赤平市議会 令和元年第3回定例会 2019年9月10日
子育て支援について
2019年9月10日、赤平市議会の一般質問で、伊藤新一議員が「子育て支援について」質問し、市長 畠山渉が答弁しました。
- 質問者
- 伊藤新一 議員
- 答弁者
- 市長 畠山渉
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は会議録の議事日程の表記です。
質問 8番 伊藤新一
通告に基づき質問しますので、答弁をよろしくお願いいたします。このたび10月より幼児教育の無償化並びに消費税の増税によりますことから、2点について質問をさせていただきます。まず初めに、件名1、子育て支援について、項目1、保育所の現状についてであります。保育所などの待機児童問題は、現在も報道等で取り上げられ、社会問題となっております。国としても2020年度までに待機児童ゼロを目標に受け皿整備を進めてきましたが、追いつかないことから、2020年度末までの目標達成のために新たな支援策を発表しております。2017年度の全国の待機児童数は、4月で2万6,081人、10月には5万5,433人となっており、2018年度には減少はしているものの、4月で1万9,895人、10月には4万7,198人となっており、4月から10月までの半年間に大幅に増加しております。北海道でも減少傾向ではありますが、2018年4月で129人、10月には1,070人もの待機児童がおり、4月から10月までの半年間でやはり大幅な増加が見られております。そのほかにも潜在待機児童もおります。今年度につきましては、4月の全国の待機児童数は1万6,772人、北海道では152人となっておりますが、10月には全国でまた待機児童が増加することが予想され、北海道も同様に増加すると思われます。今年度4月現在での北海道の潜在待機児童数は2,539人と、このようになっております。そのような中で10月より幼児教育の無償化が始まります。保育所に入所することができない待機児童を抱えている子育て世代からは、幼児教育の無償化の前に待機児童解消のための受け皿整備を早く進めてほしいとの声が多くあります。子育て世代が待機児童問題等により、それが原因で子供を産み育てることに不安を感じ、ますます少子化が進むのではと危惧しているところでもあります。赤平市につきましては、2017年4月には104人の入所、2018年4月には106人の入所で年度途中の受け入れができず、待機児童が発生しております。本年度4月は、107人の入所があったと思います。今のところ待機児童は発生していないと思いますが、文京保育所に入所を希望したが、入所ができなかったとの話も聞こえてまいりました。10月から始まる幼児教育の無償化に伴い、入所希望がふえる可能性があると思われます。そこで、文京保育所、若葉保育所の今現在の入所状況と今後の受け入れ状況についてお伺いをいたします。
答弁 市長 畠山渉
保育所の現状についてお答えさせていただきます。今年度につきましては、8月末現在文京保育所で81名、若葉保育所で30名の合わせて111名の子供をお預かりしており、これまで待機児童の発生はありません。また、昨年度末ごろに今後の入所希望をいただいた方についても順次受け入れが可能であると考えております。さらに、幼児教育無償化の影響で入所希望がふえる可能性のある3歳から5歳までの子供につきましても受け入れは可能かと考えております。しかしながら、保育所の入所に関しましては、入所児童の年齢や人数に対しまして職員の配置基準がありますことから、年齢等によってはご希望に沿えない場合がございます。そのため、入所を希望される場合につきましては、まずは希望保育所やお子さんの現状等をご相談いただいているところでございます。保護者の方々の子育て支援を行う上でニーズを満たせるようできる限りの対応をさせていただきたいと思いますので、ご理解いただければと思います。
質問 8番 伊藤新一
ただいま答弁をいただきましたけれども、今現在文京保育所81名、若葉保育所30名の合わせて111名の児童を受け入れている状況であると確認いたしました。また、待機児童が発生していないこと、昨年末に入所希望をいただいている方についても受け入れが可能であることも確認したところでございます。さらには、幼児教育の無償化で入所希望がふえる可能性のある3歳児から5歳児についても受け入れが可能であると考えているとのことです。しかし、入所児童の年齢や人数に対し職員の配置基準があることから、年齢によっては希望に沿えない場合があるとのことであります。すなわち、待機児童の出る可能性があると、そういうことであると思います。そのような中でニーズを満たせるようできる限りの対応をするとのことでありますから、今後の入所希望者がどのようになるかわかりませんが、幼児教育が無償化されたのに保育所に入所ができないという事態にならないよう、人口減少対策の重要な施策でもあります子育て支援の充実との観点から、十分な対応をお願いしたいと思います。続きまして、保育士の現状についてお伺いいたします。先ほどの質問でも待機児童問題に触れていますが、大きな要因は保育士不足によるものであると思います。当市においても待機児童が発生した2017年度、2018年度については、保育士不足が原因でありました。2018年度については、特に一時預かり保育の中止、若葉保育所の土曜日の休所など保育サービスが低下し、保護者のニーズに応えることができませんでした。保育士のなり手不足により、各自治体でも保育士確保に苦慮している中、当赤平市では保育士確保のため担当所管で努力をされ、2018年度10月に保育士の中途採用をしたことにより待機児童は解消され、一時預かり保育の再開や若葉保育所の土曜日再開も行っております。さらに、ことしの4月には新規採用もありました。しかし、その後に勤務異動や退職者も出ており、また保育士不足が発生しているのではないかと思います。延長保育、一時預かり保育、土曜日の開所などは継続して行っておりますが、保育士の勤務状況の現状についてお伺いをしたいと思います。
答弁 市長 畠山渉
保育士の現状についてお答えさせていただきます。当市では、これまでも待機児童の解消、安定した保育サービスの提供を図るため保育士の確保に努めてまいりましたが、退職などによりぎりぎりの運営を余儀なくされており、対応に苦慮しているところでございます。今年度につきましては、新規に臨時職員を2名採用したほか、来年4月に正職員を採用する予定であります。職員確保につきましては、各保育士養成校への応募依頼に伺うとともに、今年度は文京、若葉両保育所におきまして大学等からの実習の希望者が複数名おり、今後も積極的に実習生の受け入れなどを行いながら職員の確保に努めてまいります。また、あわせて職員のスキルアップのための研修への参加や過度の労働にならないよう勤務配置、定期的な休暇の取得機会の確保など、従事する保育士の一層の就業環境の向上を図るべく努めてまいりますので、ご理解賜りますようよろしくお願いいたします。
質問 8番 伊藤新一
ただいまの答弁でぎりぎりの運営を余儀なくされており、対応に苦慮しているとのことでした。今現在保育士は、新規に臨時職員2名を採用しているとのことですが、先ほどの答弁でもあったように入所希望児童を前年より多く受け入れており、今後も可能な限り受け入れるということであれば、以前にも質問等で答弁をいただいておりますけれども、保育士の勤務状況が時間外での対応となるおそれがあると思います。また、文京保育所については、受け入れ可能児童数の定員が一応75名になっていると思いますけれども、現在81名、若葉保育所については定員45名に対し30名の児童を受け入れており、受け入れ状況に差が出ております。もしこのことから両保育所の保育士の時間外勤務に差が出るのであれば、そのことについても検討していかなければならないと思っております。職員のスキルアップのための研修への参加、定期的な休暇の取得機会の確保など、従事する保育士の一層の就業環境の向上を図るべく努めてまいりますとの答弁をいただきました。今後も現場と密に連絡をとり、情報の共有を図りながら保育士の待遇の改善に努めていただきたいと、このように思っております。件名1については、これで質問を終わらせていただきます。