赤平市議会 令和2年第1回定例会 2020年3月11日
市政執行方針について
2020年3月11日、赤平市議会の市政執行方針演説に対する一般質問で、伊藤新一議員が「市政執行方針について」質問し、市長 畠山渉が答弁しました。
- 質問者
- 伊藤新一 議員
- 答弁者
- 市長 畠山渉
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。
質問 8番 伊藤新一
民主クラブを代表し、通告に従いまして質問いたしますので、答弁のほどをよろしくお願いいたします。件名1、市政執行方針について、項目1、公共交通について、前者の同僚議員が質問しておりますけれども、前者の質問議員の(3)と多少同じようなところがあると思いますけれども、答弁をよろしくお願いいたします。公共交通問題については、この数年何度も質問させていただき、何人もの同僚議員からもその必要性や要望などがありました。一向に進展がなかったと思っております。市民の要望があったにもかかわらず、全く取組をされてきていませんでした。しかし、昨年畠山市政が誕生し、市民アンケートによる公共交通の必要性は確固たるものとなったと思います。このたびの市政執行方針演説で、高齢者等移動に支援を要する人の通院や買物を支援するため課題の整理及び今後の計画策定の方向性を検討するため、令和2年度において新たに必要な現況把握や利用者アンケート等を実施し、新たな地域公共交通の在り方について検討を進めてまいりますと明言されております。市民が待ち望んでいたことがやっと実現することになると思っております。しかし、今現在市内各地におきましては商店が次々と閉店し、買物難民と言われる方々が増え、ますます不便な状況になっております。高齢化が進む中、バス停や駅までの距離が長い移動困難者は、日に日に増加しております。ですから、市民は一日も早い公共交通の実現を願っております。新たな公共交通を運行するためには、実証運行も必要となり、そのためには、先ほども答弁しておりましたけれども、北海道運輸局札幌運輸支局や国道、道道、市道の道路管理者、警察、JR、バス、タクシーなどの交通関係者、町内会、商工会などで構成する地域公共交通活性化協議会を設置し、協議を行い、札幌運輸支局に届出をしなければ運行ができないということで、同僚議員の質問により2年程度の期間を要すると答弁がありましたけれども、もう少し早く取りかかることができないのかお伺いをいたします。
答弁 市長 畠山渉
公共交通に関してもう少し早く取りかかりができないのかということでございますけれども、これまでも各議員の皆様方から、また住民懇談会や市民アンケート、このたびの総合計画策定におきましても地域公共交通につきましては様々なご意見を頂いているところでございます。私も喫緊の課題であると答弁をさせていただき、認識をしているところであり、令和2年度において予算計上させていただいたところでございます。しかしながら、すぐに解決できる問題かと申しますと、赤平市に適した公共交通を導き出すためにはもう少しお時間を頂きたいという問題でもございます。先ほども答弁させていただきましたが、地域の実情や既存公共交通の利用状況等もしっかりと把握する必要もございますし、地域公共交通計画は令和3年に策定となりますけれども、令和2年度において既存の公共交通を担っていただいている各種バスですとかタクシー事業者など、協議会の設立に先立ち利便性の向上や連携できるものはないかなど協議も行ってまいりますので、ご理解いただければと思います。
質問 8番 伊藤新一
ただいま住民懇談会や市民アンケート、このたびの総合計画策定においても地域公共交通については喫緊の課題と認識をしていると答弁をいただきました。地域公共交通計画は、令和3年の策定となるということであり、本格的な運行は2年後の令和4年になると、そのように思っております。現在買物難民と言われる方々も多数発生している状況であり、公共交通の整備を急がなくてはならないと思っております。交通システムが充実することにより誰もが気軽に外出ができ、そのことで個々の生活の質が上がり、地域の活性化にもつながっていくと思います。実証運行まで時間を要すると思いますけれども、地域公共交通活性化協議会を設置し、協議を行う前に本年度中に既存の公共交通を担っていただいている各種バスやタクシー事業者などの公共交通関係者と協議をし、一日も早い本格運行に向け、取組をお願いしたいと思います。この質問はこれで終わります。続きまして、項目2、除雪問題について、除雪問題につきましては毎年多くの声が上がっており、特に生活道路として利用している私道の除排雪につきましては地域住民から何年もの間要望されてきたところでございます。高齢化により除雪が困難になったとの住民の声も多く、各町内会からも市内に多数存在する私道の除雪についての要望も多くなっておりました。しかし、その取組は大変難しく、実現することができずに現在に至っていると思います。このたび私用地であるが、生活道路として利用されており、冬季間においても通行の確保が必要な生活道路について一定の基準を設け、新たに除排雪を行ってまいりますと明言され、予算化されております。実現困難と思っていた私道の除排雪につきまして、地域住民の声に応えた政策であると思います。事業化に当たりもう調査されていると思いますが、該当基準はどのようになっているのか、また該当路線はどの程度あるのかをお伺いいたします。
