赤平市議会 令和3年第2回定例会 2021年6月25日
人口減少対策について
2021年6月25日、赤平市議会の一般質問で、若山武信議員が「人口減少対策について」質問し、市長 畠山渉が答弁しました。
- 質問者
- 若山武信 議員
- 答弁者
- 市長 畠山渉
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は会議録の議事日程の表記です。
質問 1番 若山武信
続きまして、件名3、人口減少対策について、項目1、転出者の調査についてであります。要旨1、当市の人口は昨年12月末の9,642人から今年の4月末現在9,538人で104人の減、世帯数は5,707世帯から5,695世帯と12世帯の減少となっております。確実に人口減少が進んでいるわけであります。人口減少には自然減、社会減があり、社会減に関しては様々な事情があると思いますが、転出者においてはアンケート調査等の協力をお願いしてもらうことにより人口減少対策の有効な資料にもなると思われます。平成30年に2か月ほどアンケート調査を行っているようでありますけれども、その後はどうなっているのか。先ほど3年ほど続いていると、こんな話もありましたけれども、また調査資料に基づく人口減少対策等についての検討など、これらについても資料に基づいて行われているのかどうか伺います。
答弁 市長 畠山渉
転出者調査についてでございますが、平成30年より市民生活課の窓口において赤平市から転出の手続をされる際にアンケートのお願いをしております。主な項目といたしましては、転出をされる主な理由や暮らしやすかった点、ご不満だった点などをお聞きして、今後の人口減少対策の有効な資料として実施をしているものであります。平成30年、令和元年度は2か月間ほどの短い期間だったため、令和2年度では半年間、今年度につきましては一年間を通して実施をしております。これまでの3年間調査を行ってきた結果でございますが、155件中73件の世帯に回答をいただき、単身で転出される方が48件と約7割を占めており、年齢は20代の方が一番多い状況でございました。転出される主な理由といたしましては、仕事の都合というのが全体の6割を占めており、次に持家の購入や広さ、設備、家賃などの住宅の都合というのが2割を占めている状況であります。また、転出先といたしましては札幌市と滝川市が18件ずつと同数で、この2市で5割を占めており、そのほか道内が4割、道外が1割となっております。赤平市で暮らしやすかったという点につきましては自然が多い、まちが安全で、安心して暮らせる、近所付き合いがよいという意見が多い状況でございました。逆に赤平市のご不満だった点につきましては、買物など日常生活が不便、医療体制が整っていない、通勤、通学が不便、住宅条件がよくないという意見が多かったところであります。20歳代の方が就職のタイミングで転出をされるということにつきましては致し方がない部分もあろうかと思いますが、近隣の市、町へ転出される方も多いという結果につきましては検討の余地があると思っております。また、転出される主な理由第2位として住宅の都合、赤平市のご不満だった点第4位として住宅条件がよくないという結果となったところでございます。その結果を踏まえ、住宅に関してどのような都合で、どのような問題や不満があったのかを知る必要があるということで、令和3年度の市民アンケートにおいて住まい、住環境について設問を設け、その要因と転出抑制の検討材料としてまいりたいと思います。
質問 1番 若山武信
平成30年度にも、令和元年、2年と転出者調査を続けてきたということでございますけれども、転出者の年齢別や転出先、転出理由、また持家制度の関係とか住宅、家賃など赤平市での住み心地や不満なども挙げられている部分もあるという話も出てまいりました。これ3年間の調査による一定程度の分析も含め、そういう意味では興味深い内容が報告されているということであります。今年になりますが、令和3年度においては住まい、住環境、これらについての設問を設けて、その要因と転出抑制の検討材料、このことを検討していくとしておりますが、このことは本当に転出抑制と、こういうことについては大事なことだと思っております。今後も課題に応じた設問に対してアンケートにて市民の声が届くことではあります。また、政策の実現には過去から将来に向けた数字的根拠や今後を見通した財政的熟慮も視野に入れなければなりません。市民からのアンケートを重視することとして、どのような内容に重きを置き、政策に生かしていこうとするのか伺いたいと思います。
答弁 市長 畠山渉
アンケートについてどのような内容に重きを置き、政策に生かすのかということでございますが、アンケート調査につきましては政策や事業の可否を問うものではなく、アンケートにより現状がどのようになっており、その解決のための施策を決定する上での基礎資料となるものでございます。アンケートでの意見、要望など住民の意向を把握し、検証した上で解決できる部分につきましては速やかに実行してまいりたいと思います。これまでの転出調査を行った結果、住宅に関するご意見が多かったことから、今年度の市民アンケートにおいてどのような住宅にどのような不満や不安があるのかを調査することにより転出抑制のための施策に生かしてまいりたいと考えておりますので、ご理解いただければと思います。
質問 1番 若山武信
施策を決定する上での基礎資料ということでありますので、ただいまの答弁でそれは十分に理解しているところでございます。市民の中にはこのアンケートについて一体いつまでやるのとか、それからどう使われているのか、それが実行に移されているのか、こういう声も聞かれるところでございますが、今後この基礎資料を大切にしながらきちっとやってほしいなと思います。今年度の市民アンケートは転出抑制のための施策に生かしていきたいとのことでありますけれども、あえて関連することと申し上げますと、今市内各地域で問題の一つは空き住宅の持ち主の行方が分からなくなり、町内でも困っているということであります。転出抑制の目的だけでなく、転出先を把握することで空き住宅の持ち主をはっきりさせ、管理や利活用についての相談をできる仕組みを考えることも必要かと思われます。これからも市民皆さんにアンケートをオープンにし、誰しもが自分たちのアンケートが自分たちの生活に直接跳ね返ってくることがより理解されますとアンケートの回収率もよくなり、回答内容も充実、回り回って町内の活性化にもつながってくるのでないのかなと、このように思っております。転出者への調査は個人のプライバシーに関する秘守義務の関係も出てまいりますけれども、アンケート調査結果の裾野をより広げることでよりよい政策が市民に浸透することでありましょう。このたびは転出者調査ということでありましたが、これからもいろいろな角度から多種多様な調査が必要となり、アンケートへの重要性も高まります。市民のための有益な活用となりますことを期待し、この項の質問を終わります。これで私の質問の全てを終わります。適切な答弁いただき、ありがとうございました。