取り組んでいるところであります。今後におきましても地域の困っていることなど市民皆様の声に耳を傾け、一人一人に寄り添う高齢者支援体制を目指してまいりたいと考えております。

質問 1番 木村恵

所信表明の内容を少し詳しく答弁いただいたのかなと思いますけれども、いわゆる継続的なことがやはりほとんど多いということにもなりますけれども、具体的には今行っている事業に加えて保健師さん、管理栄養士さん、歯科衛生士さんなどが出向いて健康相談やサービスの紹介を行っていくということがあるとか、参加されない方々に対しても健康状態不明な方も含め訪問なども行って実態把握も努めていくということが述べられたと思うのです。こういったところがいわゆる一体的、総合的な健康づくり、介護予防ということになるのかなというふうに思うのですが、地域の困っていることなど市民の声に耳を傾けて一人一人に寄り添ういわゆる支援体制を目指すということでしたので、その点についてはしっかりと取り組んでいっていただきたいというふうに思うのです。今の答弁で様々な職種の方々が一緒にやるというか、連携が必要になってくるということになると思うのです。さらに、今認知症サポーターであるとかエリアサポーターと様々な認知症の問題だったり、エリアサポーターの問題も答弁にありましたけれども、社会福祉協議会など外部の団体なども含めて、様々な職種も併せてその連携という部分が極めて重要になってくるのではないかというふうに思うのです。そこで、高齢者支援に関する部署ですけれども、社会福祉課、介護健康推進課とまたがっているということであるとか、同フロアとはいえ庁舎内で離れた場所にあるということについて以前も指摘をさせていただきましたが、施策の推進のスピードであるとか、外部などとの協力体制の構築であるとか、また高齢者の方々の窓口サービスの面などから見てもやはり早期にこれは一元化というか、そういった改革が必要ではないかというふうに考えるのです。先ほど子育てのところでも触れましたので、同様の答弁となるかもしれませんけれども、この点についての考えお伺いしたいと思います。

答弁 市長 畠山渉

高齢者支援に関する部署についてでございますが、現在社会福祉課と介護健康推進課の2課で対応しているところでございます。議員ご指摘のように、高齢者の窓口サービスの面から考えますと庁舎内の課の配置についても検討しなければならないことから、今後の機構改革の中で考えてまいりたいと思います。

質問 1番 木村恵

今後の機構改革の中で考えていくということです。当然そうなるのですけれども、国でこういった一元化の省庁というのはありませんし、これはそういったものを待たずに赤平市独自で行っていく必要があるのではないかというふうに私は思うのです。畠山市長、この春統一地方選挙で2期目当選果たされまして、有権者の方々が期待していることは一体どういうことかというふうに思うと、1期目に全く課題とされなかったものであればなかなか進まないということも仕方ないと私思うのですけれども、これまでもこういったこと議論し、検討していくとされていた問題、課題についてはぜひスピード感持って進めていっていただきたいというふうに思います。声を聞き、一人一人に寄り添う、そういった高齢者支援体制ということでありますので、市長自らがその声を受け、どうすべきかという意思を示してこの取組進めていっていただきたいというふうに思います。よろしくお願いします。次の質問に移ります。要旨の4です。障がい者支援についてお伺いします。障がいを持つ方が自立した日常生活や社会生活を営むことができるよう、心身の状況、その置かれている環境等を正確に把握して計画的な相談支援を行っていくと、障がいの程度の重度化、高齢化や親亡き後の地域生活に備えるとともに、障がい者やその家族の対応を行っていくということが述べられました。手話の普及啓発についても手話奉仕員の研修会、派遣事業などにより手話を必要とする市民が安心して生活できるよう環境を整え、市役所の各窓口に専用タブレットを配置し、相談や手続をスムーズに行えるよう遠隔手話サービスも継続していくということが述べられました。これからの4年間でこの問題で力を入れていく取組等どのように考えているかお伺いします。

