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赤平市議会 令和元年第3回定例会 2019年9月10日

市長の政策について

2019年9月10日、赤平市議会の一般質問で、安藤繁議員が「市長の政策について」質問し、市長 畠山渉が答弁しました。

質問者
安藤繁 議員
答弁者
市長 畠山渉

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は会議録の議事日程の表記です。

質問 2番 安藤繁

通告に従いまして、質問をいたします。では、件名1、市長の政策について、畠山市長の政策とアンケート調査について、要旨1、菊島前市長と畠山市長の政策の違いについて伺います。私は、市長は船を目標に向かって進める船長でなければならないと思います。6月定例会での畠山市長の所信表明を聞いていて、畠山市長がこれから4年間赤平をどうしたいのか、骨格となる政策が見えてきません。ちょっと行き先がかすみがかかったような所信表明に感じました。6月に質問された議員さんも何をどう質問してよいか困ったのではないかと推察いたします。また、実際にそういう声を何人かから聞いております。自分が市長になったら、前市長と違って具体的にこういうことをしたいと考えて出馬したことと思います。政策の立案、具現化に先立ち、現況把握のため市民アンケート調査実施や事業決定過程の透明化のための行政情報の提供することは非常にすばらしいことと思いますが、これが柱だというだけでは多くの市民の納得が得られないのではないかと思います。菊島前市長と畠山市長の政策は、どこがどのように違うのか具体的に、かつわかりすく説明をしていただきたいと思います。

答弁 市長 畠山渉

菊島前市長と私の政策の違いについてということでございますが、さきの所信表明でも述べさせていただきましたとおり、私の公約につきましては市民アンケートの実施、事業の決定プロセスの確立を掲げておりますけれども、前市長との政策の違いということではなく、私の政治姿勢と政治理念等については住民福祉の向上を主軸とするということでございます。市の政策によって全ての市民を幸せにするということは、非常に難しいというふうに思います。しかし、ほとほと困ったという市民を一人でも少なくしたいというのが私の一番の願いでありますし、そのためには住民主権、住民参加、住民福祉の諸原則の実現に向け、全力で取り組んでまいりたいと考えております。

質問 2番 安藤繁

今答弁いただきましたが、菊島市長との政策の違いを聞きたかったのですが、何かどうも的外れでちょっとすっきりしません。畠山市長の具体的政策が示されないという現状は、市民にとっても市議会にとっても非常に不幸なことでございます。アンケート調査は、政策の立案のための資料収集でありまして、あくまでも手段であって、公約の目玉として大きく取り上げるような事項ではないというふうに考えます。政治理念の主軸を住民福祉の向上にするということでございますが、余りにも漠然としていると思います。住民福祉の向上のために具体的に何をするのかが一番重要なのではないでしょうか。いずれにしても、第6次赤平市総合計画では畠山市長らしい若々しい政策を出していただきたいということを要望いたしまして、次の質問に移ります。次に、要旨2番目の市民アンケート調査の回収率と今後の活用方法について伺います。6月に行われた市民アンケート調査でありますが、18歳以上の方2,000人を対象に配付され、回収率は36.7%の734人であると聞いております。前回1,200人に配付したときの回収率34.8%と比べて、わずか1%の伸びでございます。また、調査時の当市の18歳以上の人口が9,116人であるのに対し、回収されたのは734人とわずか8.1%であります。市長公約の目玉として実施した割には、市民の反応は非常に鈍く、アンケート調査にさして関心を示していないようにも受け取れます。今後のアンケート調査の活用方法ですが、このように少数の回答をあたかも市民の総意であるがごとく各種施策に反映し、推進していくのでしょうか。それこそミスリードにつながるのではないかと思います。この回収率では、参考程度にしかならないのではないかと思います。また、アンケート調査は、18歳以上の市民を各年代ごとに6つの階層に分け、同じ人数で調査した結果であると聞いております。若い年代の回収率は少なく、高齢者が多かったということでございますが、高齢者に有利な施策が多くなるのではないでしょうか、あわせて伺います。

