赤平市議会 令和4年第1回定例会 2022年3月9日
市政執行方針について
2022年3月9日、赤平市議会の市政執行方針演説に対する一般質問で、伊藤新一議員が「市政執行方針について」質問し、市長 畠山渉が答弁しました。
- 質問者
- 伊藤新一 議員
- 答弁者
- 市長 畠山渉
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。
質問 6番 伊藤新一
議席番号6番、伊藤新一、民主クラブを代表しまして質問いたしますので、ご答弁のほどをよろしくお願いいたします。それでは、件名1、市政執行方針について、項目1、子育て支援の充実についてです。要旨1、放課後子供教室につきましては、何度か質問させていただいており、同僚議員からも質問がありましたが、赤平市にとりまして新規事業であることや保護者からの期待も大きく寄せられている事業であり、質問をさせていただきます。子ども・子育て会議を経て子供たちの安全、安心のためにスポーツ保険の加入や平日の午後17時には廃止されることが決定した児童館の地域から通っている子供たちを対象にバスで送ることになっています。また、市政執行方針では、子供教室の運営に当たり、全ての子供たちが自由遊びや学習、多様な体験ができるよう放課後子供教室を開設するとあります。昨年放課後子供教室の活動内容についての質問に対し、自由遊びを基本としながら宿題の指導などの学習支援や実験、工作、芸術などの体験、スポーツ活動などを実施したいと考えている、また子供たちが文化的、体育的な体験ができるよう検討を進めているとの答弁をいただきましたが、開設まであと1か月となりましたので、この多様な体験についての具体的な計画は出来上がっているのかお伺いいたします。
答弁 市長 畠山渉
放課後子供教室においての多様な体験について計画はできているのかについてでございますが、放課後子供教室では全ての児童に学習、体験、交流活動の機会を提供し、地域社会の中で児童の安全で安心な居場所をつくることを目的としており、自由遊びを基本としながら定期的に様々な活動を行う予定となっております。多様な体験といたしましては、社会教育課にて地域学校協働活動として実施し、文化的、体育的な活動については読み聞かせ、美術、歴史学習、ニュースポーツ、走り方などを予定しております。実施時期や内容につきましては、各種団体と協議しているところであります。学習支援については、宿題のフォローを中心に行うこととし、年代を分けて週1回をめどに実施する予定であります。具体的には、連休明けの5月頃から実施してまいりたいと考えております。また、これらの活動以外にも運営委託事業者によるイベントも計画しております。現在のところ4月にはイースター、5月にはこどもの日イベント、8月にはキャップタワー選手権、10月にはハロウィン、12月にはクリスマス会等、季節ごとにイベントを予定しており、様々なツールを活用し、児童が楽しめる行事を多数行い、交流する機会を提供する予定でございますので、ご理解いただければと思います。
質問 6番 伊藤新一
ただいま放課後子供教室においての多様な体験について確認をさせていただきました。多様な体験を行うに当たり、活動内容や実施時期について協議していること、学習支援の方法や開始時期など具体的な内容の答弁をいただきました。また、現段階で運営委託業者によるイベントの計画も報告いただきました。放課後子供教室の開設に向けて協議、調整をされてきたことと思いますが、これで保護者も安心して預けられることや子供たちが安全で安心な居場所で勉強、スポーツ、文化活動等ができること、また地域住民との交流ができることはすばらしいことであると思っております。今後におきましても子供たちを健やかに育むことができますよう努めていただきたいと思います。この質問はこれで終わります。続きまして、要旨2です。保護者の就労等による留守家庭児童を預かるあかびら児童クラブについて質問をさせていただきます。昨年赤平放課後子供教室とあかびら児童クラブの説明会を3か所で開催されたことや、保護者の方々より児童クラブの預かり時間や活動内容について様々な質問や意見について集約された資料を基に行政常任委員会に報告がありました。その中で土曜日や長期休みの預かり時間について午前7時30分から預かりができないかとの質疑で、午前8時から最長で午後17時までとのことで、午前7時30分からの受入れについては保護者から連絡をしていただければ可能な限り対応していきたいとのことでした。行政常任委員会の報告から5か月ほど経過しておりますが、あかびら児童クラブを利用する子供たちの土曜日、長期休みの受入れ時間や運営等についてはどのようになったのかお伺いいたします。