答弁 市長 畠山渉

障がい者支援におけるこれからの4年間で力を入れていく取組についてでございますが、現行の赤平市障がい者基本計画をはじめとする障がい福祉計画、障がい児福祉計画が令和5年度末をもって終了することとなりますことから、令和6年度から始まる次の計画策定に向けて現在作業をしているところであります。その中で令和4年度では、多様化するニーズを反映させる計画づくりの基礎資料とするため本市では初めて意識調査を実施し、多くの貴重なご意見をいただいたところでございます。こうした貴重なご意見等を踏まえ、計画に反映していきたいと考えております。また、本市の担当課とあかびら共生ネットワークによります赤平の地域共生社会の実現に向けた検討会を設置したところであります。その中で主な検討事項としましては、住民が抱える課題が複雑化、複合する中で従来の高齢者、障がい者、子ども・子育て世帯、生活困窮者などの属性にとらわれず包括的な支援体制を構築するための重層的支援体制整備事業や総合相談窓口について議論していただいているところでございます。今後におきましても障がいのあるなしにかかわらず誰もが暮らしやすいまちづくりを目指していくため、地域共生社会の実現に向けた取組を進めてまいりたいと考えております。

質問 1番 木村恵

現計画が令和5年までということで、障がい者基本計画等の次期計画策定に向けて作業しているということで、意識調査も実施をしたということがありました。また、あかびら共生ネットワークと担当課で地域共生社会の検討会というのを行っているということで、属性にとらわれず包括的な支援体制、重層的な支援体制整備事業というもの、あるいは相談窓口等について今議論されているということが確認できたと思います。障がい者の支援のみならず、誰もが暮らしやすい、いわゆる地域共生社会、こういったものの実現に向けて取り組まれているということが確認できたのではないでしょうか。障がいのあるなしにかかわらずこういうことが行われるということがいわゆるノーマライゼーションであるとかバリアフリーの考えの根本ではないかというふうに私は思うので、しっかりと取組を行っていっていただきたいというふうに思います。また、定例会初日に手話通訳もありましたが、手話を必要とする方が安心して暮らせる赤平市となるよう今後一層の手話の普及啓発のほうも取り組んでいただきたいというふうに要望して、終わります。次の質問に移ります。項目の2です。安全・安心で快適に暮らせるまちについて、要旨の1です。移住、定住の促進及び公的住宅等についてお伺いをします。既存の公的住宅については、老朽化した住宅等の安全性、緊急性に対応した修繕などを行うとともに、空き家の落雪対策、通路確保に努め、移転集約を進め、計画的な除却を行っていくということが述べられました。また、長寿命化型改善事業として今年度は新しく新光団地や緑ヶ丘第一団地などの計画的な改修、これを行っていくということがありました。そして、民間住宅に関しましては、民間賃貸住宅の家賃助成、建設助成等各種助成事業や空き家バンク、あんしん住宅助成事業などの継続により住環境の向上や地域経済の活性化も同時に図っていくということが述べられたと思います。これからの4年間で空き家対策の推進も含め、移住、定住の促進を図る上で各施策の強化など方向性や公的住宅の適正化どのくらい行っていくのか、考えを伺います。

答弁 市長 畠山渉

今後の移住、定住の促進及び公的住宅の適正化についてでございますが、移住者への支援として行っております民間賃貸住宅家賃助成事業をはじめ、移住定住促進就職祝金、人材育成・定住促進奨学金につきましては移住や雇用の確保に向け取り組んでいる事業であります。また、空き家の有効活用を図るため取り組んでおります空き家バンク事業につきましてもウェブサイトを活用したあかびら住みかエールにおいて事業開始以来88件の登録をいただいております。そのうち、契約売買47件、賃貸29件、合計76件が契約成立しており、今後も空き家対策や移住、定住に向けた取組として継続してまいります。公的住宅の適正化につきましては、公的住宅の役割を踏まえ、少子高齢化や人口減少を背景に人口規模に応じた適正な戸数の管理が求められております。現在1,962戸の公的住宅を管理しておりますが、公営住宅等長寿命化計画における4年後の令和8年度では1,679戸、構想期間最終年度の令和23年度においては適正な目標管理戸数を709戸としております。今後も事業の平準化を考慮した計画的な除却事業の実施と移転集約による維持管理コストの縮減に向け、管理戸数の適正化に努めてまいりますので、ご理解いただければと思います。

