みんなの議会

赤平市議会 平成27年第2回定例会 2015年6月25日

教育行政執行方針について

2015年6月25日、赤平市議会の一般質問で、五十嵐美知議員が「教育行政執行方針について」質問し、教育長 多田豊が答弁しました。

質問者
五十嵐美知 議員
答弁者
教育長 多田豊

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は会議録の議事日程の表記です。

質問 2番 五十嵐美知

それでは、件名2、教育行政執行方針について伺います。①の幼保連携型認定こども園の取り組みの課題についてでありますけれども、市長の公約の一つでもあります。早期設置を目指すと所信表明をされました。教育長の行政執行方針にも福祉部局と連携して認定こども園実現へ協議していくということでありますので、伺いたいと思います。教育委員会は、幼児教育を主としてきておりますので、保育の部分とかこれまで相入れないものがあったと思いますけれども、昨今の社会変化の流れでは取り組まなければならない状況にある中で、教育委員会として課題もあるのではないかと思いますけれども、ご意見を伺っておきたいと思います。

答弁 教育長 多田豊(教育長は2019年9月まで)

それでは、1番目の幼保連携型認定こども園の取り組みと課題についてお答えをさせていただきます。幼保連携型認定こども園につきましては、市長の所信表明及び本年3月に策定されました赤平市子ども・子育て支援計画においてその早期実現を目指すことになっております。教育委員会としても市福祉部局と連携をしながら、実現を図るべく今般教育行政執行方針の一施策として申し述べさせていただきました。関係する赤平幼稚園についてでありますけれども、昭和62年の開園以来いずみ幼稚園との統合、園舎の移転を経て、各関係機関のご協力をいただきながら、市内唯一の幼稚園として現在に至っております。認定こども園とした場合、幼稚園の園児、保護者につきましては、保育時間の設定、給食提供の有無、親子行事の減少などが想定されますが、当市における子ども・子育て支援の確保充実のため、その実施時期や具体的方法について福祉部局と連携を密にしながら進めてまいりますので、ご理解賜りますようお願い申し上げます。

質問 2番 五十嵐美知

この認定こども園、私も本当に長きにわたって取り組んできた大きな課題なのでありますけれども、子供たちが小さい子も大きい子もお互いに学べるところいっぱいあるし、また一人っ子も多い中でなかなか上と下と接する機会がなくてという場合もあるので、大きな子は下の子の面倒見れるでしょうし、そういう意味で早期の実現に向けて、ぜひ市長部局とよく連携とり合って進めていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。では、②、小中学校適正配置計画変更について伺います。市長の所信表明でも伺いましたけれども、当市の児童生徒数の減少は今後も避けられない状況にあり、中学校統合は進みましたが、小学校2校の小学生全児童数は現在は353名であり、子供たちの教育環境を少しでも早い段階で整備してあげることが子供たちの心身ともに切磋琢磨と競い合う中で忍耐や社会性などが身につき、クラスがえによる生徒間の友好が新しく芽生え、学校の活性化などが期待されます。また、学校の適正配置計画変更は、赤平創生に欠かせない施策であると思います。学校は、地域にとって欠かせない存在であり、耐震化されて利用度も高く、当市の貴重な財産であります。今後の赤平市公共施設等総合管理計画にも影響があると思いますので、教育長のご見解を伺っておきたいと思います。

答弁 教育長 多田豊(教育長は2019年9月まで)

小中学校適正配置計画の変更についてお答えをいたします。教育委員会では、現赤平市立小中学校適正配置計画に基づき、平成26年4月に茂尻、住友赤平、平岸の3小学校を統合し、平成30年4月の予定で赤平中、赤平中央中の2中学校の統合を進めているところです。現計画は、平成24年1月に策定したところですが、策定後3カ年を経過し、当時の児童生徒数の推計より減少が進んでいるところです。教育委員会といたしましても、適正配置計画の後期に位置づけられている豊里、赤間小の統合についてその時期及び統合校舎を検討する際に茂尻小学校についてもあわせて検討する必要があると考えておりますが、統合した平成26年4月からそれほどの年月が経過していないこと、赤平市全体から見て茂尻、平岸地区における地域の拠点施設としての小学校の位置づけなど、その際には児童、保護者、地域住民と意見を交換しながら進める必要があると考えております。いずれにいたしましても、本年4月より施行されました改正地方教育行政の組織及び運営に関する法律に基づき位置づけられている総合教育会議において、市長及び教育委員で十分協議を重ね、適正配置計画の変更について進めてまいりたいと考えておりますので、ご理解賜りますようにお願い申し上げます。