答弁 市長 畠山渉
あかびら児童クラブを利用する子供たちの長期休暇時の運営等についてでございますが、土曜日及び長期休業期間中における開所時間前からの対応につきましては支援員の十分な確保ができるかや早い時間からの利用ニーズがどの程度あるかを踏まえ、対応に向けた検討をしてきたところでございます。支援員の確保につきましては、まずは受託事業者の選定によりますので、昨年の12月に運営業務に関する公募型プロポーザルを行い、プレゼンテーションを経まして1月28日に受託候補者が決定いたしました。これにより、直ちに実施に向けた準備を開始していただいたところ、これまでに10名の支援員を確保しているとの報告を受けております。また、2月10日付にて来年度小学校に通学する児童を対象に放課後子供教室とあかびら児童クラブの申込みに関する書類を送付させていただき、2月末をめどに受付を行ったところであります。3月4日時点におきまして108名の児童からの登録希望があり、そのうち54名の児童からあかびら児童クラブの利用申込みをいただいております。申込みの際に利用に関することや土曜日や長期休業期間中の早い時間からの預かりに関しましてご要望等を確認させていただきました。これまで1名の方から具体的なご要望があったほか、ご要望はなかったのですが、添付していただいた勤務証明から数名の児童が利用を想定される状況かと考えております。これらを踏まえ、開所時間につきましては、さきにご案内させていただきましたとおり基本的には土曜日及び長期休業期間中は午前8時から午後6時まで、さらに就労状況により午後7時まで延長可能とさせていただきますが、支援員の確保により対応が可能であるということで開所時間の30分程度前からの対応は可とさせていただきたいと思います。そのほか運営につきましては、実施概要のとおりでございますが、運営上支障がある場合などには受託事業者等と協議をしながら、よりよい施設運営を図ってまいりますので、ご理解いただければと思います。
質問 6番 伊藤新一
ただいまの答弁で支援員が10名確保されていること、3月4日の段階で放課後子供教室とあかびら児童クラブの申込みに108名の登録があり、そのうち54名の児童からあかびら児童クラブの申込みをいただいたこと、そして保護者数名からの質問があった午前7時30分からの早い時間での預かりについて要望が1名しかいなかったということが確認できました。実際これ聞いていて本当に数名いたのです。だけれども、実際出されると1名だったということで、ちょっとそこら辺は私も困惑しておるところですけれども、ただ添付していただいた勤務証明から数名の児童が利用されると考えているとのことで、開所時間につきましては基本的に午前8時から午後18時までで、19時までの延長可能とのことでしたが、今回の答弁で保護者数名からの質問がありました30分程度前からの対応も可とさせていただきたいとのことです。実際には1名しかいませんでしたけれども、今後希望者が増えることも考えられますので、子育て世代が安心して預けることができるよう体制を維持していただきたいと思います。また、そのほかの運営につきましても支障がある場合には受託事業者などと協議をしながら、よりよい施設運営を図っていくとのことですので、保護者のニーズに応え、子供たちの健全な育成に努めていただきたいと思います。この質問はこれで終わります。続きまして、項目2、除排雪等の充実についてであります。赤平市においての市道の除排雪については、ほかの自治体よりも充実しているとの声が多く聞かれております。また、私道の除雪についても令和2年より一定の基準を設けて行われており、町内会をはじめ、地域住民からも感謝の声も聞かれているところであります。しかし、一部では市道交差点等に雪が積まれて見通しが悪いなど歩行者にとっても大変危険な状況で、信号機があっても安心して渡ることができないとの声や自動車の運転をしていても信号機のない交差点を通過するのにも大変危険であるとの声もあります。また、市道から国道、道道に出る際の交差点についても交通量が多いにもかかわらず雪の山が大きく、危険度が増している状況です。冬期間における安全で円滑な冬期交通の確保を図るため、計画的な除排雪対策に努めるとあります。交差している道路の所管する道路管理者がそれぞれ違うことから、対応が難しいと思いますが、市道等交差点の除排雪についての考え方をお伺いいたします。
答弁 市長 畠山渉
