赤平市議会 平成30年第1回定例会 2018年3月13日
市政執行方針について
2018年3月13日、赤平市議会の市政執行方針演説に対する一般質問で、五十嵐美知議員が「市政執行方針について」質問し、市長 菊島好孝が答弁しました。
- 質問者
- 五十嵐美知 議員
- 答弁者
- 市長 菊島好孝
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。
質問 2番 五十嵐美知
通告に従いまして、市政執行方針並びに教育行政執行方針について一般質問させていただきますので、市長、教育長、よろしくお願いいたします。件名の1、市政執行方針について、項目1、新年度の政策予算の考えについて。赤平市しごと・ひと・まち創生総合戦略の35事業と第5次赤平市総合計画施策を進めていく中で予算総額は110億8,459万円と大型となった背景と、さらに財政運営については財政の健全化ではその指標を保っている状況にあるものの、財政調整基金を年々取り崩しての予算編成であり、平成30年度の当初予算総額では前年度比7.3%の増となっておりますので、そこで要旨1の新年度の政策予算が大型となった背景とその意図はどういったところにあったのでしょうか。市長の見解を伺いたいと思います。
答弁 市長 菊島好孝(市長は2019年3月まで)
新年度の政策予算の考え方についてでございますが、110億を超える予算規模となりました平成30年度の大型政策予算といたしましては、統合中学校の建設事業の継続事業に加えまして、災害対策本部の強化を図るための市庁舎耐震化等整備事業、あるいは社会福祉法人に対する特別養護老人ホーム建設費の一部助成、危険防止のための改良住宅の除却工事や統合小学校基本構想、基本設計、空き家等対策計画策定事業などの委託事業がございます。このうち多額の一般財源を要する事業といたしましては、市庁舎耐震化等整備事業の一部である屋上防水工事、改良住宅の除却工事、統合小学校の基本構想、基本設計、空き家等対策計画の策定事業などで、その金額は約1億9,000万円となり、その分財政調整基金の取り崩しがふえてございます。例年政策予算につきましては、主要事業計画に基づきまして予算化するべく協議をしており、さきに申し上げました事業について財政調整基金の取り崩しを圧縮できないか予算編成時に再検討いたしましたが、いずれも中止、先送りすべきでない事業と考えておりますし、また近年の建築工事等にかかわる人件費等の高騰を考慮した場合、後年度負担の軽減を図るべく事業を実施することが最善であると判断したところであります。今後につきましては、本市の歳入の約40%を占める地方交付税額に影響を与える国が定める地方財政計画を注視するとともに、事業効果を検証しながら事業を精選し、取り組んでまいりたいと考えております。
質問 2番 五十嵐美知
おおむね理解いたしました。今後ぜひ事業効果の検証をしながら取り組んでいっていただきたいと思います。項目の2、人口減少対策と子育て支援についてですが、要旨1、安心して子供を生み育てられる環境整備の考えについて伺います。当市は、赤平市しごと・ひと・まち創生総合戦略においても人口減少がもたらす諸課題を克服し、将来にわたり持続可能な地域社会の確立を目指す地方創生は当市の最重要課題として、移住、定住や若い人が住み続けていただくための住環境整備や子育て世帯が出産から子育てまで安心して暮らせるための経済的支援やまち全体の応援体制に努めるとされ、さらに第5次赤平市総合計画でもトップ項目には結婚、妊娠、出産、子育てなどまちの将来を担う若者への切れ目のない支援が必要と方針で述べられておりますが、当市の状況は本当に子育てしやすいまちなのでしょうか。新年度は、子育てしやすいまちになっていくのでしょうか。私は甚だ疑問に思いますので、市長の認識を確認させていただきたいと思います。
答弁 市長 菊島好孝(市長は2019年3月まで)