質問 1番 木村恵

公的住宅については、4年後に管理戸数が1,679戸を目指すということで、現在からすると300戸弱減らしていくということが確認できたというふうに思います。計画的な除却、移転集約によるコスト縮減、こういったものはしっかりと進めていっていただきたいというふうに思います。移住、定住についてですけれども、各事業の継続方針、これ堅持するとともに、空き家バンク事業のことが今具体的にありました。あかびら住みかエールにおいて88件の登録のうち、売買47件、賃貸29件と約8割が契約成立しているということだったと思いますので、非常に堅調だなという印象を持ちました。この事業は、まだ使える空き家の再利用といいますか、活用ですので、しっかりと進めていっていただきたいと思います。また、本当にそういうのにもなかなか使えないような空き家のほうは、今赤平市内でも結構除却のほうが進んでいるのではないかというふうに私は印象受けておりますけれども、市内の空き家の解体除却進んでおりますが、特に今度中心市街地、空き地が非常に目立ってきているという現状もありますので、そういったところのいわゆる再利用などへの取組ということも今後は検討していってはどうかというふうに思います。人口減少対策、移住、定住対策、これ引き続きしっかり取り組んでいかなければならない課題となっていますので、しっかりと取組のほうを強化していっていただきたいというふうに思います。次の質問に移ります。要旨の2です。上水道についてお伺いをします。アセットマネジメントを取り入れた経営戦略に基づいて中長期的な視点に立ち、ライフサイクルを勘案した効率的かつ効果的な水道施設の管理運営と安定した水の供給に努めていく、将来の水道の健全な経営を図るため施設の方向性を含めて検討していくということが述べられました。施設の更新であるとか水道料金、一般会計からの繰入れ、あるいは広域化、単独化など検討していかなければならない課題というのは山積をしているというふうに思います。この2期目となる畠山市政の中で大きな判断をしていかなければいけない問題の一つではないかというふうにも思います。方向性、これをいつ頃までに示し、どのようなスケジュール感で市民合意等を得ていく考えかお伺いします。

答弁 市長 畠山渉

施設の更新、水道料金、一般会計からの繰入れ、広域化などの方向性をいつ頃までに示し、市民合意を得ていく考えについてでございますが、令和2年度に水道事業会計が将来にわたって安定的に事業を継続するための中長期的な経営の基本計画となる経営戦略をアセットマネジメントに基づいて策定し、令和3年6月の行政常任委員会において報告をさせていただいたところであります。その中では、主に施設の更新と管路の整備、必要な委託費等を算出した上で事業の普及状況と施設の老朽化状況、経営状況等を踏まえて計画期間を13年間と設定し、整備計画と投資、財政計画を定めております。その結果、水道施設等を計画的に更新するには水道料金の値上げが必要となりましたが、しかし一般会計からの繰入金を投入することで大幅な値上げとならない計画としたところであります。そこで、浄水場の更新についての考え方でございますが、主構造である鉄筋コンクリート造りの建物の法定耐用年数50年に更新基準の率1.4を乗じ、建設後70年の2046年、令和28年を経営戦略における更新時期と考えているところであります。将来における施設の方向性については、広域と単独の選択肢がありますが、いずれにしても多額の事業費となることから、いつ頃までに示すということは明言できませんが、慎重に検討してまいりたいと考えております。