質問 2番 五十嵐美知

現計画の策定後に進められてきた3小学校の統合、平成26年4月、中学校2校の統合は平成30年4月、予定がそう見込まれておりますけれども、現在小学校の児童の減少に歯どめがかからない以上市内1校に向いていかざるを得ない。その状況のもと学校は地域の大事な拠点にもなり得ることを踏まえて、委員会として地域住民の皆さんにぜひ寄り添い、向き合い、理解も深める努力は惜しまないでいただきたいということをお願いいたします。さらに、答弁の中にありました総合教育会議の具体的中身とどのようなことが議題となるのか、あわせて再度伺いたいと思います。

答弁 教育長 多田豊(教育長は2019年9月まで)

総合教育会議の具体的な中身ということでありますけれども、改正された地方教育行政の組織及び運営に関する法律でありますけれども、教育の政治的中立性、継続性、安定性を確保しつつ、地方教育行政における責任の明確化、迅速な危機管理体制の構築、首長との連携強化を図ることが目的となっており、その中で総合教育会議は首長が主催をし、構成員は基本的に首長と教育委員ということになります。教育行政の大綱や教育の条件整備などの重点的な施策等について協議、調整を行う場として、首長が教育行政に果たす責任や役割が明確になることとあわせて両者が教育政策の方向性を共有し、一致して執行することが可能となる、そういった制度であります。ご理解賜りますようにお願いいたします。

質問 2番 五十嵐美知

総合教育会議の今までのご答弁で理解はしてきましたけれども、改めて思いますことは、菊島市長の責任も随分重くなるな、大変になっていくなというふうに理解いたしました。ですが、市長、ぜひよろしくお願いいたします。責任重くなりますね。③、生涯学習社会について、ア、シルバー大学校の取り組みについて伺います。地方創生の戦略で地方大学と連携があります。当市は、それに先駆け北翔大学との連携が既に進められており、体の健康運動や体力づくりなどに取り組まれ、若い学生さんと楽しい会話などをされております。今後超高齢社会を迎えることになりますが、お元気で若々しい方も多くいらっしゃいますので、多様化する高齢者のニーズに合わせ、シルバー大学など考えられるのではないかと思います。これまで地域発展に大きく貢献してくださった高齢者の皆さんに感謝の気持ちを持ちつつ、生涯にわたって人間としての尊厳を保ちながら過ごしていただけるよう願っているわけでございますけれども、教育行政としても生涯学習の実現を目指して、生涯を通じ学び続ける学習環境の整備と述べられておりますけれども、今後の高齢者ニーズに合わせた取り組みとして生涯学習社会の観点から地方大学などと連携してシルバー大学を開設して学ぶ機会が当市にあってもよいのではないかと思いますけれども、シルバー大学の取り組みについて教育長はどのような認識とお考えをお持ちなのでしょうか。お伺いいたします。

答弁 教育長 多田豊(教育長は2019年9月まで)

アのシルバー大学の取り組みについてお答えをさせていただきます。初めに、ご質問でシルバー大学という名称を用いておられますので、答弁につきましてもシルバー大学という名称を使わせていただきます。生涯を通じて学び続ける学習環境の整備ということで申し上げておられますが、子供だけでなくて高齢者に関しましても学習できる場、シルバー大学の取り組みに関して生涯学習の観点からあってもよいのではないかというご質問ですけれども、現在当市において高齢者の事業といたしましては、地域包括支援センターで行っております介護予防事業の地域まるごと元気アッププログラム、まる元をNPO法人ソーシャルビジネス推進センターとの委託によりコープさっぽろ、北翔大学との連携に基づき毎週1回行っている運動教室、北翔大学との連携事業であります市民スマイルウオーキングの参加等によって体力の維持向上、さらには人とのつながりを持つことで気持ちも明るくなるという効果をもたらしながら行われております。また、当市の老人クラブ連合会の事業も大変充実しており、運動会や生きがい事業として行っておりますコーラス教室、スポーツ、舞踊教室など、さらには各町内の老人クラブでの活動においてもまちづくり出前講座等を活用しての勉強会などを行って、皆さんが大変仲よく元気に過ごされているというふうに思います。そのような中で、市が実施する高齢者向けの生涯学習事業としてのシルバー大学に関しましては、他の市町の高齢者大学に見受けられるものといたしましては、郷土の歴史に関する講義、軽スポーツ、カラオケ、市内外の施設見学といったどちらかというと深く学術をきわめるというよりは受講者間の親睦を図るような内容のものが多く見受けられます。そこで、地方大学との連携によるということですけれども、シルバー大学と地方大学との連携を図っての講義は多少難しい点もあるのかなというふうに思いますけれども、大学自身が実施している社会貢献事業としての講師派遣事業を行っているそういった地方大学もありますので、講演的な事業につきましては可能なのかなというふうにも考えております。また、過去の赤平市の高齢者教育の状況でありますけれども、平成14年まで公民館事業として長寿大学エルム学園という名称で開講しておりました。平成9年の受講者数は137名おりましたが、平成14年度でその時点では59名というふうに減少しております。この5年間で著しい受講者の減少等により閉講というふうになった経緯がございます。今後のシルバー大学の開講に向けての取り組みにつきましては、市の老人クラブ連合会や地域の包括支援センター等で取り組んでいる事業がありますので、関係部署との協議の上、教育委員会として取り組むべき事業があれば検討させていただきたいと思いますので、ご理解をお願い申し上げます。

