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赤平市議会 平成29年第3回定例会 2017年9月13日

平和と安全について

2017年9月13日、赤平市議会の一般質問で、木村恵議員が「平和と安全について」質問し、市長 菊島好孝が答弁しました。

質問者
木村恵 議員
答弁者
市長 菊島好孝

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は会議録の議事日程の表記です。

質問 1番 木村恵

質問に入りたいと思います。大綱1、平和と安全について、①、核兵器禁止条約についてお伺いをします。ことし7月7日、国連会議において核兵器禁止条約が採択されました。加盟国の6割を超える122カ国の賛成で人類史上初めて核兵器を違法化する条約が採択されるというまさに歴史的壮挙だと思いました。しかし、日本政府は交渉にさえ参加しないという姿勢を示しており、今後も署名することはないと見解を示しております。その後行われた8月の広島、長崎での平和式典では広島市長、長崎市長、また被爆者団体の代表の方などから被爆国である日本が被爆者や遺族の思いを受け、積極的に核兵器禁止条約へ参加すべきだという厳しい指摘を受けております。核兵器禁止条約と日本政府の姿勢について、市長の見解を求めます。

答弁 市長 菊島好孝(市長は2019年3月まで)

核兵器の禁止条約についてお答えをさせていただきます。核兵器の禁止条約につきましては、本年3月からニューヨークの国連本部で制定に向けた交渉が行われまして、圧倒的多数の賛成により採択されたところでございます。条約は、本年の9月から署名手続が開始されまして、批准国数が50カ国に達してから90日後に発効されることとなってございます。本市は、世界平和と核兵器の廃絶による恒久の平和を願い、幸せな市民生活を守る決意を表明し、昭和60年の9月24日に非核平和都市宣言をしておりまして、広島に原爆が投下されてからことしで72年となりますが、過去の悲しい出来事を繰り返してはいけないとのそういう思いから毎年原子爆禁止世界大会へ本市の中学生を市民の代表として派遣するなど取り組んできたところでございます。本市といたしましては、これまで同様、非核平和都市宣言の趣旨に基づきまして平和活動を行っていく所存でございますので、ご理解を賜りたくお願い申し上げます。

質問 1番 木村恵

これまで同様と、平和活動を行っていくということであります。なぜ日本政府は交渉参加もせず、署名も行わないと言っているのか、こういったところには答弁ありませんでしたが、ぜひこのことを全国の自治体で考えていくべきだと私は思います。今の答弁では、広島、長崎、また被爆者の方だけが当事者であって、これは国が考えることだという印象を受けます。しかし、私は決してそうではないと思っております。日米同盟に影響が出るなどと言って核兵器廃絶に消極的な日本政府が幾ら橋渡し役をすると言っても説得力がないと思います。核抑止論で平和が保たれるというのであれば、全ての国が核を持てば平和になるということになりますが、これは絶対にあり得ないと思います。全ての国が核を捨てることが平和になるということではないでしょうか。全国の自治体で日本政府が核兵器禁止条約の署名、批准することを強く求める、そういった声を上げていくことが平和への道だということを申し上げたいと思います。次の質問に移ります。②です。北朝鮮の核実験とミサイル開発についてお伺いします。昨日、国連でも制裁決議が決まりましたけれども、北朝鮮は国際社会が強く自制を求めているもとで弾道ミサイルの発射を強行し、今月3日には6回目の核実験を強行しました。日本共産党は、類似の安保理決議違反の暴挙であり、厳しく糾弾し、抗議するといった内容の声明を出しております。8月29日早朝のミサイルは、北海道の上空を通過するという極めて危険な行為で、早朝からJアラートが鳴り、北海道を含む多くの国民が緊張と恐怖を覚えたと思います。北海道では、札幌市、旭川市、帯広市、苫小牧市などが市長名で抗議文を送ったということですが、市長としての見解を求めます。また、アメリカと北朝鮮との間の軍事的緊張がこのまま続けば、偶発的な軍事衝突に発展するおそれもあり、もしそうなれば米軍基地のある日本にもおびただしい被害が起こり得ます。日本共産党は、アメリカと北朝鮮、米朝で無条件で直接対話をすること、これを呼びかけ、そして日本政府にも軍事的対応をあおるようなことをせず、平和的、外交的解決のために直接対話を実現させる努力を求めております。日本政府の対応について、市民の命、安全を守る市長としての見解もあわせてお伺いします。

答弁 市長 菊島好孝(市長は2019年3月まで)

北朝鮮の核実験とミサイル開発についてお答えをさせていただきます。8月29日には、北海道上空を北朝鮮の長距離弾道ミサイルが通過をいたしまして、北海道を含む各地で早朝からJアラートが鳴り、多くの市民の方々に緊張が走りました。また、9月の3日には北朝鮮で過去最大規模の核実験が行われ、核実験による地震波が観測されたところでございます。多くの国が核兵器廃絶に向かう明確な意思決定を示す中で強行されたことは、こうした国際社会の核兵器のない世界の実現に向けた懸命な努力を無にするもので、到底許すことはできないものであります。非核平和都市宣言をしております本市といたしましても本市が加盟をしております平和首長会議が北朝鮮に対して全ての核兵器と核計画を即刻放棄し、国際社会との対話と協調による外交努力を誠実に行うよう改めて強く要請をする抗議文を送付しているところでございます。先ほども述べましたが、本市は非核平和都市宣言、これをしておりますので、その趣旨に基づきまして市民の生命と財産を守るために国や北海道、他の自治体とも連携を図りながら取り組んでいかなければならない問題と認識しておりますので、ご理解賜りますようお願い申し上げます。

質問 1番 木村恵

抗議文は、首長会議で送っているということでした。日本政府は、北朝鮮は対話をする気がないと、対話のための対話では意味がないと。最近は、対話と圧力から圧力だけに偏重をしております。政府は、来年度ミサイル防衛予算をさらにふやす方向を示しており、イージスアショアやSM―3ブロック2Aなどは、これはミサイルを撃たせないようにするものではなくて、撃たれたときの備えだと思うのです。軍事的緊張というものは、今後も続いていくのではないかと思います。つまり市民の不安がなくならないということです。撃たせないためには、対話のテーブルに着くことがまず行うべきことだということを申し上げたい。ぜひアメリカと北朝鮮が無条件で対話できるように、日本政府はその実現に努力するよう赤平市長としても働きかけをぜひしていただきたいと申し上げたいと思います。

出典:赤平市議会 平成29年第3回定例会 2017年9月13日 議事録 PDF(3ページ) 間違いを知らせる