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赤平市議会 平成27年第4回定例会 2015年12月10日

財政調整基金のあり方について

2015年12月10日、赤平市議会の一般質問で、若山武信議員が「財政調整基金のあり方について」質問し、企画財政課長 伊藤寿雄が答弁しました。

質問者
若山武信 議員
答弁者
企画財政課長 伊藤寿雄

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は会議録の議事日程の表記です。

質問 5番 若山武信

大綱2、財政調整基金のあり方について、①、今後の人口規模における積立適正額についてであります。当市の財政調整基金は現在約21億円あるわけでありますが、これは高尾市政が残した貴重な財産ではあります。また、当市の人口は10月末現在1万1,093人であり、今後の考え方と予算の使い方によりますが、将来にわたって当市の人口規模に合った財政調整基金の適正な積立額は幾らぐらいの金額が必要なのでしょうか。お伺いいたします。

答弁 企画財政課長 伊藤寿雄

今後の人口規模における積立適正額についてでございますが、財政調整基金につきましては地方財政法で設置が義務づけられており、地方財政の健全な運営のため、年度間の財源の不均衡を調整し、将来の財政負担に備えることを目的に設置しております。本市の平成26年度末の積立額は21億7,000万円となっておりますが、毎年度の当初予算編成におきまして歳入は過大に見積もらず、歳出は不足が生じないよう編成をしているため、歳入歳出の差し引き不足額を財政調整基金で調整しており、平成27年度当初予算においても約3億4,000万円を取り崩す予算となっており、現状における本年度末の積立額は18億3,000万円の予定となっております。そこで、今後の人口規模における積立金適正額のご質問でございますが、一般的に財政調整基金は標準財政規模の10%程度が適正とされており、平成26年度決算ベースで申し上げますと、当市の場合約4億7,000万円となりますが、今後の財政状況を見通すと、歳入面では人口減少等によって市税や使用料、手数料、地方交付税の伸びは期待できず、一方歳出面では社会関連経費や新たに地方総合戦略の施策を実行するための財源確保が必要となってまいります。また、ご承知のとおり、平成18年度以降さまざまな行財政改革に取り組んできた経過から、新たな改革を行うにも時間や期間を要すると想定されますので、緊急的事態への対応、市民サービスの急激な低下を招かないためにも最低でも10億円程度を確保し続けたいと考えておりますので、ご理解いただきますようお願い申し上げます。

質問 5番 若山武信

ただいまの答弁で理解するところでございます。財政調整基金、最低でも10億円程度との答弁がありましたので、今後の参考にさせていただきます。続きまして、②、運用益への考え方についてであります。長年財政調整基金は無利子で銀行に預けてきたわけでありますが、これを定期預金にして、わずかでも運用益につながらないかということでの質問であります。財政調整基金が21億円あります。そして、前段での答弁にありますと、本年度末には18億3,000万円となり、一般的な標準財政規模の10%程度が適正とすると約4億7,000万円とのことであります。さらに、緊急的事態への対応等も含めると10億円程度の確保は必要と考えているとのことでございます。単純計算で8億円を財政支出に備え、10億円は定期預金に回し、何がしかの運用益を見込むことができるということになるのではないでしょうか。過去において銀行の経営破綻ということもありましたが、現在国は中央銀行と連携を深めて、日本経済の活性化を最重点項目に挙げており、主要銀行への配慮もなされ、安定してきている時期かと思われます。当市の取引銀行はメーンバンクを中心に複数ありますので、万が一を考えると数億円単位に分けてもいいわけでありますし、現在の金利では大した金額にならないかもしれませんけれども、ちりも積もれば山となるの例えで、無利子で預金しておくのはもったいないと思います。小さな事業に少しでも役立てることができるのではないでしょうか。運用益について考えてみてはいかがでしょうか。お伺いいたします。

答弁 企画財政課長 伊藤寿雄

運用益への考え方についてでございますが、昭和46年に預金保険機構が設立をされ、金融機関が破綻した場合に定期預金額等が補償される制度が設立され、昭和61年以降この補償の上限額は1,000万円と定められております。しかし、平成9年に北海道拓殖銀行、平成10年に日本長期信用銀行が経営破綻となりまして、これまで予想できなかった銀行が破綻する事態が発生し、公金を定期預金等で運用した場合に1,000万円を超えた金額について利息を背負う状況となりました。このため本市では以前基金や歳計現金の一部を定期預金として活用し、利子となる運用益が発生しておりましたが、以後現在まで無利息の普通預金のみで運用し、万一この預金先の金融機関が破綻した場合は借入金と相殺される形となっております。今後におきましては、先ほどのご質問の中でもお答えさせていただいたように、本年度末の財政調整基金積立額は18億3,000万円の予定となっておりますが、赤平市しごと・ひと・まち創生総合戦略のソフト面の施策を実行する財源として財政調整基金を一部振りかえて(仮称)赤平創生基金へ積み立てることを検討してまいりますし、こうした基金を一時借入金要素として繰りかえ運用を行っておりますので、このような活用等に影響を与えない範囲において、平成28年度以降金融情勢も把握をしながら万一のリスクを最小限とするため、複数銀行に対する短期的な定期預金等の運用について検討してまいりたいと思いますので、ご理解いただきますようお願い申し上げます。

質問 5番 若山武信

ただいまの答弁で理解できるところでございます。当市の財政事情は、安定してきたとはいえ、今後にも厳しいものがございます。それはいつも聞かされているところでございますが、わずかな金額でも財源確保が必要でありますので、取り組みのほどよろしくお願いいたします。

出典:赤平市議会 平成27年第4回定例会 2015年12月10日 議事録 PDF(4ページ) 間違いを知らせる