質問 1番 木村恵

令和3年6月に行政常任委員会に報告があったいわゆる経営戦略の方針に沿って進めているのだろうということが確認できました。水道料金が2倍になるというような話を市民の方々の中でされているのを聞いたことあるのですけれども、今の答弁ですと水道料金引上げで大幅な値上げにならないように一般会計の繰入れ等も行っていくということが確認できたと思います。ただ、こういったことから言えることは、市民の方々は当然パブリックコメントも行って経営戦略もお示ししていますけれども、まだまだ実態をよく分かっていない状況なのではないか、いわゆる周知不足という面も否めませんので、この辺は改めてまた周知のほうも含めて考えていく必要があるのではないかというふうに思うのです。委員会報告にあったとおり、いわゆる今言ったように水道料金の引上げと一般会計の繰入れを一緒に行っていくという方針、これをそのままやっていくということの確認は取れたと思います。人口減少進む中、安定的に事業継続をするためにこの方針というのは一定理解できるのではないか、されるのではないかというふうに私は思います。状況の変化によってこの計画の変更等も起こり得ると思いますので、そういった点についてはその都度議論のほうをしていきたいというふうに考えます。そして、浄水場の施設の更新についてありましたが、耐用年数考慮すると令和28年度が戦略における更新時期だということが答弁されたと思います。つまり建て替え等に仮になった場合は計画時期、基本設計とか実施設計とか考えても今から20年くらい先までの一応猶予期間ということになりますか、あるということになるのかなと思うのですが、それでもやはり老朽化であるとか施設内の設備の更新と、そういった不安材料というのはありますので、しっかりとやっていく必要あると思うのですが、あえて言えばこの経営戦略には施設更新に係る費用というのは含まれておりません。なぜなら、広域化になった場合にはここの更新が必要とならない、不要となるので、この経営戦略に入っていないということになりますので、そういったところとかもしっかりと周知していく必要があり、そしてこの施設をどうしていくのかということは決して20年余裕があるという考えではないのではなかろうかというふうに思うのです。広域化、あるいは単独でやるのか、そういったことを判断する時期によっても変わってきますし、そういった問題というのはできるだけその判断は早く行っていく必要があるのではないかというふうに思います。総合的な判断をして、場合によってはさっきも言いましたけれども、計画見直す必要も出てくると思いますので、その都度市民周知しっかりと行っていただいて、先々見据えて慎重な検討とおっしゃりましたけれども、しっかりと着実に進めていっていただきたいというふうに思います。次の質問に移ります。要旨の3です。地域公共交通についてお伺いします。広域での公共交通につきましては、近隣市町と連携し、協議していくと、根室本線についても対策協議会の構成市町村、JR北海道と連携し、鉄路の維持、存続に向けて取り組むと、中央バスについても同様に沿線市町と連携を図り、協力、支援の在り方について検討していくということでした。JRと中央バスに関しては、赤平市だけで判断するというのは大変難しく、やはり広域、関連する市町で合意をつくりながら進めていかなければいけない課題だと思います。それぞれの自治体の住民合意のレベルも違うということもありますので、全体的な方向がスムーズに定まらないことも想定されますが、赤平市としてしっかりと市民合意を得ながら主張すべきところは主張する、そして市民合意の範囲内で路線維持のために支出するなど必要な対策というのはしっかりと行っていっていただきたいというふうに思うのです。単に路線の廃止の先送りになる支出は無駄だという議論も過去にあったのですけれども、私そうではなく、ゼロか100かと早急に結論出すのではなく、市民生活一番に考えた議論と、今は延命策を取る必要があるということであればしっかり取っていく必要があると思いますので、そういった取組をしていっていただきたいと思うのです。さて、市内の施策についてですけれども、昨年度策定した地域公共交通計画を推進して交通弱者、買物弱者対策として乗合タクシーの実証運行継続していくと、来年度本格運行に向けて取り組んでいくということが述べられました。実証運行の再延長というものはなく、本格運行にしっかりとつなげていけるのか、考えをお伺いします。

答弁 市長 畠山渉

乗合タクシーについてでございますが、これまで実証運行につきましては令和3年度1か月間、令和4年度10か月間、そして今年度におきましても利用対象範囲を拡大した中で北海道運輸局の許可を得て昨年同様6月から翌年3月までの10か月間の実証運行を予定しております。今年度3年目の実証運行になるわけでございますが、制度上実証運行につきましては3年が限度とされておりまして、それ以降につきましては本格運行に移行するか、あるいはやめてしまうかという選択肢しかございません。当然本市におきましては来年、令和6年度から本格運行に移行することを目指すところではございますが、今後法定協議会でもございます赤平市地域公共交通活性化協議会での協議、承認が必要となってまいります。引き続き同協議会において検討し、北海道運輸局とも許認可申請の手続など調整を図りながら本格運行に向け進めてまいりますので、ご理解いただければと思います。

