赤平市議会 平成27年第4回定例会 2015年12月11日
ものづくりのまちとしての教育について
2015年12月11日、赤平市議会の一般質問で、植村真美議員が「ものづくりのまちとしての教育について」質問し、学校教育課長 相原弘幸が答弁しました。
- 質問者
- 植村真美 議員
- 答弁者
- 学校教育課長 相原弘幸
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は会議録の議事日程の表記です。
質問 3番 植村真美
続きまして、大綱4に移らさせていただきます。ものづくりのまちとしての教育についてお伺いをさせていただきます。①、地元企業や団体とのさらなる連携について、ア、地元企業紹介本の作成と教育の連携についてお伺いをさせていただきます。これまでも何度も地域の特性を生かしました教育のあり方についてのご検討をお願いをしていたところでございます。その後の進行状況も含めまして質問をさせていただきたく思いますが、実際に赤平市の特性を生かした動き、具体的な流れがもう少しはっきりと見えてきてもいいのではないかなというふうに考えるところもございまして、当市がものづくりのまちとしてなお強調できるのは、空知管内におきましても工業出荷高であったり、そういったものが高いといったものもございまして、ご活躍いただいている当市の企業の代表者の方の存在を見ても明らかなように、今後やっぱりこういった地域を誇れる子供が多くいてくれることを願うところでございます。そこで、教育行政といたしましてもそのことに対しまして一歩踏み込んだ教育体制のあり方というものを考えていただきたいというふうに思ってございます。今キャリア教育におきまして、以前も質問の中で取り上げさせていただきましたが、下川町でございますけれども、うどんや森林を題材といたしました小学校から高校教育まで一連した教育プログラムに取り組んでいる地域がございます。このことは以前にも本当にお伝えはしているところなのでございますが、最終的には子供たちは地元の企業に対して興味を持つことや地域で働いている親に対してもやはりすごく誇りを持つということをその教育プログラムの中で見出されているということを聞いたことがございます。そのことが本来の地域教育において必要な観点だというふうに私は強く感じているところでございます。そこで、当市におきましてもこのものづくりのまちを感じれる教育のあり方として工場見学や地域教育のための協力など、ある一定の条件を理解し合える企業であれば、地元を代表するものづくりの企業として認定いたしまして、地元企業の紹介本をつくるなどして、市内の企業を市内の方たちに、子供や先生や職員が知る機会をつくる。そのためにもそういった本をつくっていただいたらどうかなと思うところでございます。そして、そこから小中学校の教育と連携しながら、当市独自の教育プログラムをつくり出すといった方向に発展していただきたいと思うのですが、そのあたりはいかがお考えでしょうか。
答弁 学校教育課長 相原弘幸(学校教育課長は2015年12月まで)
地元としての特色ある教育についてのご提案ということと思いますけれども、本市では小学校の社会科においての学習で副読本を使用して、赤平の歴史や文化、産業などを学び、地域の産業や発展についての理解を深め、地域社会の一員として地域社会に対する誇りと愛情を育てることを目標の一つとしております。赤平市の副読本につきましては、この次の編集機会に赤平市のものづくり企業を取り上げ、全国の元気なものづくり中小企業300社に選ばれました市内企業4社を紹介するなど、地域の特色に視点を合わせて教材の掘り起こしに努め、見学学習も積極的に取り入れるなど、可能な限りものづくり企業について学ぶ機会をふやしてまいります。そこで、ご指摘のありました地元企業の紹介本についてですが、以前企業紹介を目的としました赤平企業ガイドブックが商工関係部局により作成した経緯がありますが、再度そのような紹介本が作成されることがありましたら、企業見学や紹介などの資料として副読本の補完教材やキャリア教育での資料として活用できるのではないかと思っています。特色のある教育でのものづくりのまちについては理解いたしますので、現在小中学校で行われているものとしましては小学校3、4年生の企業見学や中学校の生徒が体験する会社や商店などでの企業体験などがまさにものづくりを中心とした赤平市の企業、事業所を学ぶ絶好の機会となっており、事業主や従業員の方々と触れ合いながら多くのご教示を受けております。