安心して子供を生み育てられる環境整備の考え方についてお答えをさせていただきます。最初に、住宅面では学校区を中心とした地域における子育て支援住宅の整備や若年層で結婚された世帯等を対象とした民間賃貸住宅家賃助成を継続して、子育て世帯の応援を行ってまいります。また、子供が生まれた後の支援策につきましては、高校生以下の医療費の無料化、2歳未満の子供の紙おむつ用ごみ袋の無料交付、保育料については国基準の50%軽減と就学前児童の第2子目以降の無料化などを実施しております。さらには、家庭、地域、企業等が連携をいたしまして、社会全体で子供たちを支援する環境をつくり上げていくことを目的にことしの4月からは子育て支援条例が施行されますが、子育てしやすい環境整備にはまだ十分ではないという認識は持っておりますので、引き続き環境整備に取り組んでまいりたいと考えております。
質問 2番 五十嵐美知
ただいま市長から決して子育てしやすい環境整備はまだ十分ではないという認識を確認させていただきましたけれども、市長はどういった環境整備をと考えているのか再度伺います。
答弁 市長 菊島好孝(市長は2019年3月まで)
子供がいつでも産み育てられるような、そういうような環境、だから後のほうでもいろいろ出てくると思いますけれども、とにかく子供が学びやすいような環境、そういったことをハード面から、ソフト面からやっていかなければいけないのかなというふうには今現在は思っております。
質問 2番 五十嵐美知
市長、先ほど一番先の答弁にもありましたけれども、赤平市も子供たちに対して保育所の減額、保育料の減額やってみたり、若者が住みやすい住宅環境の整備をしてみたり、あらゆる施策を講じています。おむつのことであれ、ごみ袋のことであれやっています。だけれども、そうやっていろんなサービスをしながらやっていって、子供が生まれてきて、そして働きながら保育所に預けたいといったときになかなかそういう状態になっていない。その環境整備が、受け入れでしょう、要するに。その受け入れの環境整備がきちっとなっていないということを私は思うのですけれども、その点どうですか。
答弁 市長 菊島好孝(市長は2019年3月まで)
そういう部分もございましょうが、これからそういった皆さん方のご意見を受け入れながら、またスピーディーな対応をとってまいりたいというふうに考えております。
質問 2番 五十嵐美知
ぜひ子育てしやすい環境整備の考え方を市長、しっかりと推し進めてほしいのです。先ほども答弁の中に子育て支援条例がこの4月から施行されるということになって、ありましたけれども、この4月から施行される赤平市子育て支援条例の一番先の冒頭にこうあるのです、市長。子供は一人一人が守り育てられるべきかけがえのない存在であり、赤平の宝ですと。これが私は全てを物語っていると思います。そういったこと含めて、要旨2のほうに移ります。保育所の現状と保育士不足解消に早急に取り組むことは喫緊の課題としての認識について伺いたいと思います。総合戦略の中で新年度は少しでも待機児童を生じないように文京保育所内のスペースを拡大し、受け入れ態勢の工夫を保育所の先生や担当者において取り組まれている状況であります。執行方針では、今後も安心して子供を預けることができるよう体制を整えるため保育士確保に努めるとされておりますが、子育て支援に欠かせない重要な施設は保育所であります。仕事を持つ保護者にとってゼロ歳から預けられる保育所はありがたい存在でありますが、新年度当初において文京保育所は正規職員6人と臨時職員は11人で受け入れ、児童数は85人となっております。さらに、ゼロ歳、1歳で児童数は19人の見込みであります。若葉保育所では、正規職員4人ですが、1人が休職の見込みと聞いておりますから、現状は3人となります。臨時職員は、5人のうち2人は欠員で、3人になります。そして、補助1人で、合わせて7人の先生で1歳児10人を含めて24人の児童数の受け入れになり、保育所全体で3人の保育士が不足しております。このような状況から、正規職員による先生が担任として受け持てない状況下にあります。保育士確保は、喫緊の重要課題となっております。今月号の広報あかびらにも臨時保育士の募集は掲載されておりましたが、保育士資格を持っている方に臨時で働こうという人は現状いないのが実態ではないかと思います。正規職員として中途採用していかない限り、今後も待機児童の解消につながっていかない状況にあります。新年度において、発達におくれのある児童は担任の先生の加配ができなく、待機児童になるのが実態であります。待機児童を出さないための取り組みも、保育士不足により待機児童が発生していますので、保育士確保について市長の決断を求めたいと思います。