市道等の交差点の除排雪についてでございますが、断続的な降雪と大雪により積雪が多くなりますと交差点部の雪山も大きくなってしまい、特に信号機のない交差点は見通しの悪さから事故につながる危険度が高くなってしまいます。市が管理しております市道の交差点の雪山につきましては、計画的な排雪作業により除去することを基本としておりますが、道路パトロールや苦情等により早急な対応が必要であると判断した場合には随時雪山排雪等により対応しているところでございます。また、市道以外の国道や道道につきましても所管する道路管理者において排雪計画に基づき作業を行い、状況によっては随時対応していただいているところでありますが、積雪が多くなると見通しの悪さから雪山の除去についての苦情や要望が寄せられているところでございます。以上のようなことから、当市だけの対応では問題を解決することは困難であるため、国や道と協議させていただき、どのような改善が図られるのか検討してまいりたいと考えております。今後も道路管理者間の連携を強化し、冬期間における安全な通行確保に努めてまいりますので、ご理解いただければと思います。
質問 6番 伊藤新一
赤平市においての市道の除排雪については、ほかの自治体よりも本当に充実しているとの声が多く聞かれています。取りあえず市が管理している市道の交差点の雪山については、計画的な除排雪作業により除去することを基本としていると、また道路パトロールや苦情等により早急な対応が必要であると判断した場合には随時雪山排雪などにより対応しているとのことで、市道の交差点の除排雪につきましては理解しているところでございます。また、市道以外の国道や道道については、所管する道路管理者が違うため、当市だけでは問題を解決することは困難であることも理解しております。しかしながら、市道と国道や道道が交差する箇所については、降雪量が多い少ないにかかわらず道路を除雪した雪や歩道の除雪をした雪が交差点付近に積まれていきます。降雪量が多ければ多いほど雪山が高くなることから、歩行者や車両の運転に支障を来しています。市民からは、毎年のようにこの雪山の対応について多様な要望等寄せられております。国道や道道の除雪は、降雪量に応じて行われていますが、排雪についてはワンシーズンに一、二回ほどだと思います。担当課のほうにも苦情や要望が寄せられているとのことですので、交差点付近の排雪については関係所管とさらなる協議をしていただき、安全な通行確保に努めていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。続きまして、項目の3、照明のLED化についてお聞きします。温室効果ガス排出量及び消費電力を削減するため、庁舎内や交流センターみらいの館内照明のLED化について赤平市地球温暖化対策実行計画に基づいて行われているものと思います。昨年同僚議員が脱炭素社会実現に向けた今後の目標について世界的な取組や日本の取組などの内容を示し、当市の取組について質問をしております。そのとき市長は、赤平市の事業内容の見直しについて二酸化炭素排出量の占める割合が大きい庁舎や教育施設などの電気量を抑えるため不要な照明の消灯や照明器具のLED化、公用車へのハイブリッド車の導入を促進することなどが必要であることや太陽光発電などの再生可能エネルギーへの取組も検討していかなければならないと答弁しておられました。早速二酸化炭素排出削減のため、照明器具のLED化が取り組んでいかれるようですが、報道ではあかびら市立病院のLED化についても触れられておりました。今後ほかの公共施設のLED化の見通しについてお伺いいたします。
答弁 市長 畠山渉
当市における今後のほかの公共施設のLED化の見通しについてでございますが、当市は2019年3月に第2次赤平市地球温暖化対策実行計画を策定し、温室効果ガスの排出抑制に努めているところでございます。しかしながら、市の事務事業による二酸化炭素排出量は、平成30年度は7,280.8トン、令和元年度は7,104.1トン、令和2年度は6,786.6トンとなっており、実行計画における温室効果ガスの目標排出量である4,317トンを達成するためにはさらなる排出抑制の取組が必要な状況であります。温室効果ガスの排出量を排出要因別に見ますと、最大の要因は電気の使用による排出となっており、総排出量の約4割を占めておりますことから、二酸化炭素の排出抑制を促進するためには電気の使用量を抑制することは効果的な手段と考えております。以上のようなことから、電気の使用量が多い施設から照明のLED化を進めてまいりたいと考えており、今後の公共施設のLED化の見通しでございますが、庁舎と交流センターみらいは令和4年度に実施したいと考えております。その他の施設につきましては、あかびら市立病院の診療棟や赤平消防署の一部を令和5年度以降の実施について検討しているところでございます。
