みんなの議会

赤平市議会 令和2年第4回定例会 2020年12月10日

小・中学校における教育活動について

2020年12月10日、赤平市議会の一般質問で、安藤繁議員が「小・中学校における教育活動について」質問し、教育長 高橋雅明、学校教育課長 尾堂裕之が答弁しました。

質問者
安藤繁 議員
答弁者
教育長 高橋雅明、学校教育課長 尾堂裕之

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は会議録の議事日程の表記です。

質問 2番 安藤繁

件名2、小中学校における教育活動について、項目1、小中学校の授業について、要旨1、小中学校の授業は予定どおりに進んでいるのか、また児童生徒たちは授業についてこれているかについてでございますが、小中学校の2学期もそろそろ終わりに近づいております。冬休みに入ろうとしておるところでございます。春先から新型コロナウイルス感染症の影響による長期休校で学習に遅れを来たし、その穴埋めとして夏休みを小学校で8月1日から16日まで、中学校では8月6日から16日までと短縮するなどして授業時間を確保しておりますけれども、小中学校の授業は予定どおり進み、遅れは取り戻せたのでしょうか、また児童生徒はこの間授業にきちっとついてきているのでしょうか、併せて冬休みと3学期の予定はどうなっているかについてお伺いをいたします。

答弁 教育長 高橋雅明

議員ご質問のとおり、臨時休校に伴う授業時間の確保のため夏季休業期間中に登校日を設定したところですが、その後臨時休校がなかったこともあり、遅れを取り戻すことに関しまして現時点において計画どおり進んでいるもの、また授業につきましても教職員の努力、工夫などにより授業についてこれない児童生徒もいないものと認識しております。授業時間の確保は、順調に推移していることもあり、冬季休業期間中の登校日の設定は中学校3年生のみ1月12日から15日までの4日間午前授業を行うこととなっております。

質問 2番 安藤繁

ありがとうございます。6月の第2回定例会で同僚議員から今回休校が続き、夏休みの期間短縮で学習面は取り戻せていくのかという質問がありました。これに対して教育長から今年度の臨時休校は夏休み、冬休みをもってしても未履修を回避するのがやっとの状況であり、時間的な工夫だけでなく、教員の努力は例年と比べ物にならないほど大きくなるので、教育委員会としても学習すべき内容が終了できるように連携しながら進めたいという答弁をしております。今回の答弁では、中学3年生のみ、これはコロナということでなくて、例年恒例のことと思いますけれども、冬季の休業期間中4日の午前授業を行うとのことであり、全体としては授業の遅れはなく、教職員の努力により授業についてこれない児童生徒もいないとのことであります。今後冬休みを短縮することなく遅れを取り戻せたこと、また現在授業が順調に推移しているのは教育委員会や教職員並びに児童生徒の皆さんの並々ならぬ努力の成果であり、よく頑張った結果であると評価をしたいと思います。次に、項目2でありますけれども、児童生徒の不登校について、要旨1、今年度は新型コロナ感染症の関係もあり、昨年同時期と比較して不登校について増えていないかについてでございますけれども、文部科学省の調査では昨年の全国の不登校小中学生は18万1,272人で、うち10万人が年間90日以上もの欠席をしております。また、北海道教育委員会の調査によりますと、昨年度の公立学校の不登校者は7,544人であり、本当に憂慮すべき状況であるということであります。学習の遅れを取り戻そうと授業を詰め込むと、子供に過度の負担がかかり、ストレスがたまるのではないかとの危惧もあります。不登校経験者を長年取材しているNPO法人全国不登校新聞社の石井編集長は、コロナで遅れた学習を取り戻すため、過密化した授業についていけなかったり、校内で強まる感染予防の規範や対応を息苦しく感じている子供が増えているということを言っております。当市の令和元年度事業の教育事務の管理及び執行状況に関する点検評価報告書の事務事業点検評価シートによりますと、いじめ対策の予算も前年度より増額し、相談体制の整備も進んでいるとしておりますが、今年度は新型コロナウイルス感染症の関係もあり、昨年同時期と比較して不登校児童生徒は増えていないのかどうかお伺いしたいと思います。