答弁 市長 菊島好孝(市長は2019年3月まで)
保育所の現状と保育士不足解消に対する認識についてでございますが、就学前の子供がいる世帯にとって保育所や幼稚園は大変重要な施設でございまして、特にゼロ歳児から利用が可能な保育所につきましては、保護者が働いている世帯にとっては欠かすことができないものであるというふうに私も認識を持っております。議員のご質問の中にもありますように、平成30年度は保育スペースの確保はできましたが、保育士については希望する人員を確保することができない状況でのスタートとなる見込みであり、この状況は決して望ましいものではなく、待機児童を発生させないためにも、また入所している子供たちに対する保育の質を低下させないためにも早急の対応が必要であるという認識は私も持っているところでございます。正職員につきましては、平成29年度は年度当初に1名、さらに年度途中で1名を採用いたしました。また、平成30年度は年度当初に保育士資格を有する者1名採用いたしますが、引き続き臨時保育士や保育士補助の確保にも努めますとともに、年度途中での採用についても考慮してまいりたいと思います。保護者からは最低限担任は正職員を配慮してほしいという、そういう要望があることも存じております。現在全国的な保育士不足の状況ではありますが、以前の議会でもご説明をさせていただいたように応募条件の年齢緩和、学生の実習期間を考慮した試験日の設定などを行いまして、保育士の確保につなげてまいりたいと存じます。
質問 2番 五十嵐美知
市長、この保育所の問題と先ほどの一番最初の子供を生み育てる、安心して暮らせるまちなのかということなのです。だから、私は市長と同じ認識なのかなということで子育てしやすい環境整備を聞いたわけです。結局は赤ちゃんが、赤平でいろんなサービスがあって、生まれても実際に働くときに受け入れてもらえないのですから、その環境整備が大事でしょう、市長。その認識なのです、問いたかったのは。それで、今もお答えありましたけれども、正職員を平成29年当初で1名と、それで途中採用で1名していただきました。それで、来月の4月から1名も採用されています。ですが、休職であったり、退職であったり、繰り返している中で、それでも現実3人足りないのです、現場では。正職員3人足りないのです、市長。幾ら臨時の保育士を募集したからといって、現実は働いてくれる人がいないのではないですか。それと、年度途中の採用もしたらどうかと私はお願いしました。だけれども、途中の採用は考慮してということですが、これ考慮してってどういう意味に捉えたらいいのですか。お答えください。
答弁 市長 菊島好孝(市長は2019年3月まで)
ただいまも説明をさせていただいたと思うのですけれども、臨時保育士や保育士の補助の確保も、そういったこともやりながら、どうしてもそういう方々が見つからなかった場合は年度途中での採用についても考慮していきたいと、こういうことでございます。
質問 2番 五十嵐美知
やっぱりこういうことは、子育て支援条例にもつくられて、施策としてこれから進むわけですけれども、条例幾らつくられても魂が入らなかったら、仏つくって魂が入らなかったらだめではないですか。市長のやっぱり心を、こういった条例を動かしていくことだと思うのです。そういう意味では、現場では今保育士不足で悲鳴を上げています。それで、先月から保育所としても苦肉の策でいろんなことやっています。中には、保育所に子供を預けているお母さんたちはいろんな仕事しています。土日休みのところもあるでしょう。日曜日しかないところもあるでしょう。ふだん休みのところもあるでしょう、勤務外で。そうした保護者の皆さんたちに、本当に現場の苦肉の策なのです。保護者が休みのときはなるべく保育所に連れてこないで、自宅で見てくださいと、そういう内容の文書も回るのです。回っているのです、現実に。それで、2月に私はその文書を持って、副市長、こういうことなっているよと行きました。ねえ、副市長。そういったことが現実に起こっているわけです。そういったことが副市長と市長との間で認識共有されていないのですか。お答えください。
