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赤平市議会 令和3年第4回定例会 2021年12月16日

空き家を無駄にしないマチづくりについて

2021年12月16日、赤平市議会の一般質問で、若山武信議員が「空き家を無駄にしないマチづくりについて」質問し、市長 畠山渉が答弁しました。

質問者
若山武信 議員
答弁者
市長 畠山渉

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は会議録の議事日程の表記です。

質問 1番 若山武信

続きまして、件名2、空き家を無駄にしないまちづくりについて、項目1、行政、商工会議所、企業一体の移住、定住策の促進についてであります。11月の行政常任委員会で、現在市内に約390戸の空き家があり、その安全対策に追われている旨の報告がなされましたが、今後さらなる高齢化と自然減で空き家はますます増えることが想定されます。現在赤平市の企業で働く社員の約40%は市外からの通勤者であり、中には60から70%の企業もあるとのことでございます。このことから、当市からの転出者の移転先や住宅の利活用、除却の有無等を行政が把握、民間企業との連携で良質な住宅を改修、そして補助金等の活用、これは新設しなければならないかと思いますが、こういう補助金等の活用にて売却や貸与も格安とし、40%の市外通勤者のうち公住や貸家から通勤している人に各企業から働きかけてもらい、少しでも多くの転入者の獲得を目指すことが必要かと思っております。そのためには、行政だけでなく、商工会議所に属する各会社や企業連の協力が必要であり、それぞれの会社で働く社員への働きかけが必要であります。赤平市の各企業で働いている人には当市に税金を納めていただきたく、お買物も赤平でが理想であります。助成金の活用などは若干の出費となりますけれども、当市の将来にとって損して得取れということも必要ではないでしょうか。現在市でも住みかエールなどの住宅政策を実施しており、貸家を探している人が多いとの情報を基に、移住、定住を応援しますとホームページにも掲載されておりますけれども、市内各地域では年ごとに空き家が増えつつあり、当該地域の住民は大きな不安を抱いております。移住、定住を応援しますではなく、行政として積極的に貸家をつくり出すような空き家対策として取り組む必要があるのではと思います。良質な空き家の活用による格安住宅や無償住宅の提供による市内外での住み替え及び道内外から当市への移住、定住をより促進することについて行政の考え方を伺いたいと思います。

答弁 市長 畠山渉

行政、商工会議所、企業一体の移住、定住策の促進についてでございますが、議員おっしゃられるとおり、空き家対策は本市にとって重要な課題でございます。また、赤平市内の企業等の中には市外から通勤されている方も多く見受けられますことから、赤平市内に住んでいただく取組も非常に重要であると考えております。空き家を活用した移住、定住促進のご提案でございますが、現在本市では空き家などを売主、貸主から物件情報を賜り、ホームページに掲載いたしまして、その物件に興味を持った方とマッチングを行う住みかエールという事業がございます。この事業でございますが、特に予算は伴っておりませんけれども、売買実績など、移住、定住はもちろん、空き家の解消及び未然防止にもつながっているものと思っております。また、民間賃貸住宅家賃助成につきましても市外からの移住受入れにつながっており、空き家についても賃貸契約であれば助成を受けられるので、空き家対策の一助にもなっていると思います。民間賃貸住宅の建設助成や家賃助成により、最近では民間賃貸住宅の建設も進み、移住者の受皿の整備も進んでおりますことから、空き家を市が借り上げ、改修して提供する事業については実施しておりませんけれども、市外から通勤されている方が赤平市内に住んでいただくことや空き家対策の取組は非常に重要であるという認識であり、行政や企業などとの連携も必要と考えておりますので、ご理解いただければと思います。

質問 1番 若山武信

現在本市では空き家などの物件情報を募り、ホームページに掲載、そしてその物件に興味を持った方とマッチングを行う住みかエールという事業についての説明がありましたけれども、私もこのことは理解しているつもりでございます。しかし、それを一歩進めて、興味を持った人だけではなく、関心ある人に興味を持たせる、興味をそそる、そのような手法やPRが必要ではないでしょうか。空知地方、特に中空知は地震や風水害等の自然災害が少なく、赤平というまちは本当に住みやすいところだと、長く住み続けている私はそう思っております。今後高齢化がさらに進み、団塊の世代が終わる10年、20年先には町中の空き家比率がかなり高くなることが懸念されます。今ある住みかエール事業を単に移住、定住だけの問題としてではなく、さらに前進させ、将来の空き家対策を先取りするような空き家が劣化する前の対策、ここからしっかりと取り組み、空き家を無駄にしないまちづくりに取り組んでいくべきと思っています。これらのことを踏まえ、移住、定住策の促進についてもう一度考え方を伺いたいと思います。

答弁 市長 畠山渉

空き家が劣化する前の対策、空き家を無駄にしないまちづくりについて取り組み、それらを踏まえた移住、定住策の促進についてでございますが、まず初めに住みかエールのPRにつきましては、毎年固定資産税の納付書発送の際に住みかエールのご案内を同封することにより、問合せや登録をしていただくなど、空き家の利活用と移住、定住につながっているものと思っております。しかしながら、住みかエールにて空き物件の紹介をしていることを知らない方もいらっしゃると思います。議員ご指摘の赤平市内の企業に勤めながら市外からの通勤者が多い状況でありますので、各企業にもこの制度について周知させていただきたいと思います。次に、空き家が劣化する前の対策ということでございますが、空き家になるきっかけと申しますのは転居によるものが多いというふうに思いますけれども、そのほかにも亡くなられた場合や施設に入居した場合など様々な要因で空き家になるものであると思います。その場合、行政としても住宅の利活用や除却の有無等を把握し、住みかエール、あんしん住宅助成の案内をするなど、廃屋にしない予防対策が必要であると思いますので、その対策について検討してまいります。

質問 1番 若山武信

ただいまの説明、理解するところでありますけれども、私はこのたびの議論を通じて感じることは、市外からの通勤者には商工会議所や企業連の協力により協力していただけると思っています。そういう意味では、少しは当市に移住、定住促進の可能性を感じて、また年々増える空き家は貸家を多くつくることで少しは解消できるのではないかなと、このように思っております。住みかエール事業では担当課もいろいろ工夫され、苦労されておりますけれども、議論の中から少しは私の考えにも理解をいただいてくれたのでないのかなと、そんなふうに思っております。ただ、私は地域の空き家対策、このことがまだまだ気になりますので、将来に向け、住みかエール事業をもっと前進、促進させて事業枠を拡大するべきであると、私はこのように思っておりますので、住みかエール事業の事業枠拡大について検討することを要請しておきたいと思います。また、昨日12月15日の新聞に、移住定住サポートセンターを平成16年に設置し、これまでに移住、定住者を500人確保した自治体のことが報道されていました。これだけのことを成し遂げるには長い年月という時間もかかりますし、大変な熱意と根気が必要であります。恐らく市議会でも熱心な政策論議があったであろうと思っております。サポートセンターの皆さんには、他市のことではありますけれども、この議場からも敬意を表しておきたいと思っております。今後も行政、商工会議所、企業一体となっての移住、定住策のさらなる促進に努めていただくことを要請いたしまして、この件について終わります。

出典:赤平市議会 令和3年第4回定例会 2021年12月16日 議事録 PDF(26ページ) 間違いを知らせる