赤平市議会 平成26年第2回定例会 2014年6月12日
人口減少対策について
2014年6月12日、赤平市議会の一般質問で、菊島好孝議員が「人口減少対策について」質問し、社会福祉課長 永川郁郎、企画財政課長 伊藤寿雄が答弁しました。
- 質問者
- 菊島好孝 議員
- 答弁者
- 社会福祉課長 永川郁郎、企画財政課長 伊藤寿雄
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は会議録の議事日程の表記です。
質問 7番 菊島好孝
通告に基づきまして、一般質問をさせていただきます。ご答弁のほどよろしくお願いいたします。まず初めに、人口減少対策について、①の第3子からの経済支援についてお伺いをさせていただきたいと思います。最近全国各地で人口統計の推移について問題になっておりますことは、ご承知のとおりだというふうに思います。人口の減少がこのまま続けば、地方の危機を招いて日本の半数の市町村が行政サービスの維持が困難になってくると、そして自治体が消えていってしまうと、そういう問題が話題になっております。そういうことからすると、統計上によると約900の自治体が消滅すると、そういう可能性があるというふうにも言われております。その処方箋は何であるかというと、少子化対策の充実であり、地方中枢都市の重点的整備、そして今私たちが行っている広域連携であります。東京だとか札幌だとか、そういう大都市の一極化を防いで、私たち自身が自分のまちに何が必要なのかと、どんなことができるのかと、私たちの役割は何なのだということを考えていかなければならないと思っております。10年前に平成の大合併がありました。あのときは、当市も5市5町ということの中で合併を試みたわけですけれども、それが破綻になってしまったと。合併したまちは、例えば3つのまちが合併して3つのまちの特別交付金をいただきながらこの10年間やっていたわけですけれども、その中で本当に合併して頑張ったところは何とかまたその力を発揮して生き残っていけるでしょうけれども、その交付金を何なり今までと同じような使い方をしていた合併したまちというのは私たちの赤平より今後10年経過すればもっともっと苦しい、そんなまちになっていくのでないかなというふうにも考えます。そこで、私たち赤平のまちのように合併は破綻になったけれども、苦境を乗り越えた、そんなまちこそ私は考える力を持っているというふうに思います。高尾市政は、財政再生団体にならないための努力が実りました。大きな成果であります。その功績は、市民も認めるところであるというふうに思っております。しかし、その陰には、言葉は悪いかもしれません。ですけれども、犠牲になった市の職員、病院関係者、さらに忘れてはならないのは早期退職者の方々であります。そういう方々のためにも、赤平市は吸収されたりなくなったりしてはいけないのです。10年、20年、そんな先を見据えて人口が1万人になろうと、あるいは8,000人になろうと、その方々が赤平にいる限り、そしてまた残された子供たちのためにも赤平市は存続しなければなりません。この問題が最大の課題であるというふうに思っておりまして、人口減少問題についての質問をさせてもらっております。この人口減少に歯どめをかけるためにも、対策として若者たちが子供を産める、そんな環境を整えてあげることが大事だというふうに私は思います。そこで、第3子の経済支援として150万、金額はいろいろあると思いますけれども、私が今考えるのは第3子には150万、そして第4子には200万、これぐらいの助成をしてでも子供を産む環境をつくって人口減少対策を行っていくということを考えましたけれども、いかがでしょうか、ご質問させていただきます。
答弁 社会福祉課長 永川郁郎(社会福祉課長は2016年3月まで)
お答えいたします。人口減少対策は、当市における最大の課題でありますことから、市民の皆様が安心して子供を産み育てることができる環境づくりは対策の一つとして大変重要と考えております。当市の今年度の子育て支援策につきましては、中学生以下の医療費自己負担額の無料化の継続を初め、平成27年度から予定される子ども・子育て支援新制度の実施に向けて子ども・子育て支援事業計画を策定をしてまいります。また、この事業計画の策定に向けた基礎資料とするため、昨年末に小学生以下の世帯を対象としたアンケート調査を行いましたが、自由意見では医療費の無料化が大変よいという評価が数多くございましたが、一方では保育料が高いというご意見も多数見られました。当市の保育料は、国の基準を参考にして平成23年4月から入所児童を対象として第2子を半額、第3子からは無料としているところでございますが、管内では独自の施策として第2子から無料としている自治体や保育料負担金及び幼稚園授業料の負担相当分を全額商品券で交付している自治体もございます。このほか、全国的にも第3子以降を対象とした出産祝金や小学校入学時に就学給付金を支給するなど、自治体によってさまざまな子育て支援の取り組みが行われております。当市では、先ほど申し上げましたアンケート調査に基づき保護者の就労状況やサービスの利用実態、子育てに関する保護者の意識等を把握するとともに、子ども・子育て会議の意見を伺いながら子育てに優しい環境づくりを目指してソフト事業、ハード事業の両面にわたって検討してまいりますので、ご理解賜りますようお願い申し上げます。
質問 7番 菊島好孝
ただいまの答弁の中で、保育料では第3子を無料化しているということでございます。この子供の数を数える考え方、3子についての考え方と直近のそういう方が赤平市内にもいるのであればそういう方々の人数はどのぐらいあるのかということをちょっとお聞きしたいのですけれども、お願いいたします。
答弁 社会福祉課長 永川郁郎(社会福祉課長は2016年3月まで)
1子目、2子目の考え方でございますけれども、保育所設置条例施行規則に基づきましてあくまで入所、入園児童を対象としていますことから、例えば第1子が小学生で第2子が保育所に入所しているような場合、保育料の計算上は入所児童を第1子として計算をしております。また、対象者数でありますけれども、6月3日現在で第2子が15名、第3子が3名となっております。
質問 7番 菊島好孝