答弁 市長 菊島好孝(市長は2019年3月まで)
そういうこと共有していないかと言われても、いつも私は共有しているというふうに考えておりますし、もし議員がおっしゃるように共有されていないということであれば、それは議員に対する私の不徳のいたすところだというふうに思っております。
質問 2番 五十嵐美知
市長が留守のときは、副市長のところ行くわけです。ですから、そこはやっぱり報告、連絡、相談、報連相だと思うのです、お互いに。そういうことをやっぱりきっちりこれからも努めていただきたいと思います。そういう意味で、次があるから、余りしゃべってもいられないのですけれども、私は今赤平にとって地方創生を進める意味で、この人口減少対策には子供たちが赤平で生まれて、そして健やかに育ってくれる環境、やっぱり一番大事ですよね。そういう意味で赤平が本当に子育てしやすいまちになっていけば、若い方々は赤平に行って住んで、子供を生んで育てようと、そして働こうと思えるまちになるのです。そこをしっかり捉まえていただいて、一番最初に保育士確保に向かっては市長の決断を求めますと市長に質問しました。市長の決断がこんな結果なのかと正直言って今思っています。そういう意味では、市長としての立場は赤平市民のお父さんですから、何かあったときにお父さん、助けてと市民は悲鳴上げます。そのときに市長としてどんな決断できるのかと、そのことを私は求めたいのです。市長が赤平のトップとして決断すれば進むのです、物事が。その点どうですか。
答弁 市長 菊島好孝(市長は2019年3月まで)
決断するときは、私は私なりに決断をさせていただきます。ただ、私は赤平市の代表としまして、多くの市民の方がいらっしゃいます。その市民の方が1つのことをやることによって片方の人が困るようなことであれば困るわけです。確かにみんな大事です。みんな大事ですし、みんなやってあげたい。だけれども、1つを大きくやることによってほかにもし迷惑のかかる市民がいるならば、それは許されることでないというふうに私は市長として思います。ですから、みんながみんな全部やれるということにはなりません。でも、やれる分だけは何とか努力をしてやっていこうという、私たち職員は一生懸命そういうやりくりをしながら今頑張っているつもりでいます。私の決断だけで全てが何でもかんでもうまくいくというふうには私は思っていません。どんなことがあっても、今議員がおっしゃるように、最後の決断は市長です。でも、私は私なりに決断するときには決断をさせていただきますが、何とかみんなでもってやりくりのできるうちはやりくりをしながら、財政の問題もあるでしょう。だから、そういう中でご理解をしていただく分はご理解をしていただきたいというふうに思っております。頑張ります。
質問 2番 五十嵐美知
市長、私が今ここで質問して求めていることは、保育所の保育士さんが足りなくて悲鳴上げていると。だから、いろんな苦肉の策で待機児童出さないために児童センター、子育て支援センターほかのところに移したり、若葉保育所、土曜日、文京保育所に子供たちが来なければいけないような状況になっているのです。この原因は保育士不足なのです。その部分の、市長に保育士確保を途中採用含めて決断私は求めているのです。だから、その決断を市長がどこで判断して決断してくれるのかということだけ。誰が迷惑かかりますか。かからないです、誰も。逆にみんな喜びます、市長がその決断してくれたら。どうですか。
答弁 市長 菊島好孝(市長は2019年3月まで)
ですから、本当にできる限りそういうようなことをやりながら、そういう決断をしなければならないときが来たら、私は決断します。
質問 2番 五十嵐美知
その決断をするときは今ですから、ぜひよろしくお願いします。大事なところですから、よろしくお願いします。では、次行きます。要旨の3、認定こども園の整備についての協議と進捗状況についてですが、執行方針では児童福祉施設の充実ということで認定こども園の整備として保護者のほか、教育、福祉の関係団体等の意見を参考に協議していくとされておりますが、これまでの協議との整合性にあわせて今後の考えについて伺いたいと思います。