質問 1番 木村恵

本格運行をするかやめるかしか選択の余地はないと、3年やったのでということだったのです。それで、協議会の承認等が必要はあるけれども、本格運行に進めていくという内容だったというふうに思います。これまでも登録者数はあるものの、利用者数については伸び悩んでいるということとか、市民周知の面、あるいは対象者の範囲、利便性等々、様々な市民からの意見というのもあるのではないかと思うので、より多くの市民の方々が利用でき、かつ市内のタクシー業者さん、あるいは中央バス、買物バスなどもありますので、そういったところとの共存がしっかり取れる、そういった乗合タクシーのほうにしていっていただきたいと、地域公共交通の実現しっかりと進めていっていただきたいというふうに思います。次の質問に移ります。要旨の4です。防災体制についてお伺いをします。地球温暖化が要因と考えられる気候変動により、ゲリラ豪雨や梅雨前線の停滞など短時間で局地的な大雨の発生件数が年々増加傾向にあり、自助、共助、公助が一体となり、対応できるような防災体制づくりが重要となると述べられました。災害時に備えて避難基準を含む防災に関する情報について広報あかびら等を活用して普及啓発の強化を図っていくと、防災訓練の再開や新しく降雪積雪観測システムを設置するということなども述べられました。避難経路の見直しや避難所の設置などについて昨年も議論がありましたが、災害はいつ起こるか分かりません。この2期目の4年間で市民の方々の災害対策や防災に関する不安をどのように解消していく考えかお伺いします。

答弁 市長 畠山渉

防災体制についてでございますが、災害時に備え、日頃からの防災知識の普及啓発につきましては自助という部分においても非常に大事なことであると考えておりまして、昨年の第3回定例会におきましても議員よりご指摘をいただいたところであります。今年度4月号より取り組んでおりますが、広報あかびらにおいて災害時における避難やJアラートへの対応、備蓄品の情報など、様々な防災に対する情報について分かりやすくお伝えをしてまいりたいと考えておりますので、ご理解いただければと思います。そこで、避難経路の見直しや避難所の設置についてでございますが、統合小学校が完成し、旧3小学校が閉校となったことから、指定避難所から外れており、こちらにつきましても以前に議員からご指摘をいただいているところであります。避難所の設置につきましては、単独での建設は難しいものと考えておりますが、避難経路や対象区域も含め旧3小学校活用検討会議の中での議論となる内容でありますことから、それらも含め今後検討してまいりたいと考えております。付け加えさせていただければ、市内の各地域にあります町内会館等は老朽化も進んでおり、単独町内会での維持も難しくなってきているとのご意見もありますことから、そのことも含めて今後各地域、各町内会と協議、検討させていただきたいと思います。

質問 1番 木村恵

方針としては、避難所の設置あるいは避難経路の見直し等については1期目のときの考え方を堅持しているというか、踏襲しているというか、そういった内容だったというふうに思うのです。旧3小学校活用検討会議の中の議論、これが基本となると。それは、避難所の設置、避難経路見直し等も含まれると思いますが、ここがまず第一にあるのかなと。事は災害時に備えるためという、この性格上あまり時間をかけずに結論を導き出していただきたいというふうに私は思うのですけれども、以前からも指摘しているように旧3小学校の活用については地域的な問題というのもあるし、全市的な課題にもなっておりますので、ある程度時間を要するということは一定理解したいというふうに思うのです。町内会館等のことも今答弁にありましたけれども、町内会館も同様に積極的に市民の方々、町内会の方々などと協議を進めていっていただきたいというふうに思います。その間にも災害等あるかもしれませんし、避難の必要性が出てくるかもしれないので、そういった場合どういった避難誘導をする必要があるのか、現時点で、備蓄品等の配置は問題ないのかなど、こういった不断のシミュレーション等も必要になると思いますので、いざというときのために市民の方々不安とならないようしっかりと準備をしていっていただきたいというふうに思います。次の質問に移ります。項目の3です。活力に満ちた魅力あふれるまちについて、要旨の1です。商工業の振興についてお伺いします。新型コロナウイルス感染症や物価高騰による影響に対して切れ目のない支援を行ってきたことに加え、企業育成と雇用拡大、雇用確保などの支援の継続、地域商業を守るため商工会議所や商店街振興対策協議会と連携をし、商業振興に引き続き取り組んでいくということが述べられました。1期目を振り返り、様々な支援を行うに当たり企業や団体等の意見、要望も聞きながら商工業の振興に当たってこられたというふうに私は思います。しかし、もっと商工業関連あるいは市内事業者の声を聞いてほしいという声があったことも事実ではないでしょうか。コロナ禍ということでなかなかそういったことが難しいということもあったと思いますが、人口減少が止まらず、今この物価高騰、先行きが見えない不透明な状態で、特に工業関係でいえば電気代や資材の高騰、商業関係でいえばそれに加えて後継者不足等も深刻になってきていると思います。地域経済を守るためにも市内事業者の方々との連携の強化、これはますます重要になってくると思われます。これからの4年間でどのような関係性を持ち、商工業振興行っていくのか、考えを伺います。

