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赤平市議会 令和4年第4回定例会 2022年12月15日

災害対策について

2022年12月15日、赤平市議会の一般質問で、若山武信議員が「災害対策について」質問し、市長 畠山渉が答弁しました。

質問者
若山武信 議員
答弁者
市長 畠山渉

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は会議録の議事日程の表記です。

質問 1番 若山武信

続きまして、件名2、災害対策についてであります。項目1、防災行政無線機能の徹底について、要旨のア、防災行政無線機能徹底への今後の取組についてを伺います。防災行政無線傍受について、住宅内に設置されている戸別受信機では、聞こえるのですけれども、受信可能対象範囲の住宅でも外にて作業している場合等は聞こえづらいと、このような苦情が言われています。電波塔の位置や設置数の不足、周波数の出力不足なのか、私は理由は分かりませんけれども、機能が十分発揮されていないとするならば緊急時への対応が遅れ、防災時への支障が心配されますし、多額の公費をかけての設置ですので、価値が半減するのではないかと思われます。早急に改善するべきと考えますけれども、防災行政無線機の機能の徹底についての今後の考え方と取組について伺います。

答弁 市長 畠山渉

防災行政無線機能徹底への今後の取組についてでございますが、全国瞬時警報システム、いわゆるJアラートにつきましては、弾道ミサイル攻撃に関する情報や緊急地震速報、気象警報などの緊急情報を消防庁の送信設備を経由して全国の都道府県、市町村等に送信される仕組みとなっております。そして、受信した市町村は防災行政無線を自動起動することにより、人手を介さず、瞬時に住民の皆様に伝達するシステムであります。当市におきましても防災行政無線を整備し、令和3年4月より運用を開始しているところでございます。市内12か所に設置しております放送設備のほかに、公共施設、事業所、集会所に戸別受信機を設置するほか、視聴困難と考えられる地区や聴覚、視覚などについて支援を必要とする要支援者の方には申請により戸別受信機を無償貸与し、確実な情報提供に努めているところであります。しかしながら、住民懇談会等においても放送が聞こえづらいとの声もお聞きしているところでありますが、災害発生時においては状況に応じて放送を繰り返すなど周知を徹底するとともに、これまでの情報伝達方法も併せて行うことにより、確実な情報提供に努めてまいりたいと考えております。防災行政無線につきましては、市民への情報伝達手段の一つとして整備したところであり、国においてはJアラート情報を地方公共団体経由による情報伝達とは別に国から携帯電話会社に配信したJアラート情報を個々の携帯電話利用者に緊急速報メールで伝達するルートも整備されているところであります。そのようなことから、当市におきましても防災行政無線のほかに広報車、町内会長への連絡、SNSを活用した発信など、災害時における複数の情報伝達手段を活用し、市民の皆様に発信してまいりたいと考えております。

質問 1番 若山武信

ただいまの答弁で、今後聞こえづらいところへの情報伝達においては今までの防災行政無線のほかに広報車、町内会長への連絡、携帯電話、SNSを活用した発信等、災害時における複数の情報伝達手段を活用するということでございますので、今まで以上に防災行政無線機能の徹底を図り、市民への情報提供に努めていくとのことでありますので、関係者の協力に期待するところでございます。要旨イ、受信機の在庫数についてでありますが、防災機器取付け当時、令和3年の4月頃だったと思いますけれども、当初用意した戸別受信機数は何台で、それから希望各戸に何台設置され、現在受信機の在庫数はどのぐらいあるのか伺います。

答弁 市長 畠山渉

戸別受信機の在庫数についてでございますが、当初用意した戸別受信機につきましては800台と聴覚障がい者用の文字が表示される戸別受信機10台の合計810台をご用意しております。貸与する対象として住吉町、幌岡町、西豊里町、東豊里町、百戸町、エルム町とそのほかに聴覚、視覚の要支援者世帯合わせて610台、また事業所、町内会館、公共施設などへの設置を200台として予定をしておりました。各対象者には取付けの案内をし、再周知も行ったところでありますが、携帯電話での緊急速報メールや報道等で確認できるなどとして辞退をされる方も多く、令和4年9月現在での設置数は320台となっており、在庫数は480台となっております。

質問 1番 若山武信

当初用意した在庫数は聴覚障がい者用も含め810台ということでありますが、令和4年9月現在までの設置数320台、在庫数は480台ということでありますが、このように在庫数があることは、当初用意した戸別受信機の使用見込み台数と携帯電話の普及等によって辞退する人が予想より多く、実際に用意した設置台数の大きな見込み違いということが生じたわけでありますけれども、あまりの在庫数の多さに正直言って驚いたと、こういうことであります。それで、次の質問に移ります。要旨のウです。在庫数を減じる今後の対策、対応についてであります。現在在庫数は480台あるわけでございますけれども、この在庫数を減らすための対策、対応についてどう考えているのか伺います。