答弁 市長 菊島好孝(市長は2019年3月まで)
認定こども園の整備についての協議と進捗状況についてお答えをさせていただきます。副市長と関係各課職員によります協議は、昨年中は2回開催をいたしまして、ことしは1月に行いました。その中では、建設場所や工事の期間、建設費用などのほか、保護者等の意見集約の方法なども協議されたところであります。その後、2月23日には子ども・子育て会議が開催されまして、認定こども園に対する建設場所等について委員から意見をいただきましたが、この会議だけではなく、より多くの方の考えを聞くことも必要ではないかと、そういう意見も寄せられたことから、速やかにスピード感を持って保護者のほか、教育や福祉の団体等とも協議をしてまいりたいというふうに考えてございます。
質問 2番 五十嵐美知
ありがとうございます。この認定こども園については、昨年プロジェクトチームをつくって進めるべきだというご質問させていただきました。それで、1月に入って、この認定こども園についてのみプロジェクトチームを立ち上げていただきました。そういう経過も含めて、これは認定こども園の設置の考えは体制強化のためにとあるのです。そういう意味で考えたら、市長もさっき速やかにスピード感を持ってと、この表現は本当に常々市長よく言われております。そういう意味で最終年度であります30年、この30年で市長の最終年度なのです。これは、市長の公約でもあります、認定こども園は。ですから、先ほども市長が言ったように、速やかにスピード感持って進めていくということでありますので、どうか年度内、この認定こども園の整備について、保育所はこんな感じですから、今、2カ所あって。認定こども園になったら幼稚園含めて3カ所で1つになるわけですから、いろんなこと考慮したら今はチャンスです。それには年度内において基本構想、基本設計まで年度内にいけたらいいのではないですか。最終年度の市長の公約が盛り込まれたらすばらしいではないですか。どうですか、その点。
答弁 市長 菊島好孝(市長は2019年3月まで)
今議員おっしゃったようなことをスピード感持って協議を進めてまいりたいというふうに思っております。
質問 2番 五十嵐美知
市長、よろしくお願いいたします。何といっても認定こども園の設置は体制の強化にありますので、よろしくお願いいたします。項目3のプラチナ社会の構築についてですが、当市におきましても高齢化は全国平均を上回る速さで進んでいますが、お元気な方々も多くいらっしゃいますことから、人生100年時代を見据えた高齢者施策、就労施策や生涯教育は長寿化がもたらす恩恵は煎じ詰めれば時間という贈り物であり、人生が長くなれば目的意識とプラス思考で長寿化を捉えて、その上で人々の働き方や教育、家族、余暇の過ごし方など地域社会のあらゆる分野において大きな変化が起こることを想定し、個人の人生設計や社会のシステムを人生100年モデルにシフトすることを提唱されておられる方もおります。当市におきましても高齢社会の中で新年度もさまざまな施策に取り組まれるわけでありますが、まずは要旨1の高齢者大学の開講と規模をどのように考え、進められるのか伺いたいと思います。
答弁 市長 菊島好孝(市長は2019年3月まで)
高齢者大学についてお答えをさせていただきます。本年2月末現在における本市の65歳以上の人口は4,759人となっております。高齢者大学の開講につきましては、赤平市しごと・ひと・まち創生総合戦略施策として位置づけられておりまして、高齢者の学ぶ場及び学ぶ喜びを提供するほか、交流の場ともなりますので、早期実施に向けて努力をしてまいります。そのため、生きがい、健康管理、認知症予防、遺言の書き方、まちの歴史など高齢者自身の効果に結びつくような講義を選択する必要がございます。講義内容によって一部については専門家の派遣も必要かもしれませんが、行政内及び団体などとの連携によりまして市内講師の対応も十分可能であるというふうに思いますので、東公民館、または交流センターみらい、ふれあいホールなどを会場といたしまして、できるだけ多くの方にご参加していただき、学び、交流の場につながり、生きがいを生むように新年度内の開講を目指して検討してまいりたいと思っております。
