赤平市議会 令和3年第3回定例会 2021年9月8日
障がい者福祉について
2021年9月8日、赤平市議会の一般質問で、五十嵐美知議員が「障がい者福祉について」質問し、市長 畠山渉が答弁しました。
- 質問者
- 五十嵐美知 議員
- 答弁者
- 市長 畠山渉
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は会議録の議事日程の表記です。
質問 8番 五十嵐美知
議席番号8番、五十嵐美知、通告に従いまして一般質問を行いますので、よろしくお願いいたします。今日の質問者最後になりました。お答えのほどよろしくお願いいたします。件名の1、障がい者福祉について、項目1、視覚障がい者への自立支援について、要旨1でございますが、当市には令和2年度において視覚障がいのある方は58人おります。今回市内で生活する視覚障がいの青年からご意見をいただき、障がい者への自立支援について質問させていただきます。ご意見の内容に信号を渡れない等がございまして、この機会に市内の信号機と手押し信号機を見て歩きましたが、障がい者用の手押し信号機においては点字のほかに障がい者用を示すつえの絵がついていましたが、青信号になってもそのことを知らせる音声が流れず、視覚障がいの方には渡ることができない状況にありました。唯一青信号を知らせる音声が流れる駅前の信号機においては、四つ角のうち1か所は点字ブロックがない状況にありました。国が平成28年4月に定めました障がいを理由とする差別の解消の推進に関する法律では、誰もがお互いの人格と個性を尊重して支え合える共生社会を実現するためには、障がいのある人が社会参加する障壁、これは差別なのですけれども、それに合理的な配慮が求められております。社会的障壁の一つとして、通行と利用しにくい施設や設備などが挙げられておりますが、まさにこのことは自立的生活を送る上で大きな社会的障壁ではないかと思いますが、当市の対応の考えについて伺いたいと思います。
答弁 市長 畠山渉
視覚障がい者への自立生活支援についてでございますが、議員のご指摘の信号機は高齢者等感応式信号機でございまして、青信号が通常より長い時間持続する機能を備えた信号機ではありますが、音響式となっていないため、視覚障がい者の方で障がいの程度によっては利用することが難しい信号機となっております。音響式信号機は、バリアフリー法制定以来、視覚に障がいがある方たちの安全をより一層確保するため、警視庁、北海道警察が整備を進めてきているものであります。このようなことから、視覚障がい者の方への利便性や安全性を向上させるため、関係部署と協議し、所轄である赤歌警察署を通じ、設置に向け要望してまいります。また、唯一音響式信号機が設置されている赤平駅前広場と道道赤平奈井江線の交差点において点字ブロックが設置されていない箇所につきましても、設置に向け、道路管理者である北海道と協議してまいります。市内において視覚障がい者にかかわらず、何らかの社会的障壁により日常生活が制限されている障がい者の方が多数おられると思います。これらの社会的障壁を解消すべく、福祉関係部局のみならず、他の関係機関とも連携し、対応してまいりますので、ご理解いただければと思います。
質問 8番 五十嵐美知
お答えでは、視覚障がい者への配慮として音響式信号機はバリアフリー法制定以来、視覚に障がいがある方たちの安全をより一層確保するために警視庁や北海道警察が整備を進めているとして、こうした状況を踏まえ、当市の視覚障がい者の利便性や安全性を向上させるために、関係部署と協議して所管の赤歌警察署を通じ、音響式信号機の設置に向け要望していただけるということに併せて、駅前の音響式信号機付近の点字ブロックの1か所ないところにつきましても設置に向けて道路管理者の北海道と協議していくとの答えでありましたので、視覚に障がいのある方の安全と安心して生活ができるよう取り組んでいっていただきたいと思います。また、社会的障壁の解消に向けて、福祉関係部局のみならず、ほかの関係機関とも連携して対応していくとのお答えは大変前向きなお答えと受け止めさせていただきますけれども、途中経過につきましてもしっかり連携をして取り組んでいっていただきたいと思いますので、その点よろしくお願いいたします。要旨2になります。視覚障がい者の外出や移動等をサポートする同行援護のサービスにつきましては、このサービスの内容には3点の要件があります。1点目に、移動時及びそれに伴う外出先において必要な視覚的障がいの支援として、代筆と代読も含まれております。2点目には、移動時及びそれに伴う外出先において必要な移動の援護。3点目として、排せつや食事等の介護、その他外出する際に必要とする援助がございます。当市においては、こうした同行援護サービスは現在どのような状況にあるのか伺いたいと思います。
答弁 市長 畠山渉