質問 6番 伊藤新一
ただいま温室効果ガスの排出量を排出要因別に見ると、最大の要因は電気の使用による排出になっており、電気の使用量を抑制することは効果的な手段と考えていると答弁をいただきました。市長は、常々科学的な根拠を基に何でも行っていくということだったのですけれども、温室効果ガス削減のため財政状況を判断され、今回のLED化に取り組まれていることと思います。また、今後のLED化については、報道にもありましたあかびら市立病院診療棟のほか、赤平消防署の一部を令和5年度以降の実施について検討しているとの答弁もいただきました。今後においても第2次地球温暖化対策実行計画の達成に向けて、残りの公共施設も早期LED化を推進していただきたいと思います。これでこの質問は終わります。続きまして、項目4、スマート農業についてお伺いします。現在日本の農業は、農業者の高齢化や後継者不足、食料自給率の低下、耕作放棄地の拡大、安価な農作物の輸入による影響など深刻な問題を抱えています。日本の農業では、依然として人手に頼る作業や熟練者でなければできない作業が多い状況であります。今後も少子高齢化が進み、日本の1次産業は低迷していく一方と考えられます。それを解決するための方法の一つとして、ロボット、AI、ICTなどの先端技術を活用したスマート農業の取組が進められております。空知管内全体でもスマート農業に対する意識の向上を目的として研修会も開催されています。近隣では、新十津川町など本格的な実証試験による検証等もされております。赤平市におきましても令和3年度赤平市スマート農業研究会を設立したところであり、農家戸数の減少や高齢化に伴う労働者不足を解決するため、ロボット、AI、ICT等の先端技術を活用したスマート農業を国の動向を見据えながら推進してまいりますとのことですが、赤平市としてスマート農業についてどのようなことを目指していくのでしょうか、今後の目標についてお伺いいたします。
答弁 市長 畠山渉
スマート農業についてでございますが、近年農業を取り巻く環境は厳しい状況であり、全国的にも担い手の減少や農業従事者の高齢化、労働者不足など様々な課題に直面しております。当市においても農業従事者の平均年齢は約66歳と高齢化が進み、農家戸数も減少傾向であり、農地の遊休地化や農業者1人当たりの耕作面積も膨らんでいくと考えられ、労働者不足による農業経営が心配されているところであります。こうした中、農業分野におけるロボット、AI、ICTといった先端技術を用いた農業生産技術の開発が進められており、労働力不足の補完、生産性の向上、作業の効率化など実証実験が全国的に展開されており、空知管内でも取り組まれております。赤平市内においてもJAたきかわの主催により研修会の開催やドローンのデモ、スマートフォンでの遠隔操作による自動給水栓の実証実験に取り組んできたところであります。昨年の4月には、空知総合振興局の農務課内においてICT等の先端技術を活用したスマート農業を積極的に推進していく目的として空知スマート農業推進室が設置され、12月には管内全体での情報提供及び共有を深化させるため空知スマート農業推進協議会を設立されたところであり、当市も情報収集と発信を行う受皿を目的として11月に赤平市スマート農業研究会を農業者の賛同をいただき、設立したところでございます。今後におきましては、国や道からの情報を提供し、赤平市の農業者にとって多様な選択肢を知っていただき、赤平市に適したスマート農業について農業者の皆様と共に研究をしてまいりたいと考えております。
質問 6番 伊藤新一
赤平での今までの取組につきましては、JAたきかわ主催の研修会参加やドローンのデモンストレーション参加、スマートフォンでの遠隔操作による自動給水栓の実証実験に取り組んできたということ、また昨年の4月に空知総合振興局の農務課内に空知スマート農業推進室が設置されたことや11月に赤平市スマート農業研究会を農業者の賛同を得て設立したところであると答弁をいただきました。スマート農業につきましては、赤平市スマート農業研究会を設立したばかりとのことで、まだ今後のことはこれからの研究であるようです。しかし、日本の農業におきましては、慢性的な人手不足や高齢化が発生しており、課題は山積みであります。この直面する課題の解決を期待されるのは、スマート農業であると思います。コストが高いこともあり、容易に進められるものではないと思いますが、まず農業者の方と共に研究し、様々な選択肢の中から赤平に適したスマート農業が展開されますよう今後しっかりと協議をしていただきたいと思います。この質問はこれで終わります。