質問 2番 五十嵐美知
ありがとうございます。どうか市民の生きがいを感じられるような内容の高齢者大学に期待をいたします。次、要旨2、長寿社会と多様な生き方を選べるような取り組みの考えでありますが、新年度において高齢者施設の専門職の養成講座や健康づくりの推進、さらに伝承活動、高齢者人材バンク等に取り組まれるわけでありますが、人口減少や少子高齢化が進み、将来にわたり活力維持するため高齢者の力が欠かせないと思います。内閣府の調査によりますと、60歳以上の8割近くが65歳以降も働きたいと答えているようでありますので、高齢者の活躍に多様な生き方を尊重して、人生の選択肢を広げる意味で官民挙げて取り組むことは新年度はさらに重要になるのではないかと思いますが、お考えを伺いたいと思います。
答弁 市長 菊島好孝(市長は2019年3月まで)
長寿社会と多様な生き方を選べるような取り組みの考え方についてでございますが、高齢者が生きがいを持って心身ともに健康に過ごすことは高齢者比率が高い赤平市にとって重要なことであると思います。現在は高齢の方でも勤労意欲の高い方が多く、民間企業におきましても定年の延長や再雇用など60歳を超えても働ける環境が整ってきておりまして、中には65歳を超えても雇用を延長している企業もあることから、雇用の場は今後もふえていくというふうに思われます。赤平市におきましては、平成30年度に高齢者人材バンクの登録者を公募し、人材確保に努めていくほか、昨年に引き続きまして介護職員の初任者研修を社会福祉協議会と協力しながら開講することを予定してございます。元気な高齢者が生きがいや自身の介護予防につなげていくため、他市の一部高齢者施設で導入をしております施設の介護職員の手助けをする補助者の例を参考に市内の事業者等と相談していきたいと思っております。また、高齢者が地域の老人クラブに入り、さまざまな活動が行えるよう活動費を助成するとともに、新年度からは賠償責任保険料の助成も行い、より一層安心して活動ができる環境を整備してまいりたいというふうに考えております。
質問 2番 五十嵐美知
理解いたしました。ありがとうございます。次、項目4の保健事業について伺います。市民の皆さんの日常の健康生活のための取り組みを、新年度におきましても健康寿命を延ばす取り組みは重要になりますことから、担当関係者の皆さんには大きな使命があると思いますので、よろしくお願いいたします。要旨1の受動喫煙防止対策の庁舎内全面禁煙の取り組みと禁煙場所の考えについて確認したいのですが、執行方針について、禁煙対策と受動喫煙防止対策に引き続き取り組むとされており、具体的な表現がありませんでしたので、伺いたいと思います。
答弁 市長 菊島好孝(市長は2019年3月まで)
受動喫煙防止に向けた庁舎の取り組みといたしましては、現在分煙化を行っておりますけれども、昨年は世界禁煙デーの趣旨も踏まえ、禁煙週間の期間中、敷地内完全禁煙を実施したところであります。今後の対応といたしましては、現在国においては受動喫煙防止対策に関し健康増進法の改正に向けて取り組んでおりますが、それらを参考にしながら、庁舎の受動喫煙防止対策としましては建物内禁煙へ向けて平成30年度に庁舎隣接の公用車車庫の一部を改修し、喫煙室を設けるべく予算を計上させていただいております。実施時期につきましては、改修工事を要することから、周知期間も含め、世界禁煙デーである5月31日までには使用できるよう進めてまいりたいというふうに考えております。
質問 2番 五十嵐美知
何よりも健康が一番ですので、ぜひしっかりとした対応をお願いしたいと思います。次、要旨2の各種がん検診の受診率向上と早期発見と早期治療に結びつく事後管理の取り組みについてでありますが、現状のがんの罹患率が高く、死亡につながるケースでは2人に1人との割合で多く発症しております。いかにして受診率向上につなげるかが課題であると思いますし、ひいては早期発見と早期治療が可能になるわけでありますので、事後管理も含め、新年度においてさらなる実効性を上げる取り組みをどのように考え、進められるか伺いたいと思います。