答弁 市長 畠山渉

戸別受信機の在庫を今後どのように減らしていくのかということでございますが、対象となる地区や施設等に設置できる数として用意したところでありますが、対象者にご案内を差し上げたところ希望者が少なかったことにより、多くの在庫が生じているところであります。今後につきましては、対象地区につきまして戸別受信機の必要性等をお伝えし、設置に努めてまいります。また、そのほかの地域につきましても定期的に防災行政無線の訓練において放送を実施してまいりますが、その中で聞こえないなどのご要望がありましたら状況を確認しながら設置するなど、戸別受信機の有効活用に努めてまいりたいと考えております。

質問 1番 若山武信

分かりました。分かりましたけれども、かなりの在庫数ですので、期間はかかるでしょうけれども、災害対策における当市の貴重な財産でございますから、さらなる有効活用に努めていただきますことをお願いいたします。余分なことですけれども、私は古い時代の炭鉱に育ちまして、当時個人電話の設置がまだないときでしたので、炭鉱住宅、各地域に設置されました大型スピーカーにて炭鉱特有の組合によるストライキの突入の解除のお知らせを中心に、地震や火事、台風時の災害、坑内事故の情報等も含め、会社からの連絡等が全て全山放送で行われ、各地区にありました世話所などを通して情報の共有がなされたわけでございます。現在国や地方の緊急時のためにJアラートが利用されているわけでありますけれども、当市独自の緊急連絡時にも利用されることでありますから、防災行政無線機能を徹底し、災害時に最大限有効活用されますことを要望し、この項の質問を終わらせていただきます。項目2、災害対策普及活動の推進についてであります。11月の過日、エリアサポーター養成講座にて災害対策の講演が行われるということを聞きまして、見学に行きました。主催は赤平市社会福祉協議会、共催に赤平市地域包括支援センターによるものでありまして、会場のふれあいホールでは赤平市地域包括支援センターの女性主査による認知症の理解についての講義がなされ、続いて災害時困らないためにという趣旨で防災のお話を表題とし、当市総務課防災対策係長からの講演がなされました。防災の基本である自助、共助、公助に始まり、災害の種類、災害時の避難情報、特別警戒警報及び注意報について、また空知川の水位を知る大切さ、災害から身を守る行動、避難所の開設や運営、そして指定避難所等の知識などについても丁寧に説明されておりました。また、一方で赤平市社会福祉協議会事務局長から、災害時対応として赤平市災害ボランティアセンター立ち上げの流れということについての説明もなされたところでございます。当市が主催の消防署を中心とする消防訓練や各地域住民と一体となった防災訓練は毎年実施されておりまして、私たち議員も参加しながら、その評価等についての議論の中でいろいろと検討し、対象にしておりますけれども、このたびのボランティア活動にて介護の災害時対応に係る実技に真剣に取り組む姿を見て、それぞれの立場で防災に大きく貢献していることを再確認したところでございます。そこで、質問ですが、要旨のアとして普及活動の状況とその効果について伺います。このたびはボランティア団体研修活動への講義や講演、実技等が行われたわけでございますが、現在の各種団体や町内会、各有志の集まり、各企業等への普及活動の状況等、これらについてはその効果等について伺いたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

答弁 市長 畠山渉

災害対策普及活動の推進についてでございますが、令和4年度につきましては各種団体や町内会等において8件の講話を行っているところであります。内容といたしましては、防災全般にわたるお話や簡易ベッドの組立ての体験など様々なお話をさせていただき、防災における必要な知識などの普及啓発に努めているところであります。企業に出向いての講演について今年は実施していないものの、要請があれば対応している状況であります。効果等についてということでございますが、災害時における自助、共助、公助の理解、災害から身を守る行動など、様々な場面で繰り返しお伝えすることにより意識の醸成を図り、有事の際に生かされることが期待されると考えております。