答弁 教育長 高橋雅明

不登校になる要因は、学校での人間関係や勉強の問題、家族間の問題など様々であり、原因を特定しにくいものと考えております。市教委といたしましては、不登校児童生徒についての情報を学校と共有し、保護者と連携しながら個々の事情に応じたよりよい登校方法の相談や早期対応に努めているところでございます。また、スクールカウンセラーによる相談や青少年センター専門指導員による学校訪問、市社会福祉事務所等関係機関との連絡調整及びケース会議の開催などを実施しているところでございます。新型コロナウイルス感染症を起因とする不登校児童生徒はいないと認識しており、令和2年度の現時点における不登校児童生徒は昨年同期より減少傾向で推移をしております。

質問 2番 安藤繁

今のお話で新型コロナウイルス感染症に起因する不登校児童生徒はいなく、現時点で昨年度より不登校生徒は減少しているとのことであります。今後とも不登校児童生徒が増えないよう、コロナ感染症対策も含め、あらゆる観点から細心の対応をお願いしたいと思います。続きまして、教育委員会では、改善策として学校、家庭、関係機関との連携を一層強化するとともに、改善に向けた新たな方策を検討しているとしておりますけれども、現在どのように強化され、どのような新たな施策を実施しているのかについてお伺いいたします。

答弁 学校教育課長 尾堂裕之(学校教育課長は2024年3月まで)

スクールソーシャルワーカーの配置等は、有効的な施策とは考えておりますが、継続配置をするためには地域の人材が不足しており、実現は困難なものと考えているところであります。現時点におきましては、さきの答弁のとおりスクールカウンセラーによる相談等各種施策を継続しながら、さらなる情報共有や早期対応の強化に努めてまいりたいと考えております。

質問 2番 安藤繁

ご答弁のとおり、人材不足に加えまして様々な要素がふくそうしておりますので、解決は至難のことと思います。子供がストレスを抱え、体調を崩さないように、また過度な授業の詰め込めがないようにカリキュラムの編成等の配慮をしていくのも必要と思われます。次に、項目3、いじめについて、要旨1、当市における小中学校でのいじめの実態はどうなっているかについてでございますけれども、大津市の中学2年生の男子のいじめによる自殺事件によりいじめ防止対策推進法が2013年に施行され、文部科学省では軽い悪口でもいじめと認知して深刻化を防止するよう指導しておるところでございますが、今年10月23日の新聞各社の報道によりますと、全国の国公立の小中学校、特別支援学校において認知されたいじめの件数が6年連続で増加しており、2019年度に認知したいじめの件数が前年度より約6万件増の61万2,496件と本当に非常に多く、過去最多であったことが判明いたしました。教育評論家の武田さち子さんは、教職員は忙しく、いじめ対策に注力できていない、また教育委員会の認識も依然として甘く、検証結果も明らかにしていない、対策が進まないまま問題化している、また子供の命と勉強のどちらが大事なのかが問われていると厳しい指摘をしております。私個人といたしましては、当市の教育委員会や教職員は懸命に頑張っておられると認識しておりますけれども、当市における小中学校でのいじめの実態はどうなっているのでしょうか、お伺いをいたします。

答弁 教育長 高橋雅明

令和2年6月実施のいじめ把握のためのアンケート調査、これの結果によりますと、いじめを受けたことがあると回答した児童生徒は小学校で276人中47人、17.0%で前年比マイナス3.1%、中学校で171人中11人で6.4%で前年比マイナス8.1%となっております。また、いじめは継続していると回答した児童生徒は、小学校で276人中14人、5.1%で前年比マイナス3.2%、中学校で171人中9人、5.3%で前年比マイナス4.1%となっております。6月、新型コロナウイルス感染症対策による臨時休校を経て学校再開直後の調査のため、通学できる喜びなどから若干低くなっているとも考えられますが、総じて減少傾向にあります。

質問 2番 安藤繁

いじめが前年度と比較して減少しているということはいいことなのですけれども、いじめを受けたことがある生徒が小学校においては47人、中学校でも11人もおりまして、まだまだ私としては多い数字であると思います。さらに、いじめは継続しているというふうに回答した児童生徒が小中学校とも5%以上もあり、継続しているだけに生徒は本当につらい思いをしていることと推察するところであります。早期に救助の手を差し伸べていただきたいと思います。次に、事務事業点検評価シートによりますと、いじめ防止アンケート調査でいじめは絶対に許されないとの回答率が前年比3.9%上昇し、いじめの未然防止に効果があったというふうに報告されておりますが、具体的にどのような効果があったのかを伺いたいと思います。

答弁 学校教育課長 尾堂裕之(学校教育課長は2024年3月まで)