答弁 市長 菊島好孝(市長は2019年3月まで)
がんは、自覚症状がないまま進行しまして、症状があらわれてからの治療は本人の身体的、経済的な負担も大きいことから、早期発見、早期治療が重要となります。当市では、集団と病院での個別によるがん検診を設けまして、いつでも検診を受けられる体制を整え、受診率の向上に取り組んでおります。受診率を向上させる取り組みといたしましては、働き盛りの若い方に検診を受けていただけるよう企業、従業員へのがん検診受診への働きかけを行うとともに、子育て世代の若い方に若いうちからの検診受診の必要性を知っていただくよう子供の検診や授業に来た母親へ受診勧奨、保育所や幼稚園を利用している保護者へのお便りで検診の意義等を周知し、また退職直後の方や節目年齢の方へ個別通知による受診勧奨を行い、新規の受診者をふやす努力をしているところであります。また、検診を受けていただいた方の受診が途切れず、継続受診につながるように検診実施時期に合わせて個別に電話等で受診勧奨を引き続き行ってまいります。さらに、地域住民からの口コミが幅広く波及していくものと考え、地域の団体等の協力を得ながら受診啓発活動も引き続き実施をしてまいります。事後管理につきましては、検査の結果、数値に異常が認められるときには各健診委託機関から精密検査の受診案内が届き、同時に市にも通知がありますことから、相談や未受診者への個別に電話や通知等で受診状況の確認と受診勧奨を行っており、今後も継続して行ってまいりたいと思っております。
質問 2番 五十嵐美知
今の答弁でもわかりますけれども、あらゆる角度から、また幅の広い取り組みに理解いたしました。今後もしっかり取り組んでいただけるようよろしくお願いいたします。次、項目の5、地域防災対策について。近年全国各地において異常気象がもたらす災害が多く発生しており、当市においても例外ではありません。一昨年は台風被害が発生しており、地域と行政間の連携強化等を含めた防災体制づくりは重要案件であります。新年度において避難所用テント、ポータブル発電機等の購入、Jアラートの新型受信機の導入や防災行政無線の整備に向けて調査設計を行おうとされておりますが、いざというときに運用されなければならないわけでありますので、そこで要旨1のJアラートの新型受信機導入と防災行政無線の整備にあわせ的確な運用について伺っておきたいと思います。
答弁 市長 菊島好孝(市長は2019年3月まで)
Jアラートの新型受信機導入につきましては、平成28年度に消防庁より新型受信機の導入についての通達がありまして、受信機本体及びシステムの更新により平成31年度から現行の受信機ではJアラートの受信ができなくなることから、導入するものでありまして、財源を緊急防災減災事業債として平成30年度に予算計上させていただいたところであります。現在本市では、弾道ミサイル等が発射された場合などにJアラートに対応した自動起動による赤平市独自の住民への伝達手段がない状況であることから、消防庁より早期に解消するよう求められておりまして、平成30年度よりJアラートと連携した同報系の防災行政無線の整備について進める計画であります。しかしながら、現在の防災行政無線にはさまざまな伝達方式による一長一短があり、天候状況による音声の聞こえづらさや導入のコスト、導入後の維持管理費などさまざまな課題がありますので、整備に当たってはJアラートと連携した自動起動による伝達も含め赤平の地形や災害発生時ごとの適切な伝達手段などを考慮いたしまして、調査、基本設計を行い、低コストで信頼性の高い機器の導入に向けて検討いたします。また、運用につきましても災害発生時だけではなく、防災訓練などでも活用できるよう取り組んでまいりたいというふうに考えております。
質問 2番 五十嵐美知