質問 1番 若山武信

ただいまの答弁に、令和4年度は各種団体や町内会等にて8件の講話を行い、防災全般にわたる話や各種体験等の様々な話とともに防災における必要な知識などの普及啓発、このことに努めたということでございますけれども、効果については災害時における理解、災害から身を守る行動を繰り返し伝えることで意識の醸成を図り、有事の際に期待されるということでございますので、これからの災害対策、普及活動の推進にもきめ細かな確かな指導、この指導をよろしくお願いするところでございます。私たちも大いに期待しております。要旨のイ、人材育成、普及の在り方についてでありますが、このたびは行政と社会福祉協議会、一般市民のエリアサポーターの皆さんが一体となっての防災研修でございましたが、当市の人口がますます減少する中で常に人材の育成は必要不可欠で、特に各企業からの人材発掘は欠かせないわけであります。消防団のように使命に基づき訓練を伴う任務とは別に、気軽に参加できる研修活動を通して、そこで行われている官民一体の災害対策、人材育成、普及の在り方についてどのように考えているか伺います。

答弁 市長 畠山渉

人材育成、普及の在り方についてでございますが、毎年エリアサポーター養成講座において赤平市と社会福祉協議会が一体となり、普及活動を行っているところであります。また、当市におけるまちづくり出前講座におきましても防災対策や避難所運営についてと題した講座を用意し、小学生でも参加でき、気軽に参加できる内容としていることから、これまでも多くの方に受講していただき、災害対策の人材育成と普及啓発にも努めているところであります。各講座等の最後には自主防災組織の必要性についてもお話をさせていただいているところであり、官民一体となり、防災対策に取り組める体制につなげていくことが大事であるというふうに考えております。

質問 1番 若山武信

まちづくり出前講座におきましても防災対策や避難所運営について、また小学生も参加でき、誰でもが気軽に参加できる体制づくりの中で災害対策の人材育成と普及啓発に努められているということであります。そういうことから、官民一体として防災対策に取り組める体制につながってつなげていくことの大切さ、このことについて今述べられました。大いに理解できるところです。どうぞよろしくお願いいたします。今後も官民一体となって当市の防災体制の強化、意識の向上に努めていただきますとともに、今後ともあらゆる機会を通じ人材の育成に努められますことを強く要望いたしまして、この項の質問を終わります。続きまして、項目3、豊里地区における避難所の建築及び生活館機能の併用について。要旨のア、避難所に対する行政の考え方について、災害発生時は災害対策本部を設置、当該地域に避難所が開設され、従来学校や体育館、生活館や児童館などがその指定対象となっております。豊里地区、桜木、宮下、豊栄、昭和、幸です。豊里地区では、旧平岸小学校跡地利用のように旧豊里小学校を避難所として改造、そして有効活用したらいかがと、こういう考え方を以前から持ちながら、できるだけ早く検討してほしい旨の地域要望がございまして、市長との地域懇談会や議会報告会、市民交流会においても要望として上がっています。ただし、要望書というのはありませんが、この要望何回か出てきております。当市において避難所として指定できる生活館は各地域に存在しますが、特に文京地区には新しく小中学校が建設され、災害時には生活館も含め、万全の対策が得られるかと思っております。豊里地区には宮下町に豊里炭鉱閉山時にその記念のしるべとして建てられた生活館がありますが、この生活館も山際に建てられたため避難所の指定から外されておりまして、ほかには既存の各町内会館がありますが、全て40年以上を経て老朽化しております。現在の豊里地区における避難所指定箇所は、旧豊里小学校廃校に伴い児童館のみとなり、各種選挙時には投票所として活用されてきた施設の先行きも心配されます。ちなみに、来年の統一地方選挙が旧豊里小学校における最後の選挙となるかと思われます。避難所には、地震による住宅の倒壊、台風時の土石流、火災時への対応、その他の用途がございます。豊里地区にできるだけ早く新たな避難所の設置が必要と私は考えております。旧豊里小学校に代わる避難施設についての行政の考え方を伺います。

答弁 市長 畠山渉

豊里地区における避難所の設置についてでございますが、豊里地区における避難所につきましてはこれまで豊里小学校、豊里児童センターを避難所として指定していたところでございますが、豊里小学校が廃校となり、現在は豊里児童センターの1か所のみとなっているところであります。ただいま議員が言われましたとおり、住民懇談会にて避難所が身近にあって安心できるということはご指摘のとおりであるというふうに思いますけれども、赤平市全体で避難所の必要収容数は地震の震度を想定し、20%の被災者を収容する総施設数は維持できているところであります。現在は旧豊里小学校を含めた旧3小学校の活用につきましては内部で検討を進めておりますが、改修するためには莫大な費用がかかり、施設の維持につきましてもかなりの費用がかかりますことから、非常に難しい問題でもあります。避難所につきましても併せて検討してまいりますが、総合体育館や赤平小学校へ避難していただく場合も想定をしているところでありますので、ご理解いただければと思います。