答弁 市長 畠山渉

市民アンケートの回収率に関する見解と今後のアンケート調査結果の活用方法についてということでございますけれども、6月に実施いたしました市民アンケートにつきましては18歳以上の2,000人を対象といたしましてアンケートを送付させていただき、734人から回答をいただいたところでございます。人口に対してわずか8.1%の少数の回答であるということでございますが、統計上許容範囲、上下5%の誤差範囲、信頼レベル95%で、調査する際に必要なサンプル数については約1万人の当市ですと約400人の回答があればよいとなります。しかしながら、アンケートを送付し、全員が回答をしてくれるわけではございませんので、前回の第5次赤平市総合計画での回収率が34.8%でございましたので、若干余裕を見まして30%の回収率と想定いたしますと1,400人に送ればよいということになりますが、より多くの市民の皆様方からご意見をお聞かせいただきたいということから、今回のアンケートにつきましては2,000人を対象としたところでございます。結果につきましては、回収率が36.7%の734人から回答をいただいたところでありますので、統計上サンプル数といたしましては十分な回答を得られたと思っております。当然ながらこのアンケートが市民の総意であるということではなくて、統計的な上下5%の範囲内で信頼度95%として総体的な現状や課題、改善の優先度合いを求めるものでございまして、今後におきましてはこのアンケート調査の結果も参考としながら、アンケートだけではなく住民懇談会や団体懇談会など広く意見をお聞きした上で第6次赤平市総合計画を策定してまいりたいと考えております。また、若者の回答数が少ないのではということでございますが、高齢化率が46.7%の当市においては単純な無作為抽出では高齢者の該当者が多くなりますことから、各年代ごとに同数のアンケートを配付したところでございますが、回答では年齢が高いほど回収率は高くなっているところでございます。若年層の意見が埋もれてしまうのではということでございますけれども、年代別における意見の集約も行っておりますので、ご理解いただければと思います。

質問 2番 安藤繁

アンケートの回収率が統計上では許容範囲であったにしても、やはり100人に8.1人の少数回答であります。これを市民の総意であり、万能薬であるがごとく各種施策に反映し、推進していくのはやはりミスリードにつながりかねません。答弁によりますと、調査結果はあくまでも参考資料ということで今お聞きしました。住民懇談会等の意見を広く聞いて総合計画を策定していくということなので、ぜひそういう方向でしていただきたいというふうに思います。また、年代別につきましても意見を集約しているということでありまして、偏りのない政策立案にしていただくよう要望いたします。次に移ります。次に、項目2の要旨1、炭鉄港の日本遺産認定と市の今後の取り組みについて伺います。市長は、文化庁の日本遺産認定証交付式で巨大な立坑やぐらなど炭鉄港の魅力を他の市町村と連携しながら観光客に発信したいと述べております。先月末、炭鉱遺産ガイダンス施設前に240万円の立派な案内板が完成しました。すばらしいもので、他市からの訪問者も施設の場所が遠くから確認でき、すばらしいことと思います。しかし、一方6月議会で同僚の北市議員から質問がありました炭鉄港日本遺産認定に係る垂れ幕の件についてでございますが、市長答弁はたしか予算を伴うので、対応はできなかった、また実施するとすれば推進協の各市町が足並みをそろえて検討したいとの回答であったと思います。私の調査では、美唄市では美唄駅、市役所庁舎内に、それから三笠市については役所の玄関前に両市とも認定後すぐに設置をしております。サイズは、10メーターかける7.3メーターでございます。印刷業者に問い合わせたところ、同じサイズで作成すると紙製で2万1,600円、パーポリン製で3万2,400円だそうです。また、業者発注でなくても紙と墨汁があれば、市の職員、そして市役所のOBにも字の上手な人はたくさんいます。ほとんど経費がかからなくて済みます。畠山市長は、炭鉄港推進の代表でありますから、まずは赤平が率先すべきだったのではないでしょうか。ほかの市ができて赤平市ができないということは、どうにも合点がいきません。6月定例会から間もなく3カ月になります。推進協の各市町とはこの件について検討はされたのでしょうか、伺います。