答弁 市長 畠山渉
生活道路として利用している私道の除雪につきましては、これまで様々な状況から実現には至りませんでした。しかし、地域住民や町内会からは高齢化により除雪作業が困難となっているという要望に対しまして、私道除雪も必要なこと把握をしております。そこで、このたび赤平市として対応できる方法がないか、現地の除雪状況を含め調査を行い、検討をいたしました。その結果、生活道路に面する専用住宅で受益者戸数4戸以上、幅員がおおむね4メートル以上であること、または公道と公道を結ぶ生活道路であることなどを条件とすることとして判断したところであります。この条件において該当すると思われるところは、二十数路線であると見込んでおります。また、除排雪に入る私道につきましては、除雪希望調書を受益者の代表者に提出していただき、現地審査を行った結果決定していくことを検討しているところであります。今後この条件を精査するため対象となります町内会等に対し聞き取りや協議を行わせていただき、令和2年度からこの施策について実施してまいりますので、ご理解いただきたくお願い申し上げます。
質問 8番 伊藤新一
ただいま基準が受益者戸数4戸以上、幅員がおおむね4メートル以上あること、公道と公道を結ぶ生活道路であること、そしてこの条件に該当すると思われるところは二十数路線あるという答弁を頂きました。この取組はほかの自治体でもやっているところあると思うのですが、僅かであって、該当基準も赤平市より厳しいものとなっております。市長の暮らしに身近な政策を優先するという考えに基づいた市民のための政策であると思います。今後受益者や以前から要望があった町内会等に対して聞き取り及び協議を行い、精査して進めていくとのことですが、除雪に関しましてはそれぞれの生活状況、それぞれに違った課題や要望があると思いますので、市民の声により一層耳を傾け、対応をお願いしたいと思っております。次の質問に参ります。項目3、防災体制の充実について、当市では赤平市地域防災計画に基づき広報、啓発活動の推進や洪水、土砂災害危険箇所の周知徹底、防災訓練の実施等を通じ公助に加え、自助、共助による地域の防災力の向上を図り、備蓄整備計画に基づき災害時に必要な資機材、食料等の備蓄を計画的に進めてまいりますとのことですが、近年自然災害が多数発生しており、避難所生活を強いられる頻度は増えております。赤平市におきましても多数の人が避難するような甚大な災害は起きていませんが、自然災害はいつ起きるか分かりません。万全の備えが必要であると思います。最近では、新型コロナウイルスの拡大により危機的状況に陥っています。また、インフルエンザ等の流行もあります。もしこのようなときに自然災害が発生し、避難所を使用しなければならなくなったときの感染症対策も極めて重要であると思います。赤平市では食料品、飲料水、毛布、保温マット、保温シート、テントの備蓄があると承知しておりますが、避難所等での感染防止対策のための備蓄品としてマスク等は整備されているのでしょうか。お伺いをいたします。
答弁 市長 畠山渉
防災体制の充実についてお答えさせていただきます。防災備蓄品等につきましては、備蓄整備計画に基づき整備しておりますが、現在の備蓄計画においては避難所等での避難所生活用品や飲料水、食料を中心に整備しているところであり、本市の防災備蓄としてマスクや消毒液は備蓄していない状況にあります。しかしながら、議員ご指摘の避難所での感染症対策備蓄品の整備につきましても、避難所を開設した際、インフルエンザ等の感染症対策や災害発生後の粉じん対策などでの利用が想定されますことから、今後は防災対策や様々な事案も考慮の上、マスクや消毒液等の備蓄品についても保管場所の選定や管理の方法、防災対策上必要な数量の算定などを行い、備蓄を進めてまいりたいと考えております。
質問 8番 伊藤新一