答弁 市長 畠山渉

商工業の振興についてでございますが、工業につきましては企業振興促進条例や中小企業融資制度の周知を引き続き継続してまいります。今後企業では人手不足が深刻な問題となることが予測されますが、企業の状況を把握し、経営者の方々とも情報を交換しながら合同企業説明会やジョブリポの活用促進、また近隣市町との連携による就職支援セミナーや企業情報発信事業など企画して雇用の確保に努めてまいります。商業につきましては、起業支援補助金や店舗整備魅力向上事業補助金など制度の周知を図ってまいりました。コロナ禍により、集まって協議することが難しい時期もありましたが、今後は商店街検討会議の中で商店街の美化や空き地活用など、特に後継者につきましては店舗と住宅がつながっているなど難しい課題もあり、事業主の方のお話を聞き、関係団体と連携しながら引き続き新たに創業される事業者や明るく魅力ある商店街づくりを支援してまいります。新型コロナウイルス感染症対策は、これまで飲食店継続支援から始まり、中小企業等継続支援、経営持続化、中小企業等物価高騰緊急支援など切れ目なく支援を実施してまいりました。たすけ愛商品券につきましても実施した4回全てで97%を超える換金率となり、新型コロナウイルス感染症の長期化による外出の自粛や消費意欲の減少により市内の経済状況が低迷する中でオールあかびら!たすけ愛商品券のネーミングどおりにまさしく市民も事業者も一体となり、市内事業者への影響の緩和と地域の消費回復に向けて取り組んでいただきました。新型コロナウイルス感染症法上の分類が5類に移行されてから1か月以上が過ぎ、政府は5月の国内景気判断を緩やかに回復しているとし、夜間消費でも飲食店の予約がコロナ前の9割水準になったと報道もございました。また、イベントの制限もなくなり、お祭りの出店やビアガーデンなど飲食においてもコロナ以前と同様になりますが、最近の空知管内のコロナウイルス感染症の患者数は全道平均を上回るなど感染症がなくなるわけではありませんので、感染症と共存しながらも市民の皆様が安心して暮らせるよう関係団体と連携を図り、赤平市の商工業の振興に努めてまいりたいと思います。社会情勢が急速に元に戻りつつある中、世界的な価格の高騰により商品の値上げや電気料金などの影響が大きく、政府は今後総合的な経済対策を行うとしており、国の情報を収集した上で必要な支援策を検討してまいりたいと考えております。