答弁 市長 畠山渉

「本邦国策を北海道に観よ!~北の産業革命「炭鉄港」~」につきましては、72件の申請のうち16件だけが認定となり、歴史的価値、地域活性化につながるものとして炭鉄港ストーリーが認められたということは誇りであり、赤平に足を運んでいただけるきっかけにもなりますことから、大変名誉に感じているところでございます。そこで、垂れ幕について各市町と検討されたのかということでございますけれども、炭鉄港推進協議会におきまして補助金を活用し、統一した垂れ幕ができないか検討をいたしましたが、該当事業ではないため各市町で対応することとなったところであり、ガイダンス施設におきましては紙製の横断幕ではありますが、入り口に設置し、PRを行っているほか、このたびのガイダンス施設の案内看板を設置いたしましたが、その中でも日本遺産における構成文化財である旨を掲示しているところでございます。

質問 2番 安藤繁

今ご答弁いただきました垂れ幕、横断幕でございますが、美唄市も三笠市も市役所庁舎に認定後すぐ設置をしております。市内外から多くの人が訪れる市役所庁舎に認定後速やかに横断幕または垂れ幕を掲げることが、赤平市のアピールに非常に効果があったのではないかと思われます。予算がないからではなく、当初からつくる気がないと推察されても仕方がないと思います。日本遺産の認定は、市を挙げて祝うべき慶事だと思いますが、この対応は非常に情けなく、遺憾としか言いようがありません。やはり是々非々でよいことはよいと認め、祝う広い心と即応力が必要と思われます。続きまして、今後炭鉄港について赤平市としてガイダンス施設周辺の整備やイベントなどをどう取り組んでいくつもりなのか具体的案があればお聞きしたいと思います。

答弁 市長 畠山渉

今後の赤平市としての取り組みについてということでございますけれども、今後におきましてはストーリー全体にわたるPRですとか、次世代に伝承する事業等につきましては国の補助金を活用しながら炭鉄港推進協議会において取り組みを行ってまいりたいと思います。また、議員が言われました赤平市として周辺施設の整備、イベント等のソフト事業などどう取り組んでいくのかということでございますけれども、各市町における単独の事業については国の補助金は該当にならず、周辺施設整備等ハード事業につきましては事業費も大きくなりますことから、慎重に検討してまいらなければならないと思いますけれども、イベント等のソフト事業につきましては炭鉱の記憶推進事業団等とも連携を図りながら、既に実施いたしました炭鉱の灯りやアートプロジェクト等のイベントにつきましても実施し、PRをしてまいりたいと思います。

質問 2番 安藤繁

幼いころから赤平に在住し、父母や兄弟が炭鉱関連企業に従事して働いていた人々は、黒いダイヤが日本の産業を繁栄させてきた実績、今の赤平が、そして日本があるのも石炭のおかげと言っても過言でないということを熟知していると思います。私も炭鉱遺産に多くの財源をつぎ込むのは反対でございます。しかしながら、富良野のラベンダーや白滝村のシバザクラではありませんが、こつこつと長期スタンスで粘り強く他の炭鉄港の市町村と連携し、今ここにあるものを大切にしつつ、赤平の発展につなげていっていただければと思います。イベント、ソフト事業は、たびたび新聞にも取り上げられ、よく頑張っているなと感じているところでございます。今後とも赤平、そして炭鉄港の存在感を発信していただくようお願いいたします。これで1件目の市長の政策についての質問を終了させていただきます。

出典:赤平市議会 令和元年第3回定例会 2019年9月10日 議事録 PDF(19ページ) 間違いを知らせる