具体的にどのような効果があったのかとのご質問ですが、いじめはどんなことがあっても許されないという設問につきましては児童生徒の意識の変革に関する設問でありまして、いじめの未然防止、いじめの根絶にとって大変重要なものと考えており、教育委員会の目標としてはこれを100%とすることであり、意識が変わればいじめは減少していくものと考えているところであります。

質問 2番 安藤繁

いじめは、悪いことであるというふうに判断する生徒が少しでも多くなることは本当に大切なことだと思います。アンケート調査の目的もそういうことであったのだと思います。アンケート調査により、児童生徒のいじめについて意識が改革された、そういう点で効果があったということで理解いたしました。赤平中学校の学校だより、これは11月の広報に入っておりましたけれども、7月と11月に行われました保護者アンケート調査の結果が掲載されておりました。その中では、本校はいじめ、不登校などの諸問題の未然防止、早期発見、早期対応ができていますかとの質問項目がありました。そう思う、ややそう思うと答えた保護者が7月の63.8%から11月では68%と上昇しております。教職員の地道な活動が保護者からも好評を受けていることがうかがえることでございます。今後とも頑張っていっていただきたいと思います。特にいじめが継続している生徒さんにつきまして、今後また重大な事故、事件につながるというおそれもございます。いじめの実態の早期把握、解消に向け、教育委員会としても教員共々鋭意取組をしていただきますよう再度お願いを申し上げます。続きまして、要旨2でございますけれども、滋賀県大津市ではAI、人工知能の分析によるいじめ予測分析システムを開発し、試験運用をしております。本市における導入の可能性についてでありますけれども、大津市では2011年の痛ましい事件の反省から日立システムズとAIの分析によるいじめ予測分析システムを開発し、試験運用をしており、帯広市やさいたま市の7市が導入を検討中であります。ほかにも20の自治体が関心を示しているとのことです。システムは、大津市で認知された過去5,000件のいじめ報告のデータをいじめが起きた時間、場所、相手、報告者などの50項目以上の情報を入力するとAIがいじめが深刻化するリスクを自動的に、かつ瞬時に分析する仕組みであり、表示が70%以上の場合は早期に手厚い対応が必要とされております。教育行政に詳しい兵庫教育大学先導研究推進機構の日渡円教授は、いじめの傾向については共通点があり、教諭一人の経験に頼ることだけでなく、データに基づいて客観的に兆候を見逃さないためにもシステムの導入は有益としております。2019年度におけるいじめの重大事態の生徒数は、前年度より121件増えて723件となっており、小中高校生の自殺は317人と前年度より5人減りましたが、まだまだ高止まりをしており、このうちいじめ問題を抱えていたのは10人というふうにされております。いのち支える自殺総合対策推進センターは、新型コロナウイルス感染症の影響により親の雇用環境が悪化し、経済困窮や家庭内暴力の増加などの悩みがいじめ問題の深刻化に拍車をかけていると見ております。教育評論家の武田さち子さんの言うように、教員は忙しいということは事実であります。AIの分析によるいじめ予測分析システムの導入は、非常に有効と思われます。システム導入について赤平としてはどのように考えておられるのか伺いたいと思います。

答弁 教育長 高橋雅明

議員ご質問の滋賀県大津市が暫定運用しておりますAIの分析によるいじめ予測分析システムにつきましては、いじめの深刻化を予測する、また早期深刻化を判断する点において画期的なシステムと考えておりますし、いじめ予測だけではなく、行政において将来的にはAIによるシステム利用は拡大していくものと考えております。まだ本システムは暫定運用であり、予測されたいじめについての解決事例などについて今後システム導入の有用性が検証されるのではないかと思われます。よって、現時点においては、その動向を注視していきたいと考えており、早期に導入する段階ではないと判断するところでございます。

