赤平市議会 令和2年第4回定例会 2020年12月10日
交通事故防止について
2020年12月10日、赤平市議会の一般質問で、安藤繁議員が「交通事故防止について」質問し、市長 畠山渉が答弁しました。
- 質問者
- 安藤繁 議員
- 答弁者
- 市長 畠山渉
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は会議録の議事日程の表記です。
質問 2番 安藤繁
通告に従いまして、質問いたします。ご答弁のほどよろしくお願いいたします。件名1、交通事故防止について、項目1、高齢者運転の自動車事故防止について、要旨1、高齢者運転の自動車事故が多発している中、当市における高齢者の自動車事故の現況についてでありますが、高齢者ドライバーによる交通事故が全国で相次いでおります。警察庁は、平成30年末75歳以上の運転免許証を保有している人数は約564万人と発表しております。内閣府の調査では、今年中に600万人を超えると予想されております。高齢者の約半数が毎日運転しているとのデータもあり、75歳以上のドライバーによる死亡事故は毎年400件以上発生しているとのことであります。ちなみに、平成30年における死亡事故は460件であり、75歳未満の死亡事故件数の約2倍となっております。地理的条件から公共交通の利用が難しい地域の住民もおり、また時間的にも生活の足として車の運転が不可欠な人もおります。令和2年6月発行の赤平市統計書によりますと、交通事故の発生状況は平成22年から令和元年までの10年間で116件で、死者は4人、負傷者は144人となっておりますが、発生件数総数116件のうち高齢者の自動車運転による交通事故の件数と事故の状況はどうなっているのかを伺います。
答弁 市長 畠山渉
平成22年から令和元年度までの高齢者の自動車運転による交通事故の件数と事故の状況についてでございますが、先般赤歌警察署に確認させていただきましたところ、統計で公表しております116件のうち高齢者が関係する事故は26件で、そのうち75歳以上が10件となっているところでございます。26件のうち、人対自動車が6件、自転車対自動車が2件、追突が6件、出会い頭が6件、その他が6件となっているとのことでございます。改めて交通事故に遭わないよう、また交通事故を起こさないよう十分気をつけていただきたいと考えているところであります。
質問 2番 安藤繁
高齢者の自動車運転による交通事故件数は26件で、そのうち75歳以上は10件という回答でございました。当市は、高齢化が進んでおり、私はもっと件数が多いと思っておりましたが、75歳以上では10年間を平均して年に1件弱程度の事故の数で、思いのほか少ないことが分かりました。また、事故の状況も詳しく分かりました。交通事故は、生死に関わることも多く、経済的にも精神的にも負担が大きいことから、運転者はもとより、市としても今後とも事故をより少なくするために頑張っていただきたいと思います。続いて、高齢者の自動車運転による交通事故防止のためにどのような取組が行われているかについて伺います。
答弁 市長 畠山渉
高齢者の自動車運転による交通事故防止のための取組でございますが。各期の交通安全運動はもちろん、各町内会、交通安全協会、赤平女性ドライバー協会、ロータリークラブやライオンズクラブ等、様々な団体のご協力をいただき、啓発等を行っております。このほか、老人クラブ連合会においては、赤歌署の交通課長をお招きし、高齢者交通安全研修会を開催するなど自主的に取り組まれていると伺っております。今後も市民の皆様のご協力をいただき、交通安全運動に努めてまいりたいと考えております。
質問 2番 安藤繁
春から冬にかけての街頭での交通安全運動をはじめ、交通安全意識の向上のための啓発活動、赤歌署の高齢者交通安全研修会など様々な活動がされていることを理解いたしました。ご尽力されておられる赤歌署や赤平市、教育委員会、各企業、各種団体及び町内会並びに老人クラブなどの皆様の長年にわたる活動に敬意を表しますとともに、今後とも事故防止にご尽力を賜り、万全を期していただきますようお願いを申し上げます。次に、要旨2、高齢者運転の自動車事故防止に係る急発進抑制装置等の装着に係る当市としての助成についてでありますが、日本でのブレーキとアクセルの踏み間違いによる人身事故は2010年から2019年の10年間で5万5,377件発生しており、そのうち死亡事故は459件であります。警察庁の統計によりますと、2015年の踏み間違いによる死亡事故は58件で、そのうち65歳以上の事故が50件であります。高齢者の割合が本当に非常に高くなっております。2016年、東京の錦糸町駅前で信号待ちをしていたタクシーの車内カメラに、目の前に車が突然飛び出し、反対側のビルに突っ込むという事故が起こっております。また、千葉県の市原市の公園では、保育園児らが5人遊んでいた砂場に車が突っ込み、園児をかばった保育士が右足首の骨を折る重傷事故が発生しております。