同行援護のサービスについてでございますが、同行援護サービスを行うためには同行援護従事者養成研修の修了者や居宅介護従事者の要件を満たし、1年以上の視覚障がい者に関する実務経験等の資格要件が必要であり、介護福祉士やヘルパー自体が不足している現状では、市内で同行援護サービスを提供できる事業所は残念ながらございません。現在まで同行援護サービスに関するご相談はございませんが、利用申請等があった際には市外の事業所に頼るしかない状況であります。しかし、近隣において対応できる事業所は滝川市で2か所、芦別市及び砂川市でそれぞれ1か所であり、またいずれの事業所もヘルパーが不足していることから、利用指定日時に利用できるかどうかも分からないのが現状であります。現在新型コロナウイルス感染症の拡大により、ヘルパーの養成講座が行えておりませんが、まずはヘルパーの養成を継続して行い、障がいを持つ方が安心して生活できるよう、障がい福祉サービスの提供を可能な限り市内の事業所で行えるように整備していきたいと考えておりますので、ご理解いただければと思います。
質問 8番 五十嵐美知
お答えでは、当市で同行援護サービスのできる事業所はないということと利用申請などがあった際は市外の事業所に頼るしかないとのお答えと同時に、併せて現在は同行援護サービスに関する相談はないということでしたけれども、関係する市民の方はこうしたサービスが当市で受けられないことに諦めもあるのではないかと私は思っております。また、お答えの中にありましたけれども、同行援護サービスを行うには同行援護従事者養成研修の修了者や居宅介護従事者の要件を満たし、1年以上の視覚障がい者に関する実務経験等の資格要件が必要、併せて介護福祉士やヘルパー自体不足しているのが現状だと。そして、養成講座も現在は新型コロナウイルス感染症拡大によって実施できない状況にあるとしながらも、まずはヘルパーの養成を継続して行って、そして障がいを持つ方が安心して生活ができるように障がい福祉サービスの提供を可能な限り市内の事業所で行えるように整備していくというお考え示されましたので、一定の理解をいたしましたので、この点しっかり今後取り組んでいっていただきたいと思います。項目の2、聴覚障がい者への配慮と支援について、要旨1の赤平市思いやりあふれる手話言語条例を制定した赤平市においては、令和2年度の時点で114人の聴覚障がい者の方がおります。現在市役所庁内には年度ごとに採用となる会計年度任用職員に手話通訳のできる方が職員としておりますので、聴覚障がい者の方々には安心できているという状況であると思います。しかし、通訳者としての配置ではない状況であり、会計年度の職員ということもありますので、今後この職員の退職等の状況も考えられますことから、その場合の聴覚障がい者への配慮が必要と思います。どのような対処をお考えになるのか、その支援などについてお考えを伺いたいと思います。
答弁 市長 畠山渉
聴覚障がい者への配慮と支援についてでございますが、本年8月31日現在、当市におきましては聴覚障がい者は110名であり、これは聴覚障がいに伴う身体障がい者手帳所持者の人数であります。このうち手話を必要とする方が何名いるのかは把握できておりませんが、現在市役所窓口において手話通訳をすることができる当該職員が手話で対応している方は5名ほどで、令和2年度の実績としまして窓口対応が17件、派遣事業が36件となっております。ご質問の当該職員が退職された場合の対応といたしましては、現在当市の手話奉仕員の登録者の中で手話通訳を行える方が4名ほどおりますことから、手話を必要な方から事前にファクスやメール等で連絡をいただき、手話奉仕員の派遣申請を受け付け、手話奉仕員の派遣を行う手話奉仕員派遣事業や遠隔手話サービスを活用してまいりたいと考えております。また、手話通訳者に関しましては、現在1名の方が今年度中の手話通訳者の資格取得を目指し、手話通訳者養成講座を受講中であり、今後も手話通訳者の養成を図ってまいりたいと考えております。
質問 8番 五十嵐美知
お答えの中では110名の聴覚障がい者の中で手話を必要とする方が何名いるのかは把握できていないということでしたけれども、関係者の中には筆談の方もいると私は聞いております。手話通訳は、聴覚障がい者の中で通訳を望む方はコミュニケーション取れることで必要とされているわけです。現在市役所の窓口において、お答えでは手話通訳で対応している方は5名ほどと、そして令和2年度の窓口対応の実績として17件、そして派遣事業としては36件と今示されました。当市の手話奉仕員の登録者は4名で、手話通訳を行っていただいていると同時に、現在1名の方が今年度中の手話通訳者の資格取得を目指していると、そして養成講座を受講中とございましたけれども、手話通訳の資格の取得はとてもハードルが高いようです、聞いていると。それで、取得できるまで窓口業務に支障のないように配慮していっていただきたいと申し添えておきます。これで件名1の障がい者福祉について質問は終わりますけれども、当市において誰一人取り残さないように取り組んでいっていただきたいと思いますので、この点よろしくお願いいたします。