赤平市議会 令和4年第4回定例会 2022年12月15日
町内会について
2022年12月15日、赤平市議会の一般質問で、木村恵議員が「町内会について」質問し、市長 畠山渉が答弁しました。
- 質問者
- 木村恵 議員
- 答弁者
- 市長 畠山渉
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は会議録の議事日程の表記です。
質問 7番 木村恵
次の質問に移ります。件名の4の町内会について、項目の1、町内会の現代的な課題と存続について、要旨の1です。町内会の加入率の減少や高齢化による担い手不足は、車社会やインターネットなどによって生活が便利になり、隣人との付き合いが不要となることや日々の生活や仕事に追われ、地域のことなどについては直接関係のあること以外はなるべく関わらない、関わる余裕が今度ないというような現代的な課題があると言われております。これ自体を直接行政のほうで解消するというのはなかなか難しいと私も思いますが、例えば今言ったような災害時などは近隣住民の助け合いや支え合いが非常に重要な役割を果たすことからも、町内会という組織の存続は協働できる地域組織として自治体にとっては欠かせないものだというふうに私は思います。この点について行政の見解をお伺いします。
答弁 市長 畠山渉
町内会の存続についてでございますが、町内会活動におきましては住民の高齢化や町内会の加入者不足等によって役員ですとか民生委員等の役職の担い手不足が問題となっており、コロナ禍の影響も相まって地域活動に様々な制限が出ていることを認識しております。そのような状況下におきましても、防災活動や広報配布、地域における困り事の解消など、住民同士のつながりに期待する業務は数多くございまして、町内会の重要性はむしろ強まっていると思っております。まちの安全、安心のために町内会と市がお互いに協力し合うことが必要であるというふうに考えております。
質問 7番 木村恵
町内会活動については様々な制限が出ているというふうな認識を持っていると、そのような状況下でも町内会の重要性はむしろ強まっているということだったと思うのです。町内会と市が協力し合うことが必要だというふうに思います。この答弁から、やはり町内会という組織の存続ということについて自治体にとっては欠かせないというふうに認識されているのではないかと、それの認識の共有がされているのだというふうに思います。では、行政が町内会とどのように関わっていくかということなのですが、このことが次に問われてくると思います。町内会からはふだんから、また住民懇談会などもそうですが、様々な意見、要望が出されております。相談があれば行政として受け付け、解決を図っていくことになりますが、先ほど言いましたように高齢化、加入者不足の問題からくる町内会の担い手不足、こういったところについてなのですが、町内会というのはあくまで任意団体となりますから、行政からそれに対していろんなお願いはすることはできても、支援をすることはできても、なかなか行政として主体的に町内会活動、組織活動を行うというのは難しいのではないかというふうに私は思います。ここの議論が今までなかなかかみ合わない部分ではないかなというふうに思うのです。それで、次の要旨の2に移りますけれども、任意団体である町内会というのは現代社会においては行政の情報発信や街路灯の維持管理やごみ処理などの衛生活動、交通安全や防犯の活動、高齢者の見守り、子供の見守り、地域のつながりを育む各種行事など様々な役割を担っていると、このように役割の多様化によって公共的な事業も今担っていただいているわけですが、決して補助金を出せばやってくれる下請機関というようなものではありません。もちろん赤平市においてそのような考えは全くないと私は思いますが、問題は行政と住民が担う役割の関係を含めて協働で議論する必要が増してきているということだと思うのです。何より人手不足や加入者不足からくる財源的な課題や担い手の確保といった課題をどのように解消していくか、町内会からの要望というのは切実なものがあるというふうに思います。逆に言えば、それだけ公共的な事業も担っていこうとしてくれているからこその要望だと思うのです。町内会連合会と意見交換されている中で、ブロック担当職員の配置というのが数年にわたって要望されていると思います。この点についての考えをお伺いしたいと思います。
答弁 市長 畠山渉
ブロック担当職員の配置についてでございますが、ブロック担当市職員につきましては町内会連合会よりご提案いただいており、他の自治体では地域担当職員制度として職員を地域行事や会合に参加させている取組もあるようでございます。赤平市においては職員に対する日常の業務量が増大しておりまして、ブロック担当市職員の配置についての取組は年々厳しい状況にあると考えております。町内会の皆様におかれましては、地域における困り事は市民生活課を窓口としてご要望、ご相談をいただいております。今後とも全庁的に相談しやすい雰囲気づくりに心がけ、関係各課を含めて対応し、町内会連合会並びに町内会との連携を深めてまいりたいと思います。また、市職員の町内会活動への参加については、既に積極的に参加している職員もおりますけれども、引き続き新たな職員の参加について声かけを行ってまいりますので、ご理解いただければと思います。