また、教育委員会といたしましては、青年会議所の小学生を対象とした各種事業の募集事業につきましても若手経営者と触れ合う機会と承知しております。さらに、同様の趣旨から、ことし産業フェスティバルで商工会議所青年部が主催しました小学校対象の企業見学体験、あるいは1企業ではありましたが、木材加工会社が企画した小学生対象の職場体験についても赤平市がものづくりのまちであることを考慮し、小学生の参加について募集チラシの学校での配布など、学校の理解を促したところです。赤平市がものづくりのまちであることを感じる教育としましては、現状でも可能な限り学校現場でも教科指導の中で努力していると思っております。しかしながら、学ぶ項目の多くある学校教育の場においては、一つの項目に特化した教材の作成は学校現場の理解が前提となりますし、独自の教育プログラムの作成については教育機関としての学校の教職員による教育内容を決める教育課程編成の作業が必要ともなりますので、体制上は大変難しいと判断しております。いずれにしましても、現状の状況においては本市の特色に関係した教材資料のさらなる掘り起こしに努め、活用することは行ってまいりたいと思っておりますので、ご理解、ご協力いただきますようお願いいたします。
質問 3番 植村真美
ただいまのご答弁の中におきまして他の団体等で取り組まれていることの紹介もございましたが、当市としての教育のプログラムの中において地域特性を、一連の考え方として、小中連携でどのように取り組んでいくことができるのかといったところのプログラムのあり方のところなのですけれども、やはり市の子供や家族、先生、教職員の皆様が同じ認識のもと進めれるところがあるべきなのではないかなというふうに考えるところはございます。ですから、そういった教育プログラムを実施しているところの地域特性をぜひ視察などをご検討いただきたいなと思うのですが、教育委員会としてそういった場所に視察に行くというところのご見解をどのようにお考えなのかをお聞かせいただきたく思います。よろしくお願いいたします。
答弁 学校教育課長 相原弘幸(学校教育課長は2015年12月まで)
現状のものづくりを感じさせる教育という点で発展させるためには、他市の取り組みも参考になる場合もあろうかと思いますので、学校とも協議することはやぶさかではありませんが、前段の答弁に加えまして、社会教育でもふるさと少年教室の体験活動の一環として市内菓子店での菓子職人からものづくりとしてのケーキづくりの指導を受けたり、また先ほどの中学生による職場体験でも市内外で評判のパンづくりをする市内パン屋さんの指導を受けたり、またそのパンを給食で食していることを子供たちは知っていると思います。赤平市の小中学生が地元のまちづくりの企業、事業所で経験することを重視し、肯定するものでありますが、ものづくりのまちを感じさせる教育を学校教育の中で完結させることには学校教育の制度上の条件に沿わなければ難しいと言わざるを得ないときもあり、むしろ実態としてこれだけ多くの場面で小中学生がものづくりのまちを感じさせる機会に触れていることを正しく評価しなければならないと思います。そして、全ての学校教育で完結させるという考えではなく、これだけ多くの機関、団体の市民力で子供たちを育成しているということを柔軟に評価してまいりたいと思っているところです。いずれにしましても、ご提案の趣旨、理解いたしますので、今後の赤平の教育のあり方を含めて校長、教頭とも研究、協議してまいりたいと思いますので、ご理解いただきますようお願いするところです。
質問 3番 植村真美
大変心配しているところは、教職員の方がやはりかわってしまうと、そういった地域とともにある教育のあり方というのも大変変動する部分があるのではないかなというふうに思っているのです。ですから、市のやはりそういったカリキュラムというか、プログラムを統一することによって、赤平市の子供にとっては統一的にそういった地域のものづくりとしてのまちの意識を植えさせる。そして、行く行くは自分の地域に帰ってきたくなるといった方向づけというような、教育に全てそこを任せるということの考え方ではないのですが、やはり地域に対する親しみをさらに感じてもらえるような教育プログラムのあり方というものもぜひ考えていただきたいなというふうに思っているところでございます。