質問 1番 木村恵

工業については、人手不足が深刻になるであろうということで、経営者の方々とも情報交換しながら雇用の確保にしっかり努めていくという内容だったと。商業については、やっぱり後継者不足、店舗と住宅の問題など難しい課題ありますけれども、事業者の方々の声を聞き、支援をしていくと、このような姿勢で取り組まれるということだったと思います。問題意識共有して積極的にこちら側から情報収集を行う姿勢でぜひ取り組んでいっていただきたいというふうに思います。これまで以上の連携図って強化して市内の事業者の方々の経営をしっかりと支援していっていただきたいというふうに思います。コロナ対策については、各施策ありましたが、たすけ愛商品券の換金率97%という数字から見ても市民あるいは市内事業者双方に、まさに地域経済にとって全体的に有効に働いたのだということが改めて確認できたのではないかと思います。コロナが5類となりました。こういった支援も財政的にこれから厳しくなってくる、難しくなってくる中で逆にイベントや外食等の規制というものがなくなってきた、地域経済の好循環、これ新しい形を模索すべく、やはり市内事業者の方々と意見交換密に行う等していっていただいて取り組む必要があるのではないかというふうに思います。物価高騰、電気料金などの影響についてもしっかりと対策を検討していくと、国の動向を見てということもありましたが、今おっしゃられておりましたので、この2期目に当たりやるべきことというのはしっかり整理されていると、しっかりと取り組むという姿勢がうかがえたというふうに思うので、ぜひコミュニケーションの部分というのを大事に、大切にやっていっていただきたいというふうに思います。次の質問に移ります。項目の4です。ともに学び合い豊かな心を育むまちについて、要旨の1です。炭鉱遺産についてお伺いします。炭鉱遺産をはじめとする文化財の保護、活用と史跡の継承に努めていくことが述べられ、旧住友赤平炭鉱立坑やぐらなど炭鉱遺産を構成文化財とする炭鉄港が文化庁の日本遺産に認定後、炭鉱遺産ガイダンス施設において道外、海外からも観光客や教育旅行団体等が訪れていることから、施設を有効に活用し、炭鉱遺産の魅力をさらに深めていくことが述べられました。1期目の畠山市政では、立坑やぐらについて見守り保存の方針が示され、安全対策に限定された緊急的改修のみとすることであるとか、大規模な炭鉱遺産公園構想は凍結されていたというふうに私は思います。これから4年間、2期目に当たってこの炭鉱遺産の保存、継承に対する方針について考えを伺います。

答弁 市長 畠山渉

炭鉱遺産のこれから4年間の保存、継承に対する方針についてでありますが、令和元年5月に炭鉱遺産などを構成文化財とする炭鉄港が日本遺産に認定されてから4年を経過したところであります。その構成文化財の一つであります旧住友赤平炭鉱立坑やぐらにつきましては、炭鉱遺産ガイダンス施設の入場者数が6月13日現在で4万5,237人、そのうち立坑やぐらなどのガイド見学者数が1万4,148人の方々にご来場いただいているところでございます。立坑やぐらにつきましては、建物内部を見学できる唯一無二の施設であることや過去にアニメ映画「ぼくらの7日間戦争」の舞台となっていることなど、大変注目されている施設でありますことから、道内はもとより、道外や海外からも多くの方々にご来場いただいており、リピーターも多くお越しいただいているところでございます。あわせて、ガイダンス施設において開催しております企画展等の行事によってより多くの方に来ていただくことによりまして、炭鉱遺産の魅力を発信しているところでございます。これからの4年間につきましては、建物が昭和38年に建設しており、劣化が進んでおりますことから、見学者の安全対策に限定した緊急的改修については行ってまいりたいと考えております。しかし、大規模となる長期的改修等については、このたびの補正予算案として提案しております旧住友赤平炭鉱立坑やぐら価値評価等調査業務を実施させていただき、その結果を市民の皆様に情報提供した上で市民説明会を開催し、その議論の結果を踏まえ、検討してまいりたいと考えております。

質問 1番 木村恵

この4年間については、建物の劣化が進んでいることから、見学者の安全対策に限定した緊急的改修については行っていくということが確認できた、つまりこれは今までの方針と変わらないということだったと思います。そして、長期的改修の部分が述べられました。立坑やぐらの価値評価の調査を実施した上で、市民説明会を開催して検討していくということでした。これまで畠山市長公約としてこられたいわゆる政策決定過程の透明化、情報提供という部分になるのではないかと思うのです。この炭鉱遺産については、過去の議論も踏まえると市民的な合意というのは不可欠だというふうに私は思います。この方針についても理解はできるのではないかというふうに思うのです。特に方針の転換というわけではなく、公約どおり進めていくということが確認できましたので、改めて調査結果等が出たときにしっかり議論をしていきたいというふうに思います。次の質問に移ります。項目の5です。ふれあいと交流で創る協働のまちについて、要旨の1です。問題意識の共有と合意形成についてお伺いします。広報、広聴の推進については、市民の声に耳を傾け、市民の視点で考え、情報共有に取り組み、協働のまちづくりを進めていくと、従来行っている住民懇談会やこんばんは市長室に加え、市長自らが町内会や各団体に出向いて問題意識の共有に努めていくということが述べられました。畠山市長の1期目は、市民アンケート重視と取られ、厳しい指摘も多かったと思います。しかし、市民アンケートは、各施策の重要度、満足度、改善度などが数字で示されることから、政策立案の根拠となり得るものであり、私はこれは肯定的に捉えておりました。問題意識の共有と市民合意を図る上でも一定の役割を果たすものであったことも事実ではないでしょうか。他方、短時間で解決できなかったり、行政だけで進めるにはなかなか難しい、こういった課題については同様の結果が続いてしまうことから、毎年こういった問題に対するアンケートは必要性があまり感じられないということ、こういったことを感じた方も多かったのではないかと思います。このたびの所信では、この市民アンケートという部分触れられておりませんが、問題意識の共有と、それから所信表明の冒頭にあったいわゆる合意形成についての市長の考えをお伺いしたいと思います。