課長の説明は、子供第3子に対する説明というのは理解できますけれども、私が求める第3子というのはちょっと違うのかなというふうに思いまして、保育所の多子世帯に対するそういう負担軽減策については今課長の答弁で理解をさせていただきました。国は、骨太の方針の中で少子化対策として第3子以降の出産、あるいは育児、そして教育と、こういうことを重点支援していくことを掲げた報道が先日なされております。そういう重点支援を掲げたと報道されたのですけれども、赤平市もこういう情報を先取りして今から考えていかなければならないのではないかということで、私も第3子に今150万、第4子に200万と言ったのはこういう部分での子供に対する支援の意味でお話を述べさせてもらいました。時期尚早だというふうに思うかもしれませんけれども、この件に関してもし今の時点で何かお考えがあるのであればお聞きしたいなというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。
答弁 社会福祉課長 永川郁郎(社会福祉課長は2016年3月まで)
現時点におきましては、具体的なものはございませんけれども、少子化対策につきましては国と地方が一体となって取り組まなければならない重要課題でございますので、こうした国の方針を十分に踏まえた上で当市としての施策を検討してまいりたいと考えております。以上です。
質問 7番 菊島好孝
わかりました。先ほどの答弁にもございましたけれども、そういうことで頑張っていただきたいというふうに思います。もう一方で、この人口減少社会において雇用の場の創設、これが必要とされているというふうに言われています。幸いにして赤平市には雇用の場がある程度以上のものが確保されているというふうに思っております。前にも述べたように、若者の人口定着を図ること、それから子供の産める環境を整えることが大事であるというふうに思っておりますので、平成27年度から予定されるであろう子ども・子育て支援事業計画の策定、この中にぜひ今の件を考えて盛り込んでいっていただきたいなと。子供を産める環境をつくるまちというのは、残れるまちというふうに判断をしております。聞くところによると、約17億円の財政調整基金もできました。そんな中でこの子たちに投資する金額、仮に150万円の第3子が10人いた、1,500万です。200万の支援する子供たちがいたと、10人いたということになれば、これ2,000万です。3,500万です、20人で。そのぐらいのお金は、赤平として今後の人口減少問題に対して若者たちに子供を産める環境の場を提供してあげてそのぐらいの投資をするのは、僕は決して高いものでないというふうに思っております。そういうことで、ぜひ27年度策定に向けては以上のことから私が今お願いしたことを策定できるようなことで努力をしていっていただきたいなというふうに思います。続きまして、人口減少対策の②としまして民間戸建て住宅も含めた支援についてお伺いをさせていただきます。移住、定住の促進と地域経済を活性化しようと、こういう目的を持ってことしの4月より高尾市政の目玉政策として実施されている人口減少問題に対する助成事業でありますけれども、この助成の内容については先ほどから報道されているようにまごころ商品券の助成、大変工夫を凝らした配慮がうかがえるものだというふうに理解をしております。また、申し込みの資格の対象要件の中には、26年の4月以降新たに市内の民間賃貸住宅に住んで、その場所に世帯全員が住民登録をしている世帯と、こういうふうにあります。また一方で、住宅の要件の中で賃貸を目的に居住用に建設された1棟2戸以上の建物と、そういうふうに限定をされております。一戸建て住宅は該当しないと、こういうことでありますが、本来この助成事業の目的は前にも述べたように若者の定住人口の増加、これを図るためのものであって、一人でも多くの若者が当市に定住するということを目的にした事業であります。そこで、一戸建て住宅もぜひ人口の定着のために、例えば結婚してよそのまちから赤平に住もうという人が入れるような、そういうようなことも考慮してぜひ一戸建て住宅もこの対象に入れていただけないかというふうに考えるわけですけれども、この件についてはいかがお考えでしょうか。
答弁 企画財政課長 伊藤寿雄
民間戸建て住宅を賃貸された方に対する支援のご質問でございますが、本年4月からスタートした赤平市民間賃貸住宅家賃助成事業につきましては移住、定住の促進と地域活性化を目的として地元企業への訪問や広報あかびら、市ホームページなどを通じましてPRを行い、実施しておりますが、今月中に1世帯の対象が見込まれるものの、なかなか成果が得られない状況であります。当市は、公的住宅の空き家は多数存在いたしますが、民間賃貸集合住宅の空き家が極端に少ないことが成果に結びつけない大きな要因と考えられます。このため、議員のご質問にもございました現在民間賃貸住宅家賃助成事業の対象外となっている一戸建て住宅につきましても平成27年の国勢調査が実施されることを踏まえ、人口減少対策を講じるため本助成事業の対象とし、移り住みをご検討される方の選択肢の拡大を図ってまいりたいと思います。なお、改正時期につきましては、現在個人住宅の売却や賃貸の住宅情報を提供するための作業に当たっておりまして、この情報提供と同時にPRすることが効果的であるというふうに考えておりますので、助成事業実施要綱の改正内容を検討し、できるだけ早い時期に実施できるよう作業を進めてまいりたいと思いますので、ご理解を賜りますようお願いいたします。
質問 7番 菊島好孝
ご丁寧な答弁だったと思います。本来は、私自身もこの場でこういう質問をするというのは大変失礼だというふうに理解をしております。今始まったばかりの、決定して始まったばかりの事業なのに、もう策定の変更かいというふうに言われても仕方がないなと、もっと前の討論で自分自身もっと真剣にこの部分を追及すればよかったかなというふうに本当に反省しております。ただ、そういうことがよかったと気づいたときには、やっぱり早く行動を起こしてそういうものに取り組んでいくという、そういう姿勢が私は大事だというふうに思っております。人口減少対策の歯どめの部分だというふうに思っておりまして、あえてこの質問をさせていただきました。申しわけありませんが、ご配慮のほどよろしくお願いしたいというふうに思います。