これは要望なのですけれども、ただいまの答弁でマスク、消毒液は備蓄していないということでした。今回たまたま新型コロナウイルスによる感染症が拡大し、マスク、消毒液の不足により入手困難となる事態が発生しました。日本政府でも準備ができない中、近隣の自治体の中には備蓄をしているところがあり、住民に配布したとの報道もありました。感染症の拡大ということであり、災害ではありませんが、今後想定外なことがいつ起こるか分かりませんので、最低限の準備は必要と思われます。答弁では、避難所のインフルエンザ等の感染症対策や災害発生後の粉じん対策などでの利用が想定されるため、マスクや消毒液等の備蓄を進めるとのことですので、ぜひお願いしたいと思っております。また、防災備蓄品についてはいま一度検証して、必要なものがないかを再度確認していただきますようお願いをいたします。続きまして、次の質問で、項目4、AKABIRAベースについてを質問いたします。AKABIRAベースは、地方創生交付金により平成27年6月よりモデル事業として赤平市特産品推進協議会に業務委託をし、赤平の特産品の販売、PR、情報発信等を行ってきております。間もなく5年目が終わり、今年度も事業継続し、商品の内容、農業者の関わり、PR、店舗の運営方法など将来的な運営方法を検討していくとのことであります。以前にもAKABIRAベースについては質問をさせていただきました。また、昨年も私のほかにも各議員からAKABIRAベースについての質問があり、その中で情報発信基地としてのPRの仕方や費用対効果について指摘があったと思います。市内への流入人口についても把握し切れていない、冬場の来場者数が少ない等の課題もありました。今後の方向性については、実績や検証を踏まえた中で各関係機関と協議、検証していくと答弁されていたと思います。今後の運営方法については、5年目を節目とし、行政の関わり方や特産品推進協議会への業務委託の在り方についても協議していくべきではないかと思いますが、お考えをお伺いいたします。
答弁 市長 畠山渉
AKABIRAベースについてお答えさせていただきます。平成27年6月28日に赤平市の観光情報の提供と特産品PRのためオープンしてから5年が経過し、昨年12月には来場者20万人となり、赤平市しごと・ひと・まち創生総合戦略のKPI指標値、15万人を超え、年間約4万人の方々に赤平を知っていただくことができたところでございます。令和元年度はゴールデンウイークのイベント、ソフトクリームのトッピング無料キャンペーンなどを行いまして、期間限定ではありますが、トマトカレーパンの販売、JA女性部によるワンコインランチなど新たなイベントも実施したほか、スタッフの研修も数回行い、店舗の内装や商品のレイアウト、また今後の在り方についても検討してきたところでございます。地元農家の農作物等につきましてもAコープあかびら店の閉店により市内での野菜を販売する店舗が減少してきていることからも販売スペースの拡大や朝市などイベントの回数、時間等を検討し、情報発信としてだけではなく、市民の方々にももっと多くのご利用をいただけるよう工夫してまいります。また、若い農業者や意欲のある農家の方々が様々な品種の野菜や新しい加工品をAKABIRAベースで販売することにより、直接消費者の意見も聞くことができるため、意欲的に試作品の開発に取り組んでいるところでございます。毎月の新鮮野菜販売イベントに軽トラ朝市や盆花の販売、とうきび屋台は定着イベントとなっており、集客効果も高めております。また、赤平出身のタレントでもある鈴井貴之氏の番組が始まりまして、道内、道外でも人気が高く、口コミなどによる今後の集客も期待できるところでございます。今後におきましてもこれまで好評であります毎月のイベントを継続し、季節ごとにレイアウトや商品の内容の見直しをするなど、販売スタッフや地元農家の方々、特産品推進協議会と協議を行いながら、地元農家の新鮮野菜や特産品、地元産のパンやお菓子など赤平の情報発信基地として、また市街地への流入の拠点となるように努めてまいりますので、ご理解賜りますようお願い申し上げます。
質問 8番 伊藤新一
AKABIRAベースにつきましては、確かにオープンしてから間もなく5年が経過しますが、昨年12月には来場者20万人を超えたということで新聞でも報道されており、私もそのことは承知しております。赤平市しごと・ひと・まち総合戦略のKPIも15万人は達成しております。しかしながら、その20万人のうち当市への流入人口は何人だったのか。また、どれぐらいの経済効果があったのかは全く検証できていなく、費用対効果も分からない状態であると思います。しつこいようですけれども、イベントの充実、継続、特産品の販売、PRなどさらなる情報発信基地として活用を継続していくとのことですけれども、5年を迎え、そろそろ行政の関わり方についても検討する時期ではないかと思っております。20万人の来場者がおりますし、今後様々な新しいイベントの取組や商品の充実等、前向きな姿勢が今の答弁から見えておりますので、市の関わりを縮小した上で特産品推進協議会に移行しても運営は可能なのではないかと思いますが、どうでしょうか。この質問に対しては、後々の予算審査、あるいは総括でさらにやっていきたいと思いますので、今はこのことだけを申し上げて、この質問を終わります。