質問 7番 木村恵
職員数に対する業務量が増えていて、配置は厳しい状況なのだということと、市民生活課を窓口として要望、相談を受けているけれども、これから全庁的に相談しやすい雰囲気づくりも心がけていくと、町内会との連携を深めていきたいということだったと思うのです。また、市職員の町内会活動については、既に積極的に参加されている職員もいるけれども、これからもしっかりと声がけしていくということが今述べられたのだと思うのです。ただ、この回答で理解が得られないから、ここ数年同じ要望が出されているのではないかなというふうに私は思うのです。町内会連合会からの要望が窓口一元化されても、例えば書いてあるのは人事異動などによって正確に引継ぎされていないと、だから課に関係ないブロックごとの職員を配置してほしいということだったと思うのです。引継ぎのほうしっかりやらなければいけないと思いますけれども、こういったことを含めて真正面から答えるべきではないかというふうに私は思うのです。ブロック別に、どこにも属さず、異動もしない職員を配置することが可能かどうかというところを、当然先ほどの答弁からすると、そういう職員ということは業務量増えているので、新しく雇用しなければならないということにもなると思いますが、そういう職員を果たして一般行政職員として採用できるのかどうかというところにも疑問があるのです。市職員というのは全体の奉仕者ですから、あらゆる面でスキルアップ等もしていかなければならないから、人事異動などもあるのだと思うのです。今の状況でそういう固定ができるのかと。今の状態で例えば市民生活課の職員がブロック担当となった場合を仮定しても、町内会からの要望、相談を受けて、それぞれの担当課にそれを伝えに行き、また町内会に持ち帰るというようなことをやる担当者になります。そうなった場合には、市民生活課の職員ですから、ほかの課に行けば越権行為ではないかというようなこととか懸念があるのかな、あるいは職員同士の関係性、つまりそういう問題、メンタル的な問題、さらに言えばブロック担当職員の方自体のメンタル的な問題も私は懸念しなければならないのかなというふうにも思います。こういった懸念から、市職員1人がよろず屋、何でも屋さんになれるのかどうかというところからまずしっかりと説明していかなければならないのかなと。縦割りを見直していけばいいという声も当然あるのですが、福祉部門や子育て部門といった枠組みでの見直しはできるかもしれませんし、今後これはやっていかなければならない部分かと思います。ただ、例えば住宅とか水道とか、そういったところも含めて全般に縦割りをなくしてしまうということは、やはり非常に無理があるのではないかというふうに私は思います。そういったところをきちっと説明をして、その上で先ほどの答弁のような答えになるのではないかと、それからどうやっていくかということを話し合う必要があると思うのです。だから、同じことが繰り返し要望されているのだというふうに思います。改善していないのか、理解、納得されていないのか、どちらかではないかと。しかし、そうはいっても諦められてもう頼りにされなくなってしまうと要望すら出てこなくなりますので、こういったことをしっかりと行政と町内会さんで議論を詰めていっていただきたいというふうに思うのです。いろいろ申し上げましたけれども、先日議会報告会を市議会のほうでも行ったのです。そこでは議員の活動が見えないといったような厳しいご意見をいただきました。恥ずかしいことに住民懇談会でもそういった意見が出されていたということだったのです。町内会連合会さんから、ブロック担当という要望について、私見たときには思わなかったのですが、この質問をつくっていて思ったのは、市民を代表している市議会議員がまだやるべきことをきちっとやっていないから出される要望だったのではないかというふうにも思いました。私自身市民の方々からの生活相談受けて、担当職員のところに行ったり、そういうやり取りは何度もさせてもらっていますが、積極的に町内会さんと意見交換や相談を受けたりしたかというと、ほとんどなかったというふうに思うのです。この点について自らの取組しっかり見直して、改めて市議会議員としての役割は果たしていかなければならないというふうに決意をしているところです。まだ期待されているからこそ議会に対しても行政に対しても厳しい意見が出される、要望が出されると思いますので、この統一要望書の件含めてしっかりと今後も議論を進めていっていただきたいと、このことを最後に要望して、質問を終わります。