赤平市議会 令和3年第1回定例会 2021年3月11日
教育行政執行方針について
2021年3月11日、赤平市議会の市政執行方針演説に対する一般質問で、伊藤新一議員が「教育行政執行方針について」質問し、教育長 高橋雅明が答弁しました。
- 質問者
- 伊藤新一 議員
- 答弁者
- 教育長 高橋雅明
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。
質問 8番 伊藤新一
続きまして、教育行政執行方針について質問をいたします。不登校傾向の児童生徒への対応についてお伺いいたします。少子化により児童生徒数は減少しているものの、不登校児童生徒数は増加傾向にあります。2018年の文部科学省が算出している児童生徒の問題行動、不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査では、小学校で全児童数約645万人に対し不登校児童数は約4万5,000人で、率にすると0.7%、中学校では全生徒数約327万9,000人に対し12万人で、率にすると3.6%となっております。特に中学校の不登校生徒の割合が多くなっております。そしてさらに、不登校傾向の中学生につきましては、全生徒の10人に1人は不登校傾向にあると言われております。その要因については、環境の変化、人間関係、学業不振、家庭問題など様々考えられます。対応策として、不登校から学校復帰を目指す第一歩として保健室登校、別室登校、放課後登校などを行っているところもあります。しかしながら、対応する教職員の配置、人材の確保など問題点も多くあります。赤平市においても不登校傾向の児童生徒への対応として、別室登校児童生徒への支援の在り方及びその人材確保に向け検討していくとのことですが、どのように進めていくのかをお伺いいたします。
答弁 教育長 高橋雅明
不登校傾向の児童生徒への対応についてですが、不登校傾向になる要因は学校での人間関係や勉強の問題、家族間の問題など様々であり、原因を特定しにくいものと考えております。市教委といたしましては、不登校傾向を少しでも改善するよう不登校児童生徒についての情報を学校と共有し、保護者と連携しながら個々の事情に応じたよりよい登校方法の相談など早期対応に努めており、通常登校前の段階的解消として保健室、会議室など別室登校の対応を行っております。不登校傾向児童生徒の改善の方策として、スクールカウンセラーによる相談や青少年センター専門指導員による学校訪問、市福祉事務所等関係機関との連絡調整及びケース会議の開催など実施しているところでありますが、なかなか解決できないのが実態であり、特に最近中学校での別室登校生徒が増加傾向にあります。不登校児童生徒改善のためには、各学校あるいは市教委におけるスクールソーシャルワーカーの配置等が有効的な施策と考えておりますが、継続配置するためには地域の人材が不足しており、現時点における実現は困難と考えております。しかしながら、別室登校生徒の増加に伴い学級担任の別室生徒への対応時間も増加しており、その業務負担軽減を図るべく支援員等の人的支援も含め検討してまいりたいと考えております。なお、本年2月より別室登校生徒対応への緊急的な人的支援といたしまして、全ての時間ではありませんが、青少年センター専門指導員が見守り業務を行っているところであります。
質問 8番 伊藤新一
ただいま答弁いただきましたように、不登校傾向の児童生徒の原因を特定し、対応していくというのは本当に難しい問題であると思います。そのような中で保護者と連携しながら、個々の事情に応じた登校方法の相談、通常登校前の段階的解消として別室登校の対応を行っている、また改善の方策としてスクールカウンセラーによる相談や青少年センター専門指導員による学校訪問、各関係機関との連絡調整及びケース会議の開催も実施しているとのことであります。しかし、赤平市においては、中学校での別室登校生徒が増加傾向にあり、不登校傾向の生徒の増加にもつながっていると思いますが、不登校傾向から不登校になってしまう、こういう可能性も否定できません。やはり改善のためには、スクールソーシャルワーカーの配置が有効であると私も思っております。別室登校生徒の増加に対しては、学級担任の業務負担軽減を図るために支援員等の人的支援も検討していくとのことであり、本年2月からは別室登校生徒対応への緊急的な人的支援として、全ての時間ではないが、青少年センター専門指導員が見守り業務などを行っているとのことでありますけれども、緊急的支援ということは別室登校生徒の人的対応が厳しくなってきているのではないかなと、そのように思っております。不登校傾向の児童生徒は、年々増加傾向にあります。人材の確保については、大変困難であるとは思いますけれども、スクールカウンセラー、スクールソーシャルワーカー等の配置が有効と考えていることから、関係各機関に対し継続的に要請をしていただきたいと、このように思います。これで私の全ての質問を終わらせていただきます。