また、今いろいろと相原課長からも取り組みのご紹介がありましたが、やはり教育委員会でももう少し情報発信をしていただきたいなというふうに思っています。それほどいろいろなことを取り組みをされている割には情報配信、こんな赤平の教育ありますといったことが余り打ち出されていないのかなというふうに思ってございます。またさらに、当市の地域に合った教育プログラムを検討していく上で、やはり専門教育の指導主事の配置も検討していただくことができないかなというふうに要望をつけ加えさせていただきまして、私のこのアの質問を終えさせていただきます。よろしくお願いいたします。イに移りたいと思います。共同製作の可能性につきましてお伺いをさせていただきます。ただいまの質問と関連してございますが、行く行く地元企業の商品製作にも小中学生の意見を組み込んだ中で、さまざまな子供たちの創造性を引き上げる場といたしましても、企業が企画する商品の製作の工程に子供たちの意見を入れ込むだったりとか、企業が企画するイベントなどに参画するなどということを教育の機関の中でやることによって地元の企業に対する愛着も子供たちがそれぞれふえてくるのではないかなというふうに思ってございます。また、将来の地元の企業に就職することを夢見る子供たちも多くなってくるのではないかなと思ってございます。地元の教育と地元企業との共同製作の可能性についてもお伺いをしたく思います。よろしくお願いいたします。
答弁 学校教育課長 相原弘幸(学校教育課長は2015年12月まで)
共同製作の可能性についてですが、赤平の企業について学び、赤平に愛着を持ってもらうことは、議員ご指摘のとおり、地域教育として重要なものであると思っております。毎年火まつり会場で匠塾のブースで子供たちが参加しまして、ものづくりの作品を制作している光景を目にしますが、好ましいことと感じますし、若手企業関係者のご努力に敬意を表するとともに、教育委員会といたしましても、基本的には子供たちに参加を奨励する立場から、小学生に対するチラシ配布など学校管理者を通して協力してまいりたいと思います。しかしながら、企業との製品開発のための教育課程の中での連携となりますと、教育現場の場にふさわしいものであるかをまず確認する必要があると考えます。本市では、市内の企業、団体からさまざまなお誘いをいただく機会がありますが、何よりも学校活動の中で教育の名のもとにそれがどのような位置づけができるかを慎重に判断しなければなりません。また、企業の商品製作に小中学生の意見を組み込む等につきましては、前日の中学生の職場体験などの終了後、お礼状の形で全員が体験したさまざまな感想や意見を会社、事業所にお届けしておりますので、子供たちの創造性を引き上げる機会として有効にお取り組みいただければと思いますので、ご理解いただきたく思います。よろしくお願いします。
質問 3番 植村真美
大変地域の独特な教育のあり方というのも行き過ぎてもいけないというふうに思いますし、今相原課長が言われていることの内容もわかると思うのですが、当市としてのというところがやはりもう少し教育のあり方というものの個性だったりとか、子供たちの創造性を膨らますためということと、さらに子供たちが愛郷心を持って人生を歩んでいただくための教育のあり方というもの、当市の教育プログラムというものもぜひご検討いただきたいなという思いは変わりません。昨日同僚議員からもございました食農教育のあり方についても夢現会のところで質問をさせていただいた内容もございますが、ぜひ当市の教育プログラムといったものを地域に根づいたもののあり方の中で工夫をしていただきたい、検討いただきたいと思ってございます。どうしてこれまで独自の地域の豊かな部分を教育に当てていただきたいというふうにお願いをしているかといいますと、今定住の条件といたしましても教育環境のあり方というものがすごく条件としては高いというふうにありますし、当市がどのようなこれからの明るい未来をつくっていく子供たちの教育のあり方を赤平独自で考えているのかなといったところもここの定住の部分ではすごく評価に値する部分だというふうに思ってございますので、そのあたりをぜひ深くさらに考えていただきたい、2016年にしていただきたいというふうに思ってございますので、よろしくお願いいたします。以上で私の一般質問を終えさせていただきます。