質問 2番 安藤繁

大津市では、市の単独事業ではなく、他の市と連携の中で多くの情報をインプットし、分析精度のグレードアップを図り、全国の自治体で有効利用ができるようにネットワークづくりを目指しているようです。国のほうにも補助について今申請をいろいろ上げているというようなことを話しておられました。現在は、教育長さん言われるように試験運用の段階とのことでございまして、赤平として早期に導入する段階ではないという判断は私も適正とは思います。大津市では、この機械の導入によって先生方の意識が向上しているというお話もございます。今後の滋賀県の推移とこの機械の有効性を十分に見ながら、当市もいいものであれば乗り遅れのないように検討していっていただきたいなというふうに思います。活用機器は、ノートパソコンを使用しているそうです。そして、統計上級ソフトなど、そういった導入費として私はかなり何千万かのお金がかかっているかと思いましたけれども、500万円程度の費用がかかったというお話もございました。また、今後いじめによる痛ましい事故が起きることのないように対応に万全を期していただきたいと思います。次に、項目4、教職員の勤務状況について、要旨1、新型コロナウイルス感染症により教職員の勤務負担が非常に増加していると思います。現状の教育指導体制についてですが、平常時でもハードな勤務状況に加えまして、新型コロナウイルス感染症の防止対策の業務も加わって教職員は今本当に大変な思いで働いていることと推察するところでございます。過重な負担がかからないよう、十分な配慮が必要だと思われます。新型コロナウイルス感染症の影響による学校教職員の勤務負担が増加していると思いますけれども、この軽減について先ほどもちょっと回答ございましたけれども、スクールサポートスタッフの配置について現状どのようになっているのか、再確認の意味でちょっと聞きたいと思います。よろしくお願いいたします。

答弁 教育長 高橋雅明

新型コロナウイルス感染症により消毒、換気、密を避ける教育活動の設定など教職員の業務負担は増加しており、児童生徒はもとより、本人が感染しないように常に意識することにより精神的負担など、学校現場を預かる教職員に対し感謝の意を表すところであります。これらの教職員の業務負担を軽減するために、国の第二次補正予算において計上された北海道教育委員会が任用する学習指導員やスクールサポートスタッフにつきまして道教委のホームページ、併せて11月からは市ホームページで募集しており、地域の人材不足から応募者がおりませんでしたが、ようやく先月11月24日から学習指導員1名が茂尻小学校に配置され、またスクールサポートスタッフにつきましては12月4日から赤平中学校、12月7日から赤間小学校にそれぞれ1名配置されたところであります。今後につきましても教職員の業務負担軽減を図るべく、一名でも多く任用できるように継続して募集をしてまいりたいと思っております。

質問 2番 安藤繁

各市、各町においても学習指導員やスクールサポートスタッフの人材、これについては非常に厳しい状況と聞いているところでございます。そのような中で先月末茂尻小学校に学習指導員1名が配置され、また今月4日、7日と続けて赤平中学校と赤間小学校にそれぞれスクールサポートスタッフが1名ずつ配置になったことは快挙であると思います。教育委員会の皆様のご尽力の成果であると高く評価をしたいと思います。学校全体の教育指導体制について、新型コロナウイルス感染症対策として休校による勉強の遅れを支援する補習授業の補助や提出物の採点、授業の準備等教職員の勤務は非常に大変でございます。勤務負担が過重にならないように、教職員が行う業務を補助する学習指導員や教室の換気、それから消毒、子供の健康観察の取りまとめ、印刷等の作業等の補助をするスクールサポートスタッフの適正配置について要員の確保は今後とも非常に大変とは思いますけれども、十分な配慮していっていただきたいと思います。続きまして、項目5、ICT教育についてでございますけれども、この春から夏にかけての新型コロナウイルス感染症拡大の影響で学校が休校となり、授業が受けられなくなったことを受け、生徒が学ぶ環境を失わないように世界中でICT機器を活用したオンライン授業が行われるようになってきております。日本においても教育のICT化が推奨され、学校や塾などの教育現場でも活用されるアプリサービスや自宅や外出先などでもいつでもどこでも受講ができる学習サービスなどのテクノロジーや教師が生徒の学習状況を把握、管理するツールなどにも技術が導入されており、エドテック、エデュケーションテクノロジーが教育格差の解消につながるのではないかと非常に注目されておるところでございます。当市の教育委員会では、国のGIGAスクール構想を受けて学校を通してインターネットや携帯電話の通信環境に関するアンケート調査を実施し、今後の遠隔学習や一斉送信システムなどインターネットを介した通信システムの構築を計画しているようであります。事務事業点検評価シートによりますと、課題として国が進める1人1台の端末の整備の実現に向けた検討が必要であるとしており、小学校統合、そして児童生徒数の推移にも配慮いたしました配置計画を策定するとしております。当市のICT活用教育に関する機器の整備の状況と今後の整備の予定は、どのようになっているのかについてお伺いしたいと思います。