答弁 市長 畠山渉

問題意識の共有と合意形成についてでございますが、自治体の政策決定は代表民主制の下で基本的には首長と議会が担っております。そして、いずれか一方または両方の同意があれば政策は決定されます。この場合、合議体である議会の同意は原則として出席議員の過半数の同意によるものとされておりますが、しかしより多くの議員の同意を目指して努力することが重要であると考えております。また、議会制民主主義では、選挙で選ばれた後は代表機関の意思が住民の意思とみなされるため、政策決定に住民や関係者の同意は必要ないはずであります。しかし、私はこれも重要な政策決定をする場合には住民や関係者の合意を目指して努力することが重要であると考えております。そして、合意形成を進めるには、積極的な情報提供により広く理解と問題意識の共有を求めていくことが必要であると考えております。

質問 1番 木村恵

実にといいますか、畠山市長らしい答弁だったなというふうに思うのですけれども、ちょっと聞いている側からすると分かりづらいというか、難しいなという気もしなくもないです。議会との合意形成と住民レベルの合意形成という2つの答弁だったというふうに思うのですけれども、議会での合意については原則過半数で合意形成となる、それはそのとおりですけれども、できるだけ多くの同意を目指して努力することが重要だと考えているということです。1期目もほとんど予算案、議案などについては全会一致で合意を得られてきたのではないかなというふうに思うのですが、議会の多数の合意を重要視されているということは理解できるのではないかというふうに思います。住民レベルでの合意なのです。市民の代表である議会の同意のみならず、政策決定はできるけれども、重要な政策決定をする場合には住民や関係者の合意を目指して努力することが重要だと、そういう考えだということだったと思うのです。そのための情報提供であり、住民と問題意識の共有を行って理解を広めていく、こういった作業が必要だという考えだったと思います。国会を例に取ってみると、例えば国民の代表たる国会議員が多数をもって決定したものが世論調査で反対多数ということよくあるというふうに思うのです。なぜ選挙結果と世論調査これだけの乖離があるのかといえば、今畠山市長が述べられたこと、規模の違いも当然ありますけれども、全国と市町村では違いますけれども、そういう合意の形成ができないからではないかなというふうに私は思うのです。首長も、あるいは議会の多数派と言われる方々もいわゆる私は権力者だというふうに思っております。その権力者の方々がどこを向いて政策決定するかということが大事で、それがいわゆる市長の考えでは多数派になるような努力をしていくということが大事だということが述べられたのだろうというふうに思うのです。これ行政内部とか職員さんが聞くと、例えば議決もされるであろうものが住民合意も必要だということで二重といいますか、なかなか進めづらいといいますか、そういったふうに考えられる可能性もあるのかなというふうに聞いていて思ったのですけれども、市民生活にとってはこれは本当に重要なことだというふうにも思うのです。ぜひ今の考え方、私は理解しますので、市民の声大事にするとともに、職員の声もしっかりと受け止めて2期目の市政運営に当たっていっていただきたいというふうに思います。所信表明については以上で終わります。

出典:赤平市議会 令和5年第2回定例会 2023年6月22日 議事録 PDF(3ページ) 間違いを知らせる