さらに、栃木県下野市の病院敷地内でも84歳の男性が運転する車が歩道に突っ込み、車椅子の女性が亡くなるという痛ましい事故が発生しております。これらの事故に共通していたのは、高齢者が運転していたこと、そしてアクセルとブレーキの踏み間違いにより起こった事故であるということです。国は、高齢者の交通事故防止策といたしまして今年3月からサポカー補助金の制度を始めました。サポカーとは、安全運転サポート車の略称であります。衝突被害軽減ブレーキや車のペダルの踏み間違いによる暴走事故を防ぐため、急発進など抑制装置に代表される先進安全装置を搭載した車であります。今年中に65歳以上になる人が対象で、2種類の補助制度があり、1つ目は安全運転サポート車の車両、これは新車、中古車、両方とも含みますが、これの購入費の補助、2つ目は後づけのペダル踏み間違い急発進等抑制装置の設置費の補助となっており、3月9日より申請の受付を開始しております。補助金は、車両の購入については新車で3万円から10万円、中古車で2万円から4万円、また装置の後づけ費用については障害物検知機能のついた急発進抑制装置については4万円、障害物検知機能のついていない急発進抑制装置については2万円の補助となっております。高齢者の自動車事故防止のための急発進抑制装置等の装着に係る当市としての助成についてどのようにお考えになっておられるのか、市長の考えを伺います。また、国の助成を受けるためには、どこにどのように申請すればよいのでしょうか、併せて伺います。
答弁 市長 畠山渉
高齢運転者の自動車事故防止に係る急発進抑制装置設置等に係る助成につきましては、空知管内では三笠市において実施していると伺っております。当市におきましては、運転に不安を有する高齢者が運転免許証を返納しやすい環境づくりについて、その方策の一つとして検討してきたところであります。さきにお話しさせていただきましたように、老人クラブ連合会等の取組により交通安全意識の醸成等が図られており、今後も一丸となって交通事故死ゼロに取り組んでまいりたいと考えているところでございます。なお、お話にありましたとおり、急発進等抑制装置の取付けはアクセルとブレーキの踏み間違いによる事故の防止が期待できるものであります。補助金の申請等につきましては、国の補助事業執行団体である一般社団法人次世代自動車振興センターのホームページを確認したところ、後づけ装置を取り付ける店舗等として12月4日現在でまだ市内業者は登録されておりません。後づけ装置の取付けを検討されている方は、後づけ装置を取り付ける店舗等へ、また自動車の購入を検討されている方はディーラーや中古車販売店でご相談いただければと思います。
質問 2番 安藤繁
三笠市では、国同様、今年の4月1日以降に車両の購入については新車で1万5,000円から5万円、中古車で1万円から2万円、また装置の後づけ費用については3万円の助成をするということにし、三笠市高齢者安全運転支援装置助成規則を制定し、9月2日から施行しております。補助金の交付は、三笠市の商工会議所が発行する商品券の交付をもって行うものとしております。商業振興の点からも非常に有意義なことと思います。対象者は、今年中に65歳以上になる運転者で、申請には領収書や運転免許証の提出が必要とされ、利用人数は69人、補助額は220万円を想定しているとのことです。10月末で12人が利用しております。来年以降もぜひ続けたいという意向でございました。急発進など抑制装置取付けに国のサポカー補助金を合わせますと、自己負担はほぼなくなるということです。事故防止のため、赤平市もぜひ助成を考えてはいかがでしょうか。現在市内に後づけ装置を取り付ける店舗が登録されていないということであり、この取扱いには書類等非常に種々難しい点があるという話も聞いておりますけれども、悲惨な事故防止のためにもぜひ赤平市の業者の方にもご協力をいただき、登録していただきますよう市のほうからも今もちょっと働きかけておるということも聞いておりますが、今後ともぜひ働きかけをお願いをいたします。高齢になっても運転している人にとって車は欠かすことのできない移動手段であり、生きがい活動をするのにそういったところに行く交通手段でございます。事故防止のためにも、高齢運転者のできるだけ多くの人が買物や通院など日常生活に支障がなく、安心して免許証を返納できる環境づくりがこれまた重要な課題であると思います。市によっては、タクシーの利用券やバス券の補助をしている自治体もあり、また公共交通としてシニアバスを運行しているところもあるようです。高齢者が安心して免許証を返納できる条件づくりの観点からも、地域交通の確保について今年10月に設置されました地域公共交通活性化協議会において十分なる検討をよろしくお願いしたいと思います。以上でこの件についての質問は終わります。続きまして、教育活動についての質問に移りますけれども、一部午前中の同僚の議員の質問と重複いたしますが、再確認を含めて質問させていただきたいと思います。