答弁 教育長 高橋雅明

1人1台端末と高速大容量の通信ネットワークを一体的に整備することで、特別な支援を必要とする子供を含め、多様な子供たちを誰一人取り残すことなく、公正に個別最適化され、資質、能力が一層確実に育成できる教育環境の実現を目指す国のGIGAスクール構想に基づき、令和5年度までに整備する計画でありました。しかし、今般の新型コロナウイルス感染症拡大を受けたGIGAスクール構想の加速による学びの保障に関する国の補正予算を活用し、1人1台端末及び高速大容量の通信ネットワークに関しては令和2年度中に前倒しして整備する予定となっております。今後につきましては、国が示す推進事項にもあります児童生徒一人一人が端末を持った際の教科書や教材の在り方検討や教師や児童生徒が使いやすい学習コンテンツの調査等や利活用に係る研修など、実際の授業において活用していくためソフト面を含めた周辺環境整備及び予算措置について学校現場と連携しながら行っていく必要があると考えております。

質問 2番 安藤繁

国のGIGAスクール構想に基づきまして令和5年度までの整備予定が、新型コロナウイルス感染症の拡大によりGIGAスクール構想の加速による学びの保障に関する補正予算の活用により今年度中に整備する予定であるということであり、非常に喜ばしいことだと思います。続きまして、児童生徒の授業時間を確保し、万全を期するための1人1台のタブレット端末をいつ頃から活用開始するかについてでございますけれども、岩見沢市では19年度に機種選定を行い、7月に発注し、11月末までに全小中学校に端末配備を終える予定であり、既に導入された学校では端末を使った授業を実施しております。月形町では、感染拡大で臨時休校になった場合に備え、遠隔授業に役立てたいとのことから、1,600万円ほどをかけ、小中学校の児童生徒と教員が使うタブレット端末191台を新たに整備するとしており、来年2月頃タブレット端末が納入され、4月からの利用を目指しているとのことでございます。近くの上砂川町でも小中学生に1人1台のパソコン端末を国の臨時交付金を活用して整備することを決定し、来年1月末までに全ての工事を終え、4月利用開始に向けて作業を進めているということでございます。当市の改善策として、感染症にも備え、児童生徒の授業時間を確保し、万全を期するための1人1台のタブレット端末などをいつ頃から活用開始される予定なのでしょうか、お伺いをいたします。

答弁 教育長 高橋雅明

さきの答弁でもお答えさせていただきましたが、今年度中に1人1台端末及び高速大容量の通信ネットワークを整備する予定であり、そのうち小学校50台及び中学校30台を遠隔授業における家庭への貸出用として整備を完了いたします。よって、令和3年度あるいは令和2年度納入後使用可能となった時点から活用は可能となりますが、実際にリモート授業を行うには教職員のスキルアップや教科書、教材の研究など時間を要する点も多くあり、臨時休校等があった場合などは当面家庭学習における紙媒体に代わる、あるいは補完するために利用されるものと考えております。なお、通常の授業におきましては、できる限りタブレット端末等を活用していきたいと考えております。

質問 2番 安藤繁

ありがとうございます。北海道は、11月8日の新型コロナウイルス感染症対策本部会議を開催し、感染症対策警戒ステージをステージ3に引き上げました。北海道医師会の長瀬清会長は、道内は第3波に入ったとしております。現在も続いております。14日には、岩見沢市の小学校で生徒が感染し、当面学級を閉鎖すると発表しており、その後も小樽市の小学校や帯広の保育所でも園児や児童が感染している状況にあります。札幌市の小中学校では、11月27日までに29校までに拡大をしております。近隣市のコロナ感染の動向を見ますと、当市におきましてもないことを私も心から祈念いたしますけれども、今後今あまり発生していないインフルエンザとの同時流行も想定されるところでございます。臨時休校はなかなかしないと思いますけれども、学級閉鎖になることは懸念されます。3密状況を避けるため、働き方や教育の在り方が遠隔形式に向けて本当に世界中で急速に動き出しております。また、これからは5Gの時代に突入し、社会の変動とともに教育の在り方も大きく変わり、世界的にも時代の趨勢としましてオンライン授業が拡大していくものと推測されます。新型コロナ感染症が拡大する中、教職員の皆様のスキルアップや教材等の研究などに時間がかかるということも私も十分理解はいたしますけれども、可及的速やかにタブレット端末が活用できる環境を整えていただきたいということを要望いたしまして、私の全ての質問を終了いたします。どうもありがとうございました。

出典:赤平市議会 令和2年第4回定例会 2020年12月10日 議事録 PDF(25ページ) 間違いを知らせる