赤平市議会 平成28年第4回定例会 2016年12月15日
地域資源を活かしたまちづくりについて
2016年12月15日、赤平市議会の一般質問で、竹村恵一議員が「地域資源を活かしたまちづくりについて」質問し、社会教育課長 蒲原英二、企画財政課長 伊藤寿雄が答弁しました。
- 質問者
- 竹村恵一 議員
- 答弁者
- 社会教育課長 蒲原英二、企画財政課長 伊藤寿雄
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は会議録の議事日程の表記です。
質問 4番 竹村恵一
大綱2に移ります。大綱2、地域資源を活かしたまちづくりについてに入ります。①、文化財の保護について、文化財とは文化的活動によって生み出された有形、無形の文化的所産と言われております。その中でも幾つかに分かれていまして、先ほど述べた有形、無形のほか、民俗、記念物、文化的景観、伝統的建造物群、埋蔵文化財などというふうに言われております。そして、当市においても炭鉱遺産に限らず、農業や歴史的建造物や物といったものが数多く点在しているというふうに思います。そこで、アの社会教育の推進の観点から見た考え方についてお伺いしたいというふうに思いますが、教育行政執行方針の中で教育長も文化財保護行政という項目を挙げて、郷土の文化財保護を目的とした学習講座の開設や基本方針を定めるなど、体制の強化を図ると言われております。当市においての文化財へ対する方向性や考え方はどういうふうに考えるのか、お聞きしたいというふうに思います。お願いいたします。
答弁 社会教育課長 蒲原英二(社会教育課長は2016年12月まで)
社会教育の推進の観点から見た考え方についてお答えいたします。文化財に対する方向性や考え方については、文化財を守っていかなければならない、歴史の中で失われてはいけない、次の世代に伝えていくべき価値を持っているものとしての理解を深め、重要性を伝えなければならないと考えます。しかし、平成25年度に赤平市郷土館を解体し、資料につきましては赤平市公民館に保管、平成26年度には赤平市炭鉱歴史資料館が休館となり、完全公開はできない状況となっております。現在赤平市指定文化財においては、奈江沢遺跡出土の棍棒形石器は、市コミュニティセンターに展示され、赤平市無形文化財の住吉獅子舞は、住吉獅子舞保存会の意向で住吉獅子会館に展示されております。また、本年7月には、住石マテリアルズ株式会社より旧住友赤平炭砿立坑櫓とその周辺建物について、産業遺産として大変価値のある建造物の譲渡を受けたところであります。現在公開できていない郷土の資料等につきましては、さきに策定されました赤平市公共施設等総合管理計画に基づき、仮称ですが、赤平市歴史資料館を整備する予定となっております。整備の方針としましては、今までの郷土資料展示のほか、市の文化財や考古資料、民俗資料、美術関係も含め総合的に収集、展示して市内の小中学校や地域住民の文化財保護への理解を深める場として整備していく方針です。また、炭鉱遺産につきましては、現在協議中であります炭鉱遺産活用検討協議会の基本構想に基づき、旧住友赤平炭砿立坑櫓等の保存、活用に向けた整備の中で国の重要文化財の指定を目指し、資料の整備や調査研究、炭鉱遺産の総合的な維持管理を行います。このような文化財の歴史を学ぶ学習講座につきまして、今年度は中学校からの要望により当市の学芸員補による歴史、文化に関する出前授業を行い、これからも要望があれば小中学校に出向いて文化財保護の重要性等を伝えてまいります。また、特に文化財保護行政に関する基本方針として定めてはおりませんが、赤平市社会教育中期計画や社会教育推進計画の中で示してまいりますので、ご理解を賜りますようよろしくお願いいたします。
質問 4番 竹村恵一
なぜ文化財を保存しなければいけないのかということですけれども、文化財にはやはり忘れがちな大切な価値や目に見える物とは違う価値があるというふうに感じます。目に見えないが、人間の歴史の中で失われてはいけない、次世代に伝えていくべき価値を持っているものということも感じるところであります。教育長も体制の強化など等述べられていらっしゃったと思いますので、赤平の礎を未来へと受け継ぐためには文化財保護行政の根幹というふうに述べていますので、さらに進展を期していくと言われていましたから、しっかりとした準備や検討、体制づくり、それから説明責任を果たして市民への理解をしっかりいただきながら努力をしていっていただきたいというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。関連しまして、イのまちづくりの観点から見た考え方についてお聞きしたいというふうに思います。ただいま社会教育の観点から、文化財についてお伺いいたしました。この整備される文化財の形をいかにまちづくりとリンクさせ、人を外から呼び寄せる材料にできるか、ここが大切になってくると思います。点在している文化財をいかに集約し、見せ方を考え、そこからまちの至るところへ波及させるか、そのような考えのもと予算をお持ちの理事者側の考えをお聞きいたしたいというふうに思います。よろしくお願いいたします。
答弁 企画財政課長 伊藤寿雄
文化財保護のまちづくりの観点から見た考え方についてお答えをさせていただきます。現状先ほどお話もありましたが、赤平市の指定文化財としては棍棒石器と住吉獅子舞の2つとなっておりますが、このほかにも空知の炭鉱関連施設と生活文化が北海道遺産に選定されており、また赤平立坑櫓と関連資料が産業考古学会推薦産業遺産にも認定されております。また、指定等のほかにも文化や芸術といった観点から赤平火太鼓を初め石飛博光氏の書道作品、各種道展等の美術作品、閉校となった学校の資料など、さまざまな芸術、歴史、文化財が存在しております。近年全国的に地域文化財をまちづくりとして活用する機運が高まっておりまして、本市といたしましてもしっかりと歴史、文化を継承し、次世代の子供たちを含め、市民に地域の誇りと愛着心を育むことが重要でありますし、また現在炭鉱遺産に関しましては日本遺産の認定などを目指しておりまして、文化財の内容によっては観光要素を含め市外から多くの方々をまちに呼び込むことが期待できます。そのためにも、現状休止となっております施設の再開や文化に関連する複合施設の整備を進めていくことを検討いたしまして、まちの活性化のためにもこの文化財の有効活用を図ってまいりたいと思いますので、ご理解いただきますようよろしくお願いいたします。
質問 4番 竹村恵一
まさしくただいまの答弁にありますように、日本遺産の認定などを目指して観光要素を含めたときに、外から中へ人をどのように呼び込んでいくかという対策が必要になってくるというふうに思います。そのための見せ方で、複合施設の考え方、それからまちの活性化のために今後はやはり限りある財源のしっかりとした予算配分と国、道からの交付金などを確保しながら、前へ進めていただけたらというふうに期待いたしますので、よろしくお願いいたします。最後の大綱に入ります。