質問 2番 五十嵐美知

それぞれの大学の中でも社会貢献事業としてやっている大学もあるということでありますので、学ぶ心を持つということは高齢者の視野を広めると私は思うわけであります。そういう意味では、ぜひ取り組みのほどよろしくお願いいたします。④、学校教育について、アの道徳教育について伺います。子供から大人までいじめや暴力などの事件、事故がいまだに社会の中で続いており、人としての心のありようが問われております。このような背景から、学校教育において児童生徒の心の教育は重要な位置づけになるものと思います。そこで、心を育む道徳教育でありますけれども、学校教育において道徳教育は現在1週間に1度程度行われているようでありますけれども、学習指導要領の一部改正によってこれまでの道徳の時間は平成30年度から特別の教科、道徳から道徳科として実施されるようであります。これまでの内容との違いや平成30年度を待たずして前倒しで取り組めないものかも含めてお考えを伺いたいと思います。

答弁 教育長 多田豊(教育長は2019年9月まで)

それでは、道徳教育についてお答えをさせていただきます。議員ご指摘のとおり、いじめや暴力などの事件、事故が後を絶たず、人としてのありようが問われるようなこの時代であって、学校での心の教育は重要になっていると考えております。このたび文部科学省は、道徳を新しい教科として改訂学習指導要領で示し、小学校では平成30年度、中学校が31年から実施と。あわせて前倒しも可能だということになっております。指導方法については、児童生徒がみずから考え、理解し、主体的に学習に取り組むことができるようにすると定め、既に現在行っている道徳の授業での教材、私たちの道徳という教材でありますけれども、を使った読むことが中心の授業から討論や体験学習などを通じた課題解決型の考える道徳に変換するもので、評価も数値ではなく記述方式で行うとしている点がこれまでと違う点であります。そこで、前倒しでの実施ということですけれども、新指導要領では道徳を特別の教科として国の基準に沿った検定教科書を使用することになっており、その教科書作成の指針や検定基準の策定が今後示されること、それからまた評価等の具体的な方法も今年度中をめどに決めるということからして、先取り授業は可能であっても教科書作成から使用まで3年程度必要であり、新指導要領下での実施については教材の研究や指導、評価法など相当な準備が必要でありますので、しっかりとした指針が示され、準備をした上での実施が何よりも肝要だというふうに思います。いずれにいたしましても、子供たちへの心の教育は重要であります。教科化の有無にかかわらず、将来の教科化を視野に現在の道徳の授業の一層の充実を図りながら、人としての基本である思いやりの心を育てる教育を各学校における教科を含め、学校活動全体を通して育むように努めてまいりますので、ご理解を賜りますようによろしくお願いいたします。

質問 2番 五十嵐美知

道徳というものから科になって、専門的に向き合っていくということでは、現場の先生方がこのことをしっかりわからないといけないし、自分のものにもしていかなければいけない。そういう意味で、この道徳の教科への準備に向けて、教育長は現場である職員の理解度をどのように捉えているのかなということをまず伺っておきたいと思います。

答弁 教育長 多田豊(教育長は2019年9月まで)

最初に申し上げましたように、これから取り組まれる教科、新しい形での教科でありますので、道徳を教科化する改訂学習指導要領によってそういう意味ではより高度な学習内容となり、教員の資質の向上はこれまで以上に求められることになるというふうに考えております。そのため現在においても関係する研究会や研修会への参加に努めておりますけれども、今後さらに実施される各種研修会の機会や校内研修などを通じて、効果的な指導に資するようその理解と向上を図ってまいりたいというふうに思っておりますので、ご理解賜りますようにお願いいたします。

質問 2番 五十嵐美知

やっぱり学校教育は現場の先生方大事でありますので、その点教育委員会としてもぜひ力になってあげていただきたいと思います。この心の教育については、心を育む、また心の豊かさが人間形成に欠かせない重要なテーマというふうに思います。小さなときの生き方が大人になって、大人の社会の中でさまざまな影響を及ぼしているということであります。その意味で最後に私の好きな言葉、心こそ大切なれということを申し添えて、この言葉を贈って終わります。

出典:赤平市議会 平成27年第2回定例会 2015年6月25日 議事録 PDF(47ページ) 間違いを知らせる