ぜひ市民の安全、安心のために、そういうことでありますので、しっかりとした運用をお願いしたいと思います。項目6、観光について伺います。要旨1のインバウンドの受け入れの状況について伺いたいと思います。当市の観光施設でありますエルム高原施設周辺は、本当に緑豊かで、自然環境に恵まれ、さらにSAKIYAMA公園の彫刻群は圧巻と感じますし、キャンプも冬の時期でもお客さんが来ていると伺っておりますが、方針にありますように訪日外国人のアウトドアのニーズの高まりに合わせ、手ぶらキャンプやコテージを活用したインバウンドの受け入れについて検討し、集客に努めるとされておりますが、内容等の具体的な取り組みについて伺いたいと思います。
答弁 市長 菊島好孝(市長は2019年3月まで)
インバウンドの受け入れ内容等の具体的な取り組みについてお答えをさせていただきます。日本国内における訪日外国人、いわゆるインバウンドにつきましては2017年は2,900万人で、2030年には4,000万人に達すると予想されております。北海道におきましても2016年で230万人が訪れております。また、国別で見ますと、北海道では中国、台湾、韓国、香港が上位を占めている状況にあります。現在は団体向けのインバウンドがまだまだ主流ではありますが、今後リピーターとなる個人旅行者、いわゆるFITが増加し、レンタカーを利用した旅行がふえていくということから、平成27年に赤平市、芦別市、砂川市、滝川市で構成する東空知観光周遊ルート創出推進協議会が発足され、親日派が多く、リピート率が高いと言われる台湾や香港などの国をターゲットとするFITインバウンドの受け入れに向けた周遊ルートの検討を行っているところであります。当市におけるインバウンドの受け入れに向けた取り組みの状況でありますが、平成29年度において台湾の著名ブロガーの招聘や台湾の旅行会社が視察研修を行い、エルム高原については台湾におけるキャンプ人気が非常に高まっていることも相まって、手ぶらキャンプ、ケビン村のコテージに非常に興味を示していただき、現在キャンプをしながら赤平版の出前バーベキューとのセットで売り出せないか、FITインバウンド向けの旅行プランの考案を行っているところであります。今後におきましては、旅行プランの実現が可能か協議を重ねるとともに、受け入れのための体制や施設内の案内表示等につきましても検討してまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
質問 2番 五十嵐美知
市長、出前バーベキュー、おもしろい企画です。お答えで理解いたしました。要旨2の観光ルート創出の考えについてですが、当市において観光資源としてはエルム高原施設のほかにまちを横断して流れる空知川を見ることができる絶景ポイントの一つとしての独歩苑や7月にオープン予定の炭鉱遺産ガイダンス施設など、さらに民間も含めた観光ルートとしてインバウンドの受け入れルートとして考えられないのか伺いたいと思います。
答弁 市長 菊島好孝(市長は2019年3月まで)
観光ルートの創出の考えについてお答えをさせていただきます。東空知観光周遊ルート創出推進協議会におきまして、インバウンド向けの観光スポット、体験型観光などをあわせた周遊ルートの創出を検討しておりまして、当市におきましてもFITによるレンタカー利用者をターゲットにすることが適切であると思っております。先ほど答弁いたしましたエルム高原施設を核としながらも、炭鉱遺産群や新年度に完成いたしますガイダンス施設、また空知川の絶景スポットや物づくり体験、工場の見学等、さまざまな周遊ルートとしての可能性があると思います。私たちからすると当たり前と思っている風景や食べ物などが外国の方々にとっては新鮮である、魅力的だということもありますので、外部からの意見も聞きながら周遊ルートの創出に努めてまいりたいと思います。また、インバウンドの取り組みにつきましては、個々の魅力も大切ですが、広域での連携も必要でありますので、引き続き東空知観光周遊ルート創出推進協議会や近隣の市町、ひいては北海道と連携を図りながら検討してまいりたいと思います。
質問 2番 五十嵐美知
広域の連携にあわせてぜひ赤平市のよさを最大限にアピールできる観光ルートの創出に取り組んでいただきたいとお願いしておきたいと思います。それでは、教育長、よろしくお願いします。教育行政執行方針について伺います。