質問 1番 若山武信

現在旧3小学校活用については行政として検討中ということでございますけれども、施設の改修や維持に莫大な費用がかかるということは私も十分承知しております。豊里地区に避難所がなくなったからといって、即他の地区の避難所を利用してほしいということで豊里地区の多くの人たちの理解が得られるのかなと、こう思っております。その辺の疑問もございますし、また、投票所にしてもこれまたしかりというふうに考えております。そこで、次の質問に移ります。要旨のイ、2番目です。避難所の建築についてであります。旧豊里小学校の活用については、旧3小学校を含め未定ということでございますけれども、旧豊里小学校の改造利用等による避難所より、私は避難所を新たに建築し、開設するということのほうが得策でないかと考えております。新築の建物には過疎債が適用されるわけでございます。旧小学校の改修工事にもそれなりの助成金が対象になると、このようには思っておりますけれども、旧校舎は老朽化しており、構造自体が大きいので、改修工事の費用は莫大で、比較にならなく、また維持費も多額になるのではと考えております。私は、これからの耐用年数をも考えたときに、新たに避難所を建築するほうが得策と考えています。私は、新しい避難所には設置や建設ではなく、新しい建物を築き上げるという意味にてあえて建築と表現させていただきました。新しい避難所の建築について行政の考え方を伺います。

答弁 市長 畠山渉

避難所の新たな建築についてでございますが、旧校舎を改修して避難所として使用することにつきましては、さきの質問でもご答弁させていただきましたが、改修費用や維持管理費には多額な費用が伴うこと、また将来の人口を考慮すると果たして大型の避難所が必要なのかどうかということもございますので、現段階では避難所に限った単独での改修は難しいと考えているところであります。そこで、議員からご提案いただきました新たに建築するほうが得策ではないかということでございますが、先ほども申し上げましたとおり、赤平市全体で避難所の必要収容数は地震の震度を想定し、20%の被災者を収容する総施設数は維持できていることから、避難所に限った単独での新築ということにつきましても現段階では難しいと考えておりますので、ご理解いただければと思います。

質問 1番 若山武信

赤平市全体での地震想定時の被災者収容数を20%と考えたということでありますが、避難所単独での新築は考えていないと、併せての答弁でございます。そこで、次の質問に移ります。要旨のウ、3番目です。避難所に生活館の機能の併用についてであります。避難所単独での新築は考えていないということでありますけれども、生活館機能を併用することにより避難所を建築できないか、この辺についても質問させていただきます。豊里地区各町内会館は、宮下町のふるさと会館を除き、かなり老朽化しており、近い将来建て替えの必要があると思われます。しかし、今後もさらなる人口減少が見込まれることから、将来各町内会が共用できる規模の避難所併用生活館として5か所の各町内会館を1か所に集約することとし、ご町内の人的交流を深めるとともに、財政的にも当市に貢献できると考えております。建築のめどがついた時点で、各町内の皆さん方の意見をも十分取り入れながら内容の検討を進めていただければと思っています。地域共用の避難所併用生活館建築の考え方について改めて行政の考え方を伺います。

答弁 市長 畠山渉

地域共用の避難所併用生活館の建設についてでございますが、旧3小学校の活用につきましては内部で検討を進めておりますが、今後その協議の過程において各町内会館を1か所に集約した生活館、いわゆる集会施設の建設ということにつきましては検討の余地はあるものだと考えております。豊里地区の町内会館の集約につきましては、現存する町内会館もありますことから、豊里地区の皆さんの総意によるものなどの整理も必要となってまいりますし、その運営、維持管理につきましては町内会に担っていただくこととなってまいります。その上で集会施設の建設となれば、避難所としても指定をしてまいりたいと考えております。しかし、あくまで集約した集会施設の地域協議が先でありまして、避難所ありきではないということをご理解いただければと思います。

質問 1番 若山武信

ただいまの答弁にて、豊里地区住民総意の確認という条件付ではありますけれども、今後の協議の過程において集会施設の建設については検討の余地があるとの考え方が示されました。ただいまの答弁は理解するところでございます。避難所は地域住民の安全、安心の要であり、心のよりどころでございます。将来への厳しい財政事情を抱える中で、行政の長が地域全体の安全、安心づくりをしっかりと捉まえての前向きな答弁と私は認識いたしました。現在の避難所建設の要望が単なる地域の一部の声なのか、全体を代表しての声なのか、調査の上、十分精査していただき、改めて地域の要望に耳を傾けていただきますことを切にお願いし、この項及び件名の質問を終わります。以上をもちまして私の一般質問の全てを終わります。的確なる答弁いただきましてありがとうございました。

出典:赤平市議会 令和4年第4回定例会 2022年12月15日 議事録 PDF(29ページ) 間違いを知らせる